JP2018156525A - 情報処理装置、情報処理システム、処理実行方法、およびプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理システム、処理実行方法、およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】データの保存場所を移動させることなく当該データに対して所望の処理を実行する。【解決手段】記憶部110に記憶されたファイル名およびフォルダ名のうち、所定の記号([])を含むファイル名またはフォルダ名を取得する取得部102と、取得されたファイル名またはフォルダ名から、ファイルまたはフォルダに対して実行する処理の内容および該処理を実行するタイミングを特定する特定部103と、特定されたタイミングになった場合、特定された処理を実行する処理実行部105と、を備える。【選択図】図3

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理システム、処理実行方法、およびプログラムに関する。
従来、ファイル(データ)に対してワークフロー処理(ファイルの削除、メールにファイルを添付して送信、ファイルの画像形式の変換など)を実行させる場合、例えば、予め処理ごとに作成したホットフォルダにファイルを保存することで、所望の処理を実行させる方法が知られている。
例えば、ホットフォルダ内に格納(保存)したファイルに対して、ジョブを実行する情報処理装置がある(特許文献1参照)。この特許文献1の情報処理装置では、ホットフォルダ内の複数のファイルを一括して処理するために、ファイルを選択的に結合して処理対象としている。すなわち、ホットフォルダに所定のファイル名の複数のファイルが定められた数だけ格納されると、ファイル名が共通する複数のファイルを結合させてジョブを実行する。
しかしながら、上記特許文献1の情報処理装置等では、ファイルに対して所望の処理を行いたい場合、予め当該処理に紐付いたホットフォルダにファイルを移動させることが必要であった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、データの保存場所を移動させることなく当該データに対して所望の処理を実行することができることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、記憶部に記憶されたデータを識別するデータ識別情報、および前記データが保存される保存領域を識別する保存領域識別情報のうち、所定の情報を含む前記データ識別情報、または前記所定の情報を含む前記保存領域識別情報を取得する取得部と、取得された前記データ識別情報または前記保存領域識別情報から、前記データまたは前記保存領域に対して実行する処理の内容および該処理を実行するタイミングを特定する特定部と、特定された前記タイミングになった場合、特定された前記処理を実行する処理実行部と、を備える。
本発明によれば、データの保存場所を移動させることなく当該データに対して所望の処理を実行することができるという効果を奏する。
図1は、実施形態にかかる情報処理システムの全体構成図である。 図2は、実施形態にかかる情報処理装置のハードウェア構成図である。 図3は、実施形態にかかる情報処理装置の機能構成図である。 図4は、フォルダ構成の一例を示す図である。 図5は、[]内の指令情報の例を示す図である。 図6は、処理キーワード対応情報の一例を示す図である。 図7は、処理情報の一例を示す図である。 図8は、実施形態の情報処理装置による処理実行方法の流れを示すフローチャートである。 図9は、処理日時および処理の内容の特定に関する説明図である。
以下に添付図面を参照して、情報処理装置、情報処理システム、処理実行方法、およびプログラムの実施形態を詳細に説明する。図1は、実施形態にかかる情報処理システムの全体構成図である。図1に示すように、本実施形態の情報処理システム1では、情報処理装置100と、クライアント端末200とを備えている。ここで、図1に示す情報処理システム1では、1台の情報処理装置100および1台のクライアント端末200が接続された構成となっているが、2台以上の情報処理装置を接続する構成や、2台以上のクライアント端末を接続する構成としてもよい。
本実施形態の情報処理システム1は、クライアント端末200においてユーザによりファイル名やフォルダ名が設定される。この時、設定されるファイル名やフォルダ名に、当該ファイル名が示すファイルや当該フォルダ名が示すフォルダに保存されたファイルに対して所定の処理を実行する旨の指令情報が含まれている。指令情報としては、例えば、処理の内容および実行のタイミングがある。そして、情報処理装置100では、設定されたファイル名やフォルダ名から、処理の内容と実行のタイミングを特定し、当該タイミングに指定された処理を実行する。
ここで、ファイルがデータに相当し、ファイルの識別情報であるファイル名(ファイルの名称)がデータ識別情報に相当する。また、フォルダがファイルを保存する保存領域に相当し、フォルダの識別情報であるフォルダ名(フォルダの名称)が保存領域識別情報に相当する。
まず、情報処理装置100のハードウェア構成について図を用いて説明する。図2は、実施形態にかかる情報処理装置のハードウェア構成図である。
情報処理装置100は、CPU(Central Processing Unit)51などの制御装置と、ROM(Read Only Memory)52やRAM(Random Access Memory)53などの記憶装置と、ネットワークに接続して通信を行う通信I/F54と、HDD(Hard Disk Drive)55などの外部記憶装置と、ディスプレイ装置などの表示装置56と、キーボードやマウスなどの入力装置57と、各部を接続するバス58を備えており、通常のコンピュータを利用したハードウェア構成となっている。また、クライアント端末200についても、情報処理装置100と同様のハードウェア構成となっている。
なお、情報処理装置100は、入力装置57、及び表示装置56を備えない構成であっても良い。また、クライアント端末200は、入力装置57及び表示装置56の機能を備えるタッチパネルを有する構成としても良い。また、クライアント端末200は、HDD55を備えない構成であっても良い。
次に、情報処理装置100の機能構成について図を用いて説明する。図3は、実施形態にかかる情報処理装置の機能構成図である。
図3に示すように、本実施形態の情報処理装置100は、記憶部110と、記憶部120と、記憶部130と、通信制御部101と、取得部102と、特定部103と、処理内容管理部104と、処理実行部105と、変更部106と、を備えて構成されている。
記憶部110は、ROM52やHDD55により実現される記憶媒体である。本実施形態の記憶部110は、ファイル等が保存されている。具体的には、例えば、記憶部110には、ファイルが単体で保存されていたり、階層的に構成された複数のフォルダに分類されて保存されている。
上述したように、ファイル名やフォルダ名は、クライアント端末200においてユーザにより設定される。そして、ファイルやフォルダに対して所望の処理を実行させたい場合は、ファイル名やフォルダ名に指令情報を含ませる。図4は、フォルダ構成の一例を示す図である。図4では、ファイル名またはフォルダ名に、指令情報が含まれた例である。
図4に示す例では、上位のフォルダである「XX部」に、3つのフォルダ「保管文書」「届出書」「業績」が含まれている。フォルダ「保管文書」は、フォルダ名に指令情報が含まれた例を示している。また、フォルダ「届出書」「業績」は、フォルダ内にあるファイルに指令情報が含まれた例を示している。
図4の例では、所定の記号([])により挟まれた部分が、フォルダ名やファイル名に対する指令情報である。この所定の記号([])は、フォルダ名またはファイル名に、指令情報が含まれている旨を示す情報であって、所定の情報に相当する。
図5は、[]内の指令情報の例を示す図である。図5では、指令情報の記載例と、指令情報の説明とが対応付けられている。また、図6は、処理キーワード対応情報の一例を示す図である。図6では、指令情報に含まれるキーワードと、当該キーワードに対する処理の内容とが対応付けられている。
例えば、図5の(a)では、指令情報の例として「20151130に削除」と記載されている。この場合、YYYYMMDD形式(年月日)で指定された日に指定された処理を実行させる旨を示している。図6を参照すると、キーワード「削除」は、「ファイル、フォルダの削除」という処理の内容を示している。従って、図5の(a)の指令情報では、ファイルまたはフォルダに対して「2015年11月30日に削除処理を実行させる」ことを示している。
また、図5の(b)では、指令情報の例として「2015/3/31に削除」と記載されている。この場合、YYYY/MM/DD形式(年/月/日)で指定された日に指定された処理を実行させる旨を示している。図6を参照すると、キーワード「削除」は、「ファイル、フォルダの削除」という処理の内容を示している。従って、図5の(b)の指令情報では、ファイルまたはフォルダに対して「2015年3月31日に削除処理を実行させる」ことを示している。
また、図5の(c)では、指令情報の例として「毎週日曜日0800にバックアップ」と記載されている。この場合、毎日、毎週、毎月、毎年等のキーワードを設定することで、周期的に処理を実行させる旨を示している。図6を参照すると、キーワード「バックアップ」は、「ファイル、フォルダのバックアップ」という処理の内容を示している。従って、図5の(c)の指令情報では、ファイルまたはフォルダに対して「毎週日曜日の8時にバックアップ処理を実行させる」ことを示している。
そして、図5の(d)では、指令情報の例として「作成日から3年後に削除」と記載されている。この場合、〜日後、〜時後などのキーワードを設定することで、一定期間後に処理を実行させる旨を示している。図6を参照すると、キーワード「削除」は、「ファイル、フォルダの削除」という処理の内容を示している。従って、図5の(d)の指令情報では、ファイルまたはフォルダに対して「作成日から3年後に削除処理を実行させる」ことを示している。
図4に戻ると、図4のフォルダ「保管文書」には、「作成日から3年後に削除」という指令情報が含まれている。図6の処理キーワード対応情報を参照すると、この指令情報は、作成日から3年後にフォルダ「保管文書」を削除する旨が記載されていることになる。
また、図4のフォルダ「届出書」のファイル「xxxx届出書.docx」には、「20151130に削除」という指令情報が含まれている。図6を参照すると、この指令情報は、2015年11月30日にファイル「xxxx届出書.docx」を削除する旨が記載されていることになる。
そして、図4のフォルダ「業績」のファイル「部の業績.docx」には、「毎週日曜日の0800にバックアップ」という指令情報が含まれている。図6を参照すると、この指令情報は、毎週日曜日の8時にファイル「部の業績.docx」をバックアップする旨が記載されていることになる。
図3の説明に戻り、記憶部120は、ROM52やHDD55により実現される記憶媒体であって、処理キーワード対応情報(図6参照)が保存されている。ファイルやフォルダに対して実行する処理が追加された場合は、同時にこの処理キーワード対応情報も追加する。
記憶部130は、ROM52やHDD55により実現される記憶媒体であって、処理情報が保存されている。処理情報とは、ファイルやフォルダに対して、ファイル名やフォルダ名に含まれた指令情報から、処理の内容や処理のタイミング等を特定した結果である。そして、この処理情報に基づいて、処理実行部105が指定された処理(削除やバックアップ等)を実行することになる。また、記憶部130には、処理の対象となるファイルやフォルダのファイルパス(処理対象フォルダファイルパス)が保存されている。
図7は、処理情報の一例を示す図である。図7に示すように、処理情報は、ファイルやフォルダに関連する項目と、当該項目の説明とが対応付けられている。図7に示す処理情報は、ファイルに対するものであるが、フォルダに対する場合も同様である。図7では、ファイルの識別番号には、処理を一意に識別できる通し番号が対応付けられる。また、処理日時には、指定された処理を実行する日時(YYYYMMDDHHMMSS形式)が対応付けられている。また、処理名(キーワード)には、「処理キーワード対応情報(図6参照)」に記載された語句が対応付けられている。また、処理フォルダの絶対パスには、処理を行うファイルが存在する絶対パス(ファイルパス)が対応付けられている。また、変更後のファイル名は、処理名が変更、バックアップ等、ファイルの編集、作成を行う場合のみ、ファイル名が対応付けられる。送信先情報は、処理名がメール、FAX等、外部に送信する必要がある場合のみ、送信先が対応付けられる。
例えば、指定日に「hoge@xxx.com」へファイルを送信する場合、指令情報を「YYYYMMDDにメールto:hoge@xxx.com」と設定すると良い。この例に限らず、指令情報内で宛先がわかるような区切り文字(「に」「to:」等)を入れることで、特定部103は、宛先のメールアドレス、処理日時、処理を特定することができる。
また、複数の宛先に送信する場合、カンマ等の記号で区切ることで複数宛先を表現したり、「cc:」や「bcc:」と続けることで、メール宛先のカーボン・コピーやブラインド・カーボン・コピーでの送信を実行するようにしても良い。このように、区切り文字自体に意味をもたせることで処理の設定をさせることができる。そのため、図7に図示しないが、例えば、処理情報として、処理の設定情報(先のカーボン・コピーやブラインド・カーボン・コピーでの送信等)を併せて管理するようにしても良い。
また、指定日にファイル名・フォルダ名を「hoge」に変更する場合、指令情報を、「2015/3/31に変更:hoge」と設定すると良い。ここで、区切り文字は「に」「:」である。
通信制御部101は、クライアント端末200等の外部装置との通信を制御する。通信制御部101は、クライアント端末200から、ファイルを受信したり、ファイル名やフォルダ名の変更を受信する。
また、通信制御部101は、記憶部110に保存されたファイルに対してファイル名またはフォルダ名において指定された処理を実行した場合、実行結果を外部装置であるクライアント端末200に通知する。その際、例えば、通信制御部101は、電子メールによって実行結果をクライアント端末200に送信する。
また、通信制御部101は、指令情報に含まれている処理のタイミングおよび処理の内容のうち少なくともいずれか一方の書式が誤っていた場合、その旨を電子メール等により通知する。
取得部102は、記憶部110を監視して、記憶部110に保存されている既存ファイル名またはフォルダ名の変更や、新規ファイルの追加を定期的に検知する。そして、取得部102は、記憶部110を検索し、記憶部110に保存(記憶)されたファイルのファイル名、およびファイルが保存されるフォルダのフォルダ名のうち、所定の記号([])を含むファイル名、または所定の記号を含むフォルダ名を取得する。
特定部103は、取得部102により取得されたファイル名またはフォルダ名から、所定の記号([])に挟まれた指令情報を取得する。特定部103は、指令情報から、ファイルまたはフォルダに対して実行する処理の内容および該処理を実行するタイミングを特定する。
処理の内容の特定方法としては、特定部103は、処理を示すキーワードと処理の内容とを対応付けた処理キーワード対応情報(図6)を参照し、ファイル名またはフォルダ名に含まれているキーワードから、対応する処理の内容を特定する。
また、処理のタイミングは、上述の例(図5)では、ファイルに対して処理を実行する日となっていたが、処理を実行する日時でもよい。また、処理のタイミングは、ファイルに対して処理を実行する上述の例(図5)のように周期でもよい。周期とは、予め定めた所定期間ごとであって、例えば、基準となる日(例えば、ファイルの作成日)から所定の日数後、所定の時間後、毎日、毎週、毎月、毎年等である。これにより、記憶部110におかれたファイルに対して定期的に同じ処理を行いたい場合に、指令情報を毎回設定する必要がない。
処理内容管理部104は、特定部103により特定された処理のタイミングおよび処理の内容を含む処理情報(図7)を作成し、記憶部130に保存し管理する。そして、処理内容管理部104は、予め定めた所定間隔で、処理情報を参照して、現在時刻が特定部103により特定されたタイミングになったか否かを判定する。そして、処理内容管理部104は、現在時刻が処理のタイミングになった場合、処理実行部105に処理を実行する旨のコマンドを送る。
処理実行部105は、処理内容管理部104により、現在時刻が特定されたタイミングになったと判定された場合、ファイルやフォルダにおかれたファイルに対して、指令情報から特定された処理を実行する。
また、処理実行部105は、処理内容管理部104により現在時刻が特定されたタイミングになったと判定された場合、当該判定の際に前回判定した時刻と現在時刻との間に実行するべき処理があった場合、ファイルに対して当該処理を実行する。
具体例には、例えば、処理内容管理部104は、10分おきに現在時刻が特定されたタイミングであるか否かの判定を行うものとする。そして、ユーザが10:00に前回の判定が行われた後、10:05にファイルに処理が実行されるように設定する。この場合、処理実行部105は、10:10に行われる次の判定において、10:05に行われるべきであった処理を実行する。これにより、処理が行われないファイルやフォルダが存在しないことになる。また、処理実行部105は、前回処理の実行が失敗した場合にも再度処理を実行する構成としてもよい。
また、処理実行部105は、複数の処理を実行する場合、上位側の階層のフォルダ、または下位側の階層のフォルダから順に処理を実行する。このように、処理が実行される順序が決められていることにより、順序を考慮して処理を指定して指令情報を作成することができる。具体的には、例えば、子フォルダ名に含まれる指令情報により複数の子フォルダに対してzipに圧縮する処理を実行し、その後、親フォルダ名に含まれる指令情報により、実行結果をメールで送信する処理を実行することができる。
また、処理実行部105は、ファイルに対して処理を実行した場合、処理の実行結果をログに記録する。
変更部106は、特定部103により特定された指令情報に含まれる処理のタイミングおよび処理の内容のうち、少なくともいずれか一方の書式が誤っていた場合、所定の記号([])を削除することによりファイル名およびフォルダ名を変更する。
次に、本実施形態の情報処理装置100における処理の実行について説明する。図8は、実施形態の情報処理装置による処理実行方法の流れを示すフローチャートである。図8では、ファイル名に含まれている指令情報に基づいてファイルに対して処理を実行する場合について説明するが、フォルダ名に含まれている指令情報に基づいてフォルダに置いてあるファイルに対して処理を実行する場合も同様の流れとなる。
クライアント端末200により、記憶部110に新しいファイルが保存されたり、ファイル名やフォルダ名が変更されると、記憶部110を監視している取得部102が、所定の記号([])を含むファイル名を検索する。そして取得部102は、所定の記号([])を含むファイル名を取得する(ステップS10)。
特定部103は、取得したファイル名に含まれる所定の記号([])内の指令情報に、処理のタイミングとして日時が含まれているか否かを判断する(ステップS11)。日時が含まれている場合(ステップS11:Yes)、特定部103は、取得したファイル名に含まれる所定の記号([])内の指令情報に、処理の内容が含まれているか否かを判断する(ステップS12)。
処理の内容が含まれている場合(ステップS12:Yes)、特定部103は、処理日時と処理の内容を特定する(ステップS13)。処理内容管理部104は、処理日時と処理の内容を含めた処理情報を作成し記憶部130に保存する(ステップS14)。
例えば、図9に示すように、フォルダ「XX部」の下のフォルダ「届出書」に保存されたファイル「xxxx届出書.docx」には、指令情報「20151130に削除」が含まれており、当該指令情報からは、処理日時(2015年11月30日)、処理の内容(ファイル「xxxx届出書.docx」を削除)が特定される。
一方、ステップS11において、指令情報に日時が含まれてない場合(ステップS11:No)、およびステップS12において、指令情報に処理の内容が含まれていない場合(ステップS12:No)、変更部106は、所定の記号([])内の指令情報の書式に誤りがあるか否かを判断する(ステップS15)。書式に誤りがなかった場合(ステップS15:No)、処理を終了する。
一方、書式に誤りがあった場合(ステップS15:Yes)、変更部106は、所定の記号([])を削除して、ファイル名を変更する(ステップS16)。通信制御部101は、書式に誤りがある旨をクライアント端末200に電子メール等により送信する(ステップS17)。
ステップS18に戻り、処理内容管理部104は、現在時刻が処理日時になったか否かを判定する(ステップS18)。処理日時になっていない場合(ステップS18:No)、処理日時になるまで待機する。
一方、現在時刻が処理日時になった場合(ステップS18:Yes)、処理実行部105は、ファイルに対して特定された処理を実行する(ステップS19)。そして、処理実行部105は、実行結果をログに記録する(ステップS20)。
通信制御部101は、実行結果をクライアント端末200に電子メールにより送信する(ステップS21)。そして、処理内容管理部104は、所定間隔後の次の判定時まで待機する(ステップS22)。なお、ステップS14において、同じ処理情報を有するフォルダが有る場合はその旨を通知するようにしても良い。
本実施形態の情報処理システム1では、ファイルを保存する記憶部110が情報処理装置100の内部に構築された例を示したが、記憶部が情報処理装置100と別個の装置(ファイルサーバ)として接続されていてもよい。また、クライアント端末200からの指示によって情報処理装置100のファイル名・フォルダ名を変更する処理を記載したが、これに限らず、情報処理装置100の有する入力装置57を介して指示を受け付けるように構成しても良い。
ここで、一般的に情報処理装置100では多数のファイルが作成されるため、これらのファイルを複数のフォルダを階層的に構成したフォルダに保存することで分類し、複数のファイルの整理をしている。従って、情報処理装置100で所望の処理を実行する際に対象のファイルを当該所望の処理に紐付いたフォルダに移動してしまうと、分類されていないフォルダにファイルが保存されるため、ファイルが整理されない状態となりファイルの管理が煩雑となってしまうことがある。しかし、情報処理装置100では、上述のようにファイル名に指令情報を含めることで、所望の処理を実行する際にファイルの保存場所を移動する必要がない。
このように、本実施形態の情報処理システム1では、記憶部110に保存されたファイルのファイル名、または当該ファイルを保存するフォルダのフォルダ名から、指令情報を取得する。そして、指令情報から、ファイルに対して実行する処理の内容と当該処理を実行するタイミング(例えば、日時)を特定し、現在時刻が処理のタイミングになった場合、処理を実行する。これにより、ファイルの保存場所を移動させることなく分類されたフォルダに置いたままで、ファイルに対して所望のタイミングで所望の処理を実行することができる。そのため、ファイルの管理状態を維持でき、利便性が向上する。
また、複数のファイルを保存したフォルダのフォルダ名に指令情報を含めることで、当該複数のファイルに対して同じタイミングで同じ処理を実行することができ、利便性が向上する。つまり、複数のファイルに対して同時刻に処理を実行する場合、複数のファイルを保存するフォルダのフォルダ名にのみ処理のタイミングと処理の内容を示す指令情報を含めればよいため、フォルダ内の個別のファイルに対して処理のタイミグや処理の内容を指定する手間を省くことができる。
本実施形態の情報処理装置で実行されるプログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録されて提供される。
また、本実施形態の情報処理装置で実行されるプログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成してもよい。また、本実施形態の情報処理装置で実行されるプログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成してもよい。
また、本実施形態の情報処理装置で実行されるプログラムを、ROM等に予め組み込んで提供するように構成してもよい。本実施形態の情報処理装置で実行されるプログラムは、上述した各部(通信制御部、取得部、特定部、処理内容管理部、処理実行部、変更部)を含むモジュール構成となっており、実際のハードウェアとしてはCPU(プロセッサ)が上記記憶媒体からプログラムを読み出して実行することにより上記各部が主記憶装置上にロードされ、上記各部が主記憶装置上に生成されるようになっている。また、例えば、上述した各部の機能のうちの一部または全部が専用のハードウェア回路で実現されてもよい。
1 情報処理システム
100 情報処理装置
101 通信制御部
102 取得部
103 特定部
104 処理内容管理部
105 処理実行部
106 変更部
110、120、130 記憶部
200 クライアント端末
特開2013−171534号公報

Claims (15)

  1. 記憶部に記憶されたデータを識別するデータ識別情報、および前記データが保存される保存領域を識別する保存領域識別情報のうち、所定の情報を含む前記データ識別情報、または前記所定の情報を含む前記保存領域識別情報を取得する取得部と、
    取得された前記データ識別情報または前記保存領域識別情報から、前記データまたは前記保存領域に対して実行する処理の内容および該処理を実行するタイミングを特定する特定部と、
    特定された前記タイミングになった場合、特定された前記処理を実行する処理実行部と、
    を備える、情報処理装置。
  2. 前記特定部は、前記処理を示すキーワードと前記処理の内容とを対応付けた対応情報を参照し、前記データ識別情報または前記保存領域識別情報に含まれている前記キーワードに対応する前記処理の内容を特定する、請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記所定の情報は、前記タイミングと前記処理の内容とが、前記データ識別情報または前記保存領域識別情報に含まれている旨を示す情報である、請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. 前記処理実行部は、所定間隔で現在時刻が前記タイミングになったか否かが判定され、当該判定の際に前回判定した時刻と現在時刻との間に実行するべき前記処理があった場合、当該処理を実行する、請求項1〜3のいずれか一つに記載の情報処理装置。
  5. 前記タイミングは、前記処理を実行する日、または前記処理を実行する日時を含む、請求項1〜4のいずれか一つに記載の情報処理装置。
  6. 前記タイミングは、前記処理を実行する周期を含む、請求項1〜4のいずれか一つに記載の情報処理装置。
  7. 前記処理実行部は、複数の前記処理を実行する場合、上位側または下位側の階層から順に前記処理を実行する、請求項1〜6のいずれか一つに記載の情報処理装置。
  8. 前記処理実行部は、前記処理を実行した場合、実行結果をログに記録する、請求項1〜7のいずれか一つに記載の情報処理装置。
  9. 前記処理を実行した場合、実行結果を外部装置に通知する通信制御部をさらに備える、請求項1〜8のいずれか一つに記載の情報処理装置。
  10. 前記通信制御部は、前記実行結果を電子メールにより送信する、請求項9に記載の情報処理装置。
  11. 特定された前記タイミングおよび前記処理の内容のうち少なくともいずれか一方の書式が誤っていた場合、前記所定の情報を削除することにより前記データ識別情報および前記保存領域識別情報を変更する変更部をさらに備え、
    前記通信制御部は、前記タイミングおよび前記処理の内容のうち少なくともいずれか一方の書式が誤っていた旨を通知する、請求項9に記載の情報処理装置。
  12. 前記データは、ファイルであって、
    前記データ識別情報は、ファイル名であって、
    前記保存領域は、フォルダであって、
    前記保存領域識別情報は、フォルダ名である、請求項1〜11のいずれか一つに記載の情報処理装置。
  13. 情報処理装置と、前記情報処理装置とネットワークを介して接続された外部装置と、を備えた情報処理システムにおいて、
    前記外部装置によって記憶部に記憶されたデータを識別するデータ識別情報、および前記データが保存される保存領域を識別する保存領域識別情報のうち、所定の情報を含む前記データ識別情報、または前記所定の情報を含む前記保存領域識別情報を取得する取得部と、
    取得された前記データ識別情報または前記保存領域識別情報から、前記データまたは前記保存領域に対して実行する処理の内容および該処理を実行するタイミングを特定する特定部と、
    特定された前記タイミングになった場合、特定された前記処理を実行する処理実行部と、
    を備える、情報処理システム。
  14. 情報処理装置で実行される処理実行方法であって、
    記憶部に記憶されたデータを識別するデータ識別情報、および前記データが保存される保存領域を識別する保存領域識別情報のうち、所定の情報を含む前記データ識別情報、または前記所定の情報を含む前記保存領域識別情報を取得する取得ステップと、
    取得された前記データ識別情報または前記保存領域識別情報から、前記データまたは前記保存領域に対して実行する処理の内容および該処理を実行するタイミングを特定する特定ステップと、
    特定された前記タイミングになった場合、特定された前記処理を実行する処理実行ステップと、
    を含む処理実行方法。
  15. 記憶部に記憶されたデータを識別するデータ識別情報、および前記データが保存される保存領域を識別する保存領域識別情報のうち、所定の情報を含む前記データ識別情報、または前記所定の情報を含む前記保存領域識別情報を取得する取得ステップと、
    取得された前記データ識別情報または前記保存領域識別情報から、前記データまたは前記保存領域に対して実行する処理の内容および該処理を実行するタイミングを特定する特定ステップと、
    特定された前記タイミングになった場合、特定された前記処理を実行する処理実行ステップと、
    をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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