JP2018162888A - 室内環境の解析装置、方法およびプログラム - Google Patents
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表示手段」の一例である)を実現する。
が表示される。各センサN2と無線温湿度センサ6との対応関係は、設定画面G02で何れかの列を選択操作すると呼び出されるセンサ毎の設定画面で変更することが可能である。解析システム1では、各無線温湿度センサ6から個別のタイミングで発信されて解析装置2で五月雨式に収集される各環境データと、建物Tのフロアにおける位置との対応関係が、設定画面G02で設定された対応関係のテーブルを参照することにより特定されることになる。無線温湿度センサ6は、さらにCO2濃度を測定する機能を有していても良い
。この無線温湿度センサ6は、CO2濃度測定機能に対して、タグ名称が付与されるとと
もに、信号名称が四桁の番号と2文字(濃度)との組み合わせで構成される。
づけられて、収集時刻とともに、解析システム1に設けられている記憶装置(例えば、解析装置2に内蔵の記録装置や、通信ネットワーク3に接続されているデータ収録用のサーバ)に格納される。
度の実測値や推定値に応じて色分けして表現したコンター図を作成し、データ収録用のサーバに格納する。これにより、温度と湿度と濃度のコンター図が簡単に切り換えられてモニタ表示できる。このようにして、室内環境の環境データが色(図6では濃淡)に変換して表示される。演算処理部22は、画面G03で時刻が指定される都度、コンター図の生
成を行っても良いし、無線温湿度センサ6から収集される温湿度等の環境データがデータ収録用のサーバに格納される都度、コンター図の生成を行って、画像ファイルをデータ収録用のサーバに格納するようにしても良い。
装置2から空調設備に対して的確に指示することができる。また、操作者は、エネルギ管理の施策立案も的確に実施できる。
、単に、各無線温湿度センサ6から収集される環境データの実測値とセンサN2の位置情報とに基づいて、各センサN2の設置箇所間の環境データの推定値を補間計算する場合、次のようなコンター図が生成されることになる。図8は、比較例に係るコンター図の一例を示した図である。フロアに設置された間仕切りに対する何らの特別な演算処理を施すことなく、単に、各無線温湿度センサ6から収集される環境データの実測値とセンサN2の位置情報とに基づいて、各センサN2の設置箇所間の環境データの推定値を補間計算する場合、間仕切りが発揮する気流の遮断効果は補間計算で考慮されないため、間仕切りの部分における環境データの推定値には、臨界値的な特異な差分は発現しない。すなわち、間仕切りの部分における環境データの推定値は、間仕切りを挟む両側部分で概ね同じような値を取ることになる。したがって、このような推定値を使って生成されるコンター図は、例えば、図8に示すように、領域R1,R2,R3,R4,R5を仕切る間仕切りの境界が曖昧な図となる。このようなコンター図は、実際の環境データの分布と異なることが客観的に明らかである。したがって、このようなコンター図が解析装置2のモニタに表示されると、解析装置2の操作者が、建物Tのフロアの環境状況を誤認したり、特定のフロアにおける空調設備等の運用課題を見落としたりする可能性がある。そこで、本実施形態の解析システム1では、コンター図を生成する処理に際し、以下のような処理を行っている。
図9は、コンター図を生成する際の内部処理の概要を示す第1の図である。例えば、図9において符号P01〜P11で示す箇所が、初期設定で指定されたセンサN2の配置箇所と仮定する。そして、符号P09〜P11が配置されている領域が、符号P01〜P08が配置されている領域から間仕切りで分断されたものと仮定する。センサN2や間仕切りN3が初期設定においてこのような位置関係に設定された場合、演算処理部22では、例えば、P01〜P11に配置された複数のセンサN2の中から間仕切りに至近のセンサN2を抽出する処理が行われる。
境データの値も、P22に配置されている仮想センサの環境データの値と同様に推定される。また、例えば、3つの箇所(P04,P05,P07)に取り囲まれる箇所(P26)に配置されている仮想センサの環境データの値は、例えば、P04とP05とP07に各々配置されているセンサN2の環境データの値の平均値と推定される。また、2つの箇所(P23,P28)の間に位置(P25)に位置する間仕切りの端部(始点または終点)における環境データの値は、例えば、P23とP28に各々配置されているセンサN2の環境データの値の平均値と推定される。
図13は、コンター図を生成する際の内部処理の概要を示す第5の図である。コンター図を生成する際の内部処理としては、上記した第1例の態様ではなく、以下に示す第2例の態様が適用されることもある。すなわち、間仕切りにおける仮想センサの位置を決定する処理としては、上記第1例で示したような至近距離によるものの他に、例えば、至近の一対のセンサN2の中間地点を間仕切りにおける仮想センサの位置として決定する処理が挙げられる。例えば、各センサN2から間仕切りまでの最短距離をP01〜P11の全てについて算出し、その中から距離が比較的近いものを抽出する処理を終えた後、抽出された各センサN2の中間地点を間仕切りにおける仮想センサの位置として決定する。
サまでの距離とP06から仮想センサまでの距離との差分に応じた値を採ってもよい。前者の平均値を採る場合、図15に示されるように、P05にあるセンサN2の環境データの値が「19.2℃」、P06にあるセンサN2の環境データの値が「18.9℃」であれば、P42にある仮想センサの環境データの推定値は、両者の平均値である「19.1℃」となる。
図16は、コンター図を生成する際の内部処理の概要を示す第8の図である。本第3例では、間仕切りが第1例や第2例のように閉鎖空間を形成しておらず、単なる衝立状になっている場合を例に説明する。すなわち、センサN2については第1例や第2例と同様、図16において符号P01〜P11で示す箇所に初期設定で配置されているものの、符号P01〜P06が配置されている領域と、符号P07〜P11が配置されている領域との間にある間仕切りが両領域を分断していないと仮定する。センサN2や間仕切りN3が初期設定においてこのような位置関係に設定された場合、演算処理部22では、例えば、P01〜P11に配置された複数のセンサN2の中から間仕切りに至近のセンサN2を抽出する処理が行われる。
の近隣4カ所(P05,P04,P07,P09)にある4つのセンサN2の環境データの値の平均値を採る。
Claims (5)
- 物件のフロアの各部に設置された各環境センサから収集される環境データの実測値から、前記各環境センサの設置箇所間の環境データの推定値を補間計算し、前記フロアの環境データを値に応じて色分けして表現したコンター図を、前記実測値と前記推定値と前記各環境センサの位置情報とに基づいて生成するコンター図生成手段と、
前記コンター図生成手段が生成するコンター図をアニメーション表示するコンター図表示手段と、を備え、
前記コンター図表示手段は、少なくとも早送り及び巻き戻しを含む再生状態の変更操作を受け付けると、受け付けた前記変更操作に応じた前記アニメーション表示を行う、
室内環境の解析装置。 - 前記コンター図表示手段は、前記変更操作を受け付けると、前記コンター図生成手段に生成されて記憶装置に蓄積された各時刻のコンター図のイメージデータを前記記憶装置から読み出して前記アニメーション表示を行う、
請求項1に記載の室内環境の解析装置。 - 前記コンター図生成手段は、前記物件に複数あるフロアの各々のコンター図を生成し、
前記コンター図表示手段は、前記コンター図生成手段が生成した前記複数のフロアの各々のコンター図を積み重ねて斜視図で立体表示する、
請求項1または2に記載の室内環境の解析装置。 - コンピュータが、
物件のフロアの各部に設置された各環境センサから収集される環境データの実測値から、前記各環境センサの設置箇所間の環境データの推定値を補間計算し、前記フロアの環境データを値に応じて色分けして表現したコンター図を、前記実測値と前記推定値と前記各環境センサの位置情報とに基づいて生成するコンター図生成処理と、
前記コンター図生成処理で生成するコンター図をアニメーション表示するコンター図表示処理と、を実行し、
前記コンター図表示処理では、少なくとも早送り及び巻き戻しを含む再生状態の変更操作を受け付けると、受け付けた前記変更操作に応じた前記アニメーション表示を行う、
室内環境の解析方法。 - コンピュータに、
物件のフロアの各部に設置された各環境センサから収集される環境データの実測値から、前記各環境センサの設置箇所間の環境データの推定値を補間計算し、前記フロアの環境データを値に応じて色分けして表現したコンター図を、前記実測値と前記推定値と前記各環境センサの位置情報とに基づいて生成するコンター図生成処理と、
前記コンター図生成処理で生成するコンター図をアニメーション表示するコンター図表示処理と、を実行させ、
前記コンター図表示処理では、少なくとも早送り及び巻き戻しを含む再生状態の変更操作を受け付けると、受け付けた前記変更操作に応じた前記アニメーション表示を行わせる、
室内環境の解析プログラム。
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