JP2018168851A5 - - Google Patents

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本発明は、難溶接超合金部品の補修に関するものであり、より具体的には、拡散合金インサートを用いた難溶接超合金部品のろう付け構造補修に関する
ガスタービン機械は、翼形、バケット、ブレード、ノズル、ベーン、シュラウド、回転タービン部品、ホイール、シール、燃焼器ライナ、3D製造部品及びトランジションダクトなどの高温ガス経路部品を製造するために、高強度耐酸化性の難溶接(TW)合金が常用される。難溶接(HTW)合金は、通例、タービンの運転温度及び運転条件望ましい機械特性を示す。
しかし、運転中、難溶接(HTW)合金から形成された部品過酷な作動環境に遭遇し、疲労、クリープ、腐食又は酸化による材料劣化を起こす
供用後の部品を新品同様に回復させるためろう付けが広く用いられている。ろう付けは、ろう付け接合部ろう付けギャップ寸法が非常に狭いときにしか高い機械強度を示さないそれ以外の場合にはろう付けは、供用後の部品に運転に十分な高い機械強度与えい。ただし、製造に際して、ギャップ寸法を所望の寸法に制御するのは困難である
ろう付けギャップ寸法狭く制御して供用後の部品に高い機械強度をもたらす方法について開示した技術的手法は未だに報告されていない。
例示的な実施形態では、部品を処理する方提供る。部品を処理する方法は、部品の欠陥を含む部分を除去するため部品にテーパを機械加工する工程を含む。テーパ溝を測定して寸法を決定す。インサート、インサートの外面とテーパの内面との間のろう付けギャップを伴って、テーパに対応する幾何形状を有するように形成る。ろう付けギャップに対応する厚さのろう付け材料の層インサートの外面に堆積させるろう付け材料の層をインサートの外面上で焼結して拡散層を形成す。インサートテーパ内に配置る。インサートを部品に接合するため部品をろう付けする
別の例示的な実施形態では、超合金タービン部品を処理する方提供る。超合金タービン部品を処理する方法は、超合金タービン部品の欠陥を含む部分を除去するため超合金タービン部品にテーパを機械加工する工程を含む。ーパの寸法を決定するためテーパ溝を測定する。インサート、インサートの外面とテーパの内面との間の約0.0005インチ~約0.01インチ(約0.0127mm~約0.254mm)の範囲ろう付けギャップを伴って、テーパに対応する幾何形状を有するように形成る。ろう付け材料の層インサートの外面に堆積させる。ろう付け材料の層をインサートの外面上で約1800°F~約2300°F(約982℃~約1260℃)の範囲内の温度で焼して拡散層を形成する。インサートテーパ内に配置インサートを超合金タービン部品に接合するため超合金タービン部品を約1800°F~約2350°F(約982℃~約1288℃)の範囲内の温度でろう付けする
別の例示的な実施形態では、処理された超合金タービン部品提供る。処理された超合金タービン部品は、テーパを有する表面を含む。テーパ内にインサートが配置されている。インサートの外面とテーパの内面との間に0.0005インチ~0.01インチ(0.0127mm~0.254mm)の範囲ろう付けギャップが存在する。部品はろう付け接合部も含む。ろう付け接合部は、ろう付けギャップに配置されたろう付け材料を含む。ろう付け材料は、インサートの外面上の焼結材料である。超合金タービン部品は、インサートと超合金タービン部品の間に拡散層を含む。
本発明のその他の特徴及び利点は、本発明の原理を例示する添付図面と併せて、以下の細な説明を参照することによって明らかになう。
部品を処理する方法の一実施形態を例示するフローチャートである。 発明実施形態に係る処理領域を含む部品の斜視図である。 発明に係る方法の模式図を示している。 図3の矢視4-4断面図である。 図3の矢視5-5断面図である。 図3の矢視6-6断面図である。
図面全体を通して、同一の部材にはできるだけ同一の符号を付した
以下詳細な説明は、同様の構成要素には同様の符号を付した添付図面と共に、本発明の様々な実施形態について説明するものであり、すべての実施形態を示すものではない。本明細書に記載した各実施形態は実施又は例示にすぎず、他の実施形態よりも好ましいもの又は有利なものをと解すべきではない。本明細書例示した実施例は、網羅的なものでもなければ、特許請求の範囲に記載された発明を開示され形態のものに限定するものでもない。
成分の及び又は反応条件を表す数字はすべて別途記載されていない限り、いずれも場合も「約」という用語で修飾されるものと理解されたい。
本明細書において、細書及び特許請求の範囲記載され本発明の実施形態の特徴に付された不定冠詞は、1又は複数を意味する。不定冠詞は、明示しない限り、単数形の特徴を意味するものに限定されない。単数又は複数の名詞又は用語に付された定冠詞は、特定の上の特徴を示し、その定冠詞が用いられた文脈に応じて単数又は複数の意を有することがある。形容詞「任意の(any)」は、数量のいかんにかかわらず、、一部又は全てを意味する。
百分率及び比率はすべて別途記載されていない限り、重量基準で計算されている。百分率及び比率はすべて別途記載されていない限り、組成物の合計重量に基づいて計算されている。全ての成分又は組成ベルは、その成分又は成の有効レベルに関するものであり、不純物(例えば、市販原料存在しかねない残留溶剤又は副生成物など)を除外したものである。
本明細書で用いる「テーパ」という用語及びその派生語は、一端に向かって厚さが漸減又は減少する或いはそのような厚さの漸減又は減少をもたらす形状をいうある実施形態では、「テー」形状の断面として、限定されるものではないが、V字形及びU字を挙げることができる。
本明細書で用いる「非テーパという用語及びその派生語は、一端に向かって厚さが一定である任意の形状をいうある実施形態では、「非テーパ」形状の断面としては、限定されるものではないが、凹形状を挙げることができる。
本明細書で用いる「機械加工」という用語及びその派生語は、部品から材料を制御可能に除去できる任意のプロセスをいう。機械加工の例としては、限定されるものではないが、製造後削孔、放電加工(DM)、レーザー削孔、機械削孔、振動削孔、ミリング、コンピュータ数値制御ミリング、ウォータージェット切断、アブレーシブジェット切断、打抜加工、付加製造技術による形成、3Dプリンティング又はそれらの組合せが挙げられる。
本発明は、部品に大きな機械強度を与えるため制御された狭いろう付けギャップ寸法で部品を処理する方法を含む実施形態を含むことができる。本明細書に例示される部品は、金属又は合金を含んでもよい。合金は、超合金を含んでもよい。本明細書で用いる「超合金」という用語は、当技術分野で常用される通り、機械強度及び高温の耐クリープ性に優れ、耐食性及び耐酸化性が高い合金をいう
ある実施形態では、部品としては、限定されるものではないが、単結晶(X)材料、一方向凝固(S)材料、等軸結晶(X)材料及びそれらの組合せを挙げることができる。
ある実施形態では、超合金としては、ニッケル超合金、コバルト超合金、鉄超合金、チタン超合金又はそれらの組合せを挙げることができる。超合金としては、限定されるものではないが、GTD111、GTD222、GTD444、GTD262、Mar M247、IN 100、IN 738、Rene 80、IN 939、Rene N2、Rene N4、Rene N5、Rene N6、Rene 65、Rene 77(Udimet 700)、Rene 80、Rene 88DT、Rene 104、Rene 108、Rene 125、Rene 142、Rene 195、Rene N500、Rene N515、IN 706、Nimonic 263、CM247、MarM247、CMSX-4、MGA1400、MGA2400、INCONEL 700、INCONEL 738、INCONEL 792、DS Siemet、CMSX10、PWA1480、PWA1483、PWA1484、TMS-75、TMS-82、Mar-M-200、UDIMET 500、ASTROLOYなどの、Hastelloy、Inconel合金、Waspaloy、Rene合金及びそれらの組合せからる群から選択される材料を挙げることができる。
本明細書で用いる「ASTROLOY」は、重量基準で、約15%のクロム、約17%のコバルト、約5.3%のモリブデン、約4%のアルミニウム、約3.5%のチタン及び残部のニッケルからる組成物を含む合金をいう
本明細書で用いる「DS Siemet」は、重量基準で、約9%のコバルト、約12.1%のクロム、約3.6%のアルミニウム、約4%のチタン、約5.2%のタンタル、約3.7%のタングステン、約1.8%のモリブデン及び残部のニッケルからる組成物を含む合金をいう
本明細書で用いる「GTD111」は、重量基準で、約14%のクロム、約9.5%のコバルト、約3.8%のタングステン、約4.9%のチタン、約3%のアルミニウム、約0.1%の鉄、約2.8%のタンタル、約1.6%のモリブデン、約0.1%の炭素及び残部のニッケルからる組成物を含む合金をいう
本明細書で用いる「GTD262」は、重量基準で、約22.5%のクロム、約19%のコバルト、約2%のタングステン、約1.35%のニオブ、約2.3%のチタン、約1.7%のアルミニウム、約0.1%の炭素及び残部のニッケルからる組成物を含む合金をいう
本明細書で用いる「GTD444」は、重量基準で、約7.5%のコバルト、約0.2%の鉄、約9.75%のクロム、約4.2%のアルミニウム、約3.5%のチタン、約4.8%のタンタル、約6%のタングステン、約1.5%のモリブデン、約0.5%のニオブ、約0.2%のケイ素、約0.15%のハフニウム及び残部のニッケルからる組成物を含む合金をいう
本明細書で用いる「MGA1400」は、重量基準で、約10%のコバルト、約14%のクロム、約4%のアルミニウム、約2.7%のチタン、約4.7%のタンタル、約4.3%のタングステン、約1.5%のモリブデン、約0.1%の炭素及び残部のニッケルからる組成物を含む合金をいう
本明細書で用いる「MGA2400」は、重量基準で、約19%のコバルト、約19%のクロム、約1.9%のアルミニウム、約3.7%のチタン、約1.4%のタンタル、約6%のタングステン、約1%のニオブ、約0.1%の炭素及び残部のニッケルからる組成物を含む合金をいう
本明細書で用いる「PMA 1480」は、重量基準で、約10%のクロム、約5%のコバルト、約5%のアルミニウム、約1.5%のチタン、約12%のタンタル、約4%のタングステン及び残部のニッケルからる組成物を含む合金をいう
本明細書で用いる「PWA1483」は、重量基準で、約9%のコバルト、約12.2%のクロム、約3.6%のアルミニウム、約4.1%のチタン、約5%のタンタル、約3.8%のタングステン、約1.9%のモリブデン及び残部のニッケルからる組成物を含む合金をいう
本明細書で用いる「PMA 1484」は、重量基準で、約5%のクロム、約10%のコバルト、約2%のモリブデン、約5.6%のアルミニウム、約9%のタンタル、約6%のタングステン及び残部のニッケルからる組成物を含む合金をいう
本明細書で用いられる「Rene N2」は、重量基準で、約7.5%のコバルト、約13%のクロム、約6.6%のアルミニウム、約5%のタンタル、約3.8%のタングステン、約1.6%のレニウム、約0.15%のハフニウム及び残部のニッケルからる組成物を含む合金をいう
本明細書で用いられる「Rene N4」は、重量基準で、約9.75%のクロム、約7.5%のコバルト、約4.2%のアルミニウム、約3.5%のチタン、約1.5%のモリブデン、約6.0%のタングステン、約4.8%のタンタル、約0.5%のニオブ、約0.15%のハフニウム及び残部のニッケルからる組成物を含む合金をいう
本明細書で用いられる「Rene N5」は、重量基準で、約7.5%のコバルト、約7.0%のクロム、約6.5%のタンタル、約6.2%のアルミニウム、約5.0%のタングステン、約3.0%のレニウム、約1.5%のモリブデン、約0.15%のハフニウム及び残部のニッケルからる組成物を含む合金をいう
本明細書で用いられる「Rene N6」は、重量基準で、約12.5%のコバルト、約4.2%のクロム、約7.2%のタンタル、約5.75%のアルミニウム、約6%のタングステン、約5.4%のレニウム、約1.4%のモリブデン、約0.15%のハフニウム及び残部のニッケルからる組成物を含む合金をいう
本明細書で用いられる「Rene 65」は、重量基準で、約13%のコバルト、1.2%以下の鉄、約16%のクロム、約2.1%のアルミニウム、約3.75%のチタン、約4%のタングステン、約4%のモリブデン、約0.7%のニオブ、0.15%以下のマンガン及び残部のニッケルからる組成物を含む合金をいう
本明細書で用いられる「Rene 77(Udimet 700)」は、重量基準で、約15%のクロム、約17%のコバルト、約5.3%のモリブデン、約3.35%のチタン、約4.2%のアルミニウム及び残部のニッケルからる組成物を含む合金をいう
本明細書で用いられる「Rene 80」は、重量基準で、約14%のクロム、約9.5%のコバルト、約4%のモリブデン、約3%のアルミニウム、約5%のチタン、約4%のタングステン、約0.17%の炭素及び残部のニッケルからる組成物を含む合金をいう
本明細書で用いられる「Rene 88DT」は、重量基準で、約16%のクロム、約13%のコバルト、約4%のモリブデン、約0.7%のニオブ、約2.1%のアルミニウム、約3.7%のチタン、約4%のタングステン、約0.1%のレニウム、4.3%以下のレニウム及びタングステン、並びに残部のニッケルからる組成物を含む合金をいう
本明細書で用いられる「Rene 104」は、重量基準で、約13.1%のクロム、約18.2%のコバルト、約3.8%のモリブデン、約1.9%のタングステン、約1.4%のニオブ、約3.5%のアルミニウム、約3.5%のチタン、約2.7%のタンタル及び残部のニッケルからる組成物を含む合金をいう
本明細書で用いられる「Rene 108」は、重量基準で、約8.4%のクロム、約9.5%のコバルト、約5.5%のアルミニウム、約0.7%のチタン、約9.5%のタングステン、約0.5%のモリブデン、約3%のタンタル、約1.5%のハフニウム及び残部のニッケルからる組成物を含む合金をいう
本明細書で用いられる「Rene 125」は、重量基準で、約8.5%のクロム、約10%のコバルト、約4.8%のアルミニウム、2.5%以下のチタン、約8%のタングステン、2%以下のモリブデン、約3.8%のタンタル、約1.4%のハフニウム、約0.11%の炭素及び残部のニッケルからる組成物を含む合金をいう
本明細書で用いられる「Rene 142」は、重量基準で、約6.8%のクロム、約12%のコバルト、約6.1%のアルミニウム、約4.9%のタングステン、約1.5%のモリブデン、約2.8%のレニウム、約6.4%のタンタル、約1.5%のハフニウム及び残部のニッケルからる組成物を含む合金をいう
本明細書で用いられる「Rene 195」は、重量基準で、約7.6%のクロム、約3.1%のコバルト、約7.8%のアルミニウム、約5.5%のタンタル、約0.1%のモリブデン、約3.9%のタングステン、約1.7%のレニウム、約0.15%のハフニウム及び残部のニッケルからる組成物を含む合金をいう
本明細書で用いられる「Rene N500」は、重量基準で、約7.5%のコバルト、約0.2%の鉄、約6%のクロム、約6.25%のアルミニウム、約6.5%のタンタル、約6.25%のタングステン、約1.5%のモリブデン、約0.15%のハフニウム及び残部のニッケルからる組成物を含む合金をいう
本明細書で用いられる「Rene N515」は、重量基準で、約7.5%のコバルト、約0.2%の鉄、約6%のクロム、約6.25%のアルミニウム、約6.5%のタンタル、約6.25%のタングステン、約2%のモリブデン、約0.1%のニオブ、約1.5%のレニウム、約0.6%のハフニウム及び残部のニッケルからる組成物を含む合金をいう
本明細書で用いられる「MarM247」及び「CM247」は、重量基準で、約5.5%のアルミニウム、約0.15%の炭素、約8.25%のクロム、約10%のコバルト、約10%のタングステン、約0.7%のモリブデン、約0.5%の鉄、約1%のチタン、約3%のタンタル、約1.5%のハフニウム及び残部のニッケルからる組成物を含む合金をいう
本明細書で用いられる「IN100」は、重量基準で、約10%のクロム、約15%のコバルト、約3%のモリブデン、約4.7%のチタン、約5.5%のアルミニウム、約0.18%の炭素及び残部のニッケルからる組成物を含む合金をいう
本明細書で用いられる「INCONEL 700」は、重量基準で、0.12%以下の炭素、約15%のクロム、約28.5%のコバルト、約3.75%のモリブデン、約2.2%のチタン、約3%のアルミニウム、約0.7%の鉄、0.3%以下のケイ素、0.1%以下のマンガン及び残部のニッケルからる組成物を含む合金をいう
本明細書で用いられる「INCONEL 738」は、重量基準で、約0.17%の炭素、約16%のクロム、約8.5%のコバルト、約1.75%のモリブデン、約2.6%のタングステン、約3.4%のチタン、約3.4%のアルミニウム、約0.1%のジルコニウム、約2%のニオブ及び残部のニッケルからる組成物を含む合金をいう
本明細書で用いられる「INCONEL 792」は、重量基準で、約12.4%のクロム、約9%のコバルト、約1.9%のモリブデン、約3.8%のタングステン、約3.9%のタンタル、約3.1%のアルミニウム、約4.5%のチタン、約0.12%の炭素、約0.1%のジルコニウム及び残部のニッケルからる組成物を含む合金をいう
本明細書で用いられる「UDIMET 500」は、重量基準で、約18.5%のクロム、約18.5%のコバルト、約4%のモリブデン、約3%のチタン、約3%のアルミニウム及び残部のニッケルからる組成物を含む合金をいう
本明細書で用いられる「Mar-M-200」は、重量基準で、約9%のクロム、約10%のコバルト、約12.5%のタングステン、約1%のニオブ、約5%のアルミニウム、約2%のチタン、約10.14%の炭素、約1.8%のハフニウム及び残部のニッケルからる組成物を含む合金をいう
本明細書で用いられる「TMS-75」は、重量基準で、約3%のクロム、約12%のコバルト、約2%のモリブデン、約6%のタングステン、約6%のアルミニウム、約6%のタンタル、約5%のレニウム、約0.1%のハフニウム及び残部のニッケルからる組成物を含む合金をいう
本明細書で用いられる「TMS-82」は、重量基準で、約4.9%のクロム、約7.8%のコバルト、約1.9%のモリブデン、約2.4%のレニウム、約8.7%のタングステン、約5.3%のアルミニウム、約0.5%のチタン、約6%のタンタル、約0.1%のハフニウム及び残部のニッケルからる組成物を含む合金をいう
本明細書で用いられる「CMSX-4」は、重量基準で、約6.4%のクロム、約9.6%のコバルト、約0.6%のモリブデン、約6.4%のタングステン、約5.6%のアルミニウム、約1.0%のチタン、約6.5%のタンタル、約3%のレニウム、約0.1%のハフニウム及び残部のニッケルからる組成物を含む合金をいう
本明細書で用いられる「CMSX-10」は、重量基準で、約2%のクロム、約3%のコバルト、約0.4%のモリブデン、約5%のタングステン、約5.7%のアルミニウム、約0.2%のチタン、約8%のタンタル、約6%のレニウム及び残部のニッケルからる組成物を含む合金をいう
本明細書に記載される合金組成物のいずれも、不可避不純物を含んでいてもよい
発明の一実施形態は、制御された狭いギャップ寸法で構造接合部ろう付けするに利用される拡散合金インサートを製造する方法を含む。本発明に係る方法は、難溶接超合金の構造補修を効果的に実施することができる。また、本方法は、あらゆる幾何形状のインサート利用することができ、損傷及び又は亀裂を有する鋳造ベース金属去量を最小限に抑制することができる。
図1を参照すると、フローチャートは部品を処理する方法を例示している。部品を処理する方法は、部品の欠陥を含む部分を除去するため部品にテーパを機械加工する工程101を含む。工程102において、テーパ溝を測定してテーパの寸法を決定す。工程103において、インサート、インサートの外面とテーパの内面との間のろう付けギャップを伴って、テーパに対応する幾何形状を有するように形成る。工程104においてろう付けギャップに対応する厚さのろう付け材料の層インサートの外面に堆積させる。工程105においてろう付け材料の層をインサートの外面上で焼結して拡散層を形成す。工程106において、インサートテーパ内に配置る。工程107においてインサートを部品のテーパ溝に接合するため部品をろう付けする
図2を参照すると、処理システム200の部品201処理領域202を含む。部品201は、任意の好適な金属又は合金から製造し得る。例えば、部品201に使用するのに適した金属としては、限定されるものではないが、超合金が挙げられる。特に、部品201は、ニッケル、コバルト、鉄基又はチタン超合金を含んでもよい。金属合金は、超合金を含んでもよい。処理領域202は、損傷部分及び又は亀裂部分203を含む。拡大部分205、処理領域202の拡大図を示している。ある実施形態では、損傷部分及び又は亀裂部分203としては、限定されるものではないが、前縁又は後縁の亀裂を挙げることができる。
図1及び図3を参照すると、部品201を機械加工する方法は、部品201の欠陥を含む部分を除去するため部品201にテーパ204を機械加工すること(工程101)を含む。ある実施形態では、工程101は、部品201の一部分を除去するため部品に非テーパ溝を機械加工する工程を含む。例えば、機械加工としては、製造後削孔、放電加工(EDM)、レーザー削孔、機械削孔、振動削孔、ミリング、コンピュータ数値制御ミリング、ウォータージェット切断、アブレーシブジェット切断、打抜加工、付加製造技術による形成、3Dプリンティングはそれらの組合せを挙げることができる。
方法は、テーパの寸法を決定するためにテーパ204を測定すること(工程102)をさらに含む。特定の実施形態では、測定としては、限定されるものではないが、白色光3D測定システム、青色光3D測定システム、レーザー測定システムはそれらの組合せの利用などの測定技術をさらに挙げることができる。方法は、ンサートシステム300のインサート301を、テーパ溝204に対応する幾何形状をもつように形成すること(工程103)をさらに含む。インサート301は、インサート301テーパ204に挿入したときに、インサート301の外面とテーパ204の内面との間にろう付けギャップ303をもたらす幾何形状で形成される。一実施形態では、テーパの寸法は、例えば、青色光3D測定システム決定し得る
形成工程103としては、限定されるものではないが、製造後削孔、放電加工(EDM)、レーザー削孔、機械削孔、振動削孔、ミリング、コンピュータ数値制御ミリング、ウォータージェット切断、アブレーシブジェット切断、打抜加工、付加製造技術による形成、3Dプリンティングはそれらの組合せを挙げることができる。一実施形態では、形成工程は、設計された幾何形状に材料を機械加工することを含む。
ろう付けギャップ303は、インサート301とテーパ溝204の内面との間に、室温で約500MPa超の引張強度をもたらすのに十分な狭さで形成し得る例えば様々な実施形態では、ろう付けギャップは、室温で600MPa超、700MPa超、800MPa超、900MPa超及び1000MPa超の引張強度をもたらすのに十分な狭さでよい。一実施形態では、ろう付けギャップは、約0.0005インチ~0.01インチ(約0.0127mm~0.254mm)の範囲内とし得る例えば様々な実施形態では、ろう付けギャップは、約0.0005インチ~約0.010インチ(約0.0127mm~約0.254mm)、約0.0010インチ~約0.0095インチ(約0.0254mm~約0.241mm)、約0.0015インチ~約0.0090インチ(約0.0381mm~約0.229mm)、約0.0020インチ~約0.0085インチ(約0.0508mm~約0.216mm)、約0.0025インチ~約0.0080インチ(約0.0635mm~約0.203mm)、約0.0030インチ~約0.0075インチ(約0.0762mm~約0.191mm)、約0.0035インチ~約0.0065インチ(約0.0889mm~約0.165mm)、約0.0040インチ~約0.0060インチ(約0.102mm~約0.152mm)又は約0.0045インチ~約0.0055インチ(約0.114mm~約0.140mm)であってもよく、それらの間の中間範囲を含んでもよい。
インサート301としては、限定されるものではないが、単結晶(SX)材料、一方向凝固(DS)材料、等軸結晶(EX)材料及びそれらの組合せを挙げることができる。一実施形態では、インサート301は、部品201の材料と同じ材料を含む。別の実施形態では、インサート301は、部品201の材料とは異なる材料を含む。
図3も参照すると、方法は、インサートの外面にろう付け材料の層を堆積させること(工程104)を含む。一実施形態では、層の厚さは、インサート301の外面とテーパ204の内面との間のろう付けギャップ303に対応してもよい。堆積としては、限定されるものではないが、パウダースプレー、テープ又はフォイル堆積、物理的気相成長法(VD)、化学的気相成長法(VD)、溶射、電気溶着、溶融めっき、冷浸漬形成法、レーザーによる堆積、溶接による堆積及びそれらの組合せを挙げることができる。ろう付け材料としては、限定されるものではないが、金、銅、銀、白金、パラジウム、ニッケル、チタン、バナジウム、ジルコニウム、コバルト及びそれらの組合せを挙げることができる。方法は、拡散層302を形成するためインサート301の外面にろう付け材料の層を焼結させること(工程105)を含む。
焼結は、1800°F~約2300°F(約982℃~約1260℃)の範囲内の温度で実施して得る例えば様々な実施形態では、焼結は、1800°F~約2300°F(約982℃~約1260℃)1850°F~約2250°F(約1010℃~約1232℃)1900°F~約2200°F(約1038℃~約1204℃)1950°F~約2150°F(約1066℃~約1177℃)又2000°F~約2100°F(約1093℃~約1149℃)、好ましくは1900°F~約2175°F(約1038℃~約1191℃)の温度で実施してもよく、それらの間の中間範囲の温度で実施してもよい。焼結は、不活性ガス環境で実施してもよい。焼結は、例えば、減圧炉又は水素炉のいずれかで実施してもよい。焼結温度は、ろう付け材料の層を拡散層302に転換するのに十分な高さであればよい。
方法は、拡散層302を有するインサート301をテーパ204内に配置すること(工程106)をさらに含む。インサート301は、締り嵌め/押し嵌めでテーパ204内に配置てもよい。
方法は、インサート301を部品201に結合するように拡散層302をろう付けすること(工程107)をさらに含む。ろう付けは、部品201ではなく拡散層302の少なくとも一部分を溶融させるのに十分な温度で実施し得る。拡散層302の溶融部分は、狭いろう付けギャップ寸法でインサート301を部品201に接合させてもよい。例えば様々な実施形態では、ろう付けは、1800°F~約2350°F(約982℃~約1288℃)1850°F~約2300°F(約1010℃~約1260℃)1900°F~約2250°F(約1038℃~約1232℃)1950°F~約2200°F(約1066℃~約1204℃)2000°F~約2150°F(約1093℃~約1177℃)又2050°F~約2100°F(約1121℃~約1149℃)の温度で実施してもよく、それらの間の中間範囲の温度で実施してもよい。一実施形態では、ろう付けは、1800°F~約2350°F(約982℃~約1288℃)の範囲内の温度好ましくは2050°F~約2225°F(約1121℃~約1218℃)の温度で実施してもよい。ろう付けは、熱サイクルと共に実施してもよい。
好ましい実施形態を参照して本発明を説明してきたが、本発明の技術的範囲内で様々な変更をなすことができ、ある構成要素を均等なもので置き換えることができることは当業者には明らかであろう。さらに、本発明の本質的な技術的範囲内で、特定の状況又は材料を本発明の教示に適合させるべく数多くの修正を加えることができる。従って、本発明は、本発明を実施するための最良の形態と思料される特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に属するあらゆる実施形態を包含する。
[実施態様1]
部品(201)を処理する方法であって、
前記部品(201)の一部分(203)を除去するため前記部品(201)にテーパ(204)を機械加工する工程(101)と、
前記テーパ(204)の寸法を決定するために前記テーパ(204)を測定する工程(102)と、
インサート(301)の外面と前記テーパ(204)の内面との間のろう付けギャップ(303)を伴って、前記テーパ(204)に対応する幾何形状を有するように前記インサート(301)を形成する工程(103)と、
前記インサート(301)の外面にろう付け材料の層を堆積させる工程(104)と、
拡散層(302)を形成するように前記インサート(301)の外面に前記ろう付け材料の層を焼結させる工程(105)と、
前記テーパ(204)内に前記インサート(301)を配置する工程(106)と、
前記インサート(301)を前記部品(201)に結合するように前記部品(201)をろう付けする工程(107)と、
を含む方法。
[実施態様2]
前記測定が、白色光3D測定システム、青色光3D測定システム、レーザーによる測定システム及びそれらの組合せからる群から選択される測定システムを利用することを含む、実施態様1に記載の方法。
[実施態様3]
前記インサート(301)の形、機械加工を含む、実施態様1に記載の方法。
[実施態様4]
前記インサート(301)の形、製造後削孔、放電加工(EDM)、レーザー削孔、機械削孔、振動削孔、ミリング、コンピュータ数値制御ミリング、ウォータージェット切断、アブレーシブジェット切断、打抜加工、付加製造技術による形成、3Dプリンティング及びそれらの組合せからる群から選択されるプロセスを含む、実施態様1に記載の方法。
[実施態様5]
前記堆積が、パウダースプレー、テープ又はフォイル堆積、物理的気相成長法(PVD)、化学的気相成長法(CVD)、溶射、電気溶着、溶融めっき、冷浸漬形成法、レーザーによる堆積、溶接による堆積及びそれらの組合せからる群から選択されるプロセスを含む、実施態様1に記載の方法。
[実施態様6]
前記層の厚さが、前記インサート(301)の外面と前記テーパ(204)の内面とを隔てる前記ろう付けギャップ(303)と同じである、実施態様1に記載の方法。
[実施態様7]
前記部品(201)合金を含む、実施態様1に記載の方法。
[実施態様8]
前記合金、ニッケル超合金、コバルト超合金、鉄超合金、チタン超合金及びそれらの組合せからる群から選択される超合金材料を含む、実施態様7に記載の方法。
[実施態様9]
前記部品(201)、単結晶(SX)材料、一方向凝固(DS)材料、等軸結晶(EX)材料及びそれらの組合せからる群から選択される材料を含む、実施態様1に記載の方法。
[実施態様10]
前記インサート(301)、単結晶(SX)材料、一方向凝固(DS)材料、等軸結晶(EX)材料及びそれらの組合せからる群から選択される材料を含む、実施態様1に記載の方法。
[実施態様11]
前記インサート(301)、前記部品(201)の材料と同じ材料を含む、実施態様1に記載の方法。
[実施態様12]
前記インサート(301)、前記部品(201)の材料とは異なる材料を含む、実施態様1に記載の方法。
[実施態様13]
前記ろう付けギャップ(303)、室温で約500MPa超の引張強度をもたらすのに十分なほど小さい、実施態様1に記載の方法。
[実施態様14]
前記ろう付けギャップ(303)、約0.0005インチ~約0.01インチ(約0.0127mm~約0.254mm)範囲内である、実施態様1に記載の方法。
[実施態様15]
前記ろう付け材料、金、銅、銀、白金、パラジウム、ニッケル、チタン、バナジウム、ジルコニウム、コバルト及びそれらの組合せからる群から選択される材料を含む、実施態様1に記載の方法。
[実施態様16]
前記焼結1800°F~約2300°F(約982℃~約1260℃)の範囲内の温度で行われる、実施態様1に記載の方法。
[実施態様17]
前記ろう付け1800°F~約2350°F(約982℃~約1288℃)の範囲内の温度で行われる、実施態様1に記載の方法。
[実施態様18]
前記部品(201)、ブレード(バケット)、ベーン(ノズル)、シュラウド、燃焼器ライナ及びトランジションダクトのうちの少なくとも1つからる群から選択されるタービン部品(201)である、実施態様1に記載の方法。
[実施態様19]
超合金タービン部品(201)を処理する方法であって、
前記超合金タービン部品(201)の欠陥を含む部分(203)を除去するため前記超合金タービン部品(201)にテーパ(204)を機械加工する工程(101)と、
前記テーパ(204)の寸法を決定するために前記テーパ(204)を測定する工程(102)と、
インサート(301)の外面と前記テーパ(204)の内面との間の約0.0005インチ約0.01インチ(約0.0127mm~約0.254mm)の範囲ろう付けギャップ(303)を伴って、前記テーパ(204)に対応する幾何形状を有するように前記インサート(301)を形成する工程(103)と、
前記インサート(301)の外面にろう付け材料の層を堆積させる工程(104)と、
拡散層(302)を形成するように1800°F~約2300°F(約982℃~約1260℃)の範囲内の温度で前記インサート(301)の外面上で前記ろう付け材料の層を焼結させる工程(105)と、
前記テーパ(204)内に前記インサート(301)を配置する工程(106)と、
前記インサート(301)を前記超合金タービン部品(201)に結合するように1800°F~約2350°F(約982℃~約1288℃)の範囲内の温度で前記超合金タービン部品(201)をろう付けする工程(107)
を含む方法。
[実施態様20]
処理された超合金タービン部品(201)であって、
テーパ(204)を有する表面と、
前記テーパ(204)に配置されたインサート(301)であり、前記インサート(301)の外面と前記テーパ(204)の内面との間に0.0005インチ~0.01インチ(0.0127mm~0.254mm)の範囲ろう付けギャップ(303)を伴うインサート(301)と、
前記ろう付けギャップ(303)に配置されたろう付け材料を含むろう付け接合部であり、前記ろう付け材料、前記インサート(301)の外面上で焼結されており、前記超合金タービン部品(201)、前記インサート(301)と前記超合金タービン部品(201)の間に拡散層(302)を有する、ろう付け接合部と
を備えるタービン部品(201)。
200 処理システム
201 部品
202 処理領域
203 部分
204 テーパ
205 拡大部分
300 インサートシステム
301 インサート
302 拡散層
303 ろう付けギャップ
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