JP2018159670A - 摩耗量測定装置及び摩耗量測定システム - Google Patents

摩耗量測定装置及び摩耗量測定システム Download PDF

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伸介 荒木
直輝 岩下
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直輝 岩下
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Tomokazu Furuhata
知一 古畑
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Abstract

【課題】本発明は、走行中の帯状物の表面の摩耗量を測定でき、かつ移設が比較的容易である摩耗量測定装置及びこの摩耗量測定装置を用いたコンベヤベルトの摩耗量測定システムを提供することを目的とする。【解決手段】本発明の摩耗量測定装置は、走行中の帯状物の表面の摩耗量を測定する摩耗量測定装置であって、上記帯状物表面の検知位置までの距離を測定する非接触変位測定手段と、上記検知位置を少なくとも上記帯状物の幅方向にスライドさせるように上記非接触変位測定手段を首振り可能とする首振り手段とを備える。上記非接触変位測定手段が反射型変位計を有するとよい。上記帯状物がコンベヤベルトの本体ベルトであるとよい。本発明の摩耗量測定システムは、当該摩耗量測定装置と、上記摩耗量測定装置を支持するフレームとを備え、上記フレームがコンベヤベルトの側方に自立可能に構成される。【選択図】図1

Description

本発明は、摩耗量測定装置及び摩耗量測定システムに関する。
例えば物を搬送するコンベヤベルトは、使用するにつれ本体ベルトの外面を構成するカバーゴムが搬送物により摩耗していく。この摩耗量が一定値を超えると、本体ベルト内部に埋設されている帆布、スチールコード等の芯体が露出し、切断され、さらには本体ベルトが切断してしまうおそれがある。本体ベルトが切断するとその復旧に多くの時間と費用とを要する。このため、コンベヤベルトの本体ベルトの摩耗量(残存厚)を定期的に検査し、摩耗量が大きい場合は、本体ベルトの摩耗位置を特定して補修したり、本体ベルトの交換を行ったりすることが必要である。
コンベヤベルトの摩耗量測定装置としては、本体ベルトの内面に当接部材を当接させ、回転ローラを有する摩耗量検知器により本体ベルトを上記当接部材との間に挟み込みながら上記摩耗量検知器を本体ベルトの幅方向に回転ローラで移動させつつ本体ベルトの摩耗量を測定する装置が提案されている(特開2016−88722号公報参照)。
この従来の摩耗量測定装置は、本体ベルトに接触して測定するため、測定を行う場合には本体ベルトを停止して行う必要がある。また、コンベヤベルトを走行方向に渡って検査するには、本体ベルトの移動と測定とを繰り返し行う必要があるため、検査に時間を要する。このため、上記従来の摩耗量測定装置では、コンベヤベルトの停止期間が長くなり、コンベヤベルトの搬送効率が低下する。
また、コンベヤベルトは、用途、設置場所等に応じて本体ベルトの幅が異なる。上記従来の摩耗量測定装置では、本体ベルトに当接部材を当接させるので、この当接部材は本体ベルトの幅に応じて大きさを変える必要がある。また、本体ベルトの幅が同じであったとしても、本体ベルトを挟み込むように当接部材と摩耗量検知器とを固定するため、上記従来の摩耗量測定装置は移設することが難しい。つまり、上記従来の摩耗量測定装置は、定期的に使用される、すなわち常時使用されないにも関わらず、個々のコンベヤベルトに対して設置する必要があり、摩耗量測定装置を設置するコストが増大し易い。
特開2016−88722号公報
本発明は、以上のような事情に基づいてなされたものであり、走行中の帯状物の表面の摩耗量を測定でき、かつ移設が比較的容易である摩耗量測定装置及びこの摩耗量測定装置を用いたコンベヤベルトの摩耗量測定システムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するためになされた発明は、走行中の帯状物の表面の摩耗量を測定する摩耗量測定装置であって、上記帯状物表面の検知位置までの距離を測定する非接触変位測定手段と、上記検知位置を少なくとも上記帯状物の幅方向にスライドさせるように上記非接触変位測定手段を首振り可能とする首振り手段とを備える。
当該摩耗量測定装置は、非接触変位測定手段を用いて帯状物表面の検知位置までの距離を測定し、帯状物の厚みを算出できる。当該摩耗量測定装置は、この帯状物の厚みの変化により摩耗量を検査できる。また、当該摩耗量測定装置は、変位測定手段が非接触であるので、走行中の帯状物を停止させることなく検査が行える。従って、当該摩耗量測定装置は、効率的に検査可能である。また、当該摩耗量測定装置は、首振り手段により検知位置を少なくとも上記帯状物の幅方向にスライドさせる。このため、当該摩耗量測定装置は、首振り手段の首振り角度を変えることで帯状物の幅によらず同じ摩耗量測定装置で測定が行える。また、非接触変位測定手段を用いているので、当該摩耗量測定装置は、移設が容易である。従って、当該摩耗量測定装置は、1台で異なる帯状物の検査を行うことができるので、測定装置の設置コストが抑止できる。さらに、当該摩耗量測定装置は、首振り手段により検知位置を少なくとも上記帯状物の幅方向にスライドさせるので、帯状物の厚み及び摩耗量の幅方向分布を測定することができる。また、帯状物は走行時には、左右に振動し、帯状物の端部の位置が固定しないが、当該摩耗量測定装置では帯状物の厚みの幅方向の分布からエッジ位置を特定することができる。このため、走行中の帯状物を測定する場合であってもエッジ位置を基準とした摩耗位置を特定することができる。従って、当該摩耗量測定装置は、走行中の帯状物を測定する場合であっても摩耗位置の特定精度に優れる。
上記非接触変位測定手段が反射型変位計を有するとよい。反射型変位計は、レーザー光を用いて帯状物表面の検知位置までの距離を比較的容易かつ精度よく計測できる。従って、摩耗量の測定精度が向上する。
上記非接触変位測定手段が上記反射型変位計のレーザー光を上記検知位置に反射させる鏡をさらに有し、上記首振り手段が上記鏡を首振り可能に構成されるとよい。このように首振り可能な鏡を用いることで、反射型変位計を首振り可能に構成するより首振り部を小さくかつ軽くすることができるので、高速に首振りが行える。従って、帯状物の幅方向に検知位置を速やかにスライドできるので、摩耗量の測定精度が向上する。
1対の上記非接触変位測定手段及び上記首振り手段を備え、1対の上記非接触変位測定手段が上記帯状物の両面までの距離をそれぞれ検知するとよい。このように1対の上記非接触変位測定手段及び上記首振り手段により上記帯状物の両面までの距離をそれぞれ検知することで、帯状物の厚みを精度よく測定することができる。従って、摩耗量の測定精度が向上する。
上記首振り手段が平面視で帯状物の走行方向の中心軸上に位置するとよい。このように上記首振り手段を平面視で帯状物の走行方向の中心軸上に位置させることで、非接触変位測定手段の測定方向と帯状物の表面とのなす角度が帯状物の端面において浅くなり過ぎることを抑止できる。従って、摩耗量の測定精度が向上する。
上記帯状物がコンベヤベルトの本体ベルトであるとよい。当該摩耗量測定装置は、コンベヤベルトの本体ベルトの摩耗量測定に好適に用いることができる。
上記課題を解決するためになされた別の発明は、当該摩耗量測定装置と、上記摩耗量測定装置を支持するフレームとを備え、上記フレームがコンベヤベルトの側方に自立可能に構成される摩耗量測定システムである。
当該摩耗量測定システムは、当該摩耗量測定装置を備えるので、本体ベルトの幅によらず同じ摩耗量測定装置で測定が行える。また、当該摩耗量測定システムは、コンベヤベルトの側方に自立可能なフレームを備えるので、コンベヤベルトの側方に立設することで容易に摩耗量測定が行える。従って、当該摩耗量測定システムは、移設が容易であり、1台で異なるコンベヤベルトの検査を効率よく行うことができる。
以上説明したように、本発明の摩耗量測定装置は、走行中の帯状物の表面の摩耗量を測定でき、かつ移設が比較的容易である。また、上記摩耗量測定装置を備える本発明の摩耗量測定システムは、コンベヤベルトの摩耗量測定に好適に用いられる。
本発明の一実施形態に係る摩耗量測定システムを示す模式的断面図である。 図1の摩耗量測定システムの模式的側面図である。 図1の摩耗量測定システムの本体ベルトの厚さの算出方法を示す説明図である。 図1とは異なる摩耗量測定システムを示す模式的断面図である。 図1及び図4とは異なる摩耗量測定システムを示す模式的断面図である。 図1、図4及び図5とは異なる摩耗量測定システムを示す模式的断面図である。 図6の摩耗量測定システムの模式的側面図である。
[第1実施形態]
以下、本発明の第1実施形態を適宜図面を参照しつつ詳説する。
〔摩耗量測定システム〕
図1及び図2に示す摩耗量測定システム1は、それ自体が別の本発明に係る摩耗量測定装置10と、当該摩耗量測定装置10を支持するフレーム20とを備える。当該摩耗量測定システム1は、コンベヤベルトXの本体ベルトX1の摩耗量を測定する。
<コンベヤベルト>
コンベヤベルトXは、帯状体である本体ベルトX1が1対のプーリX2間に架け渡され、走行可能に構成される。また、図2に示すようにコンベヤベルトXは、必要に応じてプーリX2間の本体ベルトX1を下方から支持する支持ローラX3を備えてもよい。
本体ベルトX1は、内部に帆布や金属コード等の芯体を有してもよいが、少なくとも外面及び内面がカバーゴムで構成される。上記本体ベルトX1のカバーゴムの材質としては、可撓性及び弾性を有する限り特に限定されないが、例えば天然ゴム、ブタジエンゴム(BR)、スチレン−ブタジエンゴム(SBR)、エチレン−プロピレンゴム(EPM、EPDM)、イソプレンゴム(IR)、アクリロニトリル−ブタジエン系ゴム(NBR、NIR等)等を単独又は混合して用いることができる。また、本体ベルトX1は多層構造としてもよい。
上記本体ベルトX1の幅は、搬送物の大きさや時間当たりの搬送量等により決まるが、例えば300mm以上3000mm以下とできる。また、上記本体ベルトX1の長さは、搬送物を搬送する距離により決まるが、例えば10m以上40000m以下とできる。
上記本体ベルトX1の平均厚さの下限としては、8mmが好ましく、10mmがより好ましい。一方、上記本体ベルトX1の平均厚さの上限としては、50mmが好ましく、30mmがより好ましい。上記本体ベルトX1の平均厚さが上記下限未満であると、上記本体ベルトX1の強度が不足するおそれがある。逆に、上記本体ベルトX1の平均厚さが上記上限を超えると、上記本体ベルトX1の可撓性が不足し、プーリX2の外周に巻き付けることが困難となるおそれがある。
また、上記本体ベルトX1には、例えば複数のスチールコード等が走行方向と平行になるように埋設されていてもよい。このように複数のスチールコードを埋設することで上記本体ベルトX1に加わる張力を保持でき、幅広のベルトや長距離搬送を行うベルトが実現できる。
上記プーリX2及び支持ローラX3の材質としては、上記本体ベルトX1を駆動又は支持できる限り特に限定されないが、例えば鋼等の金属を用いることができる。
上記プーリX2の径は、コンベヤベルトXの用途等に応じて適宜決定されるが、上記プーリX2の径の下限としては、80mmが好ましく、100mmがより好ましい。一方、上記プーリX2の径の上限としては、3000mmが好ましく、2500mmがより好ましい。上記プーリX2の径が上記下限未満であると、本体ベルトX1の走行速度を高めるためには高速回転が必要となるため、エネルギー消費が不要に増大するおそれがある。一方、上記プーリX2の径が上記上限を超えると、コンベヤベルトXの高さが不要に高くなり、設置が困難となるおそれがある。
<摩耗量測定装置>
当該摩耗量測定装置10は、走行中の本体ベルトX1の表面の摩耗量を測定する装置である。当該摩耗量測定装置10は、上記本体ベルトX1両面の検知位置Yまでの距離を測定する1対の非接触変位測定手段11と、上記検知位置Yを上記本体ベルトX1の幅方向にスライドさせるように上記非接触変位測定手段11を首振り可能とする1対の首振り手段12と、上記非接触変位測定手段11及び首振り手段12を制御する制御部13とを主に備える。
上記1対の非接触変位測定手段11及び首振り手段12は、一方の非接触変位測定手段11及び首振り手段12が本体ベルトX1の内面側に配設され、他方の非接触変位測定手段11及び首振り手段12が本体ベルトX1の外面側に上記一方の非接触変位測定手段11及び首振り手段12と対向するように配設される。つまり、上記1対の非接触変位測定手段11及び首振り手段12は、上記本体ベルトX1を挟み込むように配設される。このように配設することで、1対の上記非接触変位測定手段11が上記本体ベルトX1の両面までの距離をそれぞれ検知できる。従って、当該摩耗量測定装置10は、上記本体ベルトX1の厚みを精度よく測定することができるので、摩耗量の測定精度が向上する。
上記1対の非接触変位測定手段11及び首振り手段12が上記本体ベルトX1を挟み込む位置としては、1対のプーリX2の上側間に架け渡される本体ベルトX1の送り側部分にあってもよいが、1対のプーリX2の下側間に架け渡される本体ベルトX1の戻り側部分にあることが好ましい。上記挟み込み位置をこのように戻り側部分に位置させることで、搬送中のコンベヤベルトXであっても測定を行うことができる。
(非接触変位測定手段)
非接触変位測定手段11は、反射型変位計11aと鏡11bとを有する。
上記反射型変位計11aは、レーザー光Lを鏡11bに照射する。また、上記鏡11bは、上記反射型変位計11aのレーザー光Lを上記検知位置Yに反射させる。上記検知位置Yでの反射光は上記鏡11bを介して上記反射型変位計11aに戻り、上記反射型変位計11aは、この反射光の受光により検知位置Yまでの距離を計測することができる。このように当該摩耗量測定装置10は、反射型変位計11a及び鏡11bを用いることで、レーザー光Lを用いて本体ベルトX1表面の検知位置Yまでの距離を比較的容易かつ精度よく計測できる。
上記反射型変位計11aは、上記反射型変位計11aから鏡11bへ進むレーザー光Lが水平方向となるようにフレーム20に固定されるとよい。このように上記反射型変位計11aを固定することで、レーザー光Lの光路長を最小化できるので、当該摩耗量測定装置10の摩耗量の測定精度が向上する。
(首振り手段)
首振り手段12は、上記鏡11bを首振り可能に構成する。具体的には、首振り手段12は、上記反射型変位計11aが照射するレーザー光Lを鏡11bで反射することで本体ベルトX1表面の検知位置Yが本体ベルトX1の幅方向全体をスライドするように、図1の角度Kの範囲内で鏡11bを首振りする。このように上記首振り手段12が上記鏡11bを首振り可能に構成されることで、反射型変位計11aを直接首振り可能に構成するより首振り部を小さくかつ軽くすることができるので、高速に首振りが行える。従って、本体ベルトX1の幅方向に検知位置Yを速やかにスライドできるので、摩耗量の測定精度が向上する。
このような首振り手段12としては、特に限定されないが、例えば公知のサーボモータ等を用いることができる。
上記1対の首振り手段12はフレーム20から延びる支持棒14により固定され、フレーム20の配設位置を調整することで本体ベルトX1の内面側及び外面側に対向して配設される。上記首振り手段12は、図1に示すように平面視で本体ベルトX1の走行方向の中心軸上に位置するとよい。このように上記首振り手段12を平面視で本体ベルトX1の走行方向の中心軸上に位置させることで、検知位置Yにおけるレーザー光Lと本体ベルトX1の表面とのなす角度(図1の角度ψ)が本体ベルトX1の端面において浅くなり過ぎることを抑止できる。従って、当該摩耗量測定装置10の摩耗量の測定精度が向上する。
上記首振り手段12の首振りによりスライドする検知位置Yのスライド方向としては、特に限定されないが、本体ベルトX1の中心軸に対し垂直方向が好ましい。このように上記スライド方向を本体ベルトX1の中心軸に対し垂直方向とすることで、スライドする距離を最小化できるので、当該摩耗量測定装置10の摩耗量の測定効率を高められる。
上記首振り手段12が固定する鏡11bと本体ベルトX1との距離の下限としては、70mmが好ましく、150mmがより好ましい。一方、上記鏡11bと本体ベルトX1との距離の上限としては、2500mmが好ましく、2000mmがより好ましい。上記鏡11bと本体ベルトX1との距離が上記下限未満であると、本体ベルトX1の端部を測定する際に上記角度ψが小さくなり過ぎ、当該摩耗量測定装置10の摩耗量の測定精度が低下するおそれがある。逆に、上記鏡11bと本体ベルトX1との距離が上記上限を超えると、首振り手段12及び鏡11bをプーリX2に架け渡された本体ベルトX1の内面側に配設することが困難となるおそれがある。
なお、本体ベルトX1の外面側の測定に用いられる首振り手段12が固定する鏡11bと本体ベルトX1との距離と、本体ベルトX1の内面側の測定に用いられる首振り手段12が固定する鏡11bと本体ベルトX1との距離とは、異なってもよいが、等しくすることが好ましい。これらの距離を等しくすることで、1対の首振り手段12の首振り動作を同期させ易くなるので、後述する制御部13の制御が容易化できる。
検知位置Yにおけるレーザー光Lと本体ベルトX1の表面とのなす角度ψの下限としては、5度が好ましく、10度がより好ましく、30度がさらに好ましい。上記角度ψが上記下限未満であると、当該摩耗量測定装置10の摩耗量の測定精度が低下するおそれがある。一方、上記角度ψの上限は特に限定されず、90度であってもよい。
(制御部)
制御部13は、フレーム20に固定されている。制御部13は、例えばマイコンにより構成され、1対の非接触変位測定手段11及び首振り手段12を制御し、本体ベルトX1の厚みを測定する。
具体的には、制御部13は、1対の首振り手段12の首振り角度θを、本体ベルトX1の両面の検知位置Yを対向させつつ本体ベルトX1の幅方向にスライドさせ、非接触変位測定手段11から照射されるレーザー光Lの反射光を受光し、それぞれの上記本体ベルトX1の両面の検知位置Yまでの距離を測定する。なお、両面の上記検知位置Yは測定精度の観点から本体ベルトX1の幅方向に対向していることが好ましい。
本体ベルトX1の検知位置Yを幅方向にスライドさせる際に本体ベルトX1の端部で折り返す方法としては、首振り手段12の首振り角度θの最大振れ幅を予め設定する方法を用いることもできるが、本体ベルトX1の検知位置Yまでの距離から判断することもできる。つまり、本体ベルトX1の端部から外れると本体ベルトX1の検知位置Yまでの距離が急に大きくなる、あるいは距離が大き過ぎて測定できなくなるため、この距離が急に大きくなる位置を検出して折り返す方法を用いてもよい。このように首振り手段12の首振り角度θの最大振れ幅を本体ベルトX1の検知位置Yまでの距離で判断することで、本体ベルトX1の幅に応じて振れ幅を予め設定する必要がない。このため、複数の本体ベルトX1の摩耗量を順に測定する場合において測定に先立ち首振り角度θの振れ幅を予め調整する必要がなく、効率的に測定できる。
また、本体ベルトX1の端部から外れると本体ベルトX1の検知位置Yまでの距離が急に大きくなることから、当該摩耗量測定装置10では例えば本体ベルトX1の厚みの幅方向の分布から本体ベルトX1のエッジ位置(本体ベルトX1の端部)を特定することができる。本体ベルトX1は走行時には、左右に振動し、本体ベルトX1の端部の位置が固定しないが、この特定されたエッジ位置を基準とすることで、走行中の本体ベルトX1を測定する場合であっても摩耗位置を特定することができる。
図3に示すように1対の非接触変位測定手段11により測定される上記本体ベルトX1の内面の検知位置Yまでの距離L1[mm]及び上記本体ベルトX1の外面の検知位置Yまでの距離L2[mm]を用いて、制御部13は本体ベルトX1の厚さT[mm]を式(1)に示す算出式で算出する。ここで、
D:1対の鏡11b間の対向距離[mm]
H1:本体ベルト内面側の反射型変位計11aと鏡11bとの対向距離[mm]
H2:本体ベルト外面側の反射型変位計11aと鏡11bとの対向距離[mm]
θ1:本体ベルト内面側の首振り角度[rad]
θ2:本体ベルト外面側の首振り角度[rad]
である。なお、上記首振り角度θは本体ベルトX1表面に対して鉛直方向を基準とする。
Figure 2018159670
当該摩耗量測定装置10は、この本体ベルトX1の厚さの経時変化を測定することで、本体ベルトX1の摩耗量が測定できる。
上記制御部13により本体ベルトX1の検知位置Yを幅方向にスライドさせる往復時間は本体ベルトX1の幅にもよるが、上記往復時間の下限としては、0.05秒が好ましく、0.1秒がより好ましい。一方、上記往復時間の上限としては、5秒が好ましく、1秒がより好ましい。上記往復時間が上記下限未満であると、首振り手段12による首振り動作を高速に行う必要があるため、当該摩耗量測定装置10の製造コストが上昇するおそれがある。逆に、上記往復時間が上記上限を超えると、本体ベルトX1が走行しているため、測定されない部分が増大するおそれや、全体を測定するためには本体ベルトX1を数十周にわたって走行させる必要が生じ、測定効率が低下するおそれがある。
上記制御部13による測定は、本体ベルトX1の幅方向に連続的に行ってもよいが離散的に行ってもよい。本体ベルトX1の幅方向に離散的に行う場合、幅方向の測定点数の下限としては、20が好ましく、25がより好ましい。一方、幅方向の測定点数の上限としては、50が好ましく、40がより好ましい。上記測定点数が上記下限未満であると、幅方向の本体ベルトX1の厚みや摩耗量の分布が十分に得られず、摩耗量が大きい箇所を見落とすおそれがある。逆に、上記測定点数が上記上限を超えると、測定効率が低下するおそれがある。
また、本体ベルトX1の同一箇所は常時繰返し測定を行ってもよいが、期間を空けて定期的に行ってもよい。期間を空けて定期的に行う場合、管理コスト等の観点から例えば1日に1回、1ヶ月に1回程度の測定とできる。
なお、制御部13は例えばロータリエンコーダ等の角度検出器をさらに備え、制御部13が制御する首振り角度と実際の首振り角度との補正を行いつつ首振り角度θを決定してもよい。このように角度検出器をさらに備えることで、当該摩耗量測定装置10の測定精度を向上させることができる。
<フレーム>
フレーム20は、当該摩耗量測定装置10を支持し、コンベヤベルトXの側方の床面Gに自立可能に構成される。
上記フレーム20の材質としては、特に限定されないが、ステンレス、アルミニウム等の金属を用いることができる。中でも移設し易さの観点から軽量であるアルミニウムが好ましい。
上記フレーム20は、1対の非接触変位測定手段11及び首振り手段12の高さをそれぞれ独立に制御できるように高さ方向に伸縮できるとよい。このような伸縮構造には、例えば公知のテレスコピック構造を用いることができる。また、この高さは、1対の非接触変位測定手段11及び首振り手段12が下側の本体ベルトX1、すなわち返送時の本体ベルトX1を測定するように構成されるとよい。このように下側の本体ベルトX1を測定するように構成することで、コンベヤベルトXが搬送物を搬送中であっても、当該摩耗量測定システム1により摩耗量を測定できるので、効率的に摩耗量の測定を行える。
当該摩耗量測定システム1は、図2に示すようにコンベヤベルトXの側方のうち上下の本体ベルトX1間に空隙がある位置、つまり駆動装置を伴うプーリX2が存在しない位置の側方に立設するとよい。また、当該摩耗量測定システム1は、本体ベルトX1の検知位置Yにおける幅方向の撓みが比較的小さく、かつ搬送物の影響を受け難い位置の側方に立設することが好ましい。このような位置としては、本体ベルトX1の戻り側部分で、駆動装置を伴わないプーリX2や支持ローラX3の近傍を挙げることができる。
本体ベルトX1の検知位置Yにおける幅方向の撓みの上限としては、7cmが好ましく、5cmがより好ましい。上記撓みが上記上限を超えると、当該摩耗量測定システム1の摩耗量の測定精度が低下するおそれがある。一方、上記撓みの下限は特に限定されず、0cmとできる。なお上記撓みは、プーリX2に近い位置において減少するため、当該摩耗量測定システム1の立設位置を調整することで調整できる。
<利点>
当該摩耗量測定装置10は、非接触変位測定手段11を用いて本体ベルトX1表面の検知位置Yまでの距離を測定し、本体ベルトX1の厚みを算出できる。当該摩耗量測定装置10は、この本体ベルトX1の厚みの変化により摩耗量を検査できる。また、当該摩耗量測定装置10は、変位測定手段が非接触であるので、走行中の本体ベルトX1を停止させることなく検査が行える。従って、当該摩耗量測定装置10は、効率的に検査可能である。また、当該摩耗量測定装置10は、首振り手段12により検知位置Yを少なくとも上記本体ベルトX1の幅方向にスライドさせる。このため、当該摩耗量測定装置10は、首振り手段12の首振り角度θを変えることで本体ベルトX1の幅によらず同じ摩耗量測定装置10で測定が行える。また、非接触変位測定手段11を用いているので、当該摩耗量測定装置10は、移設が容易である。従って、当該摩耗量測定装置10は、1台で異なる本体ベルトX1の検査を行うことができるので、測定装置の設置コストが抑止できる。さらに、当該摩耗量測定装置10は、首振り手段12により検知位置Yを少なくとも上記本体ベルトX1の幅方向にスライドさせるので、本体ベルトX1の厚み及び摩耗量の幅方向分布を測定することができる。また、本体ベルトX1は走行時には、左右に振動し、本体ベルトX1端部の位置が固定しないが、当該摩耗量測定装置10では本体ベルトX1の厚みの幅方向の分布からエッジ位置を特定することができる。このため、走行中の本体ベルトX1を測定する場合であってもエッジ位置を基準とした摩耗位置を特定することができる。従って、当該摩耗量測定装置10は、走行中の帯状物を測定する場合であっても摩耗位置の特定精度に優れる。
また、当該摩耗量測定システム1は、コンベヤベルトXの側方に自立可能なフレーム20を備えるので、コンベヤベルトXの側方に立設することで容易に摩耗量測定が行える。従って、当該摩耗量測定システム1は移設が容易であり、1台で異なるコンベヤベルトXの検査を効率よく行うことができる。
[第2実施形態]
以下、本発明の第2実施形態を適宜図面を参照しつつ詳説する。
図4に示す摩耗量測定システム2は、それ自体が別の本発明に係る摩耗量測定装置30と、当該摩耗量測定装置30を支持するフレーム20とを備える。当該摩耗量測定システム2は、摩耗量測定装置30の非接触変位測定手段11及び首振り手段12の配設位置以外は、図1に示す摩耗量測定システム1と同様に構成できるため、同一符号を付して説明を省略する。
当該摩耗量測定システム2では、1対の非接触変位測定手段11を構成する1対の反射型変位計11aは、それぞれ鉛直方向上向き又は下向きにレーザー光Lを照射できるようにフレーム20に配設される。また、上記1対の非接触変位測定手段11を構成する1対の鏡11bは、それぞれ1対の反射型変位計11aのレーザー光Lを本体ベルトX1の検知位置Yに反射できるようにフレーム20に配設される。また、1対の首振り手段12は、上記1対の鏡11bを首振り可能とするように構成され、フレーム20に配設される。このように当該摩耗量測定システム2では、非接触変位測定手段11及び首振り手段12がフレーム20に沿って鉛直方向に配設される。
<利点>
当該摩耗量測定システム2では、非接触変位測定手段11及び首振り手段12がフレーム20に沿って鉛直方向に配設されるので、首振り手段12や鏡11bを上下の本体ベルトX1間に挿入することなく摩耗量の測定が行える。従って、当該摩耗量測定システム2は移設をさらに容易化できる。また、非接触変位測定手段11及び首振り手段12が、本体ベルトX1の直下に位置しないため、反射型変位計11aのレーザー光Lの照射部分や受光部分、及び鏡11bの反射面が汚れ難い。従って、当該摩耗量測定システム2の時間経過による測定精度の低下を抑止できる。
[第3実施形態]
図5に示す摩耗量測定システム3は、非接触変位測定手段11及び首振り手段12をそれぞれ4基用いて構成されている。この4基の非接触変位測定手段11及び首振り手段12は、1対のフレーム20にそれぞれ2基ずつ配設されている。当該摩耗量測定システム3は、4基の非接触変位測定手段11及び首振り手段12を用いた以外は、図4に示す摩耗量測定システム2と同様に構成できるため、同一符号を付して説明を省略する。
当該摩耗量測定システム3では、この1対のフレーム20がコンベヤベルトXの一方の側方と他方の側方とにそれぞれ1つずつコンベヤベルトXを挟むように配設される。上記1対のフレーム20はそれぞれコンベヤベルトXの任意の位置に立設してもよいが、本体ベルトX1の幅方向に対向するように立設することが好ましい。このように1対のフレーム20を立設することで、それぞれのフレーム20に固定された非接触変位測定手段11及び首振り手段12により測定される検知位置Yが本体ベルトX1の幅方向に連続するので、制御部13の制御が容易化できる。
また、当該摩耗量測定システム3では、1対のフレーム20に固定された非接触変位測定手段11及び首振り手段12により測定される検知位置Yが本体ベルトX1の幅方向全体に位置するように4基の首振り手段12の首振り角度θを決定するとよい。それぞれのフレーム20に固定されている非接触変位測定手段11及び首振り手段12が測定する検知位置Yに重複があってもよいが、図5に示すように本体ベルトX1の中心軸により2つの領域に分け、検知位置Yがそれぞれのフレーム20に近い側の領域の幅方向全体に位置するように首振り角度θを決定するとよい。このように検知位置Yをそれぞれのフレーム20に近い側の領域全体に位置させることで、検知位置Yにおけるレーザー光Lと本体ベルトX1の表面とのなす角度ψが本体ベルトX1の中心軸において浅くなり過ぎることを抑止できる。従って、当該摩耗量測定システム3の摩耗量の測定精度がさらに向上する。
<利点>
当該摩耗量測定システム3では、1対のフレーム20を用いてコンベヤベルトXの両側方から摩耗量を測定するので、検知位置Yにおけるレーザー光Lと本体ベルトX1の表面とのなす角度ψが本体ベルトX1の中心軸において浅くなり過ぎることを抑止でき、当該摩耗量測定システム3の摩耗量の測定精度が向上する。
[第4実施形態]
図6及び図7に示す摩耗量測定システム4は、それ自体が別の本発明に係る摩耗量測定装置40と、当該摩耗量測定装置40を支持するフレーム20とを備える。当該摩耗量測定システム4は、摩耗量測定装置40がそれぞれ1基の非接触変位測定手段11及び首振り手段12を有する以外は、図1に示す摩耗量測定システム1と同様に構成できるため、同一符号を付して説明を省略する。
当該摩耗量測定システム4では、1基の非接触変位測定手段11及び首振り手段12を用いて本体ベルトX1の摩耗量を測定する。当該摩耗量測定システム4では、検知位置YとプーリX2との間に本体ベルトX1が位置するようにして摩耗量を測定する。つまり、当該摩耗量測定システム4のフレーム20は、コンベヤベルトXのプーリX2の側方に立設される。このように構成することで、本体ベルトX1の位置が固定され易くなるので、1基の非接触変位測定手段11及び首振り手段12で行う摩耗量の測定精度を向上することができる。
当該摩耗量測定システム4の検知位置Yは、プーリX2との間に本体ベルトX1が位置すれば特に限定されないが、図6に示すようにプーリX2の下側とすることが好ましい。上記検知位置Yをこのような位置とすることで、コンベヤベルトXが搬送物を搬送中であっても、当該摩耗量測定システム4により摩耗量を測定できるので、効率的に摩耗量の測定を行える。
当該摩耗量測定システム4では、制御部13は非接触変位測定手段11により測定される上記本体ベルトX1の検知位置Yまでの距離L0[mm]を用いて、上記本体ベルトX1の厚さT[mm]を以下の式(2)で算出する。ここで、
D0:鏡11bとプーリX2表面との間の距離[mm]
H0:反射型変位計11aと鏡11bとの対向距離[mm]
θ :首振り角度[rad]
である。なお、上記首振り角度θは本体ベルトX1表面に対して鉛直方向を基準とする。
Figure 2018159670
当該摩耗量測定システム4は、この本体ベルトX1の厚さの経時変化を測定することで、本体ベルトX1の摩耗量が測定できる。
<利点>
当該摩耗量測定システム4は、1基の非接触変位測定手段11及び首振り手段12で摩耗量を測定できるので、測定装置の設置コストをさらに抑止できる。
[その他の実施形態]
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、上記態様の他、種々の変更、改良を施した態様で実施することができる。
上記実施形態では非接触変位測定手段が鏡を有する場合を説明したが、鏡は必須の構成要素ではなく、省略可能である。この場合、例えば首振り手段が反射型変位計を直接首振りさせる構成とすることができる。
また、上記実施形態では非接触変位測定手段が反射型変位計と鏡とを有する場合を説明したが、超音波等の他の非接触で距離測定が可能な測定手段を用いることもできる。
上記実施形態ではコンベヤベルトの本体ベルトの全幅を測定する場合を説明したが、本体ベルトの一部、例えば搬送物が載置される部分のみを測定してもよい。
上記実施形態では、コンベヤベルトの本体ベルトの摩耗量を測定する場合を説明したが、摩耗量の測定対象はコンベヤベルトの本体ベルトには限定されない。例えば本発明の摩耗量測定装置は、織物、シート等の帯状物の全幅及び全長に渡る摩耗量測定に用いることもできる。
本発明の摩耗量測定装置は、走行中の帯状物の表面の摩耗量を測定でき、かつ移設が比較的容易である。また、上記摩耗量測定装置を備える本発明の摩耗量測定システムは、コンベヤベルトの摩耗量測定に好適に用いられる。
1、2、3、4 摩耗量測定システム
10、30、40 摩耗量測定装置
20 フレーム
11 非接触変位測定手段
11a 反射型変位計
11b 鏡
12 首振り手段
13 制御部
14 支持棒
X コンベヤベルト
X1 本体ベルト
X2 プーリ
X3 支持ローラ
Y 検知位置
G 床面
L レーザー光
K、θ、ψ 角度

Claims (7)

  1. 走行中の帯状物の表面の摩耗量を測定する摩耗量測定装置であって、
    上記帯状物表面の検知位置までの距離を測定する非接触変位測定手段と、
    上記検知位置を少なくとも上記帯状物の幅方向にスライドさせるように上記非接触変位測定手段を首振り可能とする首振り手段と
    を備える摩耗量測定装置。
  2. 上記非接触変位測定手段が反射型変位計を有する請求項1に記載の摩耗量測定装置。
  3. 上記非接触変位測定手段が上記反射型変位計のレーザー光を上記検知位置に反射させる鏡をさらに有し、
    上記首振り手段が上記鏡を首振り可能に構成される請求項2に記載の摩耗量測定装置。
  4. 1対の上記非接触変位測定手段及び上記首振り手段を備え、
    1対の上記非接触変位測定手段が上記帯状物の両面までの距離をそれぞれ検知する請求項1、請求項2又は請求項3に記載の摩耗量測定装置。
  5. 上記首振り手段が平面視で帯状物の走行方向の中心軸上に位置する請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の摩耗量測定装置。
  6. 上記帯状物がコンベヤベルトの本体ベルトである請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の摩耗量測定装置。
  7. 請求項6に記載の摩耗量測定装置と、
    上記摩耗量測定装置を支持するフレームとを備え、
    上記フレームがコンベヤベルトの側方に自立可能に構成される摩耗量測定システム。

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