JP2018169475A - 画像表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】狭額縁化が可能であり、かつ、分解が容易な画像表示装置を提供すること。
【解決手段】画像表示装置1は、前面に画像を表示する表示パネル10と、表示パネル10の背面側に配置された筐体50と、表示パネル10の端縁に沿って配置され、筐体に固定された枠体30とを備える。枠体30は、表示パネル10の背面の端縁に固定される第一枠部材31と、第一枠部材31と着脱可能に係合し、かつ、筐体50に固定される第二枠部材40とを有する。
【選択図】図3

Description

本開示は、液晶セル等の表示パネルを備える画像表示装置に関する。
特許文献1は、前面部材の枠に液晶パネルが嵌め込まれた表示装置を開示する。この表示装置において、枠の前面には、両面テープ、接着剤または粘着剤等によって透明板が接着される。
特開2011−244257号公報
本開示は、狭額縁化が可能であり、かつ、分解が容易な画像表示装置を提供する。
本開示における画像表示装置は、前面に画像を表示する表示パネルと、前記表示パネルの背面側に配置された筐体と、前記表示パネルの端縁に沿って配置され、前記筐体に固定された枠体とを備え、前記枠体は、前記表示パネルの背面の端縁に固定される第一枠部材と、前記第一枠部材と着脱可能に係合し、かつ、前記筐体に固定される第二枠部材とを有する。
本開示における画像表示装置によれば、狭額縁化が可能であり、かつ、分解が容易である。
実施の形態に係る画像表示装置の外観斜視図である。 実施の形態に係る画像表示装置の分解斜視図である。 実施の形態に係る画像表示装置の枠体の構造を示す断面斜視図である。 実施の形態に係る第一枠部材の一部を示す斜視図である。 実施の形態に係る第一枠部材に形成された係合孔の形状を示す平面図である。 実施の形態に係る第二枠部材の一部を示す斜視図である。 複数の第二枠部材の第一枠部材への取り付け手順の一例を説明するための図である。
本願発明者は、従来の画像表示装置に関し、以下の問題が生じることを見出した。従来の液晶テレビ等の画像表示装置では、狭額縁化を図るために、例えば、両面テープ等の接着材を用いて、液晶セルを枠部材の前面に固定する構造が採用されている。この構造では、枠部材の前面には、ネジ孔を設けるスペースがないため、枠部材を、液晶セル及びバックライトユニット等の背面に配置される筐体に固定するために、枠部材の側方から枠部材を筐体にネジ留めする手法が採用される。この場合、枠部材の側面にネジの頭部が露出するため、例えば、画像表示装置の美観を損なうという問題が生じる。
そこで、枠部材を、例えば、液晶セルが固定される前面部と、筐体の背面に固定される背面部とを有する断面がU字状の形状に形成することで、側面のネジを用いずに、枠部材を筐体に固定する構造も考えられる。この場合、枠部材の側面は、ネジの頭部が存在しないフラットな形状とすることができる。しかし、この構造では、枠部材の前面部と背面部との間に、筐体及びバックライトユニット等の構成要素の端部が配置され、かつ、前面部には液晶セルが接着されている。
そのため、例えば、画像表示装置の組み立て後の検査において不良が発見された場合に、バックライトユニット等の内部の要素を取り出すためは、液晶セルの端部を枠部材から剥がす必要が生じる。つまり、画像表示装置の分解に、主要な要素の損傷または破壊が伴う可能性がある。つまり、実質的には、画像表示装置の分解は不可能または困難である。このことは、例えば、テレビまたは携帯端末等である画像表示装置の量産を阻害する要因となる。
本開示は、このような知見に基づいてなされたものであり、本願発明者が鋭意検討した結果、狭額縁化が可能であり、かつ、分解が容易な画像表示装置の構造についての着想を得た。
以下、適宜図面を参照しながら実施の形態を説明する。但し、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明や実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。これは、以下の説明が不必要に冗長になるのを避け、当業者の理解を容易にするためである。
なお、本願発明者は、当業者が本開示を十分に理解するために添付図面および以下の説明を提供するのであって、これらによって特許請求の範囲に記載の主題を限定することを意図するものではない。
また、以下の実施の形態において、説明の便宜上、上下方向をX軸方向と一致させ、前後方向をZ軸方向と一致させ、左右方向をY軸方向と一致させているが、これら対応付けは、本開示に係る画像表示装置の製造時または使用時における姿勢を限定するものではない。また、以下の説明において、例えば、X軸プラス側とは、X軸の矢印方向側を示し、X軸マイナス側とは、X軸プラス側とは反対側を示す。Y軸方向及びZ軸方向についても同様である。
以下、図1〜図7を用いて実施の形態を説明する。まず、図1および図2を用いて、実施の形態に係る画像表示装置の構成概要について説明する。
[1−1.画像表示装置の構成概要]
図1は、実施の形態に係る画像表示装置1の外観斜視図である。図2は、実施の形態に係る画像表示装置1の分解斜視図である。
図1および図2に示すように、本実施の形態に係る画像表示装置1は、表示パネル10と、枠体30と、筐体50とを備える。
本実施の形態では、表示パネル10は、2つの配光膜の間に配置された液晶層を有する、いわゆる液晶セルであり、配光膜及び液晶層の他に、透明電極、ガラス基板、カラーフィルタ、及び偏光フィルタ等が積層された多層構造を有している。
表示パネル10の背面側(Z軸プラス側)には、バックライトユニット11が配置される。バックライトユニット11は、背面に反射シート13が配置された導光板12、導光板12の端面から光を入射する光源部20、及び、導光板12の前面から放出される光の拡散等を行う光学シート部15を有する。光学シート部15は、拡散シート等の光学シートを1以上有する。
なお、本実施の形態では、光源部20は、複数のLED(light emitting diode)から放出された光を、導光板12の左右(Y軸に平行な両方向)の端面から、導光板12の内部に入射するように配置されている。すなわち、本実施の形態では、バックライトユニット11は、エッジライト方式のバックライトユニットである。
筐体50は、バックライトユニット11の背面側に配置され、バックライトユニット11及び表示パネル10等を保持する平板状の部材である。筐体50は、例えばアルミニウム、アルミニウム合金または鉄からなる金属板に絞り加工等のプレス加工を施すことによって成形された部材である。
枠体30は、表示パネル10の端縁に沿って配置され、かつ、筐体50に固定される部材である。具体的には、枠体30は、表示パネル10の背面の端縁に固定される第一枠部材31と、第一枠部材31と着脱可能に係合し、かつ、筐体50に固定される第二枠部材40とを有する。
本実施の形態では、第一枠部材31は、表示パネル10の背面の上端縁及び左右の端縁に沿って配置される第一枠部材31aと、表示パネル10の背面の下端縁に沿って配置される第一枠部材31bとで構成される。なお、第一枠部材31の構成はこれに限定されず、例えば、正面視において矩形状である表示パネル10の4辺のそれぞれに沿って配置される、互いに別体である4つの部材で、1つの第一枠部材31が構成されてもよい。また、本実施の形態では、両面テープ等の接着材によって、表示パネル10が、第一枠部材31に固定されている。
また、第二枠部材40は、正面視において矩形状である表示パネル10の4辺のそれぞれに沿って配置されている。なお、これら4つの第二枠部材40を区別するために、図2に示すように、当該4つの第二枠部材40のそれぞれに互いに異なる符号(40a〜40c)を付している。すなわち、画像表示装置1は、表示パネル10の上辺に沿って配置される第二枠部材40a、表示パネル10の左辺に沿って配置される第二枠部材40b、表示パネル10の右辺に沿って配置される第二枠部材40c、及び表示パネル10の下辺に沿って配置される第二枠部材40dを備える。
本実施の形態では、第二枠部材40a〜40cのそれぞれには、複数の貫通孔49が形成されており、複数の貫通孔49のそれぞれを貫通したネジが、筐体50に設けられたネジ孔59と螺合することで、第二枠部材40a〜40cが筐体50に固定される。なお、第二枠部材40dは、例えば複数のネジにより第一枠部材31に固定される。
また、例えばテレビとして実現される画像表示装置1は、上記説明した要素の他、表示パネル10の液晶を駆動する駆動回路等の他の部材を備えるが、これら他の部材の説明及びその図示は省略する。また、画像表示装置1には、例えばテレビ台等の平面上に画像表示装置1を立てて置くための脚部が備えられる場合もある。
ここで、本実施の形態に係る画像表示装置1では、表示パネル10は、枠体30の前面に固定され、かつ、筐体50の端縁は枠体30に覆われる。この構造において、枠体30は、前面側の第一枠部材31と背面側の第二枠部材40とで構成され、かつ第二枠部材40は、第一枠部材31と着脱可能に係合した状態で、画像表示装置1に配置される。これにより、画像表示装置1は分解可能である。この構造ついて、図3〜図7を用いて説明する。
[1−2.枠体]
図3は、実施の形態に係る画像表示装置1の枠体30の構造を示す断面斜視図である。具体的には、図3では、図1におけるIII−III線を通るXZ平面で画像表示装置1を切断した場合の画像表示装置1の一部が図示されている。また、表示パネル10は、上述のように、配光膜及び液晶層等を含む多層構造を有しているが、図3では、表示パネル10の断面は簡易的に図示されている。
なお、第一枠部材31aと、第二枠部材40a〜40cのそれぞれとの取り付け構造は共通しているため、以下では、主として第一枠部材31aと第二枠部材40aとの取り付け構造について説明し、第一枠部材31aと第二枠部材40b及び40cとの取り付け構造についての説明は省略する。
図3に示すように、第一枠部材31aは、表示パネル10の背面の端縁が固定される固定面32aを形成する固定面部32を有している。つまり、第一枠部材31aの前面に、表示パネル10が固定されるため、正面視した場合に、第一枠部材31aの外周部分のみが見える構造が形成される。すなわち、画像表示装置1は狭額縁化が可能である。本実施の形態では、正面視した場合に、表示パネル10の、上端、左端及び右端から数ミリ程度、第一枠部材31aが突出した状態である。なお、この突出した部分は、図3に示すように、表示パネル10の端面の側方に位置するため、表示パネル10を保護する役割を担うことができる。
また、本実施の形態に係る第一枠部材31aは、固定面部32に接続され、固定面32aと交差する方向の壁を形成する外壁部33を有している。具体的には、外壁部33は、固定面部32から、第二枠部材40aの方向(後方)に突出して形成されおり、第二枠部材40aの係合爪43が挿入される係合孔34を有している。
第二枠部材40aは、筐体50の背面側に配置され、筐体50に固定される背面部41を有する。背面部41には、貫通孔49が形成されており、貫通孔49を貫通したネジが、筐体50に設けられたネジ孔59(図2参照)と螺合することで、背面部41を有する第二枠部材40aが、筐体50に固定される。
また、第二枠部材40aは、背面部41から前方に向けて立設され、外壁部33の外側に配置される側面部42を有している。側面部42には、上述の係合爪43が設けられており、係合爪43が第一枠部材31aの外壁部33に形成された係合孔34と係合する。これにより、第一枠部材31aに固定された表示パネル10は、枠体30を介して筐体50に保持される状態となる。これら係合孔34及び係合爪43の形状等について、図4〜図6を用いて説明する。
図4は、実施の形態に係る第一枠部材31aの一部を示す斜視図である。なお、図4では、第一枠部材31aの一部を後方かつ斜め上方から見た場合の斜視図、及び、係合孔34の拡大斜視図が表されている。図5は、実施の形態に係る第一枠部材31aに形成された係合孔34の形状を示す平面図(上方から見た場合の図)である。図6は、実施の形態に係る第二枠部材40aの一部を示す斜視図である。なお、図6では、第二枠部材40aの一部を前方かつ斜め下方から見た場合の斜視図及び係合爪43の拡大斜視図が表されている。
図4〜図6に示すように、第一枠部材31aの係合孔34は、幅が異なる2つのスリットで構成されており、幅が太いスリットに第二枠部材40aの係合爪43が挿入され、かつ、スライドされることで、幅が狭いスリットに係合爪43が引っ掛かるよう構成されている。
具体的には、第二枠部材40aの係合爪43は、図6に示すように、係合孔34に挿入される先端部43aと、前後方向(Z軸方向)における幅が、先端部43aよりも小さな根元部43bと含む。
また、第一枠部材31aの係合孔34は、第一枠部材31aの延設方向(図4ではY軸方向)に沿って延設された第一スリット34aと、第一スリット34aと連続して配置された第二スリット34bとを含む。第一スリット34aは、で係合爪43の先端部43aが挿入可能な大きさに形成されている。第二スリット34bは、係合爪43の根元部43bが挿入可能な大きさであって、かつ、係合爪43の先端部43aが抜け出せない大きさに形成されている。
つまり、図5を基準に説明すると、図5に示す係合孔34の第一スリット34aに、上方(X軸プラス側)から、係合爪43の先端部43aが挿入されるように、第一枠部材31aに対して第二枠部材40aが配置される。その後、第一枠部材31aを右(Y軸プラス側)に移動させることで、係合爪43の先端部43aが第二スリット34bから外側(上方)に抜け出せない状態となる(図3参照)。
また、係合孔34は、図4に示すように、第一枠部材31aの延設方向に沿って複数配置されており、係合爪43は、図6に示すように、第二枠部材40aの延設方向に沿って複数配置されている。つまり、上記のような、互いに係合しあう関係を有する係合爪43及び係合孔34の組が複数存在し、これにより、第二枠部材40aが、第一枠部材31aに安定的に取り付けられる。
また、表示パネル10の左右の辺に沿って配置される第二枠部材40b及び40cについても同様に、複数の係合爪43が、第一枠部材31aに設けられた複数の係合孔34に係合することで、第一枠部材31aに安定的に取り付けられる。具体的には、例えば、以下に説明される手順で、第二枠部材40a〜40cが、第一枠部材31に取り付けられる。
[1−3.組み立て及び分解の手順例]
図7は、第二枠部材40a〜40dの第一枠部材31への取り付け手順の一例を説明するための図である。なお、以下の説明における「上」及び「下」は、表示パネル10及び第一枠部材31が図7に示す姿勢である場合における「上」及び「下」であり、実際の組み立て作業は、例えば、表示パネル10が水平な姿勢で行われる場合もある。また、以下の組み立て作業は、図7には現れていないバックライトユニット11及び筐体50が、表示パネル10の背面側の所定位置に配置された状態で行われる。
第二枠部材40a〜40cを第一枠部材31に取り付ける場合、まず、表示パネル10の上辺に対応する第二枠部材40aが、図7に示すように、第一枠部材31の上方から第一枠部材31に配置され、その後、右にスライドされる。これにより、第二枠部材40aが第一枠部材31対して正規の位置に配置される。
その状態で、例えば、表示パネル10の左辺(Y軸マイナス側の辺)に対応する第二枠部材40bが、第一枠部材31の左側から第一枠部材31に配置され、その後、上にスライドされる。これにより、第二枠部材40bが第一枠部材31対して正規の位置に配置される。また、表示パネル10の右辺(Y軸プラス側の辺)に対応する第二枠部材40cが、第一枠部材31の右側から第一枠部材31に配置され、その後、上にスライドされる。これにより、第二枠部材40cが第一枠部材31対して正規の位置に配置される。
さらに、表示パネル10の下辺に対応する第二枠部材40dが、第一枠部材31の下から第一枠部材31に配置され、例えば複数のネジによって第一枠部材31に固定される。また、この状態において、第二枠部材40dの左端部は、第二枠部材40bの下端に接しており、かつ、第二枠部材40dの右端部は、第二枠部材40cの下端に接している。つまり、第二枠部材40dは、左右の第二枠部材40b及び40cを下方から支持する役目も有している。
上記手順で、第一枠部材31に対する第二枠部材40a〜40dの取り付けが行われることで、第二枠部材40a〜40cのそれぞれが、第一枠部材31に係合した状態となる。また、第二枠部材40a〜40cにおける互いに隣り合う端面は、斜め突合せにより接続される。つまり、それぞれが、延設方向に対して斜めに形成された第二枠部材40bの上端面と、第二枠部材40aの左端面とが突き合わされた状態となる。また、それぞれが、延設方向に対して斜めに形成された第二枠部材40cの上端面と、第二枠部材40aの右端面とが突き合わされた状態となる。
なお、第二枠部材40a〜40cのそれぞれの筐体50へのネジ留めは、例えば、第二枠部材40a〜40cのそれぞれが、第一枠部材31に対して正規の位置に配置された後に随時行われる。
以上のようにして組み立てられた画像表示装置1は、例えば、上記説明された手順とは逆の手順で分解される。つまり、まず、第二枠部材40dを第一枠部材31に固定する複数のネジを取り外すことで、第二枠部材40dを第一枠部材31から取り外す。次に、例えば、第二枠部材40cを筐体50に固定する複数のネジを取り外し、第二枠部材40cを下方にスライドさせて、右側に引っ張ることで、第二枠部材40cを第一枠部材31から取り外す。また、第二枠部材40bを筐体50に固定する複数のネジを取り外し、第二枠部材40bを下方にスライドさせて、左側に引っ張ることで、第二枠部材40cを第一枠部材31から取り外す。最後に、第二枠部材40aを筐体50に固定する複数のネジを取り外し、第二枠部材40aを左にスライドさせて、上に引っ張ることで、第二枠部材40cを第一枠部材31から取り外す。
このようにして、第二枠部材40a〜40dが、第一枠部材31から取り外された場合、筐体50の端部の背面側に配置されていた、第二枠部材40a〜40cの背面部41(図3参照)の存在がなくなる。これにより、筐体50、及び、バックライトユニット11等の内部の構成要素と、表示パネル10、及び、表示パネル10に接着された第一枠部材31とを分離することができる。すなわち、表示パネル10等の構成要素を損傷させることなく、また、ネジの取り外し等の容易な作業によって画像表示装置1を分解することができる。
[1−4.効果等]
以上のように、本実施の形態に係る画像表示装置1は、前面に画像を表示する表示パネル10と、表示パネル10の背面側に配置された筐体50と、表示パネル10の端縁に沿って配置され、筐体50に固定された枠体30とを備える。枠体30は、表示パネル10の背面の端縁に固定される第一枠部材31と、第一枠部材31と着脱可能に係合し、かつ、筐体50に固定される第二枠部材40とを有する。
この構成によれば、枠体30の第一枠部材31は、表示パネル10の背面の端縁に固定されるため、表示パネル10の前面が、第一枠部材31によって隠されることなく、枠体30に、表示パネル10を保持させることができる。また、第一枠部材31は、筐体50に固定される第二枠部材40と係合することで、第二枠部材40を介して筐体50に固定される。従って、例えば第一枠部材31に対して前面からまたは側面からネジを挿入することで、第一枠部材31を筐体50に固定する必要がない。そのため、画像表示装置1の狭額縁化が図られ、かつ、例えば、正面視において、画像表示装置1の左右の側面(つまり、第一枠部材31の左右の側面)に、ネジの頭が露出するような、美観を損ねる問題も生じない。
さらに、第二枠部材40は、第一枠部材31と着脱可能に係合するため、例えば、第一枠部材31に固定された表示パネル10を取り外すことなく、筐体50と表示パネル10とを分離することができる。つまり、上記実施の形態のように、両面テープ等の接着材によって、表示パネル10が第一枠部材31に固定されている場合であっても、例えば、表示パネル10を損傷させることなく、画像表示装置1を分解することができる。そのため、例えば画像表示装置1の組み立て後の検査において不良が発見された場合に、画像表示装置1の内部の、当該不良の要因となる構成要素を交換することで、正規の製品として出荷することが可能である。
このように、本実施の形態に係る画像表示装置1によれば、狭額縁化が可能であり、かつ、分解が容易である。
また、本実施の形態において、第一枠部材31は、表示パネル10の背面の端縁が固定される固定面32aを形成する固定面部32と、固定面部32に接続され、固定面32aと交差する方向の壁を形成する外壁部33とを有する。第二枠部材40は、筐体50の背面側に配置され、筐体50に固定される背面部41と、背面部41から前方に向けて立設され、外壁部33の外側に配置される側面部42とを有する。外壁部33には係合孔34が形成されており、側面部42には、係合孔34と係合する係合爪43が設けられている。
この構成によれば、外側に位置する第二枠部材40から、内側に位置する第一枠部材31に向けて(つまり内向きに)係合爪43が立設されているため、第一枠部材31及び第二枠部材40の互いの係合のための構造を、外部に露出させずに枠体30に設けることができる。また、表示パネル10の背面側に位置する固定面部32と、筐体50の背面側に位置する背面部41とで、表示パネル10の背面側の構成要素(本実施の形態では、バックライトユニット11及び筐体50等)の端部を安定的に押さえることができる。
また、本実施の形態において、係合爪43は、係合孔34に挿入される先端部43aと、前後方向における幅が、先端部43aよりも小さな根元部43bと含む。係合孔34は、第一枠部材31の延設方向に沿って延設された第一スリット34aと、第一スリット34aと連続して配置された第二スリット34bとを含む。第一スリット34aは、係合爪43の先端部43aが挿入可能な大きさに形成されている。第二スリット34bは、係合爪43の根元部43bが挿入可能な大きさであって、かつ、係合爪43の先端部43aが抜け出せない大きさに形成されている。
この構成によれば、係合孔34を構成する2つのスリットのうちの幅が太い第一スリット34aに係合爪43の先端部43aが挿入され、その状態で、スライドされることで、幅が狭い第二スリット34bに係合爪43の先端部43aが引っ掛かる状態が形成される。また、その状態から、係合爪43を逆方向にスライドさせることで、係合爪43の先端部43aを第一スリット34aから抜き出すこともできる。つまり、第二枠部材40を、第一枠部材31に着脱可能に係合させるための構造であって、係合の確実性と、取り外しの容易さとを備える構造を実現することができる。
また、本実施の形態において、表示パネル10は、正面視において多角形の外形を有し、第一枠部材31は、表示パネル10の複数の辺に沿うように延設されており、第二枠部材40は、当該複数の辺のそれぞれに沿って配置されている。
本実施の形態では、表示パネル10は、例えば図2に示すように、正面視において矩形であり、第一枠部材31を構成する第一枠部材31aは、表示パネル10の3辺に沿うように延設されている。また、当該3辺のそれぞれに沿って、第二枠部材40a〜40cが配置されている。
つまり、表示パネル10の複数の辺に沿う1つの第一枠部材31aに対して複数の第二枠部材40取り付けられるよう構成されていることで、例えば、第一枠部材31aによる表示パネル10の剛性の向上効果が得られやすい。また、上述のように、第二枠部材40a〜40dを第一枠部材31に対して取り付ける作業、及び、画像表示装置1を分解する作業の容易性が確保される。
[2.他の実施の形態]
以上のように、本出願において開示する技術の例示として、実施の形態を説明した。しかしながら、本開示における技術は、これらに限定されず、適宜、変更、置き換え、付加、省略などを行った実施の形態にも適用可能である。また、上記実施の形態で説明した各構成要素を組み合わせて、新たな実施の形態とすることも可能である。そこで、以下、他の実施の形態を例示する。
例えば、実施の形態に係る表示パネル10は、液晶セルであり、バックライトユニット11からの光によって画像を表示するとした。しかしながら、表示パネル10の種類は液晶セルには限定されない。例えば、バックライトユニット11が不要な、有機ELディスプレイパネルまたはプラズマディスプレイパネル等の自発光型の表示パネルが、表示パネル10として採用されてもよい。
また、バックライトユニット11は、光源部20から放出される光を導光板12の端面から入射するエッジライト方式のバックライトユニットであるとしたが、バックライトユニット11は、直下型方式のバックライトユニットであってもよい。
また、第二枠部材40は、複数の係合爪43を有するとしたが、第二枠部材40が有する係合爪43は1つのみであってもよい。例えば第二枠部材40が比較的に短い場合、第二枠部材40が有する係合爪43の数が1つのみであっても、第二枠部材40を第一枠部材31に安定的に取り付けることは可能である。また、例えば、第一枠部材30が係合爪を有し、第二枠部材40が、当該係合爪と係合する係合孔を有してもよい。つまり、第一枠部材30と第二枠部材40との係合構造において雄雌が逆転してもよい。この場合であっても、第二枠部材40を第一枠部材31に安定的に取り付けることは可能である。
また、図6に示す係合爪43は、XZ平面に平行な断面がL字状の形状であるが、係合爪43の形状はこれに限定されない。例えば、係合爪43は棒状の根元部の先端に、根元部よりも外径が大きな先端部が形成された形状であってもよい。この場合であっても、第一スリット34aに係合爪43の先端部が挿入され、かつ、スライドされることで、第二スリット34bに係合爪43の先端部が引っ掛かるよう構成することは可能である。
また、係合爪43は、例えば、金属製である第二枠部材40を切削することで、第二枠部材40に一体に設けられるが、係合爪43は、例えば、第二枠部材40に接着、溶着または溶接されることで、第二枠部材40に配置されてもよい。
また、本実施の形態において、画像表示装置1は、例えばテレビとして実現されるとした。しかしながら、画像表示装置1の構成が、例えば、パーソナルコンピュータ用のモニタディスプレイ、または、タブレット端末もしくはスマートフォン等の携帯端末等に適用されてもよい。
以上のように、本開示における技術の例示として、実施の形態を説明した。そのために、添付図面および詳細な説明を提供した。
したがって、添付図面および詳細な説明に記載された構成要素の中には、課題解決のために必須な構成要素だけでなく、上記技術を例示するために、課題解決のためには必須でない構成要素も含まれ得る。そのため、それらの必須ではない構成要素が添付図面や詳細な説明に記載されていることをもって、直ちに、それらの必須ではない構成要素が必須であるとの認定をするべきではない。
また、上述の実施の形態は、本開示における技術を例示するためのものであるから、特許請求の範囲またはその均等の範囲において種々の変更、置き換え、付加、省略などを行うことができる。
本開示は、例えば狭額縁化が要求される画像表示装置に適用可能である。具体的には、テレビジョン受像機、モニタディスプレイ、デジタルサイネージ、タブレット端末、スマートフォン、または、テーブル型表示装置などに、本開示は適用可能である。
1 画像表示装置
10 表示パネル
11 バックライトユニット
12 導光板
13 反射シート
15 光学シート部
20 光源部
30 枠体
31、31a、31b 第一枠部材
32 固定面部
32a 固定面
33 外壁部
34 係合孔
34a 第一スリット
34b 第二スリット
40、40a、40b、40c、40d 第二枠部材
41 背面部
42 側面部
43 係合爪
43a 先端部
43b 根元部
49 貫通孔
50 筐体
59 ネジ孔

Claims (4)

  1. 前面に画像を表示する表示パネルと、
    前記表示パネルの背面側に配置された筐体と、
    前記表示パネルの端縁に沿って配置され、前記筐体に固定された枠体とを備え、
    前記枠体は、
    前記表示パネルの背面の端縁に固定される第一枠部材と、
    前記第一枠部材と着脱可能に係合し、かつ、前記筐体に固定される第二枠部材とを有する、
    画像表示装置。
  2. 前記第一枠部材は、前記表示パネルの背面の端縁が固定される固定面を形成する固定面部と、前記固定面部に接続され、前記固定面と交差する方向の壁を形成する外壁部とを有し、
    前記第二枠部材は、前記筐体の背面側に配置され、前記筐体に固定される背面部と、前記背面部から前方に向けて立設され、前記外壁部の外側に配置される側面部とを有し、
    前記外壁部には係合孔が形成されており、
    前記側面部には、前記係合孔と係合する係合爪が設けられている、
    請求項1記載の画像表示装置。
  3. 前記係合爪は、前記係合孔に挿入される先端部と、前後方向における幅が、前記先端部よりも小さな根元部とを含み、
    前記係合孔は、
    前記第一枠部材の延設方向に沿って延設された第一スリットであって、前記係合爪の前記先端部が挿入可能な大きさに形成された第一スリットと、
    前記第一スリットと連続して配置された第二スリットであって、前記係合爪の根元部が挿入可能な大きさであって、かつ、前記係合爪の先端部が抜け出せない大きさに形成された第二スリットとを含む、
    請求項2記載の画像表示装置。
  4. 前記表示パネルは、正面視において多角形の外形を有し、
    前記第一枠部材は、前記表示パネルの複数の辺に沿うように延設されており、
    前記第二枠部材は、前記複数の辺のそれぞれに沿って配置されている、
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の画像表示装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN111243446A (zh) * 2020-01-20 2020-06-05 上海兴为视觉科技股份有限公司 显示屏组合装置
CN113853322A (zh) * 2019-05-28 2021-12-28 贝尔-赫拉恒温控制有限公司 用于车辆的显示装置

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