JP2018178289A - プリフォーム及び繊維強化複合材 - Google Patents

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雅彦 安江
神谷 隆太
Ryuta Kamiya
隆太 神谷
裕之 武井
Hiroyuki Takei
裕之 武井
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Abstract

【課題】リブを備えたプリフォームを簡単に製造できるプリフォーム及び繊維強化複合材を提供すること。【解決手段】プリフォーム11の本体部13は、第1拘束部51と第2拘束部52とで非連結部55を囲む第1筒状部23aと第2筒状部23bを第2方向Yに並べた構造を有するとともに、第1結合部53aを挟んで第1筒状部23aと第2筒状部23bを突き合わせた突き合わせ部56を備える。プリフォーム11において、本体部13の周壁部21は、突き合わせ部56を除く第1拘束部51及び第2拘束部52で構成され、リブ31は、第1結合部53aと突き合わせ部56とで構成されている。【選択図】図1

Description

本発明は、筒状の本体部と、本体部の対向する内面間に架設されたリブと、を有する形状に繊維構造体を賦形して形成されたプリフォーム、及び繊維強化複合材に関する。
繊維強化複合材は軽量の構造材料として広く使用されている。繊維強化複合材用の強化基材として繊維構造体を所望する形状に賦形したプリフォームがある。また、構造材料としては中空形状のものもあるが、強度を高めるために、例えば、「日」の字状のようにリブを備えたものもある。このようにリブを備えたプリフォームとしては、例えば、特許文献1に開示の繊維複合衝撃吸収構造体が挙げられる。
繊維複合衝撃吸収構造体は、糸から製造された円錐筒状の中空体と、その中空体の内部に配置されたウェブ要素とを備える。ウェブ要素は、繊維複合衝撃吸収構造体の平面視でI字状である。ウェブ要素は、I字の両端部が中空体の内面に接触した状態で縫合されている。
特開2003−262246号公報
ところが、特許文献1の繊維複合衝撃吸収構造体は、円錐筒状の中空体とウェブ要素とを別々に製造した後、両者を接合して製造されており、繊維複合衝撃吸収構造体の製造が複雑である。
本発明の目的は、リブを備えたプリフォームを簡単に製造できるプリフォーム及び繊維強化複合材を提供することにある。
上記問題点を解決するためのプリフォームは、周壁部の対向する内面間にリブが架設された本体部を備える繊維構造体製のプリフォームであって、前記繊維構造体は、強化繊維が配列された繊維層を複数積層して構成されるとともに、前記繊維層の積み重ねられた方向である積層方向に全ての前記繊維層を拘束し、かつ一方向に沿って間隔を空けて並設された少なくとも3つの結合部と、前記結合部の並ぶ並設方向において隣り合う前記結合部の間に位置し、前記積層方向の一端側の複数の前記繊維層を前記積層方向に拘束した第1拘束部、及び前記積層方向の他端側の複数の前記繊維層を前記積層方向に拘束した第2拘束部と、前記積層方向における前記第1拘束部と前記第2拘束部との間に介在し、前記第1拘束部と前記第2拘束部とを非連結とする非連結部と、を有し、前記本体部は、前記第1拘束部と前記第2拘束部とで前記非連結部を囲む筒状部を前記並設方向に少なくとも2つ並べた構造を有するとともに、前記結合部を挟んで前記並設方向に隣り合う前記筒状部同士を突き合わせた突き合わせ部を備え、前記周壁部は、前記突き合わせ部を除く前記第1拘束部及び前記第2拘束部で構成され、前記リブは、前記結合部と前記突き合わせ部とで構成されていることを要旨とする。
これによれば、繊維構造体が、第1拘束部、第2拘束部、結合部及び非連結部を備えることで、繊維構造体を賦形して、周壁部及びリブを備えた本体部を形成できる。したがって、筒状の周壁部内にリブの架設されたプリフォームを製造するために、筒状の部材にリブ用の部材を接合する必要がなく、リブを備えたプリフォームを簡単に製造できる。
また、プリフォームについて、前記繊維構造体は、前記強化繊維としての第1の糸を1軸方向に配列した前記繊維層としての第1の糸層と、前記第1の糸の糸主軸方向と直交する方向に前記強化繊維としての第2の糸を配列した前記繊維層としての第2の糸層と、をそれぞれ複数積層して構成され、前記第1拘束部及び前記第2拘束部は、それぞれ複数の前記第1の糸層を結束糸によって前記積層方向に拘束して形成され、前記結合部は、前記第1拘束部を構成する前記第1の糸に、前記第2拘束部を構成する前記第2の糸を係合させるとともに、前記第2拘束部を構成する前記第1の糸に、前記第1拘束部を構成する前記第2の糸を係合させて形成されていてもよい。
これによれば、織機による繊維構造体の製織により、第1拘束部、第2拘束部、結合部、及び非連結部を製造でき、プリフォームを形成するための繊維構造体を簡単に製造できる。
また、プリフォームについて、前記繊維構造体は、前記強化繊維としての第1の糸を1軸方向に配列した前記繊維層としての第1の糸層と、前記第1の糸の糸主軸方向と直交する方向に前記強化繊維としての第2の糸を配列した前記繊維層としての第2の糸層と、をそれぞれ複数積層して構成され、前記第1拘束部及び前記第2拘束部は、それぞれ複数の前記第1の糸層を結束糸によって前記積層方向に拘束して形成され、前記結合部は、前記第1拘束部の前記第1の糸と、前記第2拘束部の前記第1の糸とに前記結束糸を係合させることで形成されていてもよい。
これによれば、織機による繊維構造体の製織により、第1拘束部、第2拘束部、結合部、及び非連結部を製造でき、プリフォームを形成するための繊維構造体を簡単に製造できる。
また、前記繊維構造体は、前記第1拘束部よりなる第1繊維層と、前記第2拘束部よりなる第2繊維層とを積層し、かつ前記第1繊維層と前記第2繊維層を前記積層方向に結合して構成され、前記結合部は、前記第1繊維層と前記第2繊維層とをステッチ糸で結合して形成されていてもよい。
これによれば、ステッチング処理により結合部を簡単に製造でき、結合部を備えた繊維構造体を簡単に製造できる。
また、プリフォームについて、前記並設方向において前記本体部から突出したフランジを備え、該フランジは前記並設方向の少なくとも一端に位置する前記結合部によって形成されていてもよい。
これによれば、フランジを形成するために、フランジ用の別部材を製造する工程、フランジ用の別部材を本体部に接合する工程が必要なく、フランジを有するプリフォームを容易に製造できる。
上記問題点を解決するための繊維強化複合材は、繊維構造体製のプリフォームにマトリックス樹脂を含浸させた繊維強化複合材であって、前記プリフォームが請求項1〜請求項5のうちいずれか一項に記載のプリフォームであることを要旨とする。
これによれば、繊維構造体が、第1拘束部、第2拘束部、結合部及び非連結部を備えることで、繊維構造体を賦形して、周壁部及びリブを備えた本体部を形成できる。したがって、筒状の周壁部内にリブの架設されたプリフォームを製造するために、筒状の部材にリブ用の部材を接合する必要がなく、リブを備えたプリフォームを簡単に製造できる。また、リブ用の部材を筒状の部材に接合する場合は、リブ用の部材に接合代が必要となり、プリフォームの重量が大きくなる。しかし、プリフォームは接合代が必要ないため、リブを備えた構成であっても重量が大きくならない。その結果として、プリフォームを強化基材とした繊維強化複合材も重量が大きくならない。
本発明によれば、リブを備えたプリフォームを簡単に製造できる。
実施形態の繊維強化複合材を模式的に示す斜視図。 (a)は第1結合部、第1拘束部、及び第2拘束部を模式的に示す図、(b)は第3結合部を模式的に示す図。 (a)は繊維構造体を示す斜視図、(b)は非連結部を拡開させた状態を示す斜視図、(c)は筒状部を四角筒状に賦形した状態を示す斜視図、(d)はプリフォームを示す斜視図。 プリフォームの別例を示す正面図。 第1結合部の別例を示す模式図。 プリフォームの別例を示す部分斜視図。 プリフォームの別例を示す正面図。 プリフォームの別例を示す正面図。
以下、プリフォーム及び繊維強化複合材を具体化した一実施形態を図1〜図3にしたがって説明する。
図1に示すように、繊維強化複合材10は、繊維構造体50を賦形して形成されたプリフォーム11がマトリックス樹脂12に複合化されて構成されている。マトリックス樹脂12としては、例えば、熱硬化性樹脂のエポキシ樹脂が使用される。
プリフォーム11は、正面視で四角筒状の周壁部21と、周壁部21の対向する内壁面間に架設されたリブ31とを有する本体部13を備える。また、プリフォーム11は、本体部13を間に挟んで相反する方向に突出した一対のフランジ41を有する。プリフォーム11は、本体部13を貫通する一対の貫通孔22を有する。プリフォーム11及び繊維構造体50において、貫通孔22が貫通する方向を軸線方向としての第1方向Xとし、上述の正面視はプリフォーム11及び繊維構造体50を第1方向Xから見たことである。本体部13は、正面視で四角筒状の第1筒状部23aと、正面視で四角筒状の第2筒状部23bを並設して形成されている。
上記構成のプリフォーム11は、繊維構造体50を賦形して形成されている。
図3(a)に示すように、繊維構造体50は、複数の繊維層を積層した積層構造を有する。以下、繊維構造体50において繊維層が積み重ねられた方向を積層方向Zとする。
繊維構造体50は、積層方向Z一端側に積層された複数の繊維層を積層方向Zに拘束した第1拘束部51と、積層方向Z他端側に積層された複数の繊維層を積層方向Zに拘束した第2拘束部52と、をそれぞれ第2方向Yに2つ有する。
また、繊維構造体50は、全ての繊維層が積層方向Zに拘束された第1〜第3結合部53a,53b,53cを第1方向Xに並んで有する。さらに、繊維構造体50は、積層方向Zにおける第1拘束部51と第2拘束部52との間に介在し、第1拘束部51と第2拘束部52とを非連結とする非連結部55を第1方向Xに2つ有する。繊維構造体50は多層織りによって形成された多層織物であり、織機によって製織される。よって、第1拘束部51、第2拘束部52、非連結部55及び第1〜第3結合部53a〜53cは織機で製造される。
図2(a)に示すように、第1拘束部51は、強化繊維からなる複数本の第1の糸としての緯糸50aと、強化繊維からなる複数本の第2の糸としての経糸50bと、複数本の結束糸50cとで構成されている。緯糸50a及び経糸50bは、それぞれの糸主軸方向が直交する方向に延びている。繊維構造体50において、緯糸50aの糸主軸方向は第1方向Xに延び、経糸50bの糸主軸方向は第2方向Yに延びる。
第1拘束部51は、緯糸50aが互いに平行に配列された繊維層としての第1緯糸層61と、第1緯糸層61より下方に配置された繊維層としての第2緯糸層62と、第2緯糸層62より下方に配置された繊維層としての第3緯糸層63とを有する。第1〜第3緯糸層61〜63は、第1の糸である緯糸50aを1軸方向(第2方向Y)に配列した第1の糸層である。第1拘束部51は、経糸50bが互いに平行に配列された繊維層としての第1経糸層71と、第1経糸層71より下方に配置された繊維層としての第2経糸層72と、を有する。第1経糸層71及び第2経糸層72は、第2の糸である経糸50bを1軸方向(第1方向X)に配列した第2の糸層である。
第1拘束部51は、積層方向Zに沿う上から下へ第1緯糸層61、第1経糸層71、第2緯糸層62、第2経糸層72、及び第3緯糸層63の順番で積層されて形成されている。これら第1緯糸層61、第1経糸層71、第2緯糸層62、第2経糸層72、及び第3緯糸層63は、複数本の結束糸50cで結束され、積層方向Zに拘束されている。
各結束糸50cは、第1拘束部51の形状保持用である。複数本の結束糸50cは、各経糸50bと平行に配列されるとともに、経糸の一部を構成している。結束糸50cは、第1緯糸層61の緯糸50aの外面を通って折り返され、第1拘束部51を積層方向Zに貫通するように配置されている。
また、結束糸50cは、第3緯糸層63の緯糸50aの外面を通って折り返され、第1拘束部51を積層方向Zに貫通するように配置されている。第1方向Xに隣り合う結束糸50c同士は、折り返される緯糸50aの位置が第2方向Yにずれている。そして、結束糸50cが各緯糸50aに係合することで、第1〜第3緯糸層61〜63は積層方向Zに拘束されて、第1拘束部51が形成されている。
第2拘束部52は、緯糸50aが互いに平行に配列された繊維層としての第4緯糸層64と、第4緯糸層64より下方に配置された繊維層としての第5緯糸層65と、第5緯糸層65より下方に配置された繊維層としての第6緯糸層66とを有する。第4〜第6緯糸層64〜66は、第1の糸である緯糸50aを1軸方向(第2方向Y)に配列した第1の糸層である。第2拘束部52は、複数本の経糸50bが互いに平行に配列された繊維層としての第3経糸層73と、第3経糸層73より下方に配置された繊維層としての第4経糸層74と、を有する。第3経糸層73及び第4経糸層74は、第2の糸である経糸50bを1軸方向(第1方向X)に配列した第2の糸層である。
第2拘束部52は、積層方向Zに沿う上から下へ第4緯糸層64、第3経糸層73、第5緯糸層65、第4経糸層74、及び第6緯糸層66の順番で積層されて形成されている。これら第4緯糸層64、第3経糸層73、第5緯糸層65、第4経糸層74、及び第6緯糸層66は、複数本の結束糸50cで結束されている。
各結束糸50cは、第2拘束部52の形状保持用である。複数本の結束糸50cは、各経糸50bと平行に配列されるとともに、経糸の一部を構成している。結束糸50cは、第4緯糸層64の緯糸50aの外面を通って折り返され、第2拘束部52を積層方向Zに貫通するように配置されている。また、結束糸50cは、第6緯糸層66の緯糸50aの外面を通って折り返され、第2拘束部52を積層方向Zに貫通するように配置されている。そして、結束糸50cが各緯糸50aに係合することで、第4〜第6緯糸層64〜66は積層方向Zに拘束されて、第2拘束部52が形成されている。
図3(a)に示すように、繊維構造体50の第1〜第3結合部53a〜53cは、第2方向Yに並設されており、第1〜第3結合部53a〜53cの並設方向は第2方向Yとなる。第1結合部53aは、繊維構造体50における第2方向Yの中央に位置し、第2結合部53bは第2方向Yの一端側に位置し、第3結合部53cは第2方向Yの他端側に位置する。第1結合部53aと第2結合部53bとは、第2方向Yに間隔を空けて形成され、第1結合部53aと第3結合部53cとは、第2方向Yに間隔を空けて形成されている。
図2(a)に示すように、第1結合部53aは、第1〜第6緯糸層61〜66と、第1〜第4経糸層71〜74を積層方向Zに拘束した部位である。第1結合部53aにおいて、第1拘束部51を構成する第3緯糸層63の1本の緯糸50aには、第2拘束部52を構成する第3経糸層73の経糸50bが係合している。また、第1結合部53aにおいて、第2拘束部52を構成する第4緯糸層64の1本の緯糸50aには、第1拘束部51を構成する第2経糸層72の経糸50bが係合している。よって、各緯糸50aに対する各経糸50bの係合により、第1拘束部51と第2拘束部52が積層方向Zに結合された状態になっていると言える。
図3(a)に示すように、繊維構造体50が備える第2結合部53b及び第3結合部53cは、第1〜第6緯糸層61〜66と、第1〜第4経糸層71〜74を拘束した部位である。
図2(b)に示すように、第2結合部53b及び第3結合部53cにおいて、第1拘束部51を構成する第3緯糸層63の複数本の緯糸50aには、第2拘束部52を構成する第3経糸層73の経糸50bが係合している。また、第2拘束部52を構成する第4緯糸層64の複数本の緯糸50aには、第1拘束部51を構成する第2経糸層72の複数本の経糸50bが係合している。
複数本の緯糸50aに対する経糸50bの係合により、第1拘束部51と第2拘束部52が積層方向Zに結合された状態になっていると言える。第2結合部53b及び第3結合部53cは、第1結合部53aと比べて、緯糸50aに対する経糸50bの係合箇所が多く、第2方向Yへの寸法が大きい。
繊維構造体50は、第2方向Yにおける第1結合部53aと第2結合部53bとの間に位置し、かつ積層方向Zにおける第1拘束部51と第2拘束部52とを非連結とする非連結部55を備える。同様に、繊維構造体50は、第2方向Yにおける第1結合部53aと第3結合部53cとの間に位置し、かつ積層方向Zにおける第1拘束部51と第2拘束部52とを非連結とする非連結部55を備える。
図1に示すように、繊維構造体50を賦形して形成されたプリフォーム11において、第1結合部53aは本体部13の底板の一部を構成している。また、第1結合部53aは、本体部13における第2方向Yの中央に位置している。
本体部13を構成する第1筒状部23aは第2結合部53b寄りに位置し、第2筒状部23bは第3結合部53c寄りに位置する。第1筒状部23aは、第1結合部53aと第2結合部53bの間に位置する第1拘束部51と第2拘束部52とで形成されている。また、第2筒状部23bは、第1結合部53aと第3結合部53cの間に位置する第1拘束部51と第2拘束部52とで形成されている。
第1筒状部23aの第1拘束部51の一部と、第2筒状部23bの第1拘束部51の一部とは第2方向Yに突き合わされ、この突き合わせた部分により、突き合わせ部56が形成されている。また、本体部13の周壁部21は、突き合わせ部56を除く一対の第1拘束部51の一部と、一対の第2拘束部52とで構成されている。また、リブ31は、第1結合部53aと、この第1結合部53aに繋がる突き合わせ部56とで構成されている。よって、リブ31は、第2方向Yに隣り合う第1筒状部23aと第2筒状部23bの間に位置する。リブ31は、本体部13の内面となる第1拘束部51の第3緯糸層63と、第2拘束部52の第1緯糸層61との間に架設された状態である。リブ31の厚みは、第1拘束部51の厚みと第2拘束部52の厚みの和と同じである。
フランジ41は、第2結合部53bと第3結合部53cによって形成されている。フランジ41の厚みは、第1拘束部51及び第2拘束部52より厚い。一対のフランジ41は、それぞれ本体部13の上端に位置している。
次に、プリフォーム11の製造方法を作用とともに記載する。
まず、図3(a)に示すように、繊維構造体50を織機によって製織し、第1拘束部51、第2拘束部52、非連結部55、第1〜第3結合部53a〜53cを製造する。次に、図3(b)に示すように、一対の非連結部55を拡開させつつ、第2結合部53b及び第3結合部53cを第1結合部53aに近付けていく。
すると、図3(c)及び図3(d)に示すように、第1拘束部51と第2拘束部52が離間し、第2方向Yにおける第1結合部53aの両側が筒状に成形される。
次に、第1結合部53aを挟む第1拘束部51同士を互いに近付け、第1拘束部51同士を突き合わせて突き合わせ部56を形成する。すると、第2方向Yにおける第1結合部53aの両側において、第1拘束部51と第2拘束部52とから第1筒状部23a及び第2筒状部23bが形成される。そして、第1筒状部23aと第2筒状部23bが突き合わせ部56を挟んで一体化され、周壁部21が形成されるとともに、周壁部21に架設されたリブ31が形成され、「日」の字状の本体部13が形成される。また、第2結合部53bと第3結合部53cとからフランジ41が形成される。さらに、非連結部55から貫通孔22が形成される。
上記構成のプリフォーム11は、例えば、RTM法で硬化前の液状の熱硬化性樹脂(マトリックス)が含浸硬化されて繊維強化複合材10が形成される。
上記実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)繊維構造体50が第1拘束部51、第2拘束部52、非連結部55及び第1〜第3結合部53a〜53cを備えることで、繊維構造体50によって第1筒状部23a及び第2筒状部23bの賦形が可能となる。そして、第1筒状部23aと第2筒状部23bの第1拘束部51を突き合わせることで、プリフォーム11の本体部13にリブ31を形成できる。したがって、プリフォーム11にリブ31を形成するために、筒状の部材にリブ用の部材を接合する工程を必要とせず、プリフォーム11の製造が容易となる。また、リブ用の部材を筒状の部材に接合する場合は、リブ用の部材に接合代が必要となり、プリフォームの重量が大きくなる。しかし、本実施形態のプリフォーム11は接合代が必要ないため、リブ31を備えた構成であっても重量が大きくならない。その結果として、プリフォーム11を強化基材とした繊維強化複合材10も重量が大きくならない。
(2)プリフォーム11のリブ31は、繊維構造体50の第1結合部53aと、突き合わせ部56とから構成されている。第1結合部53aは、第1拘束部51を構成する緯糸50aと、第2拘束部52を構成する緯糸50aとを経糸50bで結合した部分であり、織機によって形成できる。また、突き合わせ部56は、第1拘束部51同士を突き合わせて形成できる。したがって、リブ31及び突き合わせ部56を容易に製造でき、結果としてリブ31を容易に製造できる。
(3)プリフォーム11のリブ31は、第1拘束部51の突き合わせ部56を含む。例えば、リブ31を第1拘束部51だけで形成する場合と比べてリブ31を厚くでき、リブ31の強度を高めることができる。
(4)繊維構造体50を製織する際、第1〜第6緯糸層61〜66と第1〜第4経糸層71〜74を形成しつつ、結束糸50cで第1拘束部51及び第2拘束部52を形成し、緯糸50aと経糸50bを係合させて第1〜第3結合部53a〜53cを形成することで、突き合わせ部56を形成可能な繊維構造体50を製造できる。よって、プリフォーム11を形成可能な繊維構造体50を織機で容易に製造できる。
(5)プリフォーム11は、本体部13から突出したフランジ41を備え、繊維強化複合材10においては、フランジ41を強化基材とした部分を利用して他の構造部材への接合が行いやすい。フランジ41は、第1〜第6緯糸層61〜66と第1〜第4経糸層71〜74を結束した第2結合部53b及び第3結合部53cによって形成されている。したがって、フランジ41を形成するために、フランジ用の別部材を製造する工程、フランジ用の別部材を本体部13に接合する工程が必要なく、フランジ41を有するプリフォーム11を容易に製造できる。
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
○ 実施形態では、緯糸50aを第1の糸とし、経糸50bを第2の糸としたが、経糸50bを第1の糸とし、緯糸50aを第2の糸としてもよい。
○ 実施形態では、結束糸50cを経糸の一部で構成したが、結束糸を緯糸の一部で構成してもよい。
○ 第1〜第3結合部53a〜53cにおける緯糸50aと経糸50bの係合の仕方は実施形態に限らない。
例えば、第1拘束部51を構成する第1緯糸層61の緯糸50aに、第2拘束部52を構成する第3経糸層73の経糸50b又は第4経糸層74の経糸50bを係合させてもよいし、第2緯糸層62の緯糸50aに、第2拘束部52を構成する第3経糸層73の経糸50b又は第4経糸層74の経糸50bを係合させてもよい。
さらに、第1拘束部51を構成する第3緯糸層63の緯糸50aに、第2拘束部52を構成する第4経糸層74の経糸50bを係合させてもよい。
同様に、第2拘束部52を構成する第6緯糸層66の緯糸50aに、第1拘束部51を構成する第1経糸層71の経糸50b又は第2経糸層72の経糸50bを係合させてもよいし、第5緯糸層65の緯糸50aに、第1拘束部51を第1経糸層71の経糸50b又は第2経糸層72の経糸50bを係合させてもよい。
さらに、第2拘束部52を構成する第4緯糸層64の緯糸50aに、第1拘束部51を構成する第1経糸層71の経糸50bを係合させてもよい。
○ 図4に示すように、プリフォーム11の正面視において、本体部13は楕円筒状であってもよい。この場合、本体部13を構成する第1筒状部23a及び第2筒状部23bは半円筒状であり、周壁部21は正面視楕円形状である。また、第1結合部53aは、プリフォーム11の積層方向Zの中央に配置されている。
突き合わせ部56は、第1筒状部23aと第2筒状部23bの第1拘束部51同士と、第1筒状部23aと第2筒状部23bの第2拘束部52同士を突き合わせて形成されている。よって、プリフォーム11のリブ31は、第1結合部53aと、積層方向Z両側の突き合わせ部56とで形成されている。
○ 図5に示すように、繊維構造体50の第1〜第3結合部53a〜53c(図5では第1結合部53aのみ図示)は、第1〜第6緯糸層61〜66の全ての層を拘束して形成されている。第1〜第3結合部53a〜53cにおいて、第1拘束部51を構成する第1緯糸層61の緯糸50aには、第2拘束部52を拘束した結束糸50cが係合している。また、第1結合部53aにおいて、第2拘束部52を構成する第6緯糸層66の緯糸50aには、第1拘束部51を拘束した結束糸50cが係合している。
第1拘束部51を拘束した結束糸50cと、第2拘束部52を拘束した結束糸50cとによって、第1〜第6緯糸層61〜66が拘束され、第1〜第3結合部53a〜53cが形成されている。
このように構成した場合、緯糸50aと結束糸50cを利用して第1〜第3結合部53a〜53cを織機で簡単に製造でき、第1〜第3結合部53a〜53cを備えた繊維構造体50を簡単に製造できる。
○ 図5に示す形態において、第1拘束部51を拘束した結束糸50cは、第6緯糸層66の緯糸50aではなく、第4緯糸層64の緯糸50aに係合してもよいし、第5緯糸層65の緯糸50aに係合していてもよい。また、第2拘束部52を拘束した結束糸50cは、第1緯糸層61の緯糸50aではなく、第2緯糸層62の緯糸50aに係合してもよいし、第3緯糸層63の緯糸50aに係合していてもよい。
○ 図6に示すように、繊維構造体75は、第1繊維層76と第2繊維層77とをステッチング処理によって結合した構成であってもよい。第1繊維層76は、第1緯糸層61と、第1経糸層71と、第2緯糸層62と、第2経糸層72と、第3緯糸層63とを結束糸50cで拘束して形成され、第1拘束部51は第1繊維層76そのもので形成されている。第2繊維層77は、第4緯糸層64と、第3経糸層73と、第5緯糸層65と、第4経糸層74と、第6緯糸層66とを結束糸50cで拘束して形成され、第2拘束部52は第2繊維層77そのもので形成されている。
そして、第1繊維層76と第2繊維層77とをステッチ糸67で結合し、繊維構造体75における第2方向Yの中央部に第1結合部78aを形成し、第2方向Yの一端側に第2結合部78bを形成するとともに第2方向Yの他端側に第3結合部78cを形成してもよい。第1〜第3結合部78a〜78cが形成されることにより、第1繊維層76により第1拘束部51が形成されるとともに、第2繊維層77により第2拘束部52が形成される。また、積層方向Zにおける第1繊維層76と第2繊維層77の対向面の間に非連結部55が形成される。
これによれば、ステッチング処理により第1〜第3結合部78a〜78cを簡単に製造でき、第1〜第3結合部78a〜78cを備えた繊維構造体75を簡単に製造できる。
○ 実施形態では、プリフォーム11は、本体部13にリブ31を1つだけ備える構成であったが、リブ31の数は変更してもよい。
例えば、図7に示すように、プリフォーム80は、四角筒状の周壁部80aと、周壁部80aの対向する内面間に架設された第1リブ81a、第2リブ81b、及び第3リブ81cと、を有する本体部82を備える。プリフォーム80を構成する繊維構造体79は、第1結合部79a、第2結合部79b、及び第3結合部79cを備えるとともに、フランジ41を形成するための第4結合部79d及び第5結合部79eを備える。
プリフォーム80の本体部82は、第1筒状部83aと、第2筒状部83bと、第3筒状部83cと、第4筒状部83dと、を突き合わせて形成されている。第1リブ81aは、第1筒状部83aと第2筒状部83bとを突き合わせた第1突き合わせ部84aと第1結合部79aとで構成され、第2リブ81bは、第2筒状部83bと第3筒状部83cを突き合わせた第2突き合わせ部84bと第2結合部79bとで構成されている。また、第3リブ81cは、第3筒状部83cと第4筒状部83dと突き合わせた第3突き合わせ部84cと第3結合部79cとで構成されている。
リブを奇数個備えるプリフォームは、フランジ41が同じ高さ位置に配置される。
また、図8に示すように、プリフォーム85は、四角筒状の周壁部85cと、周壁部85cの対向する内面間に架設された第1リブ85a及び第2リブ85bと、を有する本体部86を備える。プリフォーム85を構成する繊維構造体88は、第1結合部88a及び第2結合部88bを備えるとともに、フランジ41を形成するための第3結合部88c及び第4結合部88dを備える。
プリフォーム85の本体部86は、第1筒状部86aと、第2筒状部86bと、第3筒状部86cと、を突き合わせて形成されている。第1リブ85aは、第1筒状部86aと第2筒状部86bとを突き合わせた第1突き合わせ部87aと第1結合部88aとで構成され、第2リブ85bは、第2筒状部86bと第3筒状部86cを突き合わせた第2突き合わせ部87bと第2結合部88bとで構成されている。
このようにリブを偶数個備えるプリフォームは、一対のフランジ41が積層方向Z(上下方向)の各端部に配置される。
○ プリフォーム11,80,85はフランジ41を備えていなくてもよい。例えば、実施形態のプリフォーム11を構成する繊維構造体50において、第2結合部53b及び第3結合部53cの第2方向Yへの寸法を短くし、第1拘束部51と第2拘束部52を積層方向Zに結合するだけの構成としてもよい。
○ プリフォーム11,80,85において、フランジ41は第2方向Yの一端側のみに備えていてもよい。
○ 繊維構造体50,75,79,88を構成する繊維層の数は適宜変更してもよい。
10…繊維強化複合材、11,80,85…プリフォーム、12…マトリックス樹脂、13,82,86…本体部、21,80a,85c…周壁部、23a…第1筒状部、23b…第2筒状部、31…リブ、41…フランジ、50,75,79,88…繊維構造体、50a…第1の糸及び強化繊維としての緯糸、50b…第2の糸及び強化繊維としての経糸、50c…結束糸、51…第1拘束部、52…第2拘束部、53a〜53c…第1〜第3結合部、55…非連結部、56…突き合わせ部、61〜66…第1の糸層及び繊維層としての第1〜第6緯糸層、67…ステッチ糸、71〜74…第2の糸層及び繊維層としての第1〜第4経糸層、76…第1繊維層、77…第2繊維層、78a〜78c…第1〜第3結合部、79a〜79e…第1〜第5結合部、81a〜81c…第1〜第3リブ、83a〜83d…第1〜第4筒状部、84a〜84c…第1〜第3突き合わせ部、85a…第1リブ、85b…第2リブ、86a〜86c…第1〜第3筒状部、87a…第1突き合わせ部、87b…第2突き合わせ部、88a〜88d…第1〜第4結合部。

Claims (6)

  1. 周壁部の対向する内面間にリブが架設された本体部を備える繊維構造体製のプリフォームであって、
    前記繊維構造体は、強化繊維が配列された繊維層を複数積層して構成されるとともに、
    前記繊維層の積み重ねられた方向である積層方向に全ての前記繊維層を拘束し、かつ一方向に沿って間隔を空けて並設された少なくとも3つの結合部と、
    前記結合部の並ぶ並設方向において隣り合う前記結合部の間に位置し、前記積層方向の一端側の複数の前記繊維層を前記積層方向に拘束した第1拘束部、及び前記積層方向の他端側の複数の前記繊維層を前記積層方向に拘束した第2拘束部と、
    前記積層方向における前記第1拘束部と前記第2拘束部との間に介在し、前記第1拘束部と前記第2拘束部とを非連結とする非連結部と、を有し、
    前記本体部は、前記第1拘束部と前記第2拘束部とで前記非連結部を囲む筒状部を前記並設方向に少なくとも2つ並べた構造を有するとともに、前記結合部を挟んで前記並設方向に隣り合う前記筒状部同士を突き合わせた突き合わせ部を備え、
    前記周壁部は、前記突き合わせ部を除く前記第1拘束部及び前記第2拘束部で構成され、
    前記リブは、前記結合部と前記突き合わせ部とで構成されていることを特徴とするプリフォーム。
  2. 前記繊維構造体は、前記強化繊維としての第1の糸を1軸方向に配列した前記繊維層としての第1の糸層と、前記第1の糸の糸主軸方向と直交する方向に前記強化繊維としての第2の糸を配列した前記繊維層としての第2の糸層と、をそれぞれ複数積層して構成され、前記第1拘束部及び前記第2拘束部は、それぞれ複数の前記第1の糸層を結束糸によって前記積層方向に拘束して形成され、
    前記結合部は、前記第1拘束部を構成する前記第1の糸に、前記第2拘束部を構成する前記第2の糸を係合させるとともに、
    前記第2拘束部を構成する前記第1の糸に、前記第1拘束部を構成する前記第2の糸を係合させて形成されている請求項1に記載のプリフォーム。
  3. 前記繊維構造体は、前記強化繊維としての第1の糸を1軸方向に配列した前記繊維層としての第1の糸層と、前記第1の糸の糸主軸方向と直交する方向に前記強化繊維としての第2の糸を配列した前記繊維層としての第2の糸層と、をそれぞれ複数積層して構成され、前記第1拘束部及び前記第2拘束部は、それぞれ複数の前記第1の糸層を結束糸によって前記積層方向に拘束して形成され、
    前記結合部は、前記第1拘束部の前記第1の糸と、前記第2拘束部の前記第1の糸とに前記結束糸を係合させることで形成されている請求項1に記載のプリフォーム。
  4. 前記繊維構造体は、前記第1拘束部よりなる第1繊維層と、前記第2拘束部よりなる第2繊維層とを積層し、かつ前記第1繊維層と前記第2繊維層を前記積層方向に結合して構成され、前記結合部は、前記第1繊維層と前記第2繊維層とをステッチ糸で結合して形成されている請求項1に記載のプリフォーム。
  5. 前記並設方向において前記本体部から突出したフランジを備え、該フランジは前記並設方向の少なくとも一端に位置する前記結合部によって形成されている請求項1〜請求項4のうちいずれか一項に記載のプリフォーム。
  6. 繊維構造体製のプリフォームにマトリックス樹脂を含浸させた繊維強化複合材であって、前記プリフォームが請求項1〜請求項5のうちいずれか一項に記載のプリフォームであることを特徴とする繊維強化複合材。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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