JP2018165755A - Optical device - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、光学機器に関する。 The present invention relates to an optical apparatus.
カメラ等の光学機器にはズームやフォーカスを可能にするためにレンズを光軸方向に移動させるレンズ駆動装置を備えている。
特許文献1には、レンズを保持する移動環を光軸方向に円滑に高精度に移動させるために、移動環をU溝ガイドバーに付勢することでU溝ガタを防止するレンズ駆動装置が開示されている。
An optical device such as a camera includes a lens driving device that moves the lens in the optical axis direction in order to enable zooming and focusing.
Patent Document 1 discloses a lens driving device that prevents U-groove backlash by urging the moving ring to a U-groove guide bar in order to smoothly and accurately move the moving ring that holds the lens in the optical axis direction. It is disclosed.
しかしながら、特許文献1の技術では、レンズ駆動装置の姿勢が変わった場合について考慮されていない。すなわち、レンズ駆動装置の姿勢によっては予定している付勢力を得られない場合があり、この場合には移動環とU溝ガイドバーとの間にガタが発生してしまう虞がある。
本発明は、上述したような問題点に鑑みてなされたものであり、姿勢が変わった場合であってもガタの発生を抑制することで、レンズが光軸方向に移動するときの応答性を向上させることを目的とする。
However, the technique of Patent Document 1 does not consider the case where the attitude of the lens driving device changes. In other words, depending on the posture of the lens driving device, a predetermined urging force may not be obtained. In this case, there is a possibility that a backlash occurs between the moving ring and the U-groove guide bar.
The present invention has been made in view of the above-described problems, and suppresses the occurrence of backlash even when the posture is changed, thereby improving the responsiveness when the lens moves in the optical axis direction. The purpose is to improve.
本発明は、レンズを保持し、前記レンズの光軸方向に沿って移動可能な保持部材と、前記保持部材の移動を光軸方向に沿って案内する案内部材と、を備える光学機器であって、該光学機器の姿勢に応じて、前記案内部材と前記保持部材とが接するように前記案内部材および前記保持部材の少なくとも何れか一方を押圧する押圧部材を有することを特徴とする。 The present invention is an optical apparatus comprising: a holding member that holds a lens and is movable along the optical axis direction of the lens; and a guide member that guides the movement of the holding member along the optical axis direction. According to the posture of the optical apparatus, the optical device includes a pressing member that presses at least one of the guide member and the holding member so that the guide member and the holding member are in contact with each other.
姿勢が変わった場合であってもガタの発生を抑制することで、レンズが光軸方向に移動するときの応答性を向上させることができる。 Even when the posture is changed, the response when the lens moves in the optical axis direction can be improved by suppressing the occurrence of backlash.
以下、図面を参照して本発明に係る実施形態について説明する。
(第1の実施形態)
図1は、撮像システムの構成の一例を示す図である。
撮像システムは、レンズ装置10と、レンズ装置10を交換可能に装着する撮像装置20とを有する。レンズ装置10は光学機器の一例に対応する。
Embodiments according to the present invention will be described below with reference to the drawings.
(First embodiment)
FIG. 1 is a diagram illustrating an example of a configuration of an imaging system.
The imaging system includes a
レンズ装置10は、レンズ11と、保持部材12と、第1駆動部13と、第2駆動部14と、第1駆動制御部15と、第2駆動制御部16と、姿勢検出部17とを備える。
レンズ11は、被写体像を撮像装置20の撮像素子22に結像させる。なお、レンズ11は1つである場合に限られず、複数からなるレンズ群であってもよい。保持部材12はレンズ11を保持する。保持部材12はレンズ11の光軸方向に沿って移動可能である。
The
The
第1駆動部13は、保持部材12を光軸方向に沿って駆動する。第1駆動部13には後述するユニット化された超音波モータを用いることができる。第2駆動部14は、後述する押圧部材65を駆動する。第2駆動部14にはモータを用いることができる。
第1駆動制御部15は、第1駆動部13の駆動を制御する。第2駆動制御部16は第2駆動部14の駆動を制御する。第2駆動制御部16は、制御手段の一例に対応する。
姿勢検出部17は、レンズ装置10あるいは撮像装置20の姿勢(以下、撮像装置20の姿勢とする)を検出して、検出した情報を撮像装置20の制御部23に出力する。姿勢検出部17には加速度センサを用いることができる。姿勢検出部17はレンズ装置10が備える場合に限られず、撮像装置20が備えていてもよい。
The
The first
The
撮像装置20は、本体21と、撮像素子22と、制御部23とを備える。
本体21は、レンズ装置10を交換可能に装着する。撮像素子22はレンズ11によって結像された被写体像を光電変換することで撮像信号を生成して、生成した撮像信号を制御部23に出力する。制御部23は撮像システム全体を制御する。制御部23は撮像信号から得られる画像のコントラストや画像間の位相差に基づいて焦点状態を検出する。制御部23は焦点状態から演算される駆動目標値の情報を第1駆動制御部15に出力する。第1駆動制御部15は第1駆動部13を駆動させることで、撮像時にはレンズ11を保持した保持部材12が光軸Oと略平行な方向に移動する。したがって、合焦した被写体像を撮像素子22に結像させることができる。
The
The
また、制御部23は姿勢検出部17により検出された加速度信号をレンズ装置10の姿勢情報に変換して第2駆動制御部16に出力する。第2駆動制御部16は姿勢情報に基づいて第2駆動部14を駆動させかる否かを判定し、駆動させると判定した場合には押圧部材65をガタの発生を抑制させる方向に移動させる。
Further, the
図2は、第1駆動部13の構成を示す図であり、図2(a)は第1駆動部13の構成を示す斜視図であり、図2(b)は第1駆動部13の断面図である。なお、図2を含む各図には、必要に応じて、光軸と平行な方向をX軸で示し、X軸と直交する方向をY軸およびZ軸で示している。本実施形態では、第1駆動部13はユニット化された超音波モータである。
FIG. 2 is a diagram illustrating the configuration of the
第1駆動部13は、固定部31と、移動部35とを備える。第1駆動部13は移動部35が固定部31に対して移動することで、保持部材12と保持部材12に保持されたレンズ11とがX軸方向に沿って移動する。
固定部31は、基台32と、カバープレート33と、摩擦部材34とを有する。基台32は、Z軸方向に開口する枠状である。カバープレート33は、上側から基台32の開口を閉塞するように基台32に固定される。また、摩擦部材34は、基台32の下側から開口を閉塞するように基台32に固定される。基台32、カバープレート33および摩擦部材34によって囲まれた空間に移動部35が移動可能に収容される。
The
The
移動部35は、超音波振動子36と、加圧機構40と、機構保持部材45とを有する。超音波振動子36は、圧電素子37、弾性体としての振動板38とを有する。圧電素子37と振動板38とは接着剤などにより固定される。圧電素子37は電圧を印加することにより超音波振動を励振する。振動板38は接触部39を備える(図2(b)を参照)。接触部39は加圧機構40によって摩擦部材34に加圧された状態で接触する。圧電素子37に超音波振動を励振させることで、超音波振動子36に共振現象が起こる。このとき、超音波振動子36には2種の定在波が発生し、振動板38の接触部39に略楕円運動が発生する。
The moving
加圧機構40は、コイルスプリング41と、スプリングガイド42と、弾性部材43と、振動子保持部材44とを有する。コイルスプリング41はスプリングガイド42および弾性部材43を介して超音波振動子36を摩擦部材34に向かって加圧する。コイルスプリング41は、一端が機構保持部材45に当接し、他端がスプリングガイド42に当接する。スプリングガイド42はコイルスプリング41の加圧方向を規制する。スプリングガイド42は一部が機構保持部材45に形成された孔46に挿通され、孔46の軸線方向に沿って移動可能である。弾性部材43は、超音波振動子36とスプリングガイド42との間に配置される。弾性部材43は、コイルスプリング41により加圧されたスプリングガイド42が直接、圧電素子37と当接してしまい圧電素子37が損傷しないように防止する。弾性部材43は一部が機構保持部材45に形成された孔47に挿通され、孔47の軸線方向に沿って移動可能である。振動子保持部材44は、楕円運動を阻害しないように超音波振動子36を保持する。具体的に、振動子保持部材44は超音波振動子36の振動板38を接着剤などにより固定することで保持する。
The
機構保持部材45は、加圧機構40を保持する。機構保持部材45は、下側が開口する略箱状であり、内部に振動子保持部材44を上下に沿って摺動可能に保持する。また、機構保持部材45はカバープレート33と対面する面にX軸方向に沿った移動側V字溝が形成される。一方、カバープレート33は機構保持部材45と対面する面にX軸方向に沿った固定側V字溝が形成される。移動側V字溝および固定側V字溝の間には、転動部材48が挟持された状態で転動可能に配置される。
The
次に、固定部31に対して移動部35が移動する動作について説明する。
移動部35のコイルスプリング41はスプリングガイド42および弾性部材43を介し、超音波振動子36を摩擦部材34に向かって加圧する。したがって、超音波振動子36の振動板38は摩擦部材34に対して加圧された状態で接触する。一方、摩擦部材34からの反力は、移動部35および転動部材48を介して固定部31のカバープレート33が受ける。
このように超音波振動子36が加圧された状態で摩擦部材34に接触している場合に、圧電素子37に駆動電圧が印加されると超音波振動子36において発生した楕円運動が効率的に摩擦部材34に伝達される。この結果、移動部35は移動側V字溝および固定側V字溝に挟持された転動部材48により案内されて固定部31に対してX軸方向に進退する。移動部35がX軸方向に進退することで、レンズ11を保持する保持部材12をX軸方向に沿って移動可能である。
このように、レンズ装置10はレンズ11を駆動するレンズ駆動装置として機能する。
Next, an operation in which the moving
The
In this way, when the
Thus, the
次に、レンズ装置10の内部の構成について図3および図4を参照して説明する。
図3(a)は撮像装置20が正姿勢であるときのレンズ装置10の構成を示す模式図である。図3(b)は撮像装置20の姿勢を変えたときのレンズ装置10の構成を示す模式図である。
図4(a)は、図3(a)の姿勢に対応する、押圧部材65周辺の構成を示す図である。図4(b)、(c)は、図3(b)の姿勢に対応する、押圧部材65周辺の構成を示す図である。
Next, the internal configuration of the
FIG. 3A is a schematic diagram illustrating a configuration of the
FIG. 4A is a diagram showing a configuration around the pressing
レンズ装置10は、筐体などの固定部材51に第1案内部材52と第2案内部材53が支持されている。第1案内部材52および第2案内部材53は軸状であって、軸線がそれぞれ光軸Oと平行になるように配置される。ここでは、光軸方向から見て、第1案内部材52と第2案内部材53とは光軸Oに対して点対称に位置する。第1案内部材52および第2案内部材53は保持部材12が光軸方向に沿って移動するときに保持部材12の移動を案内する。
In the
レンズ11の保持部材12は、第1案内部材52が挿通する孔62と第2案内部材53が挿通する溝63とを有する。ここで、溝63は、レンズ11の光軸Oとは反対側に略U字状に開口する。溝63に第2案内部材53が挿通することで、保持部材12が第1案内部材53を中心にして、光軸方向に対して直交する方向に回動しないように規制する。なお、保持部材12が光軸方向に移動するときに高い応答性を得るためには、溝63と第2案内部材53との間にガタがないことが好ましい。しかしながら、第2案内部材53の摩耗や摩擦負荷を低減するためには、微小なガタである遊びを設定する必要がある。すなわち、図4(a)に示すように、溝63は溝幅方向における一方側の内側面63aと、溝幅方向における他方側の内側面63bとの間の距離が、第2案内部材53の直径よりも大きく設定されている。
The holding
保持部材12は、連結部材55を介して第1駆動部13の移動部35と連結される。保持部材12は軸孔を有し、連結部材55と保持部材12とは軸孔を挿通するシャフトを介して回動自在に軸支される。また、連結部材55と保持部材12とはトーションバネ56によって付勢されている。トーションバネ56は付勢部材の一例に対応する。具体的には、トーションバネ56は、連結部材55を保持部材12に対して光軸方向に付勢する。更に、トーションバネ56は、保持部材12の軸孔を挿通するシャフトを中心として、図3(a)に示す矢印A方向に付勢力を付与している。したがって、連結部材55は第1駆動部13の移動部35との間でガタなく連結される。また、トーションバネ56による付勢力の反力は、図3(a)に示す矢印B方向に働く。この反力は、保持部材12の溝63が第2案内部材53に向かって付勢する付勢力となる。溝63と第2案内部材53とが接することで、トーションバネ56の付勢によって保持部材12が光軸O回りに回動することが規制されると共に、レンズ11の光軸Oを撮像素子22の中心と略一致させることができる。
The holding
ここで、図3(a)に示すように、レンズ11と保持部材12とを合わせた質量をmとすると、Z軸方向に重力mgが働く。ここで、図3(a)に示す重力mgの方向と、図3(a)に示すトーションバネ56による付勢力の矢印B方向とは略同一方向となる。そのため、保持部材12はトーションバネ56による付勢力よりも強い力で付勢される。
したがって、図4(a)に示すように、溝63のうち一方側の内側面63aと、第2案内部材53とが重力および付勢力の力を受けて接する。すなわち、溝63と第2案内部材53との間に設定している微小なガタが解消される。したがって、保持部材12が光軸方向に沿って移動するときの応答性が向上する。
Here, as shown in FIG. 3A, when the total mass of the
Therefore, as shown in FIG. 4A, the
次に、撮像装置20の姿勢を変えた場合について説明する。ここでは、図3(b)に示すように、撮像装置20を光軸Oを中心として90°回転させたものとする。
このとき、図3(b)に示す重力mgの方向と、図3(b)に示すトーションバネ56による付勢力の矢印B方向とは互いに力を打ち消し合う方向であるために、トーションバネ56による付勢力が弱くなってしまう。
したがって、図4(b)に示すように、溝63のうち他方側の内側面63bと、第2案内部材53とが接することなく、隙間Δdがガタとして生じてしまう。そのために、保持部材12が光軸方向に沿って移動するときの応答性が悪化してしまう。
Next, a case where the posture of the
At this time, the direction of gravity mg shown in FIG. 3B and the direction of arrow B of the urging force by the
Therefore, as shown in FIG. 4B, the
ここで、図3(b)のようなトーションバネ56による付勢力が弱まってしまう姿勢であっても溝63と第2案内部材53とが接するには、トーションバネ56の付勢力を強くすることが考えられる。しかし、トーションバネ56の付勢力を強くすると、例えば図3(a)に示すような、元々十分な付勢力が付与できる撮像装置20の姿勢の場合には、逆に付勢力を強くした分が溝63と第2案内部材53との間で余分な摩擦負荷となってしまう。そのため、第1駆動部13による推力の損失が大きくなってしまう。
したがって、トーションバネ56の付勢力を弱く設定しておき、付勢力が弱まるような撮像装置20の姿勢の場合に、保持部材12と第2案内部材53とが接するようにすることが好ましい。
Here, in order to make the
Therefore, it is preferable that the urging force of the
具体的に、撮像装置20の姿勢に応じて、保持部材12と第2案内部材53とを接するようにする構造について説明する。
レンズ装置10は、姿勢に応じて保持部材12と第2案内部材53とが接するように第2案内部材53を押圧するレバー状の押圧部材65を有する。ここで、押圧とは、力を加えて押すことをいうものとする。押圧部材65は、第2案内部材53に近接した位置および保持部材12の溝63に近接した位置に配置される。ただし、押圧部材65は、光軸Oと直交する方向から見たときに、第2案内部材53とは重なり合うが、溝63とは重なり合わない位置に配置される。
押圧部材65は回動部66と押圧部67とを有する。回動部66は第2駆動部14と連結され、第2駆動部14により駆動されることによって光軸方向に対して直交する方向に回動する。押圧部67は回動部66に一体的で構成され、回動部66の回動に伴って移動する。押圧部67は、回動部66の回動によって第2案内部材53に近づく方向あるいは第2案内部材53から離れる方向に移動する。
Specifically, a structure in which the holding
The
The pressing
また、第2案内部材53は固定部材51に対して光軸Oに対して直交する方向に対して僅かに移動可能に支持される。具体的には、図4に示すように、固定部材51は長孔状の支持孔54を有する。支持孔54は光軸Oを中心とした円弧状の長孔である。ただし、支持孔54は、円弧状の長孔である場合に限られず、直線状の長孔であってもよい。第2案内部材53は支持孔54により支持されることで支持孔54の長孔の範囲内で移動できる。
The
図4(a)に示す撮像装置20の姿勢の状態では、第2案内部材53は支持孔54内の下側に位置し、溝63の一方側の内側面63aに接している。このとき、押圧部材65は、第2案内部材53から離れた位置に待機している。
図4(b)に示す撮像装置20の姿勢に変わった場合、第2案内部材53は支持孔54の中央側に位置する。また、上述したように、重力の方向とトーションバネ56による付勢力の方向とが互いに力を打ち消し合うために、第2案内部材53と溝63との間で隙間Δdが生じる。
In the state of the posture of the
When the posture of the
本実施形態の押圧部材65は、図4(b)のような撮像装置20の姿勢の場合、図4(c)に示す矢印C方向、すなわち第2案内部材53に向かって回動する。この方向は、トーションバネ56により保持部材12が付勢されている付勢力の矢印B方向と略同一方向である。
ここでは、光軸方向から見ると、押圧部材65は溝63に重なり合っていない状態から溝63と重なり合う状態に遷移する。押圧部材65が第2案内部材53を押圧することで、第2案内部材53が支持孔54に沿って移動し、溝63の他方側の内側面63bに接する。したがって、溝63と第2案内部材53との間の微小なガタを解消させることができるので、保持部材12が光軸方向に沿って移動するときの応答性が向上する。
なお、押圧部材65は、トーションバネ56の付勢力を補助するように第2案内部材53を押圧する。したがって、逆に第2案内部材53から押圧部材65に向けて力が作用したときには、押圧部材65が矢印C方向と反対方向に戻ることができるように構成されている。
In the case of the posture of the
Here, when viewed from the optical axis direction, the pressing
The pressing
また、図4(c)のような撮像装置20の姿勢から、図4(a)に示すように撮像装置20の姿勢に変化した場合、押圧部材65は第2案内部材53から離れる方向に回動する。ここでは、光軸方向から見ると、押圧部材65は溝63と重なり合っている状態から溝63に重なり合わない状態に遷移する。すなわち、押圧部材65が第2案内部材53に対する押圧を解除することで、溝63と第2案内部材53との間で余分な摩擦負荷となってしまうことを防止できる。
Further, when the posture of the
次に、上述した押圧部材65の動作を実現できる撮像システムの処理の一例について図5のフローチャートを参照して説明する。図5のフローチャートは、制御部23がメモリに格納されたプログラムを実行することにより実現する。
Next, an example of processing of the imaging system that can realize the operation of the pressing
S10では、制御部23は姿勢検出部17により検出された加速度信号を取得する。
S11では、制御部23は加速度信号を姿勢情報に変換することで撮像装置20の姿勢を検出する。制御部23は変換した姿勢情報を第2駆動制御部16に出力する。
S12では、第2駆動制御部16は変換された姿勢情報が、予め記憶された姿勢情報(所定の姿勢)であるか否かを判定する。ここで、予め記憶された姿勢情報とは、トーションバネ56の付勢力が低下して保持部材12と第2案内部材53との間でガタが発生してしまう虞がある姿勢情報である。予め記憶された姿勢情報には、例えば図4(b)に示すような姿勢に対応する姿勢情報が含まれる。予め記憶された姿勢情報であると判定された場合にはS13に進み、予め記憶された姿勢情報ではないと判定された場合にはS11に戻る。
In S <b> 10, the
In S11, the
In S12, the second
S13では、第2駆動制御部16は第2駆動部14に駆動信号を出力することで押圧部材65を駆動させる。
S14では、第2駆動制御部16は押圧部材65が予め定めた距離を移動したか否かを判定する。押圧部材65が移動していないと判定した場合にはS13に戻り、押圧部材65を継続して移動させる。一方、押圧部材65が移動したと判定した場合には図5のフローチャートを終了する。押圧部材65が移動することで、押圧部材65が第2案内部材53を押圧して、第2案内部材53が溝63に接する。
In S <b> 13, the second
In S14, the second
このように、本実施形態によれば、撮像装置20の姿勢に応じて、第2案内部材53と保持部材12とが接するように押圧部材65が第2案内部材53を押圧する。したがって、トーションバネ56の付勢力が低下するような姿勢では、溝63と第2案内部材53との間のガタを解消させることができ、保持部材12が光軸方向に沿って移動するときの応答性を向上させることができる。一方、トーションバネ56の付勢力が低下しないような姿勢では、押圧部材65が第2案内部材53を押圧しないことで、摩擦負荷の増加による推力の低下などを抑制することができる。
Thus, according to the present embodiment, the pressing
また、本実施形態によれば、撮像装置20の姿勢を検出する姿勢検出部17による検出結果に基づいて押圧部材65が第2案内部材53を押圧する。したがって、例えば、トーションバネ56が保持部材12を第2案内部材53に付勢するときの付勢力が低下する撮像装置20の姿勢を検出することができ、このような場合のみ押圧部材65は第2案内部材53を押圧することができる。
Further, according to the present embodiment, the pressing
また、本実施形態によれば、第2案内部材53は長孔状の支持孔54によって支持され、押圧部材65は第2案内部材53と保持部材12とが接するように支持孔54に沿って第2案内部材53を押圧する。光軸方向に沿って移動しない第2案内部材53を押圧することで、レンズ11の位置に影響されることなく第2案内部材53を押圧することができる。
Further, according to the present embodiment, the
(第2の実施形態)
第1の実施形態では、一つの押圧部材65が第2案内部材53を押圧する場合について説明した。本実施形態では、2つの押圧部材65が第2案内部材53を押圧する場合について説明する。
図6は、押圧部材65の周辺の構成を示す斜視図である。図6に示すように、本実施形態のレンズ装置10は保持部材12あるいは溝63を挟んで光軸方向に離れた位置に2つの押圧部材65が配置される。第2駆動部14が押圧部材65を駆動するときに、2つの押圧部材65のうち保持部材12あるいは溝63(以下、保持部材12という)に近い方の押圧部材65を第2案内部材53に向けて駆動させる。保持部材12は光軸方向に移動することから、保持部材12に近い方の押圧部材65を駆動させることで、第2案内部材53を容易に押圧でき、第2案内部材53を溝63に接しやすくすることができる。また、第2駆動部14は保持部材12が2つの押圧部材65の中央付近に位置する場合には、2つの押圧部材65を同時に駆動させる。この場合には、第2案内部材53が斜めになることを抑制でき、光軸と略平行の状態で溝63の他方側の内側面63bに接することができる。なお、第2駆動制御部16は保持部材12の位置情報(レンズ11の位置情報)を第1駆動制御部15あるいは制御部23から取得することで、保持部材12に近い方の押圧部材65を判断することができる。また、押圧部材65は2つである場合に限られず、3つ以上であってもよい。
(Second Embodiment)
In the first embodiment, the case where one pressing
FIG. 6 is a perspective view showing a configuration around the pressing
以上、本発明を種々の実施形態と共に説明したが、本発明はこれらの実施形態にのみ限定されるものではなく、本発明の範囲内で変更等が可能であり、上述した実施形態を適時組み合わせてもよい。
上述した実施形態では、レンズ装置10と、レンズ装置10を交換可能に装着する撮像装置20とを有する撮像システムについて説明したが、この場合に限られず、レンズ装置が一体の撮像装置にも適用することができる。この場合、レンズ装置が一体の撮像装置は光学機器の一例に対応する。レンズ装置が一体の撮像装置の場合には、第2駆動制御部16および制御部23が、制御手段の一例に対応する。
As described above, the present invention has been described together with various embodiments, but the present invention is not limited to these embodiments, and can be modified within the scope of the present invention. May be.
In the above-described embodiment, the imaging system including the
上述した実施形態では、撮像装置20の姿勢に応じて、第2案内部材53と保持部材12とが接するように押圧部材65が第2案内部材53を押圧する場合について説明したが、この場合に限られない。例えば、押圧部材65は第2案内部材53と保持部材12とが接するように保持部材12を押圧してもよく、第2案内部材53および保持部材12を押圧してもよい。
上述した実施形態では、保持部材12を第2案内部材53に付勢する付勢部材としてトーションバネ56を用いる場合について説明したが、この場合に限られず、他のバネを用いてもよい。
In the above-described embodiment, the case where the pressing
In the above-described embodiment, the case where the
上述した実施形態では、第1駆動部13としてユニット化された超音波モータを用いる場合について説明したが、この場合に限られず、保持部材12を光軸方向に沿って駆動させることができれば、どのような方式の駆動部を用いてもよい。例えば、第1駆動部13として、ユニット化されたボイスコイルモータ(VCM)を用いることができる。
上述した実施形態では、第2駆動部14としてモータを用いる場合について説明したが、この場合に限られず、押圧部材65を駆動させることができれば、どのような駆動部を用いてもよい。例えば、第2駆動部14として、圧電アクチュエータや、SMAなどの小型アクチュエータを用いることができる。
In the above-described embodiment, the case where the unitized ultrasonic motor is used as the
In the embodiment described above, the case where a motor is used as the
(その他の実施形態)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
(Other embodiments)
The present invention supplies a program that realizes one or more functions of the above-described embodiments to a system or apparatus via a network or a storage medium, and one or more processors in a computer of the system or apparatus read and execute the program This process can be realized. It can also be realized by a circuit (for example, ASIC) that realizes one or more functions.
10:レンズ装置 11:レンズ 12:保持部材 13:第1駆動部 14:第2駆動部 15:第1駆動制御部 16:第2駆動制御部(制御手段) 17:姿勢検出部 20:撮像装置 22:撮像素子 23:制御部(制御手段) 56:トーションバネ(付勢部材) 53:第2案内部材(案内部材) 54:支持孔 65:押圧部材 DESCRIPTION OF SYMBOLS 10: Lens apparatus 11: Lens 12: Holding member 13: 1st drive part 14: 2nd drive part 15: 1st drive control part 16: 2nd drive control part (control means) 17: Posture detection part 20: Imaging device 22: Image sensor 23: Control unit (control means) 56: Torsion spring (biasing member) 53: Second guide member (guide member) 54: Support hole 65: Pressing member
Claims (7)
前記保持部材の移動を光軸方向に沿って案内する案内部材と、を備える光学機器であって、
該光学機器の姿勢に応じて、前記案内部材と前記保持部材とが接するように前記案内部材および前記保持部材の少なくとも何れか一方を押圧する押圧部材を有することを特徴とする光学機器。 A holding member that holds the lens and is movable along the optical axis direction of the lens;
A guide member for guiding the movement of the holding member along the optical axis direction,
An optical apparatus comprising: a pressing member that presses at least one of the guide member and the holding member so that the guide member and the holding member are in contact with each other according to a posture of the optical apparatus.
前記押圧部材は、前記付勢部材によって付勢される方向と略同一方向に前記案内部材を押圧することを特徴とする請求項1ないし4の何れか1項に記載の光学機器。 A biasing member that biases the holding member toward the guide member;
5. The optical apparatus according to claim 1, wherein the pressing member presses the guide member in a direction substantially the same as a direction biased by the biasing member.
前記レンズの位置に応じて前記2つの押圧部材のうち少なくとも何れか一方の押圧部材が、前記案内部材と前記保持部とが接するように前記案内部材および前記保持部の少なくとも何れか一方を押圧することを特徴とする請求項1ないし5の何れか1項に記載の光学機器。 At least two of the pressing members are arranged at positions separated in the optical axis direction across the holding member,
According to the position of the lens, at least one of the two pressing members presses at least one of the guide member and the holding portion so that the guide member and the holding portion are in contact with each other. The optical apparatus according to claim 1, wherein the optical apparatus is an optical apparatus.
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JP2017062664A JP2018165755A (en) | 2017-03-28 | 2017-03-28 | Optical device |
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- 2017-03-28 JP JP2017062664A patent/JP2018165755A/en active Pending
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