JP2018159502A - 接続部材が撤去対象であるか否かを判定する方法および接続部材の撤去方法 - Google Patents
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Abstract
Description
第2接続部材ペア間に電流が流れないことで、第1接続部材ペアと第2接続部材ペアとが同一の系統であると判定できる。
構成に限定されない。
図1Aは、建物1に設置された空調システム100の一例を示す概略図である。建物1には、部屋2a、2bが設けられている。空調システム100は、室外機10a、10bと室内機20a、20b、20c、20dと冷媒管30a、30bと内外渡り配線40a、40bとを備える。室外機10aと室内機20a、20bとは冷媒管30aおよび内外渡り配線40aによって接続され、室外機10bと室内機20c、20dとは冷媒管30bおよび内外渡り配線40bによって接続される。冷媒管30a、30bは、室外機10a、10bによって冷却された冷媒を室内機20a、20b、20c、20dへ送る液管31a、31bと、室内機20a、20b、20c、20dによって部屋2a、2b内の空気から受熱した冷媒を室外機10a、10bへ送るガス管32a、32bとを含む。以下、本明細書において、室外機10a、10bを総称して室外機10と称し、室内機20a、20b、20c、20dを総称して室内機20と称し、冷媒管30a、30bを総称して冷媒管30と称する。さらに、液管31a、31bを総称して液管31と称し、ガス管32a、32bを総称してガス管32と称し、内外渡り配線40a、40bを総称して内外渡り配線40と称する。なお、以下の説明では室内機20は冷房機として説明するが、室内機20は暖房機であってもよい。液管31とガス管32とを含む冷媒管30および内外渡り配線40は、「接続部材」の一例である。室外機10と室内機20とは、液管31、ガス管32および内外渡り配線40によって例示される複数経路の接続部材によって接続されているということができる。
って受熱した冷媒50は、ガス管32を介して室内機20から室外機10へ送られる。
aに接続されていた冷媒管30aの近くに移動する。OP22では、作業員400b(図中では、作業員2と記載)は、建物1に配置された冷媒管30のうち、撤去対象と思われる冷媒管30の室内機20側に移動する。
理解できるように、作業員400aが導線で液管31およびガス管32を接続したタイミングで作業員400bのテスター300が電流を検知し、作業員400aが液管31およびガス管32から導線を外したタイミングで作業員400bのテスター300が電流を検知しなくなることで、作業員400bが撤去対象と判断した冷媒管30が作業員400aが導線を接続した冷媒管30と同一系統であるか否かが判定できる。作業員400bは、作業員400aが導線を接続したり外したりするタイミングを、例えば、携帯電話によって例示される通信手段によって作業員400aと連絡を取ることで、把握可能である。
1・・・建物
2、2a、2b・・・部屋
10、10a、10b・・・室外機
20、20a、20b、20c、20d・・・室内機
30、30a、30b・・・冷媒管
31、31a、31b・・・液管
32、32a、32b・・・ガス管
33・・・分岐管
34・・・連結管
40・・・内外渡り配線
50・・・冷媒
300・・・テスター
301・・・本体部
302・・・表示部
303・・・設定ダイヤル
304・・・テストリード
400a、400b・・・作業員
Claims (5)
- 室外機と室内機との間が金属で形成された複数経路の接続部材によって接続される空調システムの撤去作業において、前記室外機と前記室内機とから切り離された前記接続部材が撤去対象であるか否かを判定する方法であって、
前記接続部材の前記室外機が接続されていた側において前記接続部材から選択された一対の第1接続部材ペアを第1の導体で接続し、前記接続部材の前記室内機が接続されていた側において前記接続部材から選択された一対の第2接続部材ペアを第2の導体で接続した状態で、前記第2接続部材ペア間に電流が流れるか否かを確認する第1の確認工程と、
前記第1接続部材ペアのうち少なくとも一方から前記第1の導体を外し、前記第2接続部材ペアを前記第2の導体で接続した状態で、前記第2接続部材ペア間に電流が流れるか否かを確認する第2の確認工程と、
前記第1の確認工程において電流が流れ、かつ、前記第2の確認工程において電流が流れない場合に、前記第2接続部材ペアに含まれる接続部材を撤去対象であると判定する判定工程と、を含む、
接続部材が撤去対象であるか否かを判定する方法。 - 前記第2の導体は、電流の導通を確認するテスターを含み、
前記判定する工程は、前記テスターが備える一対の検査端子の一方を前記第2接続部材ペアの一方に接触させ、他方の検査端子を前記第2接続部材ペアの他方に接触させて行われる、
請求項1に記載の接続部材が撤去対象であるか否かを判定する方法。 - 前記接続部材は複数の連結管を連結して形成された冷媒管を含み、
前記判定する工程は、前記冷媒管の各々の前記連結管について、前記室内機側から前記室外機側へ向けて段階的に実施される、
請求項1または2に記載の接続部材が撤去対象であるか否かを判定する方法。 - 前記撤去対象であると判定された前記接続部材に撤去対象であることを示す表示を付する表示工程をさらに含む、
請求項1から3のいずれか一項に記載の接続部材が撤去対象であるか否かを判定する方法。 - 室外機と室内機との間を金属で形成された複数経路の接続部材によって接続される空調システムの撤去作業において、前記室外機と前記室内機とから切り離された前記接続部材の撤去方法であって、
前記接続部材の前記室外機が接続されていた側において前記接続部材から選択された一対の第1接続部材ペアを第1の導体で接続し、前記接続部材の前記室内機が接続されていた側において前記接続部材から選択された一対の第2接続部材ペアを第2の導体で接続した状態で、前記第2接続部材ペアに含まれる接続部材間に電流が流れるか否かを確認する第1の確認工程と、
前記第1接続部材ペアのうち少なくとも一方から前記第1の導体を外し、前記第2接続部材ペアを前記第2の導体で接続した状態で、前記第2接続部材ペアに含まれる接続部材間に電流が流れるか否かを確認する第2の確認工程と、
前記第1の確認工程において電流が流れ、かつ、前記第2の確認工程において電流が流れない場合に、前記第2接続部材ペアに含まれる接続部材を撤去対象であると判定する判定工程と、
前記撤去対象と判定された接続部材を撤去する撤去工程と、を含む、
接続部材の撤去方法。
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