JP2018156799A - 直流遮断装置 - Google Patents

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【課題】双方向の電流遮断が可能で、かつ、半導体スイッチを用いずに機械接点開極時のアークを抑制できる直流遮断装置を提供する。【解決手段】第1直流系統1の+端子に第1ダイオードD1のカソードが接続される。第1直流系統1と第1ダイオードD1の共通接続点に第1機械遮断器CB1の一端が接続される。第1機械遮断器CB1の他端と第1ダイオードD1のアノードとの間にコンデンサCが接続される。コンデンサCと第1ダイオードD1の共通接続点に第2ダイオードD2のアノードが接続される。コンデンサCと第1機械遮断器CB1の共通接続点と第2ダイオードD2のカソードとの間に第2機械遮断器CB2が接続される。第2ダイオードD2のアノードと第2機械遮断器CB2との共通接続点が第2直流系統2の+端子に接続される。【選択図】図1

Description

本発明は、定常時の電力損失が小さく、双方向の直流電流を遮断できる直流遮断装置に関する。
2つの直流系統を持つ直流配電システムでは、一方の直流系統に事故が発生した時、2系統間に設けた直流遮断器により事故が発生した系統を切り離すことによって、もう一方の正常な系統から負荷に配電できるようにしている。
図10に示す直流遮断器は機械遮断器4のみで構成されており、第1,第2直流系統1,2のいずれかの箇所の事故発生時に機械接点が開極動作を行い、事故が発生した直流系統を切り離す。
また、この機械遮断器4は第1直流系統1及び第2直流系統2に接続されており、双方向電流に対して開極動作が可能である。再生可能エネルギーの活用や安定した電力の需給など、ネットワーク化された直流送配電システムにおいては、一本の経路に双方向の電流が流れるケースが考えられるため、この双方向電流遮断技術が必要となる。
ここで、交流電流の遮断方式について説明する。交流遮断器は、機械接点の閉極時(定常時)は導体として機能するため通電しており、事故発生時は機械接点を開極する。機械接点の開極時はアークが発生するが、電流零点でアークを消弧できるため電流遮断が可能となる。
また、遮断状態は絶縁体として機能するため電流は流れない。この交流遮断器は主にガス遮断器や真空遮断器が利用されており、アークを消弧する媒体は異なるものの、どちらも電流零点でアークを消弧する方式が採用されている。
しかし、直流電流遮断の場合は交流電流と異なり零点が生じないため、図10に示した構成では機械接点の開極時に発生するアークを消弧できず、接点の損傷または遮断失敗となる。
そのため、直流遮断装置は電流零点を生じさせる補助回路等が必要となる。このような補助回路を備えた遮断方式として、特許文献1と特許文献2(実施例2)が開示されている。図11に特許文献1の直流電流開閉装置を、図12に特許文献2の実施例2の直流電流開閉装置をそれぞれ示す。
特開2016−28378号公報 特開2016−126920号公報
前述のように、ネットワーク化された直流配電システムにおいては双方向の電流遮断が必要である。しかしながら、特許文献1と特許文献2の実施例2は双方向電流の遮断を目的としていないため、双方向の電流遮断ができないという問題があった。
また、特許文献2の実施例2では、2つの半導体スイッチ(IGBT)と2つのダイオードと1つのコンデンサからなるブリッジ回路5を、複数段直列している。さらに、通電接点6(真空遮断器など)を直列接続したブリッジ回路5に並列接続している。この構成では、開閉装置が大型化、高コスト化する問題がある。
さらに、特許文献2の実施例2では、遮断動作時に直列接続した各ブリッジ回路5の半導体スイッチ(IGBT)に電流が流れる。半導体スイッチは電流が流れている時に定常オン損失が発生する。さらに、半導体スイッチをオフするときにスイッチング損失が発生する。よって、直流遮断装置に図12のように半導体スイッチを用いることは、直流配電システム全体の効率の面から好ましくない。
以上示したようなことから、双方向の電流遮断が可能で、かつ、半導体スイッチを用いずに機械接点開極時のアークを抑制できる直流遮断装置を提供することが課題となる。
本発明は、前記従来の問題に鑑み、案出されたもので、その一態様は、第1直流系統の+端子にカソードが接続された第1ダイオードと、前記第1直流系統と前記第1ダイオードの共通接続点に一端が接続された第1機械遮断器と、前記第1機械遮断器の他端と前記第1ダイオードのアノードとの間に接続されたコンデンサと、前記コンデンサと前記第1ダイオードの共通接続点にアノードが接続された第2ダイオードと、前記コンデンサと前記第1機械遮断器の共通接続点と前記第2ダイオードのカソードとの間に接続された第2機械遮断器と、を備え、前記第2ダイオードのカソードと第2機械遮断器との共通接続点が第2直流系統の+端子に接続されたことを特徴とする。
また、その一態様として、前記第1直流系統から前記第2直流系統に電流が流れており、前記第2直流系統で事故が発生した場合は、前記第2機械遮断器を開極した後前記コンデンサ充電完了後に前記第1機械遮断器を開極し、前記第2直流系統から前記第1直流系統に電流が流れており、前記第1直流系統で事故が発生した場合には、前記第1機械遮断器を開極した後前記コンデンサ充電完了後に前記第2機械遮断器を開極することを特徴とする。
また、他の態様として、前記コンデンサに対して並列に接続された放電用抵抗と、前記放電用抵抗と直列に接続されたスイッチと、を備えたことを特徴とする。
また、その一態様として、前記第1直流系統から前記第2直流系統に電流が流れており、前記第2直流系統で事故が発生した場合には、前記第2機械遮断器を開極した後前記コンデンサ充電完了後に前記第1機械遮断器を開極し、その後前記スイッチを閉極し、前記コンデンサ放電後、前記スイッチを開極し、前記第2直流系統から前記第1直流系統に電流が流れており、前記第1直流系統で事故が発生した場合には、前記第1機械遮断器を開極した後前記コンデンサ充電完了後に前記第2機械遮断器を開極し、その後前記スイッチを閉極し、前記コンデンサ放電後、前記スイッチを開極することを特徴とする。
本発明によれば、双方向の電流遮断が可能で、かつ、半導体スイッチを用いずに機械接点開極時のアークを抑制できる直流遮断装置を提供することが可能となる。
実施形態1における直流遮断装置を示す図。 実施形態1における定常時の直流遮断装置を示す図。 実施形態1における遮断時の直流遮断装置を示す図。 実施形態1における第2直流系統側の電流を示すタイムチャート。 実施形態1における第2機械遮断器の両端電圧を示すタイムチャート。 実施形態1における第1,第2機械遮断器の接点動作を示すタイムチャート。 実施形態2における直流遮断装置を示す図。 実施形態2における放電時の直流遮断装置を示す図。 実施形態2における第1,第2機械遮断器およびスイッチの接点動作を示すタイムチャート。 従来の直流遮断器の一例を示す図。 特許文献1の直流電流開閉装置を示す図。 特許文献2の直流電流開閉装置を示す図。
以下、本願発明の直流遮断装置の実施形態1,2を図1〜図9に基づいて詳述する。
[実施形態1]
図1に本実施形態1の直流遮断装置3を示す。図1に示すように、直流遮断装置3は第1直流系統1及び第2直流系統2に接続される。直流遮断装置3は、第1機械遮断器CB1及び第2機械遮断器CB2と、第1ダイオードD1及び第2ダイオードD2と、コンデンサCと、を有するフルブリッジ回路である。
第1直流系統1の+端子に第1ダイオードD1のカソードが接続される。第1直流系統1と第1ダイオードD1の共通接続点に第1機械遮断器CB1の一端が接続される。第1機械遮断器CB1の他端と第1ダイオードD1のアノードとの間にコンデンサCが接続される。
コンデンサCと第1ダイオードD1(アノード)の共通接続点に第2ダイオードD2のアノードが接続される。コンデンサCと第1機械遮断器CB1の共通接続点と第2ダイオードD2のカソードとの間に第2機械遮断器CB2が接続される。第2ダイオードD2のカソードと第2機械遮断器CB2との共通接続点が第2直流系統2の+端子に接続される。
第1機械遮断器CB1及び第2機械遮断器CB2は機械接点の閉極または開極動作を行う。第1ダイオードD1及び第2ダイオードD2は、それぞれ第1直流系統1と第2直流系統2から流れる電流に対し、導通しないように接続される。
図2に、本実施形態1の定常状態における直流遮断装置を示す。定常状態では第1機械遮断器CB1及び第2機械遮断器CB2が閉極状態であり、図2に示すような双方向の通電経路を得る。
このとき、第1ダイオードD1及び第2ダイオードD2には電流が流れず、コンデンサCは充電されていない状態である。また、定常時の通電経路は、第1機械遮断器CB1及び第2機械遮断器CB2に電流が流れるため、電力損失はほとんどない。
図3に、第2直流系統2側で事故が発生した場合の直流遮断装置3を示す。第2直流系統2側の事故発生時に第2機械遮断器CB2が開極することで、図3に示すように第1直流系統1側から第1機械遮断器CB1→コンデンサC→第2ダイオードD2の経路で電流が流れる。
また、第2機械遮断器CB2の両端の電圧(≒コンデンサCの両端の電圧)はコンデンサCの充電動作によって徐々に上昇する。(後述の図5参照)この電圧の時間変化は、コンデンサCの容量値と図示していない第2直流系統2側に接続されている負荷の抵抗成分によって定まる。このように第2機械遮断器CB2の両端の電圧は徐々に上昇するため、第2機械遮断器CB2を開いた時にアークは発生しない。
コンデンサCが充電完了すると第2直流系統2側の電流が略零になる。その後、図1に示すように第2機械遮断器CB2が開極している状態、かつ、第1機械遮断器CB1の電流が略零の状態で第1機械遮断器CB1を開極する。その結果、第1機械遮断器CB1の開極時にもアークが発生することなく、安全に電流を遮断できる。
なお、電流の流れる方向や事故発生時の電流値は上位コントローラを用いて監視し、第1機械遮断器CB1及び第2機械遮断器CB2の接点を動作させることで、第1機械遮断器CB1、第2機械遮断器CB2を開閉させる。
図4は、本実施形態1における定常状態から遮断完了までの第2直流系統2側電流である。図5は、第2機械遮断器CB2の両端の電圧である。ここで時刻t0は定常時、時刻t1は事故発生時、時刻t2は第2機械遮断器CB2開極時、時刻t3は電流略零時、時刻t4は第1機械遮断器CB1開極時を示している。
また、そのときの第1機械遮断器CB1及び第2機械遮断器CB2の閉極動作、開極動作を図6に示す。なお、閉極状態をon、開極状態をoffとしている。
時刻t0の定常時は、図6に示すように第1,第2機械遮断器CB1,CB2は閉極しており、図4に示すように第2直流系統2側電流は通常状態、図5に示すように第2機械遮断器CB2の両端電圧は0である。
時刻t1で第2直流系統2に事故が発生すると、図4に示すように第2直流系統2側の電流が上昇し始める。
時刻t2において、図6に示すように第2機械遮断器CB2を開極すると、図5に示すようにコンデンサCが充電されて第2機械遮断器CB2の両端電圧が上昇し始め、図4に示すように第2直流系統2側の電流が減少し始める。
時刻t3において、図5に示すようにコンデンサCの充電が完了して第2機械遮断器CB2の両端電圧が一定となり、図4に示すように第2直流系統2側の電流が略零となる。
時刻t4において、図6に示すように第1機械遮断器CB1を開極する。
本実施形態1では、第2直流系統2側で事故が発生した場合の遮断方法を説明したが、第1直流系統1側で事故が発生した場合も同様な原理及び対象の動作で遮断が可能である。この場合、時刻t2で第2機械遮断器CB2の代わりに第1機械遮断器CB1を開極させる。
本実施形態1では、双方向の直流電流に対してアークを発生させない直流遮断を行うことが可能となる。さらに、定常時は常に第1機械遮断器CB1及び第2機械遮断器CB2を通電するため、電力損失がほとんどない。
また、本実施形態1は特許文献1(実施例2)と比較して、以下の効果を有する。
・機械遮断器2個とダイオード2個とコンデンサ1個からなるブリッジ回路で構成できる。
・半導体スイッチを含むブリッジ回路を複数個用いる特許文献2(実施例2)と比較して、部品点数が少なく、小型化および低コスト化ができる。
・IGBTなどの半導体スイッチなどを用いていないため、定常時だけではなく遮断時においても半導体スイッチの損失が発生しない。配電システム全体の効率の面で、本実施形態1の方が優れている。
[実施形態2]
図7に本実施形態2の直流遮断装置を示す。実施形態1と同様の箇所について同様の符号を付してその説明を省略する。本実施形態2の直流遮断装置は実施形態1の構成に加えて、コンデンサCに対して並列に放電用抵抗Rを接続する。また、放電用抵抗Rに直列にスイッチSWを接続する。スイッチSWは開閉動作を行う。
スイッチSWには、第1機械遮断器CB1、第2機械遮断器CB2と同様に機械遮断器を用いる。ただし、スイッチSWにはコンデンサCの放電動作時のみの短時間しか電流が流れないため、スイッチSWの機械遮断は電流容量の小さなものでよい。
さらに、スイッチSWは、機械遮断器の代わりに半導体スイッチに置き換えてもよい。半導体スイッチに置き換えた場合、半導体スイッチに生じる損失は、第1機械遮断器CB1、第2機械遮断器CB2が開いた時のみ発生するので、システム全体の効率には関係しない。
本実施形態2の作用・動作は以下である。実施形態1との差異を記載する。
図7は、本実施形態2の直流遮断装置の構成図であるとともに、実施形態1のような電流遮断が完了し、第1機械遮断器CB1及び第2機械遮断器CB2が開極した状態を示している。なお、本実施形態2においても第1直流系統1から第2直流系統2へ電流が流れており、第2直流系統2側で事故が発生した場合について説明する。
本実施形態2において、事故が発生した直流系統の遮断完了後にその直流系統を再投入する場合、すなわち繰り返し直流遮断装置3の導通と遮断の機能を利用する場合には、遮断完了後コンデンサCに充電された電圧を放電する必要がある。この場合は、図7に示すようにコンデンサCに対して並列に放電用抵抗Rを取り付ければよい。また、コンデンサCの充電と放電を切り替える必要があるため、スイッチSWを放電用抵抗Rに直列に接続する。
図8に、本実施形態2における放電時の直流遮断装置3を示す。定常時から遮断完了までの間はコンデンサCを充電させる期間を要するため、図7に示すようにスイッチSWは開極状態を保つ。遮断完了後から再投入までの間はコンデンサCを放電させる期間を要するため、図8に示すようにスイッチSWを閉極状態にする。
電流遮断後、スイッチSWの閉極状態では、図8の破線に示すように電流が流れ放電用抵抗Rにおいて放電が行われる。放電が完了したか否かは、コンデンサCの両端電圧Vcを検出し、両端電圧Vc≒0となった時に放電完了と判定する。放電が完了すると、スイッチSWを開極し再投入時に放電用抵抗Rに電流が流れないようにする。その後、第2機械遮断器CB2、第1機械遮断器CB1の順に閉極動作を行い、直流系統を再投入する。
図9に、定常状態から遮断、再投入までの第1機械遮断器CB1、第2機械遮断器CB2、スイッチSWの接点動作を示す。なお、閉極状態をon、開極状態をoffとしている。
図9における時刻t0、時刻t2、時刻t4は実施形態1と同様である。時刻t5はスイッチSW閉極時、時刻t6はスイッチSW開極時、時刻t7は第2機械遮断器CB2閉極時、時刻t8は第1機械遮断器CB1閉極時、時刻t9は再投入後の定常時を示している。
本実施形態2において、電流の流れる方向や事故発生時の電流値は上位コントローラを用いて監視し、第1機械遮断器CB1、第2機械遮断器CB2、スイッチSWを動作させる。
また、本実施形態2では第2直流系統2側で事故が発生した場合の遮断及び再投入動作を説明したが、第1直流系統1側で事故が発生した場合も同様な原理及び対象の動作で遮断及び再投入が可能である。この場合、時刻t2で第1機械遮断器CB1を、時刻t4で第2機械遮断器CB2を開極させる。また、時刻t7で第1機械遮断器CB1を、時刻t8で第2機械遮断器CB2を閉極させる。
本実施形態2は実施形態1と同様の作用効果を奏する。また、本実施形態2では、放電用抵抗Rと充放電切り替え用のスイッチSWを接続することで、繰り返し直流電流の遮断及び再投入動作が可能である。
以上、本発明において、記載された具体例に対してのみ詳細に説明したが、本発明の技術思想の範囲で多彩な変形および修正が可能であることは、当業者にとって明白なことであり、このような変形および修正が特許請求の範囲に属することは当然のことである。
例えば、図1、図7のブリッジ回路の構成は第1機械遮断器CB1と第1ダイオードD1を反対に配置し、かつ、第2機械遮断器CB2と第2ダイオードD2を反対に配置する構成にしてもよい。この場合、第1ダイオードD1のカソード端子を第1直流系統1の+端子に接続する。また、第2ダイオードD2のカソード端子を第2直流系統2の+端子に接続する。
1…第1直流系統
2…第2直流系統
3…直流遮断装置
4…機械遮断器
CB1…第1機械遮断器
CB2…第2機械遮断器
D1…第1ダイオード
D2…第2ダイオード
C…コンデンサ
R…放電用抵抗
SW…スイッチ

Claims (4)

  1. 第1直流系統の+端子にカソードが接続された第1ダイオードと、
    前記第1直流系統と前記第1ダイオードの共通接続点に一端が接続された第1機械遮断器と、
    前記第1機械遮断器の他端と前記第1ダイオードのアノードとの間に接続されたコンデンサと、
    前記コンデンサと前記第1ダイオードの共通接続点にアノードが接続された第2ダイオードと、
    前記コンデンサと前記第1機械遮断器の共通接続点と前記第2ダイオードのカソードとの間に接続された第2機械遮断器と、
    を備え、前記第2ダイオードのカソードと第2機械遮断器との共通接続点が第2直流系統の+端子に接続されたことを特徴とする直流遮断装置。
  2. 前記第1直流系統から前記第2直流系統に電流が流れており、前記第2直流系統で事故が発生した場合は、前記第2機械遮断器を開極した後前記コンデンサ充電完了後に前記第1機械遮断器を開極し、
    前記第2直流系統から前記第1直流系統に電流が流れており、前記第1直流系統で事故が発生した場合には、前記第1機械遮断器を開極した後前記コンデンサ充電完了後に前記第2機械遮断器を開極することを特徴とする請求項1記載の直流遮断装置。
  3. 前記コンデンサに対して並列に接続された放電用抵抗と、
    前記放電用抵抗と直列に接続されたスイッチと、
    を備えたことを特徴とする請求項1記載の直流遮断装置。
  4. 前記第1直流系統から前記第2直流系統に電流が流れており、前記第2直流系統で事故が発生した場合には、前記第2機械遮断器を開極した後前記コンデンサ充電完了後に前記第1機械遮断器を開極し、その後前記スイッチを閉極し、前記コンデンサ放電後、前記スイッチを開極し、
    前記第2直流系統から前記第1直流系統に電流が流れており、前記第1直流系統で事故が発生した場合には、前記第1機械遮断器を開極した後前記コンデンサ充電完了後に前記第2機械遮断器を開極し、その後前記スイッチを閉極し、前記コンデンサ放電後、前記スイッチを開極することを特徴とする請求項3記載の直流遮断装置。
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