JP2018176508A - 熱転写インクリボン、間接熱転写記録方法及び記録媒体 - Google Patents

熱転写インクリボン、間接熱転写記録方法及び記録媒体 Download PDF

Info

Publication number
JP2018176508A
JP2018176508A JP2017077554A JP2017077554A JP2018176508A JP 2018176508 A JP2018176508 A JP 2018176508A JP 2017077554 A JP2017077554 A JP 2017077554A JP 2017077554 A JP2017077554 A JP 2017077554A JP 2018176508 A JP2018176508 A JP 2018176508A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
thermal transfer
ink
color
ink layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2017077554A
Other languages
English (en)
Inventor
茂哉 清野
Shigeya Kiyono
茂哉 清野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toppan Printing Co Ltd filed Critical Toppan Printing Co Ltd
Priority to JP2017077554A priority Critical patent/JP2018176508A/ja
Publication of JP2018176508A publication Critical patent/JP2018176508A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)
  • Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)
  • Decoration By Transfer Pictures (AREA)
  • Electronic Switches (AREA)

Abstract

【課題】下地印刷や模様パターンによって追加記録した画像やロゴなどの色調や見やすさが影響を受けない熱転写インクリボンを提供する。【解決手段】間接熱転写記録に用いる熱転写インクリボン10であって、耐熱性の基材フィルム上に、それぞれ熱転写性の、複数のカラーインキ層11、墨インキ層12、白色不透明インキ層13および接着層14が面順次に設けられ、熱転写インキリボンから中間転写フィルムにカラーインキ層を転写してカラー画像を形成し、カラーインキ層が転写された部位に、白色不透明インキ層を重ねて転写し、白抜き部位には白色不透明インキ層を転写する。【選択図】図1

Description

本発明は、カード等の記録媒体向けの間接転写方式のプリンタに用いられる熱転写インクリボンに関し、より詳しくは、プリンタでのカード等への記録画質がカード等にあらかじめ設けられた下地印刷から影響を受けない熱転写インクリボンに関する。
従来からクレジットカード、ショップカード、会員証などで代表されるIDカードには、その所有者を特定しかつ偽造されないように、氏名、会員番号、顔写真などの個人属性情報や、ショップカードであれば店名などの識別情報が、カードの地紋、細紋や下地印刷などの共通情報と共にカード表面全面あるいは部分領域にプリントされている。下地印刷としては、内層に設けられた磁気テープを隠蔽する効果が高く、また見た目の高級感がある、金属微粒子をバインダ樹脂に分散させたインキ、いわゆる金インキや銀インキと称されるものが良く用いられている。
これらのIDカードを発行する装置である転写プリンタとして、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、墨(K)のインク層を設けたインクリボンからサーマルヘッドにより所望の文字・画像イメージを一旦中間転写フィルム上に形成後、所定位置にセットしたIDカードにヒートローラにて転写させる間接熱転写方式のものは、印画品質も高く顔写真が細部まで再現可能であることが知られている。またヒートローラを用いて転写を行うことから、記録媒体の形状や記録の形態に対して自由度が大きいという特徴もあり、IDカード以外の形態の、例えば冊子その他の記録媒体にも転写記録を行うことができる。また例えばインクリボンに種々の工夫を加えることにより、特許文献1に開示されているようにプライマ層を設けてCDにプリントすることも可能であり、また特許文献2に開示されているように、受像インキ層や接着インキ層を設けてサーマルヘッドから中間転写フィルム上に転写されたインクのみを被転写体に転写するようにすることも可能である。
一方で、間接熱転写方式で用いられるインクリボンに含まれるカラーインクは透明性が高く、インクを重ねたときの演色性に優れているため高い画質が得られるが、ヒートローラでカードや冊子等の記録媒体に転写すると、記録媒体の記録面にあらかじめ設けられている着色した絵柄、パターンなどが透けて見えるため、記録媒体を見たときにカラーインクの本来の色とは異なる色に見えるようになってしまったり、下地のパターンなどが邪魔をして個別の識別情報などが見にくくなってしまったりすることがある。特に金インキや銀インキは独特の金属光沢があり、記録媒体の見た目に大きな影響を与えてしまうという問題点があった。
特開2004−330532号公報 特開2000−127468号公報
本発明は、上記のような問題点を解決するためになされたもので、カードや冊子などの記録媒体の記録面にあらかじめ下地印刷や模様パターンなどが設けられている上に画像やロゴ等の情報を間接熱転写記録方式により追加記録する場合に、下地印刷や模様パターンによって追加記録した画像やロゴなどの色調や見やすさが影響を受けない熱転写インクリ
ボンを提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、本発明の請求項1に係る発明は、
間接熱転写記録に用いる熱転写インクリボンであって、耐熱性の基材フィルム上に、それぞれ熱転写性の、複数のカラーインキ層、墨インキ層、白色不透明インキ層および接着層が面順次に設けられていることを特徴とする熱転写インクリボンである。
また請求項2に記載の発明は、
熱転写インクリボンとサーマルヘッドを用いて中間転写フィルムに画像を形成し、形成された画像を記録媒体に熱圧転写することで記録媒体に画像を記録する間接熱転写記録方法であって、中間転写フィルムに設けられた受像層に、請求項1に記載の熱転写インキリボンからカラーインキ層を熱転写してカラー画像を形成し、前記カラーインキ層が転写された部位および白色を表示する白抜き部位に、前記白色不透明インキ層を転写し、前記記録媒体に転写される領域全面に前記接着層を転写することを特徴とする間接熱転写記録方法である。
また請求項3に記載の発明は、
基材上に着色した絵柄またはパターンからなる有色印刷が施された印刷層が設けられた記録媒体において、前記印刷層の上層に熱転写インクによりカラー画像層が形成され、前記カラー画像層が形成された部位は、下層側の白色不透明インキ層と上層側のカラーインキ層の少なくとも二層から構成され、白色を表示する白抜き部位は白色不透明インキ層で構成されていることを特徴とする記録媒体である。
請求項1に記載の発明によれば、間接熱転写記録において、カラー画像を記録するための複数の、例えば三原色であるイエロー、マゼンタ、シアンの3色のカラーインク層と、主に文字情報を記録するための墨インク層により中間転写フィルムに画像を形成する際、カラーインク層により形成されたカラー画像の部位に白色不透明インキ層を積層することができ、白抜き部位には白色不透明インキ層を転写でき、中間転写フィルムから記録媒体に転写された際に、白色不透明インク層が下地となって記録媒体にあらかじめ設けられた着色や模様、パターンなどを隠蔽し、カラー画像の色調や見た目が記録媒体にあらかじめ設けられた着色や模様、パターンに影響されず、本来の色調および絵柄どおりに形成することができる熱転写インクリボンが得られる。
また請求項2に記載の発明によれば、間接熱転写記録方法により画像を形成する際、複数のカラーインキ層、墨インキ層、白色不透明インキ層および接着層が面順次に設けられた熱転写インキリボンから中間転写フィルムにカラーインキ層を転写してカラー画像を形成し、前記カラーインキ層が転写された部位に、前記白色不透明インキ層を重ねて転写し、白抜き部位には白色不透明インキ層を転写することにより、中間転写フィルムから記録媒体に転写された際に、記録媒体にあらかじめ着色や模様、パターンなどが設けられている場合であっても、カラー画像や白抜き部の色調や絵柄が記録媒体にあらかじめ設けられた着色や模様、のパターンに影響されず、本来の色調および絵柄どおりに形成することができる間接熱転写記録方法が得られる。
また請求項3に記載の発明によれば、着色した絵柄またはパターンを有する有色印刷が施された印刷層が設けられた記録媒体に熱転写インクで形成されたカラー画像層が、白色不透明インキ層とカラーインキ層の少なくとも二層の構成となっているため、白色不透明インキ層により記録媒体にあらかじめ設けられた下地色や印刷パターンなどが隠蔽されることにより、カラーインキ層により形成されたカラー画像の色調や見た目が影響を受ける
ことがなく、良好な記録が設けられた記録媒体を得ることができる。
本発明の熱転写インクリボンの面構成の例を示す模式図である。 本発明の熱転写インクリボンを用いた間接転写記録装置の模式図である。 本発明の熱転写インクリボンで記録されたカードの断面模式図である。 熱転写インクリボンで画像が記録されたカードの平面図である。
以下、本発明の実施の一形態について詳細に説明する。なお本発明は以下の実施形態に限定して解釈されるものではない。
図1は、本発明の熱転写インクリボンの一実施形態の面構成を示す模式図である。本発明の熱転写インクリボン10は間接熱転写記録方式に用いられる熱転写インクリボンであり、耐熱性の長尺の基材フィルム上に熱転写性のインク層を面順次に塗り分けて構成されており、ロール状に巻回されている。熱転写性のインク層は、カラー印刷のためのイエローY、マゼンタM、シアンCの3原色のカラーインク層11と、主に文字情報などの印刷のための墨Kの墨インク層12が面順次に設けられている。カラーインク層11としてはこれ以外にも、特色のロゴやマークなどの印刷のために特色のインク層を設けることもできる。
続いて、隠蔽性の白色不透明インク層W13が設けられている。白色不透明インク層W13は、カラーインク層11が中間転写媒体上に転写記録されてカラー画像記録が行われた部位および白抜き印刷を行う部位に重ねて転写される。さらに、記録領域全体を覆うように転写される接着層A14が設けられている。またこれ以外にも例えば、記録媒体にセキュリティ性を付与するために、紫外線を照射すると蛍光を発する蛍光インク層、赤外線吸収インク層、真珠様光沢を呈するパールインク層などを適宜設けることもできる。なお各インク層は、基材フィルム上に記録媒体の記録面を覆う大きさで設けられ、公知の印刷技術、例えばグラビア印刷、グラビアオフセット印刷、バーコート印刷、ホットメルト印刷などにより設けることができる。
以下、各層について説明する。
<基材フィルム>
基材フィルム(図示せず)は、公知の耐熱性のプラスチックフィルムを好適に用いることができ、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリスチレン、ポリビニルアルコール、ナイロン、セロファンなどのフィルムを例示することができる。厚みは3〜10μm程度が好ましい。
<カラーインク層>
カラーインク層11は、溶融熱転写型インク、昇華熱転写型インクのどちらでも用いることができ、溶融熱転写型インクであれば各色の顔料と、バインダ樹脂、ワックス類、各種の添加剤など公知の材料を組み合わせて調製することができる。バインダ樹脂としては熱可塑性樹脂から適宜選択して使用でき、ポリエステル樹脂、アクリル系樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリウレタン系樹脂、ビニル樹脂などが例示される。昇華熱転写インクであれば、各色の昇華性染料をバインダ樹脂に担持させたもので、公知の材料を組み合わせて調製できる。バインダ樹脂としてはポリエステル樹脂、ビニル樹脂、セルロース系樹脂などが例示される。なお昇華熱転写型インクを用いる場合は、中間転写フィルムの受像層を昇華性染料が染着する材料とする。
<墨インク層>
墨インク層12は、溶融熱転写型インクであり、溶融熱転写型のカラーインク層と同様の構成で、ただし顔料として黒色顔料であるカーボンブラックその他、公知の黒色顔料を用いることで、好適に調製できる。
<白色不透明インク層>
白色不透明インク層13は、溶融熱転写型インクであり、溶融熱転写型のカラーインク層11と同様の構成で、ただし顔料としては白色顔料である酸化チタン、酸化亜鉛等を用いることで好適に調製できるが、これに限定されず、公知の白色顔料を適宜選択して用いることができる。また充填剤として、アルミナ、タルク、シリカ、硫酸バリウムなどを添加しても良い。
<接着層>
接着層14は、公知の熱可塑性樹脂を主体に構成され、ポリエステル樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、アクリル系樹脂、ポリウレタン系樹脂、ビニル系樹脂などを例示でき、これらから適宜選択して組み合わせて構成することができる。
上記の様な本発明の熱転写インクリボンを用いた間接熱転写記録は、例えば図2に模式的に示したような装置により記録が行われる。
ロール状に巻回された熱転写インクリボン10と中間転写フィルム20は、それぞれ巻き出しロールから引き出され、走行経路途中にサーマルヘッド1とそれに対向するプラテンローラ2の間に挟持されて向かい合う。このとき熱転写インクリボン10のインク層側と中間転写フィルム20の受像層側が対向するようにする。サーマルヘッド1を通過した熱転写インクリボン10は巻き取りロールに巻き取られる。一方中間転写フィルム20はサーマルヘッド1を通過した後段で所定の位置にセットされた記録媒体30とヒートローラ3の間を通過し、巻き取りロールに巻き取られる。記録媒体30はヒートローラ3の回転と中間転写フィルム20の搬送に合わせて矢印Xの方向に移動可能となっている。
また上記の様な本発明の熱転写インクリボンを用いた間接熱転写記録は以下のような手順で行われる。
熱転写インクリボン10と中間転写フィルム2をサーマルヘッド1とプラテンローラ2で加圧挟持し、熱転写インクリボン10に設けられた各色の熱転写インク層からサーマルヘッド1により所望の画像データに応じて中間転写フィルム20に熱転写インクを転写記録する。このとき、各色の熱転写インクの転写記録は面順次に行われ、例えばイエローYの記録が一記録面分終了したら、中間転写フィルム20は初期位置まで巻き戻され、次の色であるマゼンタMの転写記録を重ねて行う。同様にシアンC、墨Kの記録を行い、さらにカラーインク層11により転写記録が行われた部位と白抜き部位には、同様に白色不透明インク層13を重ねて転写記録を行う。続いて接着層A14を記録媒体30の記録面の面積に合わせて全面に重ねて転写し、中間転写フィルム20への転写記録が終了する。
次いで、中間転写フィルム20から記録媒体30へ熱圧転写を開始する転写開始位置がヒートローラ3の部位に達するまで中間転写フィルム20を搬送する。記録媒体30と位置合わせのうえ、ヒートローラ3を記録媒体30に圧接すると共に回転させ、合わせて中間転写フィルム20と記録媒体30を搬送して中間転写フィルムに転写記録された画像を中間転写フィルム20の受像層と共に記録媒体30に転写する。以上のようにして記録媒体30への間接熱転写記録が行われる。
図3は、上記のように間接熱転写記録が行われた記録媒体30であるIDカード30の断面模式図である。IDカード30は、センターコア34の一方の面に磁気テープ37が埋め込まれた印刷層35が、他方の面には磁気テープ36が埋め込まれたオーバーシート33がそれぞれ積層され、オーバーシート33にはさらに銀インク層32が積層され、磁
気テープ36を隠蔽すると共にその金属光沢によりカード面に美麗性を付与しており、さらに中間転写フィルムから転写される接着層A14との接着性を高めるための受容層31が積層されている。
その上層には中間転写フィルム20から転写された各層が積層されている。接着層A14の上層に墨インク層12とカラーインク層11があり、カラーインク層11はその下層側に白色不透明インク層13が積層された態様となっている。このため、IDカード30を上方から見たとき、銀インク層32は白色不透明インク層13により隠蔽され、カラーインク層11は白色を下地とすることでカラーインク本来の色相を表示することができる。また墨インク層12に挟まれた部位は白抜き部位15であり、墨インク層12自体は隠蔽性が高く、それ自体で銀インク層32を隠蔽することができるため、白色不透明インク層13を下層に設けても設けなくとも良いが、白抜き部位15には白色不透明インク層13を設けることにより銀インク層32を隠蔽し白抜きとすることができる。さらに上層から全体を覆うように中間転写フィルムの受像層21が転写され、保護層として機能している。
図4は、上記のように間接熱転写記録が行われたIDカード30の一例を平面視したものである。図4(a)は白色のカード102にカラーインク層11により形成された画像である花100と、白抜き文字101を記録したものである。このように記録媒体であるカードが白色である場合、本発明の熱転写インクリボンでも従来の熱転写インクリボンでも同様に、花100はカラーインク本来の色相が見え、白抜き文字101は白抜き文字として見える。しかし、図3の例のように銀インク層32が設けられたカード103に、従来の熱転写インクリボンで同様に記録を行うと、図4(b)に示すように、カラー画像である花100の下に銀インクが透けて見えてしまい、本来の色相とは異なった色相に見えてしまう。また、白抜き文字101の部分は、一般的には白抜きとなる部位は単にインクを転写しない部位とするため、下層の銀インクがそのまま見えてしまい、白抜きの効果が得られない。
これに対し同じ画像に対して本発明の熱転写インクリボンを用いて転写記録を行った場合の見え方を示すのが図4(c)であり、花110は下層に白色不透明インク層13が設けられるため下層の銀インクが隠蔽され、カラーインク本来の色相で見え、白抜き文字111は白色不透明インク層13が設けられることにより白抜き文字111として見えるようにすることができる。
以上説明したように、本発明の熱転写インクリボンによれば、着色、絵柄またはパターンからなる有色印刷が施されたIDカードや冊子などの記録媒体に、間接熱転写記録方式によりカラー画像や白抜き文字を重ねて転写記録する場合であっても、重ねて転写記録した画像が下層側の有色印刷の影響を受けず、本来の色相や白抜きとして見える熱転写インクリボンおよび間接熱転写記録方法を提供できる。
10・・・熱転写インクリボン
11・・・カラーインク層
12・・・墨インク層
13・・・白色不透明インク層
14・・・接着層
15・・・白抜き部位
20・・・中間転写フィルム
21・・・受像層
30・・・記録媒体(IDカード)
31・・・受容層
32・・・銀インク層
33・・・オーバーシート
34・・・センターコア
35・・・印刷層
36、37・・・磁気テープ
100、110・・・花
101、111・・・白抜き文字
102・・・白色のカード
103・・・銀インク層が設けられたカード

Claims (3)

  1. 間接熱転写記録に用いる熱転写インクリボンであって、耐熱性の基材フィルム上に、それぞれ熱転写性の、複数のカラーインキ層、墨インキ層、白色不透明インキ層および接着層が面順次に設けられていることを特徴とする熱転写インクリボン。
  2. 熱転写インクリボンとサーマルヘッドを用いて中間転写フィルムに画像を形成し、形成された画像を記録媒体に熱圧転写することで記録媒体に画像を記録する間接熱転写記録方法であって、中間転写フィルムに設けられた受像層に、請求項1に記載の熱転写インキリボンからカラーインキ層を熱転写してカラー画像を形成し、前記カラーインキ層が転写された部位および白色を表示する白抜き部位に、前記白色不透明インキ層を転写し、前記記録媒体に転写される領域全面に前記接着層を転写することを特徴とする間接熱転写記録方法。
  3. 基材上に着色した絵柄またはパターンを有する有色印刷が施された印刷層が設けられた記録媒体において、前記印刷層の上層に熱転写インクによりカラー画像層が形成され、前記カラー画像層が形成された部位は、下層側の白色不透明インキ層と上層側のカラーインキ層の少なくとも二層から構成され、白色を表示する白抜き部位は白色不透明インキ層で構成されていることを特徴とする記録媒体。
JP2017077554A 2017-04-10 2017-04-10 熱転写インクリボン、間接熱転写記録方法及び記録媒体 Pending JP2018176508A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017077554A JP2018176508A (ja) 2017-04-10 2017-04-10 熱転写インクリボン、間接熱転写記録方法及び記録媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017077554A JP2018176508A (ja) 2017-04-10 2017-04-10 熱転写インクリボン、間接熱転写記録方法及び記録媒体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2018176508A true JP2018176508A (ja) 2018-11-15

Family

ID=64282083

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017077554A Pending JP2018176508A (ja) 2017-04-10 2017-04-10 熱転写インクリボン、間接熱転写記録方法及び記録媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2018176508A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114312092A (zh) * 2021-12-30 2022-04-12 湖南鼎一致远科技发展有限公司 一种适用于多种介质的热打印方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114312092A (zh) * 2021-12-30 2022-04-12 湖南鼎一致远科技发展有限公司 一种适用于多种介质的热打印方法
CN114312092B (zh) * 2021-12-30 2023-10-24 湖南鼎一致远科技发展有限公司 一种适用于多种介质的热打印方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1013463B1 (en) Information recording medium and information recording apparatus
US6146032A (en) Refractive overlaminate panel technique
JP2018176663A (ja) 熱転写インクリボンおよび間接熱転写記録方法
WO1991017054A1 (en) Method, device and substance for forming picture
US6984281B2 (en) Intermediate transfer recording medium, print, and method for image formation thereby
JPH04501688A (ja) イメージ用プラスチック製品
JP2018176508A (ja) 熱転写インクリボン、間接熱転写記録方法及び記録媒体
JPH11268456A (ja) カード
JP7206738B2 (ja) 熱転写インクリボンおよび間接熱転写記録方法
JP2011221054A (ja) 画像表示媒体および画像形成方法
JP2011152652A (ja) セキュリティプリント方法及びセキュリティプリンタ
JP7318324B2 (ja) 情報記録体、熱転写媒体、および情報記録体の製造方法
JPH03159794A (ja) カード
JP2020066204A (ja) 中間転写箔およびその位置出し方法
JPH03159795A (ja) カード
JP2000177282A (ja) 印刷物及びその製造方法
JP7491054B2 (ja) 感熱転写媒体および情報記録体
JP2020078913A (ja) 画像形成体および画像形成方法
JP7326940B2 (ja) 情報記録体および情報記録体の検証方法
JP7183720B2 (ja) 感熱転写媒体および情報記録体
JP2022061745A (ja) 感熱転写媒体および情報記録体
JP2017019232A (ja) 印画方法及びそれを用いた印画媒体
JPH07266723A (ja) カード類の製造方法
JP2023026824A (ja) 情報記録体および感熱転写媒体
JP2000127468A (ja) 間接転写プリンタおよび印画方法