JP2018165157A - ノズルヘッド - Google Patents

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Abstract

【課題】より優れた操作性をもって、バックサクション機能をより確実に発現できるノズルヘッドを提供する。
【解決手段】容器本体50に押込み可能に保持された管体40を有する液体吐出器に装着されるノズルヘッド10であって、前記管体40と連通するノズル筒24と、前記管体40と前記ノズル筒24との間に形成された収容室18と、前記収容室18の内容積を可変とする弾性蓋体28と、前記弾性蓋体28を前記収容室18の内方に向けて押込み可能に設けられた操作体30とを備え、前記操作体30は前記弾性蓋体28に向かって突出した押圧部32が形成されていることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、容器本体に収容された液体を吐出する液体吐出器に装着されるノズルヘッドに関する。
ディスペンサーポンプ等の液体吐出器においては、ノズル内に残留した内容物をポンプ本体に吸引するバックサクション機能を付与して、ノズルの先端から内容物が垂れ落ちることを防止している。ノズル内に残留する内容物をより完全に引き戻すために、押下げヘッドの上端部に弾性キャップを装着することが提案されている(例えば、特許文献1)。
特許文献1の液体吐出器においては、押下げヘッド頂壁とキャップ頂壁との間に空気室が形成される。空気室は、ノズル孔基端が開口するステム嵌合筒の筒穴と連通しているので、押下げヘッドを押下げて内容物である液体を吐出した後、押下げヘッドが初期の位置に戻る際、空気室内が負圧化する。これによって、ノズル孔から外気が吸い込まれ、バックサクション機能によりノズル内に残留した内容物をステム内に引き戻すことができるというものである。
実開平2−70755号公報
しかしながら、上記特許文献1の場合、バックサクション機能を確実に発現させるには、押下げヘッドの上端部に装着された弾性キャップを正確に押下げて、空気室内を負圧化しなければならない。特許文献1の第2図には、弾性キャップを指で押下げることが示されている。さらに、押下げの指を離すことによって、弾性キャップの頂壁が弾性復元して空気室内が負圧化されることが記載されている。
このように、特許文献1の液体吐出器は、弾性キャップを指で押下げることが必要とされるので操作性が制限される。指での押下げに限らず、手の平で弾性キャップを押した際にもバックサクション機能が発現できれば、操作性はより優れたものとなる。
そこで本発明は、より優れた操作性をもって、バックサクション機能をより確実に発現できるノズルヘッドを提供することを目的とする。
本発明に係るノズルヘッドは、容器本体に押込み可能に保持された管体を有する液体吐出器に装着されるノズルヘッドであって、前記管体と連通するノズル筒と、前記管体と前記ノズル筒との間に形成された収容室と、前記収容室の内容積を可変とする弾性蓋体と、前記弾性蓋体を前記収容室の内方に向けて押込み可能に設けられた操作体とを備え、前記操作体は前記弾性蓋体に向かって突出した押圧部が形成されていることを特徴とする。
本発明によれば、ノズルヘッドは、弾性蓋体が変形することで内容積が可変の収容室をヘッド本体に有しており、この弾性蓋体を押圧部で押圧して変形させることによって、収容室の内容積が減少する。収容室は、容器本体に押込み可能に保持された管体とノズル筒との間に設けられているので、弾性蓋体の形状が復元して収容室の内容積が増大する際には、ノズル筒内に残留した内容物を収容室に吸引するバックサクション機能が発現される。
押圧部は、弾性蓋体に向かって突出して操作体に形成されている。この操作体は、弾性蓋体を収容室の内方に向けて押込み可能であることから、操作体を押込んで押圧部で弾性蓋体を押圧することによって収容室の内容積を確実に減少させることができる。こうして、本実施形態のノズルヘッドは、より優れた操作性をもって、バックサクション機能をより確実に発現することが可能となる。
本実施形態に係るノズルヘッドが装着された液体吐出器の構成を示す部分断面図である。 本実施形態に係るノズルヘッドにおける操作体を開放した状態の縦断面である。 本実施形態に係るノズルヘッドにおける操作体を開放した状態の上面図である。 本実施形態に係るノズルヘッドの操作体を押込むことによって、ノズル孔から内容物が吐出される状態を説明する図である。 本実施形態に係るノズルヘッドにおける弾性蓋体が、押圧されて変形した状態を説明する部分断面図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について詳細に説明する。
(全体構成)
本実施形態のノズルヘッド10は、例えば図1に示すポンプディスペンサー46のような液体吐出器に装着される。ポンプディスペンサー46は、液体等の内容物を収容する容器本体50に取り付けられて、この容器本体50に収容された内容物を吐出することができる。図示するように、ポンプディスペンサー46は、キャップ44を介して容器本体50に取り付けることができる。
ポンプディスペンサー46においては、シリンダー42がキャップ44の頂面を貫通して設けられている。シリンダー42内には、管体40が、図示しない圧縮コイルバネ等の付勢手段により上方に付勢された状態で、押込み可能に保持されている。
本実施形態のノズルヘッド10は、シリンダー42の側壁を挟んでシリンダー42上に配置され、頂部16を有するヘッド本体12と、ヘッド本体12の頂部16の上方を覆う操作体30とを備えている。
ヘッド本体12は、シリンダー42内の管体40と連通する縦筒14と、縦筒14に連通し、内容物を吐出するためのノズル筒24と、シリンダー42の外側を囲むガイド筒22とを含む。縦筒14とガイド筒22とによって、シリンダー42の側壁が挟まれている。縦筒14の上端となるヘッド本体12の頂部16には、収容室18が設けられている。収容室18は、管体40とノズル筒14との間に位置することになる。
縦筒14は、管体40の上端部に外嵌されることによって、管体40に接続されている。このように縦筒14が管体40の上端部に接続されていることにより、ノズルヘッド10は、上方に付勢された状態で押込み可能である。
ノズル筒24は、ほぼ水平にヘッド本体12の外方に延出し、その先端部が下方に向かって僅かに屈曲した細長形状である。ノズル筒24は、縦筒14の内部と連通した吐出流路25を有している。これによってノズル筒24は、縦筒14を介して管体40と連通している。
頂部16に設けられた収容室18は、貫通孔20を介して縦筒14の内部と通じている。本実施形態においては、収容室18は湾曲した内周面を有する凹部からなる。貫通孔20は、湾曲した内周面を有する収容室18の略中央部に設けられている。こうした収容室18の内部は、貫通孔20および流出経路25を介して、ノズル孔24aの外部と通じることになる。
収容室18の開口は、弾性蓋体28によって閉じられている。本実施形態においては、弾性蓋体28は、ゴム素材からなる平坦な板状であり、周縁下部に嵌合突起28aを有する。弾性蓋体28は、周縁下部の嵌合突起28aを頂部16の受け孔(図示せず)に嵌め込んで、頂部16に取り付けられている。
追って説明するように弾性蓋体28は、押圧部32により押圧されて変形可能であり、弾性蓋体28が変形することで収容室18の内容積が減少する。弾性蓋体28の変形が最大となった際には、弾性蓋体28は収容室18の内周面に接して、貫通孔20の収容室18側開口端が閉じられる。これが達成されるように、弾性蓋体28の材質や厚さ、収容室18の深さを適宜設定することが望まれる。
操作体30は、収容室18の内方に押込み可能に、ヘッド本体12の頂部16の上方に設けられている。操作体30には、収容室18の開口を閉じる弾性蓋体28に向かって突出した押圧部32が形成されている。押圧部32により弾性蓋体28が押圧されると、弾性蓋体28は収容室18の内周面に向かって変形し、収容室18の内容積が減少する。
押圧部32の形状および大きさは、弾性蓋体28の変形によって収容室18の内容積を確実に減少させることができるように設定される。本実施形態においては、押圧部32は、弾性蓋体28に接触し、湾曲した外周面を有する。変形した弾性蓋体28によって貫通孔20の収容室18側開口端を閉じることができるよう、押圧部32の中央部が収容室18の中央部に対応する位置で、操作体30の下面に押圧部32が設けられることが望まれる。押圧部32の湾曲した外周面の曲率は、収容室18の内周面の曲率より大きいことが好ましい。
図2には、ノズルヘッド10の縦断面図を示し、図3には、ノズルヘッド10の上面図を示す。図2,3には、操作体30を開放した状態を示しているので、収容室18の開口を閉じる弾性蓋体28、および操作体30の下面に設けられた押圧部32が露出している。本実施形態においては、操作体30は、接続部品としてのヒンジ34によって、ヘッド本体12の頂部16の上端外周の一部に接続されている。操作体30は、頂部16の上端外周の任意の個所に接続することができる。ヒンジ34により接続されているので、操作体30は図2,3に示すように、頂部16に接続したまま開放することができる。なお、図1に示すように操作体30を閉じた場合には、操作体30は、頂部16に接続されている部分を除いて、下方に押込むことができる。
本実施形態においては、操作体30の下面に設けられる押圧部32は、操作体30の下面の略中央部から延びる軸部32aと、この軸部32aの側面から放射状に配置された8個の板材32bとによって構成される。板材32bのそれぞれは、軸部32aの先端から操作体30の下面まで延びる曲線状の辺を有している。複数の板材32bにおけるこのような曲線状の辺は、押圧部32における、弾性蓋体28に接触する湾曲した外周面を構成する。
(動作および効果)
上記のように構成されたノズルヘッド10が装着されたポンプディスペンサー46は、ノズルヘッド10の押込みに伴う管体40の下降変位により、容器本体50から内容物を吸い上げ、この吸い上げた内容物を、ノズル筒24を介して目的の個所に吐出することができる。
本実施形態のノズルヘッド10が装着されたポンプディスペンサー46は、例えば図4に示すように、一方の手の平でノズルヘッド10の操作体30を押込んで、容器本体50内の内容物54を、ノズル筒24のノズル孔24aから他方の手の平に吐出することができる。
ノズルヘッド10の操作体30が押込まれることによって、弾性蓋体28は押圧部32に押圧されて変形する。その結果、弾性蓋体28で開口が閉じられた収容室18の内容積が減少する。図5に示すように、変形した弾性蓋体28が収容室18の内周面に接するまで、操作体30を押込むことができる。このとき、収容室18の開口から縦筒14の内部へ貫通する貫通孔20の収容室18側開口端は、変形した弾性蓋体28によって閉じられることとなる。
弾性蓋体28を押圧する押圧部32は、操作体の30の下面に設けられており、この操作体30は押込み可能に頂部16の上方を覆っている。したがって、操作体30を押込むことによって、弾性蓋体28を確実に押圧して変形させることができる。操作体30の上面のいずれの部分を押しても、収容室18の内方に向けて弾性蓋体を押込むことができる。例えば、操作体30の上面を手の平で押した場合でも、弾性蓋体28は押圧部32に押圧されて変形する。こうして、弾性蓋体28で開口が閉じられた収容室18の内容積を確実に減少させることが可能となる。
収容室18の内容積が減少した状態で操作体30をさらに押込んで、上方付勢力に抗してノズルヘッド10を完全に下方向に移動させると、図示しないポンプ機構によって、容器本体50の内部の内容物が管体40を介してヘッド本体12内に送られる。内容物は、縦筒14の内側からノズル筒24の吐出流路25を通って、ノズル筒24のノズル孔24aから吐出される。この際、吐出流路25内の内容物は、必ずしも完全にノズル孔24aから吐出されるわけではない。内容物の一部は、ノズル孔24a近傍や吐出流路25内に残留することがある。
内容物が吐出された後、操作体30の押込みを解除すると、管体40に作用している上方付勢力によってノズルヘッド10が上方に移動する。また、弾性蓋体28自体の復元力によって、変形した弾性蓋体28の形状が復元して押圧部32が押上げられる。こうして、操作体30の位置は押込み前の状態に復帰する(図1)。収容室18の内容積は押込み前の状態に戻るので、結果として、収容室18の内容積は増大することになる。
このように内容積が増大することによって、弾性蓋体28で開口が閉じられた収容室18内は負圧化し、吐出流路25および貫通孔20を介してノズル孔24aから外気が吸い込まれる。弾性蓋体28が大きく変形して収容室18の内容積がより小さくなった際には、押込み解除後の負圧化の程度がより大きくなる。弾性蓋体28が十分に変形して貫通孔20の収容室18側開口端が閉じていた場合には、操作体30の押込みの解除に起因する負圧化の程度は最大となる。
外気がノズル孔24aから吸い込まれる際、ノズル孔24a近傍や吐出流路25内に残留している内容物は、吐出流路25から頂部16の貫通孔20を介して収容室18内に引き込まれる。本実施形態のノズルヘッド10においては、このようにバックサクション機能が発現して、ノズル孔24aから内容物が垂れ落ちることが防止される。収容室18内に引き込まれた内容物は、管体40を介して容器本体50内に落下する。
バックサクション機能を発現させるためには、まず、弾性蓋体28で開口が閉じられた収容室18の内容積を減少させることが必要である。上述したとおり本実施形態においては、ヘッド本体12の頂部16の上方を覆う操作体30を押込むのみで、収容室18の内容積を確実に減少させることができる。ノズル孔24aから内容物を吐出するための一連の動作によって、収容室18の内容積を確実に減少させることが可能となった。
本実施形態のノズルヘッド10は、バックサクション機能を発現するために所定の部分を指先で正確に押下げることは要求されないので、操作性が制限されることはない。手の平で押した場合でもバックサクション機能は発現するので、ノズルヘッド10は大きさ等の構造も制約されることなく、適宜設定することができる。このように、本実施形態のノズルヘッド10は、より優れた操作性をもって、バックサクション機能をより確実に発現できる。
(変形例)
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨の範囲内で適宜変更することが可能である。
上記実施形態においては、ヘッド本体12の頂部16に設ける収容室18は、湾曲した内周面を有する形状としたが、弾性蓋体28で開口を閉じることができ、押圧された弾性蓋体28が変形することで内容積が減少する構造であれば、任意の形状、大きさで設けることができる。
収容室18の開口を閉じる弾性蓋体28は、各種ゴム素材、エラストマー、軟質樹脂等の弾性変形可能な材料により作製してもよい。弾性蓋体28は、押圧された際に収容室18の内容積を減少させて、収容室18の内容積の増大に伴うバックサクション機能を発現することができれば、上方または下方に僅かに湾曲した形状としてもよい。また、弾性蓋体28は、接着剤により周縁下部を接着することにより頂部16に取り付けることもできる。
下面に押圧部32を有する操作体30は、接続部品としてのヒンジ34を用いてヘッド本体12の頂部16に上端外周の一部に接続したが、頂部16の上端外周を取り囲む側面を有する操作体30を、上下に摺動可能に設けてもよい。操作体30が押込まれた際、操作体30の下面に設けられた押圧部32で弾性蓋体28を押圧して変形させて収容室18の内容積を減少させ、収容室18の内容積の増大に伴うバックサクション機能を発現することができれば、操作体30は任意の構造とすることができる。
上記実施形態においては、軸部32aと複数の板材32bとによって押圧部32を構成したが、凸状に湾曲した外周面を有する突起により押圧部32を構成してもよい。押圧部32は、弾性蓋体28を押圧して変形させて収容室18の内容積を減少させ、収容室18の内容積の増大に伴うバックサクション機能を発現することができればよく、形状や大きさなどは適宜設定することができる。
上述したような軸部32aと板材32bとを含む押圧部32においては、軸部32aの側面に放射状に配置される板材32bは、軸部32aの先端から操作体30の下面まで延びる曲線状の辺を有すればよく、この点以外は特に限定されない。板材32bの枚数は、適宜設定することができる。板材32bの一辺は、必ずしも操作体30の下面に接する必要はない。また、板材32bには、厚さ方向に貫通した空隙部が設けられていてもよい。
ノズルヘッド10のヘッド本体12における縦筒14は、管体40と連通するように、任意の方法で管体40の上端部に接続することができる。例えば、縦筒14を管体40の上端部に内嵌させてもよい。あるいは、縦筒14と管体40とを螺合させることによって、両者を接続することも可能である。
また、ノズル筒24は、吐出流路25内に残った内容物が先端のノズル孔24aに溜まって固形物となるのを防ぐため、先端部が基端部よりも上方に位置するような上向き形状としてもよい。
10 ノズルヘッド
12 ヘッド本体
14 縦筒
16 頂部
18 収容室
20 貫通孔
22 ガイド筒
24 ノズル筒
24a ノズル孔
25 吐出流路
28 弾性蓋体
28a 嵌合突起
30 操作体
32 押圧部
40 管体
42 シリンダー
44 キャップ
50 容器本体
本発明に係るノズルヘッドは、容器本体に押込み可能に保持された管体を有する液体吐出器に装着されるノズルヘッドであって、前記管体と連通するノズル筒と、前記管体と前記ノズル筒との間に形成された収容室と、前記収容室の内容積を可変とする平坦な板状体からなる弾性蓋体と、前記弾性蓋体を前記収容室の内方に向けて押込み可能に設けられた操作体とを備え、前記操作体は前記弾性蓋体に向かって突出した押圧部が形成され、前記押圧部は前記弾性蓋体と接触する湾曲外周面を有し、前記収容室は湾曲内周面を有しており、前記湾曲外周面の曲率は前記湾曲内周面の曲率より大きい、ことを特徴とする。
本発明によれば、ノズルヘッドは、平坦な板状体からなる弾性蓋体が変形することで内容積が可変の収容室をヘッド本体に有しており、この弾性蓋体を押圧部で押圧して変形させることによって、収容室の内容積が減少する。収容室は、容器本体に押込み可能に保持された管体とノズル筒との間に設けられているので、弾性蓋体の形状が復元して収容室の内容積が増大する際には、ノズル筒内に残留した内容物を収容室に吸引するバックサクション機能が発現される。
押圧部は、弾性蓋体に向かって突出して操作体に形成されている。この操作体は、弾性蓋体を収容室の内方に向けて押込み可能であることから、操作体を押込んで押圧部で弾性蓋体を押圧することによって収容室の内容積を確実に減少させることができる。こうして、本発明に係るノズルヘッドは、簡素な構成で、より優れた操作性をもって、バックサクション機能をより確実に発現することが可能となる。

Claims (5)

  1. 容器本体に押込み可能に保持された管体を有する液体吐出器に装着されるノズルヘッドであって、
    前記管体と連通するノズル筒と、
    前記管体と前記ノズル筒との間に形成された収容室と、
    前記収容室の内容積を可変とする弾性蓋体と、
    前記弾性蓋体を前記収容室の内方に向けて押込み可能に設けられた操作体と
    を備え、
    前記操作体は前記弾性蓋体に向かって突出した押圧部が形成されていることを特徴とするノズルヘッド。
  2. 前記押圧部は、前記弾性蓋体と接触する湾曲した外周面を有することを特徴とする請求項1記載のノズルヘッド。
  3. 前記収容室は、湾曲した内周面を有することを特徴とする請求項1または2記載のノズルヘッド。
  4. 前記収容室の前記湾曲した内周面は第1の曲率を有し、
    前記押圧部の前記湾曲した外周面は、前記第1の曲率より大きな第2の曲率を有する
    ことを特徴とする請求項3記載のノズルヘッド。
  5. 前記押圧部は、前記操作体の下面の中央部から延びる軸部と、前記軸部の側面から放射状に設けられた複数の板材とを含み、前記複数の板材のそれぞれは、前記軸部の先端から前記操作体の前記下面まで延びる曲線状の辺を有することを特徴とする請求項4記載のノズルヘッド。
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