JP2018171967A - カーテンエアバッグ - Google Patents
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Abstract
Description
ここで、衝突により搭乗者が側方へ急激に移動すると頭部に大きな衝撃が加わるおそれがあるため、搭乗者の頭部をカーテンエアバッグで適切に保護することが求められている。
また、第2の膨張部は、前部と比較して後部の容量が車外側に大きくなるように形成することができる。
実施の形態1
図1に、この発明の実施の形態1に係るカーテンエアバッグを備えたエアバッグ装置の構成を示す。このエアバッグ装置は、カーテンエアバッグ1と、カーテンエアバッグ1を収納する収納部2と、収納部2に配置されたインフレータ3と、インフレータ3に接続されたエアバッグ制御部4とを有する。
なお、エアバッグ装置が配置される自動車は、車体M1と、車内に配置された座席M2とを有し、車体M1の側部M3にドア部M4が配置されている。また、ドア部M4の上半部M5aに窓部M6が配置されると共にドア部M4の下半部M5bにトリム部M7が配置されている。
収納部2は、自動車の側部M3の上縁部近傍に配置されている。この収納部2は、自動車の前後方向に延びて側部M3の前部から後部にわたるように形成されている。
エアバッグ制御部4は、インフレータ3を駆動してカーテンエアバッグ1の展開を制御するものである。
図2に示すように、カーテンエアバッグ1は、自動車の側部M3を覆うように展開するもので、上部エアバッグ5と、下部エアバッグ6とを有する。
上部エアバッグ5は、自動車の側部M3において窓部M6が配置された上半部M5aに対向する位置に展開する。上部エアバッグ5は、自動車の斜め側方への衝突に対応して座席M2に座る搭乗者Dの側方に配置されて自動車の床面に直交する上下方向に延びると共に車幅方向に厚みが大きくなるように膨張する膨張部7を有する。膨張部7は、上端部が窓部M6の上縁部近傍に位置すると共に下端部が窓部M6の下縁部近傍に位置するように形成されている。
まず、図1に示すように、カーテンエアバッグ1が収納部2に収納された状態で自動車が運転される。ここで、自動車が斜め側方に衝突すると、図示しない衝突検出部に衝突の衝撃が入力されて、その衝突信号がエアバッグ制御部4に入力される。エアバッグ制御部4は、衝突信号が入力されると、インフレータ3を駆動してカーテンエアバッグ1内に展開ガスを注入する。これにより、カーテンエアバッグ1は、収納部2から下方に向けて展開する。
このようにして、カーテンエアバッグ1が展開されて、衝突の衝撃により斜め前方に移動する搭乗者Dの頭部がカーテンエアバッグ1の膨張部7により受け止められる。
そこで、膨張部7の内壁部7aが、図4(a)に示すように、後部と比較して前部の容量が車内側に大きくなるように形成されている。これにより、内壁部7aは、搭乗者Dの頭部を受け止めるときに、図4(b)に示すように、内壁部7aの前部側で頭部の前面を車内側に押し戻すように変形、すなわち内壁部7aの前部が車内側に移動するように変形する。このため、搭乗者Dの頭部が車外側に大きな加速度で回転することを抑制することができ、頭部への損傷を低減することができる。
また、膨張部7の内壁部7aは、後部から前部に向かって容量が車幅方向に徐々に大きくなるように形成されている。これにより、内壁部7aは、頭部の前面をスムーズに車内側に押し戻すように変形するため、頭部が車外側に回転する加速度を大きく抑制することができる。
また、膨張部8の外壁部8bは、図4(a)に示すように、前部と比較して後部の容量が車外側に大きくなるように形成されている。これにより、膨張部7の変形が促進されるため、膨張部7で受け止められた頭部が車外側に回転する加速度をより大きく抑制することができる。また、膨張部8の外壁部8bは、前部から後部に向かって容量が車幅方向に徐々に大きくなるように形成されているため、膨張部7をスムーズに変形させることができる。
さらに、膨張部8は、膨張部7に対して後方にずれた位置、すなわち上下方向に重ならない位置に配置されている。このため、膨張部7で搭乗者Dを受け止めた際に入力される斜め前方に向かう衝撃に対して、膨張部7をスムーズに変形させることができ、頭部が車外側に回転する加速度をよりスムーズに抑制することができる。
実施の形態1では、上部エアバッグ5の膨張部7と下部エアバッグ6の膨張部8は、自動車の床面に直交する上下方向に延びるように形成されたが、上下方向に延びるように形成されていればよく、自動車の床面に直交する方向に限られるものではない。
例えば、図6に示すように、実施の形態1において、上部エアバッグ5に換えて上部エアバッグ21を配置すると共に下部エアバッグ6に換えて下部エアバッグ22を配置することができる。
実施の形態1および2では、下部エアバッグの膨張部が、上部エアバッグの膨張部に対して後方にずれた位置に配置されたが、前後方向に同じ位置に配置することもできる。
例えば、図7に示すように、実施の形態1において、膨張部8に換えて膨張部31を配置することができる。
例えば、上部エアバッグは内壁部のみの容量が車幅方向に大きくなるように膨張部を形成すると共に、下部エアバッグは外壁部のみの容量が車幅方向に大きくなるように膨張部を形成することができる。
同様に、上記の実施の形態1〜3では、下部エアバッグの膨張部は、前部から後部に向かって容量が車幅方向に徐々に大きくなるように形成されたが、前部と比較して後部の容量が車幅方向に大きくなるように形成されていればよく、この形状に限られるものではない。
例えば、上部エアバッグの膨張部と下部エアバッグの膨張部は、容量が段階的に変わるように形成することができる。
Claims (6)
- 自動車の側部において窓部が配置された上半部に対向する位置に展開する上部エアバッグと、
前記上部エアバッグと上下方向に接続されて前記側部の下半部に対向する位置に展開する下部エアバッグとを備え、
前記上部エアバッグは、上下方向に延びると共に後部と比較して前部の容量が車幅方向に大きくなるように膨張する第1の膨張部を有し、
前記下部エアバッグは、上下方向に延びると共に前部と比較して後部の容量が車幅方向に大きくなるように膨張する第2の膨張部を有するカーテンエアバッグ。 - 前記第2の膨張部は、前記第1の膨張部に対して後方にずれた位置に配置される請求項1に記載のカーテンエアバッグ。
- 前記第1の膨張部は上端部から下端部に向かって後方に傾斜して延びるように形成されると共に前記第2の膨張部は上端部から下端部に向かって後方に傾斜して延びるように形成され、前記第1の膨張部の下端部と前記第2の膨張部の上端部が互いに接続されている請求項2に記載のカーテンエアバッグ。
- 前記第1の膨張部は、後部と比較して前部の容量が車内側に大きくなるように形成される請求項1〜3のいずれか一項に記載のカーテンエアバッグ。
- 前記第2の膨張部は、前部と比較して後部の容量が車外側に大きくなるように形成される請求項1〜4のいずれか一項に記載のカーテンエアバッグ。
- 自動車の側部において窓部が配置された上半部に対向して配置される上部エアバッグと、
前記側部の下半部に対向して配置され、前記上部エアバッグと上下方向に接続された下部エアバッグとを備え、
前記上部エアバッグは、上下方向に延びると共に後部から前部に向かって容量が車幅方向に徐々に大きくなるように膨張する膨張部を有するカーテンエアバッグ。
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US20050269806A1 (en) * | 2004-06-02 | 2005-12-08 | Eduard Huber | Airbag protective device for vehicle occupants and motor vehicle |
JP2012091650A (ja) * | 2010-10-26 | 2012-05-17 | Toyota Motor Corp | 車両用エアバッグ装置 |
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