JP2018179777A - 情報処理装置及び情報処理プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】走行可能な路を仮想路として簡単に設定することができる。【解決手段】情報処理装置1は、経度緯度に基づくメッシュ情報のメッシュ14aを表示する表示部14を備えている。メッシュ14aは、複数のブロック14bで構成されている。メッシュ情報には、移動体5が走行可能な走行エリアのエリア情報が含まれている。エリア情報は、複数のブロック14b毎に付加する付加情報である。付加情報は、複数の軌跡ログの重複する箇所の数に基づいて重み付けして分別した表示の情報である。【選択図】図4

Description

本発明は、情報処理装置及び情報処理プログラムに関する。
近年、地図を表示する情報処理システムは、GPS(Global Positioning System)を利用して、移動体の現在位置を、地図上に表示する。地図上に表示する一般交通に利用される路上には、移動体の移動に適した経路を表示することができる(例えば、特許文献1,2参照)。
特開2003−42783号公報 特開2014−228389号公報
ところで、情報処理システムを、砂丘、山林等自然フィールドを走破することができるバギー等の移動体に適用することがある。自然フィールドの砂丘、山林等では、環境を保つために、一般交通に利用される路が殆ど無い。そのため、地図において自然フィールドに表示する路が殆ど無い。
そこで、現在、自然フィールドにおいて、一般交通に利用される路の代わりに、移動体の移動に適した路を仮想路として地図上に表示させることが考えられる。
しかしながら、移動体が移動するのに適した路を仮想路として地図上に表示させるには、自然フィールドの地形を予め測定する必要がある。そのため、仮想路の作成には、大きな手間と負担がかかる。
自然フィールドでは、外的環境によって地形が変化し、仮想路が遮断されることもある。例えば、風によって地形が変化することがあり、倒木等により仮想路が遮断することがある。また、乾季と雨季とが存在する地域では、時期によって仮想路が水没する地形の変形と、仮想路の遮断との両方が同時に起こることがある。このように外的環境の影響を受けて仮想路を予め設定することが難しい。
上記課題を解決するために、本発明は、移動体が走行可能な路を仮想路である走行エリアとして簡単に設定することができる情報処理装置及び情報処理プログラムを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明にかかる情報処理装置は、経度緯度に基づくメッシュ情報のメッシュを表示する表示部を備え、前記メッシュは、複数のブロックで構成され、前記メッシュ情報には、移動体が走行可能な走行エリアのエリア情報が含まれ、前記エリア情報は、前記複数のブロック毎に付加する付加情報であり、前記付加情報は、複数の軌跡ログの重複する箇所の数に基づいて重み付けして分別した表示の情報であることを特徴とする。
前記構成において、前記メッシュ情報および地図情報を記憶する記憶部と、サーバから前記メッシュ情報を取得する取得部と、を備えてもよい。
前記構成において、移動体の現在位置の位置情報を取得する取得部を備え、前記付加情報は、前記複数の軌跡ログの重複する箇所の数が多いブロックほど高い明度で前記表示部に表示される重み付けをし、前記表示部は、複数の前記ブロックに重ねて、前記取得部が取得した複数の前記位置情報を表示してもよい。
前記構成において、移動体の現在位置の位置情報を取得する取得部を備え、前記表示部は、前記移動体が移動を開始する開始位置と、前記移動体の現在位置とを表示してもよい。
前記構成において、移動体の現在位置の位置情報を取得する取得部を備え、前記取得部は、前記移動体を走行させるためのエネルギ源の残存情報を取得し、前記表示部は、前記現在位置の位置情報と、前記移動体の現在位置から移動可能な範囲となる移動可能エリアとを表示してもよい。
前記構成において、前記現在の位置情報と、前記移動可能エリアの全体とを前記表示部に表示するよう、前記メッシュ情報の経度緯度に基づくスケールを拡縮する制御部を備えてもよい。
前記構成において、前記表示部は、前記移動体が移動を開始する開始位置と、前記移動体の現在位置とを表示し、前記移動可能エリアの外に前記開始位置が位置した際に警告を出力してもよい。
上記の目的を達成するため、本発明にかかる情報処理プログラムは、コンピュータに、経度緯度に基づくメッシュ情報のメッシュを表示する表示ステップを実現させ、前記メッシュ情報は、複数のブロックで構成され、前記メッシュ情報には、移動体が走行可能な走行エリアのエリア情報が含まれ、前記エリア情報は、前記複数のブロック毎に付加する付加情報であり、前記付加情報は、複数の軌跡ログの重複する箇所の数に基づいて重み付けして分別した表示の情報であることを特徴とする。
本発明によれば、移動体が走行可能な路を仮想路である走行エリアとして簡単に設定することができる。
実施形態1にかかる情報処理システムの概要構成図である。 実施形態1にかかる情報処理システムの概要構成ブロック図である。 実施形態1にかかる情報処理装置の表示部に表示した地図情報である。 実施形態1にかかる情報処理装置の表示部に表示したメッシュ情報である。 実施形態1にかかる情報処理システムの概要構成図である。 実施形態1にかかる走行エリアを生成するフローチャートである。 実施形態1にかかる走行エリアを表示するフローチャートである。 実施形態1の他の形態にかかる情報処理装置の表示部に表示したメッシュ情報である。 実施形態1の他の形態にかかる情報処理装置の表示部に表示したメッシュ情報である。 実施形態2にかかる情報処理システムの概要構成図である。 実施形態2にかかる情報処理システムの概要構成図である。 実施形態2にかかる情報処理システムの概要構成ブロック図である。 実施形態2にかかる走行エリアを生成するフローチャートである。 実施形態2にかかる走行エリアを表示するフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。なお、以下に示す実施形態では、情報処理装置1として車載器を用い、図5に示すバギー等の車両を移動体5として用いる。
<実施形態1>
実施形態1にかかる情報処理システムは、図1に示すように、情報処理装置1とサーバ2とを含み、情報処理装置1とサーバ2とが通信可能に無線接続されている。
情報処理装置1は、図2に示すように、制御部11に備えられたナビゲーション機能により、記憶部13に記憶されたナビゲーションプログラムに基づく処理を実行させる。
情報処理装置1は、制御部11と、一時記憶部12と、記憶部13と、表示部14と、通信部15と、出力部16と、入力部17と、取得部18とを備えている。
制御部11は、ナビゲーション機能を有する。制御部11は、ナビゲーションプログラムに基づいて、CPU(Central Processing Unit)が駆動することにより、ナビゲーション機能を発揮するように構成される。ナビゲーション機能とは、目的地までの経路を案内する機能だけに限られない。ナビゲーション機能は、仮想路としての走行エリアを表示させる場合、地図描画を行う場合、メッシュ描画を行う場合だけも含まれる 。
一時記憶部12は、制御部11により制御処理される情報を一時的に記憶する。一時記憶部12は、揮発性メモリが用いられる。揮発性メモリは、例えば、RAM(Random Access Memory)が挙げられる。一時記憶部12は、制御部11の処理により生成される情報を一時的に記憶する。
記憶部13は、例えば、ナビゲーションプログラム及びナビゲーションに必要な各種情報を記録するストレージで構成される。各種情報には、経度緯度に基づくメッシュ情報及び地図情報が含まれる。地図情報には、地図、自然フィールド、施設等の地図の構成において必要な情報が含まれている。実施形態1では、記憶部13は、例えば、ROM(Read Only Memory)等の不揮発性メモリが用いられる。不揮発性メモリは、例えば、フラッシュメモリ、若しくはHDD(Hard Disk Drive)が挙げられる。記憶部13には、地域情報が記録されている。地域情報は、例えば、POI(Point Of Interest)情報である。
表示部14は、図4に示すように、経度緯度に基づくメッシュ情報のメッシュ14aを表示する。表示部14は、タッチパネルで構成されている。タッチパネルは、使用者が表示部14の画面に触れることで入力を行う入力機能を備える。言い換えれば、タッチパネルは、タッチ式の入力機能と、パネル型の表示機能を組み合わせた表示装置である。メッシュ14aは、複数の階層で構成されている。各階層におけるメッシュ14aは、複数のブロック14bで構成されている。
図4に示すメッシュ情報には、例えば、図3に示す地図及び情報処理装置1を搭載した車両が走行可能な図4に示す走行エリア14cのエリア情報が含まれる。エリア情報は、複数のブロック14b毎に付加する付加情報である。付加情報は、複数の軌跡ログの重複する箇所の数に基づいて重み付けし色で別けた色別の表示の情報である。実施形態1では、付加情報は、複数の軌跡ログの重複する箇所の数が多いほど色が薄くなるように表示部14に表示される重み付けを行っている。具体的には、メッシュ14aの各ブロック14bにおいて、軌跡ログが存在するブロック14bの色を薄め、軌跡ログが重複する箇所の数に比例して多くなればなるほど白色に近づくように明度を高くしてブロック14bを表示する。軌跡ログの重複する箇所とは、複数の軌跡ログが1つのブロック14bに存在することをいう。表示部14は、各ブロック14bに対して、複数の軌跡ログの重複する箇所の数に基づいて重み付けし色で別けた色別の表示を行う。色別の表示により、色の薄いブロック14bを仮想路として設定することができる。色別の表示とは、ブロック14b全体が着色される場合だけに限られず、グリッド模様の密度の違いで表示される場合も含む。色別の表示による仮想路の設定は、実際に移動体5が移動可能な路を測定して路を作成する場合と比較して、比較的簡単に仮想路を設定することができる。なお、表示部14は、タッチパネルで構成される場合に限らず、単に表示する機能を備えたディスプレイだけでもよい。表示部14は、例えば、液晶表示装置、若しくは有機EL(ElectroLuminescence)装置で構成されてもよい。
表示部14は、情報処理装置1を搭載した車両が移動を開始する開始位置と、車両の現在位置の位置情報と、車両の現在位置から移動可能な範囲となる移動可能エリアとを表示する。以下では、現在位置を現在地ともいう。図4では、開始位置をSマークで図示し、現在位置を矢印で図示している。図4では、移動体5の位置情報を白抜きの丸印で例示している。複数の位置情報同士は、位置情報を繋ぐ線で結ばれるように表示されている。また、表示部14で表示する各ブロック14bのスケールは、メッシュ情報のメッシュ14aの各階層で任意設定されている。図4では、メッシュ情報に含まれる複数階層のメッシュ14aの一部の階層を図示している。図4では、3×3のマトリックスに配された一次メッシュの一部を、11×14のマトリックスに配された二次メッシュのブロック14bとして例示している。図4に示す3×3のマトリックスに配された一次メッシュのブロック14bは、6km×6kmに設定している。図4に示す11×14のマトリックスに配された二次メッシュのブロック14bは、20m×20mに設定している。一次メッシュのブロック14bは、6km×6kmに設定する場合だけに限らない。二次メッシュのブロック14bは、20m×20mに設定する場合だけに限らない。一次メッシュ及び二次メッシュは、適宜の大きさに設定することができる。一次メッシュ及び二次メッシュは、移動体5の大きさを基準に設定してもよい。一次メッシュ及び二次メッシュは、例えば、1.0倍から3.0倍の大きさに設定してもよい。一次メッシュ及び二次メッシュは、矩形の形状だけに限らない。一次メッシュ及び二次メッシュは、例えば、六角形に設定してもよい。
移動可能エリアは、移動体5を走行させるためのエネルギ源の残存情報に基づいた範囲である。移動可能エリアは、図8に示すように、開始位置を中心にした円形で表示してもよい。図8に示す移動可能エリアは、円の一部が表示されているが、図9に示すように、現在位置と、移動可能エリアを示す円全体を表示してもよい。図9に示す表示部14の表示では、移動可能エリアを示す円全体を表示させるために、制御部11が、メッシュ14aの経度緯度に基づきスケールを拡縮している。移動可能エリアは、付加情報の一つとして、走行エリア14cの色別の表示の情報とは異なる表示情報であってもよい。例えば、移動可能エリア以外の移動を行うことができないエリアに位置するブロック14bが黒色であってもよい。移動可能エリアとなるブロック14bに移動可能エリアであることを示すマークが示されてもよい。
通信部15は、サーバ2と無線通信可能に接続し、サーバ2と情報を送信及び受信するネットワーク通信部151を備える。通信部15は、機器間通信部152を備えている。機器間通信部152は、他の通信装置と接続して情報を送信若しくは受信できるように構成されている。具体的には、通信部15は、無線通信の通信規格として、例えば、赤外線通信等の光無線通信、Wi−Fi(登録商標)、Bluetooth(登録商標)、BLE(Bluetooth Low Energy)、VICS(登録商標)、携帯通信の3G若しくは4G等の通信規格に対応している。
出力部16は、表示部14と、表示部14に該当しない音声等の出力装置を含む。実施形態1では、表示部14と、表示部14に該当しない音声等の出力装置との両方により、表示部14の画面上において移動可能エリアの外に開始位置が位置した際に警告を出力する。表示部14での表示はポップアップ方式等の出力メッセージ等が用いられる。音声等の出力装置では、警告音が出力される。
入力部17から、ユーザが直接情報処理装置1に指示要求する。入力部17は、例えば、タッチパネルの入力装置で構成される。入力部17は、文字入力、若しくは表示部14のセグメントへの直接接触入力で、指示要求を入力できるように構成される。入力部17は、図示していない物理キーから有線、若しくは無線によって入力される入力装置で構成されてもよい。
取得部18は、情報処理装置1を搭載した車両の現在位置の位置情報を取得する。実施形態1では、現在位置の位置情報の取得にGPSを用いる。取得部18は、GPSを用いて構成される場合だけに限らない。取得部18は、例えば、情報通信基地局を利用して位置情報を取得できるように構成されていてもよい。他の情報として、情報処理装置1の現在位置の位置情報以外に、サーバ2から他の情報処理装置1等で取得した軌跡ログの情報を取得する。サーバから取得する軌跡ログには、位置情報が含まれている。取得部18は、車両の走行を可能とするエネルギ源の残存情報を車両のエネルギ検出センサから取得する。エネルギ源としては、車両に搭載された走行駆動力の発生装置が内燃機関であれば、ガソリン、軽油、水素等の燃料が挙げられ、車両に搭載された走行駆動力の発生装置が電気駆動機関であればバッテリー等に蓄電された電気エネルギが挙げられる。内燃機関と電気駆動機関の双方を搭載した車両の場合は、燃料および電気エネルギの双方がエネルギ源となる。取得部18は、サーバ2から地図情報、メッシュ情報及び位置情報を含む軌跡ログを取得する。
サーバ2には、図2に示すように、サーバ制御部21と、サーバ記憶部22と、サーバ通信部23とを備えている。
サーバ制御部21は、サーバ記憶部22で記録した複数の軌跡ログに基づいて車両が走行可能な走行エリア14cのエリア情報を生成する。サーバ制御部21は、エリア情報の生成の対象とする軌跡ログを、時系列の範囲で設定し、時系列の範囲に含まれる複数の軌跡ログを用いてエリア情報を生成している。サーバ制御部21は、例えば、エリア情報の生成の対象とする軌跡ログを、2016年1月1日以降現在に至るまでの範囲に設定される。サーバ制御部21は、例えば、エリア情報の生成の対象とする軌跡ログを、サマーシーズンのみの範囲に設定されてもよい。サーバ制御部21は、例えば、エリア情報の生成の対象とする軌跡ログを、早朝と、日中と、深夜の時間帯ごとの範囲に設定されてもよい。
軌跡ログは、経度緯度に基づく複数の地点ログを繋いで生成されたログである。
エリア情報は、複数の車両の移動軌跡を示す複数の軌跡ログに基づいて生成する。生成したエリア情報は、経度緯度に基づくメッシュ情報に付加する付加情報となる。メッシュ情報は、複数階層のメッシュ14aを含み、各階層のメッシュ14aは、経度緯度に基づき複数のブロック14bがマトリックスに並んで構成される。エリア情報は、メッシュ情報のうちブロック14b毎に付加する付加情報である。
付加情報は、複数の軌跡ログの軌跡において重複する箇所にあるブロック14bを、軌跡ログの重複する数に基づいて重み付けする情報である。重み付けを行うことで、ブロック14bの表示を区別する。重み付けを行ったブロック14bは、図4に示すように色で別けて色で識別できるように表示する。重み付けは、複数の軌跡ログのうち重複する箇所の数に基づいて、重複する箇所を含むブロック14bの表示を可変させることを目的としている。
サーバ制御部21は、ナビゲーション機能を有する。サーバ制御部21は、サーバ記憶部22に記憶されたナビゲーションプログラムに基づく動作の制御を行う。サーバ制御部21は、サーバ記憶部22に記憶された適宜のプログラムによりCPUが駆動することで機能できるように構成されている。情報処理システムでは、情報処理装置1の制御部11のナビゲーション機能と、サーバ2のサーバ制御部21のナビゲーション機能との2つのナビゲーション機能を有している。情報処理システムでは、情報処理装置1の制御部11のナビゲーション機能を使用することが初期設定されている。ユーザの手動設定により、情報処理装置1のナビゲーション機能と、サーバ2のナビゲーション機能とのどちらのナビゲーション機能を使用するか選択できる。ナビゲーション機能の使用は、一方のナビゲーション機能を使用することに限定されず、両方のナビゲーション機能を共有して使用してもよい。
サーバ記憶部22は、情報処理装置1から送信する情報を記憶する。サーバ記憶部22は、サーバ2に通信可能な様々な車両の複数の軌跡ログを記録する軌跡記憶部221を備える。様々な移動体5の複数の軌跡ログは、異なる移動体5の移動で生成された軌跡ログでもよいし、同じ移動体5の異なる移動で生成された軌跡ログでもよい。同じ移動体5の異なる移動とは、例えば、移動体5が車両である場合、車両のエンジンをオンにしてからオフにするまでを1回としてカウントした移動と定義すればよい。サーバ記憶部22は、複数の軌跡ログに基づいて生成する走行エリア14cのエリア情報を記憶するエリア記憶部222を備える。サーバ記憶部22は、ナビゲーションプログラムや、ナビゲーションに必要な各種情報等を記録するストレージである。サーバ記憶部22には、ROM等の不揮発性メモリが用いられる。不揮発性メモリとして、フラッシュメモリやHDDが挙げられる。サーバ記憶部22は、様々な移動体5の複数の軌跡ログを移動体5の種類ごとに分類して記録してもよい。サーバ記憶部22は、例えば、3輪のATV(All Terrain Vehicle)、4輪のATV、6輪のATVのように、ATVの種類に応じて移動体5の移動で生成された軌跡ログを記憶してもよい。
サーバ通信部23は、情報処理装置1と無線で通信可能に接続し、情報処理装置1と情報を送信及び受信する。サーバ通信部23は、VICS(登録商標)、携帯通信の3G若しくは4G等の通信規格に対応している。
次に、情報処理システムでの軌跡ログによる走行エリア14cの生成について、図5、図6を用いて説明する。走行エリア14cの生成の説明では、図5に示すように移動体5に車両であるバギーを用いる。
情報処理装置1の電源がユーザにより入れられる。情報処理装置1の電源のON/OFFは、車両の電源のON/OFFに連動させてもよい。情報処理装置1の電源がONになると、制御部11により、ナビゲーションソフトを起動させる(ステップS101)。
ナビゲーションソフトを起動させた後に、ユーザが車両を開始位置から移動させる。図4では、開始位置をSマークで図示している。この時、取得部18は、軌跡ログを取得する(ステップS102)。
軌跡ログを取得しながら車両を移動させた後に、車両を開始位置に戻してナビゲーションを終える(ステップS103)
ステップS103において、ナビゲーションソフトの終了と同時に、ネットワークを介して情報処理装置1とサーバ2との接続がされているか否かを確認する(ステップS104)。
情報処理装置1とサーバ2とが接続されている場合(ステップS104で有)、サーバ2に軌跡ログの全ログデータを送信する(ステップS105)。
情報処理装置1とサーバ2とが接続されていない場合(ステップS104で無)、サーバ2との接続を確立して(ステップS106)、軌跡ログの全ログデータを送信する(ステップS105)。
ステップS105では、サーバ2に一括して軌跡ログの全ログデータを送信している。ナビゲーションソフトを起動した後に、情報処理装置1とサーバ2との接続を行い、ステップS102において軌跡ログを取得する毎に軌跡ログのログデータを逐一に情報処理装置1からサーバ2に送信してもよい。軌跡ログのログデータを逐一に送信する場合、ステップS104の情報処理装置1とサーバ2との接続の確認は不要になる。
ステップS105にて情報処理装置1からサーバ2に軌跡ログを送信した後、サーバ2は、サーバ通信部23を介して軌跡ログを受信する(ステップS107)。
ステップS107にて受信した軌跡ログの全データに対して、サーバ制御部21は、軌跡ログの全データが連続しているか否かを判断する(ステップS108)。具体的には、軌跡ログをメッシュ14aに当てはめた際に、地点ログが存在しないブロック14bがあるか否かを判断する。
ステップS108において、地点ログが存在するブロック14bが連続している場合、軌跡ログの全データが連続しているとサーバ制御部21は判断し、軌跡ログをサーバ記憶部22の軌跡記憶部221に記憶する。
サーバ記憶部22に記憶した複数の軌跡ログを用いて、サーバ制御部21は、走行エリア14cのエリア情報を生成する(ステップS109)。
ステップS109では、サーバ制御部21は、複数の軌跡ログに基づいて走行エリア14cのエリア情報を生成する。エリア情報は、経度緯度に基づくメッシュ14aを構成する複数のブロック14b毎に付加する付加情報である。付加情報は、複数の軌跡ログの軌跡において重複する箇所にあるブロック14bを、重複する数に基づいて重み付けする情報である。重み付けは、重複する数を、例えば、0回、5回まで、10回まで、30回まで、100回までの5段階に分類することが行われる。分類した5段階の情報に基づいて回数順にブロック14bの色を薄くするようにブロック14bの濃淡を表す濃淡表示の情報を付加情報としてブロック14bの情報に記憶する。実施形態1では、ブロック14bの濃淡表示の情報の付加を、重み付けという。サーバ制御部21は、分類した5段階の情報に基づいて、回数順にブロック14bの色を薄くしているので、車両が走行可能な走行エリア14cを認識し易くできる。
一方、ステップS108において、サーバ制御部21が、軌跡ログの全データが連続していると判断しない場合、軌跡ログの全データを連続させるように仮想ログを生成したログ補完を行う(ステップS110)。以下では、仮想ログを補完ログという。取得部18は、GPSを用いて構成される場合、所定の時間間隔ごとに現在位置の位置情報を取得している。取得部18は、位置情報を取得する車両の速度が速くなると、軌跡ログの軌跡と重複しないブロック14bが生ずるおそれがある。サーバ制御部21は、車両の速度が所定の速度以上、且つ軌跡ログの全データが連続していないと判断した場合、例えば、位置情報と時間情報に基づいて、隣接するブロック14b同士が連続的に繋げるように仮想ログを生成させることができる。
ステップS110では、サーバ制御部21が、地点ログが存在するブロック14bが連続しておらず、軌跡ログの全データが連続していないと判断した場合、地点ログが存在していないブロック14bに、補完ログを記憶させる。サーバ記憶部22が補完ログを記憶した後、サーバ制御部21は、軌跡ログに基づく走行エリア14cのエリア情報を生成する(ステップS109)。
ステップS109にてサーバ制御部21が生成した走行エリア14cのエリア情報を、サーバ記憶部22のエリア記憶部222に記憶する(ステップS111)。
ステップS111の後、サーバ制御部21は、走行エリア14cのエリア情報に基づいてメッシュ情報を構成する各ブロック14bの色を更新するか否かを判断する(ステップS112)。
ステップS112にてブロック14bの色の更新が必要な場合、サーバ制御部21は、ブロック14bの色の更新を行い(ステップS113)、全てのブロック14bに対して色更新をしてメッシュ14aの更新を行い(ステップS114)、走行エリア14cの生成を終える。
ステップS112にてブロック14bの色の更新が不要な場合、メッシュ14aの更新を行わずに走行エリア14cの生成を終える。
上記の通り、走行エリア14cの生成では、ブロック14bの重み付けをおこなうことで、ブロック14bの表示を区別する。実施形態1にかかるブロック14bの重み付けによれば、複数の軌跡ログのうち重複する箇所の数に基づいて、重複する箇所を含むブロック14bの表示を図4に示すように可変させることができる。
上記の通り、実施形態1の情報処理システムは、車両の複数の軌跡ログを記録する記憶ステップと、記憶ステップで記録した複数の軌跡ログに基づいて車両が走行可能な走行エリア14cのエリア情報を生成する生成ステップと、を実現させた情報処理プログラムが記憶されている。
次に、情報処理システムでの軌跡ログによる走行エリア14cの表示について、図7を用いて説明する。
情報処理装置1の電源がユーザにより入れられる。情報処理装置1の電源のON/OFFは、車両の電源のON/OFFに連動させてもよい。情報処理装置1の電源がONになると、制御部11により、ナビゲーションソフトを起動させる(ステップS201)。
ナビゲーションソフトを起動させた後に、情報処理装置1とサーバ2との接続を行う(ステップS202)。
ステップS202において情報処理装置1とサーバ2との接続が無い場合(ステップS202で無)、継続して情報処理装置1とサーバ2との接続を確立する。
ステップS202において情報処理装置1とサーバ2との接続が有る場合(ステップS203)、情報処理装置1からサーバ2にメッシュ情報の更新の要求を行う(ステップS204)。通信が成立しない場合、記憶部13に記憶された最新の走行エリア14cを表示してもよい。
サーバ2から情報処理装置1への指示命令が、更新メッシュがあるとの命令である場合(ステップS205で有)、情報処理装置1はサーバ2からメッシュ14aの更新データを受信する(ステップS206)。ここでの更新データはメッシュ14aの各階層のブロック14b毎に行う。
ステップS206にてブロック14bを更新し、複数のブロック14bを更新することでメッシュ14aの更新を行う。メッシュ14aの更新を行った後に、情報処理装置1の表示部14にメッシュ更新後のメッシュ14aを表示する。この際、情報処理装置1を搭載する車両の現在の位置と地図を併せて表示部14に表示する。
一方、ステップS205にて、サーバ2から情報処理装置1への指示命令が、更新メッシュが無いとの命令である場合(ステップS205で無)、ステップS207に移り、現状のメッシュ14aと現在地と地図とを表示部14に表示する。
ステップS207にて現在の位置を表示した後、走行エリア14cの表示を行う(ステップS208)。
ステップS208にて走行エリア14cのエリア情報が存在すれば、走行エリア14cを表示部14に表示する(ステップS208で有)。一方、ステップS208にて、走行エリア14cのエリア情報が存在しなければ、表示部14に走行エリア14cの表示は無い(ステップS208で無)。
走行エリア14cの表示の有無の後、開始位置(スタート地点)の表示を行う(ステップS209)。
ステップS209にてスタート地点の情報があれば、スタート地点を表示部14に表示する(ステップS209で有)。一方、ステップS209にて、スタート地点の情報が無ければ、表示部14にスタート地点の表示は無い(ステップS209で無)。
スタート地点の表示の有無の後、車両のエネルギ源の残量に基づく移動可能エリアの表示を行う(ステップS210)。
ステップS210にて移動可能エリアのエリア情報があれば、図8、図9に示す移動可能エリアを表示部14に表示する(ステップS210で有)。一方、ステップS210にて、移動可能エリアの情報が無ければ、表示部14に移動可能エリアの表示は無い(ステップS210で無)。
移動可能エリアの表示の有無の後、地図の表示を行う(ステップS211)。
ステップS211にて地図情報があれば、少なくとも地図とメッシュ14aと現在地とを表示部14に表示する(ステップS211で有)。一方、ステップS211にて、地図が無ければ、少なくともメッシュ14aと現在地とを表示部14に表示する(ステップS211で無)。
その後、車両の移動を終えてから、ナビゲーションソフトを終了する(ステップS212)。
上記の通り、実施形態1の情報処理装置1は、経度緯度に基づくメッシュ14aを表示する表示ステップを実現させた情報処理プログラムが記憶されている。
上記の図6に示す情報処理システムでの軌跡ログによる走行エリア14cの生成の工程と、図7に示す情報処理システムでの軌跡ログによる走行エリア14cの表示の工程とは、それぞれ単独で行ってもよく、合わせて行ってもよい。
実施形態1にかかる情報処理装置1によれば、複数の軌跡ログの重複する箇所の数に基づいて重み付けし分別して表示した走行エリア14cのエリア情報を表示部14に表示することができる。そのため、地図情報に載っていない走行可能な路を仮想路として簡単に設定することができる。また、図3に示すような地形がブロック14bとは別の実線で示された地図情報上に、走行エリア14cのエリア情報を表示することもできる。
実施形態1にかかる情報処理装置1によれば、メッシュ情報及び地図情報を記憶する記憶部13と、サーバ2からメッシュ情報を取得する取得部18と、を備えているので、サーバ2からメッシュ情報を取得することで、更新したメッシュ情報を地図情報に重ねて比較的簡単に最新の情報を表示させることができる。地図とメッシュ14aとは、地図情報に含まれる経度緯度の情報と、メッシュ情報に含まれる経度緯度情報とが一致するように重ねあわされて表示される 。
実施形態1にかかる情報処理装置1によれば、車両の現在位置の位置情報を取得する取得部18を備え、付加情報は、複数の軌跡ログの重複する箇所の数が多いブロック14bほど高い明度で表示部14に表示される重み付けをしており、表示部14は、複数のブロック14bに重ねて、取得部18が取得した複数の位置情報を表示することができる。複数の位置情報を表示する際に、複数の位置情報を繋ぐ線も併せてブロック14bに重ねて表示することができる。このように、複数の軌跡ログの重複する箇所の数が多いブロック14bほど高い明度で表示部14に表示されるので、ブロック14bに位置情報が重ねて表示されも、ユーザに車両が移動した位置情報をより明確に認識させることができる。
実施形態1にかかる情報処理装置1によれば、表示部14は、車載器を搭載した車両が移動を開始する開始位置と、車両の現在位置とを表示するので、ユーザは簡単に開始位置と現在位置との位置関係を把握することができる。
実施形態1にかかる情報処理装置1によれば、車両を走行させるためのエネルギ源の残存情報に基づいて、車両の現在位置から移動できる移動可能な範囲を把握することができる。
実施形態1にかかる情報処理装置1によれば、現在位置と、移動可能エリアの全体とを表示部14に表示するよう、メッシュ14aの経度緯度に基づくスケールを拡縮する制御部11を備えている。制御部11によるメッシュ14aの経度緯度に基づくスケールの拡縮により、出発地点に戻る車両の場合、移動エリア全体が表示されるので、車両の運転者の安心感に繋がる。
実施形態1にかかる情報処理装置1によれば、移動可能エリアの外に開始位置が位置した際に警告を出力するので、車両の走行を可能とするエネルギ源の残存情報に基づき、開始位置まで戻るためのサポートを行うことができ、エネルギ源切れの心配を低減させることができる。
実施形態1にかかる情報処理システムによれば、複数の軌跡ログに基づいて走行可能な経度緯度に基づく位置が分かる。そのため、実施形態1にかかる情報処理システムによれば、走行可能な路を仮想路として簡単に設定することができる。
実施形態1にかかる情報処理システムによれば、エリア情報の生成の対象とする軌跡ログを、時系列の範囲で設定し、時系列の範囲に含まれる複数の軌跡ログを用いてエリア情報を生成するので、最新の走行エリア14cの情報を得ることができる。
実施形態1では、サーバ2が、車両の複数の軌跡ログを記録するサーバ記憶部22と、サーバ記憶部22で記録した複数の軌跡ログに基づいて車両が走行可能な走行エリア14cのエリア情報を生成するサーバ制御部21と、を備えている。軌跡ログは、複数の地点ログを繋いで生成したログである。エリア情報は、経度緯度に基づくメッシュ14aを構成する複数のブロック14b毎に付加する付加情報である。付加情報は、複数の軌跡ログの軌跡において重複する箇所にあるブロック14bを、重複する数に基づいて重み付けする情報である。このように、実施形態1では、サーバ2が、複数の軌跡ログの軌跡において重複する箇所にあるブロック14bを、重複する数に基づいて重み付けしている。しかしながら、重み付けについて、サーバ2が行うことに限定されるものではなく、情報処理装置1が行ってもよい。つまり、情報処理装置1が、車両の複数の軌跡ログを記録する記憶部13と、記憶部13で記録した複数の軌跡ログに基づいて移動体5が走行可能な走行エリア14cのエリア情報を生成する制御部11と、を備えてもよい。実施形態1にかかる情報処理システムでは、サーバ2と情報処理装置1との少なくとも一方が、重み付けを行うように構成されていればよい。情報処理装置1単体で、重み付けを行うことができる場合、情報処理システムは、情報処理装置1単体となる。
実施形態1では、移動体5として車両を用いているが、車両だけに限定されない。移動体5は、例えば、人、スノーモービル、若しくは飛行機であってもよい。
実施形態1では、情報処理装置1として車載器を用いているが、車載器に限定されるものではない。車載器の他に、移動体5が所持できるものであれば、他のものであってもよい。例えば、移動体5が人であれば、図10に示すように情報処理装置1は、スマートフォン等の情報処理端末であってもよい。この場合、情報処理端末は、ナビゲーション機能を有する端末ということになる。また、情報処理装置1は、図10に示すような携帯可能であり、車両に装脱可能な情報処理端末であってもよい。
実施形態1では、車載器である情報処理装置1の通信部15にネットワーク通信部151と機器間通信部152とを備えた構成について説明しているが、通信部15に機器間通信部152のみを備えた情報処理装置1も存在する。
そこで、以下に、通信部15に機器間通信部152のみを備えた情報処理装置1に対して本発明を適用した実施形態を実施形態2として説明する。
<実施形態2>
実施形態2は、実施形態1に比べて、情報処理端末3を介在させた情報処理装置1とサーバ3との接続である点と、情報処理装置1にネットワーク通信部151を備えていない点とで異なる。そのため、実施形態2は、実施形態1と同様の構成等による作用効果や変形例を有する。
そこで、以下に示す実施形態2の説明では、実施形態1と異なる構成について主に述べ、同様の構成については説明を省略することもある。
実施形態2にかかる情報処理システムは、図11に示すように、情報処理装置1とサーバ2とが情報処理端末3を介在して通信可能に無線接続されている。なお、実施形態2では、情報処理装置1とサーバ2とは直接通信可能に無線接続できない。
情報処理装置1は、図12に示すように、制御部11と、一時記憶部12と、記憶部13と、表示部14と、通信部15と、出力部16と、入力部17と、取得部18とを備えている。
通信部15は、他の通信装置と通信可能に接続し、他の通信装置と情報を送信及び受信する機器間通信部152を備える。他の通信装置は、例えば並行して走行する他の移動体5の通信部15が挙げられる。通信部15は、赤外線通信、Wi−Fi(登録商標)、Bluetooth(登録商標)、BLE、携帯通信の3G若しくは4G等の通信規格に対応している。
サーバ2には、図12に示すように、サーバ制御部21と、サーバ記憶部22と、サーバ通信部23とを備えている。
サーバ記憶部22は、サーバ2に通信可能な様々な車両の複数の軌跡ログを記録する軌跡記憶部221を備える。サーバ記憶部22は、複数の軌跡ログに基づいて生成する走行エリア14cのエリア情報を記憶するエリア記憶部222を備える。
情報処理端末3は、図11、図12に示すように、情報処理装置1とサーバ2との接続を行うためにネットワーク接続の中継ポイントとして機能する。
情報処理端末3は、図12に示すように、情報制御部31と、情報一時記憶部32と、情報記憶部33と、情報表示部34と、情報通信部35と、情報出力部36と、情報入力部37と、情報取得部38とを備えている。
情報制御部31は、情報記憶部33に記憶された情報処理プログラムに基づく動作の制御を行う。実施形態2では、情報制御部31としてCPUを適用している。
情報一時記憶部32は、情報制御部31により制御処理される情報を一時的に記録する。情報一時記憶部32として、RAM等の揮発性メモリを用いる。情報一時記憶部32は、情報制御部31の処理により生成される情報を一時的に記憶する。
情報記憶部33は、情報処理プログラムや、情報処理に必要な各種情報等を記録するストレージである。情報記憶部33として、ROM等の不揮発性メモリを用いる。
情報表示部34は、情報処理装置1とサーバ2とのネットワーク接続の有無を表示する。
情報表示部34は、タッチパネルで構成されている。タッチパネルは、使用者が情報表示部34の画面に触れることで入力を行う入力機能を備えている。
情報通信部35は、サーバ2と無線通信可能に接続し、サーバ2と情報を送信及び受信するネットワーク情報通信部351を備える。情報通信部35は、情報処理装置1等の他の通信装置と通信可能に接続し、情報処理装置1等他の通信装置と情報を送信及び受信する機器間情報通信部352を備える。具体的には、情報通信部35は、赤外線通信、Wi−Fi(登録商標)、Bluetooth(登録商標)、BLE、VICS(登録商標)、携帯通信の3G若しくは4G等の通信規格に対応できればよい。
情報出力部36は、情報表示部34と、情報表示部34に該当しない音声等の出力装置を含む。
情報入力部37から、ユーザが直接情報処理装置3に指示要求する。情報入力部37は、例えば、タッチパネルの入力装置で構成される。情報入力部37は、文字入力、若しくは情報表示部34のセグメントへの直接接触入力で、指示要求を入力できるように構成される。情報入力部37は、物理キーから有線、若しくは無線によって入力される入力装置で構成されてもよい。
情報取得部38は、情報処理端末3の現在位置の位置情報を取得する。実施形態2では、現在位置の位置情報の取得にGPSを用いる。情報取得部38は、GPSを用いて構成される場合だけに限らない。情報取得部38は、例えば、情報通信基地局を利用して位置情報を取得できるように構成されていてもよい。
次に、情報処理システムでの軌跡ログによる走行エリア14cの生成について、図4、図13を用いて説明する。走行エリア14cの生成の説明では、移動体5に、図5に示すような車両であるバギーを用いる。
情報処理装置1の電源と情報処理端末3の電源とがユーザにより入れられる。情報処理装置1の電源のON/OFFは、車両の電源のON/OFFに連動させてもよい。情報処理装置1の電源がONになると、制御部11により、ナビゲーションソフトを起動させる(ステップS301)。
ナビゲーションソフトを起動させた後に、ユーザが車両を開始位置から移動させる。図4では、開始位置をSマークで図示している。この時、取得部18は、軌跡ログを取得する(ステップS302)。
軌跡ログを取得しながら車両を移動させた後に、車両を開始位置に戻してナビゲーションを終える(ステップS303)
ステップS303において、ナビゲーションソフトの終了と同時に、情報処理装置1とサーバ2との情報処理端末3を介した接続がされているか否かを確認する(ステップS304)。
情報処理装置1とサーバ2とが情報処理端末3を介して接続されている場合(ステップS304で有)、情報処理端末3を介して情報処理装置1からサーバ2に軌跡ログの全ログデータを送信する(ステップS305)。
情報処理装置1とサーバ2とが情報処理端末3を介して接続されていない場合(ステップS304で無)、情報処理装置1と情報処理端末3との機器間通信接続を行う(ステップS306)。
情報処理装置1と情報処理端末3とが機器間通信接続されている場合(ステップS306で有)、情報処理端末3とサーバ2とのネットワーク通信接続を行う(ステップS307)。
一方、情報処理装置1と情報処理端末3とが機器間通信接続されていない場合(ステップS306で無)、引き続き、情報処理装置1と情報処理端末3との機器間通信接続の確立を行う(ステップS306)。
ステップS307において、情報処理端末3とサーバ2とがネットワーク通信接続されている場合(ステップS307で有)、情報処理装置1とサーバ2との情報処理端末3を介したネットワーク通信接続を行い、軌跡ログの送信を行う(ステップS305)。
一方、情報処理端末3とサーバ2とがネットワーク通信接続されていない場合(ステップS307で無)、引き続き、情報処理端末3とサーバ2とのネットワーク通信接続の確立を行う(ステップS307)。
情報処理装置1とサーバ2との情報処理端末3を介したネットワーク通信接続が確立した後、軌跡ログの全ログデータを送信する(ステップS305)。
ステップS305では、サーバ2に一括して軌跡ログの全ログデータを送信している。ナビゲーションソフトを起動した後に、情報処理装置1とサーバ2との情報処理端末3を介した接続を行い、ステップS302において軌跡ログを取得する毎に軌跡ログのログデータを逐一に情報処理装置1から情報処理端末3を介してサーバ2に送信してもよい。軌跡ログのログデータを逐一に送信する場合、ステップS304の情報処理装置1とサーバ2との情報処理端末3を介した接続の確認は不要になる。
ステップS305にて情報処理装置1からサーバ2に軌跡ログを送信した後、サーバ2は、情報処理端末3を介して軌跡ログを受信する(ステップS308)。
ステップS308にて受信した軌跡ログの全データに対して、サーバ制御部21は、軌跡ログの全データが連続しているか否かを判断する(ステップS309)。具体的には、軌跡ログをメッシュ14aに当てはめた際に、地点ログが存在しないブロック14bがあるか否かを判断する。
ステップS309において、サーバ制御部21が、地点ログが存在するブロック14bが連続している場合、軌跡ログの全データが連続していると判断し、軌跡ログをサーバ記憶部22(軌跡記憶部221)に記憶する。
サーバ記憶部22に記憶した複数の軌跡ログを用いて、サーバ制御部21は、走行エリア14cのエリア情報を生成する(ステップS310)。
ステップS310では、サーバ制御部21は、複数の軌跡ログに基づいて走行エリア14cのエリア情報を生成する。エリア情報は、経度緯度に基づくメッシュ14aを構成する複数のブロック14b毎に付加する付加情報である。付加情報は、複数の軌跡ログの軌跡において重複する箇所にあるブロック14bを、重複する数に基づいて重み付けする情報である。重み付けは、重複する数を、例えば、0回、5回まで、10回まで、30回まで、100回までの5段階に分類することが行われる。分類した5段階の情報に基づいて回数順にブロック14bの色を薄くするようにブロック14bの濃淡を表す濃淡表示の情報を付加情報としてブロック14bの情報に記憶する。実施形態2では、ブロック14bの濃淡表示の情報の付加を、重み付けという。サーバ制御部21は、分類した5段階の情報に基づいて、回数順にブロック14bの色を薄くしているので、車両が走行可能な走行エリア14cを認識し易くできる。
一方、ステップS309において、サーバ制御部21が、軌跡ログの全データが連続していると判断しない場合、軌跡ログの全データを連続させるように仮想ログを生成したログ補完を行う(ステップS311)。以下では、仮想ログを補完ログという。取得部18が、GPSを用いて構成される場合、所定の時間間隔ごとに現在位置の位置情報を取得している。取得部18は、位置情報を取得する車両の速度が速くなると、軌跡ログの軌跡と重複しないブロック14bが生ずるおそれがある。サーバ制御部21は、車両の速度が所定の速度以上、且つ軌跡ログの全データが連続していないと判断した場合、例えば、位置情報と時間情報に基づいて、隣接するブロック14b同士が連続的に繋げるように仮想ログを生成させることができる。
ステップS311では、サーバ制御部21が、地点ログが存在するブロック14bが連続しておらず、軌跡ログの全データが連続していないと判断した場合、地点ログが存在していないブロック14bに、補完ログを記憶させる。サーバ記憶部22が補完ログを記憶した後、サーバ制御部21は、軌跡ログに基づく走行エリア14cのエリア情報を生成する(ステップS310)。
ステップS310にてサーバ制御部21が生成した走行エリア14cのエリア情報を、サーバ記憶部22のエリア記憶部222に記憶する(ステップS312)。
ステップS312の後、サーバ制御部21は、走行エリア14cのエリア情報に基づいてメッシュ14aを構成する各ブロック14bの色を更新するか否かを判断する(ステップS313)。
ステップS313にてブロック14bの色の更新が必要な場合、サーバ制御部21は、ブロック14bの色の更新を行い(ステップS314)、全てのブロック14bに対して色更新をしてメッシュ14aの更新を行い(ステップS315)、走行エリア14cの生成を終える。
ステップS313にてブロック14bの色の更新が不要な場合、メッシュ14aの更新を行わずに走行エリア14cの生成を終える。
上記の通り、走行エリア14cの生成では、ブロック14bの重み付けをおこなうことで、ブロック14bの表示を区別する。実施形態2にかかるブロック14bの重み付けによれば、複数の軌跡ログのうち重複する箇所の数に基づいて、重複する箇所を含むブロック14bの表示を図4に示すように可変させることができる。
上記の通り、実施形態2の情報処理システムは、車両の複数の軌跡ログを記録する記憶ステップと、記憶ステップで記録した複数の軌跡ログに基づいて車両が走行可能な走行エリア14cのエリア情報を生成する生成ステップと、を実現させた情報処理プログラムを記憶している。
次に、情報処理システムでの軌跡ログによる走行エリア14cの表示について、図14を用いて説明する。
情報処理装置1の電源と情報処理端末3の電源とがユーザにより入れられる。情報処理装置1の電源のON/OFFは、車両の電源のON/OFFに連動させてもよい。情報処理装置1の電源がONになると、制御部11により、ナビゲーションソフトを起動させる(ステップS401)。
ナビゲーションソフトを起動させた後に、情報処理装置1とサーバ2との情報処理端末3を介した接続を行う(ステップS402)。
ステップS402において情報処理装置1とサーバ2との情報処理端末3を介した接続が有る場合(ステップS402で有)、情報処理装置1からサーバ2に情報処理端末3を介してメッシュ情報の更新の要求を行う(ステップS403)。
ステップS402において情報処理装置1とサーバ2との情報処理端末3を介した接続が無い場合(ステップS402で無)、情報処理装置1と情報処理端末3との機器間通信接続を行う(ステップS404)。
情報処理装置1と情報処理端末3とが機器間通信接続されている場合(ステップS404で有)、情報処理端末3とサーバ2とのネットワーク通信接続を行う(ステップS405)。
一方、情報処理装置1と情報処理端末3とが機器間通信接続されていない場合(ステップS404で無)、引き続き、情報処理装置1と情報処理端末3との機器間通信接続の確立を行う(ステップS404)。
ステップS405において、情報処理端末3とサーバ2とがネットワーク通信接続されている場合(ステップS405で有)、情報処理装置1とサーバ2との情報処理端末3を介したネットワーク通信接続を行い、情報処理装置1からサーバ2にメッシュ情報の更新の要求を行う(ステップS403)。
一方、情報処理端末3とサーバ2とがネットワーク通信接続されていない場合(ステップS405で無)、引き続き、情報処理端末3とサーバ2とのネットワーク通信接続の確立を行う(ステップS405)。
情報処理装置1とサーバ2との情報処理端末3を介したネットワーク通信接続が確立した後、情報処理装置1からサーバ2にメッシュ情報の更新の要求を行う(ステップS403)。
情報処理端末3を介したサーバ2から情報処理装置1への指示命令が、更新メッシュがある場合(ステップS406で有)、情報処理装置1は情報処理端末3を介してサーバ2からメッシュ14aの更新データを受信する(ステップS407)。ここでの更新データはメッシュ14aの各階層のブロック14b毎に行う。
ステップS407にてブロック14bを更新し、複数のブロック14bを更新することでメッシュ14aの更新を行う。メッシュ14aの更新を行った後に、情報処理装置1の表示部14にメッシュ更新後のメッシュ14aを表示する。この際、情報処理装置1を搭載する車両の現在位置と、地図とを表示部14に表示する。
一方、ステップS406にて、サーバ2から情報処理装置1への指示命令が、更新メッシュが無い場合(ステップS406で無)、ステップS408に移り、メッシュ14aと現在地と地図とを表示部14に表示する。
ステップS408にて現在地を表示した後、走行エリア14cの表示を行う(ステップS409)。
ステップS409にて走行エリア14cのエリア情報が存在すれば、走行エリア14cを表示部14に表示する(ステップS409で有)。一方、ステップS409にて、走行エリア14cのエリア情報が存在しなければ、表示部14に走行エリア14cの表示は無い(ステップS409で無)。
走行エリア14cの表示の有無の後、開始位置(スタート地点)の表示を行う(ステップS410)。
ステップS410にてスタート地点の情報があれば、スタート地点を表示部14に表示する(ステップS410で有)。一方、ステップS410にて、スタート地点の情報が無ければ、表示部14にスタート地点の表示は無い(ステップS410で無)。
スタート地点の表示の有無の後、車両のエネルギ源の残量に基づく移動可能エリアの表示を行う(ステップS411)。
ステップS411にて移動可能エリアのエリア情報があれば、図8、図9に示す移動可能エリアを表示部14に表示する(ステップS411で有)。一方、ステップS411にて、移動可能エリアの情報が無ければ、表示部14に移動可能エリアの表示は無い(ステップS411で無)。
移動可能エリアの表示の有無の後、地図の表示を行う(ステップS412)。
ステップS412にて地図情報があれば、少なくとも地図とメッシュ14aと現在地とを表示部14に表示する(ステップS412で有)。一方、ステップS412にて、地図情報が無ければ、少なくともメッシュ14aと現在地とを表示部14に表示する(ステップS412で無)。
その後、車両の移動を終えてから、ナビゲーションソフトを終了する(ステップS413)。
上記の通り、実施形態2の情報処理装置は、経度緯度に基づくメッシュ14aを表示する表示ステップを実現させた情報処理プログラムを記憶している。
上記の図13に示す情報処理システムでの軌跡ログによる走行エリア14cの生成の工程と、図14に示す情報処理システムでの軌跡ログによる走行エリア14cの表示の工程とは、それぞれ単独で行ってもよく、合わせて行ってもよい。
上記の通り、実施形態2によれば、実施形態1と同様の作用効果を有することができる。また、実施形態2によれば、ネットワーク通信部151を情報処理装置1が備えていなくても、ネットワーク情報通信部351と機器間情報通信部352とを備えた情報処理端末3を用いることで、本発明にかかる情報処理システムを構築することができる。
実施形態2によれば、情報処理装置1に取得部18を備え、情報処理端末3に情報取得部38を備えている。情報処理装置1の取得部19は、情報処理装置1の現在位置の位置情報を取得する。情報処理端末3の情報取得部39は、情報処理端末3の現在位置の位置情報を取得する。ユーザは、情報処理端末3を所有して情報処理装置1を搭載している移動体5に乗る場合、情報処理装置1の取得部19が取得した現在位置の位置情報と、情報処理端末3の情報取得部39が取得した現在位置の位置情報とのうちどちらの位置情報を取得するのか選択できる。実施形態2によれば、2現在位置の位置情報を選択できるので、より精度の良い位置情報を取得することができる。
本明細書に記載した発明から、以下のような技術的思想を有する情報処理システムおよび情報処理プログラムを抽出することができる。
情報処理システムは、移動体5の複数の軌跡ログを記録する記憶部と、記憶部に記録した複数の軌跡ログに基づいて移動体5が走行可能な走行エリア14cのエリア情報を生成する制御部11と、を備える。軌跡ログは、複数の地点ログを繋いで生成されたログである。エリア情報は、経度緯度に基づくメッシュ情報のメッシュ14aを構成する複数のブロック14b毎に付加する付加情報である。付加情報は、複数の軌跡ログの軌跡において重複する箇所にあるブロック14bを、重複する数に基づいて重み付けする情報である。
制御部11は、エリア情報の生成の対象とする軌跡ログを、時系列の範囲で設定し、時系列の範囲に含まれる複数の軌跡ログを用いてエリア情報を生成するようにしてもよい。
情報処理プログラムは、コンピュータに、移動体5の複数の軌跡ログを記録する記憶ステップと、記憶ステップで記録した複数の軌跡ログに基づいて移動体5が走行可能な走行エリア14cのエリア情報を生成する生成ステップと、を実現させる。軌跡ログは、複数の地点ログを繋いで生成されたログである。エリア情報は、経度緯度に基づくメッシュ情報のメッシュ14aを構成する複数のブロック14b毎に付加する付加情報である。付加情報は、複数の軌跡ログ夫々の軌跡において重複する箇所にあるブロック14bを、重複する数に基づいて重み付けする情報である。
なお、既述した何れの情報処理プログラムも、インストールすることのできる形式又は実行することのできる形式のファイルでCD−ROM(Compact Disk Read Only Memory)、フレキシブルディスク、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な非一過性の記録媒体に記録してコンピュータプログラムプロダクトとして提供されるように構成することができる。
実施形態1と実施形態2とは、一部の構成を適宜に適用して構成されてもよい 。なお、本発明は、その精神や主旨または主要な特徴から逸脱することなく、他のいろいろな形で実施することができる。そのため、上述の実施形態はあらゆる点で単なる例示にすぎず、限定的に解釈してはならない。すなわち、上記の実施形態を例として、本発明は、情報処理装置、情報処理装置を含む情報処理システム、情報処理プログラムである。
また、本発明の範囲は特許請求の範囲によって示すものであって、明細書本文には、なんら拘束されない。さらに、特許請求の範囲の均等範囲に属する変形や変更は、全て本発明の範囲内のものである。
本発明は、ユーザを含む移動体5に所有可能な情報処理装置、情報処理装置を含む情報処理システム、情報処理プログラムに適用できる。
1 情報処理装置
11 制御部
12 一時記憶部
13 記憶部
14 表示部
14a メッシュ
14b グリッド
14c 走行エリア
15 通信部
151 ネットワーク通信部
152 機器間通信部
16 出力部
17 入力部
18 取得部
2 サーバ
21 サーバ制御部
22 サーバ記憶部
221 軌跡記憶部
222 エリア記憶部
23 サーバ通信部
3 情報処理端末
31 情報制御部
32 情報一時記憶部
33 情報記憶部
34 情報表示部
35 情報通信部
351 ネットワーク情報通信部
352 機器間情報通信部
36 情報出力部
37 情報入力部
38 情報取得部
5 移動体

Claims (8)

  1. 経度緯度に基づくメッシュ情報のメッシュを表示する表示部を備え、
    前記メッシュは、複数のブロックで構成され、
    前記メッシュ情報には、移動体が走行可能な走行エリアのエリア情報が含まれ、
    前記エリア情報は、前記複数のブロック毎に付加する付加情報であり、
    前記付加情報は、複数の軌跡ログの重複する箇所の数に基づいて重み付けして分別した表示の情報であることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記メッシュ情報及び地図情報を記憶する記憶部と、
    サーバから前記メッシュ情報を取得する取得部と、
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 移動体の現在位置の位置情報を取得する取得部を備え、
    前記付加情報は、前記複数の軌跡ログの重複する箇所の数が多いブロックほど高い明度で前記表示部に表示される重み付けをしており、
    前記表示部は、複数の前記ブロックに重ねて、前記取得部が取得した複数の前記位置情報を表示することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 移動体の現在位置の位置情報を取得する取得部を備え、
    前記表示部は、前記移動体が移動を開始する開始位置と、前記移動体の現在位置とを表示することを特徴とする請求項1乃至請求項3のうちいずれか1つに記載の情報処理装置。
  5. 移動体の現在位置の位置情報を取得する取得部を備え、
    前記取得部は、前記移動体を走行させるためのエネルギ源の残存情報を取得し、
    前記表示部は、前記現在位置の位置情報と、前記移動体の現在位置から移動可能な範囲となる移動可能エリアとを表示する請求項1乃至請求項4のうちいずれか1つに記載の情報処理装置。
  6. 前記現在位置の位置情報と、前記移動可能エリアの全体とを前記表示部に表示するよう、前記メッシュの経度緯度に基づくスケールを拡縮する制御部を備えることを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
  7. 前記表示部は、前記移動体が移動を開始する開始位置と、前記移動体の現在位置とを表示し、
    前記移動可能エリアの外に前記開始位置が位置した際に警告を出力することを特徴とする請求項5又は請求項6に記載の情報処理装置。
  8. コンピュータに、
    経度緯度に基づくメッシュ情報のメッシュを表示する表示ステップを実現させ、
    前記メッシュは、複数のブロックで構成され、
    前記メッシュ情報には、移動体が走行可能な走行エリアのエリア情報が含まれ、
    前記エリア情報は、前記複数のブロック毎に付加する付加情報であり、
    前記付加情報は、複数の軌跡ログの重複する箇所の数に基づいて重み付けして分別した表示の情報であることを特徴とする情報処理プログラム。
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