JP2018180856A - 情報提供プログラム、情報提供方法及び情報提供装置 - Google Patents

情報提供プログラム、情報提供方法及び情報提供装置 Download PDF

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Abstract

【課題】保険契約者が保険を有効に活用できるようにする。【解決手段】実施形態の情報提供装置は、ユーザ識別情報の入力を受け付けた場合、ユーザ識別情報に対応するユーザが契約する保険情報を管理する第1のサーバに対して保険情報の送信を依頼する。また、情報提供装置は、ユーザ識別情報の入力を受け付けた場合、ユーザの医療機関での診察に基づく医療情報を管理する第2のサーバに対して医療情報の送信を依頼する。また、情報提供装置は、第1のサーバから保険情報を受信するとともに、第2のサーバから医療情報を受信し、受信した保険情報と、医療情報を比較して、医療情報に含まれる保険の適用が可能な支払い項目を出力する。【選択図】図3

Description

本発明の実施形態は、情報提供プログラム、情報提供方法及び情報提供装置に関する。
国民の医療費の増大は重大な社会問題であり、将来の不安から今やほぼ全ての世帯が、民間生命保険会社が販売する医療保険又はガン保険(以降、保険という)に加入している。また、従来、保険を効率的に運用するための技術が知られている。例えば、医療機関の端末と、保険会社の端末と、金融機関の端末とをネットワークで接続し、患者の医療データ及び保険に関する情報に基づき、保険会社の口座から医療機関の口座への振り込み依頼を金融機関の端末に対して行うシステムが知られている。
特開2004−126793号公報 特開2013−003750号公報 特開2013−164757号公報
しかしながら、上記の従来技術では、保険契約者が保険を有効に活用できない場合がある。従来技術は、保険会社が保険金請求を受けた後の手続きを効率化するものであるため、保険契約者が保険を有効に活用できるようにすることは困難である。
1つの側面では、保険契約者が保険を有効に活用できるようにすることを目的とする。
第1の案では、情報提供プログラムは、ユーザ識別情報の入力を受け付けた場合、前記ユーザ識別情報に対応するユーザが契約する保険情報を管理する第1のサーバに対して前記保険情報の送信を依頼する。また、情報提供プログラムは、前記ユーザの医療機関での診察に基づく医療情報を管理する第2のサーバに対して前記医療情報の送信を依頼する処理をコンピュータに実行させる。また、情報提供プログラムは、前記第1のサーバから前記保険情報を受信するとともに、前記第2のサーバから前記医療情報を受信する処理をコンピュータに実行させる。また、情報提供プログラムは、受信した前記保険情報と、前記医療情報を比較して、前記医療情報に含まれる保険の適用が可能な支払い項目を出力する処理をコンピュータに実行させる。
本発明の1実施態様によれば、保険契約者が保険を有効に活用できる。
図1は、実施形態にかかる情報提供システムを説明する説明図である。 図2は、実施形態にかかるユーザ端末の機能構成例を示すブロック図である。 図3は、実施形態にかかる情報提供装置の機能構成例を示すブロック図である。 図4は、認証情報を説明する説明図である。 図5は、保険情報を説明する説明図である。 図6は、保険情報を説明する説明図である。 図7は、医療情報を説明する説明図である。 図8は、傷病情報を説明する説明図である。 図9は、手術情報を説明する説明図である。 図10は、マッチング処理について説明する説明図である。 図11は、ポータル画面の一例を示す図である。 図12は、診療後画面の一例を示す図である。 図13は、治療後画面の一例を示す図である。 図14は、治療後画面の一例を示す図である。 図15は、情報提供に関する処理の一例を示すシーケンス図である。 図16は、実施形態にかかる情報提供装置のハードウエア構成例を示すブロック図である。
以下、図面を参照して、実施形態にかかる情報提供プログラム、情報提供方法及び情報提供装置を説明する。実施形態において同一の機能を有する構成には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。なお、以下の実施形態で説明する情報提供プログラム、情報提供方法及び情報提供装置は、一例を示すに過ぎず、実施形態を限定するものではない。また、以下の各実施形態は、矛盾しない範囲内で適宜組みあわせてもよい。
図1は、実施形態にかかる情報提供システムを説明する説明図である。図1に示すように、情報提供システム1は、ユーザ端末10a、ユーザ端末10b、及び各ユーザ端末と接続された情報提供装置20を有する。また、情報提供装置20は、保険情報管理システム30及び医療情報管理システム40と接続されている。情報提供システム1において、ユーザ端末10、情報提供装置20、保険情報管理システム30及び医療情報管理システム40は、インターネット、LAN(Local Area Network)などの通信ネットワークを介して互いに通信可能に接続されている。
具体的には、ユーザ端末10a及びユーザ端末10bは、PC(Personal Computer)、スマートフォン、タブレット端末などを適用できる。また、情報提供装置20は、クラウド上のサーバ装置を適用できる。また、保険情報管理システム30及び医療情報管理システム40は、サーバ装置を適用できる。なお、以降の説明で、ユーザ端末10a及びユーザ端末10bについて、それぞれを区別しない場合、単にユーザ端末10と呼ぶ。
また、情報提供装置20は、保険情報管理システム30及び医療情報管理システム40から取得した情報に基づいて、ユーザ端末10に情報を提供する。情報提供装置20は、一例として、保険契約者である地方在住の父や、当該保険契約者の家族である都内在住の息子に保険情報及び医療情報を提供する。このように、情報提供装置20によれば、保険契約者と家族との間で情報を共有することが可能となる。
保険情報管理システム30は、生命保険会社等のシステムであり、保険契約者の情報の管理等に用いられる。また、保険情報管理システム30には、例えば保険会社の従業員が操作する端末等から情報が入力される。保険情報管理システム30は、保険契約者情報301や、保険商品情報302等を記憶する。例えば、保険契約者情報301には、保険契約者を識別するID、保険契約者ごとの証券番号、保険商品、保険金の支払い履歴などが格納されている。また、例えば、保険商品情報302には、保険商品を識別するID、保険商品ごとの保障内容などが格納されている。
医療情報管理システム40は、医療機関等のシステムであり、患者の情報の管理等に用いられる。また、保険情報管理システム30には、例えば病院、薬局等の各機関のほか、測定器等から情報が入力される。医療情報管理システム40は、患者情報401や、カルテ情報402などを記憶する。例えば、患者情報401には、患者を識別するID、患者ごとの健康保険番号、患者の身長、体重、血液に関する情報などが格納されている。また、例えば、カルテ情報402には、患者の診療履歴ごとの診療日、診察内容、病名、手術名などが格納されている。また、医療情報管理システム40が記憶する情報には、さらに、レセプト、健診結果、お薬手帳、バイタル情報、生活情報等が含まれていてもよい。
図2は、実施形態にかかるユーザ端末の機能構成例を示すブロック図である。図2に示すように、ユーザ端末10は、入力部11、表示部12、通信部13、記憶部14及び制御部15を有する。
入力部11は、入力装置などからのユーザの操作入力を受け付けるUI(ユーザ・インタフェース)である。また、表示部12は、モニタなどへの画面表示を行う。また、通信部13は、ネットワークを介して、他の外部装置とデータ通信を実行する装置である。記憶部14は、例えば半導体メモリなどであり、各種情報を記憶する。制御部15は、ユーザ端末10における各種動作を制御する。
制御部15は、要求部151を有する。制御部15は、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)などによって実現できる。また、制御部15は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)などのハードワイヤードロジックによっても実現できる。
要求部151は、情報提供装置20に、ユーザの認証処理を実行することを要求する。このとき、要求部151は、ユーザ識別情報を情報提供装置20に送信する。ユーザ識別情報は、例えば、ユーザID及びパスワードである。また、ユーザ識別情報は、ユーザによって入力されてもよいし、記憶部14に記憶されていてもよい。また、ユーザ識別情報は、マイナンバーであってもよい。
図3は、実施形態にかかる情報提供装置の機能構成例を示すブロック図である。図3に示すように、情報提供装置20は、通信部21、記憶部22及び制御部23を有する。
通信部21は、ネットワークを介して、他の外部装置とデータ通信を実行する装置である。記憶部14は、例えば半導体メモリなどであり、認証情報221、保険情報222、医療情報223、傷病情報224及び手術情報225を記憶する。
図4は、認証情報を説明する説明図である。図4に示すように、認証情報221には、ユーザID、パスワード、ニックネーム、証券番号及び健康保険番号などが格納されている。ニックネームは、ユーザ端末10、保険情報管理システム30、医療情報管理システム40等に係る画面や印刷物等に、ユーザの氏名の代わりに表示される場合がある。証券番号は、保険情報管理システム30においてユーザを識別する番号である。また、健康保険番号は、医療情報管理システム40においてユーザを識別する番号である。
図4に示すように、認証情報221には、例えば、ユーザIDが「U111222」であるユーザのパスワードは「xxxxxx」であり、ニックネームは「鶴彦」であることが記憶されている。また、認証情報221には、例えば、ユーザIDが「U111222」であるユーザの証券番号は「S77778888」であり、健康保険番号は「K4444455555」であることが記憶されている。
保険情報222は、認証したユーザの保険に関する情報である。例えば、情報提供装置20は、ユーザの認証が成功すると、当該ユーザの証券番号をキーとして、保険に関する情報を保険情報管理システム30から取得し、取得した情報を一時的に保険情報222として記憶部22に記憶させる。保険情報222には、保険契約者に関する情報と保険商品に関する情報とが含まれる。保険情報222は、保険契約者に関する情報及び保険商品に関する情報のそれぞれに対応したテーブルを別々に有していてもよい。
図5は、保険情報を説明する説明図である。図5は、特に、保険情報222のうち保険契約者に関する情報を説明する図である。保険情報222には、保険契約者に関する情報として、ユーザID、証券番号、商品コード、入院給付条件、入院日額などが格納されている。ユーザID及び証券番号は、ユーザを識別するための情報である。商品コードは、ユーザが加入している保険商品を識別するコードである。入院給付条件及び入院日額は、入院時に保険金が支払われる条件及び日額であり、ユーザの基本的な保障内容の例である。
以降の説明で、「支払い」とは、保険金が保険契約者に支払われることを指すものとする。また、「費用」とは、医療サービスを受けたことによって発生した医療費を指すものとする。また、「支払い項目」とは、保険が適用される可能性がある医療サービスの履歴の項目である。
例えば、保険契約者が医療機関で診察を受けた場合、医療機関は保険契約者に費用を請求する。このとき、診察という支払い項目が保険適用の対象になる場合、保険会社は、費用のうちの所定の割合を保険契約者に保険金として支払う。
図5に示すように、保険情報222の保険契約者に関する情報には、例えば、ユーザIDが「U111222」であるユーザの証券番号は「S77778888」であり、加入している商品の商品コードが「999」であることが記憶されている。また、保険情報222の保険契約者に関する情報には、例えば、ユーザIDが「U111222」であるユーザの入院給付条件は「1」であり、入院日額は「15,000」であることが記憶されている。なお、入院給付条件は、内容ごとに予め定められた区分で表される。例えば、入院給付条件が「1」である場合、病名にかかわらず1日目から入院給付金が支払われる。
図6は、保険情報を説明する説明図である。図6は、特に、保険情報222のうち保険商品に関する情報を説明する図である。保険情報222には、保険契商品に関する情報として、商品コード、手術コード、手術給付率などが格納されている。商品コードは、保険商品を識別するコードである。手術コードは、手術を識別するコードである。手術給付率は、手術ごとの入院日額に対する給付率である。また、保険情報222の手術コード及び手術給付率の項目の数は可変であってもよい。これは、手術コードの数は保険商品によって異なるためである。
図6に示すように、保険情報222の保険商品に関する情報には、例えば、商品コードが「999」である保険商品の手術コード(1)は「K0462」であり、手術給付率(1)は「500」であることが記憶されている。また、保険情報222の保険商品に関する情報には、例えば、商品コードが「999」である保険商品の手術コード(2)は「K0463」であり、手術給付率(2)は「500」であることが記憶されている。
医療情報223は、認証したユーザの医療に関する情報である。例えば、情報提供装置20は、ユーザの認証が成功すると、当該ユーザの健康保険番号をキーとして、医療に関する情報を医療情報管理システム40から取得し、取得した情報を一時的に医療情報223として記憶部22に記憶させる。
図7は、医療情報を説明する説明図である。医療情報223には、ユーザID、健康保険番号、診察日、傷病コード、名目、内容、費用、手術候補及び入院日数候補などが格納されている。ユーザID及び健康保険番号は、ユーザを識別するための情報である。診察日、傷病コード、名目、内容及び費用は、ユーザが医療機関で医療サービスを受けた際の履歴である。また、手術候補及び入院日数候補は、診察結果等に基づいて病院等から候補として提示される手術の手術コード及び入院日数である。また、医療サービスには、診察、手術入院、薬の処方等が含まれる。また、医療情報223の手術候補及び入院日数候補の項目の数は可変であってもよい。これは、手術候補の数は傷病や診察結果等によって異なるためである。
図7に示すように、医療情報223には、例えば、ユーザIDが「U111222」であるユーザの健康保険番号は「K4444455555」であり、「20170225」に医療サービスを受けたことが記憶されている。また、医療情報223には、診察の際の傷病コード、名目、内容及び費用が、それぞれ「S4201」、「富士病院」、「手術入院」及び「40,000」であったことが記憶されている。また、医療情報223には、手術候補(1)が「K0463」であり、入院日数候補(1)が「4」であることが記憶されている。また、医療情報223には、手術候補(2)が「K0443」であり、入院日数候補(2)が「4」であることが記憶されている。また、医療情報223には、手術候補(3)が「K0472」であり、入院日数候補(3)が「10」であることが記憶されている。
傷病情報224は、傷病に関する情報である。図8は、傷病情報を説明する説明図である。傷病情報224には、傷病コード、傷病名称、対応手術コード及び平均的医療費などが格納されている。傷病コードは、傷病を識別するための情報である。傷病名称は、傷病コードごとの傷病の名称である。対応手術コードは、傷病に対応した手術コードの候補である。平均的医療費は、予め設定された傷病ごとの平均的な医療費である。
図8に示すように、傷病情報224には、例えば、傷病コードが「S4201」である傷病の傷病名称は「左鎖骨遠位端骨折」であり、対応手術コードは「K0463,K0443,K0472」であることが記憶されている。また、傷病情報224には、例えば、傷病コードが「S8501」である傷病の傷病名称は「脳梗塞」であり、平均的医療費は「250万円/年」であることが記憶されている。
なお、傷病情報224は、情報提供装置20に記憶されていなくてもよい。例えば、情報提供装置20は、傷病情報224を、必要に応じて保険情報管理システム30、医療情報管理システム、又は他のシステムから取得するようにしてもよい。また、医療情報223の手術候補(1)〜(3)は、傷病コードをキーとして傷病情報224から取得した対応手術コードであってもよい。
手術情報225は、手術に関する情報である。図9は、手術情報を説明する説明図である。手術情報225には、手術コード、手術名称、手術費用などが格納されている。手術コードは、手術を識別するための情報である。手術名称は、手術コードごとの手術の名称である。手術費用は、手術コードごとの費用である。
図9に示すように、手術情報225には、例えば、手術コードが「S0463」である手術の手術名称は「骨折観血的手術[鎖骨]」であり、手術費用は「20,000」であることが記憶されている。
制御部23は、情報提供装置20における各種動作を制御する。制御部23は、認証部231、依頼部232、受信部233、作成部234、計算部235及び出力部236を有する。制御部23は、CPUやMPUなどによって実現できる。また、制御部23は、ASICやFPGAなどのハードワイヤードロジックによっても実現できる。
認証部231は、ユーザ端末から送信されたユーザ識別情報を基に、ユーザの認証を行う。認証部231は、ユーザ識別情報に含まれるユーザID及びパスワードの組み合わせが、認証情報221に対応づけられて格納されているか否かを判定することで認証を行う。その後、認証部231は、ユーザ識別情報を依頼部232に入力する。
依頼部232は、ユーザ識別情報の入力を受け付けた場合、ユーザ識別情報に対応するユーザが契約する保険情報を管理する第1のサーバに対して保険情報の送信を依頼する。保険情報管理システム30は、第1のサーバの一例である。
また、依頼部232は、ユーザ識別情報の入力を受け付けた場合、ユーザの医療機関での診察に基づく医療情報を管理する第2のサーバに対して医療情報の送信を依頼する。医療情報管理システム40は、第2のサーバの一例である。
受信部233は、第1のサーバから保険情報を受信するとともに、第2のサーバから医療情報を受信する。ここで、受信部233は、受信した保険情報及び医療情報を、それぞれ保険情報222及び医療情報223として記憶部22に格納する。また、出力部236は、受信した保険情報222と、医療情報223を比較して、医療情報に含まれる保険の適用が可能な支払い項目を出力する。
ここで、図10を用いて、出力部236が保険情報222と医療情報223とを比較する際に行うマッチング処理について説明する。図10は、マッチング処理について説明する説明図である。まず、出力部236は、医療情報223を参照し、手術候補及び入院日数候補を取得する。ここでは、図7に示すように、医療情報223には、手術候補(1)〜(3)、及び入院日数候補(1)〜(3)が格納されていることとする。以降、手術候補(1)〜(3)、及び入院日数候補(1)〜(3)を支払い項目とする。
次に、出力部236は、保険情報222を参照し、手術候補(1)〜(3)の手術コードが、ユーザが契約している保険商品の保障内容に含まれているか否かを確認する。また、出力部236は、保険情報222を参照し、ユーザの入院給付条件が、入院時に保険金が支払われるものであるか否かを確認する。
そして、出力部236は、手術候補(1)〜(3)のうち、手術コードが保障内容に含まれているものについては、「適用可」と判定する。一方、出力部236は、手術候補(1)〜(3)のうち、手術コードが保障内容に含まれていないものについては、「適用不可」と判定する。
また、ユーザの入院給付条件が、入院時に保険金が支払われるものである場合、入院日数候補(1)〜(3)について「適用可」と判定する。また、ユーザの入院給付条件が、入院時に保険金が支払われるものでない場合、入院日数候補(1)〜(3)について「適用不可」と判定する。
図10の例において、手術コード「K0463」は、図6に示すように、保険情報222に手術コード(2)として含まれているため、出力部236は、手術候補(1)を「適用可」と判定する。また、図5に示すように、ユーザの入院給付条件は「1」であり、病名にかかわらず1日目から入院給付金が支払われるものであるため、出力部236は、入院日数候補(1)を「適用可」と判定する。
また、出力部236は、所定の計算式により、「適用可」と判定した支払い項目の支払い金額を計算する。例えば、出力部236は、手術候補(1)の支払い金額を、保険情報222の入院日額に手術給付率(2)を乗じることによって計算する。この場合、図10に示すように、出力部236は、手術候補(1)の支払い金額を、「日額15,000×500%=75,000」と計算する。
また、出力部236は、保険の適用が可能な支払い項目だけでなく、全ての支払い項目を保険の適用可否とともに出力してもよい。このとき、作成部234は、医療情報に基づいて、ユーザが医療機関で受けた医療サービスの履歴の一覧を作成する。出力部236は、履歴の一覧と保険情報とを比較して、履歴の一覧に対応する支払い項目を、保険の適用可否とともに出力する。また、出力部236は、保険の適用が可能な支払い項目を、保険金が支払い済みであるか否かを示す情報とともに出力する。なお、出力部236は、支払い項目ごとに、保険金が支払い済みであるかを、保険情報管理システム30の保険契約者情報301から取得する。
計算部235は、予め定められた特定の病気ごとのユーザがかかるリスクを示すスコアを、医療情報223を基に計算する。また、出力部236は、特定の病気のうち、スコアが閾値以上である病気の一覧を、保険情報222から取得した病気ごとの保険の適用の可否を示す情報とともにさらに出力する。ここで、特定の病気とは、例えば傷病情報224に含まれる病気である。また、計算部235は、医療機関や保険会社から提供される既存の計算モデルを用いてスコアの計算を行ってもよい。また、計算部235は、医療情報管理システム40等から取得した情報を基に、所定の手法を用いて構築した計算モデルを用いて計算を行ってもよい。
ここで、出力部236は、マッチング処理の結果に関する情報、及びスコアが閾値以上である病気の一覧に関する情報をユーザ端末10に出力する。そして、ユーザ端末10の表示部12は、出力部236によって出力された情報を、ポータル画面に表示する。図11は、ポータル画面の一例を示す図である。
図11に示すように、表示部12は、ポータル画面の健康状態表示領域121に、ユーザのニックネーム及び直近の健康状態を表示する。健康状態には、例えば、血糖、血圧、尿酸、体重等の値が含まれる。また、右向き矢印のアイコンがクリックされると、表示部12は、ユーザの健康状態に関する詳細画面を表示する。
また、表示部12は、ポータル画面の病歴表示領域122に、出力部236によるマッチング処理の結果に関する情報を表示する。表示部12は、ポータル画面の病歴表示領域122に、履歴ごとの日付、名目、内容、費用を表示する。また、詳細クリック欄のアイコンは、マッチングの結果に基づく情報等を示している。また、右向き矢印のアイコンがクリックされると、表示部12は、全履歴を表示する。
また、図11の例では、表示部12は、1つの履歴に対し1つの支払い項目を表示しているが、1つの履歴に対し複数の支払い項目を表示してもよい。例えば、1度の通院で診察及び手術入院の両方を受けた場合、表示部12は、内容を「診察及び手術」などとし、費用の合計を表示してもよいし、診察及び手術に対応する費用をそれぞれ異なる行に表示してもよい。
医療情報223に支払い項目に対応する手術候補又は入院日数候補が存在している場合、表示部12は、当該支払い項目に対応する行にアイコン122aを表示する。また、アイコン122aがクリックされると、表示部12は、診察後画面を表示する。また、マッチング処理の結果が「適用可」であり、保険金が支払い済みである場合、表示部12は、当該支払い項目に対応する行にアイコン122bを表示する。また、アイコン122bがクリックされると、表示部12は、治療後画面を表示する。また、マッチング処理の結果が「適用可」であり、保険金が支払い済みでない場合、表示部12は、当該支払い項目に対応する行にアイコン122cを表示する。また、アイコン122cがクリックされると、表示部12は、治療後画面を表示する。また、マッチング処理の結果が「適用不可」である場合、表示部12は、当該支払い項目に対応する行にアイコン122a、122b及びアイコン122cのいずれも表示しない。
例えば、図11のポータル画面は、保険契約者が10/12に富士病院で受けた手術入院の費用が¥70,000であり、保険金が支払い済みであることを示している。また、図11のポータル画面は、保険契約者が2/25に行った富士病院で受けた手術入院の費用が¥40,000であり、保険金が支払い済みでないことを示している。
また、表示部12は、ポータル画面の病気リスク表示領域123に、出力部236によって出力された病気の一覧、及び病気ごとの保険の適用の可否を示す情報を表示する。表示部12は、ポータル画面の病歴表示領域122に、病気ごとの病名、リスク、医療費を表示する。また、詳細クリック欄のアイコンは、保険の適用の可否を示している。また、右向き矢印のアイコンがクリックされると、表示部12は、全病気の一覧を表示する。リスクは、計算部235によって計算されたスコアに基づく値である。また、医療費は、傷病情報224の平均的医療費である。
表示部12は、病気への保険の適用が可能である場合、アイコン123aを表示する。アイコン123aがクリックされると、表示部12は、保険の適用条件や支払い金額のシミュレーション画面を表示する。また、表示部12は、病気への保険の適用が不可能である場合、アイコン123bを表示する。アイコン123bがクリックされると、表示部12は、当該病気へ適用可能なおすすめ商品を紹介し、保険の適用条件や支払い金額のシミュレーション画面を表示する。
例えば、図11のポータル画面は、保険契約者が脳梗塞にかかるリスクが1.25倍であり、かかった場合の医療費が250万円/年であり、保険の適用が可能であることを示している。また、図11のポータル画面は、保険契約者が糖尿病にかかるリスクが1.16倍であり、かかった場合の医療費が3.6万円/月であり、保険の適用が可能であることを示している。
また、アイコン124がクリックされると、メール、チャット、電話等による問い合わせ機能が起動する。例えば、アイコン124がクリックされると、問い合わせ先として保険会社のメールアドレスが入力された状態でメールクライアントが起動する。また、アイコン124がクリックされた際に起動する問い合わせ機能の問い合わせ先は、医療機関であってもよいし、保険契約者の家族であってもよい。
図12は、診療後画面の一例を示す図である。図12に示すように、表示部12は、診療後画面に、医療情報223の手術候補の一覧を表示する。また、表示部12は、診療後画面に、手術候補ごとの手術及び入院のそれぞれについて、費用及び保障を表示する。保障とは、手術及び入院に対する保険の支払い金額である。これにより、保険契約者は、保険を考慮したうえで治療方法の検討を行うことができる。例えば、図12の診療後画面は、保険契約者が骨折観血的手術[鎖骨]による治療を受けた場合の費用が40,000円であり、その際の保障が135,000円であることを示している。
図13は、治療後画面の一例を示す図である。図13は、保険金が支払い済みである場合の治療後画面の一例である。図13に示すように、保険金が支払い済みである場合、表示部12は、治療後画面に費用及び保障を表示し、また、表示部12は、保険金の支払いが行われた金融機関や金額に関する情報を表示する。例えば、図13の治療後画面は、保険契約者が難治性骨折超音波治療法による治療を受けたときの費用が70,000円であり、その際、150,000円の保険金が支払われたことを示している。
図14は、治療後画面の一例を示す図である。図14は、保険金が支払い済みでない場合の治療後画面の一例である。図14に示すように、保険金が支払い済みでない場合、表示部12は、治療後画面に費用及び保障を表示し、また、保険金の支払いが行われていない旨のメッセージを表示する。また、表示部12は、治療後画面に、保険金の支払いを依頼する機能を起動するボタンを表示する。例えば、図14の治療後画面は、保険契約者が抜釘術による治療を受けたときの費用が40,000円であり、135,000円の保険金が未払いであることを示している。
図15は、情報提供に関する処理の一例を示すシーケンス図である。図15に示すように、ユーザ端末10は、ユーザによるユーザ識別情報の入力を受け付ける(S101)。ユーザ識別情報にはユーザのユーザID及びパスワードが含まれる。ユーザは、例えば、保険契約者であってもよいし、保険契約者の家族であってもよい。次に、ユーザ端末10aの要求部151は、情報提供装置20にユーザ識別情報を送信するとともに、認証を要求する(S102)。
ここで、情報提供装置20の認証部231は、ユーザ端末10から認証の要求を受けると、ユーザ識別情報に含まれるユーザID及びパスワードを用いて認証を行う(S103)。
ここで、認証部231により認証がされなかった場合(S104:No)、情報提供装置20は、ユーザ端末10に通知を行い、以降の処理を行わない。一方、認証部231により認証がされた場合(S104:Yes)、依頼部232は、保険情報管理システム30に保険情報の送信を依頼する(S105)。そして、保険情報管理システム30は、情報提供装置20に保険情報を送信する(S106)。ここで、受信部233は、保険情報を受信し(S107)、受信した保険情報を記憶部22に格納する(S108)。
また、依頼部232は、医療情報管理システム40に医療情報の送信を依頼する(S109)。そして、医療情報管理システム40は、情報提供装置20に医療情報を送信する(S110)。ここで、受信部233は、医療情報を受信し(S111)、受信した医療情報を記憶部22に格納する(S112)。
次に、出力部236は、保険情報及び医療情報を用いてマッチング処理を行う(S113)。そして、出力部236は、マッチング処理の結果をユーザ端末10に出力する(S114)。そして、ユーザ端末10は、出力部236によって出力されたマッチング処理の結果を表示する(S115)。また、ユーザ端末10は、ユーザの操作に応じて、医療機関、保険会社、契約者の家族への問い合わせや連絡を行うための機能や、保険金の支払いを依頼する機能を起動することができる。
以上のように、情報提供装置20は、ユーザ識別情報の入力を受け付けた場合、ユーザ識別情報に対応するユーザが契約する保険情報を管理する第1のサーバに対して保険情報の送信を依頼する。また、情報提供装置20は、ユーザ識別情報の入力を受け付けた場合、ユーザの医療機関での診察に基づく医療情報を管理する第2のサーバに対して医療情報の送信を依頼する。また、情報提供装置20は、第1のサーバから保険情報を受信するとともに、第2のサーバから医療情報を受信する。また、情報提供装置20は、受信した保険情報と、医療情報を比較して、医療情報に含まれる保険の適用が可能な支払い項目を出力する。このため、情報提供装置20によれば、保険契約者は、保険を有効に活用できるようになる。例えば、保険契約者は、情報提供装置20によって出力された情報をユーザ端末10で閲覧し、医師や家族との相談、保険金の未払いの確認、保険会社との保険の見直しの相談などを行うことができるようになり、その結果、保険を有効に活用できるようになる。
情報提供装置20は、医療情報に基づいて、ユーザが医療機関で受けた医療サービスの履歴の一覧を作成することができる。このとき、情報提供装置20は、履歴の一覧と保険情報とを比較して、履歴の一覧に対応する支払い項目を、保険の適用可否とともに出力することができる。このため、情報提供装置20によれば、ユーザは、保険が適用可能な支払い項目を容易に確認することができる。
情報提供装置20は、保険の適用が可能な支払い項目を、保険金が支払い済みであるか否かを示す情報とともに出力することができる。このため、情報提供装置20によれば、保険契約者は、保険の未払いを容易に確認することができる。
情報提供装置20は、医療情報に基づいて、ユーザが選択可能な治療方法の候補の一覧を作成することができる。また、情報提供装置20は、候補の一覧と保険情報とを比較して、候補の一覧に対応する支払い項目を、保険の適用可否とともに出力する。このため、情報提供装置20によれば、保険契約者は、保険を考慮したうえで治療方法の検討を行うことができる。
情報提供装置20は、予め定められた特定の病気ごとのユーザがかかるリスクを示すスコアを、医療情報を基に計算することができる。情報提供装置20は、特定の病気のうち、スコアが閾値以上である病気の一覧を、保険情報から取得した病気ごとの保険の適用の可否を示す情報とともにさらに出力することができる。このため、情報提供装置20によれば、保険契約者は、保険の見直しを行うことができるようになる。
なお、図示した各装置の各構成要素は、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部又は一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。
また、情報提供装置20で行われる各種処理機能は、CPU(又はMPU、MCU(Micro Controller Unit)等のマイクロ・コンピュータ)上で、その全部又は任意の一部を実行するようにしてもよい。また、各種処理機能は、CPU(又はMPU、MCU等のマイクロ・コンピュータ)で解析実行されるプログラム上、又はワイヤードロジックによるハードウエア上で、その全部又は任意の一部を実行するようにしてもよいことは言うまでもない。また、情報提供装置20で行われる各種処理機能は、クラウドコンピューティングにより、複数のコンピュータが協働して実行してもよい。
ところで、上記の実施形態で説明した各種の処理は、予め用意されたプログラムをコンピュータで実行することで実現できる。そこで、以下では、上記の実施形態と同様の機能を有するプログラムを実行するコンピュータ(ハードウエア)の一例を説明する。図16は、実施形態にかかる情報提供装置のハードウエア構成例を示すブロック図である。
図16に示すように、情報提供装置20は、各種演算処理を実行するCPU501と、データ入力を受け付ける入力装置502と、モニタ503と、スピーカ504とを有する。また、情報提供装置20は、記憶媒体からプログラム等を読み取る媒体読取装置505と、各種装置と接続するためのインタフェース装置506と、有線又は無線により外部機器と通信接続するための通信装置507とを有する。また、情報提供装置20は、各種情報を一時記憶するRAM508と、ハードディスク装置509とを有する。また、情報提供装置20内の各部(501〜509)は、バス510に接続される。
ハードディスク装置509には、上記の実施形態で説明した認証部231、依頼部232、受信部233、作成部234、計算部235及び出力部236を実行するためのプログラム511が記憶される。また、ハードディスク装置509には、プログラム511が参照する各種データ512(認証情報221、保険情報222及び医療情報223など)が記憶される。入力装置502は、例えば、情報提供装置20の操作者から操作情報の入力を受け付ける。モニタ503は、例えば、操作者が操作する各種画面を表示する。インタフェース装置506は、例えば印刷装置等が接続される。通信装置507は、LAN(Local Area Network)等の通信ネットワークと接続され、通信ネットワークを介した外部機器との間で各種情報をやりとりする。
CPU501は、ハードディスク装置509に記憶されたプログラム511を読み出して、RAM508に展開して実行することで、各種の処理を行う。なお、プログラム511は、ハードディスク装置509に記憶されていなくてもよい。例えば、情報提供装置20が読み取り可能な記憶媒体に記憶されたプログラム511を読み出して実行するようにしてもよい。情報提供装置20が読み取り可能な記憶媒体は、例えば、CD−ROMやDVDディスク、USB(Universal Serial Bus)メモリ等の可搬型記録媒体、フラッシュメモリ等の半導体メモリ、ハードディスクドライブ等が対応する。また、公衆回線、インターネット、LAN等に接続された装置にこのプログラム511を記憶させておき、情報提供装置20がこれらからプログラム511を読み出して実行するようにしてもよい。
以上の実施形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)ユーザ識別情報の入力を受け付けた場合、前記ユーザ識別情報に対応するユーザが契約する保険情報を管理する第1のサーバに対して前記保険情報の送信を依頼するとともに、前記ユーザの医療機関での診察に基づく医療情報を管理する第2のサーバに対して前記医療情報の送信を依頼し、
前記第1のサーバから前記保険情報を受信するとともに、前記第2のサーバから前記医療情報を受信し、
受信した前記保険情報と、前記医療情報を比較して、前記医療情報に含まれる保険の適用が可能な支払い項目を出力する、
処理をコンピュータに実行させることを特徴とする情報提供プログラム。
(付記2)前記医療情報に基づいて、前記ユーザが前記医療機関で受けた医療サービスの履歴の一覧を作成する処理をコンピュータにさらに実行させ、
前記出力する処理は、前記履歴の一覧と前記保険情報とを比較して、前記履歴の一覧に対応する支払い項目を、保険の適用可否とともに出力することを特徴とする付記1に記載の情報提供プログラム。
(付記3)前記出力する処理は、前記保険の適用が可能な支払い項目を、保険金が支払い済みであるか否かを示す情報とともに出力することを特徴とする付記1に記載の情報提供プログラム。
(付記4)前記医療情報に基づいて、前記ユーザが選択可能な治療方法の候補の一覧を作成する処理をコンピュータにさらに実行させ、
前記出力する処理は、前記候補の一覧と前記保険情報とを比較して、前記候補の一覧に対応する支払い項目を、保険の適用可否とともに出力することを特徴とする付記1に記載の情報提供プログラム。
(付記5)予め定められた特定の病気ごとの前記ユーザがかかるリスクを示すスコアを、前記医療情報を基に計算する処理をコンピュータにさらに実行させ、
前記出力する処理は、前記特定の病気のうち、前記スコアが閾値以上である病気の一覧を、前記保険情報から取得した前記病気ごとの保険の適用の可否を示す情報とともにさらに出力することを特徴とする付記1から4のいずれかに記載の情報提供プログラム。
(付記6)ユーザ識別情報の入力を受け付けた場合、前記ユーザ識別情報に対応するユーザが契約する保険情報を管理する第1のサーバに対して前記保険情報の送信を依頼するとともに、前記ユーザの医療機関での診察に基づく医療情報を管理する第2のサーバに対して前記医療情報の送信を依頼し、
前記第1のサーバから前記保険情報を受信するとともに、前記第2のサーバから前記医療情報を受信し、
受信した前記保険情報と、前記医療情報を比較して、前記医療情報に含まれる保険の適用が可能な支払い項目を出力する、
処理をコンピュータが実行することを特徴とする情報提供方法。
(付記7)前記医療情報に基づいて、前記ユーザが前記医療機関で受けた医療サービスの履歴の一覧を作成する処理をコンピュータがさらに実行し、
前記出力する処理は、前記履歴の一覧と前記保険情報とを比較して、前記履歴の一覧に対応する支払い項目を、保険の適用可否とともに出力することを特徴とする付記6に記載の情報提供方法。
(付記8)前記出力する処理は、前記保険の適用が可能な支払い項目を、保険金が支払い済みであるか否かを示す情報とともに出力することを特徴とする付記6に記載の情報提供方法。
(付記9)前記医療情報に基づいて、前記ユーザが選択可能な治療方法の候補の一覧を作成する処理をコンピュータがさらに実行し、
前記出力する処理は、前記候補の一覧と前記保険情報とを比較して、前記候補の一覧に対応する支払い項目を、保険の適用可否とともに出力することを特徴とする付記6に記載の情報提供方法。
(付記10)予め定められた特定の病気ごとの前記ユーザがかかるリスクを示すスコアを、前記医療情報を基に計算する処理をコンピュータがさらに実行し、
前記出力する処理は、前記特定の病気のうち、前記スコアが閾値以上である病気の一覧を、前記保険情報から取得した前記病気ごとの保険の適用の可否を示す情報とともにさらに出力することを特徴とする付記6から9のいずれかに記載の情報提供方法。
(付記11)ユーザ識別情報の入力を受け付けた場合、前記ユーザ識別情報に対応するユーザが契約する保険情報を管理する第1のサーバに対して前記保険情報の送信を依頼するとともに、前記ユーザの医療機関での診察に基づく医療情報を管理する第2のサーバに対して前記医療情報の送信を依頼する依頼部と、
前記第1のサーバから前記保険情報を受信するとともに、前記第2のサーバから前記医療情報を受信する受信部と、
受信した前記保険情報と、前記医療情報を比較して、前記医療情報に含まれる保険の適用が可能な支払い項目を出力する出力部と、
を有することを特徴とする情報提供装置。
(付記12)前記医療情報に基づいて、前記ユーザが前記医療機関で受けた医療サービスの履歴の一覧を作成する作成部をさらに有し、
前記出力部は、前記履歴の一覧と前記保険情報とを比較して、前記履歴の一覧に対応する支払い項目を、保険の適用可否とともに出力することを特徴とする付記11に記載の情報提供装置。
(付記13)前記出力部は、前記保険の適用が可能な支払い項目を、保険金が支払い済みであるか否かを示す情報とともに出力することを特徴とする付記11又は12に記載の情報提供装置。
(付記14)前記医療情報に基づいて、前記ユーザが選択可能な治療方法の候補の一覧を作成する作成部をさらに有し、
前記出力部は、前記候補の一覧と前記保険情報とを比較して、前記候補の一覧に対応する支払い項目を、保険の適用可否とともに出力することを特徴とする付記11に記載の情報提供装置。
(付記15)予め定められた特定の病気ごとの前記ユーザがかかるリスクを示すスコアを、前記医療情報を基に計算する計算部をさらに有し、
前記出力部は、前記特定の病気のうち、前記スコアが閾値以上である病気の一覧を、前記保険情報から取得した前記病気ごとの保険の適用の可否を示す情報とともにさらに出力することを特徴とする付記11から14のいずれかに記載の情報提供装置。
1…情報提供システム
10a、10b…ユーザ端末
11…入力部
12…表示部
13、21…通信部
14、22…記憶部
15、23…制御部
20…情報提供装置
30…保険情報管理システム
40…医療情報管理システム
151…要求部
221…認証情報
222…保険情報
223…医療情報
224…傷病情報
225…手術情報
231…認証部
232…依頼部
233…受信部
234…作成部
235…計算部
236…出力部

Claims (7)

  1. ユーザ識別情報の入力を受け付けた場合、前記ユーザ識別情報に対応するユーザが契約する保険情報を管理する第1のサーバに対して前記保険情報の送信を依頼するとともに、前記ユーザの医療機関での診察に基づく医療情報を管理する第2のサーバに対して前記医療情報の送信を依頼し、
    前記第1のサーバから前記保険情報を受信するとともに、前記第2のサーバから前記医療情報を受信し、
    受信した前記保険情報と、前記医療情報を比較して、前記医療情報に含まれる保険の適用が可能な支払い項目を出力する、
    処理をコンピュータに実行させることを特徴とする情報提供プログラム。
  2. 前記医療情報に基づいて、前記ユーザが前記医療機関で受けた医療サービスの履歴の一覧を作成する処理をコンピュータにさらに実行させ、
    前記出力する処理は、前記履歴の一覧と前記保険情報とを比較して、前記履歴の一覧に対応する支払い項目を、保険の適用可否とともに出力することを特徴とする請求項1に記載の情報提供プログラム。
  3. 前記出力する処理は、前記保険の適用が可能な支払い項目を、保険金が支払い済みであるか否かを示す情報とともに出力することを特徴とする請求項1又は2に記載の情報提供プログラム。
  4. 前記医療情報に基づいて、前記ユーザが選択可能な治療方法の候補の一覧を作成する処理をコンピュータにさらに実行させ、
    前記出力する処理は、前記候補の一覧と前記保険情報とを比較して、前記候補の一覧に対応する支払い項目を、保険の適用可否とともに出力することを特徴とする請求項1に記載の情報提供プログラム。
  5. 予め定められた特定の病気ごとの前記ユーザがかかるリスクを示すスコアを、前記医療情報を基に計算する処理をコンピュータにさらに実行させ、
    前記出力する処理は、前記特定の病気のうち、前記スコアが閾値以上である病気の一覧を、前記保険情報から取得した前記病気ごとの保険の適用の可否を示す情報とともにさらに出力することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の情報提供プログラム。
  6. ユーザ識別情報の入力を受け付けた場合、前記ユーザ識別情報に対応するユーザが契約する保険情報を管理する第1のサーバに対して前記保険情報の送信を依頼するとともに、前記ユーザの医療機関での診察に基づく医療情報を管理する第2のサーバに対して前記医療情報の送信を依頼し、
    前記第1のサーバから前記保険情報を受信するとともに、前記第2のサーバから前記医療情報を受信し、
    受信した前記保険情報と、前記医療情報を比較して、前記医療情報に含まれる保険の適用が可能な支払い項目を出力する、
    処理をコンピュータが実行することを特徴とする情報提供方法。
  7. ユーザ識別情報の入力を受け付けた場合、前記ユーザ識別情報に対応するユーザが契約する保険情報を管理する第1のサーバに対して前記保険情報の送信を依頼するとともに、前記ユーザの医療機関での診察に基づく医療情報を管理する第2のサーバに対して前記医療情報の送信を依頼する依頼部と、
    前記第1のサーバから前記保険情報を受信するとともに、前記第2のサーバから前記医療情報を受信する受信部と、
    受信した前記保険情報と、前記医療情報を比較して、前記医療情報に含まれる保険の適用が可能な支払い項目を出力する出力部と、
    を有することを特徴とする情報提供装置。
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