JP2018155559A - 特典情報配信装置及び特典情報配信方法 - Google Patents

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佳昭 杉本
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聡 箕輪
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穣 福森
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匡 栗原
井上 浩
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Abstract

【課題】車両4で出かけた時に安全のために運転者に休憩をとらせること。【解決手段】サーバシステム1は、休憩判断部104により休憩を提案すべきと判断された場合、休憩すべき施設を選択する施設選択部105と、施設選択部105によって選択された施設に対応する施設情報に含まれる施設の特典情報を出力する特典情報出力部106と、を備え、特典情報出力部106は、さらに、施設の特典情報を出力してから所定時間が経過したか否か及び/又は車両が所定距離を走行したか否かを判断する提案後経過判断部1062と、提案後経過判断部1062により所定時間が経過した、及び/又は所定距離を走行した、と判断された場合、施設の特典情報に含まれる特典の内容を変化させる特典情報変更部1063と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、自動車で出かける時に運転者に対して休憩を提案する特典情報配信装置及びに特典情報配信方法に関する。
従来、自動車等の運転者に対して、出かけてから例えば2時間程度経過した場合に安全のために、休憩をリコメンドするナビゲーション装置が知られている。しかしながら、運転者に対しては休憩のための強い動機付けが働かず、リコメンドが無視される傾向にあった。
これに対して、運転者の眠気の程度を判定し、運転者が判定基準値よりも強い眠気を生じていると判定された場合に、運転者に休憩を促す休憩支援を含む支援内容を決定し、例えば、コンビニエンスストアのクーポン券が表示され、運転者が休憩しようとする動機付けをする運転支援システムが考案されていた(例えば、特許文献1)。
特開2014−071628号公報
特許文献1に開示された運転支援システムでは、例えばコンビニエンスストアのクーポン券が一度提示されると、そのクーポン券の内容は変更されることなく、そのまま提示される。このため、運転者にとって、休憩を早く意思決定する強い動機付けが働かなかった。このため、往々にして、運転者が休憩の意思決定をしないまま、時間が経過する恐れがあった。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものである。本発明は、運転者が特別な操作をしなくても、自動的に特典を提供する施設が休憩場所としてリコメンドされ、休憩する施設がリコメンドされてから運転者が当該施設を休憩場所を選択するための意思決定を行うように強い動機付けを与えることを可能とする、特典情報配信装置及び特典情報配信方法を提供することを目的とする。
(1)車両の現在位置情報を取得する位置情報取得部(例えば、後述の「ログイン処理部101」、「現在位置情報処理部102」)と、複数の施設毎に、施設名称と、施設の位置情報と、施設の特典情報と、を含む施設情報を記憶する施設情報保存部(例えば、後述の「施設情報エリア113」等)と、
運転者への休憩を提案するか否かを判断する休憩判断部(例えば、後述の「休憩判断部104」)と、
前記休憩判断部により休憩を提案すべきと判断された場合、前記位置情報取得部からの前記車両の現在位置情報と、前記施設情報保存部に記憶された前記施設情報と、に基づいて、休憩すべき施設を選択する施設選択部(例えば、後述の「施設選択部105」)と、
前記施設選択部によって選択された施設に対応する前記施設情報に含まれる前記施設の特典情報を出力する特典情報出力部(例えば、後述の「特典情報提供部106」)と、を備え、
前記特典情報出力部は、さらに、
前記施設の特典情報を出力してから所定時間が経過したか否か及び/又は前記車両が所定距離を走行したか否かを判断する提案後経過判断部(例えば、後述の「提案後経過判断部1062」)と、
前記提案後経過判断部により所定時間が経過した、及び/又は所定距離を走行した、と判断された場合、前記施設の特典情報に含まれる特典の内容を変化させる特典情報変更部(例えば、後述の「特典情報変更部1063」)と、
を有することを特徴とする特典情報配信装置(例えば、後述の「サーバシステム1」)。
(1)の特典情報配信装置は、車両で出かける時に運転者に対して休憩を提案するに際して、特典を提供する施設を休憩場所として提案するとともに、当該提案を提案後、運転者が休憩しなければ、所定時間経過後、及び/又は所定距離走行後に、当該特典内容を変更させる。
これにより、運転者が特別な操作をしなくても、自動的に特典を提供する施設が休憩場所としてリコメンドされ、また休憩する施設がリコメンドされてから所定時間内又は所定距離走行するまでに当該施設を選択しないと特典内容が変更されることから、運転者が当該施設を休憩場所を選択するための意思決定を早める強い動機付けにもなり、運転者に対して休憩リコメンドが効果的に作用する。
(2) 前記休憩判断部は、さらに、前記車両の走行開始からの走行時間及び/又は走行距離に基づいて、前記運転者への休憩を提案するか否かを判断する第1判断部(例えば、後述の「第1判断部1041」)を備える(1)に記載の特典情報配信装置。
(2)の休憩判断部によると、車両の走行開始からの走行時間及び/又は走行距離に基づいて、運転者への休憩を提案するか否かを判断する。
これにより、運転者の集中度が低下しやすい時間に休憩を提案することで、安全性を高めることができる。
(3) 前記運転者の生体情報を取得する生体情報取得部(例えば、後述の「生体情報取得部103」)を備え、
前記休憩判断部は、さらに
前記生体情報取得部によって取得された前記運転者の生体情報に基づいて、前記運転者への休憩をするか否かを判断する第2判断部(例えば、後述の「第2判断部1042」)を備えることを特徴とする(1)に記載の特典情報配信装置。
(3)の休憩判断部によると、運転者の生体情報に基づいて、運転者への休憩を提案するか否かを判断する。
これにより、運転者の集中度が低下したときに休憩を提案することで、運転者に刺激を与えることができ、運転安全性を高めることができる。
(4) 前記特典情報変更部は、前記施設の特典を取り消すように、特典の内容を変化させることを特徴とする(1)乃至(3)のいずれかに記載の特典情報配信装置。
(4)の特典情報変更部によると、所定時間経過後、及び/又は所定距離走行後に、施設の特典を取り消すように、特典の内容を変化させる。
これにより、所定時間内又は所定距離を走行するまでに運転者が休憩場所を選択するための強い動機付けにもなり、休憩リコメンドが効果的に作用する。
(5) 前記特典情報変更部は、所定時間が経過するごと、及び/又は所定走行距離を走行するごとに前記施設の特典を段階的に減少させるように、特典の内容を変化させることを特徴とする(1)乃至(3)のいずれかに記載の特典情報配信装置。
(5)の特典情報変更部によると、所定時間が経過するごと、及び/又は所定走行距離を走行するごとに前記施設の特典を段階的に減少させる。
これにより、(4)と同様の効果を奏することができる。
(6) 複数の施設毎に、施設名称と、施設の位置情報と、施設の特典情報と、を含む施設情報を記憶する施設情報保存部を備える特典情報配信装置(例えば、後述の「サーバシステム1」)が前記車両に接続された通信機器(例えば、後述の「車載ナビゲーション装置2」、「携帯端末3」)に対して施設の特典情報を配信する特典情報配信方法であって、
前記特典情報配信装置が、
車両の現在位置情報を取得する位置情報取得ステップ(例えば、後述の「位置情報取得ステップ」)と、
運転者への休憩を提案するか否かを判断する休憩判断ステップ(例えば、後述の「休憩判断ステップ」)と、
前記休憩判断ステップにおいて休憩を提案すべきと判断された場合、前記位置情報取得ステップにおいて取得された前記車両の現在位置情報と、前記施設情報保存部に記憶された前記施設情報と、に基づいて、休憩すべき施設を選択する施設選択ステップ(例えば、後述の「施設選択ステップ」)と、
前記施設選択ステップにおいて選択された施設に対応する前記施設情報に含まれる前記施設の特典情報を出力する特典情報出力ステップ(例えば、後述の「特典情報提供ステップ」)と、を備え、
前記特典情報出力ステップは、さらに、
前記施設の特典情報が出力されてから所定時間が経過したか否か及び/又は前記車両が所定距離を走行したか否かを判断する提案後経過判断ステップ(例えば、後述の「提案後経過判断ステップ」)と、
前記提案後経過判断ステップにおいて所定時間が経過した、及び/又は所定距離を走行した、と判断された場合、前記施設の特典情報に含まれる特典の内容を変化させる特典情報変更ステップ(例えば、後述の「特典情報変更ステップ」)と、を備えることを特徴とする特典情報配信方法。
(6)の方法によれば、(1)の特典情報配信サーバと同様の効果を奏する。
本発明によれば、運転者が特別な操作をしなくても、自動的に特典を提供する施設が休憩場所としてリコメンドされ、また休憩する施設がリコメンドされてから所定時間内又は所定距離走行するまでに当該施設を選択しないと特典内容が変更されることから、運転者が当該施設を休憩場所を選択するための意思決定を早める強い動機付けにもなり、運転者に対して休憩リコメンドが効果的に作用する。
特典情報配信システム100のシステム構成を示す図である。 サーバシステム1の構成を示す図である。 車両に搭載される車載ナビゲーション装置2の構成を示す図である。 配信された施設情報を表示部24に表示する画面の例を示す図である。 車載ナビゲーション装置2に表示される、配信された施設の位置を表示する画面の例を示す図である。 携帯端末3の構成を示す図である。 施設用端末4の構成を示す図である。 サーバシステム1の処理の流れを示すフローチャートである。
[第1実施形態]
以下、本発明の特典情報配信システムの好ましい一実施形態について、図1〜図7を参照しながら説明する。
[特典情報配信システム100の機能構成]
本発明の好ましい一実施形態に係る特典情報配信システム100の機能構成について説明する。図1に、特典情報配信システム100のシステム構成を示す。
図1に示すように、特典情報配信システム100は、サーバシステム1と、車両5に搭載される車載ナビゲーション装置2と、携帯端末3と、施設用端末4と、を含んで構成される。以下、車両5に搭載された車載ナビゲーション装置2又は車両5と信号接続(ペアリング)された携帯端末3を移動体6という。
サーバシステム1は、通信部12を介して、車載ナビゲーション装置2、携帯端末3、及び施設用端末4と情報の送受信を行う。サーバシステム1は、車載ナビゲーション装置2及び携帯端末3から車両5の現在位置情報、走行情報(走行時間及び/又は走行距離)、運転者の生体情報等を受信する。サーバシステム1は、は、受信した情報に基づいて、車両5の現在位置から進行方向の現在位置近辺及び/又は車両5の現在位置から目的位置に至る経路付近に位置する、クーポンなどの特典を提供する一時休憩に適した施設を複数抽出して、車載ナビゲーション装置2又は携帯端末3に配信する。サーバシステム1は、ユーザから車載ナビゲーション装置2又は携帯端末3により選択された施設の提供するクーポンなどの特典情報、及び当該施設を目的地としたルート情報を車載ナビゲーション装置2又は携帯端末3に配信する。
本発明の実施形態では、サーバシステム1を1つのサーバとして記載するが、サーバシステム1の各機能を、適宜複数のサーバに分散する、分散処理システムとしてもよい。また、クラウド上で仮想サーバ機能等を利用して、サーバシステム1の各機能を実現してもよい。
車両5に搭載される車載ナビゲーション装置2は可搬可能なナビゲーションデバイスであるPND(Portable Navigation Device)等を含む。車載ナビゲーション装置2には特典情報配信機能等を実現するためのソフトウェアがインストールされており、サーバシステム1から配信される、クーポンなどの特典情報を含む施設情報を表示することができる。
クーポンなどの特典情報は、車載ナビゲーション装置2にクーポンなどの特典情報をダウンロードするためのURL(Uniform Resource Locator)又はQRコード(登録商標)を表示することにより、例えばユーザの所持する任意の携帯端末等にダウンロードすることができる。
なお、特典情報配信機能等を実現するためのソフトウェアは、予めインストールされていてもよい。また、サーバシステム1との送受信時に必要に応じて適宜ダウンロードされてもよい。
携帯端末3は、携帯電話、スマートフォン、タブレット端末、PDA、ノートパソコン、その他の携帯可能な電子機器であって、無線通信機能を備える電子機器を含む。携帯端末3は、運転者によりイグニッションスイッチ等の車両5の起動スイッチがオンにされると、車両5と携帯端末3とがペアリングされるように構成される。そうすることで、車両5又は携帯端末3で測位した位置情報が携帯端末3からサーバシステム1にアップロードするようにできる。また、携帯端末3は、車載ナビゲーション装置2と同様に、サーバシステム1から配信される、クーポンなどの特典情報を含む施設情報を表示するとともに、クーポンなどの特典情報をダウンロードすることができる。
なお、特典情報配信機能等を実現するためのソフトウェアは、予めインストールされていてもよい。また、サーバシステム1との送受信時に必要に応じて適宜ダウンロードされてもよい。
施設用端末4は、通信部42を介して、サーバシステム1と情報の送受信を行う。施設用端末4から、サーバシステム1に対して、サーバシステム1が配信する施設情報(例えば、当該施設情報の有効期間、配信時間帯、配信画像情報、商品役務情報、クーポン情報、空き情報等)をリアルタイムで入力することができる。
また、施設用端末4は、サーバシステム1から、顧客情報(例えば、当該施設を目的地として設定した車両5、到着予想時間等)をリアルタイム(例えば、照会、電子メールによる通知等)に受信することができる。
次にそれぞれの構成について説明する。
最初にサーバシステム1について説明する。図2にサーバシステム1の構成を示す。
<サーバシステム1>
図2に示すように、サーバシステム1は、少なくとも、制御部10と、記憶部11と、通信部12とを、さらに必要に応じて表示部14と、入力部15を備えている。
制御部10はCPU、RAM、ROM、I/O等を有するプロセッサにより構成され、各構成部の制御をおこなう。CPUは、RAM、ROM又は記憶部11から読み出したナビゲーションのための各プログラムを実行し、その実行の際にはRAM、ROM、及び記憶部11から情報を読み出し、RAM及び記憶部11に対して情報の書き込みを行い、通信部12と信号の授受を行う。
詳細については、後述する。
記憶部11は半導体メモリやハードディスクドライブ等で構成されており、オペレーティングシステム(OS)やアプリケーションと呼ばれるソフトウェアが保存される等、種々の情報が記憶される。このため、図2に示すように、記憶部11には、移動体情報エリア111、地図情報エリア112、施設情報エリア113、接続履歴情報エリア114、といった、様々な記憶エリアが確保されている。
なお、これらの記憶エリアは、記憶部11において、それぞれ個別に確保されてもいいし、また、例えば、地図情報エリア112と施設情報エリア113のような複数の記憶エリアを一体で構成してもよい。
記憶部11の移動体情報エリア111には、移動体6に関する情報が保存される。
移動体情報エリア111に記憶される移動体情報(レコード)は、各移動体6を識別するための移動体識別情報(以下「移動体ID」ともいう)により一意的に管理される。ここで、移動体IDは、車載ナビゲーション装置2や携帯端末3、さらに車両5に固有に振られた番号を用いることができる。
車載ナビゲーション装置2や携帯端末3の場合は、例えば、携帯電話網のSIM(Subscriber Identity Module)に付与された電話番号を移動体IDとすることができる。また、車両5の場合は、車両5に固有に付与されたVIN(車両識別番号)やナンバープレートの番号を移動体IDとすることができる。
記憶部11の地図情報エリア112には、道路や施設等の地物に関する情報、ナビゲーションのための地図情報、道路情報、施設位置情報、駐車場情報等が予め格納されている。地図情報には、道路及び道路地図等の背景を表示するための表示用地図データ、ノード(例えば道路の交差点、屈曲点、端点等)の位置情報及びその種別情報、各ノード間を結ぶ経路であるリンクの位置情報及びその種別情報、全てのリンクのコスト情報(例えば距離、所要時間等)に関するリンクコストデータ等を含む道路ネットワークデータ等が含まれる。
道路情報には道路の種別や信号機等のいわゆる道路地図の情報が保存されている。
施設位置情報は、各施設の位置情報が緯度経度の情報として保存されている。ここで後述の施設情報エリア113に保存されている施設の場合は、施設識別情報(以下「施設ID」ともいう)と紐付けることができる。
駐車場情報は、駐車場の位置情報が緯度経度の情報として保存されている。駐車場が各施設の駐車場である場合には、施設と駐車場を紐付けて保存される。
また、記憶部11の地図情報エリア112には、交通情報センタ等から受信する交通情報が当該交通情報を受信した記録時刻とともに記憶される。交通情報には、例えばリンク毎の走行車両数、走行所要時間、渋滞情報、交通規制情報、天候情報等の移動コストを左右する要素が含まれる。また、リンクの過去の交通情報等も記録されている。
記憶部11の施設情報エリア113には、施設の識別情報(施設ID)、名称、カテゴリー種別(施設種別)、電話番号、住所、営業時間、緯度経度等で特定される位置情報、施設が飲食店であれば提供するメニュー、施設により提供される商品役務等に関する情報、空き情報、及び施設の提供する商品やサービスの割引情報であるクーポンや特別なポイント付与等を含む特典情報、各施設の施設情報が記憶されている施設情報データベース1131が含まれる。
本実施形態に係る特典情報は、特に断らない限り、主として車両5に乗車している運転者向けに発行するもので、当該特典情報は発行された後、時間又は車両5の走行距離に応じて、その特典が減額及び/又は消滅するように構成される。
例えば、当該特典情報を発行後、2時間経過するとその特典情報が消滅するという具合に構成される。
施設IDは施設毎に付与されている固有の識別情報である。施設IDは、施設種別ごとに付与されることが好ましい。ここで、施設種別としては、コンビニエンスストア、喫茶店、飲食店、スーパーマーケット、スポーツジム等の店舗種別が一例として挙げられる。さらに、施設IDは、各施設種別の中でさらにジャンル別に階層化されてIDが付与されていることが好ましい。例えば、ジャンル別としては、飲食店の場合、例えば、和食、洋食、中華、フレンチ、イタリアン等の種別が一例として挙げられる。
また、施設情報には、営業時間や連絡先の電話番号、飲食店であれば提供されているメニュー等の施設に関する情報が保存されている。
なお、施設情報エリア113には、施設ID毎に当該施設情報の配信に関する条件(例えば、当該施設情報の有効期間、当該施設情報の配信時間帯等)、施設の状況(例えば、施設の時間帯毎及びユーザ毎の施設への予約状況、空き状況等を示す予約情報等)、施設毎に算出された集客実績情報(例えば、配信情報によって当該施設に誘導された集客情報、クーポン利用情報等)を記憶するようにしてもよい。
また、施設情報エリア113には、施設情報エリア113に記憶された施設に対応して、各施設に付与される施設評価情報を記憶するようにしてもよい。
記憶部11の接続履歴情報エリア114には、移動体6から定期的に送信される移動体位置情報、時刻情報等を移動体ID毎に管理する接続履歴レコードが記憶される。移動体位置情報は、移動体6から逐次受信する現在位置の情報を記憶する。なお、受信は数秒に一度受信しても良いし、移動体側で時系列的に保存しておき、一定時間や移動体側でアプリを起動したとき等のタイミングでまとめて受信するようにしてもよい。また、車両5の走行距離情報、運転者の生体情報、目的地情報、車両5の進行方向、及び車両5の状態(例えばイグニッションオンされた状態、走行状態、イグニッションオフされた状態等)についても、移動体6から受信し、移動体ID毎に管理する接続履歴レコードに記憶するようにしてもよい。
通信部12は、車載ナビゲーション装置2及び携帯端末3と送受信する場合には、例えば、3G及びLTE等の無線通信をすることができる通信プロトコルを実装する。また、通信部12は、施設用端末4との送受信するために、有線通信(例えば、インターネット回線等)又は無線通信することができる通信プロトコルを実装するようにしてもよい。
制御部10は特典情報配信のための各プログラムを実行することによって、サーバシステム1を所定の手段(以下、「特典情報配信制御部」と総称する)として機能させる。
また、制御部10は特典情報配信のための各プログラムを実行することによって、サーバシステム1に、所定のステップ(以下、「特典情報配信制御ステップ」と総称する)を実行させる。
以下、制御部10の有する機能を特典情報配信制御部の観点から説明する。なお、特典情報配信制御ステップ(方法)の観点に基づく説明は、「部」を「ステップ」に置き換えることで説明できるため、省略する。
図2に示すように、制御部10は、ログイン処理部101と、現在位置情報処理部102と、生体情報取得部103と、休憩判断部104と、施設選択部105と、特典情報提供部106と、ルート設定部107と、ルート通知部108と、を備える。
<ログイン処理部101>
ログイン処理部101は、車載ナビゲーション装置2又は携帯端末3からのログイン処理を実行して、車載ナビゲーション装置2又は携帯端末3と接続処理を行うとともに、車載ナビゲーション装置2又は携帯端末3から送信される車両5の現在位置情報、走行距離情報、現在時刻情報、及び運転者の生体情報等(以下、「車両5の状態情報」ともいう)を管理するための接続履歴レコードを、接続履歴情報エリア114に作成する。なお、車両5の状態情報として、車両5の目的地情報、進行方向等を含むようにしてもよい。
また、ログイン処理部101は、施設用端末4からのログイン処理を実行する。
<現在位置情報処理部102>
現在位置情報処理部102は、車載ナビゲーション装置2又は携帯端末3から定期的に送信される車両5の現在位置情報、走行距離情報、現在時刻情報を、それぞれ前述した接続履歴レコードに追加更新する。なお、車両5の目的地情報、進行方向等を含むようにしてもよい。
また、移動体6が目的地に到着してから、イグニッションスイッチがオフ(エンジン停止)されるまでの間に、車載ナビゲーション装置2又は携帯端末3から、送信される現在位置情報、時刻情報等を接続履歴レコードに追加更新する。
<生体情報取得部103>
生体情報取得部103は、車載ナビゲーション装置2又は携帯端末3から定期的に送信される車両5の運転者の生体情報を取得するとともに、接続履歴レコードに追加更新する。
運転者の生体情報とは、例えば、車両5に設置された生体情報センサにより検出される運転者の呼吸数や呼吸の深さ、心拍数(脈拍)などの情報、及び/又は車内カメラにより運転者の顔を撮影し、画像認識を行うことで認識される運転者の視線の動き、視線の位置、目の開き具合(瞼の位置)、顔の向き、顔の動きなどの情報を意味する。
<休憩判断部104>
休憩判断部104は、車両5又は運転者が所定の条件を満たす状態にあるか否かを判断し、所定の条件を満たす状態にある場合に、休憩を提案すべきと判断する。より具体的には、休憩判断部104は、休憩を提案すべきと判断する場合、「施設選択部105」及び「特典情報提供部106」の起動を行う。そうすることで、「施設選択部105」及び「特典情報提供部106」は、車両5又は運転者の状態情報に基づいて、車両5に対応する移動体6(つまりは運転者)に対して休憩提案処理を行う。
休憩判断部104は、第1判断部1041と、第2判断部1042とを備える。
第1判断部1041は、車両5の走行開始からの走行時間が予め設定された第1走行時間を越える場合、及び/又は車両5の走行開始からの走行距離が予め設定された第1走行距離を越える場合、休憩を提案すべきと判断し、「施設選択部105」及び「特典情報提供部106」の処理を起動する。
ここで、車両5の走行開始とは、例えば、運転者により車両5のイグニッションスイッチがオン(エンジンを始動)にして走行を開始することを意味する。例えば、自宅や施設の駐車場等から車両5のエンジンを始動して走行を開始することを含む。
第2判断部1042は、生体情報取得部103により取得された車両5の運転者の生体情報、例えば運転者の呼吸数や呼吸の深さ、心拍数(脈拍)などの情報、及び/又は運転者の視線の動き、視線の位置、目の開き具合(瞼の位置)、顔の向き、顔の動きなどの情報に基づいて、当業者にとって参考文献等に記載の公知の方法により、運転者の集中力が低下しているか否かを判断する。第2判断部1042は、生体情報取得部103により取得された車両5の運転者の生体情報から、運転者の集中力が低下していると判断される場合、休憩を提案すべきと判断し、「施設選択部105」及び「特典情報提供部106」の処理を起動する。
<参考文献>
特開2016−151815号公報、
特開2014−071628号、
特開2006−31475号公報。
<施設選択部105>
施設選択部105は、休憩判断部104により休憩を提案すべきと判断された場合、前記位置情報取得部からの前記車両の現在位置情報と、前記施設情報保存部に記憶された前記施設情報と、に基づいて、休憩すべき施設を選択する。
より具体的には、施設選択部105は、移動体6の現在位置近辺に位置している施設又は現在位置から進行方向の現在位置近辺に位置している施設であって、休憩場所に適している施設(例えば、コンビニエンスストア、喫茶店、ファストフードレストラン等)であって、所定の特典情報を提供している施設を、施設情報エリア113(施設情報データベース1131)を検索することで、移動体6に休憩場所として推薦する施設を選択する。
ここで、移動体6の現在位置近辺に位置しているとは、例えば、移動体6の現在位置から所定の距離範囲に存在することを指す。また、現在位置から進行方向の現在位置近辺に位置しているとは、例えば、移動体6の現在位置から所定の距離範囲であって、かつ移動体6の現在位置から目的位置に至る通過経路上の地点から所定の距離範囲に存在することを指す。
なお、施設が運転者の休憩場所に適している施設であることを示すために、予め施設情報エリア113(施設情報データベース1131)に、施設IDごとにその旨がわかるように、例えば施設種別等に設定されていることが好ましい。また、運転者により休憩場所としての施設種別を例えば、ログイン時当に予め設定されるようにしてもよい。
施設選択部105により選択される施設の提供する所定の特典情報は、主として車両5に乗車している運転者向けに一時的に発行されるもので、当該特典情報は発行された後、車両5の走行時間及び/又は車両5の走行距離に応じて、その特典が減額及び/又は消滅するように構成されているものとする。
このため、特典情報が運転者向けに一時的に発行される特典情報であることを容易に識別できるように、予め施設情報エリア113(施設情報データベース1131)に、例えば特典情報種別等により当該特典情報が運転者向けに一時的に発行される特典情報であることを識別できるように定されていることが好ましい。
施設選択部105は、複数の施設を選択することができた場合、その表示順序を、例えば当該施設の評価点、値段が高いか安いか、当該移動体6と施設との距離等を加味して(例えば、重み付けすることで)表示順序を決定してもよい。
施設選択部105は、休憩判断部104により休憩を提案すべきと判断してから、例えば予め設定された時間(例えば、30分間)、予め設定された時間間隔(例えば5分間隔)で、移動体6の現在位置周辺及び走行ルート周辺に存在する推薦施設を選択するようにしてもよい。
<特典情報提供部106>
特典情報提供部106は、施設選択部105により選択された施設の特典情報を含む施設情報を移動体6(車載ナビゲーション装置2又は携帯端末3)に通信部12を介して送信する。この際、特典情報提供部106は、車載ナビゲーション装置2又は携帯端末3に送信した施設情報及び時刻情報等を、例えば接続履歴レコードに追加更新してもよい。
より具体的には、特典情報提供部106は、休憩をリコメンドするとともに、移動体6に対して、施設選択部105により選択された施設情報(施設名称、施設の提供するサービス内容、施設の位置情報、施設の提供する所定の特典に関する情報等)を配信する。こうすることで、例えば、車載ナビゲーション装置2又は携帯端末3に対して、最寄りの休憩場所候補(例えば、コンビニエンスストア、喫茶店、ファストフードレストラン)を地図上に表示させるとともに、各施設から提供される所定の特典に関する情報を表示させることができる。これにより、運転者が立ち寄って休憩しようとする大きな動機付けとなる。車載ナビゲーション装置2又は携帯端末3における処理については、後述する。
前述したように、施設選択部105により選択される施設の提供する特典は、主に車両5に乗車している運転者の休憩向けに発行されるもので、当該特典は発行された後、車両5の走行時間及び/又は車両5の走行距離に応じて、その特典が減額及び/又は消滅するように構成される。このため、特典情報提供部106は、電子クーポンなどの特典を、車両5の走行時間及び/又は車両5の走行距離に応じて、その特典が減額及び/又は消滅するように変更する。特典情報提供部106は、特典に関する変更を、プッシュ方式で移動体6(車載ナビゲーション装置2又は携帯端末3)に配信することが好ましい。そうすることで、特典に関する変更を即座に移動体6(すなわち、運転者)に伝えることができ、運転者が減額前の特典情報を誤って利用することを防ぐことができる。なお、減額及び/又は消滅する時刻情報又は残り時間等を特典発行時に表示させることが好ましい。
また、電子化されたクーポン等(「電子クーポン等」という)については、例えば、電子クーポン等の記憶されたネットワーク上のアドレスを例えばURL又はQRコード(登録商標)等により配信することが好ましい。そうすることで、電子クーポンを利用する際に、例えばユーザの所持する任意の携帯端末等に電子クーポンをダウンロードすることができる。
以上のように、特典は発行された後、車両5の走行時間及び/又は車両5の走行距離に応じて、その特典が減額及び/又は消滅される。このため、特典情報提供部106は、特典に関する情報を最初に配信した後、車両5の走行時間及び/又は車両5の走行距離に応じて、その特典が減額及び/又は消滅するように制御するために、提案後経過判断部1062と、特典情報変更部1063と、を備える。
提案後経過判断部1062は、移動体6に対して最初に施設の特典に関する情報を出力してから、所定時間が経過したか否か及び/又は前記車両が所定距離を走行したか否かを判断する。また、特典情報変更部1063は、提案後経過判断部1062により所定時間が経過した、及び/又は所定距離を走行した、と判断した場合、当該施設の特典の内容を減額及び/又は消滅の方向に変更させる。
<提案後経過判断部1062>
提案後経過判断部1062は、施設選択部105により、リコメンドする施設が選択され、特典情報提供部106により特典に関する情報を車載ナビゲーション装置2又は携帯端末3に対して最初に配信してから、所定時間が経過したか否か及び/又は車両5が所定距離を走行したか否かを判断する。ここで、所定時間と、当該所定時間経過後に減額される特典の割合と、の対応関係(「特典の減額処理テーブル」ともいう)は、各施設の特典ごとに設定されており、施設情報データベース1131に記憶される。
なお、後述するように、各施設の管理者が施設用端末4を介して、サーバシステム1にアクセスすることで、例えば当該施設の特典に関する情報、及び特典の減額処理テーブルを更新することができる。
提案後経過判断部1062は、当該施設情報を情報車載ナビゲーション装置2又は携帯端末3に最初に送信した時刻以降の車両5の走行時間及び/又は走行距離を監視する。より具体的には、提案後経過判断部1062は、当該施設情報を車載ナビゲーション装置2又は携帯端末3に対して最初に送信した時刻、その時の車両5の位置情報、走行距離と、その後移動体6から定期的に送信される車両5の現在位置、時刻情報、走行距離(例えば累積走行距離、出発地点からの走行距離等)に基づいて、所定時間が経過したか否か及び/又は車両5が所定距離を走行したか否かを判断することができる。
なお、当該施設情報を車載ナビゲーション装置2又は携帯端末3に対して最初に送信した時刻における車両5の位置情報及び走行距離については、当該時刻の前後に移動体6から定期的に送信された車両5の現在位置、時刻情報、走行距離(例えば累積走行距離、出発地点からの走行距離等)から、例えば、線形補間等により算出することができる。
<特典情報変更部1063>
特典情報変更部1063は、施設ごとに設定された特典の減額処理テーブル(図示せず)を参照して、車載ナビゲーション装置2又は携帯端末3に対して配信した施設の特典を減額及び/又は消滅させる。
特典情報変更部1063は、減額及び/又は消滅させた特典に関する情報を、移動体6に対して、プッシュ方式で即座に配信する。
<ルート設定部107>
車載ナビゲーション装置2又は携帯端末3から、特典情報提供部106により送信された施設情報の中から選択された少なくとも1つの施設を受信したことに応答して、ルート設定部107は、当該選択された少なくとも1つの施設の位置情報を目的地として設定する。
ルート設定部107は、車両5の現在位置から目的地として設定した施設までのルート情報を算出する。ルート情報の算出に際しては、記憶部11の地図情報エリア112等に記憶されている交通情報や地図情報を用いて、最適なルートを算出する。なお、ルート設定部107は、車両5が目的地を設定した旨の履歴情報(車両ID、休憩場所設定日時、目的地とした施設情報等)を記憶部11に記録するようにしてもよい。
<ルート通知部108>
ルート通知部108は、通信部12を介して、ルート設定部107により算出されたルート情報を車載ナビゲーション装置2又は携帯端末3に送信する。
<別実施例>
なお、別実施例として、ルート算出を車載ナビゲーション装置2又は携帯端末3で行う用にしてもよい。ルート設定部107は、当該選択された少なくとも1つの施設の位置情報を目的地として設定し、ルート設定部108は、目的地として設定された施設の位置情報を含む施設情報を車載ナビゲーション装置2又は携帯端末3に送信するとともに、当該施設と移動体ID(又はユーザID)とを対応付けて記憶部11に記憶する。
そうすることで、車載ナビゲーション装置2又は携帯端末3は、移動体6の現在位置から目的地として設定された施設に至るルート情報を算出することができる。
<車載ナビゲーション装置2>
次に車載ナビゲーション装置2について説明する。図3に、車載ナビゲーション装置2の構成を示す。
図3に示すように、車両5に搭載される車載ナビゲーション装置2は、少なくとも、制御部20と、記憶部21と、無線部22と、センサ部23と、表示部24と、入力部25とを備える。
制御部20はマイクロプロセッサ等から構成され、各構成部の制御をおこなう。詳細については、後述する。
記憶部21は半導体メモリ等で構成されており、オペレーティングシステム(OS)や施設情報表示、ルート案内等のための各プログラム、さらに地図情報や位置情報等、種々の情報が記憶される。なお、地図情報については、記憶部21に予め記憶しておく構成、又はサーバシステム1から取得する構成でも良い。
無線部22は、DSP(Digital Signal Processor)等を有し、3GやLTE等の携帯電話網に代表される無線通信網を通じて無線通信を行い、サーバシステム1と無線通信を行うことが可能に構成されている。
無線部22は、車両5を識別する識別番号(以下、「車両ID」ともいう)、パスワードに加えて、車両5の現在位置情報、走行距離情報、現在時刻情報、及び運転者の生体情報等(車両5の状態情報)をサーバシステム1に送信することができる。なお、進行方向、目的地情報を送信してもよい。また、車両5又は運転者が所定の条件を満たす状態にある場合に、サーバシステム1から、無線部22を介して、休憩提案、特典を提供する施設を休憩場所とする提案、を受信することができる。
センサ部23は、車両5に備えられたGPSセンサ、車速センサ、ジャイロセンサ、生体情報センサ、及びイメージセンサを備えた車内カメラ等から構成される。センサ部23は、現在位置を検出する位置検出手段及び運転者の生体情報検出手段としての機能を備える。
例えば、GPSセンサによりGPS衛星信号を受信し、車両5の現在位置(緯度及び経度)を測位する。また、車速センサ、ジャイロセンサ、地磁気センサ等を備えることにより自律航法によって車両5の現在位置を測位することができ、GPSセンサがGPS衛星信号から測位できない場合に、これに代わって現在位置を測位することができる。
また、GPS通信が不可能な場合、AGPS(Assisted Global Positioning System)通信を利用し、無線部22から取得される基地局情報によって車両5の現在位置を算出することも可能である。
生体情報センサは、公知の生体センサ又はウェアラブル端末により実現することができる。生体情報センサによって運転者の呼吸数や呼吸の深さ、心拍数が検出できる。
また、生体情報センサは、例えば車両5のシートの背もたれ部や、座面に設けられた荷重センサや圧電センサ等によって実現することができる。例えば、肺や心臓に近い背もたれ部に設けられたセンサによって呼吸数や呼吸の深さ、心拍数が検出できる。また、大腿部の血管に近い座面に設けられたセンサによって脈拍(心拍数)が検出できる。
車内カメラは、例えば車両5のコントロールパネルや、サンバイザーの上方等に設置することで、運転者の顔を撮影し画像認識を行うことで、運転者の視線の動き、視線の位置、目の開き具合(瞼の位置)、顔の向き、顔の動きなどを検出することができる。
なお、車載ナビゲーション装置2が、車両5に備えられたGPSセンサ、車速センサ、ジャイロセンサ、生体情報センサ、又は車内カメラを備える替わりに、車載ナビゲーション装置2は、車両5に備えられたGPSセンサ、車速センサ、ジャイロセンサ、生体情報センサ、又は車内カメラにより検出された各種情報を、例えば車両5の車載ネットワークを介して取得するようにしてもよい。
表示部24は、液晶ディスプレイ又は有機ELパネル等の表示デバイスにより構成され、制御部20からの指示を受けて画像を表示する。表示部15は、車両5の現在位置、記憶部21から読み出された車両5の現在位置周辺の地図情報、及び無線部22を介してサーバシステム1から取得した、特典を提供する施設を休憩場所とする休憩提案、ユーザにより設定された目的地、ルート情報等の各種情報を表示することができる。
入力部25は、テンキーと呼ばれる物理スイッチや表示部24の表示面に重ねて設けられたタッチパネル等の入力装置(図示せず)等で構成される。入力部25からの操作入力、例えばユーザによるテンキーの押下、タッチパネルのタッチに基づいた信号を制御部20に出力することで、地図表示と施設情報表示の切替、施設情報表示のスクロール、立ち寄る施設決定、地図の拡大縮小等の操作を行うことができる。
なお、この他、図示しないが、スピーカ及びマイクを備えることができる。特に運転者の集中力が低下している場合に、例えば「休憩してください」などの、休憩のリコメンドを、スピーカ16を介して、運転者に対して出力することは、耳からの強い刺激によって例えば運転者の眠気等を少しでも解消させることができ、非常に効果的である。また、施設の特典に関する情報をスピーカ16を介して、音声出力することは、効果的である。
そして、運転者がマイク17を介して、「ABCコンビニで休憩」と休憩場所をサーバシステム1に対して入力することは、運転者にとって運転の安全性を保つうえで、効果的である。以上のように、特典に関する情報をスピーカ16から音声で出力し、マイク17を介して音声入力された運転者(又はユーザ)による各種の選択、指示を音声認識技術により、制御部20に入力することもできる。
制御部20はCPU、RAM、ROM、I/O等を有するマイクロプロセッサにより構成される。CPUは、ROM又は記憶部21から読み出した各プログラムを実行し、その実行の際にはRAM、ROM、及び記憶部21から情報を読み出し、RAM及び記憶部21に対して情報の書き込みを行い、無線部22、センサ部23、表示部24、及び入力部25と信号の授受を行う。
制御部20は、各プログラム(以下、「特典情報配信アプリケーション」とも総称する)を実行することによって、車載ナビゲーション装置2を所定の手段(以下、「特典情報配信部」と総称する)として機能させる。例えば、特典情報配信のためのプログラムを起動すると、サーバシステム1からの特典情報配信を受ける施設案内が可能となる。
また、制御部20は各プログラムを実行することによって、車載ナビゲーション装置2に、所定の手順(以下、「特典情報配信手順」と総称する)を実行させる。
以下、制御部20の有する機能を特典情報配信部の観点から説明する。なお、特典情報配信手順(方法)の観点に基づく説明は、「部」を「手順」に置き換えることで説明できるため、省略する。
図3に示すように、制御部20は、接続処理部201と、位置情報更新部202と、生体情報更新部203と、施設表示部204と、ルート案内部205と、を備える。
<自動起動>
車載ナビゲーション装置2は、運転者により車両5のイグニッションスイッチがオン(エンジンを始動)にされることによって自動起動する。車載ナビゲーション装置2は、運転者により車両5のイグニッションスイッチがオフ(エンジンを停止)にされるまで稼働する。
<接続処理部201>
接続処理部201は、車載ナビゲーション装置2が自動起動されると、サーバシステム1に対して、例えば、車両5を識別する識別番号(車両ID)及びパスワードを用いてログイン処理を実行し、ログイン処理の成功後、センサ部23により算出した車両5の現在位置情報、及び計時部(図示せず)から取得した現在時刻情報等をサーバシステム1に送信する。
<位置情報更新部202>
位置情報更新部202は、定期的に、車両ID、センサ部23により算出した車両5の現在位置情報、計時部(図示せず)から取得した現在時刻情報等をサーバシステム1に送信する。より具体的には、車両5の現在位置情報、走行距離情報、現在時刻情報をサーバシステム1に送信する。なお、センサ部23により算出される車両5の進行方向、及びユーザにより設定された車両5の目的地を含むことができる。
位置情報更新部202は、所定の時間間隔(例えば3秒間隔)で取得する車両5の現在位置情報、走行距離情報、現在時刻情報を、その都度リアルタイムにサーバシステム1に送信する。また、リアルタイムにサーバシステム1に送信する替わりに、複数個まとめて(例えば5分間分の車両5の現在位置情報及び現在時刻情報等をまとめて)、一度に送信(いわゆるバースト送信)するようにしてもよい。
なお、車両5の現在位置情報等の取得時間間隔(例えば、3秒間隔)、又は複数個まとめてバースト送信する場合の一度に送信する個数等については、予め設定することができる。
また、車両5の現在位置情報、走行距離情報、現在時刻情報に車両5の進行方向を含めることで、サーバシステム1が、車両5の現在位置から進行方向に一定距離内にある施設を休憩場所として提示することを可能とする。そうすることで、車両5の進行方向から車両5を引き返す必要のある施設を休憩場所として提示することを防ぐことが可能となる。
<生体情報更新部203>
生体情報更新部203は、所定の時間間隔で生体情報センサにより検出された呼吸数や呼吸の深さ、心拍数等の生体情報及び車内カメラにより検出された、運転者の視線の動き、視線の位置、目の開き具合(瞼の位置)、顔の向き、顔の動きなどの生体情報をサーバシステム1に送信する。また、リアルタイムにサーバシステム1に送信する替わりに、複数個まとめて、一度に送信(いわゆるバースト送信)するようにしてもよい。
<施設表示部204>
施設表示部204は、サーバシステム1から配信される、休憩及び特典を提供する施設を休憩場所とする提案を、当該施設情報とともに、無線部22を介して受信する。
ここで、施設情報は、例えば、施設の識別情報、名称、カテゴリー種別(施設種別)、電話番号、住所、例えば緯度経度等で特定される位置情報、施設の提供するサービス(商品及び/又は役務)等に関する情報、空き情報、及び特典情報等を含むことができる。
施設表示部204は、配信された施設情報を表示部24に表示する。なお、施設表示部204は、クーポンなどの特典をダウンロードするためのURL又はQRコード(登録商標)を表示する。そうすることで、例えばユーザの所持する任意の携帯端末等にダウンロードすることができる。図4Aは、休憩提案としてコンビニエンスストアの特典情報(クーポン)を含む施設情報が配信され、表示部24に表示された一例を示す。なお、この例では、配信情報として、当該クーポンの消滅する時刻情報及びQRコード(登録商標)を合わせて表示している。
施設表示部204は、表示部24に表示した車両5の現在位置周辺の地図上に配信された施設の位置を表示することができる。より具体的には、施設表示部204は、例えば図4Bに示すように、車両5の現在位置周辺の地図上に配信された施設の位置情報を表示することができる。
施設表示部204は、表示部24に、地図表示と前述した施設情報とを同時に表示するようにしてもよい。また、施設表示部204は、所定のスワイプ操作(例えば、上下のスワイプ操作又は左右のスワイプ操作等)により、地図表示と施設情報表示とを切り替えるようにしてもよい。
また、図示しないが、表示部24の表示領域を2分割して、分割したそれぞれの表示領域に車両5の現在位置周辺の地図上に配信された施設の位置、及び配信された施設情報を表示するようにしてもよい。
施設表示部204は、図4Aに示すように、例えば選択ボタンをタップ操作することにより、ユーザに休憩場所として立ち寄る施設を選択させることができる。施設表示部204は、無線部22を介して、ユーザにより選択された施設を、サーバシステム1に送信することができる。
なお、サーバシステム1から配信された施設情報をスピーカ16から音声で出力し、施設選択をマイク17を介して音声入力することで、音声認識技術により、制御部20に入力するように構成することもできる。
施設表示部204は、減額及び/又は消滅させる特典に関する情報を、サーバシステム1(特典情報変更部1063)からプッシュ方式で受信する。施設表示部204は、受信した減額及び/又は消滅させる特典に関する情報を、表示部24に表示する。
そうすることで、運転者は、休憩のために立ち寄る場合に、当該施設の現時点における特典内容を把握することができる。
<ルート案内部205>
ルート案内部205は、サーバシステム1から、施設表示部202によって選択された施設を目的地とするルート情報を無線部22を介して受信する。ルート案内部205は、受信したルート情報に基づいて、ルート案内を実行する。
なお、別実施例として、ルート情報は、サーバシステム1から受信するのに換えて、車載ナビゲーション装置2(例えば、ルート案内部205)により算出するようにしてもよい。
<携帯端末3>
次に、携帯端末3について説明する。図5に携帯端末3の構成を示す。
図5に示すように、携帯端末3は、少なくとも、制御部30と、記憶部31と、無線部32と、センサ部33と、表示部34と、入力部35とを備える。
制御部30はマイクロプロセッサ等から構成され、各構成部の制御をおこなう。詳細については、後述する。
記憶部31は半導体メモリ等で構成されており、オペレーティングシステム(OS)やルート案内のための各プログラム、さらに地図情報、道路リンク情報、及び位置情報等、種々の情報が記憶される。なお、地図情報、道路リンク情報等については、記憶部31に予め記憶しておく構成でもよい。また、サーバシステム1から適宜取得する構成でも良い。
無線部32は、DSP(Digital Signal Processor)等を有し、3GやLTE等の携帯電話網に代表される無線通信網を通じて無線通信を行い、サーバシステム1と無線通信を行うことが可能に構成されている。
無線部32は、サービス加入状態を識別するID(以下、「ユーザID」という)やパスワードに加えて、携帯端末3の接続された車両5の現在位置情報、走行距離情報、現在時刻情報、及び運転者の生体情報等(車両5の状態情報)をサーバシステム1に送信することができる。そうすることで、車両5又は運転者が所定の条件を満たす状態にある場合に、サーバシステム1から、休憩提案及び特典を提供する施設を休憩場所とする提案を受信することができる。
センサ部33は、GPSセンサ、ジャイロセンサ、地磁気センサ、生体情報センサ、イメージセンサを備えたカメラ等から構成される。センサ部23は、現在位置を検出する位置検出手段及び運転者の生体情報検出手段としての機能を備える。センサ部23は、現在位置を検出する位置検出手段及び運転者の生体情報検出手段としての機能を備える。
なお、現在位置を検出する位置検出手段としてのセンサ部33の機能は、車載ナビゲーション装置2のセンサ部23と同等の機能を備える。
また、生体情報センサとしては、公知の生体センサ又はウェアラブル端末により実現することができる。生体情報センサによって運転者の呼吸数や呼吸の深さ、心拍数が検出できる。
カメラは、例えば運転者の顔を撮影し画像認識を行うことで、運転者の視線の動き、視線の位置、目の開き具合(瞼の位置)、顔の向き、顔の動きなどを検出することができる。
なお、携帯端末3は、車両5に備えられたGPSセンサ、車速センサ、ジャイロセンサ、生体情報センサ、車内カメラにより検出された各種情報を、後述する近距離通信部36を介して車両5から取得するようにしてもよい。
表示部34は、液晶ディスプレイ、又は有機ELパネル等の表示デバイスにより構成され、制御部30からの指示を受けて画像を表示する。表示部34は、車載ナビゲーション装置2の表示部24と同等の機能を備える。
入力部35は、テンキーと呼ばれる物理スイッチや表示部34の表示面に重ねて設けられたタッチパネル等の入力装置(図示せず)等で構成される。入力部35は、車載ナビゲーション装置2の入力部25と同等の機能を備える。
なお、この他、図示しないが、車載ナビゲーション装置2と同様に、スピーカ及びマイクを備え、車載ナビゲーション装置2の表示部24と同等の機能を備えることができる。
携帯端末3は、例えばNFC(Near Field Communication)と呼ばれる非接触通信又は有線による近距離通信部36を備えることができる。
そして、車両5が近距離通信部36を備え、例えば車両5のECU(Electronic Control Unit)が携帯端末3と、近距離通信部36を介して、通信することができる場合、携帯端末3は、車両5に関する情報(例えば、車両5の走行状態等)を取得することができる。また、前述したように、車両5がGPSセンサ、車速センサ、ジャイロセンサ、生体情報センサ、車内カメラ等を備える場合、これらにより検出された各種情報を取得することができる。
より具体的には、ユーザが携帯端末3を所持して車両5に乗車し、イグニッションスイッチ等の車両5の起動スイッチをオンにすると、車両5と携帯端末3とがペアリングされるように構成される。
制御部30はCPU、RAM、ROM、I/O等を有するマイクロプロセッサにより構成される。CPUは、ROM又は記憶部31から読み出した各プログラムを実行し、その実行の際にはRAM、ROM、及び記憶部31から情報を読み出し、RAM及び記憶部31に対して情報の書き込みを行い、無線部32、センサ部33、表示部34、及び入力部35と信号の授受を行う。
制御部30は、各プログラム(以下、「携帯端末_特典情報配信アプリケーション」とも総称する)を実行することによって、携帯端末3に所定の手段(以下、「携帯端末_特典情報配信部」とも総称する)として機能させる。例えば、特典情報配信のためのプログラムを起動すると、サーバシステム1からの特典情報配信を受ける施設案内が可能となる。なお、携帯端末_特典情報配信アプリケーションの機能は、基本的に車載ナビゲーション装置2の特典情報配信アプリケーションと同等である。
また、制御部30は各プログラムを実行することによって、携帯端末3に、所定の手順(以下、「特典情報配信手順」と総称する)を実行させる。
以下、制御部30の有する機能を携帯端末_特典情報配信部の観点から説明する。なお、携帯端末_特典情報配信手順(方法)の観点に基づく説明は、「部」を「手順」に置き換えることで説明できるため、省略する。
図5に示すように、制御部30は、携帯端末_接続情報取得部300と、携帯端末_接続処理部301と、携帯端末_位置情報更新部302と、携帯端末_生体情報更新部303と、携帯端末_施設表示部304と、携帯端末_ルート案内部306と、を備える。
ユーザがイグニッションスイッチ等の車両5の起動スイッチをオンにすると、車両5と携帯端末3とがペアリングされ、携帯端末_特典情報配信部が起動するように構成される。また、イグニッションスイッチ等の車両5の起動スイッチをオフにされると、車両5と携帯端末3とがペアリングが解消され、携帯端末_特典情報配信部はその機能を停止する。
<携帯端末_接続情報取得部300>
携帯端末_接続情報取得部300は、近距離通信部36を介して、車両5のECU(Electronic Control Unit)と通信することで、車両5に関する情報(例えば、車両5の識別情報、車両5の走行状態等)を取得する。
携帯端末_接続情報取得部300は、車両5のECUから取得した車両5に関する情報を、後述する携帯端末_接続処理部301、携帯端末_位置情報更新部302、及び携帯端末_生体情報更新部303に提供することで、携帯端末_接続処理部301及び携帯端末_位置情報更新部302、及び携帯端末_生体情報更新部303は、サーバシステム1に対して、車両5の状態情報を送信することができる。
<携帯端末_接続処理部301>
携帯端末_接続処理部301は、車両5とペアリングされると、GPSセンサ等をONにするとともに、移動体6を識別する識別番号(移動体ID)及びパスワードを用いてログイン処理を実行し、携帯端末_接続情報取得部300を介して取得した移動体種別情報、センサ部13により算出した車両5の現在位置情報、及び計時部(図示せず)から取得した現在時刻情報等をサーバシステム1に送信する。
<携帯端末_位置情報更新部302>
携帯端末_位置情報更新部302は、車載ナビゲーション装置2の位置情報更新部202と同等の機能を有するため、車載ナビゲーション装置2及び位置情報更新部202を、それぞれ携帯端末3及び携帯端末_位置情報更新部302に読み替えることで、その機能を説明することができる。例えば、携帯端末_位置情報更新部302は、車載ナビゲーション装置2の位置情報更新部202と同様に、所定の時間間隔(例えば3秒間隔)で取得する車両5の現在位置情報、走行距離情報、現在時刻情報を、サーバシステム1に送信する。なお、送信情報として、センサ部33により算出した携帯端末3(すなわち車両5)の進行方向、及びユーザにより設定された車両5の目的地を含むことができる。
<携帯端末_生体情報更新部303>
携帯端末_生体情報更新部303は、車載ナビゲーション装置2の生体情報更新部203と同等の機能を有するため、車載ナビゲーション装置2及び生体情報更新部203を、それぞれ携帯端末3及び携帯端末_生体情報更新部303に読み替えることで、その機能を説明することができるため、詳細な説明は省略する。
<携帯端末_施設表示部304>
携帯端末_施設表示部304は、車載ナビゲーション装置2の施設表示部204と同等の機能を有するため、車載ナビゲーション装置2及び施設表示部204を、それぞれ携帯端末3及び携帯端末_施設表示部304に読み替えることで、その機能を説明することができるため、その詳細な説明は省略する。
なお、携帯端末_施設表示部304は、選択された当該施設の特典(クーポン情報等)を、携帯端末3の記憶部に記憶するように構成される。
そうすることで、当該施設に入店した際に、当該施設のクーポン情報を表示部34に表示することで、クーポン情報記載の優待条件を受けることが可能となる。
<携帯端末_ルート案内部305>
携帯端末_ルート案内部305は、携帯端末_施設表示部304によって選択された施設を目的地とするルート情報を無線部32を介して受信することができる。携帯端末_ルート案内部305は、受信したルート情報に基づいて、ルート案内を実行することができる。携帯端末_ルート案内部305は、車載ナビゲーション装置2のルート案内部205と同等の機能を有するため、車載ナビゲーション装置2及びルート案内部205を、それぞれ携帯端末3及び携帯端末_ルート案内部305に読み替えることで、その機能を説明することができるため、その詳細な説明は省略する。
なお、携帯端末3によるルート案内を開始した場合は、ユーザが車両5から下車後に、徒歩や公共交通機関を使用した場合でもルート案内を続けることが可能となる。
また、別実施例として、ルート情報は、サーバシステム1から受信するのに換えて、携帯端末3(例えば、携帯端末_ルート案内部305)により算出するようにしてもよい。
携帯端末3のルート案内部205によるルート案内を利用しない場合は、携帯端末_ルート案内部305のタスクを終了させてもよい。
<施設用端末4>
次に、施設用端末4について概説する。図6に施設用端末4の構成を示す。
図6に示すように、施設用端末4は、少なくとも、制御部40と、記憶部41と、通信部42と、表示部44と、入力部45とを備える。各部の構成は、例えば、携帯端末3及びサーバシステム1の対応する各部の構成とそれぞれ同様である。
制御部40は各プログラムを実行することによって、施設用端末4に所定の手段(以下、「特典情報管理制御部」と総称する)として機能させる。
また、制御部40は休憩特典情報管理制御のための各プログラムを実行することによって、施設用端末4に、所定のステップ(以下、「特典情報管理制御ステップ」と総称する)を実行させる。
以下、制御部40の有する機能を特典情報管理制御部の観点から説明する。なお、特典情報管理制御ステップ(方法)の観点に基づく説明は、「部」を「ステップ」に置き換えることで説明できるため、省略する。
図5に示すように、制御部40は、ログイン処理部401と、配信情報編集部402と、を備える。
<ログイン処理部401>
ログイン処理部401は、例えば、施設を識別する識別番号(施設ID)及びパスワードを用いて、サーバシステム1に対してログイン処理を実行する。
<配信情報編集部402>
配信情報編集部402は、例えば施設の管理者の指示に基づいて、サーバシステム1にアクセスして、サーバシステム1(記憶部11の施設情報エリア113)に記憶される、サーバシステム1が配信する施設情報の内容(例えば、当該施設の提供する商品役務情報、当該施設情報の有効期間、配信画像情報、空き状況等)、特典情報、及び当該施設情報の配信に関する条件(例えば、当該施設情報の有効期間、当該施設情報の配信時間帯等)等をリアルタイムに入力更新することができる。
そうすることで、例えば、施設の管理者は、当該施設の近くを走行する車両5に対して施設情報を優先的に配信できるようにすることができる。また、施設の管理者は、施設が混雑している場合に、サーバシステム1が当該施設情報を配信しないように、当該施設情報の配信に関する条件を設定することができる。
こうすることで、施設の管理者は、特典情報、空き情報等をタイムリーに設定することができ、有効な販売促進が可能となる。
以上、本発明の特典情報配信システム100の各機能部の実施形態を、サーバシステム1、車両5に搭載される車載ナビゲーション装置2、又は車両5と信号接続(ペアリング)された携帯端末3、及び施設用端末4の構成に基づいて説明した。
(特典情報配信システム100の動作)
続いて、特典情報配信システム100の動作についてサーバシステム1の処理を例として説明する。図7は、サーバシステム1の処理の流れを示すフローチャートである。
図7を参照すると、ステップS101において、ログイン処理部101は、車載ナビゲーション装置2又は携帯端末3と接続処理を行い、車載ナビゲーション装置2又は携帯端末3から受信した車両ID(又は移動体ID)をキーとして、当該車両5の状態情報を管理するための接続履歴レコードを、接続履歴情報エリア114に作成するとともに、車両5の現在位置情報、現在時刻等を接続履歴レコードに記憶する。
ステップS102において、現在位置情報処理部102は、車載ナビゲーション装置2又は携帯端末3から、車両ID(又は移動体ID)、車両5の現在位置情報、走行距離情報、現在時刻情報等を受信した場合、当該車両ID(又は移動体ID)をキーとする接続履歴レコードに追記して記憶する。同様に、生体情報取得部103は、車載ナビゲーション装置2又は携帯端末3から、車両ID(又は移動体ID)、車両5の運転者の生体情報等を受信した場合、当該車両ID(又は移動体ID)をキーとする接続履歴レコードに追記して記憶する。
なお、以降のステップにおいても、フローチャートに図示しないが、ステップS102は、定期的に実行されるものとする。
ステップS103において、休憩判断部104は、車両5又は運転者が所定の条件を満たす状態にあるか否かを判断し、所定の条件を満たす状態にある場合(Yes)、ステップS104に移る。所定の条件を満たしていない場合(No)、ステップS103に戻る。
ステップS104において、施設選択部105は、車両の現在位置情報と、前記施設情報保存部に記憶された前記施設情報と、に基づいて、休憩すべき施設を選択する。
ステップS105において、特典情報提供部106は、施設選択部105により選択した施設情報を表示順序とともに車載ナビゲーション装置2又は携帯端末3に送信する。
ステップS106において、提案後経過判断部1062は、特典に関する情報を車載ナビゲーション装置2又は携帯端末3に対して最初に配信してから、所定時間が経過したか及び/又は車両5が所定距離を走行したかを判断し、この条件を満たす場合(Yes)、ステップS107に移る。満たしていない場合(No)、ステップS108に移る。
ステップS107において、特典情報変更部1063は、車載ナビゲーション装置2又は携帯端末3に対して配信した施設の特典を減額及び/又は消滅させ、減額及び/又は消滅させた特典に関する情報を、車載ナビゲーション装置2又は携帯端末3に対して、プッシュ方式で即座に配信する。その後、ステップS108に移る。なお、図示しないが、施設の特典を消滅させた場合は、エンドに移る。
ステップS108において、特典情報提供部106は、車載ナビゲーション装置2又は携帯端末3から、休憩場所としての施設の選択情報を受信したか否かを判断し、受信した場合(Yes)、ステップS109に移る。受信していない場合(No)、ステップS106に移る。
ステップS109において、特典情報提供部106は、現時点で提供される最新の特典情報を車載ナビゲーション装置2又は携帯端末3に対して配信する。なお、特典情報提供部106は、例えば運転者等が自身の所有する携帯端末にクーポンなどの特典情報をダウンロードできるように、クーポン情報の記憶場所を示すURL又はQRコード(登録商標)を配信するようにしてもよい。
ステップS110において、ルート設定部107は、車載ナビゲーション装置2又は携帯端末3から受信した、ユーザにより選択された施設の位置情報を目的地として設定し、車両5の現在位置からのルートを算出する。
ステップS111において、ルート通知部108は、ルート設定部107により算出されたルート情報を車載ナビゲーション装置2又は携帯端末3に送信する。
以上、本発明の好ましい実施形態につき説明したが、本発明は、上述の実施形態に制限されるものではなく、適宜変更が可能である。
[変形例1]
本発明の実施形態では、サーバシステム1を1つのシステムとして記載したが、サーバシステム1の各機能を、適宜複数のコンピュータに分散する、分散処理システムとしてもよい。また、クラウド上での仮想サーバ機能等を利用して、サーバシステム1の各機能を実現してもよい。
[変形例2]
本発明の実施形態においては、サーバシステム1がルート情報を算出して、当該ルート情報を車載ナビゲーション装置2に送信したが、別の実施形態として、車載ナビゲーション装置2がルート情報を算出することができる。
[変形例3]
同様に、第1実施形態においては、サーバシステム1がルート情報を算出して、当該ルート情報を携帯端末3に送信したが、別の実施形態として、携帯端末3がルート情報を算出することができる。
以上説明した特典情報配信システム100によれば、以下のような効果を奏する。
(1)サーバシステム1は、車両5(運転者)に対して休憩を提案するに際して、特典を提供する施設を休憩場所として提案するとともに、当該提案を提案後、運転者が休憩しなければ、特典情報提供部106は、所定時間経過後、及び/又は所定距離走行後に、当該特典内容を変更させる。
これにより、運転者が特別な操作をしなくても、自動的に特典を提供する施設がを休憩場所としてリコメンドされ、また所定時間内又は所定距離走行するまでに選択しないと特典内容が変更されることから、所定時間内又は所定距離走行するまでに運転者が休憩場所を選択するための意思決定をする強い動機付けにもなり、運転者に対して休憩リコメンドが効果的に作用する。
(2)休憩判断部104は、車両5の走行開始からの走行時間及び/又は走行距離に基づいて、運転者への休憩を提案するか否かを判断する。
運転者の集中度が低下しやすい時間に休憩を提案することで、安全性を高めることができる。
(3)休憩判断部104は、運転者の生体情報に基づいて、運転者への休憩を提案するか否かを判断する。
運転者の集中度が低下したときに休憩を提案することで、運転者に刺激を与えることができ、運転安全性を高めることができる。
(4)特典情報提供部106は、所定時間経過後、及び/又は所定距離走行後に、施設の特典を取り消すように、特典の内容を変化させる。
これにより、所定時間内又は所定距離走行するまでに運転者が休憩場所を選択する強い動機付けにもなり、休憩リコメンドが効果的に作用する。
(5)特典情報提供部106は、所定時間が経過するごと、及び/又は所定走行距離を走行するごとに前記施設の特典を段階的に減少させる。
これにより、(4)と同様の効果を奏することができる。
(6)特典情報配信方法によると、車両5(運転者)に対して休憩を提案するに際して、特典を提供する施設を休憩場所として提案するとともに、当該提案を提案後、運転者が休憩しなければ、特典情報提供部106は、所定時間経過後、及び/又は所定距離走行後に、当該特典内容を変更させる。
これにより、(1)と同様の効果を奏することができる。
本発明の特典情報配信システム100は、ハードウェアにより実行させることもできるし、ソフトウェアにより実行させることもできる。
換言すると、図2、図3、図5及び図6の機能的構成は例示に過ぎず、特に限定されない。すなわち、本発明の特典情報配信機能に関する一連の処理を全体として実行できる機能が各機器に備えられていれば足り、この機能を実現するためにどのような機能ブロックを用いるのかは特に図2、図3、図5及び図6の例に限定されない。
また、1つの機能ブロックは、ハードウェア単体で構成してもよいし、ソフトウェア単体で構成してもよいし、それらの組合せで構成してもよい。
一連の処理をソフトウェアにより実行させる場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが、コンピュータ等にネットワークや記録媒体からインストールされる。
コンピュータは、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータであってもよい。また、コンピュータは、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能なコンピュータであってもよい。
このようなプログラムを含む記録媒体は、ユーザにプログラムを提供するために装置本体とは別に配布されるリムーバブルメディア31により構成されるだけでなく、装置本体に予め組み込まれた状態でユーザに提供される記録媒体等で構成される。リムーバブルメディア31は、例えば、磁気ディスク(フロッピディスクを含む)、ブルーレイディスク、光ディスク、又は光磁気ディスク等により構成される。光ディスクは、例えば、CD−ROM(Compact Disk−Read Only Memory),DVD(Digital Versatile Disk)等により構成される。光磁気ディスクは、MD(Mini−Disk)、等により構成される。また、装置本体に予め組み込まれた状態でユーザに提供される記録媒体は、例えば、プログラムが記録されている図2の記憶部11、図3の記憶部21、図5の記憶部31、図6の記憶部41に含まれるハードディスク等で構成される。
100 特典情報配信システム
1 サーバシステム
10 制御部
101 ログイン処理部
102 現在位置情報処理部
103 生体情報取得部
104 休憩判断部
1041 第1判断部
1042 第2判断部
105 施設選択部
106 特典情報提供部
1062 提案後経過判断部
1063 特典情報変更部
107 ルート設定部
108 ルート通知部
11 記憶部
111 移動体情報エリア
112 地図情報エリア
113 施設情報エリア
114 接続履歴情報エリア
12 通信部
2 車載ナビゲーション装置
20 制御部
201 接続処理部
202 位置情報更新部
203 生体情報更新部
204 施設表示部
205 ルート案内部
21 記憶部
22 無線部
23 センサ部
24 表示部
25 入力部
3 携帯端末
30 制御部
300 携帯端末_接続情報取得部
301 携帯端末_接続処理部
302 携帯端末_位置情報更新部
303 携帯端末_生体情報更新部
304 携帯端末_施設表示部
305 携帯端末_ルート案内部
31 記憶部
32 無線部
33 センサ部
34 表示部
35 入力部
36 近距離通信部
4 施設用端末
40 制御部
401 ログイン処理部
402 配信情報編集部
41 記憶部
42 通信部
5 車両
6 移動体

Claims (6)

  1. 車両の現在位置情報を取得する位置情報取得部と、
    複数の施設毎に、施設名称と、施設の位置情報と、施設の特典情報と、を含む施設情報を記憶する施設情報保存部と、
    運転者への休憩を提案するか否かを判断する休憩判断部と、
    前記休憩判断部により休憩を提案すべきと判断された場合、前記位置情報取得部からの前記車両の現在位置情報と、前記施設情報保存部に記憶された前記施設情報と、に基づいて、休憩すべき施設を選択する施設選択部と、
    前記施設選択部によって選択された施設に対応する前記施設情報に含まれる前記施設の特典情報を出力する特典情報出力部と、を備え、
    前記特典情報出力部は、さらに、
    前記施設の特典情報を出力してから所定時間が経過したか否か及び/又は前記車両が所定距離を走行したか否かを判断する提案後経過判断部と、
    前記提案後経過判断部により所定時間が経過した、及び/又は所定距離を走行した、と判断された場合、前記施設の特典情報に含まれる特典の内容を変化させる特典情報変更部と、を備えることを特徴とする特典情報配信装置。
  2. 前記休憩判断部は、さらに
    前記車両の走行開始からの走行時間及び/又は走行距離に基づいて、前記運転者への休憩を提案するか否かを判断する第1判断部を備えることを特徴とする請求項1記載の特典情報配信装置。
  3. 前記運転者の生体情報を取得する生体情報取得部を備え、
    前記休憩判断部は、さらに
    前記生体情報取得部によって取得された前記運転者の生体情報に基づいて、前記運転者への休憩をするか否かを判断する第2判断部を備えることを特徴とする請求項1記載の特典情報配信装置。
  4. 前記特典情報変更部は、前記施設の特典を取り消すように、特典の内容を変化させることを特徴とする請求項1乃至3記載の特典情報配信装置。
  5. 前記特典情報変更部は、所定時間が経過するごと、及び/又は所定走行距離を走行するごとに前記施設の特典を段階的に減少させるように、特典の内容を変化させることを特徴とする請求項1乃至3記載の特典情報配信装置。
  6. 複数の施設毎に、施設名称と、施設の位置情報と、施設の特典情報と、を含む施設情報を記憶する施設情報保存部を備える特典情報配信装置が前記車両に接続された通信機器に対して施設の特典情報を配信する特典情報配信方法であって、
    前記特典情報配信装置が、
    車両の現在位置情報を取得する位置情報取得ステップと、
    運転者への休憩を提案するか否かを判断する休憩判断ステップと、
    前記休憩判断ステップにおいて休憩を提案すべきと判断された場合、前記位置情報取得ステップにおいて取得された前記車両の現在位置情報と、前記施設情報保存部に記憶された前記施設情報と、に基づいて、休憩すべき施設を選択する施設選択ステップと、
    前記施設選択ステップにおいて選択された施設に対応する前記施設情報に含まれる前記施設の特典情報を出力する特典情報出力ステップと、を備え、
    前記特典情報出力ステップは、さらに、
    前記施設の特典情報が出力されてから所定時間が経過したか否か及び/又は前記車両が所定距離を走行したか否かを判断する提案後経過判断ステップと、
    前記提案後経過判断ステップにおいて所定時間が経過した、及び/又は所定距離を走行した、と判断された場合、前記施設の特典情報に含まれる特典の内容を変化させる特典情報変更ステップと、を備えることを特徴とする特典情報配信方法。
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