JP2018160644A - 静止誘導電器 - Google Patents

静止誘導電器 Download PDF

Info

Publication number
JP2018160644A
JP2018160644A JP2017058392A JP2017058392A JP2018160644A JP 2018160644 A JP2018160644 A JP 2018160644A JP 2017058392 A JP2017058392 A JP 2017058392A JP 2017058392 A JP2017058392 A JP 2017058392A JP 2018160644 A JP2018160644 A JP 2018160644A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voltage winding
winding
iron core
static induction
voltage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2017058392A
Other languages
English (en)
Inventor
莉 呂
Li Lu
莉 呂
市村 智
Satoshi Ichimura
智 市村
宮尾 博
Hiroshi Miyao
博 宮尾
河村 憲一
Kenichi Kawamura
憲一 河村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP2017058392A priority Critical patent/JP2018160644A/ja
Publication of JP2018160644A publication Critical patent/JP2018160644A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Coils Of Transformers For General Uses (AREA)
  • Transformer Cooling (AREA)
  • Regulation Of General Use Transformers (AREA)

Abstract

【課題】本発明は、機器の高電圧化及び小型化を実現することが可能な静止誘導電器を提供することを目的とする。【解決手段】絶縁性媒体を入れたタンク4と、前記タンク内に収納される鉄心1と、低圧巻線2と、高圧巻線3と、前記低圧巻線と前記高圧巻線間に設けられた絶縁筒6と、前記鉄心軸方向に延びた複数の直線スペーサ10と、前記高圧巻線の一部のセクション間に配置されたコイル間スペーサ11と、前記高圧巻線の一部のセクション間以外であって他のセクション間に設けられた前記高圧巻線全面に被る折流板12aと、を備えた静止誘導電器において、前記高圧巻線であって電圧印加部セクションの最内側コイル導体は、他のセクションの最内側のコイル導体と比べて、前記鉄心中心軸から遠い位置に配置され、前記電圧印加部セクションの最内側コイル導体の内側に設けられた部分絶縁筒9と、を備えたことを特徴とする。【選択図】 図4

Description

本発明は、変圧器、リアクトル等の静止誘導電器に関する。
近年、電力用機器の大容量化、高電圧化が求められ、これに伴って機器の大型化が進んでいる。一方で、発電所や変電所の立地面積の制限を考えると同時に小型化についても要求される。
静止誘導電器の一つである変圧器は絶縁性媒体を入れたタンクと、このタンク内に収納された鉄心と、被覆絶縁された平角導体を巻回して構成された低圧巻線と、被覆絶縁された平角導体を巻回して構成された高圧巻線と、これら巻線間の絶縁を確保するための絶縁筒と、巻線間の絶縁用および絶縁媒体の冷却通路構成用の絶縁物となるコイル間スペーサとを備えている。
雷サージが侵入した場合には、図2に示すように、サージ電圧の印加部である高電圧巻線3のコイルセクションS1、S1’に最も高いサージ電圧が掛かり、コイルセクションS2、S3およびS2’、S3’の順に次第に分担電圧が低下する。従って、低圧巻線との絶縁距離LはコイルセクションS1、S1’の最内側のコイル導体8に発生する電界によって絶縁破壊しないよう決定される。そのため、高電圧印加部周辺以外の低電圧領域では、絶縁距離が余剰となり、機器の高電圧化の際の小型化に影響を与える。
特開2010−219338号公報(以下、特許文献1と呼ぶ)に記載された静止誘導電器では、サージ電圧の印加部である最も高いサージ電圧が掛かるコイルセクションS1、S1’の次のコイルセクションS2、S2’において、最内側のコイル導体を一ターン分除去し、代わりに電界緩和装置を巻き込んで配置している。
特開2010−219338号公報
特許文献1に記載のように、コイル導体を一ターン分除去することによっても上下の最内側のコイル導体間の距離が大きくなって、コイル導体端部の微小ギャップ電界を緩和することができ、さらに、電界緩和装置の電界緩和効果を合わせることでコイル導体端部の微小ギャップ部の電界緩和をさらに向上させることが可能である。このような構造を使えば、巻線の中心軸方向の寸法の減少は期待されるが、しかし、巻線径方向の寸法の減少は限定的である。
機器の高電圧化及び小型化を実現するために、最も高いサージ電圧が掛かるコイルセクションS1、S1’と絶縁筒間の絶縁距離を大きくすることも考えられるが、この間の油ギャップが長くなると破壊電界が低下するという問題もある。さらに、軸方向機械力の維持と冷却通路の確保も重要となる。
そこで、本発明は、機器の高電圧化及び小型化を実現することが可能な静止誘導電器を提供することを目的とする。
本発明は、絶縁性媒体を入れたタンクと、前記タンク内に収納される鉄心と、前記鉄心を中心に被覆絶縁された平角導体を巻回して構成された低圧巻線と、前記低圧巻線の外側であって、前記鉄心を中心に被覆絶縁された平角導体を巻回して構成された高圧巻線と、前記低圧巻線と前記高圧巻線間に設けられた絶縁筒と、前記絶縁筒上に取り付けられた周方向に間隔を置いて前記鉄心軸方向に延びた複数の直線スペーサと、前記直線スペーサ上であって軸方向に間隔を置いて放射状に径方向に延びた前記高圧巻線の一部のセクション間に配置されたコイル間スペーサと、前記高圧巻線の一部のセクション間以外であって他のセクション間に設けられた前記高圧巻線全面に被る折流板と、を備えた静止誘導電器において、前記高圧巻線であって電圧印加部セクションの最内側コイル導体は、他のセクションの最内側のコイル導体と比べて、前記鉄心中心軸から遠い位置に配置され、前記電圧印加部セクションの最内側コイル導体の内側に設けられた部分絶縁筒と、を備えたことを特徴とする。
本発明の静止誘導電器によれば、機器の高電圧化、小型化を実現することができる。
静止誘導電器のうち変圧器の構成を説明する縦断面図である。 静止誘導電器のうち変圧器の巻線構造の縦断面図である。 実施例1の巻線構造の上視図である。 図3の断面Aの縦断面図である。 図3の断面Bの縦断面図である。 実施例2の巻線構造の上視図である。 図6の断面Cの縦断面図である。 実施例3の巻線構造の縦断面図である。 実施例3のハニカム構造を有する部分絶縁筒の上視図である。
以下、図面を用いて本発明の実施例を説明する。なお、各実施例において、同一構成部品には同符号を使用する。
図1に、静止誘導電器のうち変圧器の構成を説明する縦断面図を示す。変圧器は、絶縁性媒体5(例えば油)を入れたタンク4と、このタンク4内に鉄心1と、鉄心1の周囲に巻回された低圧巻線2と高圧巻線3とが収納されて構成されている。このような構成の変圧器において、低圧巻線2と高圧巻線3の間に挟まれた絶縁部材と絶縁性媒体5(絶縁性媒体5は冷却媒体も兼ねている)は、電界が最も高くなる部位である。
図2に、図1における低圧巻線2と高圧巻線3とその間の直線スペーサとコイル間スペーサが配置され、周方向位置の断面を拡大した変圧器の巻線構造の縦断面図を示す。図2に示すように変圧器では低圧巻線2、高圧巻線3、その間に配置された絶縁筒6、巻線を複数個に分割した円板状のコイルセクションとして、その間に配置されたコイル間スペーサ11、コイル間スペーサ11を支持及び固定する直線スペーサ10から構成されている。また、コイル間スペーサ11のようにコイルセクション間に配置されるが、巻線の全面に被る折流板12a、12b、12cが配置され、絶縁性媒体5の通路が形成される。なお、絶縁性媒体5は巻線を冷却する機能も備えている。折流板12aと12bは内側で直線スペーサ10と接触して配置され、外側は高圧巻線3の外側と整列されるように配置される。
折流板12cは外側絶縁筒16と接触して配置され、内側は高圧巻線3の内側と整列されるように配置されている。折流板12a、12b、12cはこのようなジグザグの構成によって、絶縁性媒体5を強制的に、コイルセクションS1、S2、…SnおよびS1’、S2’、…Sn'間に流れるようになっている。
直線スペーサ10は周方向に間隔を置いて鉄心軸方向に延びて複数配置されている。コイル間スペーサ11は周方向に間隔を置いて放射状に配置されて径方向に延びて配置されている。コイル間スペーサ11の間には、高直列容量巻線構造により配置された円板状のコイルセクションS1、S2、…SnおよびS1’、S2’、…Sn'が設けられていて、各コイルa、b、…、a’、b’、…、が配置される。
複数個の円板状のコイルセクションS1〜SnおよびS1’〜Sn’は、それぞれ絶縁被覆した平角導体(コイル)により構成されていて、互いに軸方向に重ねられ、直列接続されて高圧巻線3を構成している。図示はしないが上下端であるコイルセクションSn、Sn’は接地されている。絶縁筒6の内側には絶縁距離Lだけ離れて低圧巻線2が設けられ、高圧巻線3とともに巻線を構成している。
雷サージが侵入した場合には、サージ電圧の印加部であるコイルセクションS1、S1’に最も高いサージ電圧が掛かり、コイルセクションS2、S3およびS2’、S3’の順に次第に分担電圧が低下する。従って、絶縁筒6との絶縁距離LはコイルセクションS1、S1’の最内側のコイル導体8に発生する電界によって絶縁破壊しないよう決定され、高電圧印加部周辺以外の低電圧領域では、絶縁距離が余剰となり、機器の高電圧化及び小型化に影響を与える。
一般的に、上記コイルセクションS1、S2、…Sn、S1’、S2’、…Sn'の最内側コイル導体8は中心軸CL(この場合は鉄心軸と同じ軸)から同じ半径の距離で配置するが、上述したように、最も高いサージ電圧が掛かったコイルセクションS1とS1’及びその周辺部の最内側コイル導体8(コイルa、b、a’、b’)の絶縁距離により決められる。
本実施例では、図4に示すようにコイル導体8のうちコイルa、b、a’、b’は中心軸CLからより遠い距離に配置する。すなわち、側面図を見ると、凹むような構造が一般的に考えられ、このような構造によって、変圧器の耐圧を向上させ、小型化を実現する。
しかし、単にこのような凹む構造をすると、コイルセクションS1、S2、S1’、S2’の最内側コイル導体8(コイルa、b、a’、b’)と絶縁筒6との間に長い油ギャップが生成される。油絶縁系において、電極の対向する面積もしくは距離が増加するにつれ、その絶縁破壊電界の値が低下していく現象が知られている。これは面積或いは距離が増加すると、電極間の弱点が多くなり、そのため、破壊確率が高くなって、破壊電界の値が低下するためである。従って、前記生成された長い油ギャップにより、絶縁破壊電界の値が低下してしまう。
そのため、最も高いサージ電圧が掛かる最内側のコイルセクションS1、S1’のコイル導体8及びその周辺部最内側コイル導体8(コイルa、b、a’、b’)と一定の距離をあけて、部分絶縁筒9を配置する。これにより長い油ギャップが分割される。部分絶縁筒9は絶縁筒6と同じ材質、厚さで構成すれば良い。
また、変圧器が外部短絡を受けると巻線に大電流が流れ、この短絡電流と漏れ磁束密度によって大きい電磁力が発生する。部分絶縁筒9は薄いため、上記発生した大きい電磁力によって部分絶縁筒9の上部の巻線の座屈を発生する恐れがある。そのため、前記部分絶縁筒9の内側に、部分絶縁筒9と接触して、複数の水平絶縁板7を軸方向に沿って、重ねて配置すると、軸方向の機械力による座屈を緩和することができる。部分絶縁筒9は絶縁筒6と同じ材質、厚さで構成すれば良い。
部分絶縁筒9と複数の水平絶縁板7を半径方向に固定するために、部分絶縁筒9と最内側のコイル導体8(コイルa、b、a’、b’)の間に周方向に間隔を置いて軸方向に延びた部分直線スペーサ13を配置する。部分直線スペーサ13は部分絶縁筒9と折流板12cに挟まれている。また折流板12cと外側絶縁筒16とは接触している。複数の水平絶縁板7はコイル間スペーサ11と同じ材質、厚さで構成すれば良い。
複数の水平絶縁板7と部分絶縁筒9と部分直線スペーサ13を軸方向に固定するために、折流板12aと12bと密着して複数の水平絶縁板7と部分絶縁筒9と部分直線スペーサ13を配置する。
図3は図4の巻線構造の上視図である。複数の水平絶縁板7と部分直線スペーサ13の円周方向の配置は図3に示すように構成されている。複数の水平絶縁板7と部分直線スペーサ13は直線スペーサ10とコイル間スペーサ11と同じ径方向であって、周方向に間隔を置いて放射状に延びて配置されるようにすればよい。
図4は周方向に複数の水平絶縁板7と部分直線スペーサ13と直線スペーサ10とコイル間スペーサ11が配置される場所である図3の断面Aの縦断面図を示す。図5は周方向に複数の水平絶縁板7と部分直線スペーサ13と直線スペーサ10とコイル間スペーサ11が配置されない場所である図3の断面Bの縦断面図を示す。
部分直線スペーサ13とコイルセクションS1、S2、S1’、S2’の最内側のコイル導体8(コイルa、b、a’、b’)との間には間隔が設けられて、絶縁性媒体5が流れる通路が作られている。絶縁性媒体5の流路は矢印で示す。なお、絶縁性媒体5は冷却機能も兼ねている。コイルセクションS1、S2、S1’、S2’内の各コイル導体に電流が流れる時に発生した熱は絶縁性媒体5を通じて、このような経路構造で散熱することができる。上記の間隔は絶縁破壊電界への影響及び絶縁性媒体5による冷却効果に支障が無い程度の通路であればよい。
また、この実施例では、部分絶縁筒9と複数の水平絶縁板7を軸方向に固定するために、折流板12aと12bではなく、普通のコイル間スペーサを利用し、その代わりに他のコイル間スペーサを折流板と入れ替えても問題が無い。
実施例1とすることにより、静止誘導電器のうち変圧器に一般的に使用されている絶縁物を利用して、簡単に絶縁耐力向上を図り、小型化をすることができる。
図6は、実施例2における変圧器内部の巻線構造の上視図である。なお、本実施例では、実施例1と同一の要素には同一の符号を付して説明を省略し、異なる部分についてのみ説明する。
実施例2では、部分絶縁筒9の内側に、部分絶縁筒9と接触して、複数に分割されたドーナツ状水平絶縁板14を軸方向に沿って、重ねて配置する。複数のドーナツ状水平絶縁板14は半径方向には部分絶縁筒9と直線スペーサ10と密着して配置する。軸方向は折流板12aと12bと密着して配置する。
図7は周方向に部分直線スペーサ13と直線スペーサ10とコイル間スペーサ11が配置されない場所の図6の断面Cの縦断面図を示す。このような断面図を見ると複数のドーナツ状水平絶縁板14を配置していることが分かる。
実施例2とすることにより、実施例1の多数箇所に複数の水平絶縁板7を配置することより製造工程を簡略化できる。
図8に、実施例3における変圧器内部の巻線構造の縦断面図を示す。なお、本実施例では、実施例1と同一の要素には同一の符号を付して説明を省略し、異なる部分についてのみ説明する。
最も高いサージ電圧が掛かった最内側コイル導体8(コイルa、b、a’、b’)と密着してハニカム構造を有する部分絶縁筒15を配置する。ハニカム構造を有する部分絶縁筒15の内側は直線スペーサ10と密着して配置する。
図9は、ハニカム構造を有する部分絶縁筒15の上視図である。このようなハニカム構造を利用すれば、機械強度を保ちながら大幅に軽量化できる。さらに、冷却媒体を兼ねた絶縁性媒体5を、ハニカム構造を通して流れることで冷却効率向上が期待できる。
ハニカム構造を有する部分絶縁筒15を軸方向に固定するために、コイル間スペーサ11aと11bと密着して配置する。その代わりに、例えば、コイルセクションS3とS4およびS3’とS4’との間に折流板12dと12eを配置する。この折流板の配置場所は特に限定されない。巻線全体の散熱に対して支障が無ければよい。このような構造であれば、ハニカム構造を有する部分絶縁筒15の内部に流れた油はコイル間スペーサ11aと11bが配置されない場所を通して流れることができるため、冷却に支障はない。ハニカム構造を有する部分絶縁筒15の内側は直線スペーサ10と密着して配置する。
実施例3では、機械強度を保ちながら大幅に軽量化、また、冷却媒体を兼ねた絶縁性媒体5が流れる冷却通路を簡単に作成でき、製造工程を簡略化できる。
なお、本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。上記した実施例は本発明を分かりやすく説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることも可能であり、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることも可能である。
1…鉄心
2…低圧巻線
3…高圧巻線
4…タンク
5…絶縁性媒体
6…絶縁筒
7…水平絶縁板
8…コイル導体
9…部分絶縁筒
10…直線スペーサ
11、11a、11b…コイル間スペーサ
12a、12b、12c、12d、12e…折流板
13…部分直線スペーサ
14…ドーナツ状水平絶縁板
15…ハニカム構造を有する部分絶縁筒
16…外側絶縁筒

Claims (7)

  1. 絶縁性媒体を入れたタンクと、
    前記タンク内に収納される鉄心と、
    前記鉄心を中心に被覆絶縁された平角導体を巻回して構成された低圧巻線と、
    前記低圧巻線の外側であって、前記鉄心を中心に被覆絶縁された平角導体を巻回して構成された高圧巻線と、
    前記低圧巻線と前記高圧巻線間に設けられた絶縁筒と、
    前記絶縁筒上に取り付けられた周方向に間隔を置いて前記鉄心軸方向に延びた複数の直線スペーサと、
    前記直線スペーサ上であって軸方向に間隔を置いて放射状に径方向に延びた前記高圧巻線の一部のセクション間に配置されたコイル間スペーサと、
    前記高圧巻線の一部のセクション間以外であって他のセクション間に設けられた前記高圧巻線全面に被る折流板と、
    を備えた静止誘導電器において、
    前記高圧巻線であって電圧印加部セクションの最内側コイル導体は、他のセクションの最内側のコイル導体と比べて、前記鉄心中心軸から遠い位置に配置され、
    前記電圧印加部セクションの最内側コイル導体の内側に設けられた部分絶縁筒と、を備えたことを特徴とする静止誘導電器。
  2. 請求項1の静止誘導電器において、
    前記部分絶縁筒と前記直線スペーサ間に設けられた水平絶縁板と、
    前記部分絶縁筒と前記電圧印加部セクションの最内側コイル導体の間に設けられた部分直線スペーサと、を備えたことを特徴とする静止誘導電器。
  3. 請求項2の静止誘導電器において、
    前記水平絶縁板は、複数の板を軸方向に沿って重ねて配置したことを特徴とする静止誘導電器。
  4. 請求項2の静止誘導電器において、
    前記水平絶縁板は、複数のドーナツ状水平絶縁板を軸方向に沿って重ねて配置したことを特徴とする静止誘導電器。
  5. 請求項3又は4の静止誘導電器において、
    前記水平絶縁板は、前記鉄心軸方向に対して上下にて前記折流板で挟まれていることを特徴とする静止誘導電器。
  6. 請求項1の静止誘導電器において、
    前記部分絶縁筒は、ハニカム構造を有することを特徴とする静止誘導電器。
  7. 請求項1乃至6のいずれか1項における静止誘導電器において、
    前記電圧印加部セクションは、高圧巻線のうち中心から軸方向上下に2ターン分のセクションであることを特徴とする静止誘導電器。
JP2017058392A 2017-03-24 2017-03-24 静止誘導電器 Pending JP2018160644A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017058392A JP2018160644A (ja) 2017-03-24 2017-03-24 静止誘導電器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017058392A JP2018160644A (ja) 2017-03-24 2017-03-24 静止誘導電器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2018160644A true JP2018160644A (ja) 2018-10-11

Family

ID=63796857

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017058392A Pending JP2018160644A (ja) 2017-03-24 2017-03-24 静止誘導電器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2018160644A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20150109090A1 (en) Electrical transformer with a shielded cast coil assembly
US20150109081A1 (en) Cast coil assembly with fins for an electrical transformer
JP2015050451A (ja) 変圧器
US2942213A (en) Winding arrangement for electrical apparatus
KR100881961B1 (ko) 환형유도기기 및 그 제조방법
JP6552779B1 (ja) 静止誘導器
JP2018117052A (ja) 静止誘導電器
JP2018160644A (ja) 静止誘導電器
JP7029920B2 (ja) 変圧器
US10090095B2 (en) Stationary induction electrical apparatus
JP7204954B2 (ja) 静止誘導器
JP6833696B2 (ja) モールドコイル
JP5932515B2 (ja) 油入静止誘導電器
US9099238B2 (en) High voltage insulation system and a high voltage inductive device comprising such an insulation system
JP2013065762A (ja) 静止誘導機器
JP6171384B2 (ja) トランス
JP5885898B1 (ja) 静止誘導機器
JP6246484B2 (ja) 静止誘導電器
JP2019179849A (ja) 静止誘導機器
JP2019102739A (ja) 静止誘導電器
US3466582A (en) Magnetic yoke for shunt reactor
JP5317930B2 (ja) 静止誘導電器
JP2022068559A (ja) ガス絶縁変圧器
WO2018173604A1 (ja) 静止誘導器
WO2017154361A1 (ja) 静止誘導電器