JP2018158101A - X線撮影装置 - Google Patents

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真吾 阿部
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Abstract

【課題】操作者によるアームの操作性を向上させること。【解決手段】実施形態に係るX線撮影装置は、X線発生部と、X線検出部と、アームと、入力部と、表示制御部と、制御部とを備える。X線発生部は、X線を発生する。X線検出部は、X線を検出する。アームは、X線発生部及びX線検出部を保持する。入力部は、アームの回転向きを決めるための向き信号を生成する。表示制御部は、X線検出部によって検出されたX線に基づく画像を表示部に表示させる。制御部は、向き信号に従う第1の制御信号によりアームが第1の回転を行うようにアームの回転機構を制御し、第1の回転の終了に応じて、第2の制御信号により、記憶部に登録された第1の回転前の位置に向けてアームを戻す第2の回転を行うように回転機構を制御する。【選択図】 図1

Description

本発明の実施形態は、X線撮影装置に関する。
近年、X線撮影装置を使って手術をX線透視下で行う機会が増えてきている。X線撮影装置は、X線透視を利用したIVR(Interventional Radiology)術をサポートすることができる。X線透視を利用したIVR術は、X線透視中に行われる、主に、カテーテルを利用した治療のことである。X線撮影装置は、X線透視を利用したIVR術において、時系列に複数の透視画像を生成してリアルタイムで表示する。
X線撮影装置は、X線透視中に、Cアームの回転位置をワーキングアングルに固定して一定の角度でX線透視を行って透視画像を表示する。しかし、透視画像は平面的な投影画像であるので、カテーテルを操作する術者は、透視画像を見ても、立体的な位置関係、つまり、視界の奥行き方向の位置関係を把握しづらい。
そこで、X線撮影装置においてX線透視中に、Cアームの回転を行って回転位置を変え、別角度の透視画像を生成・表示する状況が度々発生する。別角度の透視画像を表示することにより、術者は、透視画像上でのカテーテルの曲がり具合や、立体構造を認識し易くなる。
一方で、Cアームの回転は、術者によって行われる場合もあれば、術者とは別のCアームを回転操作する補助者によって行われる場合もある。Cアームの回転操作が行われる場合、術者は、カテーテルの操作を一度中断してCアームの回転位置を変更しなければならなくなる。
特開2009−82468号公報
本発明が解決しようとする課題は、操作者によるアームの操作性を向上させることである。
実施形態に係るX線撮影装置は、X線発生部と、X線検出部と、アームと、入力部と、表示制御部と、制御部とを備える。X線発生部は、X線を発生する。X線検出部は、X線を検出する。アームは、X線発生部及びX線検出部を保持する。入力部は、アームの回転向きを決めるための向き信号を生成する。表示制御部は、X線検出部によって検出されたX線に基づく画像を表示部に表示させる。制御部は、向き信号に従う第1の制御信号によりアームが第1の回転を行うようにアームの回転機構を制御し、第1の回転の終了に応じて、第2の制御信号により、記憶部に登録された第1の回転前の位置に向けてアームを戻す第2の回転を行うように回転機構を制御する。
図1は、実施形態に係るX線撮影装置の構成を示す概略図。 図2は、実施形態に係るX線撮影装置の外観構成を示す斜視図。 図3は、実施形態に係るX線撮影装置に備えられる入力回路の構成例を示す図。 図4は、実施形態に係るX線撮影装置に備えられる入力回路の把持例を示す図。 図5は、実施形態に係るX線撮影装置に備えられる入力回路の操作例を示す図。 図6は、実施形態に係るX線撮影装置の機能を示すブロック図。 図7は、実施形態に係るX線撮影装置において、モード及び向き信号に応じた第1の制御信号の生成方法を説明するための図。 図8(A)は、実施形態に係るX線撮影装置において、入力回路が図2に示すように患者の右側に設けられる場合におけるモード及び向き信号と第1の制御信号との関係を表として示す図、図8(B)は、実施形態に係るX線撮影装置において、入力回路が患者の左側に設けられる場合におけるモード及び向き信号と第1の制御信号との関係を表として示す図。 図9は、実施形態に係るX線撮影装置の動作をフローチャートとして示す図。 図10は、実施形態に係るX線撮影装置の動作をフローチャートとして示す図。 図11は、実施形態に係るX線撮影装置において、モード情報の表示例を示す図。 図12(A)は、実施形態に係るX線撮影装置に備えられるCアームの第1の回転前における状態を示す図、図12(B)は、図12(A)に示す状態で表示される透視画像を示す図。 図13(A)は、実施形態に係るX線撮影装置に備えられるCアームの第1の回転後における状態を示す図、図13(B)は、図13(A)に示す状態で表示される透視画像を示す図。 図14(A)は、実施形態に係るX線撮影装置に備えられるCアームの第1の回転前における状態で表示される透視画像を示す図、図14(B)は、図14(A)に示す透視画像等により設定される観察対象部位の2次元位置を示す図。 図15(A)は、実施形態に係るX線撮影装置に備えられる天板の位置制御下においてCアームの第1の回転後における状態を示す図、図15(B)は、図15(A)に示す状態で表示される透視画像を示す図。
以下、図面を参照しながら、X線撮影装置の実施形態について詳細に説明する。
図1は、実施形態に係るX線撮影装置の構成を示す概略図である。図2は、実施形態に係るX線撮影装置の一部の外観を示す斜視図である。
図1及び図2は、実施形態に係るX線撮影装置1を示す。X線撮影装置1は、X線透視を利用したIVR術をサポートすることができる。X線透視を利用したIVR術は、X線透視中に行われる、主に、カテーテルを利用した治療のことである。X線撮影装置1は、X線透視を利用したIVR術において、時系列に複数の透視画像を生成してリアルタイムで表示する。
X線撮影装置1は、X線発生部11、X線検出部12、Cアーム13、天板14、高電圧発生部15、機構制御回路16、機構部17、画像処理部18、表示部19、システム制御部20、及び入力回路21を備える。
X線発生部11は、X線管11a及びX線照射野絞り11bを備える。X線管11aは、システム制御部20の制御に従って、患者Pに対してX線を照射する。X線管11aは、X線を発生する真空管であり、陰極(フィラメント)より放出された熱電子を陽極と陰極の間に印加させた高電圧によって加速させてタングステン陽極に衝突させX線を発生させる。
X線照射野絞り11bは、システム制御部20の制御に従って絞りをスライドさせ、X線管11aから照射されたX線に対してX線錘(コーンビーム)を形成する。X線照射野絞り11bは、X線管11aと患者Pとの間に位置し、X線管11aから照射されたX線ビームを、患者Pの観察対象部位以外の部位を被曝させないために、所定の視野サイズに絞り込む。
X線検出部12は、システム制御部20の制御に従って、患者Pを透過したX線を2次元的に検出する。X線検出部12は、平面検出器(FPD:Flat Panel Detector)31、ゲートドライバ32、及び画像データ生成部33を備える。
X線検出部12には、X線を直接電荷に変換する直接変換方式と、光に変換した後電荷に変換する間接変換方式とがあり、実施形態では前者を例に説明するが後者であっても構わない。
平面検出器31は、微小な素子を列方向及びライン方向に2次元的に配列して構成されたX線検出器の一例である。平面検出器31の各素子は、X線検出素子、光電膜、電荷蓄積コンデンサ、及びTFT(薄膜トランジスタ)を備える。X線検出素子はX線を感知する。光電膜は、入射X線量に応じて電荷を生成する。電荷蓄積コンデンサは、光電膜に発生した電荷を蓄積する。TFTは、電荷蓄積コンデンサに蓄積された電荷をX線透過像(透視画像又は撮影画像)の生データとして所定のタイミングで読み出す。なお、X線透視像の生データをNDD(Non Dosimeter Dosimetry)法を用いて変換して、X線透過像の表面線量データを生成してもよい。
ゲートドライバ32は、平面検出器31から電荷を取り出すために設置される。画像データ生成部33は、X線検出部12から出力されたX線透過像の生データ(又は表面線量データ)を基に、X線透過像の画像データを生成する。
画像データ生成部33は、電荷・電圧変換回路33a、A/D(Analog to Digital)変換回路33b、及びパラレル・シリアル変換回路33cを備える。
電荷・電圧変換回路33aは、平面検出器31から読み出された電荷を電圧に変換する。A/D変換回路33bは、電荷・電圧変換回路33aの出力をデジタル信号に変換する。パラレル・シリアル変換回路33cは、平面検出器31からライン単位でパラレルに読み出されるデジタル変換された画像データをシリアルな信号に変換する。
なお、X線撮影装置1では、X線自動露出制御を行なうために、フォトピックアップ(例えば、蛍光採光型ファイバ形の検出器)Fを平面検出器31の前面に組み込んでもよい。X線透視用のX線による検査の場合、平面検出器31によってX線透視用のX線を検出して、その検出信号に基づいて、表示部19のディスプレイ64の輝度が一定になるようにフィードバックループを構成する。又は、平面検出器31で映像化された画素信号(又はビデオ信号)の平均値が一定になるようにフィードバックループを構成してもよい。
また、図1において、X線撮影装置1が備えるCアーム構造の撮影系は、X線発生部11が天板14の下方に位置するアンダーテーブルの場合を示す。しかしながらその場合に限定されるものではなく、X線発生部11が天板14の上方に位置するオーバーテーブルの場合であってもよい。
Cアーム13は、X線発生部11とX線検出部12とを一体として保持する。なお、X線発生部11とX線検出部12とを一体として保持するアームは「C」形状のいわゆるCアームに限定されるものではない。例えば、X線発生部11とX線検出部12とを一体として保持するアームは、「Ω」形状のいわゆるΩアームであってもよい。
天板14は、患者Pを載置する。
高電圧発生部15は、システム制御部20の制御により、X線管11aに高電圧電力を供給する。
機構制御回路16は、システム制御部20による制御により、機構部17に電気を供給してCアーム13の回転を行わせたり、天板14のスライドを行わせたりする動力回路である。
機構部17は、Cアーム回転機構41及び天板スライド機構42を備える。Cアーム回転機構41は、機構制御回路16を介したシステム制御部20の制御によって、Cアーム回転機構41を構成する各動力部を動作させる。それにより、Cアーム回転機構41は、X線発生部11及びX線検出部12を保持するCアーム13を、Cアーム13の円弧方向への回転を行わせたり、Cアーム13の支点を中心とする回転を行わせたりする。
Cアーム13の円弧方向の回転は、CRA(Cranial View)の向きの回転と、CAU(Caudal View)の向きの回転とに対応する。Cアーム13の支点中心の回転は、LAO(Left Anterior Oblique View)の向きの回転と、RAO(Right Anterior Oblique View)の向きの回転とに対応する。なお、Cアーム13の円弧方向の回転が、LAOの向きの回転とRAOの向きの回転とに対応し、Cアーム13の支点中心の回転が、CRAの向きの回転とCAUの向きの回転とに対応する構成を有していてもよい。
天板スライド機構42は、機構制御回路16を介したシステム制御部20の制御によって、天板14を保持する天板保持部Gを構成する各動力部を動作させる。それにより、天板スライド機構42は、天板保持部Gを左右方向(図2に図示するX軸向き及びその逆向き)、上下方向(図2に図示するY軸向き及びその逆向き)、及び体軸方向(図2に図示するZ軸向き及びその逆向き)にスライドさせることができる。
画像処理部18は、画像データ記憶回路51及び画像演算回路52を備える。画像データ記憶回路51は、システム制御部20の制御によって、画像データ生成部33からライン単位又はフレーム単位で順次出力される画像データを記憶する。
画像演算回路52は、システム制御部20の制御によって、画像データ記憶回路51に記憶された画像データに対して画像処理を施し、画像処理後の画像データを画像データ記憶回路51に記憶する。画像処理としては、X線透過像の画像データの拡大/諧調/空間ファイルタ処理、時系列に蓄積された画像データの最小値/最大値トレース処理、サブトラクション処理、ノイズを除去するための加算処理等が挙げられる。
表示部19は、システム制御部20の制御によって、画像処理部18によって処理されたX線透過像の画像データに、システム制御部20から提供されたX線照射条件等のテキスト・図形情報を合成させて表示する。具体的には、表示部19は、表示用画像メモリ61、D/A(Digital to Analog)変換器62、表示回路63、及びディスプレイ64を備える。
表示用画像メモリ61は、X線透過像の画像データに、システム制御部20によって変換されたX線照射条件(管電圧、管電流、透視時間及び線量情報等)や、画像データの付帯情報である数字や各種文字等を合成して一旦保存する。
D/A変換器62は、X線透過像の画像データや付帯情報をアナログ信号に変換する。
表示回路63は、アナログ信号をTVフォーマット変換して映像信号を生成するフォーマット変換用の回路である。
ディスプレイ64は、映像信号を表示する液晶ディスプレイパネル、プラズマディスプレイパネル、及び有機EL(Electro Luminescence)パネル等の表示デバイスである。
システム制御部20は、処理回路71及び記憶回路72を備える。システム制御部20は、入力回路21から入力される操作者の指示に従って、X線撮影装置1の全体の制御を行なう。システム制御部20は、診断に用いる画像の生成を目的としたX線撮影や、X線撮影より線量を低減させたX線透視を行うように制御する。ここで、X線透視は、連続透視及びパルス透視に大別される。パルス透視とは、連続透視と異なり、断続する矩形波によりX線を断続的に照射する透視方法を意味する。パルス透視によれば、連続透視に比べ、透視画像の連続性(フレームレート)がやや劣るが患者に対する被曝線量を抑えることができる。
処理回路71は、専用又は汎用のCPU(Central Processing Unit)又はMPU(Micro Processor Unit)の他、特定用途向け集積回路(ASIC)、及び、プログラマブル論理デバイス等の処理回路を意味する。プログラマブル論理デバイスとしては、例えば、単純プログラマブル論理デバイス(SPLD:Simple Programmable Logic Device)、複合プログラマブル論理デバイス(CPLD:Complex Programmable Logic Device)、及び、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)等の回路が挙げられる。処理回路71は、記憶回路72に記憶された、又は、処理回路71内に直接組み込まれたプログラムを読み出し実行することで後述する機能を実現する。なお、処理回路71は、表示制御部及び制御部の一例である。
また、処理回路71は、単一の処理回路によって構成されてもよいし、複数の独立した処理回路の組み合わせによって構成されてもよい。後者の場合、複数の記憶回路72が複数の処理回路の機能に対応するプログラムをそれぞれ記憶するものであってもよいし、1個の記憶回路72が複数の処理回路の機能に対応するプログラムを記憶するものであってもよい。
記憶回路72は、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子、ハードディスク、及び光ディスク等を備える。記憶回路72は、USB(Universal Serial bus)メモリ及びDVD(Digital Video Disk)等の可搬型メディアを備えてもよい。記憶回路72は、処理回路71において用いられる各種処理プログラム(アプリケーションプログラムの他、OS(Operating System)等も含まれる)や、プログラムの実行に必要なデータを記憶する。なお、記憶回路72は、記憶部の一例である。
入力回路21は、操作者によって操作が可能な入力デバイスからの信号を入力する回路であり、ここでは、入力デバイス自体も入力回路21に含まれるものとする。入力デバイスは、表示パネル、キーボード、各種スイッチ、キーパッドスイッチ及びマウス等を備えたインタラクティブ(双方向)に通信可能なインターフェースである。操作者により入力回路21が操作されると、入力回路21はその操作に応じた信号を生成してシステム制御部20に出力する。なお、図2において、入力回路21が患者Pの右側に設けられる場合を図示するが、その場合に限定されるものではない。例えば、入力回路21は、患者Pの左側に設けられる場合であってもよい。
入力回路21は、操作者による操作により、患者Pの患者情報や、患者Pの観察対象部位に対して最適なX線照射条件等に応じた信号をシステム制御部20に送信する。患者情報としては、検査部位、検査方法、体格(体厚)、及び過去の診断履歴等が挙げられる。
また、入力回路21は、操作者による操作により、後述する、Cアーム13の回転向きを決めるための向き信号を生成してシステム制御部20に送信する。加えて、入力回路21は、操作者による操作により、後述するモード信号及びトリガ信号を生成してシステム制御部20に送信することもできる。なお、入力回路21は、入力部の一例である。
図3は、X線撮影装置1に備えられる入力回路21の構成例を示す図である。図4は、X線撮影装置1に備えられる入力回路21の把持例を示す図である。図5は、X線撮影装置1に備えられる入力回路21の操作例を示す図である。
図3に示すように、入力回路21は、モード設定手段(例えば、モード切替スイッチSW1)、トリガスイッチSW2、向きスイッチSW3、把持部H、及び土台部Bを備える。モード切替スイッチSW1は、土台部Bの表面に設けられる。なお、図3では、モード切替スイッチSW1は、2個のスイッチ要素によりモードを切り替えるものとして示しているが、その場合に限定されず、1個のスイッチ要素によって切り替えられるものとしてもよい。また、モード設定手段は、押しボタン式のモード切替スイッチSW1の他、スライド式のスイッチ、静電センサ式のスイッチ等のハードウェアスイッチによって構成されてもよく、また、表示画面上のアイコンに対するクリック操作、ドラッグ&ドロップ操作、長押し操作等を行うためのソフトウェアスイッチによって構成されてもよい。把持部Hは、土台部Bの表面に固定される。トリガスイッチSW2は、把持部Hの裏面に配置され、向きスイッチSW3は、把持部Hの表面に配置される。
図4に示すように、カテーテルを操作する術者、又は、Cアームを回転操作する補助者である操作者が把持部Hを把持した場合、操作者の指、例えば人差し指が裏面のトリガスイッチSW2に接触可能である。また、操作者が把持部Hを把持した場合、操作者の指、例えば親指が表面の向きスイッチSW3に接触可能である。
図5に示すように、入力回路21は、操作者が「アーム視点モード」及び「画像視点モード」の中から任意のモードを選択できるように、操作者がモード切替スイッチSW1を押下操作できる構造を有する。モード切替スイッチSW1が押下操作されると、入力回路21は、「アーム視点モード」及び「画像視点モード」のいずれかを示すモード信号を生成してシステム制御部20(図1に図示)に送信する。「アーム視点モード」及び「画像視点モード」については後述する。
入力回路21は、把持部Hを把持した操作者の人差し指がトリガスイッチSW2を図5の側面図に示す矢印の向きに押下できる構造を有すると共に、人指し指がトリガスイッチSW2の押下操作を開放するとトリガスイッチSW2を押下操作前の位置に戻すことができる構造を有する。トリガスイッチSW2が押下操作されると、入力回路21は、トリガ信号を生成してシステム制御部20(図1に図示)に送信する。
入力回路21は、把持部Hを把持した操作者の親指が図5の表面図に示す上下向きの矢印と、図5の表面図に示す左右向きの矢印と、図5の表面図に示す斜め向きの矢印とのうちいずれかに向きスイッチSW3を倒し操作できる構造を有すると共に、親指が向きスイッチSW3の倒し操作を開放すると向きスイッチSW3を倒し操作前の位置に戻すことができる構造を有する。トリガスイッチSW2が押下操作された状態で向きスイッチSW3が任意の向きに倒し操作されると、入力回路21は、Cアーム13の回転向きを決めるための向き信号を発生してシステム制御部20(図1に図示)に送信する。なお、図5では、360°を8分割した8個の向きを矢印で示しているが、その場合に限定されず、360°を何分割しても構わない。
なお、入力回路21の構成及び操作は、図3及び図5に示す入力回路21の場合に限定されるものではない。例えば、向きスイッチSW3は、倒し操作が可能なジョイスチックによって構成されていてもよい。
続いて、X線撮影装置1の機能について説明する。
図6は、X線撮影装置1の機能を示すブロック図である。
処理回路71がプログラムを実行することによって、X線撮影装置1は、モード設定手段(例えば、モード設定機能)71a、第1回転手段(例えば、第1回転機能)71b、回転位置登録手段(例えば、回転位置登録機能)71c、回転位置取得手段(例えば、回転位置取得機能)71d、及び第2回転手段(例えば、第2回転機能)71eとして機能する。なお、機能71a〜71eの全部又は一部は、プログラムの実行によって機能する場合に限定されず、X線撮影装置1に備えられるASIC等の回路によって機能する場合であってもよい。
モード設定機能71aは、入力回路21のモード切替スイッチSW1から、「アーム視点モード」及び「画像視点モード」のいずれかを示すモード信号を受信する機能と、モード信号に応じたモードを設定する機能とを含む。ここで、アーム視点モードとは、図5(C)に示す向きスイッチSW3の倒し操作の向きを、Cアーム13の回転向きとして設定するモードを意味する。一方で、画像視点モードとは、向きスイッチSW3の倒し操作の向きを、表示された透視画像の撮影領域の移動向きとしてCアーム13の回転向きを設定するモードを意味する。
第1回転機能71bは、入力回路21のトリガスイッチSW2からトリガ信号を受信する機能と、入力回路21の向きスイッチSW3から向き信号を受信する機能とを含む。また、第1回転機能71bは、トリガ信号の受信中に向き信号を受信すると、モード設定機能71aによって設定されたモード及び向き信号に応じて向き信号に従う第1の制御信号を生成する機能と、第1の制御信号を機構制御回路16に送信する機能とを含む。
トリガ信号は、操作者によりトリガスイッチSW2が押下操作されるとトリガスイッチSW2により生成されるものである。向き信号は、操作者により向きスイッチSW3が倒し操作されると、向きスイッチSW3により生成されるものである。機構制御回路16は、第1回転機能71bからの制御信号に基づいてCアーム回転機構41を制御して、CRA、CAU、LAO、RAO、又はそれらの組み合わせの向きにCアーム13の第1の回転を行わせる。
図7(A),(B)は、X線撮影装置1において、モード及び向き信号に応じた第1の制御信号の生成方法を説明するための図である。
図7(A),(B)において、操作者による向きスイッチSW3の倒し操作の向きが「左」である場合を考える。入力回路21が図2に示すように患者Pの右側に設けられる場合であって、図7(A)に示すアーム視点モードの場合、平面検出器31が患者Pの頭側に動く向き、つまり、CRAの向きにCアーム13が第1の回転を行うような第1の制御信号が生成される。一方で、図7(B)に示す画像視点モードの場合、透視画像の撮影領域が左側に動く向き、つまり、RAOの向きにCアーム13が第1の回転を行うような第1の制御信号が生成される。
また、図7(A),(B)において、操作者による倒し操作の向きが「上」である場合を考える。入力回路21が図2に示すように患者Pの右側に設けられる場合であって、図7(A)に示すアーム視点モードの場合、平面検出器31が患者Oの左側に動く向き、つまり、LAOの向きにCアーム13が第1の回転を行うような第1の制御信号が生成される。一方で、図7(B)に示す画像視点モードの場合、透視画像の撮影領域が上側に動く向き、つまり、CRAの向きにCアーム13が第1の回転を行うような第1の制御信号が生成される。
図8(A)は、X線撮影装置1において、入力回路21が図2に示すように患者Pの右側に設けられる場合におけるモード及び向き信号と第1の制御信号との関係を表として示す図である。
図8(A)によると、図7(A)を用いて説明したように、アーム視点モード及び向き信号「左」の場合、CRAの向きにCアーム13が第1の回転を行うような第1の制御信号が生成される。一方で、図8(A)によると、図7(B)を用いて説明したように、画像視点モード及び向き信号「左」の場合、RAOの向きにCアーム13が第1の回転を行うような第1の制御信号が生成される。また、図8(A)によると、図7(A)を用いて説明したように、アーム視点モード及び向き信号「上」の場合、LAOの向きにCアーム13が第1の回転を行うような第1の制御信号が生成される。一方で、図8(A)によると、図7(B)を用いて説明したように、画像視点モード及び向き信号「上」の場合、CRAの向きにCアーム13が第1の回転を行うような第1の制御信号が生成される。
さらに、操作者による倒し操作の向きが「左上」である場合を考える。アーム視点モードの場合、平面検出器31が患者Pの頭側に動くCRAの向きで、かつ、平面検出器31が患者Pの左側に動くLAOの向きにCアーム13が第1の回転を行うような第1の制御信号が生成される。一方で、画像視点モードの場合、透視画像の撮影領域が左側及び頭部に動く方向、つまり、RAOの向き、かつ、CRAの向きにCアーム13が第1の回転を行うような第1の制御信号が生成される。操作者による倒し操作の向きが「左上45°」の場合は、RAOの向きの単独の場合の回転速度を「100%」として、RAOの向きへの回転速度を「50%」とし、CRAの向きへの回転速度を「50%」とすることができる。
なお、モード及び向き信号のその他の組み合わせと制御信号との関係については、図8(A)に示して説明を省略する。
また、入力回路21が患者Pの左側に設けられる場合(図示省略)におけるモード及び向き信号と第1の制御信号との関係は、図8(A)を一部修正して図8(B)のように求めることができる。図8(B)は、X線撮影装置1において、入力回路21が患者Pの左側に設けられる場合におけるモード及び向き信号と第1の制御信号との関係を表として示す図である。
図6の説明に戻って、回転位置登録機能71cは、入力回路21のトリガスイッチSW2からトリガ信号を受信する機能と、入力回路21の向きスイッチSW3から向き信号を受信する機能とを含む。また、回転位置登録機能71cは、トリガ信号の受信中に向き信号の受信を開始すると、Cアーム回転機構41からエンコーダ信号を受信する機能と、エンコーダ信号に基づいてCアーム13の回転位置(透視角度)を算出して記憶回路72に登録する機能とを含む。
ここで、回転位置登録機能71cは、Cアーム回転機構41を構成するローラ(図示省略)に取り付けられるロータリーエンコーダ(図示省略)からエンコーダ信号を取得する。そして、回転位置登録機能71cは、取得されたエンコーダ信号に基づいて、Cアーム13の回転位置を算出する。なお、ロータリーエンコーダは、Cアーム13を動作させるローラの回転の機械的変位量を電気信号に変換し、その電気信号を処理することで、Cアーム13の回転位置の基礎となるエンコーダ情報を検出するセンサである。
回転位置取得機能71dは、入力回路21のトリガスイッチSW2からトリガ信号を受信する機能と、入力回路21の向きスイッチSW3から向き信号を受信する機能とを含む。また、回転位置取得機能71dは、トリガ信号の受信中に向き信号の受信を終了すると、記憶回路72に登録されたCアーム13の回転位置を記憶回路72から取得する機能を含む。
第2回転機能71eは、入力回路21のトリガスイッチSW2からトリガ信号を受信する機能と、入力回路21の向きスイッチSW3から向き信号を受信する機能とを含む。また、第2回転機能71eは、トリガ信号の受信中に向き信号の受信を終了すると、Cアーム回転機構41からエンコーダ信号を受信する機能と、エンコーダ信号に基づいてCアーム13の回転位置を算出する機能とを含む。さらに、第2回転機能71eは、算出されたCアーム13の回転位置に基づいて、回転位置取得機能71dによって取得されたCアーム13の回転位置に戻すための第2の制御信号を生成する機能と、第2の制御信号を機構制御回路16に送信する機能とを含む。
機構制御回路16は、第2回転機能71eからの第2の制御信号に基づいてCアーム回転機構41を制御して、CRA、CAU、LAO、RAO、又はそれらの組み合わせの向きにCアーム13の第2の回転を行わせる。つまり、第2回転機能71eは、トリガ信号の受信中に向き信号の受信を終了すると、向き信号の受信前の回転位置までCアーム13を戻すことになる。
続いて、図6、図9、及び図10を用いて、X線撮影装置1の動作を説明する。
図9及び図10は、X線撮影装置1の動作をフローチャートとして示す図である。
入力回路21は、操作者が入力回路21のモード切替スイッチSW1を操作することで、「アーム視点モード」及び「画像視点モード」のいずれかを示すモード信号を生成する(ステップST1)。モード設定機能71aは、ステップST1によって生成されたモード信号を入力回路21から受信し、モード信号に応じたモードを設定する(ステップST2)。
X線撮影装置1は、操作者によって入力回路21の透視開始スイッチ(図示省略)が押下されると、設定されたX線照射条件に従って、患者Pに対するX線透視を開始する(ステップST3)。X線透視中、患者Pに対して、X線透視を利用したIVR術が施される。X線透視を利用したIVR術は、X線透視中に行われる、主に、カテーテルを利用した治療のことである。X線撮影装置1は、X線透視を利用したIVR術において、時系列に複数の透視画像を生成してディスプレイ64(図1に図示)にリアルタイムで表示することができる。X線撮影装置1は、X線透視中に、特段の指示がない限り、Cアーム13の回転位置をワーキングアングルに固定して一定の角度でX線透視を行って透視画像をディスプレイ64(表示部19)に表示させる。
第1回転機能71bは、ステップST3によって開始されたX線透視中に操作者により入力回路21のトリガスイッチSW2が押下操作されたか、つまり、トリガスイッチSW2からのトリガ信号の受信を開始したか否かを判断する(ステップST4)。
ステップST4の判断にてYES、即ち、トリガスイッチSW2からのトリガ信号の受信が開始されたと判断される場合、第1回転機能71bは、トリガスイッチSW2が押下操作された状態で入力回路21の向きスイッチSW3が倒し操作されたか否かを判断する。即ち、第1回転機能71bは、トリガスイッチSW2からのトリガ信号の受信中に向きスイッチSW3からの向き信号の受信を開始したか否かを判断する(ステップST5)。一方で、ステップST4の判断によりNO、即ち、トリガ信号の受信が開始されていないと判断される場合、第1回転機能71bは、トリガスイッチSW2からトリガ信号の受信が開始されるまで待機する。なお、ステップST4とステップST5との順序は逆でも構わない。
ステップST5の判断によりYES、即ち、トリガ信号の受信中に向き信号の受信が開始されたと判断される場合、回転位置登録機能71cは、Cアーム回転機構41からエンコーダ信号を受信し、エンコーダ信号に基づいてCアーム13の回転位置を算出して記憶回路72に登録する(ステップST6)。一方で、ステップST5の判断によりNO、即ち、トリガ信号の受信中に向き信号の受信が開始されていないと判断される場合、第1回転機能71bは、向き信号の受信が開始されるまで待機する。
また、ステップST5の判断によりYES、即ち、トリガ信号の受信中に向き信号の受信が開始されたと判断される場合、第1回転機能71bは、ステップST2によって設定されたモードが画像視点モードであるか否かを判断する(ステップST7)。ステップST7の判断にてYES、即ち、ステップST2によって設定されたモードが画像視点モードであると判断される場合、第1回転機能71bは、向きスイッチSW3の倒し操作の向きを、表示された透視画像の撮影領域の移動向きとし、その移動向きに合うようなCアーム13の回転向きとなるように、第1の制御信号を生成する(ステップST8)。
ここで、第1回転機能71bは、ステップST8において、向き信号が示す向きと当該向きに応じて発生する回転向きとの関係を示す情報をディスプレイ64(表示部19)に表示させてもよい。例えば、ステップST2によって設定されたモードが画像視点モードであると判断される場合、第1回転機能71bは、ステップST8において、画像視点モードが設定されていることを示す画像視点モード情報を画像としてディスプレイ64に表示させ、操作者に報知する。これにより、向きスイッチSW3を操作する予定の操作者は、現在が、向きスイッチSW3の倒し操作の向きと、表示された透視画像の撮影領域の移動向きとが一致するモードであることをディスプレイ64上で認識した上で向きスイッチSW3を操作することができる。
図11(A)は、画像視点モード情報の表示例を示す図である。
モードとして画像視点モードが設定された場合、透視画像と共に、図11(A)に示す画像視点モード情報が画像としてディスプレイ64に表示される。例えば、画像視点モード情報の画像は、向きスイッチSW3のモデルと、向きスイッチSW3の上下左右の向きの矢印と、それら矢印に対応する透視画像周囲の矢印とを含む。この表示により、向きスイッチSW3を操作する予定の操作者は、現在が、向きスイッチSW3の倒し操作の向きと、表示された透視画像の撮影領域の移動向きとが一致するモードであることを認識することができる。
図9の説明に戻って、ステップST7の判断にてNO、即ち、ステップST2によって設定されたモードがアーム視点モードであると判断される場合、第1回転機能71bは、向きスイッチSW3の倒し操作の向きがCアーム13の回転向きとなるように、第1の制御信号を生成する(ステップST9)。
ここで、第1回転機能71bは、ステップST9において、向き信号が示す向きと当該向きに応じて発生する回転向きとの関係を示す情報をディスプレイ64(表示部19)に表示させてもよい。例えば、ステップST2によって設定されたモードがアーム視点モードであると判断される場合、第1回転機能71bは、ステップST9において、アーム視点モードが設定されていることを示すアーム視点モード情報を画像としてディスプレイ64に表示させ、操作者に報知する。これにより、向きスイッチSW3を操作する予定の操作者は、現在が、向きスイッチSW3の倒し操作の向きと、Cアーム13の回転向きとが一致するモードであることをディスプレイ64上で認識した上で向きスイッチSW3を操作することができる。
図11(B)は、アーム視点モード情報の表示例を示す図である。
モードとしてアーム視点モードが設定された場合、透視画像と共に、図11(B)に示すアーム視点モード情報が画像としてディスプレイ64に表示される。例えば、アーム視点モード情報の画像は、向きスイッチSW3のモデルと、向きスイッチSW3の上下左右の向きの矢印と、それら矢印に対応するCアーム13の回転向き(CRA、CAU、LAO、及びRAO)とを含む。この表示により、向きスイッチSW3を操作する予定の操作者は、現在が、向きスイッチSW3の倒し操作の向きと、Cアーム13の回転向きとが一致するモードであることを認識することができる。
図9の説明に戻って、第1回転機能71bは、ステップST8又はST9によって生成された第1の制御信号に基づいて、Cアーム回転機構41を制御し、Cアーム13の第1の回転を開始する(ステップST10)。
第1回転機能71bは、トリガスイッチSW2が押下操作された状態で入力回路21の向きスイッチSW3の倒し操作が開放されたか否かを判断する。即ち、第1回転機能71bは、トリガスイッチSW2からのトリガ信号の受信中にステップST5によって開始された向きスイッチSW3からの向き信号の受信が終了したか否かを判断する(ステップST11)。ステップST11の判断にてYES、即ち、トリガ信号の受信中に向き信号の受信が終了したと判断される場合、第1回転機能71bは、ステップST10によって開始されたCアーム13の第1の回転を終了させる(ステップST12)。一方で、ステップST11の判断によりNO、即ち、トリガ信号の受信中に向き信号の受信が終了していないと判断される場合、第1回転機能71bは、向き信号の受信が終了されるまで回転を継続する。
また、ステップST11の判断にてYES、即ち、トリガ信号の受信中に向き信号の受信が終了したと判断される場合、回転位置取得機能71dは、ステップST6によって記憶回路72に登録されたCアーム13の回転位置を取得する(ステップST13)。
第2回転機能71eは、トリガ信号の受信中に、Cアーム回転機構41からエンコーダ信号を受信し、エンコーダ信号に基づいてCアーム13の回転位置を算出する。そして、第2回転機能71eは、算出されたCアーム13の回転位置に基づいて、ステップST13によって取得されたCアーム13の回転位置に戻すための第2の制御信号を生成する(ステップST14)。
第2回転機能71eは、ステップST14によって生成された第2の制御信号に基づいて、Cアーム回転機構41を制御し、Cアーム13の第2の回転を実行し、ステップST4のYESによって開始されたトリガ信号の受信を終了する(ステップST15)。つまり、向きスイッチSW3の倒し操作の開放によりCアーム13の第1の回転を停止させる制御に留まらず、Cアーム13を従前の回転位置まで戻すような制御が行なわれる。
X線撮影装置1は、操作者によって入力回路21の透視終了スイッチ(図示省略)が押下されたか、つまり、ステップST3によって開始されたX線透視を終了するか否かを判断する(ステップST16)。ステップST16の判断によりYES、即ち、ステップST1によって開始されたX線透視を終了すると判断される場合、X線撮影装置1は、X線透視を終了する。なお、透視の終了は、ステップST15の後のタイミングに限定されるものではない。例えば、透視の終了は、ステップST15においてCアーム13の第2の回転の実行前に終了されてもよい。
一方、ステップST16の判断によりNO、即ち、ステップST3によって開始されたX線透視を終了しないと判断される場合、第1回転機能71bは、ステップST3によって開始されたX線透視中に、トリガスイッチSW2からのトリガ信号の受信を開始したか否かを判断する(ステップST4)。
なお、ステップST4〜ST16を繰り返すことにより、回転位置登録機能71cは、ステップST6において、Cアーム13の回転位置を更新登録するものとする。回転位置登録機能71cは、前回のステップST6によって記憶回路72に登録されているCアーム13の回転位置を、ステップST6によって登録しようとする新しい回転位置に更新する。
また、図9に示すステップST1,ST2,ST7,ST8は、X線撮影装置1に必須のステップではない。X線撮影装置1にステップST1,ST2,ST7,ST8が無い場合、X線撮影装置1は、患者Pに対するX線透視を開始し(ステップST3)、トリガスイッチSW2からのトリガ信号の受信を開始したか否かを判断し(ステップST4)、トリガスイッチSW2からのトリガ信号の受信が開始されたと判断される場合に向き信号の受信を開始したか否かを判断し(ステップST5)、トリガ信号の受信中に向き信号の受信が開始されたと判断される場合にCアーム13の回転位置を算出して記憶回路72に登録する(ステップST6)。次いで、X線撮影装置1は、向きスイッチSW3の倒し操作の向きがCアーム13の回転向きとなるように、第1の制御信号を生成し(ステップST9)、ステップST10に移行する。
X線撮影装置1によれば、X線透視中にCアーム13の第1の回転後に従前の回転位置に自動的に戻すことができるので、術者等の操作者によるCアーム13の操作性を向上できる。また、X線撮影装置1によれば、X線透視中に向きスイッチSW3の倒し操作の向きを、表示された透視画像の撮影領域の移動向きとすることができるので、操作者によるCアーム13の操作性を向上できる。
(第1の変形例)
図9及び10に示すフローチャートにおいて、X線撮影装置1の処理回路71は、ステップST11のYESからステップST15の間にトリガ信号の受信を継続し、その間にCアーム13の第2の回転を継続するような制御について説明した。しかしながら、その場合に限定されるものではない。例えば、処理回路71は、ステップST11のYESからステップST15の間にトリガ信号の受信を終了すると、Cアーム13が第2の回転を終了するように制御してもよい。
このようなCアーム13の制御により、操作者は、Cアーム13の第2の回転中に透視画像を見ながら、任意の回転位置で第2の回転を停止させることができる。第2の回転の停止の後にCアーム13の回転を再開したい場合は、操作者がトリガスイッチSW2を押下する(ステップST4)。
(第2の変形例)
図9に示すフローチャートのステップST8(又はST9)において、第1回転機能71bが第1の制御信号を生成する際、第1回転機能71bは、Cアーム13の第1の回転前における透視画像上の対象部位が、第1の回転中における各透視画像上の任意の位置に現れるように天板14の位置制御を行うことができる。
図12(A)は、X線撮影装置1に備えられるCアームの第1の回転前における状態を示し、図12(B)は、図12(A)に示す状態で表示される透視画像を示す図である。図13(A)は、X線撮影装置1に備えられるCアームの第1の回転後における状態を示し、図13(B)は、図13(A)に示す状態で表示される透視画像を示す図である。
図12(A)は、第1の回転前におけるX線管11a及び平面検出器31と、X線管11aからのX線の照射領域と、天板14に載置された患者Pの観察対象部位Rとの関係を示す。図12(A)に示すX線の照射領域により、透視画像上に観察対象部位Rが現れる(図12(B))。
図12(A)に示す状態から、天板14の位置を固定したままCアーム、つまり、X線管11a及び平面検出器31を一体としてアイソセンタISを中心とした第1の回転を行う(図13(A)ではLAO)。第1の回転中、各透視画像上の観察対象部位Rの位置が刻々と変化する。場合によっては、図13(A)に示す第1の回転後の状態に示すように、観察対象部位RがX線の照射領域から外れ、回転後の透視画像上に観察対象部位Rが現れなくなってしまう(図13(B))。そこで、観察対象部位Rが、第1の回転中に生成される各透視画像上の任意の位置に現れるような天板14の位置制御が必要となる。
図14(A)は、X線撮影装置1に備えられるCアームの第1の回転前における状態で表示される透視画像を示し、図14(B)は、図14(A)に示す透視画像等により設定される観察対象部位の2次元位置を示す図である。図15(A)は、X線撮影装置1に備えられる天板の位置制御下においてCアームの第1の回転後における状態を示し、図15(B)は、図15(A)に示す状態で表示される透視画像を示す図である。
図14(A)は、図12(B)に示す第1の回転前の透視画像と、その透視画像上の観察対象部位Rに設定される位置Sとを示す。操作者は、観察対象部位Rに位置Sを指定する。また、操作者は、Cアームの回転前に、位置Sの高さ、即ち、位置Sの天板14からの高さを指定する。
図14(B)は、図14(A)により設定された位置Sと、Cアーム13の位置と、アイソセンタISの位置と、SID(Source to Image Receptor Distance)と、FOV(Field Of View)と、天板14の位置等に基づいて算出される、位置Sに対応する平面検出器31上の位置S´を示す。また、図14(B)は、X線管11aから平面検出器31上の位置S´に向かうX線レイ上であって、天板14の高さに、設定された位置Sの高さが加算された位置に存在する3次元位置T[X,Y,Z]を示す。
そして、第1回転機能71bは、第1の回転前における3次元位置Tに基づいて、第1の回転中に生成される各透視画像上の同一領域に3次元位置T、即ち、観察対象部位Rが現れるような、天板14のスライドを行うための制御信号を生成して機構制御回路16に送信する。同一領域とは、同一位置及びその周辺位置を含む。
第1回転機能71bが天板14の制御信号を生成して機構制御回路16に送信すると、天板スライド機構42は第1の回転中に天板14の位置を制御し、図15(A)に示す状態となる。図15(A)に示す例では、天板14が下向きにスライドされている。その場合、第1の回転前における透視画像上の観察対象部位R(図12(B))が、第1の回転中における各透視画像上の同一領域に現れる(図15(B))。
なお、図14(A),(B)及び図15(A),(B)を用いて、Cアーム13の第1の回転中における天板14の位置制御について説明した。加えて、Cアーム13の第2の回転中においても天板14の位置制御を行うこともできる。
このような天板14の制御により、操作者は、Cアーム13の第1の回転(又は第2の回転)中に、透視画像上の定まった領域内で観察対象部位Rを視認することができる。
(第3の変形例)
図9に示すフローチャートのステップST8(又はST9)において、第1回転機能71bが第1の制御信号を生成する際、第1回転機能71bは、Cアーム13の第1の回転前における透視画像上の観察対象部位が、第1の回転中における各透視画像上の任意の位置に現れるようにX線照射野絞り11bの絞り羽の位置制御、つまり、FOVの制御を行うことができる。また、FOVの制御に組み合わせ、又は、その制御に代替して、第1回転機能71bは、Cアーム13の第1の回転前における透視画像上の観察対象部位が、第1の回転中における各透視画像上の任意の位置に現れるように平面検出器31の読み出し領域の制御、つまり、使用検出素子の制御を行うことができる。
図13(A),(B)を用いて説明したように、第1の回転中、各透視画像上の観察対象部位Rの位置が刻々と変化してしまう。そこで、第1回転機能71bは、図14(A)により設定された位置Sと、Cアーム13の位置と、アイソセンタISの位置と、SIDと、変更前のFOVと、天板14の位置等に基づいて3次元位置T[X,Y,Z]を算出する。第1回転機能71bは、第1の回転前における3次元位置Tに基づいて、第1の回転中に生成される各透視画像上の同一領域に3次元位置T、即ち、観察対象部位Rが現れるように、X線照射野絞り11bの各絞り羽のスライドを行うための制御信号を生成して各絞り羽のスライド機構(図示省略)に送信する。これにより、第1の回転中にFOVが適切に絞られて、Cアーム13の第1の回転前における透視画像上の観察対象部位が、第1の回転中における各透視画像上の任意の位置に現れることになる。
また、上述したX線照射野絞り11bの制御に組み合わせ、又は、その制御に代替して、第1回転機能71bは、第1の回転前における3次元位置Tに基づいて、第1の回転中に生成される各透視画像上の同一領域に3次元位置T、即ち、観察対象部位Rが現れるように、平面検出器31を構成する複数のX線検出素子から使用検出素子を選択するための制御信号を生成して、使用検出素子の選択を行うスイッチング回路(図示省略)に送信する。これにより、第1の回転中に使用検出素子が適切に限定されて、Cアーム13の第1の回転前における透視画像上の観察対象部位が、第1の回転中における各透視画像上の任意の位置に現れることになる。
なお、Cアーム13の第1の回転中におけるFOVの制御と使用検出素子の制御とについて説明した。加えて、Cアーム13の第2の回転中においてもFOVの制御と、使用検出素子の制御とを行うこともできる。
このようなFOVの制御と使用検出素子の制御とにより、操作者は、Cアーム13の第1の回転(又は第2の回転)中に、透視画像上の定まった領域内で観察対象部位Rを視認することができる。
(第4の変形例)
図9に示すステップST6において、トリガ信号の受信中に向き信号の受信が開始されたと判断された後に、回転位置登録機能71cが、エンコーダ信号を受信し、Cアーム13の回転位置を登録する場合について説明した。しかし、Cアーム13の回転位置の登録のタイミングは、その場合に限定されるものではない。例えば、回転位置登録機能71cは、トリガ信号の受信直後や、トリガ信号の受信後であって向き信号の受信の開始前にエンコーダ信号を受信し、Cアーム13の回転位置を登録してもよい。
以上説明した少なくとも1つの実施形態によれば、操作者によるアームの操作性を向上できる。
以上、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これらの実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1 X線撮影装置
11 X線発生部
12 X線検出部
13 Cアーム
14 天板
19 表示部
20 システム制御部
21 入力回路
41 Cアーム回転機構
71 処理回路
71a モード設定機能
71b 第1回転機能
71c 回転位置登録機能
71d 回転位置取得機能
71e 第2回転機能

Claims (15)

  1. X線を発生するX線発生部と、
    前記X線を検出するX線検出部と、
    前記X線発生部及び前記X線検出部を保持するアームと、
    前記アームの回転向きを決めるための向き信号を生成する入力部と、
    前記X線検出部によって検出された前記X線に基づく画像を表示部に表示させる表示制御部と、
    前記向き信号に従う第1の制御信号により前記アームが第1の回転を行うように前記アームの回転機構を制御し、前記第1の回転の終了に応じて、第2の制御信号により、記憶部に登録された前記第1の回転前の位置に向けて前記アームを戻す第2の回転を行うように前記回転機構を制御する制御部と、
    を有するX線撮影装置。
  2. 前記入力部は、トリガ信号を生成するトリガスイッチと、前記向き信号を生成する向きスイッチとを設け、
    前記制御部は、前記トリガ信号の受信中に前記向き信号を受信すると、前記向き信号に従う前記第1の制御信号により前記アームが前記第1の回転を行うように前記回転機構を制御する、
    請求項1に記載のX線撮影装置。
  3. 前記制御部は、前記アームの前記第1の回転中に前記向き信号の受信を終了すると、前記アームが前記第1の回転を終了して前記第2の回転を行うように前記回転機構を制御する、
    請求項2に記載のX線撮影装置。
  4. 前記制御部は、前記アームの前記第2の回転中に前記トリガ信号の受信を終了すると、前記アームが前記第2の回転を終了するように前記回転機構を制御する、
    請求項3に記載のX線撮影装置。
  5. 前記制御部は、前記向き信号に基づいて前記第1の回転前の回転位置を前記記憶部に登録する、
    請求項1乃至4のうちいずれか一項に記載のX線撮影装置。
  6. 前記表示制御部は、前記向き信号が示す向きと当該向きに応じて発生する前記回転向きとの関係を示す情報を前記表示部に表示させる、
    請求項1に記載のX線撮影装置。
  7. 前記入力部は、前記向き信号が示す向きを前記回転向きとして設定するアーム視点モードであるか、又は、前記向き信号が示す向きを前記画像の移動向きとして前記回転向きを設定する画像視点モードであるかを示すモード信号を生成し、
    前記制御部は、前記モード信号に従って前記アームの前記回転向きを示す前記第1の制御信号を生成する、
    請求項1乃至5のうちいずれか一項に記載のX線撮影装置。
  8. 前記表示制御部は、前記画像視点モードが設定されている場合に、前記画像視点モードが設定されていることを示す情報を前記表示部に表示させる、
    請求項7に記載のX線撮影装置。
  9. 前記表示制御部は、前記アーム視点モードが設定されている場合に、前記アーム視点モードが設定されていることを示す情報を前記表示部に表示させる、
    請求項7に記載のX線撮影装置。
  10. 前記制御部は、
    前記画像上で設定される観察対象部位の位置と、被検体を載置する天板からの前記観察対象部位の高さとに基づいて前記観察対象部位の3次元位置を算出し、
    前記3次元位置に基づいて、前記アームの前記第1の回転中に生成される複数の画像上の略同一領域にそれぞれ前記観察対象部位が現れるような制御信号を生成し、
    前記制御信号により、前記アームの前記第1の回転中における前記天板のスライドを制御する、
    請求項1乃至9のうちいずれか一項に記載のX線撮影装置。
  11. 前記制御部は、
    前記画像上で設定される観察対象部位の位置と、被検体を載置する天板からの前記観察対象部位の高さとに基づいて前記観察対象部位の3次元位置を算出し、
    前記3次元位置に基づいて、前記アームの前記第2の回転中に生成される複数の画像上の同一領域にそれぞれ前記観察対象部位が現れるような制御信号を生成し、
    前記制御信号により、前記アームの前記第2の回転中における前記天板のスライドを制御する、
    請求項1乃至10のうちいずれか一項に記載のX線撮影装置。
  12. 前記制御部は、
    前記画像上で設定される観察対象部位の位置と、被検体を載置する天板からの前記観察対象部位の高さとに基づいて前記観察対象部位の3次元位置を算出し、
    前記3次元位置に基づいて、前記アームの前記第1の回転中に生成される複数の画像上の同一領域にそれぞれ前記観察対象部位が現れるような制御信号を生成し、
    前記制御信号により、前記アームの前記第1の回転中におけるX線照射野絞りの絞り羽のスライドを制御し、及び/又は、前記アームの前記第1の回転中における前記X線検出部の読み出し領域を制御する、
    請求項1乃至6のうちいずれか一項に記載のX線撮影装置。
  13. 前記制御部は、
    前記画像上で設定される観察対象部位の位置と、被検体を載置する天板からの前記観察対象部位の高さとに基づいて前記観察対象部位の3次元位置を算出し、
    前記3次元位置に基づいて、前記アームの前記第2の回転中に生成される複数の画像上の同一領域にそれぞれ前記観察対象部位が現れるような制御信号を生成し、
    前記制御信号により、前記アームの前記第2の回転中におけるX線照射野絞りの絞り羽のスライドを制御し、及び/又は、前記アームの前記第2の回転中における前記X線検出部の読み出し領域を制御する、
    請求項1乃至6,12のうちいずれか一項に記載のX線撮影装置。
  14. X線を発生するX線発生部と、
    前記X線を検出するX線検出部と、
    前記X線発生部及び前記X線検出部を保持するアームと、
    前記アームの回転向きを決めるための向き信号を生成する入力部と、
    前記X線検出部によって検出された前記X線に基づく画像を表示部に表示させる表示制御部と、
    前記向き信号が示す向きを前記回転向きとして設定するアーム視点モードであるか、又は、前記向き信号が示す向きを前記画像の移動向きとして前記回転向きを設定する画像視点モードであるかを示すモード信号に従って前記アームの前記回転向きを示す制御信号を生成し、前記制御信号により前記アームが回転を行うように前記アームの回転機構を制御する制御部と、
    を有するX線撮影装置。
  15. X線を発生するX線発生部と、
    前記X線を検出するX線検出部と、
    前記X線発生部及び前記X線検出部を保持するアームと、
    前記アームの回転向きを決めるための向き信号を生成する入力部と、
    前記X線検出部によって検出された前記X線に基づく画像を表示部に表示させる表示制御部と、
    前記向き信号が示す向きを前記画像の移動向きとして前記回転向きを設定することで、前記アームの前記回転向きを示す制御信号を生成し、前記制御信号により前記アームが回転を行うように前記アームの回転機構を制御する制御部と、
    を有するX線撮影装置。
JP2018048288A 2017-03-21 2018-03-15 X線撮影装置 Pending JP2018158101A (ja)

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