JP2018155433A - 熱交換器及び熱交換器の製造方法 - Google Patents

熱交換器及び熱交換器の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2018155433A
JP2018155433A JP2017051259A JP2017051259A JP2018155433A JP 2018155433 A JP2018155433 A JP 2018155433A JP 2017051259 A JP2017051259 A JP 2017051259A JP 2017051259 A JP2017051259 A JP 2017051259A JP 2018155433 A JP2018155433 A JP 2018155433A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fin
heat transfer
transfer tube
pitch
mounting hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2017051259A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6818601B2 (ja
Inventor
卓 関谷
Taku Sekiya
卓 関谷
高橋 智彦
Tomohiko Takahashi
智彦 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2017051259A priority Critical patent/JP6818601B2/ja
Publication of JP2018155433A publication Critical patent/JP2018155433A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6818601B2 publication Critical patent/JP6818601B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)

Abstract

【課題】フィンピッチを伝熱管取付孔の短軸長さより、大きく設定することができる熱交換器及び熱交換器の製造方法を提供する。【解決手段】熱交換器は、断面が扁平形状であり、冷媒が流通可能な貫通孔を有する扁平伝熱管2と、扁平伝熱管2を挿通させる伝熱管取付孔6aを有する平板状のフィン3と、伝熱管取付孔6aの周縁部に形成されたフィンカラーと、を備える。また、フィンカラーのうち、隣り合うフィン3に当接し、フィン3の取付ピッチを規制するピッチ規制フィンカラー7aは、伝熱管取付孔6aの短辺を基点として、フィン3の平面部であるフィン本体部31に対して垂直方向に一体的に延設されている。【選択図】図3

Description

本発明は、熱交換器及び熱交換器の製造方法に関する。
内部に冷媒を通す伝熱管に、複数枚のフィンを取り付け、冷媒と外部を流れる空気との熱交換を行う熱交換器が開発されている。このような熱交換器では、フィンに、伝熱管を取り付けるための伝熱管取付孔を形成する際、開口させる部分の材料を切り起こしてフィンカラーを形成する。そして、フィンカラーを隣接するフィンに当接させて、隣り合うフィンの間の距離(以下、フィンピッチという)を規定している。
また、近年、通風抵抗を低減し、熱交換の効率を向上させるため、伝熱管を扁平させた扁平伝熱管が用いられている。扁平伝熱管を用いる場合、伝熱管取付孔も扁平形状となる。伝熱管取付孔の長辺を曲げ基点として切り起こす長辺側のフィンカラーの高さは、伝熱管取付孔の短軸長さによって規制されるので、伝熱管の扁平化に伴って低くなる。フィンカラー高さの低下によってフィンピッチが狭くなると、フィン間を通る空気の通風抵抗が増大し、熱交換の効率が低下する。このような熱交換効率の低下を防止するため、例えば、特許文献1及び特許文献2のように、フィンカラーを高くして、フィンピッチを大きくした熱交換器が開発されている。
特開平3−95394号公報 特開平3−184645号公報
特許文献1の熱交換器では、伝熱管取付孔を形成するためのカット部を階段状とすることにより、短軸長さの半分を超える高さのフィンカラーを形成する。また、特許文献2では、伝熱管取付孔を形成するためのカット部をジグザグ状とすることにより、短軸長さの半分を超える高さのフィンカラーを形成する。
しかしながら、これらのフィンカラーは、伝熱管取付孔の長辺を曲げ基点としてカット部を切り起こして形成されるため、伝熱管取付孔の短軸長さよりも高くすることはできない。したがって、伝熱管の小型化、扁平化等によって、フィンピッチは狭くなり、通風抵抗の増大、熱交換の効率の低下を招く。
本発明は、上述の事情に鑑みてなされたものであり、フィンピッチを伝熱管取付孔の短軸長さより、大きく設定することができる熱交換器及び熱交換器の製造方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、この発明に係る熱交換器は、断面が扁平形状であり、冷媒が流通可能な貫通孔を有する扁平伝熱管と、扁平伝熱管を挿通させる伝熱管取付孔を有する平板状のフィンと、伝熱管取付孔の周縁部に形成されたフィンカラーと、を備える。また、フィンカラーのうち、隣り合うフィンに当接し、フィンの取付ピッチを規制するピッチ規制フィンカラーは、伝熱管取付孔の短辺を基点として、フィンの平面部に対して垂直方向に一体的に延設されている。
本発明によれば、ピッチ規制フィンカラーは、伝熱管取付孔の短辺を基点として、フィンの平面部に対して垂直方向に一体的に延設されるため、ピッチ規制フィンカラーの高さを伝熱管取付孔の短軸長さより大きく設定することができる。したがって、フィンピッチを、伝熱管取付孔の短軸長さよりも大きく設定することが可能である。
(A)は本発明の実施の形態に係る熱交換器の概略を示す平面図、(B)は図1(A)のA−A’線で切断した断面正面図 実施の形態に係る扁平伝熱管の内部構造を示す斜視図 (A)は実施の形態1に係るフィン及び扁平伝熱管の正面図、(B)は実施の形態1に係るフィン及び扁平伝熱管の側面図、(C)は実施の形態1に係るフィン及び扁平伝熱管の底面図 実施の形態に係る扁平伝熱管に複数のフィンを取り付けた状態を示す図 実施の形態1に係る伝熱管取付孔を示す正面図 (A)は実施の形態2に係るフィン及び扁平伝熱管の正面図、(B)は実施の形態2に係るフィン及び扁平伝熱管の側面図、(C)は実施の形態2に係るフィン及び扁平伝熱管の底面図 実施の形態2に係る伝熱管取付孔を示す正面図 (A)は実施の形態3に係るフィン及び扁平伝熱管の正面図、(B)は実施の形態3に係るフィン及び扁平伝熱管の側面図、(C)は実施の形態3に係るフィン及び扁平伝熱管の底面図 実施の形態3に係る伝熱管取付孔を示す正面図 (A)及び(B)は実施の形態3に係る伝熱管取付孔の例を示す正面図
以下、図を参照しつつ、本発明に係る実施の形態に係る熱交換器について説明する。
(実施の形態1)
本実施の形態に係る熱交換器1は、図1(A)、(B)に示すように、熱交換器1の外部を流れる空気と、熱交換器1の内部を流れる冷媒との間で熱交換を行う。熱交換器1は、内部に冷媒を流通させる扁平伝熱管2と、扁平伝熱管2に接続されて扁平伝熱管2に冷媒を流入させるヘッダ11と、扁平伝熱管2に接続されて扁平伝熱管2から冷媒を流出させるヘッダ12と、扁平伝熱管2に取り付けられるフィン3とを備える。
ヘッダ11、12は、熱交換器1に冷媒を供給、排出する一対の配管部材である。ヘッダ11とヘッダ12との間には、複数の扁平伝熱管2が接続されている。
扁平伝熱管2は、図2に示すように、断面外形が扁平形状の伝熱管である。より具体的には、扁平伝熱管2の外形は、平行な平面である平坦部21と、平坦部21同士をつなぐ円弧状端部22を備える。
また、扁平伝熱管2には、冷媒を流すための複数の貫通孔23が形成されている。扁平伝熱管2は、例えばアルミ製であり、押し出し加工によって作製される。
扁平伝熱管2の一方の端部は、ヘッダ11に形成された挿入孔に挿入され、ヘッダ11に、ろう付固定されている。また、扁平伝熱管2の他方の端部は、ヘッダ12に形成された挿入孔に挿入され、ろう付固定されている。
フィン3は、空気との接触面積を大きくすることで、冷却効率を高めるための平板状の部材であり、扁平伝熱管2に複数枚取り付けられている。フィン3は、図3(A)〜(C)に示すように、矩形板状のフィン本体部31と、扁平伝熱管2を挿入して取り付けるための伝熱管取付孔6aとを備える。また、伝熱管取付孔6aの周囲には、フィン本体部31を切り起こすことにより、ピッチ規制フィンカラー7a及び非ピッチ規制フィンカラー8aが形成されている。ピッチ規制フィンカラー7aは、伝熱管取付孔6aの短辺側に形成され、フィン3の取付ピッチを規制するフィンカラーである。非ピッチ規制フィンカラー8aは、伝熱管取付孔6aの長辺側に形成されたフィンカラーである。また、ピッチ規制フィンカラー7a及び非ピッチ規制フィンカラー8aの切り起こされた先端部には、伝熱管取付孔6aから外向きに湾曲したフレア9が形成されている。ピッチ規制フィンカラー7a及び非ピッチ規制フィンカラー8aの詳細形状については、後述する。
フィン3の材質は、例えば、アルミ板の表面にろう材が圧延接合されたクラッド材である。フィン本体部31の一部を切り起こして形成された伝熱管取付孔6aの内側寸法は、扁平伝熱管2の挿入時の作業性を考慮して、各辺について扁平伝熱管2との隙間を50μm〜200μmに設定している。
また、ピッチ規制フィンカラー7a及び非ピッチ規制フィンカラー8aは、図3(B)、(C)に示すように、伝熱管取付孔6aの内側に傾いて形成されている。ピッチ規制フィンカラー7a及び非ピッチ規制フィンカラー8aの傾きは、伝熱管取付孔6aに扁平伝熱管2が挿入された状態で、ピッチ規制フィンカラー7a及び非ピッチ規制フィンカラー8aの先端に形成されたフレア9と扁平伝熱管2とが接触する程度に設定されている。
さらに、伝熱管取付孔6aに挿入された扁平伝熱管2と、ピッチ規制フィンカラー7aの先端に形成されたフレア9との接触部は、フィン3に圧延接合されたろう材を用いてろう付されることで、金属的に接合されている。同様に、扁平伝熱管2と、非ピッチ規制フィンカラー8aの先端に形成されたフレア9との接触部も、ろう付されることで、金属的に接合されている。これにより、単純に接触している場合と比較して、熱抵抗を低減し、熱交換効率を向上させることができる。
図3(A)に示すように、フィン3には、上述の伝熱管取付孔6aが複数形成されており、各伝熱管取付孔6aに扁平伝熱管2が挿入されて、取り付けられている。さらに、フィン3は、図1(A)、(B)に示すように、扁平伝熱管2の軸方向、すなわち冷媒の流れ方向に、複数枚取り付けられる。図4に示すように、ピッチ規制フィンカラー7aのフレア9は、隣接するフィン3のフィン本体部31に当接することにより、フィンピッチLpを規制する。より具体的には、フィンピッチLpは、フレア9を含むピッチ規制フィンカラー7aにおける扁平伝熱管2の軸方向長さとなる。
熱交換器1は、上述のように構成され、図1(B)のようにヘッダ11に接続された入口パイプ41から流入された冷媒を、扁平伝熱管2で図1(A)中矢印で示す送風と熱交換し、ヘッダ12に接続された出口パイプ42から流出させる。
続いて、本実施の形態に係る熱交換器1のピッチ規制フィンカラー7a及び非ピッチ規制フィンカラー8aの詳細形状について説明する。
ピッチ規制フィンカラー7aは、伝熱管取付孔6aの短辺を基点として、フィン3の平面部であるフィン本体部31に対して垂直方向に一体的に延設されている。具体的には、ピッチ規制フィンカラー7aは、図3(A)〜(C)に示すように、フィン3の一部をフィン本体部31に対して垂直方向に切り起こして形成された、矩形状の舌片部である。また、ピッチ規制フィンカラー7aの先端部には、伝熱管取付孔6aから外向きに曲げられたフレア9が形成されている。
後述するように、ピッチ規制フィンカラー7aの曲げ基点から先端部までの長さである切り起こし長さは、伝熱管取付孔6aの短辺長さよりも長く設定されている。また、非ピッチ規制フィンカラー8aの曲げ基点から先端部までの長さである切り起こし長さは、伝熱管取付孔6aの短辺長さよりも短く設定されている。したがって、ピッチ規制フィンカラー7aの高さは、非ピッチ規制フィンカラー8aの高さよりも大きい。このため、フィンピッチLpは、ピッチ規制フィンカラー7aのフィン本体部31に対する垂直方向高さとなる。
ピッチ規制フィンカラー7aの切り起こし長さは、フィンピッチLpと、フレア9の曲げ余裕Δとの和、すなわちLp+Δで表される。曲げ余裕Δは、扁平伝熱管2とピッチ規制フィンカラー7aとのろう付に適した長さ、隣接するフィン3の支持に必要な長さ等の条件から求められる値であり、試作、試験等により予め求められる。
非ピッチ規制フィンカラー8aは、図3(A)〜(C)に示すように、フィン3の一部をフィン本体部31に対して垂直方向に切り起こして形成された、矩形状の舌片部である。非ピッチ規制フィンカラー8aは、ピッチ規制フィンカラー7aの曲げ基点と直交する方向を曲げ基点として形成される。また、非ピッチ規制フィンカラー8aの先端部には、伝熱管取付孔6aから外向きに湾曲されたフレア9が形成されている。
非ピッチ規制フィンカラー8aの切り起こし長さは、後述するように、伝熱管取付孔6aの短辺長さより短い。このため、非ピッチ規制フィンカラー8aのフィン本体部31に対する垂直方向高さは、ピッチ規制フィンカラー7aのフィン本体部31に対する垂直方向高さよりも低い。したがって、非ピッチ規制フィンカラー8aは、隣接するフィン3には接触しない。
続いて、ピッチ規制フィンカラー7a、非ピッチ規制フィンカラー8aの形成方法について説明する。図5に示すように、フィン本体部31において、伝熱管取付孔6aを穿設する部分を図中二点鎖線で示す材料切断線10aに沿って切断してカット部を形成する。そして、長方形の伝熱管取付孔6aの短辺又は長辺を曲げ基点として切り起こして、ピッチ規制フィンカラー7a及び非ピッチ規制フィンカラー8aを形成する。
材料切断線10aは、伝熱管取付孔6aのいずれかの短辺の一端を始点S1とし、伝熱管取付孔6aの長辺に沿って、伝熱管取付孔6aの短辺長さよりも大きな寸法分進む。この長辺に沿った材料切断線10aの長さが、上記Lp+Δに相当する。続いて、伝熱管取付孔6aの対向する長辺に向かって垂直に渡り、長辺に沿って始点を有する短辺へ進む。そして、短辺の他端(始点S1と反対側)を終点F1とする。また、伝熱管取付孔6aの短軸、すなわち2つの長辺の中点同士を結ぶ軸を中心に対称な位置にも同様の材料切断線10aが設定されている。この材料切断線10aに沿ってフィン本体部31にカット部を形成し、伝熱管取付孔6aの短辺を曲げ基点としてカット部を垂直方向に切り起こすことにより、ピッチ規制フィンカラー7aが形成される。
さらに、伝熱管取付孔6aの中央に残った部分については、伝熱管取付孔6aの短軸方向の中間位置に材料切断線10aを設ける。すなわち、2つの短辺の中点同士を結ぶ伝熱管取付孔6aの長軸に沿って材料切断線10aを設ける。この伝熱管取付孔6aの中央に残ったフィン本体部31を材料切断線10aに沿って切断してカット部を形成する。そして、伝熱管取付孔6aの長辺を曲げ基点としてカット部を垂直方向に切り起こすことにより、非ピッチ規制フィンカラー8aが形成される。
さらに、ピッチ規制フィンカラー7aと非ピッチ規制フィンカラー8aの切り起こした先端部には、伝熱管取付孔6aから外向きに湾曲されたフレア9が形成される。フレア9は、例えば、金型を用いたプレス加工によって、ピッチ規制フィンカラー7a及び非ピッチ規制フィンカラー8aに対応するカット部の先端を、一方に曲げて形成する。この場合、ピッチ規制フィンカラー7a、非ピッチ規制フィンカラー8aにフレア9を形成した後に、カット部全体を折り曲げて、ピッチ規制フィンカラー7a及び非ピッチ規制フィンカラー8aを形成すればよい。
以上説明したように、本実施の形態に係る熱交換器1では、伝熱管取付孔6aの短辺を曲げ基点としてフィン本体部31を切り起こして、ピッチ規制フィンカラー7aを形成する。したがって、フィンピッチを規制するピッチ規制フィンカラー7aの高さを、伝熱管取付孔6aの短辺の長さよりも高く設定できるので、フィンピッチを伝熱管取付孔6aの短辺の長さよりも大きく設定することができる。これにより、フィンピッチの設定可能範囲が広がるとともに、熱交換能力の設定可能範囲が広がり、熱交換器の設計自由度を高めることが可能となる。
(実施の形態2)
次に、本発明の実施の形態2に係る熱交換器1について説明する。本実施の形態に係る熱交換器1では、図6(A)〜(C)に示すように、ピッチ規制フィンカラー7b及び非ピッチ規制フィンカラー8bの形状が、上記実施の形態1と異なる。その他の構成は実施の形態1と同様であるので、同じ符号を付す。
以下、本実施の形態に係る熱交換器1のピッチ規制フィンカラー7b及び非ピッチ規制フィンカラー8bの詳細形状について説明する。
ピッチ規制フィンカラー7bは、図6(A)〜(C)に示すように、フィン3の一部をフィン本体部31に対して垂直方向に切り起こして形成されている。ピッチ規制フィンカラー7bは、伝熱管取付孔6bの短辺で切り起こした曲げ基点の幅よりも、先端部の幅が小さく形成されている。また、ピッチ規制フィンカラー7bの先端部には、伝熱管取付孔6bから外向きに曲げられたフレア9が形成されている。
実施の形態1と同様に、ピッチ規制フィンカラー7bの曲げ基点から先端部までの長さである切り起こし長さは、伝熱管取付孔6bの短辺長さよりも長く設定されている。また、非ピッチ規制フィンカラー8bの曲げ基点から先端部までの長さである切り起こし長さは、伝熱管取付孔6bの短辺長さよりも短く設定されている。したがって、ピッチ規制フィンカラー7bの高さは、非ピッチ規制フィンカラー8bの高さよりも大きい。このため、フィンピッチLpは、ピッチ規制フィンカラー7bのフィン本体部31に対する垂直方向高さとなる。
ピッチ規制フィンカラー7bの切り起こし長さは、フィンピッチLpと、フレア9の曲げ余裕Δとの和、すなわちLp+Δで表される。曲げ余裕Δは、扁平伝熱管2とピッチ規制フィンカラー7bとのろう付に適した長さ、隣接するフィン3の支持に必要な長さ等の条件から求められる値であり、試作、試験等により予め求められる。
非ピッチ規制フィンカラー8bは、図6(A)〜(C)に示すように、フィン3の一部をフィン本体部31に対して垂直方向に切り起こして形成される。非ピッチ規制フィンカラー8bは、ピッチ規制フィンカラー7bの曲げ基点と直交する方向を曲げ基点として形成される。非ピッチ規制フィンカラー8bの曲げ基点の幅は、図7を用いて後述するように、ピッチ規制フィンカラー7bの形状に対応して、先端部の幅よりも大きく設定されている。
また、非ピッチ規制フィンカラー8bの先端部には、伝熱管取付孔6bから外向きに湾曲されたフレア9が形成されている。フレア9は、図6(A)、(B)に示すように、非ピッチ規制フィンカラー8bの幅が先端部よりも大きいW2から、先端部と同じW1になる部分を、基点として形成される。これにより、非ピッチ規制フィンカラー8bを、W2の範囲で扁平伝熱管2に接触させ、ろう付することができる。したがって、フィン3と扁平伝熱管2との間の熱抵抗を、より低減することができる。
実施の形態1と同様に、非ピッチ規制フィンカラー8bの切り起こし長さは、伝熱管取付孔6bの短辺長さより短い。このため、非ピッチ規制フィンカラー8bのフィン本体部31に対する垂直方向高さは、ピッチ規制フィンカラー7bのフィン本体部31に対する垂直方向高さよりも低い。したがって、非ピッチ規制フィンカラー8bは、隣接するフィン3には接触しない。
続いて、ピッチ規制フィンカラー7b、非ピッチ規制フィンカラー8bの形成方法について説明する。図7に示すように、フィン本体部31において、伝熱管取付孔6bを穿設する部分を図中二点鎖線で示す材料切断線10bに沿って切断してカット部を形成する。そして、長方形の伝熱管取付孔6bの短辺又は長辺を曲げ基点として切り起こして、ピッチ規制フィンカラー7b及び非ピッチ規制フィンカラー8bを形成する。
材料切断線10bは、伝熱管取付孔6bのいずれかの短辺の一端を始点S2とし、伝熱管取付孔6bの長辺に沿って進んだ後、長軸の方向、すなわち伝熱管取付孔6bの中心側へ進む。長辺から長軸の方向へ進む開始点は、図6(A)のように扁平伝熱管2を伝熱管取付孔6bに挿入した場合に、扁平伝熱管2の平坦部21と対向する部分に達する手前、すなわち、扁平伝熱管2の円弧状端部22と対向する部分であることが好ましい。また、長軸の方向へ進む材料切断線10bの角度は、特に限定されないが、加工性の観点から、長軸の中点側に傾いた角度、例えば、長辺に対して45度に設定することが好ましい。また、材料切断線10bの長軸の方向へ進む長さは、ピッチ規制フィンカラー7bの先端部の幅を規定する。そのため、材料切断線10bの長軸の方向へ進む長さは、扁平伝熱管2を伝熱管取付孔6bに挿入する際に、ピッチ規制フィンカラー7bが変形しない程度に設定する。
続いて、材料切断線10bは、伝熱管取付孔6bの長辺と平行に短軸の方向へ進む。この材料切断線10bの長さは、始点S2を有する短辺からの距離が、伝熱管取付孔6bの短辺長さよりも大きくなるように設定する。材料切断線10bの長軸方向長さが、上記Lp+Δに相当する。続いて、伝熱管取付孔6bの長軸に対して垂直に材料切断線10bを伸ばす。そして、伝熱管取付孔6bの長軸に対称な形状となるように進み、短辺の他端(始点S2と反対側)を終点F2とする。また、伝熱管取付孔6bの短軸を中心に対称な位置にも同様の材料切断線10bが設定されている。この材料切断線10bに沿って、フィン本体部31にカット部を形成し、伝熱管取付孔6bの短辺を曲げ基点としてカット部を垂直方向に切り起こすことにより、ピッチ規制フィンカラー7bが形成される。
さらに、伝熱管取付孔6bの中央に残った部分については、伝熱管取付孔6bの短軸方向の中間位置に材料切断線10bを設ける。すなわち、2つの短辺の中点同士を結ぶ伝熱管取付孔6bの長軸に沿って材料切断線10bを設ける。この伝熱管取付孔6bの中央に残ったフィン本体部31を材料切断線10bに沿って切断して、カット部を形成する。そして、伝熱管取付孔6bの長辺を曲げ基点としてカット部を垂直方向に切り起こすことにより、非ピッチ規制フィンカラー8bが形成される。これにより、図6(A)、(B)に示すように、非ピッチ規制フィンカラー8bの幅を、実施の形態1に係る非ピッチ規制フィンカラー8aの幅よりも大きくすることができる。より具体的には、扁平伝熱管2と接触する非ピッチ規制フィンカラー8bの幅W2を、先端部の幅W1よりも大きくすることができる。
さらに、ピッチ規制フィンカラー7bと非ピッチ規制フィンカラー8bの切り起こした先端部には、伝熱管取付孔6bから外向きに湾曲されたフレア9が形成される。フレア9は、実施の形態1と同様に、例えば、金型を用いたプレス加工によって形成する。この場合、ピッチ規制フィンカラー7b、非ピッチ規制フィンカラー8bにフレア9を形成した後に、カット部全体を折り曲げて、ピッチ規制フィンカラー7b及び非ピッチ規制フィンカラー8bを形成すればよい。また、非ピッチ規制フィンカラー8bのフレア9は、上述のように、非ピッチ規制フィンカラー8bの幅が先端部よりも大きいW2から、先端部と同じW1になる部分を、基点として形成する。
以上説明したように、本実施の形態に係る熱交換器1では、実施の形態1の熱交換器1と同様に、伝熱管取付孔6bの短辺を曲げ基点としてフィン本体部31を切り起こしてピッチ規制フィンカラー7bを形成している。これにより、フィンピッチを伝熱管取付孔6bの短軸長さより、大きく設定することができる。また、非ピッチ規制フィンカラー8bの幅を大きくすることで、扁平伝熱管2と非ピッチ規制フィンカラー8bとがろう付によって金属的に接合される部分を長くすることができる。したがって、フィン3と扁平伝熱管2との間の熱抵抗を低減して、熱交換の効率を向上させることが可能となる。
(実施の形態3)
次に、本発明の実施の形態3に係る熱交換器1について説明する。本実施の形態に係る熱交換器1では、図8(A)〜(C)に示すように、伝熱管取付孔6c及びピッチ規制フィンカラー7cの形状が、上記実施の形態2と異なる。その他の構成は、実施の形態2と同様であるので、同じ符号を付す。
以下、本実施の形態に係る熱交換器1の伝熱管取付孔6c、ピッチ規制フィンカラー7c及び非ピッチ規制フィンカラー8cの詳細形状について説明する。
本実施の形態に係る伝熱管取付孔6cは、図9に示すように、小判形に形成される。すなわち、実施の形態2の伝熱管取付孔6bの短辺部が、円弧状に形成された形状である。
ピッチ規制フィンカラー7cは、図8(A)〜(C)に示すように、フィン本体部31を、フィン3に形成される伝熱管取付孔6cの円弧状の短辺に対して、垂直方向に切り起こして形成される。したがって、ピッチ規制フィンカラー7cの切り起こされた高さ方向に直交する断面は、円弧状となっている。
ピッチ規制フィンカラー7cは、実施の形態2と同様に、伝熱管取付孔6cの短辺で切り起こした曲げ基点の幅よりも、先端部の幅が小さく形成されている。また、ピッチ規制フィンカラー7cの先端部には、伝熱管取付孔6cから外向きに曲げられたフレア9が形成されている。
実施の形態2と同様に、ピッチ規制フィンカラー7cの曲げ基点から先端部までの長さである切り起こし長さは、伝熱管取付孔6cの短軸長さよりも長く設定されている。また、非ピッチ規制フィンカラー8cの曲げ基点から先端部までの長さである切り起こし長さは、伝熱管取付孔6cの短軸長さよりも短く設定されている。したがって、ピッチ規制フィンカラー7cの高さは、非ピッチ規制フィンカラー8cの高さよりも大きい。このため、フィンピッチLpは、ピッチ規制フィンカラー7cのフィン本体部31に対する垂直方向高さとなる。
ピッチ規制フィンカラー7cの切り起こし長さは、フィンピッチLpと、フレア9の曲げ余裕Δとの和、すなわちLp+Δで表される。曲げ余裕Δは、扁平伝熱管2とピッチ規制フィンカラー7cとのろう付に適した長さ、隣接するフィン3の支持に必要な長さ等の条件から求められる値であり、試作、試験等により予め求められる。
非ピッチ規制フィンカラー8cは、図8(A)〜(C)に示すように、フィン3の一部をフィン本体部31に対して垂直方向に切り起こして形成される。非ピッチ規制フィンカラー8cは、フィン3に形成される伝熱管取付孔6cの長辺を曲げ基点として形成される。非ピッチ規制フィンカラー8cの曲げ基点の幅は、図9を用いて後述するように、ピッチ規制フィンカラー7cの形状に対応して、先端部の幅よりも大きく設定されている。
また、非ピッチ規制フィンカラー8cの先端部には、伝熱管取付孔6cから外向きに湾曲されたフレア9が形成されている。フレア9は、図8(A)、(B)に示すように、非ピッチ規制フィンカラー8cの幅が先端部よりも大きいW2から、先端部と同じW1になる部分を、基点として形成される。これにより、非ピッチ規制フィンカラー8cを、W2の範囲で扁平伝熱管2に接触させ、ろう付することができる。したがって、フィン3と扁平伝熱管2との間の熱抵抗を、より低減することができる。
実施の形態2と同様に、非ピッチ規制フィンカラー8cの切り起こし長さは、伝熱管取付孔6cの短軸長さより短い。このため、非ピッチ規制フィンカラー8cのフィン本体部31に対する垂直方向高さは、ピッチ規制フィンカラー7cのフィン本体部31に対する垂直方向高さよりも低い。したがって、非ピッチ規制フィンカラー8cは、隣接するフィン3には接触しない。
続いて、ピッチ規制フィンカラー7c、非ピッチ規制フィンカラー8cの形成方法について説明する。図9に示すように、フィン本体部31において、伝熱管取付孔6cを穿設する部分を図中二点鎖線で示す材料切断線10cに沿って切断してカット部を形成する。そして、伝熱管取付孔6cの円弧状短辺又は長辺を曲げ基点として切り起こして、ピッチ規制フィンカラー7c及び非ピッチ規制フィンカラー8cを形成する。
材料切断線10cは、伝熱管取付孔6cのいずれかの円弧状短辺の一端を始点S3とし、伝熱管取付孔6cの長辺に沿って進んだ後、長軸の方向、すなわち伝熱管取付孔6cの中心側へ進む。長辺から、長軸の方向へ進む開始点は、図8(A)のように扁平伝熱管2を伝熱管取付孔6cに挿入した場合に、扁平伝熱管2の平坦部21と対向する部分に達する前、すなわち、扁平伝熱管2の円弧状端部22と対向する部分であることが好ましい。また、長軸の方向へ進む材料切断線10cの角度は、特に限定されないが、加工性の観点から、長軸の中点側に傾いた角度、例えば、長辺に対して45度に設定することが好ましい。また、材料切断線10cの長軸の方向へ進む長さは、ピッチ規制フィンカラー7cの先端部の幅を規定する。そのため、材料切断線10cの長軸の方向へ進む長さは、扁平伝熱管2を伝熱管取付孔6cに挿入する際に、ピッチ規制フィンカラー7cが変形しない程度に設定する。
続いて、材料切断線10cは、伝熱管取付孔6cの長辺と平行に短軸の方向へ進む。この材料切断線10cの長さは、始点S3を有する短辺からの距離が、伝熱管取付孔6cの短軸長さよりも大きくなるように設定する。材料切断線10cの長軸方向長さが、上記Lp+Δに相当する。続いて、伝熱管取付孔6cの長軸に対して垂直に材料切断線10cを伸ばす。そして、伝熱管取付孔6cの長軸に対称な形状となるように進み、短辺の他端(始点S3と反対側)を終点F3とする。また、伝熱管取付孔6cの短軸を中心に対称な位置にも同様の材料切断線10cが設定されている。この材料切断線10cに沿って、フィン本体部31にカット部を形成し、伝熱管取付孔6cの短辺を曲げ基点として、カット部を垂直方向に切り起こすことにより、ピッチ規制フィンカラー7cが形成される。
非ピッチ規制フィンカラー8cの形状は、実施の形態2に係る非ピッチ規制フィンカラー8bと同様である。具体的には、伝熱管取付孔6cの中央に残った部分について、伝熱管取付孔6cの短軸方向の中間位置に材料切断線10cを設ける。すなわち、2つの円弧状短辺の中点同士を結ぶ伝熱管取付孔6cの長軸に沿って材料切断線10cを設ける。この伝熱管取付孔6cの中央に残ったフィン本体部31を材料切断線10cに沿って切断してカット部を形成する。そして、伝熱管取付孔6cの長辺を曲げ基点としてカット部を垂直方向に切り起こすことにより、非ピッチ規制フィンカラー8cが形成される。これにより、図8(A)、(B)に示すように、非ピッチ規制フィンカラー8cの幅を大きくすることができる。より具体的には、扁平伝熱管2と接触する非ピッチ規制フィンカラー8cの幅W2を先端部の幅W1よりも大きくすることができる。
さらに、ピッチ規制フィンカラー7cと非ピッチ規制フィンカラー8cの切り起こした先端部には、伝熱管取付孔6cから外向きに湾曲されたフレア9が形成される。フレア9は、実施の形態1と同様に、例えば、金型を用いたプレス加工によって形成する。この場合、ピッチ規制フィンカラー7c、非ピッチ規制フィンカラー8cにフレア9を形成した後に、カット部全体を折り曲げて、ピッチ規制フィンカラー7c及び非ピッチ規制フィンカラー8cを形成すればよい。また、非ピッチ規制フィンカラー8cのフレア9は、上述のように、非ピッチ規制フィンカラー8cの幅が先端部よりも大きいW2から、先端部と同じW1になる部分を、基点として形成する。
以上説明したように、本実施の形態に係る熱交換器1では、実施の形態1及び実施の形態2と同様に、伝熱管取付孔6cの短辺を曲げ基点としてフィン本体部31を切り起こしてピッチ規制フィンカラー7cを形成している。これにより、フィンピッチを伝熱管取付孔6cの短軸長さより大きく設定することができる。また、実施の形態2と同様に、非ピッチ規制フィンカラー8cの幅を大きくすることで、扁平伝熱管2と非ピッチ規制フィンカラー8cとが、ろう付によって金属的に接合される部分を長くすることができる。したがって、扁平伝熱管2とフィン3との間の熱抵抗を低減して、熱交換器1の熱交換効率を向上させることができる。
また、図8(A)及び図8(B)に示すように、伝熱管取付孔6cの短辺部を円弧状とすることにより、ピッチ規制フィンカラー7cの切り起こされた高さ方向に直交する断面、すなわちフィン本体部31に平行な断面を円弧状に形成している。これにより、ピッチ規制フィンカラー7cに対して垂直方向、すなわちフィン本体部31に垂直な方向の荷重に対して屈曲強度を向上させることができる。したがって、ピッチ規制フィンカラー7cの高さを高くした場合であっても、扁平伝熱管2をフィン3に挿入する際に生じる挿入力でピッチ規制フィンカラー7cが破損することを防止することができる。
上記実施の形態では、ピッチ規制フィンカラー7a、7b、7cは、フレア9を備えることとしたが、これに限られない。フレア9を形成しないことにより、フィンピッチをより大きく設定することができる。
また、上記実施の形態では、フィン3と扁平伝熱管2とをろう付により接合することとしたが、これに限られない。例えば、溶接、はんだ付け等他の接合方法としてもよい。これにより、フィン3のクラッド材以外の他の材質とし、フィン3の製造コストを低減することができる。
また、上記実施の形態3では、ピッチ規制フィンカラー7cの切り起こされた高さ方向に直交する断面を円弧状であるとしたが、これに限られない。例えば、図10(A)、(B)に示すように、曲線ではなく、直線を連続させた多角形状としてもよい。
1 熱交換器、2 扁平伝熱管、21 平坦部、22 円弧状端部、23 貫通孔、3 フィン、31 フィン本体部、6a,6b,6c 伝熱管取付孔、7a,7b,7c ピッチ規制フィンカラー、8a,8b,8c 非ピッチ規制フィンカラー、9 フレア、10a,10b,10c 材料切断線、11,12 ヘッダ、41 入口パイプ、42 出口パイプ

Claims (4)

  1. 断面が扁平形状であり、冷媒が流通可能な貫通孔を有する扁平伝熱管と、
    前記扁平伝熱管を挿通させる伝熱管取付孔を有する平板状のフィンと、
    前記伝熱管取付孔の周縁部に形成されたフィンカラーと、を備え、
    前記フィンカラーのうち、隣り合う前記フィンに当接し、前記フィンの取付ピッチを規制するピッチ規制フィンカラーは、前記伝熱管取付孔の短辺を基点として、前記フィンの平面部に対して垂直方向に一体的に延設されている、
    熱交換器。
  2. 前記ピッチ規制フィンカラーは、
    先端部の幅が、曲げ基点の幅よりも小さく、
    前記フィンカラーのうち、前記伝熱管取付孔の長辺を基点として、前記フィンの平面部に対して垂直方向に一体的に延設されている非ピッチ規制フィンカラーは、前記扁平伝熱管にろう付されている、
    請求項1に記載の熱交換器。
  3. 前記ピッチ規制フィンカラーは、
    切り起こされた高さ方向に直交する断面が円弧状である、
    請求項1又は2に記載の熱交換器。
  4. 断面が扁平形状である扁平伝熱管を挿通させるための伝熱管取付孔が形成される平板状のフィンに、前記伝熱管取付孔の短辺を曲げ基点として、カット部を切り起こして、前記扁平伝熱管へのフィンの取付ピッチを規制するピッチ規制フィンカラーを形成するフィンカラー形成工程と、
    前記伝熱管取付孔に、前記扁平伝熱管を挿通させて、前記扁平伝熱管に複数の前記フィンを取り付ける、フィン取付工程と、
    前記フィン取付工程で取り付けられた前記フィンの平面部を、隣り合う前記フィンの前記ピッチ規制フィンカラーに当接させて、フィンピッチを調整する、フィンピッチ調整工程と、
    を含む熱交換器の製造方法。
JP2017051259A 2017-03-16 2017-03-16 熱交換器及び熱交換器の製造方法 Active JP6818601B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017051259A JP6818601B2 (ja) 2017-03-16 2017-03-16 熱交換器及び熱交換器の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017051259A JP6818601B2 (ja) 2017-03-16 2017-03-16 熱交換器及び熱交換器の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018155433A true JP2018155433A (ja) 2018-10-04
JP6818601B2 JP6818601B2 (ja) 2021-01-20

Family

ID=63717964

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017051259A Active JP6818601B2 (ja) 2017-03-16 2017-03-16 熱交換器及び熱交換器の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6818601B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020095616A1 (ja) * 2018-11-07 2020-05-14 ダイキン工業株式会社 熱交換器およびそれを備えた空気調和装置
JP2020076569A (ja) * 2020-01-22 2020-05-21 ダイキン工業株式会社 熱交換器の製造方法

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4862646U (ja) * 1971-11-15 1973-08-09
JPS635280U (ja) * 1986-06-26 1988-01-14
JPH02154992A (ja) * 1988-12-05 1990-06-14 Sumitomo Light Metal Ind Ltd 扁平管使用熱交換器
JPH1078295A (ja) * 1996-09-03 1998-03-24 Nippon Light Metal Co Ltd 熱交換器
JP2004353954A (ja) * 2003-05-29 2004-12-16 Denso Corp 熱交換器
JP2005127595A (ja) * 2003-10-23 2005-05-19 Matsushita Electric Ind Co Ltd 熱交換器
US20110030932A1 (en) * 2009-08-07 2011-02-10 Johnson Controls Technology Company Multichannel heat exchanger fins

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4862646U (ja) * 1971-11-15 1973-08-09
JPS635280U (ja) * 1986-06-26 1988-01-14
JPH02154992A (ja) * 1988-12-05 1990-06-14 Sumitomo Light Metal Ind Ltd 扁平管使用熱交換器
JPH1078295A (ja) * 1996-09-03 1998-03-24 Nippon Light Metal Co Ltd 熱交換器
JP2004353954A (ja) * 2003-05-29 2004-12-16 Denso Corp 熱交換器
JP2005127595A (ja) * 2003-10-23 2005-05-19 Matsushita Electric Ind Co Ltd 熱交換器
US20110030932A1 (en) * 2009-08-07 2011-02-10 Johnson Controls Technology Company Multichannel heat exchanger fins

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020095616A1 (ja) * 2018-11-07 2020-05-14 ダイキン工業株式会社 熱交換器およびそれを備えた空気調和装置
JP2020076531A (ja) * 2018-11-07 2020-05-21 ダイキン工業株式会社 熱交換器およびそれを備えた空気調和装置
JP2020076569A (ja) * 2020-01-22 2020-05-21 ダイキン工業株式会社 熱交換器の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP6818601B2 (ja) 2021-01-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5140051B2 (ja) 熱交換器および熱交換器用フィンとその製造方法
JP2010002093A (ja) 熱交換器及びこの熱交換器を備えた空気調和機
JP6122860B2 (ja) 空気調和機用フィン・アンド・チューブ型熱交換器
KR20000077371A (ko) 열교환기
JP2004219044A (ja) 熱交換器およびコアプレートの製造方法
KR20150053135A (ko) 열교환기 및 그 제조방법
JP2011127867A (ja) 熱交換器用フィンおよび熱交換器とその製造方法
JP2018155433A (ja) 熱交換器及び熱交換器の製造方法
JP2012247091A (ja) フィン・アンド・チューブ型熱交換器
JPH09324997A (ja) 熱交換器および熱交換器の製造方法
JP5138408B2 (ja) フィン・アンド・チューブ式熱交換器
JP2012172892A (ja) フィン・アンド・チューブ型熱交換器
JP4626422B2 (ja) フィンチューブ型熱交換器
WO2020095797A1 (ja) 熱交換器および熱交換器の製造方法
JP2014105951A (ja) 熱交換器
JP6636110B1 (ja) 熱交換器、拡管部材、および熱交換器を備えた空気調和機
JP6136124B2 (ja) 熱交換器の製造方法および熱交換器
JP5706666B2 (ja) 熱交換器の補強構造
JP2013167371A (ja) 熱交換器の補強構造
JP2012093053A (ja) 熱交換器、熱交換器の製造方法、冷蔵庫、および空気調和機
CN218511545U (zh) 一种换热器
JP2017009191A (ja) 熱交換器のヘッダープレートとコアとの仮組立て手段
JP2009008347A (ja) 熱交換器
JP6632868B2 (ja) アルミニウム製熱交換器
JP2007017061A (ja) 炭酸ガスエアコン用ガスクーラ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190912

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200623

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20200625

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200626

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200925

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20201201

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20201228

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6818601

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250