JP2018167848A - キャップ構造体 - Google Patents

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Kiyoshi Wada
潔 和田
博樹 松田
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Abstract

【課題】内容物を少量ずつ注出することが容易で、かつオーバーキャップの取り外しと蛇腹の引き延ばしが同時に行える蛇腹ノズルを有するキャップ構造体を提供する。【解決手段】キャップ構造体1であって、インナーキャップ10は側壁部13と蛇腹部15とを有し、蛇腹部は蛇腹の襞が上方に向かう上向部16、斜め下方へ折り返される下向部17の順で側壁部の中心に向かって所定数交互に連続して重なり先端に注出筒18があり、襞を伸ばすことにより上方へノズル状に伸縮可能になっており、オーバーキャップ20の頂面22にある封止ピン24は注出筒より長い長さで突出し、先端部25の外径が他の部分の外径よりも大きく、オーバーキャップとインナーキャップを螺合した際に注出筒に嵌入して容器を封止し、オーバーキャップを回転して取り外す際に先端部が注出筒に引っ掛かって蛇腹部をノズル状に伸展させる。【選択図】図1

Description

本発明は、ボトル等の開口部を有する容器の開口部に嵌装するキャップ構造体に関し、特に蛇腹注出筒を有するキャップ構造体に関する。
ボトル等の開口部を封止すると共に開口部から内容物を注出するために開口部に蛇腹状のノズルを嵌装した容器が知られている。特許文献1には、合成樹脂製の容器の開口部に圧入装着された基台上に蛇腹体を設け、押し縮めた前記蛇腹体を収納し容器と螺合する外蓋を設けた蛇腹注出筒付容器が開示されている。
前記蛇腹体の先端には注口を有する注出筒(ノズル)があり、外蓋を装着した状態では注口には外蓋に設けられた突起状のインナーが圧接されて注口を密封する態様となっている。外蓋をはずした後、蛇腹体を、注出筒を持つなどして引き伸ばし内容物を注出するもので、伸ばした蛇腹体は自由に曲げて注出方向が変えられるものである。
特許文献1の蛇腹体のように蛇腹が重なる方向と蛇腹が伸びる方向が略同一のものをここでは縦蛇腹と称することにし、蛇腹が重なる方向と蛇腹が伸びる方向が略直交するものを横蛇腹と称することにすると、縦蛇腹の蛇腹をノズルとして取り付けた場合は以下の様な問題点があった。
すなわち、内容物を注出しようとする際、蛇腹を形成する山と谷の形状から、図5(a)に示すように注出筒に至る途中の谷の部分に内容物が滞留しやすく、谷を乗り越えて内容物を注出しようとすると、ある程度の量を容器から送り出す必要があり、勢いで多量の内容物を注出してしまうことがあった。すなわち、縦蛇腹の形状のノズルでは内容物が少量であるものでは無駄が多くなってしまい、また内容物を少量ずつ注出するのが困難であった。また、外蓋に押し縮められて収納された蛇腹体は、外蓋を取り外した後、注出のために手で引き伸ばさなければならず、面倒であった。
特許第3567340号公報
本発明は、容器の開口部に取付けられて容器を封止すると共に、内容物が少量であっても無駄なく注出でき、内容物を少量ずつ注出することが容易で、かつオーバーキャップの取り外しと蛇腹の引き延ばしが同時に行える蛇腹ノズルを有するキャップ構造体を提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、本発明の請求項1に係る発明は、
開口部を有する容器を封止するキャップ構造体であって、
開口部に取付けられるインナーキャップと、
前記インナーキャップに螺嵌されるオーバーキャップを有し、
前記インナーキャップは、前記容器に取り付けられる取付部と側壁部と蛇腹部とを有し、前記側壁部は、前記取付部の上部に連続して上方に向かって円筒形に突出して上部が開口し、外面に前記オーバーキャップと螺合するネジ部(外ネジ部)を有し、
前記蛇腹部は、前記側壁部の内側で一端で前記取付部に環状に連続し、他端で筒状に上方に突出して先端が開口した注出筒に連続し、前記一端側から蛇腹の襞が上方に向かう上向部、斜め下方へ折り返される下向部の順で前記側壁部の中心に向かって所定数交互に連結されて重なり、前記襞を伸ばすことにより上方へノズル状に伸縮可能になっており、
前記オーバーキャップは、前記側壁部に螺嵌され内面に前記ネジ部(外ネジ部)と螺合するネジ部(内ネジ部)を有する円筒状の周壁部と前記周壁部の上部を覆う頂面を有し、
前記頂面は封止ピンを有し、
前記封止ピンは、前記注出筒に対向する部位に筒状に前記注出筒より長い長さで突出し、先端部の外径が他の部分の外径よりも大きく、前記先端部以外の外径が前記注出筒の内径と同等で、前記オーバーキャップと前記インナーキャップを螺合した際に前記注出筒に嵌入して前記容器を封止し、前記オーバーキャップを回転して取り外す際に前記先端部が前記注出筒に引っ掛かって前記蛇腹部をノズル状に伸展させる、
ことを特徴とするキャップ構造体である。
また、本発明の請求項2に係る発明は、
前記頂面から下方に向かって板状に複数突出し下端が階段状になったブレードピンが設けられ、前記ブレードピンは、前記インナーキャップと前記オーバーキャップを螺合して前記封止ピンが前記注出筒に嵌入された状態において前記下端が前記蛇腹部の各襞の上端と当接していることを特徴とする請求項1に記載のキャップ構造体である。
また、本発明の請求項3に係る発明は、
前記上向部が前記下向部よりも幅広であることを特徴とする請求項1または2のいずれかに記載のキャップ構造体である。
また、本発明の請求項4に係る発明は、
前記注出筒の先端が液だれ防止形状となっていることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のキャップ構造体である。
また、本発明の請求項5に係る発明は、
前記封止ピンの先端部近傍に切欠きまたは孔が設けられていることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載のキャップ構造体である。
また、本発明の請求項6に係る発明は、
前記下向部が、少なくとも前記上向部との境界部分で前記上向部よりも肉薄となっていることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載のキャップ構造体である。
また、本発明の請求項7に係る発明は、
請求項1から6のいずれかのキャップ構造体が容器本体の開口部に取り付けられた容器である。
本発明の請求項1の発明によれば、ノズル状に伸展する蛇腹部がオーバーキャップ内にコンパクトに収納でき、蛇腹部の内面の凹凸が少ないため少量の内容物の注出が容易に行え、オーバーキャップを取り外す操作を行うと同時に蛇腹部が引き伸ばされるため、別に蛇腹部を引き伸ばす操作を行う必要がなく、またオーバーキャップを取り付ける操作で同時に蛇腹部をオーバーキャップ内に収納することもでき利便性と操作性に優れるキャップ構造体が得られる。
また請求項2の発明によれば、ブレードピンにより蛇腹の襞の折り目部分が押さえられるため、襞の形状が崩れることがなく、蛇腹部の伸展が行いやすい。
また請求項3の発明によれば、蛇腹部を押し縮めたときの形状が、注出筒がより上方となる山形の形状となり、注出筒への封止ピンの嵌入がより容易に確実に行え、また蛇腹部が下方に落ち込んでしまうおそれが少なくなり蛇腹部の伸縮が容易に行える。
また請求項4の発明によれば、注出筒から内容物を注出する際に先端に内容物の液滴が付着しにくくなり、液だれを防ぐことができる。
また請求項5の発明によれば、オーバーキャップを被せるために封止ピンを注出筒に押し当てて蛇腹部を押し縮める際、蛇腹部内部の空気を切欠きまた孔からスムーズに排出することができるため、蛇腹部の伸縮がより容易に行える。
また請求項6の発明によれば、蛇腹部が襞状に折り畳まれる際に肉薄の部分が折れやすくなることで下向部がより容易に安定して折れ、襞の形状を安定した形状のものとすることができる。
また請求項7の発明によれば、開口部から突出するノズルを傾けて所望の方向に少量の内容物でも容易に注出でき、ノズルの伸展、収納にも手間がかからず容易に行える容器が得られる。
本発明のキャップ構造体を液体容器の開口部に取付けた状態の断面図である。 キャップ構造体のオーバーキャップを取り外す途中の断面図である。 キャップ構造体のオーバーキャップを取り外した状態の断面図である。 キャップ構造体から内容物を注出する態様の断面模式図である。 内容物を注出する態様を従来技術と比較する模式図である。 キャップ構造体にオーバーキャップを取付ける態様の断面図である。 キャップ構造体にオーバーキャップを取付ける途中の断面図である。 蛇腹部の形態例を示す模式図である。 ブレードピンの態様を示す模式図である。 封止ピンの実施形態を例示する模式図である。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。なお本発明は以下の実施形態に限定して解釈されるものではない。
図1は、本発明のキャップ構造体1をプラスチック製のボトル30上部の開口部31に取付けた状態の断面図である。キャップ構造体1はいずれもプラスチックの成形体であるインナーキャップ10とオーバーキャップ20の組み合わせで構成される。なお本明細書では開口部31が開口している矢印Aの方向を上方とする。
インナーキャップ10は開口部31近傍外周の嵌合溝32に取付部11のリブ12で嵌合して固定されている。なお固定する方法は本実施形態のような嵌合以外にも螺合もしくは接着剤による接着や熱融着などでも良く、ボトル30の材質や形状に合わせ適宜選択でき、特に限定されるものではない。ボトル30は特に制限はなく、ガラスやプラスチックなど公知の材質のものであって良く、また紙パック等のように取り付けられたスパウトと称される口栓を開口部とした容器であっても良い。
取付部11から上方に向かって円筒状の側壁部13が突出しており、その外周にオーバーキャップ20と螺合するためのネジ部(外ネジ部)14が設けられ、上部は開口している。側壁部13の内側に、蛇腹部15が設けられている。蛇腹部15は、根元側の一端で取付部11に連続しており、側壁部13の内面に沿って環状に立ち上がった上向部16、斜め下向きに折り返された下向部17が円筒状の側壁部13の中心方向に向かって順次連続して襞状に折り畳まれ重なっている。このとき、上向部の立ち上がる幅を下向部の折り返される幅よりも広くして、蛇腹部15の筒の中心側がより上方に位置するようにすると、後述するオーバーキャップ20による密封がより容易に、確実に行えるため好ましい。
蛇腹部15の中心側となる他端には、注出筒18が上方に突出する形で連続して設けられ、その上端が内容物を注出するための注ぎ口19(図3に示す。)となっている。注出筒18の先端は曲面状に外側に反り返っており、内容物の液体のしずくが付着しにくい液だれ防止形状となっている。
また前述のように重ねられた襞は広げて引き伸ばすことができ、そうすることにより蛇腹部15は注出筒18と共に上方に向け筒状に突出させることができる。筒状に突出した蛇腹部15はポリエチレン等のプラスチック製で柔軟性を有しているため、所望の方向に曲げることができる。
オーバーキャップ20は、側壁部13のネジ部14と螺合するネジ部23を内面に設けた円筒状の周壁部21と、周壁部21に連結し天面を形成する頂面22を有し、頂面22の略中央内面側から下方に向かって筒状の封止ピン24が突出している。また板状の複数のブレードピン26が頂面22から下方に突出している。封止ピン24は注ぎ口19に対向する位置にあり、長さが注出筒18の長さよりも長いため、オーバーキャップ20をインナーキャップ10に螺合した状態では封止ピン24は注出筒18に嵌入されて貫通し、他の部分より若干大きな外径を持つ先端部25が開口部31側に出た態様となる。封止ピン24の他の部分の外径は注出筒18の内径と同等であるため、これによりボトル30は密封された状態となる。このとき、階段状となっているブレードピン26の階段面27は、蛇腹の各襞の上端を押さえ、蛇腹の形状が歪まないようになっている。蛇腹部15はプラスチック製であり弾性を有していることから、一旦折り畳まれた後に振動などによりずれてしまうおそれがあるが、ブレードピン26によりこれを防ぐことができる。また、キャップの封止ピン24から蛇腹を押し込むプロセスにおいて、折り曲げられた蛇腹の肩部が、階段状のブレードピン26の階段面27に当たり、内側の蛇腹がそれ以上押されない機能を持っていて、順次外側に折り畳み力が掛かっていくことで、美麗に折り畳むことが可能となる。
このように本発明のキャップ構造体1では、ボトル30に取り付けて密封した状態では伸縮自在の蛇腹部15がオーバーキャップ20内に収納された状態となるため、コンパクトであり、見た目も良い。嵌めあいなど一般的な嵌合構造を有するか、接着、溶着などが行える構造であれば、ガラス製やプラスチック製のボトルだけでなく、紙容器の口栓など、様々な容器に取り付けることができる。
図2は、図1のように取り付けたキャップ構造体1から、オーバーキャップ20を取り外す様子を示した断面模式図である。オーバーキャップ20を、回転矢印のようにネジ部23を螺解する方向に回転させて太矢印方向に引き上げると、封止ピン24は先端部25の外径が注出筒18の内径よりも若干大きいためにすぐには注出筒18から引き抜かれず、封止ピン24により襞状に折り畳まれた蛇腹部15の下向部17が上方に引き上げられて蛇腹部15が伸びた状態となってノズル状に伸展する。さらにオーバーキャップ20を引き上げると、封止ピン24と注出筒18は共にプラスチック製で弾性を有しているため図3のように封止ピン24は抜け、注ぎ口19が開口する。
このように従来のキャップをはずすのと同等の操作のみで、オーバーキャップ20を取り外すと同時に蛇腹部15をノズル状に伸ばすことができるため、内容物の注出が容易と
なり、特に少量の内容物の注出を行うのに好適なノズルとすることができる。引き伸ばされて伸展した蛇腹部15はプラスチック製で柔軟性も有しているため、図4に示したように任意の方向に曲げることができ、内容物の注出がさらにし易くすることができる。
また本実施形態においては、蛇腹部15が横蛇腹となってノズル状とした際の内面側の凹凸が図5(b)に示すように少なく、図5(a)に示すような従来の縦蛇腹のノズル40を使用する場合のように、内面側の山42を乗り越えながら注出する場合や内容物のノズル内での滞留41が多い場合に比べ、内容物の無駄が少なく、注出の加減がし易く、少量の注出を行う際にも注出しやすいという利点がある。
図6は取り外したオーバーキャップ20を再度取り付ける際の途中の態様を示す断面図である。オーバーキャップ20を封止ピン24が注出筒18の先端に当接するようにして押し込んで行くことにより、封止ピン24の先端部25の外径が注出筒18の内径よりも大きいため封止ピン24が注出筒18に嵌入する抵抗となり、先に上向きとなっていた下向部17が下向きに折り込まれる。オーバーキャップ20をさらに押し込むことにより、上向きになっていた下向部17の襞が順次下向きに折り込まれ、すべての下向部17が下向きに折り込まれると図7の状態となる。
蛇腹部15はこれ以上縮まらないため、ネジ部23とネジ部14と螺合させてオーバーキャップ20をさらに下降させると、封止ピン24が注出筒18に嵌入し、螺合が完了すると封止ピン24が注出筒18に完全に嵌入し、図1の様な態様となり、容器を密封する。このようにオーバーキャップ20を取り付ける操作を行うと同時にノズル状に伸展した蛇腹部15をオーバーキャップ20内にコンパクトに収納でき、操作が簡便であり、見た目も良い。
図8は蛇腹部15の別の実施形態を例示した図で、蛇腹部の伸縮をより好適に行えるようにしたものである。蛇腹部15の上向部16と下向部17の境界は蛇腹部15が折り込まれる際の折線となる部分であるため、蛇腹部15の成形加工時に折り目をつけておくと折り畳みが円滑に行われ好ましいが、より好ましい態様として、図8(a)に示すように、下向部17の上向部16との境界となる部分51の肉厚を薄くすることにより剛性を下げ、この部分51で確実に折り込みが起こるようにすることで蛇腹が安定した形状で折り込まれるようにしても良い。あるいは、図8(b)のように下向部17全体の肉厚を上向部16よりも薄くすることにより折り込まれやすくしても良い。
図9はブレードピン26の配置の態様を説明する図であり、オーバーキャップ20を下方から見た図である。ブレードピン26は頂面22から下方に向かって板状に突出しており、1枚では片押さえとなってしまうため複数枚設けると好ましく、図示するように4枚以上設けるとより好ましい。
図10は封止ピン24の別の実施形態を例示した図であり、先端部25近傍の拡大図である。封止ピン24はオーバーキャップ20を被せる際、図6に示したように注出筒18に当接された状態で押し込まれる。このとき封止ピン24が注出筒18に対してずれや傾き無く当接されると、先端部25が注ぎ口19を密閉する状態となり、蛇腹部15内にある空気を排出することが円滑にできなかったり、蛇腹部15を押し縮めることに抵抗が生じることがある。そこで図10に示すように、先端部25近傍に切込み28や孔29を設けることにより、この部分から空気を逃がすことができ、抵抗無く蛇腹部15を押し縮めることができる。
インナーキャップ10とオーバーキャップ20はいずれもプラスチックを成形して作成されるもので、プラスチック材料としてはポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂などの
ポリオレフィン樹脂が好適に使用でき、ポリエチレン樹脂としては直鎖状低密度ポリエチレン樹脂、低密度ポリエチレン樹脂、中密度ポリエチレン樹脂、高密度ポリエチレン樹脂が用いられ、ポリプロピレン樹脂としては、ホモ−ポリプロピレン樹脂、ランダム−ポリプロピレン樹脂、ブロック−ポリプロピレン樹脂が用いられる。
1・・・・キャップ構造体
10・・・インナーキャップ
11・・・取付部
12・・・リブ
13・・・側壁部
14・・・ネジ部(外ネジ部)
15・・・蛇腹部
16・・・上向部
17・・・下向部
18・・・注出筒
19・・・注ぎ口
20・・・オーバーキャップ
21・・・周壁部
22・・・頂面
23・・・ネジ部(内ネジ部)
24・・・封止ピン
25・・・先端部
26・・・ブレードピン
28・・・切欠き
29・・・孔
30・・・ボトル

Claims (7)

  1. 開口部を有する容器を封止するキャップ構造体であって、
    開口部に取付けられるインナーキャップと、
    前記インナーキャップに螺嵌されるオーバーキャップを有し、
    前記インナーキャップは、前記容器に取り付けられる取付部と側壁部と蛇腹部とを有し、前記側壁部は、前記取付部の上部に連続して上方に向かって円筒形に突出して上部が開口し、外面に前記オーバーキャップと螺合するネジ部を有し、
    前記蛇腹部は、前記側壁部の内側で一端で前記取付部に環状に連続し、他端で筒状に上方に突出して先端が開口した注出筒に連続し、前記一端側から蛇腹の襞が上方に向かう上向部、斜め下方へ折り返される下向部の順で前記側壁部の中心に向かって所定数交互に連結されて重なり、前記襞を伸ばすことにより上方へノズル状に伸縮可能になっており、
    前記オーバーキャップは、前記側壁部に螺嵌され内面に前記ネジ部と螺合するネジ部を有する円筒状の周壁部と前記周壁部の上部を覆う頂面を有し、
    前記頂面は封止ピンを有し、
    前記封止ピンは、前記注出筒に対向する部位に筒状に前記注出筒より長い長さで突出し、先端部の外径が他の部分の外径よりも大きく、前記先端部以外の外径が前記注出筒の内径と同等で、前記オーバーキャップと前記インナーキャップを螺合した際に前記注出筒に嵌入して前記容器を封止し、前記オーバーキャップを回転して取り外す際に前記先端部が前記注出筒に引っ掛かって前記蛇腹部をノズル状に伸展させる、
    ことを特徴とするキャップ構造体。
  2. 前記頂面から下方に向かって複数突出し下端が階段状になったブレードピンが設けられ、前記ブレードピンは、前記インナーキャップと前記オーバーキャップを螺合して前記封止ピンが前記注出筒に嵌入された状態において前記下端が前記蛇腹部の各襞の上端と当接していることを特徴とする請求項1に記載のキャップ構造体。
  3. 前記上向部が前記下向部よりも幅広であることを特徴とする請求項1または2のいずれかに記載のキャップ構造体。
  4. 前記注出筒の先端が液だれ防止形状となっていることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のキャップ構造体。
  5. 前記封止ピンの先端部近傍に切欠きまたは孔が設けられていることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載のキャップ構造体。
  6. 前記下向部が、少なくとも前記上向部との境界部分で前記上向部よりも肉薄となっていることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載のキャップ構造体。
  7. 請求項1から6のいずれかのキャップ構造体が容器本体の開口部に取り付けられた容器。
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