JP2018157484A - ヘッドフォン - Google Patents

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Abstract

【課題】周辺音を音楽等とともに聴かせる場合に、音楽等が聴き取りにくくなるのを防止する。
【解決手段】ヘッドフォン1は、周辺音を収音して収音信号を出力するマイク14L、14Rと、収音信号と外部機器からの入力信号とに基づいて放音する発音体12L、12Rと、マイク14L、14Rで収音された周辺音の音量に応じて収音信号の音量を変更する音量変更部20と、を具備する。
【選択図】図2

Description

本発明は、ヘッドフォンに関する。
近年、スマートフォンのような携帯型の外部機器が普及している。ユーザーは、ヘッドフォンを装着して、当該外部機器から出力される音楽等をユーザー自身が設定した音量で聴く場合が多い。また、周辺音を低減してユーザーに音楽等を聴かせる、いわゆるノイズキャンセル式のヘッドフォンも普及しつつある(特許文献1参照)。
特開2017−005413号公報
ノイズキャンセル式のヘッドフォンに限られず、一般的なヘッドフォンを装着したユーザーは、外部機器から出力される音楽等を聴きながら周辺音を聴く必要性に迫られる場合がある。このため、周辺音をマイクで収音して音楽等とともに聴かせる構成も考えられるが、条件次第で音楽等が聴き取りにくくなる、という状態が発生した。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、その目的の一つは、周辺音を外部機器から出力される音楽等とともに聴かせる場合に、音楽等が聴き取りにくくなるのを防止する技術を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の一態様に係るヘッドフォンは、周辺音を収音して収音信号を出力するマイクと、前記収音信号と外部機器からの入力信号とに基づいて放音する発音体と、前記マイクで収音された周辺音の音量に応じて前記収音信号の音量を変更する音量変更部と、を具備することを特徴とする。
実施形態に係るヘッドフォンを示す図である。 ヘッドフォンの構成を示すブロック図である。 応用・変形例に係るヘッドフォンの構成を示すブロック図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、実施形態に係るヘッドフォン1を示す図である。この図に示されるように、ヘッドフォン1は、略円筒形状で左耳用のヘッドフォンユニット5Lと、同じく右耳用のヘッドフォンユニット5Rと、当該ヘッドフォンユニット5Lおよび5R同士を連結するヘッドバンド3と、を有する。
ヘッドバンド3は、弾力性を備える金属や樹脂などにより、長手方向に円弧を描く外形に形成されたものである。ヘッドフォンユニット5Lおよび5Rの各々において、ヘッドバンド3における円弧の内側に、円環状で弾力性を有するイヤーパッド10がそれぞれ設けられている。
ヘッドフォンユニット5Lにおいて、発音体12Lがイヤーパッド10における円環のほぼ中心に設けられる。ヘッドフォンユニット5Lにおける円筒の側面では、マイク14Lおよびダイヤル16aが設けられ、当該側面からはコード18が引き出されている。
なお、コード18は、外部機器から供給されるステレオ信号を入力する。本実施形態では、ステレオ信号を、コード18を介して有線で入力する構成としているが、赤外線や無線などによりワイヤレスで受信する構成としても良い。
また、ヘッドフォンユニット5Rにおいて、発音体12Rがイヤーパッド10における円環のほぼ中心に設けられ、マイク14Rが円筒の側面に設けられている。
発音体12Lおよび12Rは、それぞれ電気的な信号を空気の振動である音に変換して出力するものであり、典型的にはスピーカーが用いられる。
マイク14Lは、ヘッドフォンユニット5Lの周辺音を収音する。マイク14Rも同様であり、ヘッドフォンユニット5Rの周辺音を収音する。
ダイヤル16aは、ユーザーによって設定される音量調整用のつまみである。なお、図の例では、ダイヤル16aをユーザーが回転させることで音量が設定されるが、例えば音量上昇用のプッシュボタンと下降用のプッシュボタンとを設けて、当該プッシュボタンの押下回数または押下時間により音量を設定する構成としても良い。
ヘッドフォン1を装着する際に、ユーザーは、ヘッドフォンユニット5Lおよび5Rを持ってヘッドバンド3の円弧を広げつつ、イヤーパッド10の各々をそれぞれ自身の耳介に被せる。ヘッドフォンユニット5Lおよび5Rの各々に取り付けられたイヤーパッド10には、ヘッドバンド3の弾力性によって端部同士を近づけようとする復元力が発生するので、ユーザーの頭部に側圧を与える。この側圧によって、ヘッドフォン1は装着時において所定の位置で保持される。
図2は、ヘッドフォン1の電気的な構成を示すブロック図である。この図に示されるように、ヘッドフォン1は、発音体12L、12R、マイク14L、14R、コード18、音量変更部20、調整部30、乗算器52L、52R、加算器53L、53R、増幅器54L、54R、55Lおよび55Rを含む。
ヘッドフォン1においては、ステレオ信号における左チャネルの信号処理と右チャネルの信号処理とは、ほぼ同じである。そこでまず、左チャネルを処理するための系について先に説明する。
コード18を介して入力されたステレオ信号のうち、左チャネル用の信号Linは、調整部30に供給される。調整部30は、乗算器32L、32Rおよび係数出力部34を含み、このうちの乗算器32Lは、信号Linに、係数出力部34から供給される係数αを乗じて加算器53Lにおける入力端の一方に供給する。係数出力部34は、ダイヤル16aの設定に応じた係数αを出力する。
加算器53Lは、乗算器32Lによる乗算信号に乗算器52Lによる乗算信号を加算して、増幅器54Lに供給する。増幅器54Lは、加算器53Lによる乗算信号を、所定の増幅率で増幅して発音体12Lに供給する。
一方、マイク14Lは、ヘッドフォンユニット5Lの周辺音を収音して、収音信号を増幅器55Lに供給する。増幅器55Lは、マイク14Lによる収音信号を増幅し、信号Lamとして音量変更部20および乗算器52Lにそれぞれ供給する。乗算器52Lは、信号Lamに、音量変更部20から供給される係数βを乗じて加算器53Lにおける入力端の他方に供給する。
ステレオ信号における右チャネルを処理するための系についても、左チャネルと同様である。すなわち、調整部30における乗算器32Rは、コード18を介して入力されたステレオ信号のうち、右チャネル用の信号Rinに係数αを乗じ、加算器53Rは、乗算器32Rによる乗算信号に乗算器52Rによる乗算信号を加算し、増幅器54Rは、加算器53Rによる加算信号を所定の増幅率で増幅して発音体12Rに供給する。
一方、マイク14Rは、ヘッドフォンユニット5Rの周辺音を収音し、増幅器55Rは、マイク14Rによる収音信号を増幅し、信号Ramとして音量変更部20および乗算器52Lにそれぞれ供給し、乗算器52Rは、信号Ramに、係数βを乗じて加算器53Rにおける入力端の他方に供給する。
音量変更部20は、信号LamおよびRamの振幅(音量)に応じた大きさの係数βを加算器53Lおよび53Rに供給する。詳細には、音量変更部20は、信号LamおよびRamの平均音量がしきい値未満であれば係数βを「1」とし、当該平均音量がしきい値以上であれば、当該しきい値との差が大きくなるにつれて係数βを小さくする。
次に、ヘッドフォン1の動作について説明する。
使用開始時では、ダイヤル16aに設定された係数αが係数出力部34によって乗算器32Lおよび34Rに供給される。なお使用開始時では、音量変更部20は、係数βとして初期値(上記のように例えば「1」)を出力する。
このため、外部機器から供給されたステレオ信号Lin(Rin)には、ユーザーによるダイヤル16aの操作の設定に応じた係数αが乗算器32L(32R)によって乗算される一方、マイク14L(14R)による収音信号を増幅した信号に係数βの「1」が乗算器52L(52R)によって乗算される。
発音体12L(12R)は、乗算器32L(32R)の乗算信号と乗算器52L(52R)の乗算信号とを加算した信号に基づいて発音するので、ユーザーは、自身で設定した音量で外部機器のステレオ音とともに周辺音を聴くことになる。
ユーザーがステレオ音を聴いている際に、マイク14Lおよび14Rで収音された音量がしきい値以上大きくなった場合、音量変更部20は係数βを、しきい値との差が大きいほど「1」よりも小さくさせる。このため、加算器53L(53R)の入力端の他方に供給される信号のレベルが小さくなる。
例えば、ユーザーが周辺音の音量を調整しないヘッドフォンをユーザーが装着して外部機器からのステレオ音を聴きながら、楽器を演奏する場合を想定してみる。この場合、自己が演奏する楽器の音量が比較的大きければ、外部機器からのステレオ音の音量設定が一定であるにもかかわらず、周辺音が相対的に大きくなるので、ヘッドフォンで外部機器のステレオ音が聴き取りにくくなる、という状況が発生し得る。
これに対して本実施形態に係るヘッドフォン1を装着した場合、自己が演奏する楽器の音量が比較的大きければ、周辺音の音量が低くなるように変更されるので、外部機器のステレオ音が聴き取り難くなるのを防止することができる。
本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、例えば次に述べるような各種の応用・変形が可能である。なお、次に述べる応用・変形の態様は、任意に選択された一または複数を適宜に組み合わせることもできる。
図3に示されるように、係数βを、係数出力部34に供給する構成としても良い。
この構成において、係数出力部34は、係数βが「1」未満であれば、係数αを、ダイヤル16aの設定に応じた値から変更して出力する。
なお、係数βが「1」未満であれば、係数出力部34は、係数αを、ダイヤル16aの設定に応じた値から大きく変更しても良いし、小さくなるように変更しても良い。大きく変更する構成であれば、外部機器のステレオ音を聴き取りやすくなるし、小さく変更する構成であれば、周辺音が聴き取りやすくなる。
また、マイク14Lおよび14Rについては、周辺音をキャンセルさせる(ノイズキャンセリング)機能に用いても良い。具体的には、マイク14Lによる収音信号を逆相化(極性を反転)させて、当該逆相信号と信号Linと加算し、マイク14Rによる収音信号を逆相化させて、当該逆相信号と信号Rinと加算する構成としても良い。この構成によれば、ユーザーに知覚される周辺音を低減させることができる。
なお、ノイズキャンセリング機能を持たせる場合であっても、マイク14Lおよび14Rにより収音される周辺音がしきい値以上であれば、周辺音の音量が小さくなるように変更させる構成に変わりはない。
また、実施形態では、左チャネル用のマイク14Lおよび右チャネル用のマイク14Rを設けたが、マイク14Lまたは14Rの一方のみでも良い。すなわち、マイク14Lまたは14Rの一方のみの収音信号の増幅信号に係数βを乗算した信号を、乗算器32Lの乗算信号および乗算器32Rの乗算信号にそれぞれ加算する構成としても良い。
上述した実施形態において、周辺音を外部機器から出力される音楽等とともに聴かせる場合に、音楽等が聴き取りにくくなるのを防止する、という観点より以下の態様が把握される。
まず、周辺音を収音して収音信号を出力するマイクと、前記収音信号と外部機器からの入力信号とに基づいて放音する発音体と、前記マイクで収音された周辺音の音量に応じて前記収音信号の音量を変更する音量変更部と、を具備することを特徴とするヘッドフォンが把握される。
上記ヘッドフォンにおいて、入力信号の音量を調整し、前記発音体に向けて供給する調整部を含み、前記音量変更部は、前記調整部により調整される入力信号の音量を変更する構成としても良い。
1…ヘッドフォン、3…ヘッドバンド、5L、5R…ヘッドフォンユニット、10…イヤーパッド、12L、12R…発音体、14L、14R…マイク、20…音量変更部、30…調整部。

Claims (1)

  1. 周辺音を収音して収音信号を出力するマイクと、
    前記収音信号と外部機器からの入力信号とに基づいて放音する発音体と、
    前記マイクで収音された周辺音の音量に応じて前記収音信号の音量を変更する音量変更部と、
    を具備することを特徴とするヘッドフォン。
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