JP2018161094A - 動物飼育空間構成体 - Google Patents

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智彰 池田
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【課題】室内で飼育されている動物が容易にかつ安全に室外の環境を享受することができるようにする。【解決手段】住戸の外壁面に隣接して設けられる動物飼育空間構成体であって、一端部が開口されている中空筒状に形成された第1の構造体と、前記第1の構造体の前記一端部に、前記第1の構造体の長手方向と交差するように設けられた第2の構造体であって、当該第2の構造体の内部は前記第1の構造体の前記一端部を介して前記第1の構造体の内部と連通している第2の構造体と、前記第1の構造体の内部と前記住戸の室内空間とを連通させるべく前記第1の構造体に設けられている連通部とを備えている。【選択図】図1

Description

本発明は、動物飼育空間構成体に関する。
犬、猫等の動物をペットとして飼育する世帯が増えている。戸建て住宅の場合には、庭に飼育小屋を置いて飼ったり、屋内で飼って戸外へは出入り自由としたりすることが多い。一方、いわゆるマンション等の集合住宅では、動物の飼育が認められている場合、原則として室内で飼育し、犬などは飼い主が適時に散歩に連れ出したりすることとなる。
しかし、特に猫を集合住宅で飼育する場合は、戸建て住宅の場合とは異なり、戸外の共用部分と出入り自由とすることはできず、室内飼育となる。そのため、戸外へ出られない猫にとってはストレスとなり得る。このためいわゆるキャットツリーのような猫のための室内遊具が種々提案されているが、戸外に出られないストレスは完全には解消されない。戸外に出られるようにする代わりに、ベランダやバルコニーに出られるようにすることも考えられるが、特に高層階の場合には、猫が誤って転落するおそれもあり、簡単には実現できない問題がある。
この点で、例えば特許文献1には、常時は遮断されているがペットが自身の力で出入りができる小扉を備えたペット用の出入り口をドアよりも高い位置に設け、前記小扉の室内側にはペットが前記出入り口を利用して出入りする際の待機部を設けたことを特徴とするペット用の出入り口を備えた建物が開示されている。前記出入り口は二つ又は三つ以上の室内空間にそれぞれ設けられ、前記出入り口は連絡通路により連設されていてもよいとしている。
特開2003−336463号公報
しかしながら、特許文献1に例示されている建物では、ペット用の出入り口を設けただけでは前記のペットの安全問題が解決できず、複数の出入り口の間に連絡通路を設けるのでは、いわゆるワンルームマンションなどに適用できない。
本発明は、上記の及び他の課題を解決するためになされたもので、室内で飼育されている動物が容易にかつ安全に室外の環境を享受することを可能とする動物飼育空間構成体の提供を一つの目的としている。
上記の及び他の目的を達成するための、本発明の一態様は、住戸の外壁面に隣接して設けられる動物飼育空間構成体であって、一端部が開口されている中空筒状に形成された第1の構造体と、前記第1の構造体の前記一端部に、前記第1の構造体の長手方向と交差するように設けられた第2の構造体であって、当該第2の構造体の内部は前記第1の構造体の前記一端部を介して前記第1の構造体の内部と連通している第2の構造体と、前記第1の構造体の内部と前記住戸の室内空間とを連通させるべく前記第1の構造体に設けられている連通部とを備えている動物飼育空間構成体である。
また本発明の他の態様は、住戸の外壁面に隣接して設けられる動物飼育空間構成体であって、略T字状の平面形状を有する内部空間を画成する構造体と、前記内部空間と前記住戸の室内空間とを連通させる連通部とを備えている動物飼育空間構成体である。
本発明によれば、室内で飼育されている動物が容易にかつ安全に室外の環境を享受することが可能となる。
図1は、本発明の一実施形態に係る動物飼育ボックス100の構成例を示す斜視図である。 図2は、動物飼育ボックス100の平面図である。 図3は、動物飼育ボックス100の側面図である。 図4は、動物飼育ボックス100を集合住宅のベランダ天井下に設置した状態を例示する図である。
以下、本発明につき、その一実施形態に即して図面を用いて説明する。図1に、本発明の一実施形態による動物飼育ボックス100の斜視図を、図2にその平面図を、図3にその側面図を例示している。
動物飼育ボックス100は、角筒状に形成されている第1構造体110と、第1構造体110の一端部に直交するように設けられている、同じく角筒状の第2構造体120とを備えている。
第1構造体110は、それぞれ細長い矩形に形成されている上面板110a、側面板110c、下面板110bを互いに固接してなる断面矩形の中空角筒状部材の一方の端部を、側端板110dによって閉止してなる。
一方の側面板110cには、本実施形態の動物飼育ボックス100を設置する住戸の外壁に設けられた、当該住戸居室と連通している開口部と接続するための管状部130が設けられている。管状部130の内側にあたる側面板110cは除去されており、住戸居室と第1構造体110の内部空間とは、管状部130を介して連通しており、住戸居室で飼育されているペット(ここでは猫を想定する)が管状部130を通って第1構造体110の内部空間と往来できるようになっている。なお、管状部130は、第1構造体110の内部空間Aと住戸居室の室内とを連通する構成となっていればよく、第1構造体110の端部開口に管状部130を取り付ける等の他の構成を採用してもよい。
また、第1構造体110の側面板110cには、開閉部を構成する略矩形の開閉扉115が、ヒンジ115aによって側面板110cの一部を開閉可能とするように取り付けられている。この開閉扉115は、第1構造体110に入った猫等の動物になんらかの異変が生じたり、動物が進退きわまってしまったような場合に、飼い主が第1構造体110内部にアクセスすることができるようにする機能を提供するものである。図示を省略しているが、この開閉扉115には、常時は不用意に開かないように、側面板110cに対して固定可能とするラッチ等の係合部を設けることができる。また開閉扉115には開閉を容易とするためのつまみなどを適宜設けることができる。
なお、このような開閉扉115は、側面板110cのほか、必要に応じて上面板110a、下面板110bなど、所望の場所に設けて差し支えない。開閉扉115の形状寸法は、本実施形態の動物飼育ボックス100を使用する動物の大きさ等に応じて適宜に決定することができる。また開閉扉115はヒンジ115aにより枢動可能に取り付けるほか、スライド式とすることもできる。なお、この開閉扉115は、必要に応じて後出の第2構造体120にも同様に設けることができる(図1参照)。
第1構造体110の側端板110dから見て反対側の端部は開口しており、その開口部には、第1構造体110の長手方向とほぼ直交するように第2構造体120が取り付けられている。第2構造体120は、それぞれ略矩形に形成されている上面板120a、下面板120b、側面板120d、120eを互いに固接してなる断面矩形の中空角筒状部材であり、その両端部は側端板120cでそれぞれ閉止されている。第1構造体110と当接される側面板120eにおいて、第1構造体110の開口部にあたる部分は切り取られており、第1構造体110の内部空間Aと第2構造体120の内部空間Bとは連通している。図1,2にも明らかに示されているように、第2構造体120の長さは、第1構造体110の幅よりも大となるように構成されている。言い換えれば、動物飼育ボックス100は、第1構造体110を縦の要素、第2構造体120をその一端に直交する横の要素とする「T字状」に形成されていることになる。動物飼育ボックス100をこのような構成としたのは、特に猫の場合、比較的狭い行き止まりの通路に入った場合、端まで行ってから後ずさりして戻ってくることが苦手であるという習性を考慮したためである。仮に第1構造体110のみの行き止まりの通路として構成すれば、猫がいったん入り込んでしまうと、苦手な後ずさりで戻らねばならないため、入ることを嫌がるようになってしまうことが考えられる。そこで本実施形態では第1構造体110の端部に幅広の空間を提供する第2の構造体120を設けている。このように構成することで、住戸居室から管状部130を通って第1構造体110に入りその端まで来た猫は、第1構造体110の幅よりも広い幅を持つ第2構造体120の内部空間Bで向きを変えて、後ずさりすることなく第1構造体110の中を戻ってくることができる。したがって、猫が動物飼育ボックス100の利用を嫌がるような状況を避け、室内飼いの猫が外界の環境を享受するために動物飼育ボックス100を利用するようになることがより期待できることとなる。
なお、本実施形態では、第1構造体110と第2構造体120とを組み合わせて略T字状の動物飼育ボックス100を構成しているが、必ずしも本実施形態の構成に制約される必要はない。全体として略T字状の平面形状を有するように構成された動物飼育ボックス100であれば、本発明の範囲に含まれる。
第1構造体110の上面板110a、側面板110c、下面板110b、及び側端板110d、第2構造体120の上面板120a、下面板120b、側面板120d、120e、及び側端板120cは、それぞれ透明アクリル板を所定の寸法に切断したものを用いる。これにより、動物飼育ボックス100の内部空間A,Bには外光が入り、動物にとって外界と近い環境が提供される。なお、上記した各部材は、アクリル板に限定されることはなく、他の光透過性を有する樹脂材料で形成してもよい。あるいは、動物の足などを傷つけないような、所要の強度を有する目の細かいネット状の部材によって形成してもよい。また全体ではなく一部のみが光透過性を有する部材で構成してもよい。
第1構造体110、第2構造体120を構成する各部材は、アクリル樹脂用の接着剤で接着すればよいが、ボルト・ナット等の他の締結具を用いて互いに固接するようにしてもよく特に制約はない。
本実施形態の動物飼育ボックス100では、第1構造体110の下面板110b、第2構造体120の下面板120bには、複数の小孔Hを設けて内部空間A,Bと外界との間で外気が流通するようにしているが、小孔Hを設ける部位や設置数は適宜決定すればよく特に制約はない。強いて言えば、動物飼育ボックス100の内部空間A,Bを歩行する動物のじゃまにならない形状寸法、あるいは外界からハエなどの虫が入らないような寸法とすることが考えられる。
次に、図4を参照して、動物飼育ボックス100の設置例について説明する。図4は、集合住宅の2階以上のある階の居室をベランダ側から見た図を示している。ベランダ200には、居室の窓Wの上部に動物飼育ボックス100が設置されている。
動物飼育ボックス100は、支持枠200a,200b,200cによってベランダ200の天井面から吊り下げられている。支持枠200a,200bが第1構造体110を支持し、支持枠200cが第2構造体120を支持している。支持枠200a,200b,200cは、それぞれ例えば略U字状の金属製ブラケットとして形成することができる。支持枠200a,200b,200cの形状と寸法は、第1構造体110、第2構造体120の形状寸法にあわせて決定すればよい。また第1構造体110、第2構造体120の支持位置、支持箇所の数は、それぞれの寸法、重量を考慮して決定すればよい。
本発明の技術的範囲は上記の実施形態に限定されることはなく、他の変形例、応用例等も、特許請求の範囲に記載した事項の範囲内に含まれるものである。
100 動物飼育ボックス
110 第1の構造体
115 開閉扉
120 第2の構造体
130 管状部
200a,200b,200c 支持枠
H 孔

Claims (6)

  1. 住戸の外壁面に隣接して設けられる動物飼育空間構成体であって、
    一端部が開口されている中空筒状に形成された第1の構造体と、
    前記第1の構造体の前記一端部に、前記第1の構造体の長手方向と交差するように設けられた第2の構造体であって、当該第2の構造体の内部は前記第1の構造体の前記一端部を介して前記第1の構造体の内部と連通している第2の構造体と、
    前記第1の構造体の内部と前記住戸の室内空間とを連通させるべく前記第1の構造体に設けられている連通部と、
    を備えている動物飼育空間構成体
  2. 請求項1に記載の動物飼育空間構成体であって、
    前記第1の構造体の少なくとも一部、又は前記第2の構造体の少なくとも一部が光透過性を有する材料で形成されている、動物飼育空間構成体。
  3. 請求項1に記載の動物飼育空間構成体であって、
    少なくとも前記第2の構造体の底部に内外を連通させる孔が設けられている、動物飼育空間構成体。
  4. 請求項1に記載の動物飼育空間構成体であって、
    前記動物飼育空間構成体が、住戸のベランダの天井面から吊り下げ可能に構成されている、動物飼育空間構成体。
  5. 請求項1ないし4のいずれか1項に記載の動物飼育空間構成体であって、
    前記動物飼育空間構成体に、外部空間から当該動物飼育空間構成体の内部空間にアクセス可能とする開閉部が設けられている、動物飼育空間構成体。
  6. 住戸の外壁面に隣接して設けられる動物飼育空間構成体であって、
    略T字状の平面形状を有する内部空間を画成する構造体と、
    前記内部空間と前記住戸の室内空間とを連通させる連通部と、
    を備えている動物飼育空間構成体。

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