JP2018179782A - 障害物検知システム - Google Patents

障害物検知システム Download PDF

Info

Publication number
JP2018179782A
JP2018179782A JP2017080271A JP2017080271A JP2018179782A JP 2018179782 A JP2018179782 A JP 2018179782A JP 2017080271 A JP2017080271 A JP 2017080271A JP 2017080271 A JP2017080271 A JP 2017080271A JP 2018179782 A JP2018179782 A JP 2018179782A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
obstacle
ultrasonic
vehicle
ultrasonic sensor
detection
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2017080271A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6465919B2 (ja
Inventor
教文 程原
Norifumi Hodohara
教文 程原
智能 小城戸
Tomoyoshi Kokido
智能 小城戸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2017080271A priority Critical patent/JP6465919B2/ja
Publication of JP2018179782A publication Critical patent/JP2018179782A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6465919B2 publication Critical patent/JP6465919B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Traffic Control Systems (AREA)
  • Measurement Of Velocity Or Position Using Acoustic Or Ultrasonic Waves (AREA)

Abstract

【課題】カメラおよび超音波センサを効率よく使用して、障害物検知の安定性向上を図る障害物検知システムを得る。【解決手段】車両に取り付けられた複数の超音波センサ3の検知領域内外の障害物を撮影するように配置されたカメラ2により撮影された映像に基づき、画像信号処理部11により、障害物と、この障害物の属性および障害物の存在する方角とを検出し、検出された障害物の属性に応じて、超音波制御部15により、障害物の存在する方角に対応する超音波センサ3の超音波の送受信の動作頻度を増減させるように制御して、超音波センサ3の検知方角を集中させ、動体物の検知時間の短縮および検知率の向上を図るようにした。【選択図】図1

Description

この発明は、超音波センサを用いて、車両周辺の障害物を検知する障害物検知システムに関するものである。
近年、自動車のドライバーの駐車を支援する目的で、車体の前後左右にカメラおよびセンサを装着し、駐車スペースの検知や障害物の衝突回避、車両周辺画像を仮想俯瞰視点で提供するシステムが、すでに市場へ出ている。
特許2006−298266号公報(第4〜7頁、第1図)
しかしながら、障害物の検知に超音波センサのようなアクティブ型センサを複数並べて使用する際は、隣接する同種センサとの干渉を避けるために超音波の発信および反射波の受信をひとつひとつ行わなければならない。
特に超音波を利用している場合は、音波の速度が約340m/sとなっているために、例えば4mの距離に存在する障害物を検知しようとした場合、4/340≒12ms程度は受信待ちを行う必要がある。そのため、自動駐車のために多くの超音波センサを装着するに従って、検知の周期が長くなり、検知率の低下や初期検知の遅れが生じるという問題があった。
このような問題に対し、隣接しているために検知領域が重なる複数の超音波センサを、送信波が重ならないように2つ隣の超音波センサを同時に送信するよう切り替えて制御する技術が開示されている(特許文献1)。
しかし、他の超音波センサと隣接している限り、その検知周期は単体設置の場合に比較して略2倍になることは避けられないという問題がある。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたものであり、カメラおよび超音波センサを効率よく使用して、障害物検知の安定性向上を図る障害物検知システムを得ることを目的とする。
この発明に係わる障害物検知システムにおいては、車両に取り付けられ、車両の周辺の所定の検知領域に送信した超音波の反射波を受信する動作により検知領域内の障害物を検知する複数の超音波センサ、この超音波センサの検知領域内外の障害物を撮影するように配置されたカメラ、このカメラにより撮影された映像に基づき、障害物と、この障害物の属性および障害物の存在する方角とを検出する画像処理部、および画像処理部によって検出された障害物の属性に応じて、障害物の存在する方角に対応する超音波センサの単位時間当たりの動作回数を増減させるように制御する超音波制御部を備えたものである。
この発明によれば、車両に取り付けられ、車両の周辺の所定の検知領域に送信した超音波の反射波を受信する動作により検知領域内の障害物を検知する複数の超音波センサ、この超音波センサの検知領域内外の障害物を撮影するように配置されたカメラ、このカメラ
により撮影された映像に基づき、障害物と、この障害物の属性および障害物の存在する方角とを検出する画像処理部、および画像処理部によって検出された障害物の属性に応じて、障害物の存在する方角に対応する超音波センサの単位時間当たりの動作回数を増減させるように制御する超音波制御部を備えたので、動体物に対する検知の安定性の向上をはかることができる。
この発明の実施の形態1による車両周辺障害物検知システムを示す構成図である。 この発明の実施の形態1による車両周辺障害物検知システムの検知処理装置の動作を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態2による車両周辺障害物検知システムを示す構成図である。 この発明の実施の形態2による車両周辺障害物検知システムの検知処理装置の動作を示すフローチャートである。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1による車両周辺障害物検知システムを示す構成図である。
図1において、車両周辺障害物検知システムは、検知処理装置1、カメラ2、超音波センサ3および表示装置5から構成されている。
検知処理装置1は、カメラ2、超音波センサ3および自車両運動情報から、自車両4の周辺の障害物を検知し、その検知結果から超音波センサ3をコントロールし、検知結果映像を生成し、表示装置5に表示する。
カメラ2は、自車両4の先端に設置されている。超音波センサ3は、複数が、自車両4の先端の複数箇所に設置され、それぞれ超音波を送受信して障害物を検知する。カメラ2は、超音波センサ3が検知する領域と重なる領域を撮影するように配置されている。
表示装置5は、検知処理装置1が生成した映像を表示する。
ここで、自車両運動情報は、自車両4に設けられた、ジャイロやシフトポジション、ハンドル角により得られる自車両の進行方向、エンジン回転メータ、タイヤ回転メータにより得られる自車両の速度に関する情報をいう。また、自車両運動情報は、GPSシステムで得られる自車両の位置情報を含む場合もある。
なお、実施の形態1では、カメラ2および超音波センサ3を車両前方に設置するものとしたが、車両後方あるいは車両全周囲にそれらセンサを設置する形態にも拡張可能である。また、超音波センサ3の検知範囲(検知領域)は4m、カメラ2による検知範囲は10m程度とする。
検知処理装置1は、少なくてもCPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)を有する計算機により構成され、次の各部がCPUにより実行される。
画像信号処理部11(画像処理部)は、カメラ2で撮影された物体の画像を用いて、自車両周辺の障害物とその属性および障害物の存在する方角の検出を行う。超音波信号処理部12は、超音波センサ3からの信号を用いて、各超音波センサから自車両周辺の障害物までの距離を検出する。
衝突危険性判定部13は、超音波信号処理部12により検出された障害物との距離および自車両4から取得する速度、シフトポジション、ハンドル角などの情報を用いて、障害物と自車両4の衝突危険性を判定する。
検知結果統合部14は、画像信号処理部11により検出された障害物の属性および方角、衝突危険性判定部13により判定された危険性、および超音波信号処理部12により検出された障害物の距離を統合する。
超音波制御部15は、検知結果統合部14から指令を受けて、各超音波センサ3の送受信頻度をコントロールする。
表示用描画部16は、検知結果統合部14により統合された結果を、カメラ画像に重畳して描画する。
次に、図2を用いて、検知処理装置1の動作について説明する。
ステップS1とステップS2で、まず、検知処理装置1は、カメラ映像を用いて、画像信号処理部11にて障害物を検知する。
次いで、ステップS3とステップS4で、検知された障害物が静止物ならば、いずれかの超音波センサ3でこの物体を検知している場合に、複数の超音波センサ3のうち、障害物の存在する方角に位置する個体(超音波センサ)の送受信頻度を相対的に減らす。これにより、危険性の低い方角以外へ超音波センサ3の検知を集中することができる。
なお、静止物体は、自車両の運動情報から、自車両との相対位置を(直近の検知結果が無くとも推定で)計算できるため、自車両の進行方向に存在しかつ危険性があるほど接近しない限り、安全と見なしてよい。
ステップS5とステップS6で、検知された障害物が動体物ならば、複数の超音波センサ3のうち、障害物の存在する方角に位置する個体の送受信頻度を相対的に増やす。これにより、危険性の高い方角へ超音波センサ3の検知を集中することができる。
ステップS7とステップS8で、一度検知された障害物は、画像信号処理部11により、カメラの検知範囲から外れるまで、その障害物の存在する方角を追跡する。そして、障害物が複数の超音波センサ3のいずれかの検知範囲に入るまで待つ。
ステップS9とステップS10で、超音波信号処理部12が、新たな任意の障害物を検出し、その検出した方角が画像信号処理部11により追跡していた障害物の方角と同じだった場合に、画像信号処理部11と超音波信号処理部12が検知した障害物が同一であると判断する。
この際、複数の超音波センサ3のうち、障害物の方角に位置する個体の送受信頻度を、衝突危険性を判断するまで一時的に増やす。これにより、障害物の位置および相対速度を素早く検知することができるため、衝突危険性の判定を早めることが可能である。
ステップS11とステップS12で、一度、超音波信号処理部12が検知した障害物が、超音波センサ3の検知範囲から出た場合には、障害物の方角に位置する超音波センサの送受信頻度を相対的に減らす。これにより、複数の超音波センサ3のうち、危険性の低い方角以外への検知を集中することができる。
ステップS13とステップS14で、衝突危険性判定部13が、障害物の位置、相対速度、および自車両の速度、シフトポジション、ハンドル舵角を用いて、障害物と自車両が衝突するまでの時間TTCを計算し、衝突危険性を判定する。
障害物と自車両が衝突するまでの時間TTCが2秒以下であれば、ステップS15で、複数の超音波センサ3のうち、障害物の方角に位置する個体の送受信頻度を相対的に増やす。衝突の危険が無くなるまで増やす。
これにより、障害物と自車両が衝突するまでの時間TTCの計算を素早く、かつ精度良く計算することが可能である。
なお、図2のフローチャートでは省略したが、障害物と自車両が衝突するまでの時間TTCが1秒以下となった場合、検知処理装置1は、自車両へ緊急ブレーキ制御の指令を出
す。
実施の形態1によれば、カメラによる障害物検知結果の属性を用いて、超音波センサの検知方角を集中するため、超音波センサの検知周期が短くなり、初期検知の時間短縮および検知率の向上が可能である。
実施の形態2.
図3は、この発明の実施の形態2による車両周辺障害物検知システムを示す構成図である。
図3において、符号1〜5、11〜16は図1におけるものと同一のものである。図3では、検知処理装置1に、接近判定部17を設けている。接近判定部17は、自車両の車速、シフトポジション、ハンドル角の情報、および画像信号処理部11により検知された障害物の位置情報を用いて、障害物の車両への接近を判定する。
また、図3では、実施の形態1の画像信号処理部11で、カメラ2の映像を用いて、障害物の属性と方角を検知するのに対し、実施の形態2では、障害物の自車両からの相対位置を検知する。
次に、図4を用いて、実施の形態2の検知処理装置1の動作について説明する。
ステップS21〜ステップS23で、まず、検知処理装置1は、カメラ2の映像を用いて画像信号処理部11にて障害物を検知する。一度検知した障害物は、画像上での地面と障害物との接地画素位置から計算し、自車両からの相対位置を追跡する。
なお、一般的に単眼カメラの画像処理によって、上記のような手法で、物体の位置を求めるに当たっては、物体の接地面を正確に検出することが困難な上、車体の一時的な傾きによって座標変換計算に誤差が生じるため、超音波センサに比べて、その検知位置精度は低い。
ステップS24で、画像信号処理部11にて追跡している障害物の位置が、複数の超音波センサ3のいずれかの検知範囲に入りそうな境界、すなわちこの実施の形態2で言えば、超音波センサ3の検知距離である4mに接近してきたかどうかを、自車両の運動情報も用いて、接近判定部17により判定する。
ステップS25とステップS26で、障害物が接近してきたと判定された場合には、複数の超音波センサ3のうち、障害物の位置に近い個体の送受信頻度を、衝突危険性を判断するまで一時的に増やす。
これにより、障害物の位置および相対速度を素早く検知することができるため、衝突危険性の判定を早めることが可能である。
実施の形態1では、障害物が超音波センサ3の検知範囲内に入ったのちに送受信頻度を増やしたが、実施の形態2では、超音波センサ3の検知範囲に入る前に送受信頻度を増やすことで、より早い検知を行うことが可能である。
ステップS27〜ステップS29は、ステップS13〜ステップS15と同じ処理を行なうため、その説明を省略する。
ステップS30で、衝突危険性が低いと判定された場合は、複数の超音波センサ3のうち、障害物の位置に近い個体の送受信頻度を相対的に減らす。
これにより、複数の超音波センサ3のうち、危険性の低い方角以外への検知を集中することができる。
実施の形態2によれば、カメラ等のパッシブ型センサによる障害物属性の検知結果を用いて、超音波センサ等のアクティブ型センサの検知方角を集中するため、アクティブ型セ
ンサの検知周期が短くなり、初期検知の時間短縮及び検知率の向上が可能である。
また、障害物が自車両とすぐ衝突しない限りは、最小限のリソースでその方向の超音波センサによる検知を行い、その他の方向への検知に集中するので、新たに発見される障害物の検知を早める効果が得られる。
なお、本発明は、その発明の範囲内において、各実施の形態を自由に組み合わせたり、各実施の形態を適宜、変形、省略することが可能である。
1 検知処理装置、2 カメラ、3 超音波センサ、4 自車両、5 表示装置、
11 画像信号処理部、12 超音波信号処理部、13 衝突危険性判定部、
14 検知結果統合部、15 超音波制御部、16 表示用描画部、17 接近判定部
この発明に係わる障害物検知システムにおいては、車両に取り付けられ、車両の周辺の第一の検知領域に送信した超音波の反射波を受信する動作により第一の検知領域内の障害物を検知する複数の超音波センサ第一の検知領域を含む第二の検知領域内の障害物を撮影するカメラ、このカメラにより撮影された映像に基づき、第二の検知領域内の障害物と、この障害物の属性および障害物の存在する方角とを検出する画像処理部超音波センサにより検知された第一の検知領域内の障害物と自車両間の距離と、自車両の運動情報とに基づいて、障害物と自車両との衝突危険性を判定する衝突危険性判定部と、障害物の存在する方角に対応する超音波センサの単位時間当たりの動作回数を増減させるように制御する超音波制御部を備え、超音波制御部は、第二の検知領域内でかつ第一の検知領域外の領域では、画像処理部によって検出された障害物の属性に基づき、超音波センサの単位時間当たりの動作回数を増減させるように制御するとともに、第一の検知領域内では、衝突危険性判定部の判定結果に基づき、超音波センサの単位時間当たりの動作回数を増減させるように制御するものである。
この発明によれば、車両に取り付けられ、車両の周辺の第一の検知領域に送信した超音波の反射波を受信する動作により第一の検知領域内の障害物を検知する複数の超音波センサ第一の検知領域を含む第二の検知領域内の障害物を撮影するカメラ、このカメラにより撮影された映像に基づき、第二の検知領域内の障害物と、この障害物の属性および障害物の存在する方角とを検出する画像処理部超音波センサにより検知された第一の検知領域内の障害物と自車両間の距離と、自車両の運動情報とに基づいて、障害物と自車両との衝突危険性を判定する衝突危険性判定部と、障害物の存在する方角に対応する超音波センサの単位時間当たりの動作回数を増減させるように制御する超音波制御部を備え、超音波制御部は、第二の検知領域内でかつ第一の検知領域外の領域では、画像処理部によって検出された障害物の属性に基づき、超音波センサの単位時間当たりの動作回数を増減させるように制御するとともに、第一の検知領域内では、衝突危険性判定部の判定結果に基づき、超音波センサの単位時間当たりの動作回数を増減させるように制御するので、動体物に対する検知の安定性の向上をはかることができる。
ここで、自車両運動情報は、自車両4に設けられた、ジャイロやシフトポジション、ハンドル角により得られる自車両の進行方向、エンジン回転メータ、タイヤ回転メータにより得られる自車両の速度に関する情報をいう。また、自車両運動情報は、GPSシステムで得られる自車両の位置情報を含む場合もある。
なお、実施の形態1では、カメラ2および超音波センサ3を車両前方に設置するものとしたが、車両後方あるいは車両全周囲にそれらセンサを設置する形態にも拡張可能である。また、超音波センサ3の検知範囲(第一の検知領域)は4m、カメラ2による検知範囲(第二の検知領域)は10m程度とする。

この発明に係わる障害物検知システムにおいては、車両に取り付けられ、車両の周辺の第一の検知領域に送信した超音波の反射波を受信する動作により第一の検知領域内の障害物を検知する複数の超音波センサと、第一の検知領域を含む第二の検知領域内の障害物を撮影するカメラと、このカメラにより撮影された映像に基づき、第二の検知領域内の障害物と、この障害物の属性および障害物の存在する方角とを検出する画像処理部と、超音波センサにより検知された第一の検知領域内の障害物と自車両間の距離と、自車両の運動情報とに基づいて、障害物と自車両との衝突危険性を判定する衝突危険性判定部と、障害物の存在する方角に対応する超音波センサの単位時間当たりの動作回数を増減させるように制御する超音波制御部とを備え、超音波制御部は、第二の検知領域内で障害物が検知された場合でかつ第一の検知領域内で障害物が検知されていない場合には、画像処理部によって検出された障害物の属性に基づき、超音波センサの単位時間当たりの動作回数を増減させるように制御するとともに、第一の検知領域内で障害物が検知された場合には、衝突危険性判定部の判定結果に基づき、超音波センサの単位時間当たりの動作回数を増減させるように制御するものです。
この発明によれば、車両に取り付けられ、車両の周辺の第一の検知領域に送信した超音波の反射波を受信する動作により第一の検知領域内の障害物を検知する複数の超音波センサと、第一の検知領域を含む第二の検知領域内の障害物を撮影するカメラと、このカメラにより撮影された映像に基づき、第二の検知領域内の障害物と、この障害物の属性および障害物の存在する方角とを検出する画像処理部と、超音波センサにより検知された第一の検知領域内の障害物と自車両間の距離と、自車両の運動情報とに基づいて、障害物と自車両との衝突危険性を判定する衝突危険性判定部と、障害物の存在する方角に対応する超音波センサの単位時間当たりの動作回数を増減させるように制御する超音波制御部とを備え、超音波制御部は、第二の検知領域内で障害物が検知された場合でかつ第一の検知領域内で障害物が検知されていない場合には、画像処理部によって検出された障害物の属性に基づき、超音波センサの単位時間当たりの動作回数を増減させるように制御するとともに、第一の検知領域内で障害物が検知された場合には、衝突危険性判定部の判定結果に基づき、超音波センサの単位時間当たりの動作回数を増減させるように制御するので、動体物に対する検知の安定性の向上をはかることができる。



Claims (9)

  1. 車両に取り付けられ、上記車両の周辺の所定の検知領域に送信した超音波の反射波を受信する動作により上記検知領域内の障害物を検知する複数の超音波センサ、
    この超音波センサの検知領域内外の障害物を撮影するように配置されたカメラ、
    このカメラにより撮影された映像に基づき、障害物と、この障害物の属性および上記障害物の存在する方角とを検出する画像処理部、
    および上記画像処理部によって検出された上記障害物の属性に応じて、上記障害物の存在する方角に対応する超音波センサの単位時間当たりの動作回数を増減させるように制御する超音波制御部を備えたことを特徴とする障害物検知システム。
  2. 上記超音波制御部は、
    上記障害物の属性が、道路上で静止した物体を示す場合で、かついずれかの超音波センサで上記物体を検知している場合、上記障害物の存在する方角に対応する超音波センサの単位時間当たりの動作回数を、その他の超音波センサよりも減らすように制御することを特徴とする請求項1に記載の障害物検知システム。
  3. 上記超音波センサにより検知された障害物と自車両間の距離と、自車両の運動情報とに基づいて、上記障害物と自車両との衝突危険性を判定する衝突危険性判定部を備え、
    上記超音波制御部は、上記衝突危険性判定部により上記障害物と自車両との衝突の危険性が高いと判定された場合に、上記障害物の存在する方角に対応する超音波センサの単位時間当たりの動作回数を、その他の超音波センサよりも増やすように制御することを特徴とする請求項1に記載の障害物検知システム。
  4. 上記超音波制御部は、
    上記障害物の属性が、動く物体を示す場合、上記障害物の存在する方角に対応する超音波センサの単位時間当たりの動作回数を、その他の超音波センサよりも増やすように制御することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の障害物検知システム。
  5. 上記超音波制御部は、
    上記障害物が、いずれかの超音波センサの検知領域内から全超音波センサの検知領域外へ出た場合、上記障害物の存在する方角に対応する超音波センサの単位時間当たりの動作回数を、その他の超音波センサよりも減らすように制御することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の障害物検知システム。
  6. 上記超音波制御部は、
    上記障害物が、全超音波センサの検知領域外から、いずれかの超音波センサの検知領域内へ入った場合には、上記障害物の存在する方角に対応する超音波センサの単位時間当たりの動作回数を、その他の超音波センサよりも増やすように制御することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項または請求項5に記載の障害物検知システム。
  7. 車両に取り付けられ、上記車両の周辺の所定の検知領域に送信した超音波の反射波を受信する動作により上記検知領域内の障害物を検知する複数の超音波センサ、
    この超音波センサの検知領域内外の障害物を撮影するように配置されたカメラ、
    このカメラにより撮影された映像に基づき、障害物とこの障害物の位置とを検出する画像処理部、
    および上記画像処理部により検出された障害物の位置に対応する超音波センサの単位時間当たりの動作回数を増減させるように制御する超音波制御部を備えたことを特徴とする障害物検知システム。
  8. 上記画像処理部により検出された障害物の位置と、自車両の運動情報を用いて、上記障害物が、上記超音波センサの全検知領域外から、いずれかの超音波センサの検知領域に接近したかどうかを判定する接近判定部を備え、
    上記超音波制御部は、上記接近判定部により、上記障害物が、超音波センサの検知領域に接近したことが判定された場合に、上記障害物の位置に対応する超音波センサの単位時間当たりの動作回数を、その他の超音波センサよりも増やすように制御することを特徴とする請求項7に記載の障害物検知システム。
  9. 上記超音波制御部は、
    上記障害物の位置が、自車両と衝突の危険性が無い位置で、かついずれかの超音波センサが上記障害物を検知している場合に、その障害物の位置に対応する超音波センサの単位時間当たりの動作回数を、その他の超音波センサよりも減らすように制御することを特徴とする請求項7または請求項8に記載の障害物検知システム。
JP2017080271A 2017-04-14 2017-04-14 障害物検知システム Active JP6465919B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017080271A JP6465919B2 (ja) 2017-04-14 2017-04-14 障害物検知システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017080271A JP6465919B2 (ja) 2017-04-14 2017-04-14 障害物検知システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018179782A true JP2018179782A (ja) 2018-11-15
JP6465919B2 JP6465919B2 (ja) 2019-02-06

Family

ID=64275984

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017080271A Active JP6465919B2 (ja) 2017-04-14 2017-04-14 障害物検知システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6465919B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110488319A (zh) * 2019-08-22 2019-11-22 重庆长安汽车股份有限公司 一种基于超声波和摄像头融合的碰撞距离计算方法及系统
CN115556743A (zh) * 2022-09-26 2023-01-03 深圳市昊岳科技有限公司 一种公交智能防碰撞系统及方法
US11698456B2 (en) 2020-03-30 2023-07-11 Aisin Corporation Object detection system

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0419399A1 (en) * 1989-08-21 1991-03-27 Ari Ariav Vehicle protection and communication system
JPH0872639A (ja) * 1994-09-06 1996-03-19 Matsushita Electric Ind Co Ltd 車両衝突回避装置
JP2005249770A (ja) * 2003-12-17 2005-09-15 Denso Corp 距離検出装置、物体検出装置
JP2006317186A (ja) * 2005-05-10 2006-11-24 Denso Corp 障害物検知装置
US20090254260A1 (en) * 2008-04-07 2009-10-08 Axel Nix Full speed range adaptive cruise control system
JP2015532712A (ja) * 2012-08-25 2015-11-12 ヴァレオ・シャルター・ウント・ゼンゾーレン・ゲーエムベーハー 超音波センサの改善された作動方法、運転者支援装置および自動車

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0419399A1 (en) * 1989-08-21 1991-03-27 Ari Ariav Vehicle protection and communication system
JPH0872639A (ja) * 1994-09-06 1996-03-19 Matsushita Electric Ind Co Ltd 車両衝突回避装置
JP2005249770A (ja) * 2003-12-17 2005-09-15 Denso Corp 距離検出装置、物体検出装置
JP2006317186A (ja) * 2005-05-10 2006-11-24 Denso Corp 障害物検知装置
US20090254260A1 (en) * 2008-04-07 2009-10-08 Axel Nix Full speed range adaptive cruise control system
JP2015532712A (ja) * 2012-08-25 2015-11-12 ヴァレオ・シャルター・ウント・ゼンゾーレン・ゲーエムベーハー 超音波センサの改善された作動方法、運転者支援装置および自動車

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110488319A (zh) * 2019-08-22 2019-11-22 重庆长安汽车股份有限公司 一种基于超声波和摄像头融合的碰撞距离计算方法及系统
CN110488319B (zh) * 2019-08-22 2023-04-07 重庆长安汽车股份有限公司 一种基于超声波和摄像头融合的碰撞距离计算方法及系统
US11698456B2 (en) 2020-03-30 2023-07-11 Aisin Corporation Object detection system
CN115556743A (zh) * 2022-09-26 2023-01-03 深圳市昊岳科技有限公司 一种公交智能防碰撞系统及方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP6465919B2 (ja) 2019-02-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6369390B2 (ja) 車線合流判定装置
US10037700B2 (en) Driving support apparatus for a vehicle
JP6561584B2 (ja) 車両制御装置、及び車両制御方法
JP6493196B2 (ja) 制御装置、制御方法
US10836388B2 (en) Vehicle control method and apparatus
US20170053533A1 (en) Object Recognition Apparatus and Vehicle Travel Controller Using Same
JP6432447B2 (ja) 車両制御装置、及び車両制御方法
WO2018079252A1 (ja) 物体検知装置
JP6722066B2 (ja) 周辺監視装置及び周辺監視方法
JP2016192163A (ja) 車両制御装置、及び車両制御方法
JP2010030513A (ja) 車両の運転支援装置
JP2014228943A (ja) 車両用外界センシング装置、その軸ズレ補正プログラム及びその軸ズレ補正方法
US10752223B2 (en) Autonomous emergency braking system and method for vehicle at crossroad
WO2016181618A1 (ja) 監視対象領域設定装置および監視対象領域設定方法
JP6535194B2 (ja) 車両制御装置、及び車両制御方法
US11479173B2 (en) Driving assistance apparatus
JP6504078B2 (ja) 衝突予測装置
JP2016191686A (ja) 車両制御装置、及び車両制御方法
WO2017138329A1 (ja) 衝突予測装置
WO2020166338A1 (ja) 運転支援装置
JP6465919B2 (ja) 障害物検知システム
JP2010162975A (ja) 車両制御システム
KR102390868B1 (ko) 사각지대 감지방법 및 감지장치
JP5698618B2 (ja) 絶対速度推定装置
JP6193177B2 (ja) 動作支援システム及び物体認識装置

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20181113

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20181128

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20181211

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190108

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6465919

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250