JP2018168769A - 電動圧縮機 - Google Patents

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拓郎 山下
Takuro Yamashita
拓郎 山下
宏樹 永野
Hiroki Nagano
宏樹 永野
邦久 松田
Kunihisa Matsuda
邦久 松田
友哉 服部
Yuya Hattori
友哉 服部
達志 森
Tatsushi Mori
達志 森
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Abstract

【課題】電動圧縮機を小型化および軽量化する。【解決手段】ハウジングは、モータ部を収容する略円筒状のモータ収容部111を有する第1ハウジング110、および、第1ハウジング110と締結部材によって締結される第2ハウジングを含む。第1ハウジング110は、第2ハウジング側に、モータ収容部より外周側に突出しつつ、内部に締結部材が配置される孔部110hを有するフランジ部110fを有する。第1ハウジング110に、モータ収容部111の内部と圧縮機構の吸入側とを連通させる連通路114が設けられている。連通路114の少なくとも一部は、第1ハウジング110の第2ハウジング側の端面において、モータ収容部111の軸心Oを通過して孔部110hに接する2本の仮想接線L1に挟まれている領域に設けられている。【選択図】図3

Description

本発明は、電動圧縮機に関する。
電動圧縮機の構成を開示した先行文献として、特開2004−301091号公報(特許文献1)がある。特許文献1に記載された電動圧縮機は、ハウジングと、ハウジング内に収容されている電動モータと、ハウジング内に収容され、電動モータによって駆動される圧縮機構とを備える。ハウジング内に、電動モータを収容するモータ収容室が区画されている。ハウジングには、モータ収容室の下部空間と圧縮機構の吸入室とを連通させる吸入通路が形成されている。
特開2004−301091号公報
特許文献1に記載された電動圧縮機においては、吸入通路が形成されている部分のハウジングの外形が、外周側に膨出しているため、ハウジングの体格が大きくなるとともに、ハウジングの重量が増加する。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであって、小型化および軽量化された電動圧縮機を提供することを目的とする。
本発明に基づく電動圧縮機は、ハウジングとモータ部と圧縮機構とを備える。モータ部は、ハウジング内に収容されている。圧縮機構は、ハウジング内に収容され、モータ部によって駆動される。ハウジングは、モータ部を収容する略円筒状のモータ収容部を有する第1ハウジング、および、第1ハウジングと締結部材によって締結される第2ハウジングを含む。第1ハウジングは、第2ハウジング側に、モータ収容部より外周側に突出しつつ、内部に締結部材が配置される孔部を有するフランジ部を有する。フランジ部は、第1ハウジングの第2ハウジング側の端面の一部を構成する。第1ハウジングに、モータ収容部の内部と圧縮機構の吸入側とを連通させる連通路が設けられている。上記連通路の少なくとも一部は、上記端面において、モータ収容部の軸心を通過して孔部に接する2本の仮想接線に挟まれている領域に設けられている。
本発明の一形態においては、上記孔部が4つ設けられている。
本発明の一形態においては、上記孔部が複数設けられている。第1ハウジングの外周面に、ハウジングを外部に取り付けるための取付脚が設けられている。取付脚の内部に、取付孔が形成されている。モータ収容部の軸心方向から見て、取付孔の中心軸は、上記複数の孔部のうちの隣り合う孔部の中心同士を結んだ仮想線の少なくとも1つと略並行である。
本発明の一形態においては、上記孔部が4つ設けられている。モータ収容部の軸心方向から見て、4つの上記孔部のうちの隣り合う孔部の中心同士を結んだ4本の仮想線によって正方形が形成され、かつ、上記4本の仮想線のうちの2本の仮想線は、取付孔の中心軸と略平行である。
本発明の一形態においては、モータ収容部の軸心方向から見て、上記端面の外形は、上記正方形の相似形である。
本発明によれば、電動圧縮機を小型化および軽量化できる。
本発明の一実施形態に係る電動圧縮機の外観を示す正面図である。 図1の電動圧縮機をII−II線矢印方向から見た断面図である。 図2のモータハウジングをIII−III線矢印方向から見た正面図である。 図1の電動圧縮機をA−O−A線矢印方向から見た断面図である。
以下、本発明の一実施形態に係る電動圧縮機について図を参照して説明する。以下の説明においては、図中の同一または相当部分には同一符号を付して、その説明は繰り返さない。以下の実施形態の説明においては、スクロール型の電動圧縮機について説明するが、電動圧縮機の型式は、スクロール型に限られず、たとえば、ベーン型または斜板型などの電動圧縮機でもよい。
図1は、本発明の一実施形態に係る電動圧縮機の外観を示す正面図である。図2は、図1の電動圧縮機をII−II線矢印方向から見た断面図である。図3は、図2のモータハウジングをIII−III線矢印方向から見た正面図である。図4は、図1の電動圧縮機をA−O−A線矢印方向から見た断面図である。
図1〜図4に示すように、本発明の一実施形態に係る電動圧縮機100は、ハウジング100hと、モータ部170と、圧縮機構160とを備える。圧縮機構160は、回転軸150の回転により冷媒ガスを圧縮する。モータ部170は、回転軸150に連結され、回転軸150を通じて圧縮機構160を駆動する。モータ部170は、モータ駆動回路部141によって駆動される。
ハウジング100hは、第1ハウジングであるモータハウジング110、インバータハウジング120、および、第2ハウジングであるコンプレッサハウジング130を含む。モータハウジング110、インバータハウジング120、および、コンプレッサハウジング130の各々は、有底筒状の形状を有している。モータハウジング110の一端側にインバータハウジング120が連結され、モータハウジング110の他端側にコンプレッサハウジング130が連結されている。
図2および図4に示すように、ハウジング100hは、圧縮機構160、モータ部170およびモータ駆動回路部141を、この順で回転軸150の軸方向に並んだ状態で収容している。モータハウジング110の他端側に、固定ブロック140が配置されている。モータハウジング110と固定ブロック140とによって区画されるモータ収容室10内に、モータ部170が配置されている。モータハウジング110には外部に開放された図示しない吸入口が開口している。吸入口は、図示しない外部冷媒回路と連通している。モータ収容室10は、圧縮機構160で圧縮される冷媒ガスを外部から吸入する。
モータハウジング110とインバータハウジング120とによって形成される空間内に、モータ駆動回路部141が配置されている。モータ駆動回路部141は、モータ部170に電気的に接続されている。
モータ部170は、ロータ171およびステータ172を含む。ロータ171は、回転軸150と連結されている。回転軸150は、モータハウジング110の底壁および固定ブロック140に軸支されている。回転軸150における固定ブロック140の内側に位置する端部側に偏心ピンが設けられている。偏心ピンは、バランサ一体型ブッシュ151と嵌合している。
圧縮機構160は、旋回スクロール161および固定スクロール162を含む。旋回スクロール161と固定スクロール162との間に、圧縮室20が区画されている。旋回スクロール161は、バランサ一体型ブッシュ151と連結されている。旋回スクロール161の最外周部と、固定スクロール162の最外周部と、コンプレッサハウジング130と、固定ブロック140とによって、圧縮機構160の吸入室60が区画されている。
固定スクロール162の他端側には、中央部に凹部162aが設けられており、鉛直方向の下部に凹部162bが設けられている。固定スクロール162には、吐出口162hが設けられている。吐出口162hは、凹部162aの底面に開放されている。固定スクロール162には、吐出口162hを開閉する弁ユニット31が取り付けられている。
図2および図4に示すように、コンプレッサハウジング130は、外周壁131および端壁132を含む。外周壁131および端壁132は、一体に構成されている。外周壁131は、円筒状の形状を有し、一端側が開放されており、他端側が端壁132によって閉塞されている。
端壁132は、外周壁131の他端側の端部に接続している。端壁132の一端側には、中央部に凹部133が設けられており、鉛直方向の下部に凹部138が設けられている。端壁132の凹部133は、固定スクロール162の凹部162aと対向している。端壁132の凹部138は、固定スクロール162の凹部162bと対向している。
端壁132の鉛直方向上方には、外部に開放された吐出口134が設けられている。吐出口134は、端壁132の外周面にて開放され、電動圧縮機100の図示しない外部冷媒回路と連通している。
端壁132の凹部133の内面と、固定スクロール162の凹部162aの内面とによって、吐出室30が区画されている。コンプレッサハウジング130内には、吐出室30と連通し、内部に油分離筒180が配置された油分離室40が設けられている。吐出室30は、圧縮機構160で圧縮された冷媒ガスを油分離室40に吐出する。油分離室40は、吐出室30から吐出された冷媒ガスから潤滑油を分離する。
具体的には、吐出室30と油分離室40との間に端壁132の一部として仕切部135が位置している。仕切部135は、円筒形状の油分離室40の周壁の一部を構成する。そのため、仕切部135は、油分離室40の形状に従って円弧状に湾曲した断面形状を有しており、回転軸150の軸方向に膨出している。油分離室40は、回転軸150の軸方向と交差する方向に延在しており、仕切部135も油分離室40に沿って、回転軸150の軸方向と交差する方向に延在している。吐出室30から吐出された冷媒ガスは、仕切部135に設けられている連通孔136を通じて油分離室40に流入する。
油分離室40内において油分離筒180の外周面を冷媒ガスが旋回する際に、潤滑油が遠心分離される。油分離室40で潤滑油を分離された冷媒ガスは、油分離筒180の内部を通過して吐出口134から外部に吐出される。
固定スクロール162の凹部162bと端壁132の凹部138とによって、貯油室50が区画されている。貯油室50は、端壁132に設けられている連通路137によって、油分離室40と連通している。貯油室50は、図示しない通油路を通じて、モータ収容室10と連通している。油分離室40内に溜まった潤滑油は、連通路137、貯油室50および通油路を経由して、モータ収容室10内に還流する。
ここで、ハウジング100hの詳細な構成について説明する。
モータハウジング110、インバータハウジング120、および、コンプレッサハウジング130の各々は、アルミ合金で構成されている。ただし、モータハウジング110、インバータハウジング120、および、コンプレッサハウジング130の各々の材料は、アルミ合金に限られず、他の金属または合金でもよい。
図2〜図4に示すように、モータハウジング110は、モータ部170を収容する略円筒状のモータ収容部111、モータ収容部111の一端側を閉塞する底壁112、および、モータ収容部111の他端側に設けられた4つのフランジ部110fを含む。モータ収容部111の内周面113は、軸心Oを中心とした略円形の断面形状を有する。モータハウジング110の底壁112は、インバータハウジング120の開口を塞ぐように配置されている。フランジ部110fは、モータハウジング110のコンプレッサハウジング130側の端面の一部を構成している。
図3および図4に示すように、モータハウジング110には、モータ収容室10と圧縮機構160の吸入室60とを連通させる連通路114が設けられている。
固定ブロック140の他端側に、フランジ部140fが設けられている。固定ブロック140のフランジ部140fには、連通路114に対応する位置に貫通孔142が設けられている。本実施形態においては、モータ収容室10と圧縮機構160の吸入室60とは、貫通孔142と連通路114とを通じて互いに連通している。
コンプレッサハウジング130の一端側に、フランジ部130fが設けられている。本実施形態においては、モータハウジング110のフランジ部110fと、コンプレッサハウジング130のフランジ部130fとは、固定ブロック140のフランジ部140fを間に挟んで、互いに連結されている。
ただし、固定ブロック140がハウジング100hの内部に完全に収容され、モータハウジング110のフランジ部110fとコンプレッサハウジング130のフランジ部130fとが直接連結されていてもよい。
図1および図4に示すように、モータハウジング110とコンプレッサハウジング130とは、ボルト190で互いに締結されている。本実施形態においては、4つのボルト190で、モータハウジング110とコンプレッサハウジング130とが互いに締結されている。なお、モータハウジング110とコンプレッサハウジング130との締結箇所は、4箇所に限られず、5箇所以上であってもよい。
図3および図4に示すように、モータハウジング110の4つのフランジ部110fの各々には、ボルト190と螺合する孔部110hが設けられている。モータ収容部111の軸心O方向から見て、4つの孔部110hのうちの隣り合う孔部110hの中心同士を結んだ、2本の仮想線L2と2本の仮想線L3とによって正方形が形成されるように、4つの孔部110hが配置されている。
図3に示すように、モータ収容部111の軸心O方向から見て、モータハウジング110のフランジ部110fの外形は、仮想線L2,L3からなる正方形の相似形である。なお、相似形とは、厳密な意味での相似形に限られず、角および辺の一部が湾曲していてもよい。
コンプレッサハウジング130のフランジ部130fには、モータハウジング110のフランジ部110fと対応する位置に、ボルト190が挿通される4つの貫通孔130hが設けられている。固定ブロック140のフランジ部140fには、モータハウジング110のフランジ部110fと対応する位置に、ボルト190が挿通される4つの貫通孔140hが設けられている。
なお、本実施形態においては、孔部110hの内周面にねじ溝が設けられているが、これに限られず、孔部110hが内周面にねじ溝を設けられていない貫通孔であって、孔部130h、貫通孔140hおよび孔部110hを挿通したボルト190とナットとによって、コンプレッサハウジング130のフランジ部130fと固定ブロック140のフランジ部140fとモータハウジング110のフランジ部110fとを挟み込む構成であってもよい。
図3に示すように、モータハウジング110のフランジ部110fの他端側の端面において、モータ収容部111の軸心Oを通過して4つの孔部110hのうちの1つの孔部110hに接する2本の仮想接線L1を引いた場合、連通路114の少なくとも一部は、2本の仮想接線L1に挟まれている領域に設けられている。
好ましくは、モータ収容部111の軸心O方向から見て、仮想線L2,L3からなる正方形と相似形である、モータ収容部111の内周面113の接線である2本の仮想線L4と2本の仮想線L5とからなる正方形の内側の領域にのみ、連通路114が設けられている。
好ましくは、モータ収容部111の軸心O方向から見て、仮想線L2,L3からなる正方形の内側の領域にのみ、連通路114が設けられている。
図1〜図4に示すように、モータハウジング110の外周面の鉛直方向の下部に、ハウジング100hを外部に取り付けるための取付脚119が設けられている。取付脚119の内部には、ボルトが挿通される取付孔119hが設けられている。図3に示すように、取付孔119hの中心軸C1は、略水平方向に延びている。
図3に示すように、モータ収容部111の軸心O方向から見て、取付孔119hの中心軸C1は、4つの孔部110hのうちの隣り合う孔部110hの中心同士を結んだ仮想線L2と略並行である。
図1および図2に示すように、コンプレッサハウジング130の外周面の鉛直方向の上部および下部の各々に、ハウジング100hを外部に取り付けるための取付脚139が設けられている。取付脚139の内部には、ボルトが挿通される取付孔139hが設けられている。
図1に示すように、コンプレッサハウジング130の外周面の鉛直方向の下部に設けられた取付孔139hの中心軸C2は、略水平方向に延びている。コンプレッサハウジング130の外周面の鉛直方向の上部に設けられた取付孔139hの中心軸C3は、略水平方向に延びている。
本実施形態に係る電動圧縮機100において、モータ駆動回路部141によってモータ部170が駆動されると、モータ部170が生成した回転力は、回転軸150およびバランサ一体型ブッシュ151を通じて旋回スクロール161に伝達される。旋回スクロール161が固定スクロール162に対して公転することで、圧縮機構160が作動する。圧縮室20内で圧縮された冷媒ガスは、弁ユニット31を押し開いて吐出室30内に流入する。吐出室30内に流入した冷媒ガスは、連通孔136を通過して油分離室40内に流入する。油分離室40で潤滑油を分離された冷媒ガスは、油分離筒180内を通過して吐出口134から外部に吐出される。
冷媒ガスから分離された潤滑油は、油分離室40から連通路137、貯油室50および通油路を経由して、モータ収容室10内に還流する。モータ収容室10内に戻った潤滑油は、連通路114および貫通孔142を通じて、圧縮機構160の吸入室60に導入され、冷媒ガスと混合された状態で圧縮室20に取り込まれる。
本実施形態に係る電動圧縮機100においては、モータハウジング110の他端側の端面において、連通路114の少なくとも一部は、2本の仮想接線L1に挟まれている領域に設けられている。2本の仮想接線L1に挟まれている領域の周りは、モータ収容部111より外周側に突出しているフランジ部110fによって閉じられているので、この領域に連通路114を設けてもモータハウジング110の気密性が損なわれることは無いため、連通路114を設けるためにモータハウジング110の体格が大きくなるとともにモータハウジング110の重量が増加することを抑制できる。さらに、連通路114は、モータハウジング110の他端側の端面において、図3の点線で示す円の内側の部分である、モータ収容部111内の領域に形成されている。これにより、モータハウジング110の気密性がより保たれる。
本実施形態に係る電動圧縮機100においては、孔部110hが4つ設けられていることにより、連通路114を仮想線L2,L3からなる正方形の角部に配置することができる。特に、モータ収容部111の軸心O方向から見て、仮想線L2,L3からなる正方形の内側の領域にのみ連通路114が設けられている場合には、モータハウジング110の気密性がより保たれる。
また、モータ収容部111の軸心O方向から見て、仮想線L4,L5とからなる正方形の内側の領域にのみ連通路114が設けられている場合には、連通路114を設けるためにモータハウジング110の体格が大きくなるとともにモータハウジング110の重量が増加することを効果的に抑制できる。
本実施形態に係る電動圧縮機100においては、モータ収容部111の軸心O方向から見て、取付孔119hの中心軸C1は、仮想線L2と略並行であることにより、ハウジング100hを外部に取り付けた際に、電動圧縮機100が占める水平方向および垂直方向の幅が広くなることを抑制できる。
さらに、モータハウジング110のコンプレッサハウジング130側の端面が、仮想線L2,L3からなる正方形の相似形であるため、電動圧縮機100を外部の取付面に接近させて取り付けることができる。
今回開示された実施形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。例えば、上記の実施形態においては、フランジ部110fが4つ設けられているが、モータ収容部111を囲繞するような1つのフランジ部が設けられていてもよい。また、上記の実施形態においては、コンプレッサハウジング130を第2ハウジングとしたが、モータハウジング110と締結される他のハウジング部材を第2ハウジングとしてもよい。例えば、固定ブロック140がフランジ部140fを備えている場合は、固定ブロック140を第2ハウジングとしてもよい。
10 モータ収容室、20 圧縮室、30 吐出室、31 弁ユニット、40 油分離室、50 貯油室、60 吸入室、100 電動圧縮機、100h ハウジング、110 モータハウジング、110f,130f,140f フランジ部、110h,130h 孔部、111 モータ収容部、112 底壁、113 内周面、114,137 連通路、119,139 取付脚、119h,139h 取付孔、120 インバータハウジング、130 コンプレッサハウジング、130h,140h,142 貫通孔、131 外周壁、132 端壁、133,138,162a,162b 凹部、134,162h 吐出口、135 仕切部、136 連通孔、140 固定ブロック、141 モータ駆動回路部、150 回転軸、151 バランサ一体型ブッシュ、160 圧縮機構、161 旋回スクロール、162 固定スクロール、170 モータ部、171 ロータ、172 ステータ、180 油分離筒、190 ボルト。

Claims (5)

  1. ハウジングと、
    前記ハウジング内に収容されたモータ部と、
    前記ハウジング内に収容され、前記モータ部によって駆動される圧縮機構とを備え、
    前記ハウジングは、前記モータ部を収容する略円筒状のモータ収容部を有する第1ハウジング、および、該第1ハウジングと締結部材によって締結される第2ハウジングを含み、
    前記第1ハウジングは、第2ハウジング側に、前記モータ収容部より外周側に突出しつつ、内部に前記締結部材が配置される孔部を有するフランジ部を有し、
    前記フランジ部は、前記第1ハウジングの前記第2ハウジング側の端面の一部を構成し、
    前記第1ハウジングに、前記モータ収容部の内部と前記圧縮機構の吸入側とを連通させる連通路が設けられており、
    前記連通路の少なくとも一部は、前記端面において、前記モータ収容部の軸心を通過して前記孔部に接する2本の仮想接線に挟まれている領域に設けられている、電動圧縮機。
  2. 前記孔部が4つ設けられている、請求項1に記載の電動圧縮機。
  3. 前記孔部が複数設けられており、
    前記第1ハウジングの外周面に、前記ハウジングを外部に取り付けるための取付脚が設けられており、
    前記取付脚の内部に、取付孔が形成されており、
    前記モータ収容部の軸心方向から見て、前記取付孔の中心軸は、複数の前記孔部のうちの隣り合う孔部の中心同士を結んだ仮想線の少なくとも1つと略並行である、請求項1または請求項2に記載の電動圧縮機。
  4. 前記孔部が4つ設けられており、
    前記モータ収容部の軸心方向から見て、4つの前記孔部のうちの隣り合う孔部の中心同士を結んだ4本の仮想線によって正方形が形成され、かつ、前記4本の仮想線のうちの2本の仮想線は、前記取付孔の前記中心軸と略平行である、請求項3に記載の電動圧縮機。
  5. 前記モータ収容部の軸心方向から見て、前記端面の外形は、前記正方形の相似形である、請求項4に記載の電動圧縮機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN109373986A (zh) * 2018-11-02 2019-02-22 国网新疆电力有限公司建设分公司 地脚螺栓测量装置
WO2024018830A1 (ja) * 2022-07-22 2024-01-25 サンデン株式会社 電動圧縮機

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