JP2018174807A - 植物の栽培施設内の環境管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】簡易な構成で、植物の栽培施設内を適切な湿度に制御することが可能な、栽培施設に用いる植物の栽培施設内の環境管理システムを提供する。【解決手段】植物の栽培施設内に設置され、栽培施設内の加温が必要なときに燃焼処理により栽培施設内を加温する加温機と、燃焼処理で発生した排ガスを除湿する除湿器と、加温機で燃焼処理が行われているときに除湿された排ガスから二酸化炭素を回収する二酸化炭素回収運転を行い、栽培施設内に二酸化炭素の供給が必要になると、回収した二酸化炭素を栽培施設内に供給する二酸化炭素供給運転を行う二酸化炭素回収供給装置と、栽培施設内の湿度を計測する湿度センサと、二酸化炭素回収運転および二酸化炭素供給運転が行われていないときに、湿度センサで計測された栽培施設内の湿度が所定値以上になると、除湿器により栽培施設内の空気の除湿を行う除湿制御装置とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、植物の栽培施設内の環境管理システムに関する。
植物の栽培施設において、施設内部の温湿度は、外部の自然環境が大きく影響する。そのため、植物の生育に適する環境が保たれるように、外部の自然環境に応じて栽培施設内の温湿度を制御する必要がある。
特許第5578469号公報
夜間は栽培施設内の温度が下がるとともに相対湿度が急上昇するため、必要に応じて加温および除湿が行われる。このとき、除湿のために換気を行うと施設内の温度が下がってしまい、さらなる加温が必要になってしまうという問題があった。また、新たに除湿器を設置するにはコストや手間がかかるという問題があった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、簡易な構成で、植物の栽培施設内を適切な湿度に制御することが可能な、植物の栽培施設内の環境管理システムの提供を目的とする。
上記目的を達成するための本発明の植物の栽培施設内の環境管理システムは、植物の栽培施設内に設置され、前記栽培施設内の加温が必要なときに、燃焼処理により前記栽培施設内を加温する加温機と、前記加温機による燃焼処理で発生した排ガスを除湿する除湿器と、前記除湿器で燃焼処理が行われているときに、除湿された排ガスから二酸化炭素を回収する二酸化炭素回収運転を行い、前記栽培施設内に二酸化炭素の供給が必要になると、前記二酸化炭素回収運転により回収した二酸化炭素を前記栽培施設内に供給する二酸化炭素供給運転を行う二酸化炭素回収供給装置と、前記栽培施設内の湿度を計測する湿度センサと、前記二酸化炭素回収供給装置で前記二酸化炭素回収運転および二酸化炭素供給運転が行われていないときに、前記湿度センサで計測された前記栽培施設内の湿度が所定値以上になると、前記除湿器により前記栽培施設内の空気の除湿を行う除湿制御装置とを備えることを特徴とする。
本発明の植物の栽培施設内の環境管理システムによれば、簡易な構成で、植物の栽培施設内を適切な湿度に制御することができる。
一実施形態による除湿制御装置を用いた施設内環境管理システムの構成を示す全体図である。 一実施形態による除湿制御装置を用いた施設内環境管理システムで実行されるCO2回収処理の流れを示すフローチャートである。 一実施形態による除湿制御装置を用いた施設内環境管理システムで実行されるCO2供給処理の流れを示すフローチャートである。 一実施形態による除湿制御装置を用いた施設内環境管理システムで実行される除湿処理の流れを示すフローチャートである。
〈一実施形態による除湿制御装置を利用した施設内環境管理システム1の構成〉
本発明の一実施形態による除湿制御装置を利用した施設内環境管理システム1の構成について、図1を参照して説明する。
本実施形態による施設内環境管理システム1は、管理対象の栽培施設A内に設置された温度センサ11と、照度センサ12と、CO2センサ13と、湿度センサ14と、加温機15と、浄化装置16と、第1三方弁17と、除湿器18と、第2三方弁19と、第3三方弁20と、CO2回収供給装置21と、制御装置22とを備える。
温度センサ11は、栽培施設A内の温度を計測する。照度センサ12は、栽培施設A内の照度を計測する。CO2センサ13は、栽培施設A内の二酸化炭素濃度を計測する。湿度センサ14は、栽培施設A内の湿度を計測する。
加温機15は、燃料を燃焼することで栽培施設A内を加温するものであり、燃焼処理により排出される排ガスが浄化装置16に供給されるように配管d1が接続されている。浄化装置16は、加温機15から配管d1を介して導入した排ガスから窒素酸化物(NOx)および硫黄酸化物(SOx)を除去して浄化する。
第1三方弁17は、浄化装置16に配管d2を介して接続された接続ポート17aと、第2三方弁19に配管d3を介して接続された接続ポート17bと、除湿器18に配管d4を介して接続された接続ポート17cとを有する。第1三方弁17は、接続ポート17a、17b、および17cの開閉を制御することにより、配管d2→配管d4の流路と、配管d3→配管d4の流路とを切り替える。
除湿器18は、配管d4を介して流入された空気を除湿するもので、例えばデシカント除湿器で構成できる。
第2三方弁19は、栽培施設A内の空間に配管d5を介して接続された接続ポート19aと、屋外空間に配管d6を介して接続された接続ポート19bと、第1三方弁17に配管d3を介して接続された接続ポート19cとを有する。第2三方弁19は、接続ポート19a、19b、および19cの開閉を制御することにより、配管d5→配管d3の流路と、配管d6→配管d3の流路とを切り替える。
第3三方弁20は、CO2回収供給装置21に配管d7を介して接続された接続ポート20aと、栽培施設A内の空間に配管d8を介して接続された20bと、除湿器18に配管d9を介して接続された接続ポート20cとを有する。第3三方弁20は、接続ポート20a、20b、および20cの開閉を制御することにより、配管d9→配管d7の流路と、配管d9→配管d8の流路とを切り替える。
CO2回収供給装置21は、CO2貯留部211を有し、CO2回収運転およびCO2供給運転を行う。CO2貯留部211は、第3三方弁20に配管d7を介して接続され、吸湿剤(シリカゲルやゼオライト等の物質)で構成された第1貯留塔211a、および第2貯留塔211bを有する。第1貯留塔211aおよび第2貯留塔211bは、高CO2環境下でCO2を吸着して貯留し、低CO2環境下で、貯留したCO2を離脱させる。本実施形態においては、貯留塔を2つ並列して使用しているが、1つまたは3つ以上でもよい。より多い数の貯留塔を設置することにより、CO2の回収および供給能力を向上させることができる。貯留塔を複数設置する際に、個々の出入り口に弁を設けることで吸湿剤の交換やメンテナンス時に便利になる。
制御装置22は、CO2回収運転制御部221と、CO2供給運転制御部222と、除湿制御部223とを有する。
CO2回収運転制御部221は、夜間の所定時間帯T1に加温機15が運転しているときには、加温機15から排出されて浄化および除湿された排ガスから、CO2を回収するためのCO2回収運転を、CO2回収供給装置21に実行させる。CO2回収運転を実行させる際は、CO2回収運転制御部221は、第1三方弁17の接続ポート17aおよび17cを開状態にし、接続ポート17bを閉状態にする。また、第3三方弁20の接続ポート20cおよび20aを開状態にし、接続ポート20bを閉状態にする。
CO2供給運転制御部222は、昼間の所定時間帯T2に、照度センサ12で計測された栽培施設A内の照度が所定値以上であり、且つCO2センサ13で計測された栽培施設A内のCO2濃度が所定値以下のときには、栽培施設A内にCO2の供給が必要と判断する。そして、外気を取り入れて、貯留塔を低CO2雰囲気とすることで、CO2を脱離させて、回収されたCO2を供給し、栽培施設A内に流出させるためのCO2供給運転を、CO2回収供給装置21に実行させる。CO2供給運転を実行させる際は、CO2供給運転制御部222は、第1三方弁17の接続ポート17aを閉状態にし、接続ポート17bおよび17cを開状態にする。また、第2三方弁19の接続ポート19bおよび19cを開状態にし、接続ポート19aを閉状態にする。また、第3三方弁20の接続ポート20cおよび接続ポート20aを開状態にし、接続ポート20bを閉状態にする。
除湿制御部223は、CO2回収運転の対象である時間帯T1およびCO2供給運転の対象である時間帯T2以外で予め設定された時間帯T3に、湿度センサ14で計測された栽培施設A内の湿度が所定値以上になると、CO2回収運転の際に用いる除湿器18による栽培施設A内の空気の除湿処理を実行させる。除湿処理を実行させる際は、除湿制御部223は、第1三方弁17の接続ポート17aを閉状態にし、接続ポート17bおよび接続ポート17cを開状態にする。また、第2三方弁19の接続ポート19bを閉状態にし、接続ポート19aおよび接続ポート19cを開状態にする。また、第3三方弁20の接続ポート20cおよび接続ポート20bを開状態にし、接続ポート20aを閉状態にする。
〈一実施形態による除湿制御装置を利用した施設内環境管理システム1の動作〉
次に、本実施形態による施設内環境管理システム1の動作について説明する。本実施形態において、温度センサ11で計測された栽培施設A内の温度が所定値以下であれば、加温機15がON状態に切り替えられるように設定されている。加温機15をOFF状態からON状態に切り替える温度値は、季節によって変更してもよい。当該施設内環境管理システム1において、(1) CO2回収運転の対象として予め設定された時間帯T1に実行される処理、(2) CO2供給運転の対象として予め設定された時間帯T2に実行される処理、および、(3) 時間帯T1およびT2以外で湿度制御運転の対象として予め設定された時間帯T3に実行される処理について、それぞれ図2〜4のフローチャートを参照して説明する。
[(1) CO2回収運転の対象として予め設定された時間帯T1に実行される処理(図2参照)]
CO2回収運転の対象として予め設定された時間帯T1の開始時刻が到来し、現在時刻が時間帯T1内になると(S1の「YES」)、加温機15がON状態であるか否かがCO2回収運転制御部221により判断される(S2)。ここで、CO2回収運転制御部221では、加温機15から排出される排ガスの温度を計測する温度センサ(図示せず)から取得される温度が所定値以上になったとき、または、加温機15からON状態であることを示す信号を検知したときに、加温機がON状態であると判断される。
加温機15がON状態であると(S2の「YES」)、CO2回収運転制御部221により、第1三方弁17および第3三方弁20の開閉が制御される(S3)。具体的には、第1三方弁17の接続ポート17aおよび17cが開状態、接続ポート17bが閉状態であり、第3三方弁20の接続ポート20cおよび20aが開状態、接続ポート20bが閉状態になるように制御される。
上述したように三方弁の接続ポートの開閉が制御されることにより、加温機15から排出されたCO2濃度が高い排ガスが配管d1を介して浄化装置16に流出されてNOxおよびSOxが除去されて浄化され、さらに配管d2およびd4を介して除湿器18に流出されて除湿される。除湿された排ガスは配管d9およびd7を介してCO2回収供給装置21に流出される。
配管d7からCO2回収供給装置21にCO2濃度の高い排ガスが流入されると、CO2貯留部211においてCO2回収運転が開始され、排ガス内のCO2が第1貯留塔211aおよび第2貯留塔211bに吸着される(S4)。その後ステップS1に戻り、時間帯T1の間は、加温機がON状態であるか否かの監視が継続される(S1の「YES」、S2)。
そして、栽培施設A内の温度が所定値以上になり加温機15がOFF状態に切り替わると(S2の「NO」)、加温機15からCO2濃度が高い排ガスが流出されなくなり、CO2回収運転が停止される(S5)。また、現在時刻が時間帯T1内ではなくなったとき(S1の「NO」)には、加温機15からの排ガスがCO2回収供給装置21に流入されないように第1三方弁17および第3三方弁20の接続ポートの開閉が制御され、CO2回収運転が停止される(S5)。
[(2) CO2供給運転の対象として予め設定された時間帯T2に実行される処理(図3参照)]
CO2供給運転の対象として予め設定された時間帯T2の開始時刻が到来し、現在時刻が時間帯T2内になると(S11の「YES」)、制御装置22のCO2供給運転制御部222により、照度センサ12で計測された栽培施設A内の照度が所定値以上であり、且つCO2センサ13で計測された栽培施設A内のCO2濃度が所定値以下であるか否かが判断される(S12)。CO2供給運転制御部222により栽培施設A内の照度が所定値以上であり且つCO2濃度が所定値以下であると判断されると(S12の「YES」)、第1三方弁17、第2三方弁19、および第3三方弁20の開閉が制御される(S13)。具体的には、第1三方弁17の接続ポート17aが閉状態、接続ポート17bおよび17cが開状態であり、第2三方弁19の接続ポート19aが閉状態、接続ポート19bおよび19cが開状態であり、第3三方弁20の接続ポート20cおよび20aが開状態、接続ポート20bが閉状態になるように制御される。
このように三方弁の開閉が制御されることにより、外気が、配管d6、d3、d4、d9、およびd7を介してCO2回収供給装置21に流入される。配管d7からCO2回収供給装置21に外気が流入されると、外気はCO2濃度が低いためCO2貯留部211においてCO2供給運転が開始され、第1貯留塔211aおよび第2貯留塔211bに吸着されていたCO2が離脱される。離脱されたCO2は、配管d7から流入される空気とともに配管d10から栽培施設A内に供給される(S14)。CO2供給運転は、数分単位でCO2の離脱処理の実行と停止とが切り替えられて行われる。その後、ステップS11に戻り、時間帯T2の間は、栽培施設A内の照度が所定値以上であり、且つCO2濃度が所定値以下であるか否かの監視が継続される(S11の「YES」、S12)。
そして、栽培施設A内の照度が所定値以下になったか、または一定時間連続してCO2濃度が所定値以上になったと判断されたとき(S12の「NO」)、あるいは、現在時刻が時間帯T2内ではなくなったとき(S11の「NO」)には、外気がCO2回収供給装置21に流入されないように第1三方弁17、第2三方弁19、および第3三方弁20の接続ポートの開閉が制御され、CO2供給運転が停止される(S15)。
また、上述した処理において、時間帯T2内にCO2供給運転を実行する条件として、栽培施設A内が所定値以上の照度であること、および所定値以下のCO2濃度であることに加え、土壌水分量を計測するセンサ(図示せず)から取得する計測値が所定値以上であることを加えてもよい。この条件を加えることにより、さらに植物の光合成に適した省エネ制御による環境管理を行うことができる。
[(3) 時間帯T1およびT2以外で湿度制御の対象として予め設定された時間帯T3に実行される処理(図4参照)]
湿度制御の対象として予め設定された時間帯T3の開始時刻が到来し、現在時刻が時間帯T3内になると(S21の「YES」)、制御装置22の除湿制御部223により、湿度センサ14で計測された栽培施設A内の湿度が所定値以上であるか否かが判断される(S22)。除湿制御部223により栽培施設A内の湿度が所定値(例えば、85%)以上であると判断されると(S22の「YES」)、第1三方弁17、第2三方弁19、および第3三方弁20の開閉が制御される(S23)。具体的には、第1三方弁17の接続ポート17aが閉状態、接続ポート17bおよび17cが開状態、第2三方弁19の接続ポート19aおよび19cが開状態、接続ポート19bが閉状態、第3三方弁20の接続ポート20aが閉状態、接続ポート20bおよび20cが開状態になるように制御される。
このように三方弁の開閉が制御されることにより、配管d5、d3、およびd4を介して流入された栽培施設A内の空気が、CO2回収運転に用いられる除湿器18に流出される。
除湿器18では、湿度制御部223の制御により、配管d4から流入される空気の除湿処理が開始され、除湿された空気は配管d9およびd8を介して栽培施設A内に供給される(S24)。その後、ステップS21に戻り、時間帯T3の間は、栽培施設内Aの湿度が所定値以上であるか否かの監視が継続される(S21の「YES」、S22)。
そして、栽培施設A内の湿度が所定値以下になったと判断されたとき(S22の「NO」)、または、現在時刻が時間帯T3内ではなくなったとき(S21の「NO」)には、栽培施設A内の空気が除湿器18に流入されないように第1三方弁17および第2三方弁19の接続ポートの開閉が制御され、除湿器18による栽培施設A内空気の除湿処理が停止される(S25)。
また、上述した処理において、時間帯T3に湿度制御を実行する条件として、栽培施設A内が所定値以上の湿度であることに加え、屋外の絶対湿度が屋内の絶対湿度よりも低いことを加えてもよい。この条件を加えることにより、湿度制御による効果を高めることができる。
以上の実施形態によれば、植物の栽培施設内において、日没後から、加温処理が必要になる夜間の時間帯までの間の湿度が急激に上昇するときに、既設の設備を用いて簡易に構成したシステムで、当該栽培施設内を適切な湿度に制御することができる。
また、上述した実施形態において、CO2回収運転の対象とする時間帯T1、CO2供給運転の対象とする時間帯T2、および湿度制御の対象とする時間帯T3を、地域(気候)や季節ごと等で適宜設定を変更することで、さらに精度よく栽培施設内を植物の生育に好適な環境に保つことができる。
1 施設内環境管理システム
11 温度センサ
12 照度センサ
13 CO2センサ
14 湿度センサ
15 加温機
16 浄化装置
17 第1三方弁
17a、17b、17c 接続ポート
18 除湿器
19 第2三方弁
19a、19b、19c 接続ポート
20 第3三方弁
20a、20b、20c 接続ポート
21 CO2回収供給装置
22 制御装置
211 CO2貯留部
211a 第1貯留塔
211b 第2貯留塔
221 CO2回収運転制御部
222 CO2供給運転制御部
223 除湿制御部

Claims (2)

  1. 植物の栽培施設内に設置され、前記栽培施設内の加温が必要と判断すると、燃焼処理により前記栽培施設内を加温する加温機と、
    前記加温機による燃焼処理で発生した排ガスを除湿する除湿器と、
    前記加温機で燃焼処理が行われているときに、前記除湿器で除湿された排ガスから二酸化炭素を回収する二酸化炭素回収運転を行い、前記栽培施設内に二酸化炭素の供給が必要と判断すると、前記二酸化炭素回収運転により回収した二酸化炭素を前記栽培施設内に供給する二酸化炭素供給運転を行う二酸化炭素回収供給装置と、
    前記栽培施設内の湿度を計測する湿度センサと、
    前記二酸化炭素回収供給装置で前記二酸化炭素回収運転および前記二酸化炭素供給運転が行われていないときに、前記湿度センサで計測された前記栽培施設内の湿度が所定値以上になると、前記除湿器により前記栽培施設内の空気の除湿を行う除湿制御装置と
    を備えることを特徴とする植物の栽培施設内の環境管理システム。
  2. 前記二酸化炭素回収供給装置は、夜間の所定時間帯内に前記二酸化炭素回収運転を行い、昼間の所定時間帯内に前記二酸化炭素供給運転を行い、
    前記除湿制御装置は、前記昼間の所定時間帯が終了してから前記夜間の所定時間帯が開始するまでの間に前記湿度センサで計測された前記栽培施設内の湿度が所定値以上になると、前記除湿器により前記栽培施設内の空気の除湿を行う
    ことを特徴とする請求項1に記載の植物の栽培施設内の環境管理システム。
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