JP2018153135A - ペット用食器台及びペット介護用食事セット - Google Patents

ペット用食器台及びペット介護用食事セット Download PDF

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Abstract

【課題】ペットが食する餌を入れた食器の高さが調節可能であり、さらに食器の開口面の向きが調節可能なペット用食器台を提供する。【解決手段】床面に置かれる支持部10と、支持部10に支持されており、ペットPが食する餌を入れた食器2を支持する食器支持部50と、食器支持部50の高さ位置を支持部10に対して変更可能とする高さ調節機構41と、床面に対する食器2の開口面3の向きを変更可能とする向き調節機構42と、を備え、食器支持部50は、支持部10に対して片持ち状に支持されているペット用食器台1は、ペットPの体格に合わせて食器2の高さや角度を調節できる。【選択図】図1

Description

本発明は、主に自立して食事をすることが困難なペットに餌を与える際に用いられるペット用食器台、及びペット介護用食事セットに関する。
従来から介護が必要なペットのためのペット用食器として、片手で懸吊するとともに食器本体の外面を手の掌で支えるものが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。かかる構成は、他方の手でペット(犬)を支えることができる。
また、特許文献2には、ペットの体に合わせて高さ調節が可能なペット用食器台が開示されている。
さらに、特許文献3には、餌皿の角度を調節することのできるペット用食器が開示されている。
なお、犬や猫等の愛玩用四足動物にあっては、立ち上がった状態(立位)で食事をさせることにより誤飲を防止できたり、消化器の機能を妨げることなく長生きさせたりすることができる。
特開2007−159421号公報 意匠登録第1554130号公報 実用新案登録第3118370号公報
しかしながら、上記特許文献1に開示された構成では片手でペットを支えることとなるために、ペットの種類によっては立位を保たせることが困難であった。
また、特許文献2に開示された構成では、食器の高さを調節するために4個の脚の長さを変更しなければならないという点で手間のかかるものであった。
また、特許文献3に開示された構成では、高さの調節ができず、ペットの種類によっては餌皿の開口面の向きを適切に調節できない場合があった。
そこで本発明は、餌を入れた食器の高さが調節可能であり、さらに食器の開口面の向きが調節可能なペット用食器台を提供することを目的とする。
また本発明は、自立が困難なペットが立位で食事することのできるペット介護用食事セットを提供することを目的とする。
本発明は、床面に置かれる支持部と、前記支持部に支持されており、ペットが食する餌を入れた食器を支持する食器支持部と、前記食器支持部の高さ位置を前記支持部に対して変更可能とする高さ調節機構と、前記床面に対する前記食器の開口面の向きを変更可能とする向き調節機構と、を備え、前記食器支持部は、前記支持部に対して片持ち状に支持されていることを特徴とするペット用食器台である。
かかる構成にあっては、体格の異なる複数のペットに対して、個別に最適な食器の高さ及び角度を実現できる。また、前記食器支持部が前記支持部に対して片持ち状に支持されているため、前記高さ調節機構の操作箇所を少なくして高さ調節を簡易なものとすることができる。
なお、本発明における「ペット」とは、主に愛玩動物のうち犬や猫等の四足歩行動物をさす。さらに、単なる愛玩動物に限らず、例えば警察犬や盲導犬等の特殊な訓練を受けた動物が老齢となったものも含む。
また、前記食器支持部には前後方向が定められており、前記食器支持部の前側が前記餌を食するペットに臨む側であり、前記食器支持部の後側の端部が前記支持部に対して片持ち状に支持されている構成が提案される。
かかる構成とすることにより、前記支持部が前記食器支持部よりもペットに対して奥側(後側)に配されるため、食事をするペットの邪魔になることを防止することができる。
さらに、前記食器支持部が前記支持部に支持されている状態で、前記支持部のうち前記食器支持部よりも上方に位置する部分におけるペットに臨む側の面は、上方に向かうに従って前記ペットに臨む側とは反対側に傾斜する傾斜面で構成されているものが提案される。
かかる構成とすることにより、食事をするペットのすぐ眼前に前記支持部が位置することを避けることができるため、ペットに対する圧迫感を和らげることができる。
また、前記食器支持部には、食器が置かれる食器配置部が定められており、前記支持部の前記ペットに臨む側となる先端が、前記食器支持部の食器配置部に置かれた食器の開口面の中心点を通る床面に向けて延びた垂線と直交する左右方向の仮想基準線よりも前記ペットに臨む側に位置している構成が提案される。
かかる構成とすることにより、前記支持部の先端が前記食器の重心よりもペット側に位置するため、例えばペットが前記食器に体重を預けてしまっても、前記ペット用食器台が転倒してしまうことを防止できる。
また、前記支持部には、前記食器支持部の高さ位置を示す目盛りが設けられている構成が提案される。
かかる構成とすることにより、体格の異なるペットに前記ペット用食器台を使用する際に、目盛りを参考にすることができるため、前記食器支持部の高さ調節の作業性が向上する。
また、前記食器支持部の上面部における中央に、前記食器の底部が挿入される開口部が設けられている構成が提案される。
かかる構成とすることにより、簡易な構造で、前記食器を前記食器支持部の上面部における中央に安定して配置することができる。
また、前記支持部が、上方に向かって延びる柱形状の支持柱部を有しており、かつ前記支持柱部は、上方に向かうに従ってペットに臨む側とは反対側に傾斜しており、さらに、前記食器支持部は、前記支持柱部に片持ち状に支持されている構成であって、前記食器支持部における、前記支持柱部に片持ち状に支持されている端部には、前記支持柱部が介挿される開口部が設けられており、前記食器支持部が前記支持柱部に支持されている状態で前記開口部に介挿されている前記支持柱部に、前記開口部の開口縁が当接して前記食器支持部が前記支持柱部に係止される構成が提案される。
かかる構成とすることにより、簡易な構造で、確実に前記支持部に対して前記食器支持部を係止させることができる。このため、意図せず前記食器支持部が前記支持部から落下してしまうことを防止することができる。
また、前記食器支持部の外周縁部に柵が設けられている構成が提案される。
かかる構成とすることにより、前記食器の落下を防止することができる。また、外見から椅子や踏み台として使用されかねないところ、前記柵を設けることによってこのような誤使用を避けることができる。
また、前記向き調節機構は、前記床面に対する前記食器の開口面の向きを、少なくとも餌を食するペットに向かって傾斜させる方向に変更可能である構成が提案される。
かかる構成とすることにより、前記ペット用食器台を使用するペットに対して前記食器内の餌を視認しやすく、かつ食べやすいものとすることができる。
また、前記支持部には、前記食器支持部の高さ変更可能な範囲の下限位置を、当該下限位置で前記食器支持部と当接することで前記床面と前記食器支持部とが非接触となる位置とするストッパー部が設けられている構成が提案される。
かかる構成とすることにより、前記食器支持部が意図せず落下してしまった場合でも、前記食器支持部が床面に衝突してしまうことを防止することができる。これにより、前記食器支持部の下方にペットの前足が置かれていたとしても、ペットの前足に前記食器支持部が衝突して怪我を負わせてしまうような問題が起こることを防止することができる。
また、前記向き調節機構は、前記食器支持部が前記支持部に支持されている状態で前記支持部と当接する、前記食器支持部に設けられた支持部当接面と、前記食器支持部が前記支持部に支持されている状態で前記食器支持部に当接する、前記支持部に設けられた食器支持部当接面と、を備え、前記支持部当接面と前記食器支持部当接面とのうち少なくとも一方の面は、第1の傾斜当接面と、前記支持部当接面と前記食器支持部当接面のうち他方の面に対する傾斜角度が前記第1の傾斜当接面とは異なる第2の傾斜当接面とを有し、前記食器支持部が前記支持部に支持されている状態で前記第1の傾斜当接面を前記支持部当接面と前記食器支持部当接面とのうちいずれかに当接させる状態と、前記食器支持部が前記支持部に支持されている状態で前記第2の傾斜当接面を前記支持部当接面と前記食器支持部当接面とのうちいずれかに当接させる状態とのうちいずれかを選択して前記支持部に対する前記食器支持部の向きを変更することで、前記床面に対する前記食器の開口面の向きを変更可能としている構成が提案される。
かかる構成とすることにより、前記向き調節機構における各傾斜当接面の傾斜角度を適宜定めておくことで、前記食器の開口面の向きを所望の角度に変更することができる。
また、前記向き調節機構は、前記支持部の下端部に設けられており、前記床面に当接して前記床面に対する前記支持部の傾きを変更する支持部角度調節具を備え、前記床面に対する前記支持部の傾きを変更することで、前記床面に対する前記食器の開口面の向きを変更可能としている構成が提案される。
かかる構成とすることにより、前記支持部の傾きを変更するだけで前記食器の開口面の向きを変更することができる。
また、前記向き調節機構は、前記食器支持部に設けられており、前記食器に当接して前記食器支持部に対する前記食器の傾きを変更する食器角度調節具を備え、前記食器支持部に対する前記食器の傾きを変更することで、前記床面に対する前記食器の開口面の向きを変更可能としている構成が提案される。
かかる構成とすることにより、調節された前記食器角度調節具に前記食器を当接することで食器の向きを適切な方向に変更することができる。
また本発明は、上記のペット用食器台と、前記ペットを支持するクッション体と、を備えたことを特徴とするペット介護用食事セットである。
かかる構成にあっては、立位を維持することが困難なペットに対して、適切な姿勢で食事をさせることができる。
また、前記クッション体には、前記ペットを支持する高さを調節する高さ調節機構が備えられている構成が提案される。
かかる構成とすることにより、種々の体格のペットに対応可能なペット介護用食事セットを提供することができる。
本発明のペット用食器台は、体格の異なる複数のペットに対して、個別に最適な食器の高さ及び角度を実現できる効果がある。また、前記食器支持部が前記支持部に対して片持ち状に支持されているため、前記高さ調節機構の操作箇所を少なくして高さ調節を簡易なものとすることができる効果がある。
また本発明のペット介護用食事セットは、立位を維持することが困難なペットに対して、適切な姿勢で食事をさせることができる効果がある。
実施例1にかかるペット用食器台の斜視図である。 (a)は固定部の部分拡大側面図であり、(b)は固定部の背面図であり、(c)はアジャスター部の側面図であり、(d)はアジャスター部の正面図である。 実施例1にかかるペット用食器台を分解して示す説明図である。 実施例1にかかるペット用食器台を示し、(a)は平面図であり、(b)は正面図であり、(c)は右側面図である。 (a)は図4(b)におけるA−A線部分拡大断面図であり、(b)は図4(b)におけるB−B線部分拡大端面図である。 実施例1にかかるペット用食器台において食器台部を傾けた状態を示す右側面図である。 実施例1にかかるペット用食器台において食器台部を傾けた状態を示し、(a)は図5(b)に対応する部分拡大端面図であり、(b)は図5(a)に対応する部分拡大断面図である。 実施例1にかかるペット用食器台において食器支持部を下限まで下げた状態を示す部分断面右側面図である。 実施例1にかかるペット介護用食事セットの使用状態を示す説明図である。 実施例1にかかるペット介護用食事セットの配置態様を示す説明図である。 実施例1にかかるペット用食器台セットを示す説明図である。 実施例2にかかるペット用食器台の斜視図である。 実施例3にかかるペット用食器台の斜視図である。 実施例3にかかるペット用食器台を示し、(a)は右側面図であり、(b)は部分拡大断面図である。 実施例4にかかるペット用食器台の斜視図である。 実施例4にかかるペット用食器台を示し、(a)は右側面図であり、(b)は部分拡大断面図である。 実施例5にかかるペット用食器台を示し、(a)は斜視図であり、(b)は右側面図である。 実施例6にかかるペット用食器台を示し、(a)は斜視図であり、(b)は右側面図である。
以下、本発明のペット用食器台及びペット介護用食事セットを具体化した実施例を詳細に説明する。なお、本発明は、下記に示す実施例に限定されることはなく、適宜設計変更が可能である。また、ペット用食器台において、当該ペット用食器台を使用するペット(餌を食するペット)に臨む側を前側とし、ペットに臨む側とは反対側を後側として説明する。
〔実施例1〕
図1等に示したように、ペット用食器台1は、床面に置かれる支持部10と、支持部10に片持ち状に支持されており、餌を入れた食器2を支持する食器支持部50と、を備えている。
まず、支持部10について説明する。
支持部10は、床面に接触した前後方向に延びる長尺部材からなる左右一対の脚部11,11と、左右一対の脚部11,11の前端部を繋ぐように左右方向に差し渡された補強部12と、左右一対の脚部11,11の後端部を繋ぐように左右方向に差し渡された柱基部15と、柱基部15から上方に向かって延びる柱形状の支持柱部20と、を有している。
支持柱部20は、下端が柱基部15に固定された上で上方へ向かって延びる左右一対の柱板部21,21からなる。さらに、左右一対の柱板部21,21間には、それぞれ円板形状の下ストッパー部25と上ストッパー部26とが固定されている。
また、支持柱部20は、図4(c)に示すように、柱板部21の前面32Aとは反対側の面である後面32Bが、前面32Aと平行な面とされており、加えて支持柱部20全体が上方に向かうに従ってペットPに臨む側(前側)とは反対側である後側に傾斜している。すなわち、柱板部21における前面32Aは、上方に向かうに従ってペットPに臨む側とは反対側に傾斜する傾斜面で構成されている。
なお、上述の前面32A及び後面32Bは、食器支持部50が支持部10の支持柱部20に支持されている状態で、食器支持部50に当接する食器支持部当接面31となる。食器支持部当接面31については、後で述べる。
次に、食器支持部50について説明する。
食器支持部50は、平板形状の食器台部51と、食器台部51の後端部の中央下側に固定された固定部60(図2,3参照)とを備えている。ここで、食器台部51の上面部52における中央には、食器2の底部が挿入されることによって食器2が置かれる食器配置部としての開口部53が板厚方向に貫通状に設けられている。
また、固定部60には、図2(a),(b)に示すように、食器支持部50が支持部10に支持されている状態で、柱板部21の前面32Aと当接する支持部当接面61を備えている。そしてさらに、固定部60の支持部当接面61には、所定の傾斜角度を有して後側を向いた左右一対の第1傾斜当接面62Aと、柱板部21の前面32Aに対する傾斜角度が第1傾斜当接面62Aとは角度θだけ異なる左右一対の第2傾斜当接面62Bとを有している。
また、固定部60には、食器台部51から離れる方向へ突出した突出部65が形成されており、突出部65の後側を向いた面には、第1ネジ孔66及び第2ネジ孔67が設けられている。具体的には、第1ネジ孔66は、第1傾斜当接面62Aに対して垂直な方向に沿って形成されており、第2ネジ孔67は、第2傾斜当接面62Bに対して垂直な方向に沿って形成されている。
また食器支持部50は、図2(c),(d)及び図3に示すように、ブロック形状の部材からなるアジャスター部70を備えている。アジャスター部70は、食器支持部50が支持部10の支持柱部20に支持されている状態で、左右一対の柱板部21,21のそれぞれの後面32B,32Bに当接する一対の固定面71,71を有している。また、一対の固定面71,71の間には、固定面71を含む面に直交する方向に貫かれた貫通孔75が形成されている。
次に、ペット用食器台1の組立態様を説明する。
図3に示すように、一対の脚部11,11間に、補強部12と、支持柱部20が組み付けられた柱基部15とを配置した上で相互をネジ止めして支持部10とする。これと共に、支持柱部20の前側に固定部60を有した食器台部51を配置し、かつ支持柱部20の後側にアジャスター部70を配置し、さらに固定部60の突出部65が柱板部21,21間に挿入された状態で当該固定部60とアジャスター部70とを固定ネジ80で接続して支持柱部20に固定する。
ここで、図4(a),(c)に示すように、食器支持部50が支持部10の支持柱部20に支持されている状態では、支持部10のペットPに臨む側である脚部11の先端(脚部11の前側の先端)は、食器支持部50の開口部53に置かれた食器2の開口面3の中心点を通る床面に向けて延びた垂線Jと直交する左右方向の仮想基準線KよりもペットPに臨む側である前側に位置している。
さらに固定部60について詳述すると、図5(a)に示すように、固定部60とアジャスター部70とが、支持柱部20における一対の柱板部21,21間を固定ネジ80のネジ部81が挿通する態様で支持柱部20を前後から挟むようにして接合されている。これにより、食器支持部50の後側の端部が支持部10に対して片持ち状に支持される。
ここで、図4(c)に示すように、食器台部51の上面部52が床面と平行となる状態で使用する場合は、図5(b)に示すように、柱板部21の前面32Aと固定部60の第1傾斜当接面62Aとを当接させ、かつ、柱板部21の後面32Bとアジャスター部70の固定面71とを当接させる状態とする。そして、固定ネジ80のネジ部81を第1ネジ孔66に螺入し、柱板部21を固定部60とアジャスター部70とで挟み込んで相互を固定することで、食器支持部50が支持部10に対して片持ち状に支持される。
また、ペット用食器台1は、図6に示すように、床面に対する食器2の開口面3の向きを、少なくとも餌を食するペットPに向かって傾斜させる方向に変更可能である。
詳述すると、図7(a)に示すように、柱板部21の前面32Aと固定部60の第2傾斜当接面62Bとを当接させ、かつ、柱板部21の後面32Bとアジャスター部70の固定面71とを当接させる状態とし、図7(b)に示すように、固定ネジ80のネジ部81を第2ネジ孔67に螺入して、柱板部21を固定部60とアジャスター部70とで挟み込んで固定する。そうすると、固定部60の第1傾斜当接面62Aと柱板部21の前面32Aとを当接した場合よりも食器台部51の上面部52が角度θだけ前側に傾いた状態となる。
このように、本実施例のペット用食器台1は、床面に対する食器2の開口面3の向きを、餌を食するペットPに向かって傾斜させる方向に変更可能である。
このように、食器支持部50が支持部10に支持されている状態で第1傾斜当接面62Aを柱板部21の前面32Aに当接させる状態と、食器支持部50が支持部10に支持されている状態で第2傾斜当接面62Bを前面32Aに当接させる状態とのうちいずれかを選択して支持部10に対する食器支持部50の向きを変更することで、床面に対する食器2の開口面3の向きを変更可能としている。
なお、柱板部21の前面32A、並びに固定部60の第1傾斜当接面62A及び第2傾斜当接面62Bによって、床面に対する食器2の開口面3の向きを変更可能とする向き調節機構42が構成されている。
また、食器支持部50の高さ位置を支持部10に対して変更する場合には、固定ネジ80を緩めて食器支持部50の固定部60とアジャスター部70の支持柱部20に対する締め付けを解除したのち、所望の位置まで食器支持部50を支持部10に対して移動した後、再度固定ネジ80を締め付ければよい。
なお、柱板部21、固定部60、アジャスター部70、及び固定ネジ80によって、食器支持部50の高さ位置を支持部10に対して変更可能とする高さ調節機構41が構成される。
ところで、支持柱部20に片持ち状に支持されている食器支持部50には、支持柱部20が介挿される開口部90が設けられているため、食器支持部50が支持柱部20に支持されている状態で開口部90に介挿されている支持柱部20に、開口部90の開口縁が当接して食器支持部50が支持柱部20に係止されている。
ここで万が一、固定ネジ80を緩めすぎて食器支持部50が支持部10の支持柱部20から落下してしまった場合であっても、図8に示すように、支持柱部20の下ストッパー部25に食器支持部50の一部(アジャスター部70)が当接してこの位置が食器支持部50の下限位置となり、これ以上の食器支持部50の落下を防止する。食器支持部50が下ストッパー部25に当接するまで食器支持部50を下げた場合にあっても、食器支持部50と床面とは非接触であり、ペットPの足等が挟まれることを防止することができる。
以下、本実施例のペット用食器台1の利点を記載する。
本実施例のペット用食器台1は、体格の異なる複数のペットPに対して、個別に最適な食器2の高さ及び角度を実現できる。また、食器支持部50が支持部10に対して片持ち状に支持されているので、高さ調節の操作箇所を少なくすることができる。すなわち、単一の固定ネジ80を緩めたり締めたりするだけで高さ調節をすることができる。
支持部10が食器支持部50の後側の端部に位置するため、支持部10が、前側から食事をするペットPの邪魔になることがない。
食器支持部50よりも上側に突出する支持柱部20が、上方に向かうに従って後側へ傾斜しているため、前側から顔を出して食事をするペットPに与える圧迫感を和らげることができる。
食器支持部50に配置された食器2の中心よりも支持部10の前側端がペットP側に位置しているため、ペット用食器台1全体の安定性がよく、食器2にペットPが体重をかけてもペット用食器台1が転倒してしまうことを防止することができる。
食器支持部50に孔状の開口部53を設けることによって食器2を安定して配置することができる。
支持柱部20が、上方に向かうに従って後側へ傾斜しており、支持柱部20が食器支持部50に設けられた開口部90に介挿され、支持柱部20に開口部90の開口縁が当接する構成となっているため、食器支持部50が意図せず落下することを防止することができる。
向き調節機構42が、床面に対する食器2の開口面3の向きを、餌を食するペットPに向かって傾斜させる方向に変更可能であるため、ペットPが食器2内を視認しやすく、また餌を食べやすい。
下ストッパー部25が設けられていることで、万が一食器支持部50が落下してしまったとしても食器支持部50と床面とが衝突することを回避でき、怪我等を防ぐことができる。
第1傾斜当接面62A、及び第2傾斜当接面62Bを形成することで、食器2の開口面3の向きを適宜変更してペットPに最適な食事環境を提供することができる。
また、図9に示すように、ペット用食器台1と、ペットPを立位で支持する高さ調節機構を備えたクッション体5とを備えるペット介護用食事セット40を用いることによって、立位で食事をすることが困難な要介護ペットPに安定した姿勢で食事をさせることができる。
ここで、食器支持部50が支持部10に支持された状態で食器支持部50の下方が開放されている。このため、ペットPが前足を置き易い。また、ペットPを支持するクッション体5をできる限り近づけて配置することもできる。例えば、図10に示すように、ペット介護用食事セット40は、食器支持部50の下方にクッション体5の一部を入り込ませて使用することもできる。
なお、クッション体5の高さ調節機構としては、特に限定されないが、例えば下部にねじ込み式の脚部を設けて脚部のねじ込み量によって高さを調節するものが提案される。
また、ペット用食器台1は、食器支持部50の食器台部51を1種類とするのではなく、図11に示すように、2個の食器2を置くことのできる食器台部95,96や、大きさの異なる食器2にも対応した食器台部97等を適宜選択可能なペット用食器台セット100としてもよい。
また実施例1において、支持部10の構成は本発明の主旨を逸脱しない範囲で特に限定されない。例えば脚部11は、図1に示すような形状とする必要はない。
また、本発明において支持柱部20は上方に向かって後方傾斜している必要はない。また、柱板部21は左右一対設けられている必要はなく、例えば1本の柱部材で構成されていても構わない。
また、単一の支持部10に対して2以上の食器支持部50を取り付け可能としてもよい。
また、開口部53は食器2を安定して置くことができるのであれば貫通状の孔で構成される必要はない。
また、傾斜当接面62A,62Bは2個に限定されず、3個以上設けられて多段階とされていてもよい。また、傾斜当接面62A,62Bは、固定部60側に形成されていてもよいし、支持柱部20側に形成されていてもよい。
また、食器支持部50の固定方法は固定ネジ80による螺着構造によるものに限定されず、例えば支持柱部20の上下方向に所定間隔でピン孔を複数設け、ピンをコイルスプリング等による付勢力を用いてピン孔に差し込む構造によって食器支持部50を支持柱部20に高さ変更可能に固定するようにしてもよい。
また、支持部10と食器支持部50との当接部位は、摩擦抵抗を高くするために凹凸を形成して粗面処理がなされていてもよい。
〔実施例2〕
実施例2のペット用食器台201を図12に従って説明する。なお、実施例1と同様の構成を有するものは同じ符号を付し、説明を省略する。
図12に示すように、ペット用食器台201は、実施例1の支持部10とは異なり、補強部12がない支持部210を備えている。
また、食器支持部250の食器台部251の上面部252には、食器2の底部が挿入される開口部が設けられておらず、代わりに外縁部の上側に柵255が設けられている。
なお、例えば高さ調節機構41や向き調節機構42は実施例1と同様のものが採用されている。
かかるペット用食器台201にあっては、柵255によって食器支持部250に載置される食器2の落下を防止することができる。また、椅子と間違えて人が座ってしまったり、踏み台と間違えて人が足を乗せたりするような誤使用を避けることができる。
また実施例2において、柵255の形状は図示したものに限定されず、食器台部251の上面部252の外周縁部に連続しているか又は断続的な壁状のものを立設しても構わない。
〔実施例3〕
実施例3のペット用食器台301を図13,図14に従って説明する。
図13,図14(a)に示すように、ペット用食器台301の支持部310は、前側が開放された平面視コの字形状の柱基部315と、柱基部315の下端部の4隅に配置され床面に接触するねじ込み式の脚部311と、柱基部315の中央後部から上方へ向かって延びる柱形状の支持柱部320と、を有している。
支持柱部320は、上方に向かうに従ってペットPに臨む側(前側)とは反対側である後側に傾斜している。すなわち、支持柱部320におけるペットPに臨む側の面である前面331は、全体的に上方に向かうに従ってペットPに臨む側とは反対側である後側に傾斜する傾斜面で構成されている。また、支持柱部320の前面331とは反対側の面である後面332は、前面331とは平行な面とされている。
また、支持柱部320に支持され、餌を入れた食器2を支持する食器支持部350は、略円形状の平板からなる食器台部351を有している。さらに、食器台部351の上面部352における中央には、食器2の底部が挿入されることによって食器2が置かれる食器配置部である開口部353が板厚方向に貫通状に設けられている。
また、図14(b)に示すように、食器支持部350の後端部には、支持柱部320が介挿される断面矩形の開口部390が板厚方向に貫通状に設けられている。
本実施例のペット用食器台301は、略円形平板形状の食器支持部350の後端部が、支持柱部320に支持されている構成であって、開口部390に介挿されている支持柱部320に、開口部390の開口縁391,392が当接して食器支持部350が支持柱部320に係止されている。
さらに詳述すると、図14(b)に示すように、食器支持部350の開口部390の前後方向の内寸は支持柱部320の前後方向の外寸よりも大きくなっており、開口部390の前側の下端の開口縁391が支持柱部320の前面331に当接すると共に、開口部390の後側の上端の開口縁392が支持柱部320の後面332に当接し、この2箇所の当接によって食器支持部350の後側の端部が支持柱部320に対して片持ち状に支持されている。
ここで、食器支持部350の支持柱部320に対する高さ位置を調節する際には、食器支持部350の前側を少し浮かすことで支持柱部320と開口部390との係止状態を解除し、適当な高さのところで再度開口部390の開口縁391,392を支持柱部320に係止させればよい。
なお、支持柱部320と開口部390とによって高さ調節機構341が構成されている。
また、食器2の開口面3の向きを調節したい場合には、支持部310の下端部に設けられている前側又は後側の脚部311のねじ込み量を変更させて脚部311の突出量を変化させればよい。これにより、支持部310の傾きが変更可能となる。なお、脚部311が支持部角度調節具であり、これによって向き調節機構342が構成されている。
本実施例のペット用食器台301に特有の利点を以下に記載する。
支持柱部320が、上方に向かうに従って後側へ傾斜しており、支持柱部320が食器支持部350に設けられた開口部390に介挿され、支持柱部320に開口部390の開口縁391,392が当接する構成とすることによって、食器支持部350が意図せず落下することを防止することができる。
向き調節機構342によって、床面に対する食器2の開口面3の向きを、餌を食するペットPに向かって傾斜させる方向に変更すると、ペットPが食器2内を視認しやすくなるし、餌を食べやすくすることができる。
実施例3において、柱基部315の形状は特に限定されない。支持柱部320及び開口部390の寸法形状も適宜自由に選択可能である。また、支持柱部320は上方に向かうに従って後側へ傾斜している必要はなく、鉛直上方へ向かって直立していても構わない。
〔実施例4〕
実施例4のペット用食器台401を図15,図16に従って説明する。
図15,図16(a)に示すように、ペット用食器台401の支持部410は、略矩形平板形状の柱基部415と、柱基部415の下端部の4隅に配置され床面に接触するねじ込み式の脚部411と、柱基部415の前端部から上方へ向かって延びる柱形状の支持柱部420と、を有している。具体的に支持柱部420は、断面円形のパイプ材からなる左右一対の丸柱部422同士が上端部で湾曲して繋がって全体として逆U字形状をなしている。
また、支持柱部420は、上方に向かうに従ってペットPに臨む側(前側)とは反対側である後側に傾斜している。すなわち、支持柱部420におけるペットPに臨む側の面である前面431は、全体的に上方に向かうに従ってペットPに臨む側とは反対側である後側に傾斜する傾斜面で構成されている。
また、支持柱部420に支持され、餌を入れた食器2を支持する食器支持部450は、断面円形状のパイプ材からなり、平面視で前側が閉じた略U字形状をなし、前側端部に食器配置部451を有している。そして、食器配置部451の中央が、食器2の底部が挿入される開口部453とされている。また、食器配置部451の後端側には、凹部463,463を形成している固定部460が接合されている。なお、凹部463,463は、丸柱部422に対応する部分が当該丸柱部422の表面形状に対応して窪んだ形状となっている。
また、図16(b)に示すように、支持柱部420を基準として固定部460とは反対側の位置には、丸柱部422の表面形状に対応して窪んだ凹部473,473を有するアジャスター部470が備えられている。
ここで、固定部460及びアジャスター部470には、図16(b)に示すように、支持柱部420を挟んだ状態でボルト482及びナット483により互いに固定することができる。そして、固定部460とアジャスター部470とを支持柱部420の所望の位置で固定することにより、支持柱部420に食器支持部450を所望の位置で固定することができる。
ここで、食器支持部450の支持柱部420に対する高さ位置を調節する際には、ボルト482及びナット483を緩めて支持柱部420に対する固定部460とアジャスター部470の挟持状態を解除し、適当な高さのところで再度ボルト482及びナット483によって支持柱部420に対して固定部460とアジャスター部470とで固定すればよい。
なお、支持柱部420、固定部460、及びアジャスター部470によって高さ調節機構441が構成されている。
また、食器2の開口面3の向きを調節したい場合には、支持部410の下端部に設けられている前側又は後側の脚部411のねじ込み量を変動させて脚部411の突出量を変化させればよい。これにより、支持部410の傾きを変更することができる。なお、脚部411が支持部角度調節具であり、これによって向き調節機構442が構成されている。
〔実施例5〕
実施例5のペット用食器台501を図17に従って説明する。
図17に示すように、ペット用食器台501の支持部510は、前側が閉じた平面視コの字形状の柱基部515と、柱基部515の下端部の4隅に配置され床面に接触するねじ込み式の脚部511と、柱基部515の前端部から上方へ向かって延びる四角パイプ形状の支持柱部520と、を有している。
また、支持柱部520に支持され、餌を入れた食器2を支持する食器支持部550は、平板形状の食器台部551と、食器台部551の前端部の中央下側に固定され、下方に向かって延びる四角パイプ形状の固定部560を備えている。さらに、食器台部551の上面部552における中央には、食器2が置かれる食器配置部としての開口部553が板厚方向に貫通状に設けられている。
そして、食器支持部550の固定部560が、支持部510の支持柱部520に入れ子状に入り込み、支持柱部520に貫通状に設けられた固定ネジ580によって支持柱部520に対して固定部560が固定される。なお、食器支持部550の高さ調節は、支持柱部520内に入り込む固定部560の長さを調節することによって行われる。なお、この支持柱部520及び固定部560によって高さ調節機構541が構成されている。
また、食器2の開口面3の向きを調節したい場合には、支持部510の下端部に設けられている前側又は後側にある脚部511のねじ込み量を変動させて支持部510の傾きを変更させればよい。なお、脚部511が支持部角度調節具であり、これによって向き調節機構542が構成されている。
〔実施例6〕
実施例6のペット用食器台601を図18に従って説明する。
図18に示すように、ペット用食器台601の支持部610は、略矩形平板形状の柱基部615と、柱基部615の下端部の4隅に配置され床面に接触するねじ込み式の脚部611と、柱基部615の前端部から上方へ向かって延びる板形状の支持柱部620と、を有している。また、支持柱部620の中央には、上下方向に延び、かつ前後方向に貫通した長孔623が形成されている。
また、ペット用食器台601は、餌を入れた食器2を支持する食器支持部650を備えており、支持柱部620に支持されている。また、食器支持部650は、支持柱部620の前面631を被覆するように重ねて配置された、板形状の固定部660と、固定部660の上端から、湾曲して上方へ向かうに従って後側へ延びる板形状の食器台部651を備えている。
また、固定部660には板厚方向に貫通する固定ネジ680が取り付けられており、固定ネジ680が長孔623に挿通されている。
そして、固定ネジ680を締め付けることで固定部660が支持柱部620に対して片持ち状に支持されている。
さらに、食器台部651の上面部652における中央には、食器2が置かれる食器配置部としての開口部653が設けられている。また、開口部653の後側には食器角度調節具である食器角度調節ネジ685が上面部652からの突出量を変更自在にネジ止めされている。
ここで、食器支持部650の支持柱部620に対する高さ位置を調節する際には、固定ネジ680を緩めて支持柱部620と固定部660との固定状態を解除し、適当な高さのところで再度固定ネジ680を締め付けて支持柱部620と固定部660とを移動不能とすればよい。なお、支持柱部620、及び固定部660によって高さ調節機構641が構成されている。
また、食器2の開口面3の向きを調節したい場合には、支持部610の下端部に設けられている前側又は後側の2個の脚部611のねじ込み量を変動させて支持部610の傾きを変更させればよい。なお、脚部611が支持部角度調節具であり、これによって向き調節機構642が構成されている。
また、食器角度調節ネジ685に食器2の外縁部を当接させた上で、食器角度調節ネジ685の突出量を変化させることにより、食器支持部650に対する食器2の傾きを変更して床面に対する食器2の開口面3の向きを適宜変更可能である。なお、食器角度調節ネジ685によって向き調節機構643が構成されている。
本実施例のペット用食器台601に特有の利点を以下に記載する。
食器角度調節ネジ685によって食器2の角度を変更するだけで食器2の開口面3の向きを変更することができる。
上記した実施例1〜6に記載したもの以外にも、例えば支持柱部等に食器支持部の高さ位置を示す目盛りを設けると、体格の異なる複数のペットPに使用する際に、目盛りが参考となって食器支持部の高さ調節の作業負担が軽減される。また、例えば床面に接触している部位にゴムシート等の摩擦抵抗の大きなものを貼着することで、ペット用食器台を滑りにくいものとすることができる。また、各部材に使用される材料も特に限定されない。
1,201,301,401,501,601 ペット用食器台
2 食器
3 開口面
5 クッション体
10,210,310,410,510,610 支持部
20,320,420,520,620 支持柱部
25 下ストッパー部(ストッパー部)
31 食器支持部当接面
40 ペット介護用食事セット
41,341,441,541,641 高さ調節機構
42,342,442,542,642,643 向き調節機構
50,250,350,450,550,650 食器支持部
53,353,453,553,653 開口部(食器配置部)
61 支持部当接面
62A 第1傾斜当接面(第1の傾斜当接面)
62B 第2傾斜当接面(第2の傾斜当接面)
90,390 開口部
255 柵
391,392 開口縁
451 食器配置部
J 垂線
K 仮想基準線
P ペット

Claims (15)

  1. 床面に置かれる支持部と、
    前記支持部に支持されており、ペットが食する餌を入れた食器を支持する食器支持部と、
    前記食器支持部の高さ位置を前記支持部に対して変更可能とする高さ調節機構と、
    前記床面に対する前記食器の開口面の向きを変更可能とする向き調節機構と、
    を備え、
    前記食器支持部は、前記支持部に対して片持ち状に支持されている
    ことを特徴とするペット用食器台。
  2. 前記食器支持部には前後方向が定められており、前記食器支持部の前側が前記餌を食するペットに臨む側であり、前記食器支持部の後側の端部が前記支持部に対して片持ち状に支持されている
    請求項1に記載のペット用食器台。
  3. 前記食器支持部が前記支持部に支持されている状態で、前記支持部のうち前記食器支持部よりも上方に位置する部分におけるペットに臨む側の面は、上方に向かうに従って前記ペットに臨む側とは反対側に傾斜する傾斜面で構成されている
    請求項2に記載のペット用食器台。
  4. 前記食器支持部には、食器が置かれる食器配置部が定められており、
    前記支持部の前記ペットに臨む側となる先端が、前記食器支持部の食器配置部に置かれた食器の開口面の中心点を通る床面に向けて延びた垂線と直交する左右方向の仮想基準線よりも前記ペットに臨む側に位置している
    請求項2又は請求項3に記載のペット用食器台。
  5. 前記支持部には、前記食器支持部の高さ位置を示す目盛りが設けられている
    請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載のペット用食器台。
  6. 前記食器支持部の上面部における中央に、前記食器の底部が挿入される開口部が設けられている
    請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載のペット用食器台。
  7. 前記支持部が、上方に向かって延びる柱形状の支持柱部を有しており、かつ前記支持柱部は、上方に向かうに従ってペットに臨む側とは反対側に傾斜しており、さらに、前記食器支持部は、前記支持柱部に片持ち状に支持されている構成であって、
    前記食器支持部における、前記支持柱部に片持ち状に支持されている端部には、前記支持柱部が介挿される開口部が設けられており、
    前記食器支持部が前記支持柱部に支持されている状態で前記開口部に介挿されている前記支持柱部に、前記開口部の開口縁が当接して前記食器支持部が前記支持柱部に係止される
    請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載のペット用食器台。
  8. 前記食器支持部の外周縁部に柵が設けられている
    請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載のペット用食器台。
  9. 前記向き調節機構は、前記床面に対する前記食器の開口面の向きを、少なくとも餌を食するペットに向かって傾斜させる方向に変更可能である
    請求項1乃至請求項8のいずれか1項に記載のペット用食器台。
  10. 前記支持部には、
    前記食器支持部の高さ変更可能な範囲の下限位置を、当該下限位置で前記食器支持部と当接することで前記床面と前記食器支持部とが非接触となる位置とするストッパー部が設けられている
    請求項1乃至請求項9のいずれか1項に記載のペット用食器台。
  11. 前記向き調節機構は、
    前記食器支持部が前記支持部に支持されている状態で前記支持部と当接する、前記食器支持部に設けられた支持部当接面と、
    前記食器支持部が前記支持部に支持されている状態で前記食器支持部に当接する、前記支持部に設けられた食器支持部当接面と、
    を備え、
    前記支持部当接面と前記食器支持部当接面とのうち少なくとも一方の面は、第1の傾斜当接面と、前記支持部当接面と前記食器支持部当接面のうち他方の面に対する傾斜角度が前記第1の傾斜当接面とは異なる第2の傾斜当接面とを有し、
    前記食器支持部が前記支持部に支持されている状態で前記第1の傾斜当接面を前記支持部当接面と前記食器支持部当接面とのうちいずれかに当接させる状態と、前記食器支持部が前記支持部に支持されている状態で前記第2の傾斜当接面を前記支持部当接面と前記食器支持部当接面とのうちいずれかに当接させる状態とのうちいずれかを選択して前記支持部に対する前記食器支持部の向きを変更することで、前記床面に対する前記食器の開口面の向きを変更可能としている
    請求項1乃至請求項10のいずれか1項に記載のペット用食器台。
  12. 前記向き調節機構は、
    前記支持部の下端部に設けられており、前記床面に当接して前記床面に対する前記支持部の傾きを変更する支持部角度調節具を備え、
    前記床面に対する前記支持部の傾きを変更することで、前記床面に対する前記食器の開口面の向きを変更可能としている
    請求項1乃至請求項11のいずれか1項に記載のペット用食器台。
  13. 前記向き調節機構は、
    前記食器支持部に設けられており、前記食器に当接して前記食器支持部に対する前記食器の傾きを変更する食器角度調節具を備え、
    前記食器支持部に対する前記食器の傾きを変更することで、前記床面に対する前記食器の開口面の向きを変更可能としている
    請求項1乃至請求項12のいずれか1項に記載のペット用食器台。
  14. 請求項1乃至請求項13のいずれか1項に記載のペット用食器台と、
    前記ペットを支持するクッション体と、
    を備えたことを特徴とするペット介護用食事セット。
  15. 前記クッション体には、
    前記ペットを支持する高さを調節する高さ調節機構が備えられている
    請求項14に記載のペット介護用食事セット。
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