JP2018156563A - 照合装置、照合システム、及び照合方法 - Google Patents

照合装置、照合システム、及び照合方法 Download PDF

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Abstract

【課題】高速かつ、精度高く掌紋画像の特徴値を算出する方法を提供する。【解決手段】照合装置、被写体の掌紋が撮像された被照合画像と、予め登録された被写体の掌紋を示す既登録画像とを照合する照合装置であって、前記被照合画像を構成する各画素のうち、注目画素の注目画素特徴量と、前記注目画素の周辺に位置する複数の周辺画素の周辺画素特徴量との差分を前記周辺画素毎に算出し、算出した前記差分の絶対値の総和を当該注目画素の特徴値として算出する特徴値算出部と、前記特徴値が閾値より大きい前記注目画素を照合画素として判定する照合画素判定部と、前記既登録画像を構成する各画素のうち少なくとも一部の画素によって構成される画像と、前記照合画素によって構成される照合画像とが一致するか否かを照合する照合部と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、照合装置、照合システム、及び照合方法に関する。
近年、生体認証技術の1つとして、掌紋画像を用いた生体認証技術が知られている。
従来、被写体の認証方法として、当該被写体の識別情報と、掌紋画像とを用いた1:1生体認証方法が用いられる。しかしながら、1:1生体認証方法において、被写体であるユーザは、IDの入力や、IDの入力に代わる行為(例えば、ICカードをかざす等)を行うことが求められる。これにより、1:1生体認証方法では、ユーザビリティの低下を招く場合がある。
ここで、IDの入力や、IDの入力に代わる行為を行わず、多人数が登録された生体認証情報からユーザを認証する認証方法として、1:N生体認証方法が知られている。1:N生体認証方法では、登録された生体認証情報(掌紋画像)の数が多いため、ユーザの掌紋画像と、生体認証情報とが一致するかを高速に処理することが求められる。
従来、1:N生体認証方法に用いられる技術であって、掌紋画像を構成する各画素に対して、Local Binary Pattern(以下、LBP)を用いた特徴値算出方法によって特徴値を高速に算出し、被写体の生体認証を行う技術が知られている。
特開2015−191590号公報
しかしながら、LBPでは、焦点の合っていないぼやけた掌紋画像の特徴値を算出することが困難である場合があった。
本発明は、上記問題に鑑みて為されたものであり、高速かつ、精度高く掌紋画像の特徴値を算出する方法を提供することを目的とする。
(1)本発明の一態様は、被写体の掌紋が撮像された被照合画像と、予め登録された被写体の掌紋を示す既登録画像とを照合する照合装置であって、前記被照合画像を構成する各画素のうち、注目画素の注目画素特徴量と、前記注目画素の周辺に位置する複数の周辺画素の周辺画素特徴量との差分を前記周辺画素毎に算出し、算出した前記差分の絶対値の総和を当該注目画素の特徴値として算出する特徴値算出部と、前記特徴値が閾値より大きい前記注目画素を照合画素として判定する照合画素判定部と、前記既登録画像を構成する各画素のうち少なくとも一部の画素によって構成される画像と、前記照合画素によって構成される照合画像とが一致するか否かを照合する照合部と、を備える照合装置。
(2)本発明の一態様は、上記(1)に記載の照合装置において、前記閾値とは、前記被照合画像を構成する画素のうち、前記被写体を示す画素の数に基づく値である。
(3)本発明の一態様は、上記(1)又は(2)に記載の照合装置において、前記被写体を示す前記画素の数が多い場合の前記閾値は、前記被写体を示す前記画素の数が少ない場合の前記閾値よりも大きい値である。
(4)本発明の一態様は、上記(1)から(3)のいずれかに記載の照合装置において、前記被写体を示す前記画素の数が多い場合の前記閾値は、前記被写体を示す前記画素の数が少ない場合の前記閾値よりも小さい値である。
(5)本発明の一態様は、被写体の掌紋が撮像された被照合画像と、予め登録された被写体の掌紋を示す既登録画像とを照合する照合装置と、端末装置とを備える照合システムであって、前記端末装置は、前記掌紋を撮像する撮像部と、前記撮像部が前記掌紋を撮像した前記被照合画像を送信する送信部と、を備え、前記照合装置は、前記被照合画像を受信する受信部と、前記受信部が受信する前記被照合画像を構成する各画素を注目画素の注目画素特徴量と、前記注目画素の周辺に位置する複数の周辺画素の周辺画素特徴量との差分を前記周辺画素毎に算出し、算出した前記差分の絶対値の総和を当該注目画素の特徴値として算出する特徴値算出部と、前記特徴値が所定の閾値より大きい前記注目画素を照合画素として判定する照合画素判定部と、前記既登録画像のうち、少なくとも一部と、前記照合画素によって構成される照合画像とが一致するか否かを照合する照合部と、を備える、照合システムである。
(6)本発明の一態様は、被写体の掌紋が撮像された被照合画像と、予め登録された被写体の掌紋を示す既登録画像とを照合する照合装置と、端末装置とを備える照合システムであって、前記端末装置は、前記掌紋を撮像する撮像部と、前記撮像部が撮像する前記被照合画像を構成する各画素のうち、注目画素の注目画素特徴量と、前記注目画素の周辺に位置する複数の周辺画素の周辺画素特徴量との差分を前記周辺画素毎に算出し、算出した前記差分の絶対値の総和を当該注目画素の特徴値として算出する特徴値算出部と、前記特徴値が所定の閾値より大きい前記注目画素を照合画素として判定する照合画素判定部と、前記照合画素によって構成される照合画像を送信する送信部と、を備え、前記照合装置は、前記照合画像を受信する受信部と、前記既登録画像を構成する各画素のうち、少なくとも一部の画素によって構成される画像と、前記照合画像とが一致するか否かを照合する照合部と、を備える照合システムである。
(7)本発明の一態様は、被写体の掌紋が撮像された被照合画像と、予め登録された被写体の掌紋を示す既登録画像とを照合するコンピュータに、前記被照合画像を構成する各画素のうち、注目画素の注目画素特徴量と、前記注目画素の周辺に位置する複数の周辺画素の周辺画素特徴量との差分を前記周辺画素毎に算出し、算出した前記差分の絶対値の総和を当該注目画素の特徴値として算出する特徴値算出ステップと、前記特徴値が所定の閾値より大きい前記注目画素を照合画素として判定する照合画素判定ステップと、前記既登録画像を構成する各画素のうち、少なくとも一部の画素によって構成される画像と、前記照合画素によって構成される照合画像とが一致するか否かを照合する照合ステップと、を実行させる照合方法である。
本発明によれば、掌紋画像の特徴値を算出する方法を提供することができる。
実施形態に係る被照合画像、及び照合画像の一例を示す図である。 実施形態に係る照合システムの構成の一例を示す図である。 実施形態に係る特徴値の算出方法の一例を示す第1の図である。 実施形態に係る特徴値の算出方法の一例を示す第2の図である。 実施形態に係る照合画素判定部の判定の一例を示す図である。 実施形態に係る照合装置の動作の一例を示す流れ図である。 変形例に係る登録者の既登録画像を登録する動作の一例を示す流れ図である。 変形例に係る被照合者が登録者であるか否かを判定する動作の一例を示す流れ図である。
[実施形態]
以下、図を参照して本発明の実施形態について説明する。
<被照合画像、及び照合画像について>
図1は、実施形態に係る被照合画像P、及び照合画像CPの一例を示す図である。
被照合画像Pとは、被写体の掌紋を含む手のひらが撮像された画像である。ここで、掌紋とは、手のひらに現れる紋様である。掌紋は、指紋と同様に個人差があり、生体認証に用いることが可能である。
本実施形態の照合装置10は、図示する被照合画像Pと、照合画像CPと、既登録画像PPと、既照合画像PCPの4つの画像を用いて、生体認証を行う。
照合画像CPとは、被照合画像Pを構成する画素のうち、掌紋を示す画素によって構成される画像である。既登録画像PPとは、照合画像CPの照合対象として予め登録される登録者の手のひら(掌紋)を撮像した画像である。既照合画像PCPとは、既登録画像PPを構成する画素のうち、掌紋を示す画素によって構成される画像である。
本実施形態の一例において、照合装置10は、被照合画像P(例えば、図1(A))に基づいて生成された照合画像CP(例えば、図1(B))と、既登録画像PP(例えば、図1(C))に基づいて生成された既照合画像PCP(例えば、図1(D))とを照合し、生体認証を行う。
以下、照合装置10の具体的な構成について説明する。
<照合装置の構成について>
図2は、実施形態に係る照合システム1の構成の一例を示す図である。
照合システム1は、照合装置10と、通信端末装置20とを備え、生体認証の認証対象者(以下、登録者)が撮像された被照合画像Pを照合し、生体認証を行うシステムである。
本実施形態の一例では、被写体の手のひら(掌紋)は、通信端末装置20が備える撮像部200によって撮像される。通信端末装置20とは、例えば、携帯電話、スマートフォン及びタブレット型のコンピュータ(タブレットPC)等の携帯型のパーソナルコンピュータなどである。
図2に示す通り、通信端末装置20は、撮像部200と、制御部210とを備える。制御部210は、CPU(Central Processing Unit)を備えており、送信部211をその機能部として備える。照合装置10と、通信端末装置20とは、情報の送受信可能に接続され、送信部211は、撮像部200が撮像した被照合画像Pを照合装置10に送信する。
照合装置10は、制御部100と、記憶部500とを備える。記憶部500には、予め登録者の既登録画像PPが記憶される。説明の便宜上、記憶部500には、ある登録者に関する既登録画像PPが1つだけ記憶され、照合装置10は、受信部110が受信する被照合画像Pに撮像される被写体(以下、被照合者)が、登録者であるか否かを判定する装置である場合について説明する。
制御部100は、CPUを備えており、受信部110と、特徴値算出部120と、照合画素判定部130と、照合部140とをその機能部として備える。
受信部110は、通信端末装置20から被照合画像Pを受信する。受信部110は、受信した被照合画像Pを特徴値算出部120に供給する。
特徴値算出部120は、取得した被照合画像Pを構成する画素毎に、当該画素の特徴を示す特徴値CVを算出する。
以下、図3を参照し、特徴値CVの算出方法について説明する。
図3は、実施形態に係る特徴値CVの算出方法の一例を示す第1の図である。
特徴値CVは、特徴値CVの算出対象の画素(以下、注目画素AS)の画素値と、注目画素ASの周辺に位置する画素(以下、周辺画素SS)の画素値とに基づく値である。本実施形態の一例では、被照合画像Pがグレースケール画像であって、注目画素AS、及び周辺画素SSの画素値が、256階調の輝度である場合について説明する。
特徴値算出部120は、被照合画像Pを構成する各画素を注目画素ASとし、当該注目画素ASの画素値と、当該注目画素ASの周辺に位置する8つの周辺画素SS(図3(A)の一例では、周辺画素SS1〜周辺画素SS8)の画素値との差分の絶対値の総和によって示される。特徴値CVの値をCVとし、注目画素ASの画素値をASとし、周辺画素SSの値をSSとした場合、CVは、次式によって示される。
なお、上述では、特徴値算出部120が注目画素ASの周辺に位置する周辺画素SSであって、注目画素ASに隣接する周辺画素SSに基づいて特徴値CVを算出する場合について説明したが、これに限られない。周辺画素SSは、例えば、注目画素ASの周辺に位置し、かつ注目画素ASに隣接しない画素であってもよい。周辺画素SSは、例えば、注目画素ASから1画素離れた位置に四角形状に配置される画素のうち、四隅の画素を除く画素であってもよい。(例えば、図3(B))。この場合、注目画素ASの周辺には、12個の周辺画素SS(図3(B)の一例では、周辺画素SS1〜周辺画素SS12)が配置される。
本実形態の一例では、特徴値CVが、注目画素ASに周辺に位置する画素であって、注目画素ASに隣接する周辺画素SSに基づいて算出される場合について説明する(図3(A))。
以下、図4を参照して被照合画像Pを構成する各画素の特徴値CVについて説明する。
図4は、実施形態に係る特徴値CVの算出方法の一例を示す第2の図である。
上述したように、特徴値算出部120は、被照合画像Pを構成する画素をそれぞれ注目画素ASとし、特徴値CVを算出する。本実施形態の一例は、被照合画像Pが、横方向の画素数が1280であって、縦方向の画素数が720の画像である場合について説明する。説明の便宜上、被照合画像Pを構成する各画素には、互いに異なる番号が付される。具体的には、1行1列目の画素の番号は、1番であって、720行1280列目の画素の番号は、921600番である。
特徴値算出部120は、例えば、1282番の画素から920319番の画素まで、各画素を注目画素ASとした場合の特徴値CVを算出する。ここで、被照合画像Pを構成する画素のうち、辺縁部に位置する画素(この一例では、1行目、1列目、720行目、及び1280列目に位置する画素)は、辺縁部以外の位置の画素と同一の数の周辺画素SS(この一例では、8つの周辺画素SS)を配置することができないため、特徴値CVの算出対象から除外する。
特徴値算出部120は、各注目画素ASの特徴値CVを算出し、算出した特徴値CVを照合画素判定部130に供給する。
図2に戻り、照合画素判定部130は、特徴値算出部120から特徴値CVを取得する。照合画素判定部130は、取得した特徴値CVに基づいて、照合画素を判定する。照合画素とは、被照合画像Pを構成する画素のうち、照合画像CPを構成する画素である。具体的には、照合画素判定部130は、特徴値CVの値が所定の閾値(以下、閾値TH)以上である注目画素ASを照合画素であると判定する。
以下、図5を参照して、照合画素判定部130の判定の詳細について説明する。
図5は、実施形態に係る照合画素判定部130の判定の一例を示す図である。
図5に示すグラフの縦軸は、特徴値CVを示し、横軸は、画素の番号を示す。図5では、被照合画像Pを構成する画素のうち、m番の画素からm+k番の画素までの特徴値CVを示す。ここで、mとは、1列目に位置する画素の番号に応じた値である。また、kとは、被照合画像Pの画像の横方向の画素数から1(m画素分)を差し引いた値である。この一例では、kとは、1279である。
上述したように、照合画素判定部130は、注目画素ASのうち、特徴値CVが閾値TH以上である画素を照合画素として判定する。照合画素判定部130は、判定した結果に基づいて、照合画像CPを生成する。照合画素判定部130は、例えば、照合画素によって構成される照合画像CPを生成する。照合画像CPは、照合画素と照合画素以外の画素との2種類の画素によって示される。本実施形態の一例では、照合画像CPは、照合画素が黒色によって示され、照合画素以外の画素が白色の画素によって示される。照合画素判定部130は、生成した照合画像CPを照合部140に供給する。
図5に示す通り、この一例では、特徴値CVは、m番の画素からm+k番の画素までの画素のうち、中央付近が閾値TH以上(照合画素)である。したがって、照合画像CPのうち、m番の画素からm+k番の画素までの中央付近が黒色の画素によって示される(図5に示す照合画像CP)。
ここで、閾値THは、被照合画像Pを構成する画素のうち、被照合画像Pに撮像される被写体を示す画素の数に基づく値である。したがって、閾値THは、被照合画像Pに撮像される被写体の手のひらの大きさに応じた値である。照合装置10は、例えば、被照合画像Pに撮像される被写体の手のひらの大きさを検出し、検出した大きさに応じて閾値THを算出する機能を有する。
閾値THは、例えば、被照合画像Pに占める被写体の手のひらが撮像された部分が大きい(被写体が近い)場合、被写体の手のひらが撮像された部分が小さい(被写体が遠い)場合と比較して、大きい値である。換言すると、閾値THは、被照合画像Pを構成する画素のうち、被写体の手のひらが撮像された画素の数が多い場合、被写体の手のひらが撮像された画素の数が少ない場合と比較して大きい値である。
図2に戻り、照合部140は、照合画素判定部130から照合画像CPを取得する。照合部140は、取得した照合画像CPと、既登録画像PPとを照合する。本実施形態の一例では、照合部140は、既登録画像PPに基づいて生成された既照合画像PCPと、照合画像CPとを照合する。既照合画像PCPは、既登録画像PPを構成する各画素について算出された特徴値CVが閾値TH以上の画素(以下、既照合画素)によって構成される画像である。照合部140は、例えば、既照合画像PCPと、照合画像CPとが一致するか否かを判定する。具体的には、照合部140は、既照合画像PCPと、照合画像CPとが一致する場合、既照合画像PCP(既登録画像PP)に撮像される登録者と、照合画像CP(被照合画像P)に撮像される被照合者とが一致すると判定する。
既照合画像PCPには、既登録画像PPに含まれる被写体の掌紋を示す箇所(図1に示す既登録画像PP1、既登録画像PP2、及び既登録画像PP3の箇所)に対応する箇所(図1に示す既照合画像PCP1、既照合画像PCP2、及び既照合画像PCP3の箇所)が含まれる。ここで、照合装置10は、生体認証を行う被写体が登録される(被写体を撮像した既登録画像PPが記憶部500に記憶される)ことに応じて、既照合画像PCPを生成する構成であってもよく、通信端末装置20から被照合画像Pを受信することに応じて、被照合画像Pと類似度の高い既登録画像PPの既照合画像PCPを生成する構成であってもよい。
<照合装置の動作について>
以下、図6を参照して照合装置10の動作について説明する。
図6は、実施形態に係る照合装置10の動作の一例を示す流れ図である。
図6に示す通り、受信部110は、通信端末装置20から被照合画像Pを受信する(ステップS110)。特徴値算出部120は、受信部110が受信する被照合画像Pを構成する各画素に対して、ステップS130〜ステップS150の処理を行う(ステップS120)。特徴値算出部120は、被照合画像Pを構成する、ある画素を注目画素ASとして、特徴値CVを算出する(ステップS130)。
照合画素判定部130は、特徴値算出部120が算出した特徴値CVが閾値TH以上である否かを判定する(ステップS140)。照合画素判定部130は、ある画素の特徴値CVが閾値TH以上である場合(ステップS140;YES)、当該画素を照合画素であると判定する(ステップS150)。照合画素判定部130は、ある画素の特徴値CVが閾値THより小さい値である場合(ステップS140;NO)、次のステップに処理を進める。照合画素判定部130は、被照合画像Pを構成する各画素の判定結果に基づいて、照合画像CPを生成する(ステップS160)。
照合部140は、照合画素判定部130が生成した照合画像CPと、既照合画像PCPとが一致するか否かを判定する(ステップS170)。照合部140は、照合画像CPと、既照合画像PCPとが一致する場合(ステップS170;YES)、被照合者が登録者であると判定する(ステップS180)。また、照合部140は、照合画像CPと、既照合画像PCPとが一致しない場合(ステップS170;NO)、被照合者が登録者ではないと判定する(ステップS190)。
<実施形態のまとめ>
以上説明したように、本実施形態の照合装置10は、特徴値算出部120が、被照合画像Pに基づいて、特徴値CVを算出し、照合画素判定部130が、算出された特徴値CVに基づいて照合画像CPを生成する。また、本実施形態の照合装置10は、既登録画像PPを構成する各画素のうち、少なくとも一部の画素(例えば、既照合画像PCPを構成する画素)と、照合画像CPとが一致するか否かを判定する。
ここで、LBP(Local Binary Pattern)を用いた特徴値CVの算出方法では、周辺画素SSの位置に応じた重み付けがされ、当該重み付けの程度によっては、注目画素ASと、周辺画素SSとの差分が照合画像CPに現れづらい場合がある。特に、被照合画像Pが焦点の合っていないぼやけた画像である場合等、LBPを用いた特徴値CVの算出方法では、照合画素を抽出し、適切な照合画像CPを算出することが困難である場合があった。
この点、本実施形態の照合装置10は、周辺画素SSの位置毎に重み付けを行わず、注目画素ASと、周辺画素SSとの差分を特徴値CVの算出に用いる。これにより、本実施形態の照合装置10は、注目画素ASと、周辺画素SSとの差分が大きい画素を照合画素として照合画像CPを生成することができる。したがって、本実実施形態の照合装置10は、LBPと同等の速度によって、LBPを用いた特徴値CVの算出方法よりも精度高く特徴値CVを算出し、照合画像CPと、既照合画像PCPとを照合することができる。つまり、照合装置10は、照合画像CPと、既照合画像PCPとを照合し、被照合者が登録者であるか否かを判定することができる。
また、本実施形態の照合装置10において、閾値THは、被照合画像Pに占める被写体の手のひらが撮像された部分が大きい(被写体が近い)場合、被写体の手のひらが撮像された部分が小さい(被写体が遠い)場合と比較して、大きい値である。
ここで、照合装置10は、照合画像CPのデータ量が小さい場合と、データ量が大きい場合とでは、データ量が小さいほうが、照合画像CPと既照合画像PCPとの照合に要する時間を削減することができる。したがって、照合画像CPのデータ量は、小さいほうが好ましい。
また、被照合画像Pに占める被写体の手のひらが撮像された部分が大きい(被写体が近い)場合、被写体の手のひらが撮像された部分が小さい(被写体が遠い)場合と比較して、手のひらの掌紋部分と、掌紋以外の部分との差が明確に撮像される。この場合、閾値THを大きい値にしても、照合画像CPとして手のひらの掌紋部分を抽出することが可能である。
したがって、本実施形態の照合装置10は、被照合画像Pに占める被写体の手のひらが撮像された部分が大きい(被写体が近い)場合、閾値THを大きい値に設定し、照合画素と判定される画素を削減することにより、照合画像CPのデータ量を削減する。これにより、本実施形態の照合装置10は、より高速に照合画像CPと、既照合画像PCPとを照合し、被照合者が登録者であるかを判定することができる。
なお、上述では、閾値THが、被照合画像Pに占める被写体の手のひらが撮像された部分が大きい(被写体が近い)場合、被写体の手のひらが撮像された部分が小さい(被写体が遠い)場合と比較して、大きい値である場合について説明したがこれに限られない。閾値THは、被照合画像Pに占める被写体の手のひらが撮像された部分が大きい(被写体が近い)場合、被写体の手のひらが撮像された部分が小さい(被写体が遠い)場合と比較して、小さい値であってもよい。換言すると、閾値THは、被照合画像Pを構成する画素のうち、被写体の手のひらが撮像された画素の数が多い場合、被写体の手のひらが撮像された画素の数が少ない場合と比較して小さい値である。
ここで、被照合画像Pに占める被写体の手のひらが撮像された部分が小さい(被写体が遠い)場合、被写体の手のひらが撮像された部分が大きい(被写体が近い)場合と比較して、手のひらと、手のひら以外の部分(背景)との差が明確に撮像される。この場合、閾値THを大きい値にしても、背景部分を除いた手のひら部分を照合画像CPとして抽出し、照合画像CPのデータ量を削減することが可能である。
したがって、本実施形態の照合装置10は、被照合画像Pに占める被写体の手のひらが撮像された部分が小さい場合、閾値THを大きい値に設定し、照合画像CPと判定される画素を削減することにより、照合画像CPのデータ量を削減する。これにより、本実施形態の照合装置10は、より高速に照合画像CPと、既照合画像PCPとを照合し、被照合者が登録者であるかを判定することができる。
なお、上述では、被照合画像Pを構成する画素のうち、辺縁部に位置する画素は、辺縁部以外の位置の画素と同一の数の周辺画素SSを配置することができないため、特徴値CVの算出対象から除外する場合について説明したが、これに限られない。特徴値算出部120は、例えば、辺縁部の画素が配置することができる周辺画素SSの数と、辺縁部以外の位置の画素が配置することができる周辺画素SSの数との差に応じた値を補完し、特徴値CVを算出する構成であってもよい。
また、照合装置10が特徴値算出部120、照合画素判定部130を備える構成に代えて、通信端末装置20が特徴値算出部120、及び照合画素判定部130を備える構成であってもよい。
この場合、通信端末装置20が備える制御部210は、特徴値算出部120と、照合画素判定部130とをその機能部として備える。特徴値算出部120は、撮像部200が撮像した被照合画像Pに基づいて特徴値CVを算出する。照合画素判定部130は、特徴値算出部120が算出した特徴値CVに基づいて、照合画像CPを生成する。送信部211は、照合画素判定部130が生成した照合画像CPを照合装置10に送信する。
照合装置10の受信部110は、通信端末装置20から照合画像CPを受信する、照合部140は、受信した照合画像CPと既登録画像PPとに基づいて、照合画像CP(被照合画像P)に撮像される被照合者が登録者であるか否かを判定する。
[変形例]
以下、実施形態に係る変形例について説明する。
実施形態では、被照合画像Pと、既登録画像PPとに基づいて、被照合者が登録者であるか否かを判定する構成について説明した。
変形例では、上述した構成を用いたアプリケーションの一例について説明する。
なお、上述した実施形態と同様の構成については、同一の符号を付して説明を省略する。
変形例の一例では、登録者の出勤と、退勤との勤怠を管理する仕組み(以下、勤怠管理システム)を有する勤怠装置AMDにおいて、照合システム2が、当該登録者の生体認証に用いられる場合について説明する。また、変形例の一例において、通信端末装置20は、勤怠管理システムを使用する際に用いられる勤怠アプリケーションを有する。勤怠アプリケーションは、勤怠管理システムにおける通信端末装置20の通信、及び処理を実行する。
変形例の照合システム2は、照合装置11と、通信端末装置20とを備える。照合装置11は、記憶部501(不図示)を備えており、記憶部501には、複数の登録者の既登録画像PPと、当該登録者の識別情報(以下、ユーザ識別情報UID)とが対応付けて記憶される。
以下、記憶部501に、ユーザ識別情報UIDと、被照合画像Pとを対応付けて記憶(登録)する処理について説明する。
<登録者の登録について>
図7は、変形例に係る登録者の既登録画像PPを登録する動作の一例を示す流れ図である。
通信端末装置20は、勤怠管理システムを使用するユーザとして登録者を登録する情報(ユーザ登録申請)を勤怠装置AMDに送信する(ステップS300)。通信端末装置20が送信するユーザ登録申請には、ユーザ(登録者)に関する情報が含まれる。ユーザに関する情報とは、例えば、ユーザの氏名、ユーザの所属、及びユーザの社員番号等である。
勤怠装置AMDは、ユーザ登録申請を受信することに応じて、ユーザ登録を行う(ステップS310)。勤怠装置AMDは、ユーザ登録が完了したことを通信端末装置20に通知する(ステップS320)。
勤怠アプリケーションは、ユーザ登録が完了したことに応じて、照合装置11とSSL(Secure Sockets Layer)セッションを生成する(ステップS330)。勤怠アプリケーションがSSLセッションを生成することに応じて、通信端末装置20と、照合装置11との間において、SSLセッションが確立する(ステップS340)。以降の照合装置11と、通信端末装置20との間の通信は、SSL通信方式によって行われる(ステップS360)。
勤怠アプリケーションは、照合装置11にユーザ識別情報UIDの生成を要求する(ステップS350)。ユーザ識別情報UIDとは、照合システム2において登録者を識別する情報である。通信端末装置20は、勤怠アプリケーションがユーザ識別情報UIDの生成を要求することに応じて、照合装置11にユーザ識別情報UID生成依頼を送信する。
照合装置11は、通信端末装置20からユーザ識別情報UID生成依頼を受信することに応じて、ユーザ識別情報UIDを生成し、記憶部501に記憶(登録)する(ステップS370)。通信端末装置20は、照合装置11が生成したユーザ識別情報UIDを受信し、勤怠装置AMDに送信する(ステップS380)。勤怠装置AMDは、ユーザ識別情報UIDを受信することに応じて、当該ユーザ識別情報UIDと、ユーザ情報とを対応付けて勤怠装置AMDが備える記憶部(不図示)に記憶する(ステップS390)。
勤怠装置AMDは、ユーザ識別情報UIDと、ユーザ情報との対応付けが完了したことを通信端末装置20に通知する(ステップS400)。
勤怠アプリケーションは、ユーザ情報との対応付けが完了したことに応じて、登録者(登録者)の掌紋が撮像された既登録画像PPの登録を要求する(ステップS410)。勤怠アプリケーションは、例えば、既登録画像PPの登録を要求する際、登録者に対して掌紋の撮像を促す画面を表示する。登録者は、画面の表示に応じて掌紋を撮像する。通信端末装置20は、照合装置11に既登録画像PPの登録を依頼する(ステップS420)。照合装置11は、既登録画像PPの登録依頼を受信することに応じて、ユーザ識別情報UIDと、既登録画像PPとを対応付けて記憶部501に記憶(登録)する(ステップS430)。通信端末装置20は、ユーザ識別情報UIDと、既登録画像PPとの対応付けが完了したことを勤怠装置AMDに通知する(ステップS440)。
上述した動作によって、勤怠装置AMDは、勤怠管理システムのユーザと、照合システム2の登録者とを対応付けた登録を行う。
<被照合者の判定について>
以下、図8を参照して、被照合者が登録者であるか否かを判定する動作について説明する。
図8は、変形例に係る被照合者が登録者であるか否かを判定する動作の一例を示す流れ図である。
通信端末装置20は、勤怠アプリケーションが受け付けた被照合者が勤怠を登録する勤怠登録処理を勤怠装置AMDに送信する(ステップS500)。勤怠装置AMDは、勤怠登録処理を受信することに応じて、通信端末装置20に任意の情報を送信する(ステップS510)。ここで、任意の情報とは、例えば、勤怠装置AMDに対するブロック再生攻撃を抑制する情報である。
勤怠アプリケーションは、勤怠装置AMDから任意の情報を受信することに応じて、照合装置11とSSLセッションを生成する(ステップS520)。勤怠アプリケーションがSSLセッションを生成することに応じて、通信端末装置20と、照合装置11との間において、SSLセッションが確立する(ステップS530)。以降の照合装置11と、通信端末装置20との間の通信は、SSL通信方式によって行われる。
勤怠アプリケーションは、照合装置11に被照合者の照合を要求する(ステップS540)。勤怠アプリケーションは、例えば、被照合者の照合を要求する際、被照合者に対して掌紋の撮像を促す画面を表示する。被照合者は、画面の表示に応じて掌紋を撮像する。通信端末装置20は、被照合者の被照合画像Pを送信する(ステップS550)。照合装置11は、被照合画像Pと、既照合画像PCPとに基づいて、被照合者が登録者であるか否かを照合する(ステップS560)。照合装置11は、被照合画像Pと、既照合画像PCPとが一致する場合、被照合者が登録者であると判定する。
照合装置11は、通信端末装置20に被照合者が登録者である(認証OK)と通知する(ステップS570)。具体的には、照合装置11は、認証OKである登録者のユーザ識別情報UIDを通信端末装置20に通知する。通信端末装置20は、勤怠装置AMDに被照合者が登録者であるユーザのユーザ識別情報UIDを通知する(ステップS580)。勤怠装置AMDは、通知されたユーザ識別情報UIDに基づいて、勤怠装置AMDの記憶部に登録されるユーザ(ユーザ情報)を特定する(ステップS590)。勤怠装置AMDは、特定したユーザの勤怠管理を行う(ステップS600)。
上述した動作によって、勤怠管理システムのユーザを、照合システム2によって認証することができる。
なお、上記の各実施形態における照合装置10、照合装置11、通信端末装置20が備える各部は、専用のハードウェアにより実現されるものであってもよく、また、メモリおよびマイクロプロセッサにより実現させるものであってもよい。
なお、照合装置10、照合装置11、通信端末装置20が備える各部は、メモリおよびCPU(中央演算装置)により構成され、照合装置10、照合装置11、通信端末装置20が備える各部の機能を実現するためのプログラムをメモリにロードして実行することによりその機能を実現させるものであってもよい。
また、照合装置10、照合装置11、通信端末装置20が備える各部の機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより処理を行ってもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。
また、「コンピュータシステム」は、WWWシステムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよく、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであってもよい。
以上、本発明の実施形態を、図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更を加えることができる。上述した各実施形態に記載の構成を組み合わせてもよい。
1、2…照合システム、10、11…照合装置、20…通信端末装置、100、210…制御部、110…受信部、120…特徴値算出部、130…照合画素判定部、140…照合部、200…撮像部、211…送信部、500、501…記憶部、AS…注目画素、CP…照合画像、CV…特徴値、SS…周辺画素、P…被照合画像、PCP、PCP1、PCP2、PCP3…既照合画像、PP、PP1、PP2、PP3…既登録画像、TH…閾値、UID…ユーザ識別情報、AMD…勤怠装置

Claims (7)

  1. 被写体の掌紋が撮像された被照合画像と、予め登録された被写体の掌紋を示す既登録画像とを照合する照合装置であって、
    前記被照合画像を構成する各画素のうち、注目画素の注目画素特徴量と、前記注目画素の周辺に位置する複数の周辺画素の周辺画素特徴量との差分を前記周辺画素毎に算出し、算出した前記差分の絶対値の総和を当該注目画素の特徴値として算出する特徴値算出部と、
    前記特徴値が閾値より大きい前記注目画素を照合画素として判定する照合画素判定部と、
    前記既登録画像を構成する各画素のうち少なくとも一部の画素によって構成される画像と、前記照合画素によって構成される照合画像とが一致するか否かを照合する照合部と、
    を備える照合装置。
  2. 前記閾値とは、
    前記被照合画像を構成する画素のうち、前記被写体を示す画素の数に基づく値である、
    請求項1に記載の照合装置。
  3. 前記被写体を示す前記画素の数が多い場合の前記閾値は、前記被写体を示す前記画素の数が少ない場合の前記閾値よりも大きい値である、
    請求項2に記載の照合装置。
  4. 前記被写体を示す前記画素の数が多い場合の前記閾値は、前記被写体を示す前記画素の数が少ない場合の前記閾値よりも小さい値である、
    請求項2に記載の照合装置。
  5. 被写体の掌紋が撮像された被照合画像と、予め登録された被写体の掌紋を示す既登録画像とを照合する照合装置と、端末装置とを備える照合システムであって、
    前記端末装置は、
    前記掌紋を撮像する撮像部と、
    前記撮像部が前記掌紋を撮像した前記被照合画像を送信する送信部と、
    を備え、
    前記照合装置は、
    前記被照合画像を受信する受信部と、
    前記受信部が受信する前記被照合画像を構成する各画素を注目画素の注目画素特徴量と、前記注目画素の周辺に位置する複数の周辺画素の周辺画素特徴量との差分を前記周辺画素毎に算出し、算出した前記差分の絶対値の総和を当該注目画素の特徴値として算出する特徴値算出部と、
    前記特徴値が所定の閾値より大きい前記注目画素を照合画素として判定する照合画素判定部と、
    前記既登録画像のうち、少なくとも一部と、前記照合画素によって構成される照合画像とが一致するか否かを照合する照合部と、
    を備える、照合システム。
  6. 被写体の掌紋が撮像された被照合画像と、予め登録された被写体の掌紋を示す既登録画像とを照合する照合装置と、端末装置とを備える照合システムであって、
    前記端末装置は、
    前記掌紋を撮像する撮像部と、
    前記撮像部が撮像する前記被照合画像を構成する各画素のうち、注目画素の注目画素特徴量と、前記注目画素の周辺に位置する複数の周辺画素の周辺画素特徴量との差分を前記周辺画素毎に算出し、算出した前記差分の絶対値の総和を当該注目画素の特徴値として算出する特徴値算出部と、
    前記特徴値が所定の閾値より大きい前記注目画素を照合画素として判定する照合画素判定部と、
    前記照合画素によって構成される照合画像を送信する送信部と、
    を備え、
    前記照合装置は、
    前記照合画像を受信する受信部と、
    前記既登録画像を構成する各画素のうち、少なくとも一部の画素によって構成される画像と、前記照合画像とが一致するか否かを照合する照合部と、
    を備える照合システム。
  7. 被写体の掌紋が撮像された被照合画像と、予め登録された被写体の掌紋を示す既登録画像とを照合するコンピュータに、
    前記被照合画像を構成する各画素のうち、注目画素の注目画素特徴量と、前記注目画素の周辺に位置する複数の周辺画素の周辺画素特徴量との差分を前記周辺画素毎に算出し、算出した前記差分の絶対値の総和を当該注目画素の特徴値として算出する特徴値算出ステップと、
    前記特徴値が所定の閾値より大きい前記注目画素を照合画素として判定する照合画素判定ステップと、
    前記既登録画像を構成する各画素のうち、少なくとも一部の画素によって構成される画像と、前記照合画素によって構成される照合画像とが一致するか否かを照合する照合ステップと、
    を実行させる照合方法。
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