JP2018158434A - 受動的コンプライアンス機構 - Google Patents

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Abstract

【課題】剛性の大きさを調整できる受動的コンプライアンス機構を提供する。【解決手段】固定部材と、ベースと、剛性調整アセンブリとを備え、前記ベースは、前記固定部材に設置され、且つ2つのノッチと弾性スライスとを備え、前記2つのノッチが並んで配置され、前記弾性スライスが前記2つのノッチの間に配置され、前記固定部材の外周方向に向かって前記ベースから外側に突出し、前記弾性スライスの第1端部が前記ベースに接続され、前記弾性スライスの第2端部が前記固定部材の外周の近傍に位置し、前記剛性調整アセンブリは、前記固定部材に設置され、且つリニアガイドと、摺動ブロックと、2つの係止ブロックとを備え、前記リニアガイドは、前記固定部材に設置され、前記弾性スライスと位置合わせされ、前記摺動ブロックは、前記リニアガイドに移動可能に設置され前記2つの係止ブロックは、前記摺動ブロックと同期して移動する。【選択図】図1

Description

本発明は、受動的コンプライアンス機構に関し、より詳細には、剛性の大きさを調整することができる受動的コンプライアンス機構に関する。
近年、科学技術の発達に伴い、生産速度の向上や人件費の低減を目的として、ロボットが様々な分野で広く利用されている。場合によっては、ロボットにコンプライアンス機構が装備されている。コンプライアンス機構を用いることで、組立工程の柔軟な動作に適合し、ユーザ(例えば、サービスロボット)と直接接触するロボットの安全性を高めることができる。コンプライアンス機構によって、ロボットは適合特性を有する。一般に、コンプライアンス機構は、2つのタイプ、すなわち、能動的コンプライアンス機構と受動的コンプライアンス機構とに分けられる。エネルギーを吸収するか又は取り込む動作を生成することによって、受動的コンプライアンス機構は、コンプライアンスを達成する。応答速度が非常に速いため、受動的コンプライアンス機構は、様々な種類のロボットに広く適用されている。
従来、受動的コンプライアンス機構は、コンプライアンスの効果を達成するためにバネの弾性力を利用している。しかし、従来の受動的コンプライアンス機構に使用されているバネの弾性係数は定数であるため、従来の受動的コンプライアンス機構の剛性は固定されてしまって調整することができない。従来の受動的コンプライアンス機構が異なる作業環境又は異なるロボットに適用される場合、剛性を調整する必要がある。剛性を調整する従来の手法では、スプリングを新しいものに置き換えるか、又は受動的コンプライアンス機構の設計を変更している。すなわち、従来の受動的コンプライアンス機構を応用するのは十分ではなく、製造コストが高いといえる。
つまり、上記の欠点を克服するために改良された受動的コンプライアンス機構を提供する必要がある。
本発明の目的は、従来技術の欠点を克服するために剛性の大きさを調整することができる受動的コンプライアンス機構を提供することにある。
本発明によれば、固定部材と、ベースと、剛性調整アセンブリとを備え、前記ベースは、前記固定部材に設置され、且つ2つのノッチと弾性スライスとを備え、前記2つのノッチが並んで配置され、前記弾性スライスが前記2つのノッチの間に配置され、前記固定部材の外周方向に向かって前記ベースから外側に突出し、前記弾性スライスの第1端部が前記ベースに接続され、前記弾性スライスの第2端部が前記固定部材の外周の近傍に位置し、前記剛性調整アセンブリは、前記固定部材に設置され、且つリニアガイドと、摺動ブロックと、2つの係止ブロックとを備え、前記リニアガイドは、前記固定部材に設置され、前記弾性スライスと位置合わせされ、前記摺動ブロックは、前記リニアガイドに移動可能に設置され前記2つの係止ブロックは、前記摺動ブロックと同期して移動し、前記弾性スライスを前記弾性スライスの2つの対向する側部と接触してクランプし、前記ベースの剛性は、前記弾性スライスのクランプ位置に応じて調整可能である、受動的コンプライアンス機構が提供される。
本発明の別の観点によれば、固定部材と、ベースと、第1剛性調整アセンブリと、剛性切換モジュールとを備え、前記ベースは、前記固定部材に設置され、且つ第1及び第2ノッチと弾性スライスとを備え、前記弾性スライスは、前記ベース上に設置され、前記第1ノッチに収容され、前記固定部材の外周方向に向かって前記ベースから外側に突出し、前記弾性スライスの第1端部が前記ベースに接続され、前記弾性スライスの第2端部が前記固定部材の外周の近傍に位置し、前記第1剛性調整アセンブリは、前記固定部材に設置され、且つ第1リニアガイドと、第1摺動ブロックと、2つの第1係止ブロックとを備え、前記第1リニアガイドは、前記固定部材に設置され、前記弾性スライスと位置合わせされ、前記第1摺動ブロックは、前記第1リニアガイドに移動可能に設置され、前記2つの第1係止ブロックは、前記第1摺動ブロックと同期して移動し、前記弾性スライスを前記弾性スライスの2つの対向する側部と接触してクランプし、前記ベースの剛性は、前記弾性スライスのクランプ位置に応じて調整可能であり、前記剛性切換モジュールは、前記固定部材に設置され、第2リニアガイドと、第2摺動ブロックと、第2係止ブロックとを備え、前記第2リニアガイドは、前記固定部材に設置され、前記第2摺動ブロックは、前記第1リニアガイドに移動可能に設置され、第1又は第2位置に切換可能に移動し、前記第2係止ブロックは、前記第2摺動ブロックに固定され、前記第2摺動ブロックと同期して移動し、前記第2摺動ブロックが前記第1位置に移動すると前記第2係止ブロックが前記第2ノッチに移動して且つ係合し、これにより前記ベースが最大剛性を有することとなり、前記第2係止ブロックが第2ノッチから外れる、受動的コンプライアンス機構が提供される。
本発明の上記の内容は、以下の詳細な説明及び添付の図面を検討した後、当業者にはより容易に明らかになるであろう。
本発明の第1実施形態に係る受動的コンプライアンス機構を示す概略斜視図である。
図1の受動的コンプライアンス機構の変形例を示す概略斜視図である。
本発明の第2実施形態に係る受動的コンプライアンス機構を示す概略斜視図である。
図3の受動的コンプライアンス機構を示す概略上面図である。
図3の受動的コンプライアンス機構の変形例を示す概略斜視図である。
図3の受動的コンプライアンス機構の別の変形例を示す概略上面図である。
以下、本発明を実施形態を用いて具体的に説明する。本発明の好ましい実施形態に係る以下の説明は、例示及び説明のみを目的として本明細書に提示されることに留意されたい。包括的であること、又は開示された形態そのものに限定されることを意図するものではない。
図1は、本発明の第1実施形態に係る受動的コンプライアンス機構を示す概略斜視図である。図1に示すように、受動的コンプライアンス機構10は、サービスロボット、協調ロボット、産業用ロボット又はその他の適切なロボットに適用される。受動的コンプライアンス機構10は、ロボットの腕や脚の関節に設置されている。一実施形態では、受動的コンプライアンス機構10は、固定部材11と、ベース12と、剛性調整アセンブリ13とを備える。
固定部材11は、ロボットの関節に組み付けられる。ベース12は、軸受(図示せず)を介して固定部材11に設置されている。ベース12は、可撓性(又は弾性)を有する材料で作られている。ベース12に外力が作用すると、ベース12はその剛性の大きさに応じて弾性変形する。これにより、ベース12は固定部材11に対して相対的に移動する。このとき、ベース12がコンプライアンスを提供する。この実施形態では、ベース12は、2つのノッチ121と弾性スライス122とを含む。2つのノッチ121は、並んで配置される。また、2つのノッチ121は、ベース12の外周からベース12の中心に向かう方向に凹状に形成されている。弾性スライス122は、2つのノッチ121の間に配置されている。また、弾性スライス122は、弾性スライス122の一端は固定部材11の外周側に位置している。弾性スライス122の他端は固定部材11の外周側に位置している。好ましくは、弾性スライス122はベース12と一体的に形成されている。
剛性調整アセンブリ13は、固定部材11上に設置される。一実施形態において、剛性調整アセンブリ13は、リニアガイド131、摺動ブロック132、及び2つの係止ブロック133を含む。また、リニアガイド131は、弾性スライス122と並んでいる。リニアガイド131には、摺動ブロック132が移動可能に設置されている。2つの係止ブロック133は、摺動ブロック132に固定配置されており、2つの係止ブロック133は、弾性スライス122の2つの対向する側部と接触する。その結果、弾性スライス122は、2つの係止ブロック133によってクランプ(押し付けられて固定)される。ベース12の剛性は、2つの係止ブロック133によってクランプされた弾性スライス122の位置に基づいて調整可能である。2つのノッチ121、弾性スライス122及び剛性調整アセンブリ13を合わせて、第1剛性調整モジュールとして規定される。第1剛性調整モジュールは、ベース12の剛性の大きさを調整するものである。
好ましくは、2つのノッチ121の大きさ及び形状は、2つの係止ブロック133の大きさ及び形状と一致することが好ましいが、これに限定されるものではない。2つのノッチ121は、ベース12の外周からベース12の中心に向かって、2つの係止ブロック133が2つのノッチ121に係合することができる。上述したように、2つの係止ブロック133は、摺動ブロック132と共に移動する。2つのノッチ121により、ベース12は最大の剛性を有する。一方、ベース12に外力が加えられても、2つの係止ブロック133が2つのノッチ121に係合しているため、ベース12は弾性変形しない。これにより、ベース12が固定部材に間接的に固定されるベース12は固定部材11に対して弾性変形しないので、ベース12の剛性は固定部材11の剛性と同じくらいであるといえる。2つの係止ブロック133が2つのノッチ121から取り外され、2つのノッチ121から外れると、2つの係止ブロック133は、弾性スライス122の第1端部と第2端部との間で移動する。その結果、2つの係止ブロック133によってクランプされている。更に、弾性スライス122の第1端部と弾性スライス122のクランプ位置との間の距離は、弾性スライス122の利用可能な長さであるといえる。ベース12の剛性の大きさは、弾性スライス122の利用可能な長さに依存する。すなわち、弾性スライス122のクランプ位置が変更されると、ベース12の剛性の大きさが変更される。弾性スライス122のクランプ位置が弾性スライス122の第2端部により近い場合、ベース12の剛性はより低くなる。一方、弾性スライス122のクランプ位置が弾性スライス122の第1端部により近い場合、ベース12の剛性はより高くなる。
上記の説明の通り、受動的コンプライアンス機構10の可撓性(又は弾性)ベース12は、衝撃を吸収することができる。その結果、受動的コンプライアンス機構10及び受動的コンプライアンス機構10を備えたロボットは、コンプライアンスを達成することができる。更に、ベース12の剛性は、剛性調整アセンブリ13を介して調整することができる。その結果、受動的コンプライアンス機構10のコンプライアンスが対応して調整される。受動的コンプライアンス機構10は、部品を交換することなく、又は設計を変更することなく、多くの種類のロボットに適用することができる。例えば、ベース12の剛性を最大値に調整すれば、高剛性が要求される産業用ロボットにも受動的コンプライアンス機構10が好適に適用される。ベース12の剛性をより低い値に調整すれば、受動的コンプライアンス機構10は、高いコンプライアンスを必要とするサービスロボットに適切に適用される。或いは、受動的コンプライアンス機構10は、ユーザと協働する協調ロボットに適切に適用される。このように、本発明の受動的コンプライアンス機構10は、使い勝手が良く、費用効果が高いといえる。
いくつかの実施形態では、弾性スライス122の第1端部の高さは弾性スライス122の第2端部の高さに等しい。弾性スライス122の高さは、弾性スライス122の第1端部から第2端部に向かって徐々に低くなり、これにより弾性スライス122のクランプ位置に応じてベース12の調整可能な剛性範囲を増加させる。
ここで、図1を再び参照する。受動的コンプライアンス機構10は、ケーブルロープ16とモータ15とを更に備える。ケーブルロープ16は、モータ15と摺動ブロック132との間に接続される。ケーブルロープ16がモータ15によって駆動されると、ケーブルロープ16によって摺動ブロック132が牽引される。これにより、摺動ブロック132がリニアガイド131に沿って移動する。なお、摺動ブロック132のリニアガイド131に沿った移動の駆動方法は限定されない。例えば、別の実施形態では、摺動ブロック132の動きは、電磁誘導によって駆動される。
固定部材11は、隆起ブロック111を更に備える。ベース12は更に、隆起ブロック111に対応する開口部123を含む。隆起ブロック111が開口部123を貫通した後、ベース12は隆起ブロック111の周りに外被される。これにより、ベース12が固定部材11に設置される。受動的コンプライアンス機構10は、中空管19を更に備える。中空管19は、固定部材11の中心と隆起ブロック111の中心とを貫通している。ケーブルロープ16の一部又は受動的コンプライアンス機構10の他のワイヤは、中空管19を介して配線することができる。その結果、受動的コンプライアンス機構10の動作は、ケーブルロープ16又はワイヤによって悪影響を受けることはない。
更に、剛性調整アセンブリ13は、2つの位置規制構造134を更に備える。2つの位置規制構造134は、固定部材11上に別個に配置される。2つの位置規制構造134のうちの1つは、固定部材11の中心近傍に配置される。2つの位置規制構造134の他方は、固定部材11の外周近傍に位置している。2つの位置規制構造134の間の範囲は、実質的に摺動ブロック132の可動範囲である。可動範囲の長さは、2つのノッチ121から弾性スライス122の第2端部までの2つの係止ブロック133の変位よりわずかに大きいか、又は等しい。摺動ブロック132は、突起構造135を更に備える。突起構造135は、摺動ブロック132の側部から突出している。更に、突起構造135は、2つの位置規制構造134の間に配置される。摺動ブロック132がリニアガイド131に沿って移動する間、突起構造135(又は摺動ブロック132)の可動範囲は、2つの位置規制構造134によって規制される。すなわち、2つのノッチ121に2つの係止ブロック133を移動させて2つのノッチ121に係合させると、摺動ブロック132を固定部材11の中心に向けて連続的に移動させることができない。同様に、2つの係止ブロック133が弾性スライス122の第2端部に対応する位置に移動されると、摺動ブロック132は、固定部材11の外周に向かって連続的に移動することができない。
一実施形態では、受動的コンプライアンス機構10は、センサ14を更に備える。センサ14はベース12と位置合わせされ、固定部材11上に設置される。センサ14は、弾性変形に応じてベース12の固定部材11に対する変位を測定するために用いられる。ベース12の剛性の大きさが得られ、ベース12の変位がセンサ14によって測定された後、受動的コンプライアンス機構10のトルクが計算される。その結果、受動的コンプライアンス機構10は、トルクを感知することができる。別の実施形態では、センサ14は、受動的コンプライアンス機構10のトルク角を測定するために使用される。
剛性の調整の精度を高めるために、受動的コンプライアンス機構の変形例を提供することもできる。
図2は、図1の受動的コンプライアンス機構の変形例を示す概略斜視図である。この実施形態では、受動的コンプライアンス機構10'は、第2剛性調整モジュールを更に備える。第2剛性調整モジュールは、2つのノッチ121と、弾性スライス122と、剛性調整アセンブリ13とを備える。第2剛性調整モジュールの構成要素、関係及び機能は、第1剛性調整モジュールの構成要素、関係及び機能と同様であり、ここでは重複して説明しない。一実施形態では、第1剛性調整モジュール及び第2剛性調整モジュールは、固定部材11の2つの対向する側に配置される。別の実施形態では、第1剛性調整モジュール及び第2剛性調整モジュールは、互いに近接して配置される。第1剛性調整モジュールと第2剛性調整モジュールは、互いに協働してベースの剛性を調整する。いくつかの他の実施形態では、受動的コンプライアンス機構は、実際の要件に応じて少なくとも3つの剛性調整モジュールを含む。
図3は、本発明の第2実施形態に係る受動的コンプライアンス機構を示す概略斜視図である。図4は、図3の受動的コンプライアンス機構を示す概略上面図である。受動的コンプライアンス機構20は、サービスロボット、協調ロボット、産業用ロボット又はその他の適切なロボットに適用される。受動的コンプライアンス機構20は、ロボットの腕や脚の関節に設置されている。一実施形態では、受動的コンプライアンス機構20は、固定部材21と、ベース22と、第1剛性調整アセンブリ23と、剛性切換モジュール24とを備える。
固定部材21は、ロボットの関節に組み付けられる。ベース22は、軸受(図示せず)を介して固定部材21に設置されている。ベース22は、可撓性(又は弾性)材料で作られている。ベース22に外力が加えられると、ベース22は、ベース22の剛性の大きさに応じて弾性変形する。これにより、ベース22が固定部材21に対して相対的に移動する。この状況下では、ベース22は準拠機能を提供する。この実施形態では、ベース22は、第1ノッチ224と、第2ノッチ221と、弾性スライス222とを備える。好ましくは、限定されるものではないが、第2ノッチ221は扇形のノッチである。また、第2ノッチ221は、ベース22の外周からベース22の中心に向かう方向に凹状に形成されている。弾性スライス222は、ベース22と組み付けられ、第1ノッチ224内に配置される。また、弾性スライス222は、ベース22から固定部材21の外周方向に向かって外側に突出している。弾性スライス222の第1端部は、ベース22に接続されている。弾性スライス222の第2端部は、固定部材21の外周の近くに配置されている。一実施形態では、弾性スライス222は、ベース22と組み付けられる。或いは、弾性スライス222はベース22と一体的に形成される。更に、第1ノッチ224は、弾性スライス222を介して2つの収容空間に分割される。更に、第1ノッチ224及び第2ノッチ221は、ベース22の2つの対向する側部に配置されている。
第1剛性調整アセンブリ23は、固定部材21上に設置される。一実施形態では、第1剛性調整アセンブリ23は、第1リニアガイド231、第1摺動ブロック232、及び2つの第1係止ブロック233を備える。第1リニアガイド231は、固定部材21に設置される。更に、第1リニアガイド231は弾性スライス222と位置合わせされる。第1摺動ブロック232は、第1リニアガイド231に移動可能に設置される。2つの第1係止ブロック233は、第1摺動ブロック232に固定配置され、第1摺動ブロック232と同期移動する。更に、2つの第1係止ブロック233は、弾性スライス222の2つの対向する側部と接触する。その結果、弾性スライス222は、2つの第1係止ブロック233によってクランプされる。ベース22の剛性は、2つの第1係止ブロック233によってクランプされた弾性スライス222の位置に基づいて調整可能である。更に、弾性スライス222の第1端部と弾性スライス222のクランプ位置との間の距離は、弾性スライス222の利用可能な長さである。ベース22の剛性の大きさは、弾性スライス222の利用可能な長さの影響を受ける。すなわち、弾性スライス222のクランプ位置が変更されると、ベース22の剛性の大きさが変更される。弾性スライス222のクランプ位置が弾性スライス222の第2端部により近い場合、ベース22の剛性はより低くなる。一方、弾性スライス222のクランプ位置が弾性スライス222の第1端部により近い場合、ベース22の剛性はより高くなる。2つの第1係止ブロック233が弾性スライス222の第1端部に移動されると、2つの第1係止ブロック233が第1ノッチ224の収容空間内にそれぞれ収容される。更に、第1ノッチ224、弾性スライス222及び第1剛性調整アセンブリ23は、これらを合わせて第1剛性調整モジュールとして規定される。第1剛性調整モジュールは、ベース22の剛性の大きさを調整するものである。
剛性切換モジュール24は、固定部材21に設置され、第2ノッチ221と位置合わせされる。一実施形態では、剛性切換モジュール24は、第2リニアガイド241、第2摺動ブロック242、及び第2係止ブロック243を備える。第2リニアガイド241は、固定部材21に設置され、第2ノッチ221と位置合わせされる。第2摺動ブロック242は、第2リニアガイド241に移動可能に設置される。更に、第2摺動ブロック242は、第1位置又は第2位置に移動させることができる。第2係止ブロック243は、第2摺動ブロック242に固定配置され、第2摺動ブロック242と同期移動する。
第2摺動ブロック242が第1位置に移動されると、第2係止ブロック243は第2ノッチ221に移動して第2ノッチ221に係合し、ベース22は最大剛性を有する。一方、ベース22に外力が加えられたとしても、第2係止ブロック243が第2ノッチ221に係合しているので、ベース22は弾性変形しない。これにより、ベース22が固定部材21に間接的に固定される。ベース22は固定部材21に対して弾性変形しないので、ベース22の剛性は固定部材21の剛性と同様である。第2摺動ブロック242が第2位置に移動すると、第2係止ブロック243は第2ノッチ221から完全に外れる。
ベース22の最大剛性を得るために、第2摺動ブロック242が第1位置に移動される。これにより、第2係止ブロック243が第2ノッチ221に移動して第2ノッチ221と係合する。ベース22の剛性を動的に調整するために、第2摺動ブロック242が第2位置に移動される。第1係止ブロック233による弾性スライス222のクランプ位置が変更されると、ベース22の剛性の大きさが調整される。
一実施形態では、受動的コンプライアンス機構20は、磁気駆動モジュール17を更に備える。磁気駆動モジュール17は、固定部材21に設置され、第1摺動ブロック232の近傍に配置される。磁気駆動モジュール17は、電磁誘導によって、第1リニアガイド231に沿って第1摺動ブロック232を駆動する。なお、第1摺動ブロック232の第1リニアガイド231に沿った移動の駆動方法は限定されない。例えば、第1実施形態で説明したように、リニアガイドに沿って摺動ブロックを牽引するためにモータをケーブルロープに駆動することも可能である。上記の駆動方法は、第2リニアガイド241に沿って第2摺動ブロック242の動きを駆動するために剛性切換モジュール24を駆動するために使用することができる。受動的コンプライアンス機構20は、中空管29を更に含む。中空管29は、固定部材21及びベース22を走行させる。受動的コンプライアンス機構20のケーブルロープ又は他のワイヤの一部は、中空管29を通して配線することができる。その結果、受動的コンプライアンス機構20の動作は、ケーブルロープ又はワイヤによって悪影響を受けることはない。
図4に示すように、弾性スライス222の第1端部の高さは、弾性スライス222の第2端部の高さに等しい。図5は、図3の受動的コンプライアンス機構の変形例を示す概略斜視図である。弾性スライス222'の高さは、弾性スライス222'の第1端部から第2端部に向かって徐々に低くなり、これにより弾性スライス222'のクランプ位置に応じてベース22の調整可能な剛性範囲を増加させる。その結果、受動的コンプライアンス機構20'による剛性の調整の効率が高まる。
剛性の調整の精度を高めるために、受動的コンプライアンス機構の変形例を提供することができる。図6は、図3の受動的コンプライアンス機構の別の変形例を示す概略上面図である。この実施形態では、受動的コンプライアンス機構20'は、第2剛性調整モジュールを更に備える。第2剛性調整モジュールは、第1ノッチ224と、弾性スライス222と、第1剛性調整アセンブリ23とを備える。第2剛性調整モジュールの構成要素、関係及び機能は、第1剛性調整モジュールの構成要素、関係及び機能と同様であり、ここでは重複して説明しない。一実施形態では、第1剛性調整モジュール及び第2剛性調整モジュールは、固定部材21の2つの対向する側部に配置される。別の実施形態では、第1剛性調整モジュール及び第2剛性調整モジュールは、互いに近接して配置される。第1剛性調整モジュールと第2剛性調整モジュールは、互いに協働してベースの剛性を調整する。いくつかの他の実施形態では、受動的コンプライアンス機構は、実際の要件に応じて少なくとも3つの剛性調整モジュールを含む。
以上の説明の通り、本発明は受動的コンプライアンス機構を提供する。剛性調整アセンブリは、ベースの剛性を調整するために使用される。受動的コンプライアンスメカニズムは、コンポーネントの交換や設計の変更を必要とせずに、多くの種類のロボットに適用できる。例えば、ベースの剛性を最大値に調整すれば、高剛性が要求される産業用ロボットには、受動的コンプライアンス機構が好適に適用される。ベースの剛性をより低い値に調整すれば、高いコンプライアンスが要求されるサービスロボットに受動的コンプライアンス機構が適切に適用できる。或いは、受動的コンプライアンスメカニズムは、ユーザと協力する協調ロボットに適切に適用される。換言すると、本発明の受動的コンプライアンス機構は、ユーザフレンドリーで費用効果が高い。剛性の調整精度を高めるために、受動的コンプライアンス機構は複数の剛性調整モジュールを含む。ケーブルロープの一部又は受動的コンプライアンス機構の他のワイヤは、中空管を介して配線することができる。その結果、受動的コンプライアンス機構の動作は、ケーブルロープ又はワイヤによって悪影響を受けることはない。また、センサは、弾性変形に応じて固定部材に対するベースの変位又は歪み角を測定するために用いられる。ベースの剛性及びベースの変位又は歪み角に基づいて、受動的コンプライアンス機構のトルクが計算される。
本発明は、現在最も実用的で好ましい実施形態であると現在考えられるものの観点から説明されているが、本発明は開示された実施形態に限定される必要はないことを理解されたい。逆に、最も広い解釈に従う添付の特許請求の範囲の精神及び範囲内に含まれる様々な改変及び同様の構成を包含し、そのような改変及び類似の構造すべてを包含することが意図される。

Claims (20)

  1. 固定部材と、ベースと、剛性調整アセンブリとを備え、
    前記ベースは、前記固定部材に設置され、且つ2つのノッチと弾性スライスとを備え、
    前記2つのノッチが並んで配置され、
    前記弾性スライスが前記2つのノッチの間に配置され、前記固定部材の外周方向に向かって前記ベースから外側に突出し、前記弾性スライスの第1端部が前記ベースに接続され、前記弾性スライスの第2端部が前記固定部材の外周の近傍に位置し、
    前記剛性調整アセンブリは、前記固定部材に設置され、且つリニアガイドと、摺動ブロックと、2つの係止ブロックとを備え、
    前記リニアガイドは、前記固定部材に設置され、前記弾性スライスと位置合わせされ、
    前記摺動ブロックは、前記リニアガイドに移動可能に設置され
    前記2つの係止ブロックは、
    前記摺動ブロックと同期して移動し、
    前記弾性スライスを前記弾性スライスの2つの対向する側部と接触してクランプし、前記ベースの剛性は、前記弾性スライスのクランプ位置に応じて調整可能である、
    受動的コンプライアンス機構。
  2. 前記弾性スライスのクランプ位置が、前記弾性スライスの
    前記第1端部により近いと、前記ベースの剛性が高くなり、
    前記第2端部により近いと、前記ベースの剛性は低くなる、
    請求項1に記載の受動的コンプライアンス機構。
  3. 前記2つの係止ブロックが前記摺動ブロックによって前記2つのノッチに移動して係合するときに、前記ベースの剛性は最大値を有する、
    請求項2に記載の受動的コンプライアンス機構。
  4. 前記弾性スライスは、前記ベースと一体的に形成される、
    請求項2に記載の受動的コンプライアンス機構。
  5. 前記弾性スライスの高さは、前記第1端部から前記第2端部に向かって徐々に低くなる、
    請求項1に記載の受動的コンプライアンス機構。
  6. ケーブルロープを更に備え、
    前記ケーブルロープは、モータと前記摺動ブロックとの間に接続され、
    前記ケーブルロープが前記モータによって駆動されると、前記ケーブルロープによって前記摺動ブロックが牽引され、前記摺動ブロックが前記リニアガイドに沿って移動する、
    請求項1に記載の受動的コンプライアンス機構。
  7. 前記固定部材は隆起ブロックを更に備え、前記ベースは開口部を更に備え、
    前記隆起ブロックは前記開口部を貫通し、前記ベースが前記固定部材上に設置される、
    請求項1に記載の受動的コンプライアンス機構。
  8. 中空管を更に備え、
    前記中空管は、前記固定部材の中心と前記隆起ブロックの中心とを貫通している、
    請求項1に記載の受動的コンプライアンス機構。
  9. 前記ベースに対応するセンサを更に備え、
    前記センサは、前記固定部材に設置され、前記ベースの弾性変形に応じて前記固定部材に対する前記ベースの変位又は歪み角を測定する、
    請求項1に記載の受動的コンプライアンス機構。
  10. 前記2つのノッチと、前記弾性スライスと、前記剛性調整アセンブリとを合わせて第1剛性調整モジュールと規定すると、
    前記第1剛性調整モジュールと同じ構造を有する第2剛性調整モジュールを更に備え、
    前記第1及び第2剛性調整モジュールは、前記固定部材の対向する側部に配置され、互いに協働して前記ベースの剛性を調整する、
    請求項1に記載の受動的コンプライアンス機構。
  11. 前記剛性調整アセンブリは、2つの位置規制構造をさらに備え、
    前記2つの位置規制構造は、前記固定部材上に別個に配置され、前記2つの位置規制構造のうちの
    一方は、前記固定部材の中心近傍に位置し、
    他方は、前記固定部材の外周近傍に位置し、
    これにより、前記摺動ブロックの可動範囲は、 前記2つの位置規制構造によって決定される、
    請求項1に記載の受動的コンプライアンス機構。
  12. 前記摺動ブロックは、突起構造を更に備え、
    前記突起構造は、前記摺動ブロックの側部から突出して前記2つの位置規制構造の間に配置され、
    前記摺動ブロックが前記リニアガイドに沿って移動している間、前記摺動ブロックの可動範囲は、前記2つの位置規制構造によって前記突起構造を介して規制される、
    請求項11に記載の受動的コンプライアンス機構。
  13. 前記可動範囲の長さは、前記2つのノッチから前記弾性スライスの前記第2端部までの前記2つの係止ブロックの変位よりわずかに大きいか、又は等しい、
    請求項12に記載の受動的コンプライアンス機構。
  14. 固定部材と、ベースと、第1剛性調整アセンブリと、剛性切換モジュールとを備え、
    前記ベースは、前記固定部材に設置され、且つ第1及び第2ノッチと弾性スライスとを備え、
    前記弾性スライスは、
    前記ベース上に設置され、
    前記第1ノッチに収容され、
    前記固定部材の外周方向に向かって前記ベースから外側に突出し、前記弾性スライスの第1端部が前記ベースに接続され、前記弾性スライスの第2端部が前記固定部材の外周の近傍に位置し、
    前記第1剛性調整アセンブリは、前記固定部材に設置され、且つ第1リニアガイドと、第1摺動ブロックと、2つの第1係止ブロックとを備え、
    前記第1リニアガイドは、前記固定部材に設置され、前記弾性スライスと位置合わせされ、
    前記第1摺動ブロックは、前記第1リニアガイドに移動可能に設置され、
    前記2つの第1係止ブロックは、
    前記第1摺動ブロックと同期して移動し、
    前記弾性スライスを前記弾性スライスの2つの対向する側部と接触してクランプし、前記ベースの剛性は、前記弾性スライスのクランプ位置に応じて調整可能であり、
    前記剛性切換モジュールは、前記固定部材に設置され、第2リニアガイドと、第2摺動ブロックと、第2係止ブロックとを備え、
    前記第2リニアガイドは、前記固定部材に設置され、
    前記第2摺動ブロックは、前記第1リニアガイドに移動可能に設置され、第1又は第2位置に切換可能に移動し、
    前記第2係止ブロックは、前記第2摺動ブロックに固定され、前記第2摺動ブロックと同期して移動し、
    前記第2摺動ブロックが前記第1位置に移動すると前記第2係止ブロックが前記第2ノッチに移動して且つ係合し、これにより前記ベースが最大剛性を有することとなり、前記第2係止ブロックが第2ノッチから外れる、
    受動的コンプライアンス機構。
  15. 前記第2摺動ブロックが前記第2位置に移動し、前記弾性スライスのクランプ位置が、前記弾性スライスの
    前記第1端部により近いと、前記ベースの剛性が高くなり、
    前記第2端部により近いと、前記ベースの剛性は低くなる、
    請求項14に記載の受動的コンプライアンス機構。
  16. 前記弾性スライスは前記ベースと組み付けられる、
    請求項14に記載の受動的コンプライアンス機構。
  17. 前記弾性スライスの高さは、前記第1端部から前記第2端部に向かって徐々に低くなる、
    請求項14に記載の受動的コンプライアンス機構。
  18. 磁気駆動モジュールを更に備え、
    前記磁気駆動モジュールは、
    前記固定部材に設置され、
    前記第1摺動ブロックの近傍に位置し、
    電磁誘導によって前記第1リニアガイドに沿って前記第1摺動ブロックを駆動する、
    請求項14に記載の受動的コンプライアンス機構。
  19. 中空管を更に備え、
    前記中空管は、前記固定部材と前記ベースとを貫通している、
    請求項14に記載の受動的コンプライアンス機構。
  20. 前記第1ノッチと、前記弾性スライスと、前記第1剛性調整アセンブリとを合わせて第1剛性調整モジュールと規定すると、
    前記第1剛性調整モジュールと同じ構造を有する第2剛性調整モジュールを更に備え、
    前記第1及び第2剛性調整モジュールは、互いに近傍に位置するか又は前記固定部材の対向する側部に配置され、互いに協働して前記ベースの剛性を調整する、
    請求項14に記載の受動的コンプライアンス機構。
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