JP2018169079A - 空気調和機 - Google Patents

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Abstract

【課題】たとえ室内に人が存在しても、その在室者に不快感を与えずに熱交換器を効率的に乾燥することができる空気調和機を提供する。【解決手段】空気調和機の制御部26は、膨張弁17および除湿絞り装置23を調整して圧縮機15から高圧冷媒を除湿絞り装置23まで導入し、室内熱交換器14の第2伝熱ユニット14bおよび第1伝熱ユニット14aを冷却しつつ第3伝熱ユニット14cの凝縮熱で第3伝熱ユニット14cを乾燥し、室内ファン25を回転させて暖気および冷気を混合する気流を生成する第1モードと、室内ファン25の回転を停止し、第3伝熱ユニット14cの輻射熱で第1伝熱ユニット14aを乾燥する第2モードと、送風運転を実施し、第2伝熱ユニット14bを乾燥する第3モードとを順番に切り替える。【選択図】図1

Description

本発明は、乾燥運転を行う空気調和機に関する。
特許文献1は空気調和機を開示する。空気調和機は冷房運転後に熱交換機を乾燥させるため、暖房運転を実施する。暖房運転に先立って除湿運転が実施される。除湿運転で室内の湿度を低下させる。その後、暖房運転が実施されると、熱交換器から結露した水滴が蒸発するものの、予め室内の湿度を低下させるので、湿気に基づく在室者の不快感は抑制される。熱交換器は乾燥するので、雑菌やカビの繁殖は抑制される。
特開2016−065687号公報
特許文献1では暖房運転に先立って除湿運転が実施される。熱交換器に付着している水滴は減少しない。したがって、乾燥運転の時間短縮は行えない。
本発明は、在室者に不快感を与えずに熱交換器を乾燥することができる空気調和機に関して、乾燥運転の時間短縮を行うことを目的とする。
本発明によれば、圧縮機と、室外熱交換器と、室外ファンと、室内ファンと、第1伝熱ユニット、第2伝熱ユニットおよび前記第1伝熱ユニットの風下に配置される第3伝熱ユニットを有する室内熱交換器と、除湿運転時に絞り装置として機能する除湿絞り装置とを備え、冷房運転時に前記圧縮機、前記室外熱交換器、前記第1伝熱ユニット、前記第2伝熱ユニット、前記第3伝熱ユニットの順に接続され、暖房運転時に前記圧縮機、前記第3伝熱ユニット、前記第2伝熱ユニット、前記第1伝熱ユニット、前記室外熱交換器の順に接続され、除湿運転時に前記圧縮機、前記室外熱交換器、前記第3伝熱ユニット、前記除湿絞り装置、前記第2伝熱ユニット、前記第1伝熱ユニットの順に接続される空気調和機において、前記室内ファン、前記圧縮機および前記除湿絞り装置の動作を制御する制御部とを備え、前記制御部は、前記膨張弁および前記除湿絞り装置を調整して前記圧縮機から高圧冷媒を前記除湿絞り装置まで導入し、前記第2伝熱ユニットおよび前記第1伝熱ユニットを冷却しつつ前記第3伝熱ユニットの凝縮熱で前記第3伝熱ユニットを乾燥し、前記室内ファンを回転させて暖気および冷気を混合する気流を生成する第1モードと、前記室内ファンの回転を停止し、前記第3伝熱ユニットの輻射熱で前記第1伝熱ユニットを乾燥する第2モードと、送風運転を実施し、前記第2伝熱ユニットを乾燥する第3モードとを順番に切り替えて前記室内熱交換器を乾燥させる空気調和機は提供される。
第1モードでは凝縮熱に基づき第3伝熱ユニットは短時間で乾燥する。その一方で、第2伝熱ユニットでは冷媒の蒸発に応じて冷気が生成されるので、吹き出される気流では冷気と暖気とが混合され、室内の温度上昇を回避することができる。その後、第2モードが確立されると、第1伝熱ユニットは第3伝熱ユニットに重ねられるので、第3伝熱ユニットの凝縮熱に基づき第1伝熱ユニットは乾燥する。続いて第3モードが確立されると、送風運転が実施され、送風の働きで第2伝熱ユニットは乾燥する。送風動作では第1伝熱ユニット、第2伝熱ユニットおよび第3伝熱ユニットで熱交換は休止されるので、室内の温度上昇は回避されることができる。こうして室内の温度上昇を回避しながら熱交換器の乾燥は実現される。たとえ室内に人が存在しても、その在室者は不快を感じなくて済む。
前記第3伝熱ユニットは、内面で前記室内ファンに向き合わせられ、外面で前記第1伝熱ユニットを受け止めればよい。第1モードでは気流は第1伝熱ユニットおよび第3伝熱ユニットを相次いで通過する。第3伝熱ユニットでは凝縮熱および通風の効果で効率的な乾燥は実現される。第2モードでは無風状態であるので、第3伝熱ユニットの輻射熱は第1伝熱ユニットに確実に伝達される。第1伝熱ユニットの乾燥は促進される。
空気調和機において、室内に存在する人を検出する人感センサをさらに備えてもよい。人の存在が検出されると、制御部は第1モード、第2モードおよび第3モードを相次いで確立する。在室者の不快を伴わずに熱交換器の乾燥は実現される。人の存在が検出されなければ、制御部は暖房運転および送風運転を実施すればよい。暖房運転に応じて室内の温度は上昇するものの、短時間で熱交換器の乾燥は実現される。室内に人はいないので、室内の温度が上昇しても不快感は引き起こされない。
以上のように開示の装置によれば、在室者に不快感を与えずに熱交換器を乾燥することができる空気調和機に関して、乾燥運転の時間短縮を行える。
本発明の一実施形態に係る空気調和機の構成を概略的に示す概念図である。 一実施形態に係る室内機の外観を概略的に示す斜視図である。 室内機の本体の拡大垂直断面図である。 処理動作を概略的に示すフローチャートである。
以下、添付図面を参照しつつ本発明の一実施形態を説明する。
(1)空気調和機の構成
図1は本発明の一実施形態に係る空気調和機11の構成を概略的に示す。空気調和機11は室内機12および室外機13を備える。室内機12は例えば建物内の室内空間に設置される。その他、室内機12は室内空間に相当する空間に設置されればよい。室内機12には室内熱交換器14が組み込まれる。室外機13には圧縮機15、室外熱交換器16、膨張弁17および四方弁18が組み込まれる。室内熱交換器14、圧縮機15、室外熱交換器16、膨張弁17および四方弁18は冷凍回路19を形成する。室外機13は、室外空気との熱交換が可能な屋外に設置されればよい。
冷凍回路19は第1循環経路21を備える。第1循環経路21は四方弁18の第1口18aおよび第2口18bを相互に結ぶ。第1循環経路21には圧縮機15が配置される。圧縮機15の吸入管15aは四方弁18の第1口18aに冷媒配管を介して接続される。第1口18aからガス冷媒は圧縮機15の吸入管15aに供給される。圧縮機15は低圧のガス冷媒を所定の圧力まで圧縮する。圧縮機15の吐出管15bは四方弁18の第2口18bに冷媒配管を介して接続される。圧縮機15の吐出管15bからガス冷媒は四方弁18の第2口18bに供給される。冷媒配管は例えば銅管であればよい。
冷凍回路19は第2循環経路22をさらに備える。第2循環経路22は四方弁18の第3口18cおよび第4口18dを相互に結ぶ。第2循環経路22には、第3口18c側から順番に室外熱交換器16、膨張弁17および室内熱交換器14が組み込まれる。室外熱交換器16は、通過する冷媒と周囲の空気との間で熱エネルギーを交換する。室内熱交換器14は、通過する冷媒と周囲の空気との間で熱エネルギーを交換する。室内熱交換器14は、膨張弁17に接続される第1伝熱ユニット14aと、第1伝熱ユニット14aと圧縮機15の間に直列に接続される第2伝熱ユニット14bと、第2伝熱ユニット14bに直列に接続される第3伝熱ユニット14cとを備える。第2伝熱ユニット14bと第3伝熱ユニット14cの間には除湿絞り装置23が配置される。
室外機13には送風ファン24が組み込まれる。送風ファン24は室外熱交換器16に通風する。送風ファン24は例えば羽根車の回転に応じて気流を生成する。送風ファン24の働きで気流は室外熱交換器16を通り抜ける。室外の空気は室外熱交換器16を通り抜け冷媒と熱交換する。熱交換されて生成された冷気または暖気の気流は室外機13から吹き出される。通り抜ける気流の流量は羽根車の回転数に応じて調整される。
室内機12には送風ファン25が組み込まれる。送風ファン25は羽根車の回転に応じて気流を生成する。送風ファン25の働きで室内機12には室内空気が吸い込まれる。室内空気は室内熱交換器14を通り抜け冷媒と熱交換する。熱交換されて生成された冷気または暖気の気流は室内機12から吹き出される。通り抜ける気流の流量は羽根車の回転数に応じて調整される。
空気調和機11には、送風ファン24、25、膨張弁17、圧縮機15および除湿絞り装置23にそれぞれ信号線で接続される制御部26が組み込まれる。制御部26は、送風ファン24、25、膨張弁17、圧縮機15および除湿絞り装置23の動作を制御する。
(2)室内機の構成
図2は一実施形態に係る室内機12の外観を概略的に示す。室内機12の本体(筐体)28aの前面にはアウターパネル28bが配置される。本体28aの下面には吹出口29が形成される。吹出口29は室内に向けて開口する。本体28aは例えば室内の壁面に固定されることができる。室内熱交換器14で冷気または暖気が生成され、冷気または暖気の気流は吹出口29から吹き出す。
吹出口29には前後1対の上下風向板31a、31bが配置される。上下風向板31a、31bはそれぞれ本体の長手方向と平行な回転軸線32a、32b回りに回転することができる。回転に応じて上下風向板31a、31bは吹出口29を開閉する。上下風向板31a、31bの角度に応じて、吹き出される気流の方向は変えられる。
空気調和機11は、室内に存在する人を検出する人感センサ33を備える。人感センサ33は例えば物体の輻射熱に応じて人体を特定する。人感センサ33は本体28aの正面下側に配置される。
図3に示されるように、本体28aには吸込口34が形成される。吸込口34は本体28aの正面および上面で開口する。吸込口34と吹出口29との間で気流の通路内に送風ファン25は配置される。室内ファンとしての送風ファン25は、回転軸線35回りで回転自在に支持される羽根を有するクロスフローファンで構成される。室内の空気は吸込口34から本体28a内に取り込まれ、室内熱交換器14に向けて流れる。
室内熱交換器14の第1伝熱ユニット14aは前方から送風ファン25に覆い被さる伝熱フィン群38aを有する。第2伝熱ユニット14bは後方から送風ファン25に覆い被さる伝熱フィン群38bを有する。第3伝熱ユニット14cは、第1伝熱ユニット14aに重ねられる伝熱フィン群38cを有する。第3伝熱ユニット14cは、内面で送風ファン25に向き合わせられ、外面で第1伝熱ユニット14aと接触して受け止める。少なくとも第1伝熱ユニット14aおよび第3伝熱ユニット14cの上半体は後方に倒れる傾斜姿勢で配置される。したがって、少なくとも第1伝熱ユニット14aの上半体は第3伝熱ユニット14cの上半体の風上側に接触するように配置される。第1伝熱ユニット14a、第2伝熱ユニット14bおよび第3伝熱ユニット14cは例えば銅やアルミニウムといった熱伝導性の良い金属材料から成形される。
空気調和機11は第1温度センサ36および第2温度センサ37を備える。第1温度センサ36は第3伝熱ユニット14cの温度Tnを検出する。第1温度センサ36の検出信号は制御部26に送信される。第2温度センサ37は室温Trを検出する。第2温度センサ37の検出信号は制御部26に送信される。
(3)空気調和機の動作
冷凍回路19で冷房運転が実施される場合には、四方弁18は第2口18bおよび第3口18cを相互に接続し第1口18aおよび第4口18dを相互に接続する。膨張弁17は冷媒の流量を絞る。除湿絞り装置23は開放される。除湿絞り装置23は流量を絞らない。圧縮機15の吐出管15bから高温高圧の冷媒が室外熱交換器16に供給される。冷媒は室外熱交換器16、膨張弁17および室内熱交換器14を順番に流通する。室外熱交換器16では冷媒から外気に放熱する。室内熱交換器14では、冷媒は順番に第1伝熱ユニット14a、第2伝熱ユニット14bおよび第3伝熱ユニット14cを通過する。膨張弁17で冷媒は低圧まで減圧される。減圧された冷媒は室内熱交換器14で周囲の空気から吸熱する。冷気が生成される。冷気は送風ファン25の働きで室内空間に吹き出される。
冷凍回路19で暖房運転が実施される場合には、四方弁18は第2口18bおよび第4口18dを相互に接続し第1口18aおよび第3口18cを相互に接続する。膨張弁17は冷媒の流量を絞る。除湿絞り装置23は開放される。除湿絞り装置23は流量を絞らない。圧縮機15から高温高圧の冷媒が室内熱交換器14に供給される。冷媒は室内熱交換器14、膨張弁17および室外熱交換器16を順番に流通する。室内熱交換器14では、冷媒は順番に第3伝熱ユニット14c、第2伝熱ユニット14bおよび第1伝熱ユニット14aを通過する。室内熱交換器14は冷媒から周囲の空気に放熱する。暖気が生成される。暖気は送風ファン25の働きで室内空間に吹き出される。膨張弁17で冷媒は低圧まで減圧される。減圧された冷媒は室外熱交換器16で周囲の空気から吸熱する。その後、冷媒は圧縮機15に戻る。
冷凍回路19で暖房サイクルでの再熱除湿運転が実施される場合には、暖房運転時と同様に、四方弁18は第2口18bおよび第4口18dを相互に接続し第1口18aおよび第3口18cを相互に接続する。膨張弁17は開放される。除湿絞り装置23の流量は絞られる。圧縮機15の吐出管15bから高温高圧の冷媒が室内熱交換器14に供給される。冷媒は第3伝熱ユニット14c、除湿絞り装置23、第2伝熱ユニット14b、第1伝熱ユニット14aおよび室外熱交換器16を順番に流通する。第3伝熱ユニット14cでは冷媒から外気に放熱する。除湿絞り装置23で冷媒は低圧まで減圧される。減圧された冷媒は第1伝熱ユニット14a、第2伝熱ユニット14bおよび室外熱交換器16で周囲の空気から吸熱する。第1伝熱ユニット14aおよび第2伝熱ユニット14bが冷却されるものの、第3伝熱ユニット14cが加熱されることから、吹き出される気流では冷気および暖気は混合され、室内の温度低下は回避されることができる。
次に図4を基に乾燥運転の動作を説明する。制御部26は、ステップS1で人感センサ33の出力を確認する。室内に人がいれば(S1−YES)、制御部26はステップS2で暖房サイクルでの再熱除湿運転となる第1モードを確立する。第1モードの確立にあたって制御部26は、暖房運転時と同様に、四方弁18で第2口18bおよび第4口18dを相互に接続し第1口18aおよび第3口18cを相互に接続する。膨張弁17を開放する。除湿絞り装置23で冷媒の流量を絞る。こうした調整に基づき圧縮機15から高圧冷媒は除湿絞り装置23まで導入される。第3伝熱ユニット14cは冷媒の凝縮熱に基づき加熱する。第3伝熱ユニット14cの熱で第3伝熱ユニット14cは短時間で乾燥する。気流は第1伝熱ユニット14aおよび第3伝熱ユニット14cを相次いで通過することから、第3伝熱ユニット14cでは凝縮熱および通風の効果で効率的な乾燥は実現される。その一方で、第2伝熱ユニット14bおよび第1伝熱ユニット14aで冷媒の蒸発に応じて冷気が生成されるので、吹き出される気流では冷気と暖気とが混合される。室内の温度上昇は回避される。
ステップS3で第3伝熱ユニット14cの乾燥が判定される。判定にあたって第1モードの持続時間が計測される。持続時間が、第3伝熱ユニット14cが乾燥するために必要な時間として予め定めた第一の時間を経過すると、制御部26はステップS4で室内ファンを停止して第3伝熱ユニット14cの輻射熱を利用する第2モードを確立する。制御部26は圧縮機15の運転と室内ファンである送風ファン25の回転を停止する。第3伝熱ユニット14cの輻射熱で第1伝熱ユニット14aは乾燥する。第1伝熱ユニット14aは第3伝熱ユニット14cに重ねられるので、第3伝熱ユニット14cの熱に基づき第1伝熱ユニット14aは乾燥する。無風状態であるので、第3伝熱ユニットの輻射熱は第1伝熱ユニットに確実に伝達される。第1伝熱ユニットの乾燥は促進される。特に、第1伝熱ユニット14aの上半体は第3伝熱ユニット14cの上半体の風上側に接触するように配置されるので、自然な対流で第3伝熱ユニット14cの熱は第1伝熱ユニット14aに作用することができる。
ステップS5で第1伝熱ユニット14aの乾燥は判定される。判定にあたって第3伝熱ユニット14cの温度Tnおよび室温Trは検出される。温度の検出にあたって制御部26は第1温度センサ36および第2温度センサ37から検出信号を取得する。室温Trと第3伝熱ユニット14cの温度Tnとの差が2度以下に縮小されると、制御部26はステップS6で第3モードを確立する。制御部26は、送風ファン25を回転させ室内熱交換器14に通風させる送風運転を実施し、第2伝熱ユニット14bを乾燥する。送風運転では、圧縮機15の運転と室外機13の送風ファン24は停止する。送風の働きで第2伝熱ユニット14bは乾燥する。送風動作では第1伝熱ユニット14a、第2伝熱ユニット14bおよび第3伝熱ユニット14cで熱交換は休止されるので、室内の温度上昇は回避されることができる。
ステップS7で第2伝熱ユニット14bの乾燥は判定される。判定にあたって第3モードの持続時間は計測される。持続時間が、第2伝熱ユニット14bが乾燥するために必要な時間として予め定めた第二の時間を経過すると、制御部26は第3モードを終了する。こうして乾燥運転は終了する。室内の温度上昇を回避しながら熱交換器14の乾燥は実現される。たとえ室内に人が存在しても、その在室者は不快を感じなくて済む。
ステップS1で人の存在が検出されなければ(S1−NO)、制御部26はステップS8で暖房運転および送風運転による内部クリーン運転を実施する。暖房運転に応じて室内の温度は上昇するものの、短時間で室内熱交換器14の乾燥は実現される。室内に人はいないので、室内の温度が上昇しても不快感は引き起こされない。
11…空気調和機、14…熱交換器(室内熱交換器)、14a…第1伝熱ユニット、14b…第2伝熱ユニット、14c…第3伝熱ユニット、23…除湿絞り装置、25…送風ファン(クロスフローファン)、26…制御部、33…人感センサ、38a…伝熱フィン群、38b…伝熱フィン群、38c…伝熱フィン群。

Claims (2)

  1. 圧縮機と、室外熱交換器と、室外ファンと、室内ファンと、第1伝熱ユニット、第2伝熱ユニットおよび前記第1伝熱ユニットの風下に配置される第3伝熱ユニットを有する室内熱交換器と、除湿運転時に絞り装置として機能する除湿絞り装置とを備え、
    冷房運転時に前記圧縮機、前記室外熱交換器、前記第1伝熱ユニット、前記第2伝熱ユニット、前記第3伝熱ユニットの順に接続され、
    暖房運転時に前記圧縮機、前記第3伝熱ユニット、前記第2伝熱ユニット、前記第1伝熱ユニット、前記室外熱交換器の順に接続され、
    除湿運転時に前記圧縮機、前記室外熱交換器、前記第3伝熱ユニット、前記除湿絞り装置、前記第2伝熱ユニット、前記第1伝熱ユニットの順に接続される空気調和機において、
    前記室内ファン、前記圧縮機および前記除湿絞り装置の動作を制御する制御部とを備え、
    前記制御部は、
    前記除湿絞り装置を調整して前記第2伝熱ユニットおよび前記第1伝熱ユニットを冷却しつつ前記第3伝熱ユニットの凝縮熱で前記第3伝熱ユニットを乾燥し、前記室内ファンを回転させて暖気および冷気を混合する気流を生成する第1モードと、
    前記室内ファンの回転を停止し、前記第3伝熱ユニットの輻射熱で前記第1伝熱ユニットを乾燥する第2モードと、
    送風運転を実施し、前記第2伝熱ユニットを乾燥する第3モードとを順番に切り替える
    ことを特徴とする空気調和機。
  2. 請求項1に記載の空気調和機において、室内に存在する人を検出する人感センサをさらに備え、
    前記制御部は、人が検出された場合には、前記第1モード、前記第2モード、前記第3モードを順番に切り替え、人が検出されない場合には、少なくとも前記第1モードを行わないことを特徴とする空気調和機。
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