JP2018151837A - 広告出力装置、広告出力方法及び広告出力プログラム - Google Patents

広告出力装置、広告出力方法及び広告出力プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】広告の配信者にとって有用な広告を配信することを課題とする。【解決手段】広告出力装置は、ユーザの画像データを解析し、画像データに含まれる被写体を認識し、被写体情報ごとに、解析対象の画像データに被写体が出現する頻度を示す出現頻度データを生成する。広告出力装置は、広告を識別する広告識別情報と、広告データの出力対象とする条件として、被写体情報及び頻度の関係性を示す第1の対象条件情報と、広告データの出力毎に広告主が支払う費用の情報と、全ユーザのうち第1の対象条件情報に合致するユーザ数の情報とが対応付けられた広告対応データを取得する。広告出力装置は、出現頻度データが第1の対象条件情報を満たす広告識別情報を抽出し、費用の情報、及び、ユーザ数の情報のうち少なくとも一つに基づいて、抽出した広告識別情報を絞り込み、ユーザに対して出力する広告データを決定する。【選択図】図1

Description

本発明は、広告出力装置、広告出力方法及び広告出力プログラムに関する。
従来、広告の配信では、個人に対して最適な広告を配信することで費用対効果を高めたいという要求がある。例えば、個人に対して最適な広告を配信できるのであれば、ユーザにとって興味の低い広告が配信されることを削減できるし、広告のヒット率を向上させることができる。
ところで、デジタルカメラやカメラ付き携帯電話機、スマートフォン、フォトストレージサービス、SNS(Social Networking Service)等の普及により、多数の画像の蓄積が一般に行なわれている。そこで、最近では、蓄積された画像からユーザの属性情報を推定し、属性情報に応じた広告を配信する技術がある。
例えば、特許文献1(特開2002−15220号公報)や特許文献2(特開2009−210949号公報)では、画像を解析してユーザに関する属性情報を抽出し、抽出した属性情報に応じた広告を選択する技術が開示されている。
しかしながら、従来技術は、広告の配信者にとって有用な広告が配信されていない可能性があるという問題がある。具体的には、従来技術は、配信対象のユーザの属性情報に応じた広告情報を選択するため、ユーザにとっては有用な広告が配信されているかも知れないが、広告の配信者にとっては有用ではない可能性がある。例えば、広告の配信者にとっては、広告枠による収益をより向上できる広告が選択・配信されることが好ましい。この点、従来技術は、1枠の広告枠に対して、属性情報に応じた広告が複数存在する場合に、収益をより向上できる広告が選択されるとは限られず、広告の配信者にとっては有用な広告が配信されていない可能性がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、広告の配信者にとって有用な広告を配信することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、本発明に係る広告出力装置は、ユーザの画像データを解析し、前記画像データに含まれる被写体を認識する画像解析部と、認識された前記被写体の被写体情報ごとに、解析対象の前記画像データに該被写体が出現する頻度を示す出現頻度データを生成する生成部と、広告を識別する広告識別情報と、広告データの出力対象とする条件として、被写体情報及び頻度の関係性を示す第1の対象条件情報と、前記広告データの出力毎に広告主が支払う費用の情報と、全ユーザのうち前記第1の対象条件情報に合致するユーザ数の情報とが対応付けられた広告対応データを取得する広告対応データ処理部と、前記出現頻度データが前記第1の対象条件情報を満たす前記広告識別情報を抽出し、前記費用の情報、及び、前記ユーザ数の情報のうち少なくとも一つに基づいて、抽出した前記広告識別情報を絞り込み、前記ユーザに対して出力する広告データを決定する決定部とを有する。
本発明によれば、広告の配信者にとって有用な広告を配信することができるという効果を奏する。
図1は、実施の形態1に係る広告出力装置の機能構成例を示すブロック図である。 図2は、実施の形態1に係る画像データの被写体認識結果と頻度データとをグラフ化した例を示す図である。 図3は、実施の形態1に係るキーワードリストの例を示す図である。 図4は、実施の形態1に係る広告リストの例を示す図である。 図5は、実施の形態1に係る広告出力装置による全体処理の流れの例を示すフローチャートである。 図6は、実施の形態1に係る画像データ解析処理の流れの例を示すフローチャートである。 図7は、実施の形態1に係る画像認識処理において確度によって推定結果を絞り込む例を説明する図である。 図8は、実施の形態1に係る画像認識処理において確度によって推定結果を絞り込む例を説明する図である。 図9は、実施の形態1に係る解析結果と画像データとを対応付けて記憶する例を説明する図である。 図10は、実施の形態1に係る広告出力装置のハードウェア構成例を示すブロック図である。 図11は、実施の形態2に係る広告出力装置の機能構成例を示すブロック図である。 図12は、実施の形態2に係るユーザ情報DBに記憶されたユーザ情報の例を示す図である。 図13は、実施の形態2に係る広告リストの例を示す図である。 図14は、実施の形態2に係る広告出力装置による全体処理の流れの例を示すフローチャートである。 図15は、実施の形態3に係る広告出力装置の機能構成例を示すブロック図である。 図16は、実施の形態3に係るフォトブック作成処理の流れの例を示すフローチャートである。
以下に添付図面を参照して、本発明に係る広告出力装置、広告出力方法及び広告出力プログラムの実施の形態を説明する。なお、以下の実施の形態により本発明が限定されるものではない。また、各実施の形態は、内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることができる。
(実施の形態1)
図1を用いて、実施の形態1に係る広告出力装置100の機能構成を説明する。図1は、実施の形態1に係る広告出力装置100の機能構成例を示すブロック図である。
図1に示すように、広告出力装置100は、画像取得部101と、画像解析部102と、生成部103と、広告リスト処理部104と、決定部105と、広告データ取得部106と、広告データ出力部107とを有する。また、広告出力装置100は、ネットワークを介して、ユーザ情報DB10や広告DB20と接続される。なお、ユーザ情報DB10及び広告DB20は、一部又は全てを共通のデータベースとして使用されても良い。ネットワークは、有線回線であっても良いし無線回線であっても良い。
ユーザ情報DB10には、ユーザによって撮影(取得)された画像データが蓄積される。ユーザDB10は、大容量の記憶装置である。例えば、ユーザ情報DB10には、デジタルカメラやカメラ付携帯電話機、スマートフォン等の撮影装置によって撮影された画像データが蓄積される。また、ユーザ情報DB10には、スキャナ機器等によって取り込まれた画像データが蓄積される。また、ユーザ情報DB10には、ユーザがアクセスを許可することで、ホームページやSNS等にアップロードされた画像データが蓄積される。ユーザ情報DB10は、蓄積された画像データをユーザごとに管理する。ユーザは、ユーザIDやパスワード等を入力することで、該ユーザIDに対応する画像データにアクセスすることが可能となる。広告DB20には、広告リストと広告データとが格納される。なお、広告リストの詳細については後述する。
画像取得部101は、ユーザ情報DB10から広告データの配信対象となるユーザの画像データを取得する。画像解析部102は、ユーザの画像データを解析し、画像データに含まれる被写体を認識する。より具体的には、画像解析部102は、画像取得部101によって取得された画像データに対して、顔属性認識処理や一般物体・シーン認識処理、OCR(Optical Character Recognition)等の画像認識処理を実施する。例えば、顔属性認識処理では、画像データに含まれる(複数の)顔が認識され、被写体の性別や年齢、感情等が推定される。一般物体・シーン認識処理では、画像データに含まれる物体やシーンが何であるかが推定される。一般物体・シーン認識の例としては、動物やペット、犬、山、車、企業・ブランドのロゴタイプ、アニメ・漫画のキャラクタ、ランドマーク等が挙げられる。OCRでは、画像データに含まれる文字(例えば、看板の文字等)が認識される。
生成部103は、認識された被写体の被写体情報ごとに、解析対象の画像データに該被写体が出現する頻度を示す出現頻度データを生成する。図2は、実施の形態1に係る画像データの被写体認識結果と頻度データとをグラフ化した例を示す図である。図2に示すように、生成部103は、画像解析部102によって認識された被写体について、性別、年代、性別×年代、感情、シーン・物体、及び、OCR等の被写体情報の頻度データをグラフ化する。図3は、実施の形態1に係るキーワードリストの例を示す図である。図3に示すように、生成部103は、図2に示したグラフをもとに、認識された被写体を「キーワード」として、キーワードが出現する頻度を対応付けたキーワードリストを生成する。キーワードリストは、図2に示したグラフにおいて、頻度データが1以上となっているキーワードをピックアップしてリスト化したものである。
詳細には、生成部103は、画像解析部102によって実施された顔属性認識処理の結果から、ユーザの画像データ内に、男性が含まれている頻度データと、女性が含まれている頻度データとを計算する。ここで、生成部103は、1枚の画像データ内に、男性又は女性が2人以上含まれている場合には、認識した人数分をカウントする。そして、生成部103は、顔属性認識処理の結果から、年代の頻度データを計算する。図2及び図3では、年代について、0〜3歳、4〜12歳、13〜19歳、20〜34歳、35〜49歳、50歳以上といった6のカテゴリに分けた場合を例に挙げた。年代は、例示したカテゴリに限定されるものではない。例えば、年代については、より細かく区切るようにしても良いし、より粗く区切るようにしても良い。また、広告主の顧客ターゲット層が明確である場合(例えば、4〜6歳をターゲットとしている場合)は、その区切り方に合わせても良い。
続いて、生成部103は、ユーザの特性や嗜好をより詳細に解析するために、性別や年代だけではなく、性別×年代別に被写体の頻度データを計算する。図2及び図3では、性別×年代について、男性0〜3歳、女性0〜3歳、男性4〜12歳、女性4〜12歳、男性13〜19歳、女性13〜19歳、男性20〜34歳、女性20〜34歳、男性35〜49歳、女性35〜49歳、男性50歳以上、女性50歳以上といった12のカテゴリに分けた場合を例に挙げた。性別×年代は、例示したカテゴリに限定されるものではない。例えば、性別×年代については、より細かく年齢を区切るようにしても良いし、より粗く年齢を区切るようにしても良い。また、広告主の顧客ターゲット層が明確である場合(例えば、18〜22歳の女性をターゲットとしている場合)は、その区切り方に合わせても良い。
その後、生成部103は、顔属性認識処理の結果から、感情の頻度データを計算する。例えば、頻度データを算出する区分けは、感情の認識で推定されたカテゴリ単位としても良いし、類似する感情を統合して新たなカテゴリを作成するようにしても良い。そして、生成部103は、顔属性認識処理の結果に次いで、一般物体・シーン認識処理の結果から、ユーザの画像データ内に含まれているシーンや物体の頻度データを計算する。例えば、シーン・物体の頻度データを算出する区分けは、一般物体・シーン認識処理で推定されたカテゴリ単位としても良いし、共通するものや類似するものを統合して新たなカテゴリを作成するようにしても良い。例を挙げると、「犬」、「猫」、「ハムスター」、「うさぎ」それぞれを統合して、「ペット」というカテゴリを作成しても良い。
続いて、生成部103は、一般物体・シーン認識処理の結果に次いで、OCRの結果から、ユーザの画像データ内に含まれているテキスト(文字列)の頻度データを計算する。例えば、生成部103は、OCRで認識されたテキストをそのまま使用するのではなく、単語単位に分割したうえで頻度データを計算する。日本語等の単語単位への分割は、形態素解析処理を実施すれば良い。
その後、生成部103は、生成したキーワードリストを、ユーザを識別するユーザ識別情報(例えば、ユーザID)に対応付けて、ユーザ情報DB10に格納する。
広告リスト処理部104は、広告DB20から広告リストを取得し、生成部103によって生成されたキーワードリストをもとに広告リストを更新する。かかる広告リスト処理部104は、「広告対応データ処理部」に対応する。また、広告リストは、「広告対応データ」に対応する。例えば、広告リストは、広告を識別する広告識別情報と、広告データの出力対象とする条件として、被写体情報及び頻度の関係性を示す対象条件情報と、広告データの出力毎に広告主が支払う費用の情報と、全ユーザのうち対象条件情報に合致するユーザ数の情報とが対応付けられたリストである。
図4は、実施の形態1に係る広告リストの例を示す図である。図4に示すように、広告リストには、広告を識別する「広告ID」と、広告データの広告主を識別する「広告主ID」と、広告データを識別する「広告原稿ID」と、広告データの配信対象としたいユーザの特性や嗜好を表すキーワード条件である「対象者の条件」と、広告データを1ユーザに配信した際に広告主が支払う費用である「1ユーザあたりの費用」と、キーワード条件を満たすユーザ数である「該当ユーザ数」との情報が対応付けられている。
これらのうち、広告IDは上述した「広告識別情報」に対応し、対象者の条件は上述した「対象条件情報」に対応し、1ユーザあたりの費用は上述した「費用の情報」に対応し、該当ユーザ数は上述した「ユーザ数の情報」に対応する。なお、対象者の条件は、「第1の対象条件情報」に対応する。ここで、広告IDが「A002」、「A003」である広告は、広告データや広告主は同一(広告原稿IDが「C002」、広告主IDが「B001」)であるが、対象者の条件が異なるため別の広告として識別するようにしている。加えて、広告IDが「A002」、「A003」である広告のように、広告データが同一であっても、1ユーザあたりの費用が異なる場合も有り得る。
対象者の条件について、広告主は、広告を配信したい対象者(ターゲット)の特性や嗜好に該当するキーワードの条件を指定できる。例えば、広告主は、キーワードの出現頻度の設定や、複数の条件を“and”(論理積)や“or”(論理和)で接合することができる。このように、対象者の条件は、被写体情報及び頻度の関係性を示している。
例えば、子供服を販売する企業が広告主で、4〜12歳の男の子がいるユーザに男の子向けのキャラクタAがプリントされた子供服の広告を配信したいものとする。かかる場合、対象者の条件には、「“男性4〜12歳>=1”and“キャラクタA>=1”」が指定される。また、例えば、子供服を販売する企業が広告主で、4〜12歳の女の子がいるユーザに女の子向けのキャラクタBがプリントされた子供服の広告を配信したいものとする。かかる場合、対象者の条件には、「“女性4〜12歳>=1”and“キャラクタB>=1”」が指定される。後述するように、条件に合致するユーザに対しては、対応する広告データが配信される可能性がある。広告出力装置100は、ユーザの特性や嗜好に合った広告データを配信することが可能となり、的外れな広告データの配信を削減するとともに、ヒット率を向上させることができる。
該当ユーザ数について、広告リスト処理部104は、ユーザ情報DB10に保存されたユーザの中で、広告リストの「対象者の条件」を満たすユーザ数をカウントして記録(更新)する。例えば、広告リスト処理部104は、生成部103によって生成された全ユーザのキーワードリストを取得し、広告リストの「対象者の条件」を満たすユーザ数をカウントする。該当ユーザ数の算出タイミングは、広告リストを広告DB20に保存するタイミングの1回だけに限られるものではない。例えば、広告リスト処理部104は、ユーザ情報DB10が更新されるタイミングで「該当ユーザ数」を適宜算出するようにしても良い。
図1に戻り、決定部105は、生成部103によって生成されたキーワードリストと、広告リスト処理部104によって更新された広告リストとに基づいて、出力する広告データを決定する。より具体的には、決定部105は、生成部103によって生成されたキーワードリスト(キーワードとその頻度)が、広告リスト処理部104によって取得・更新された広告リストの「対象者の条件」を満たす広告IDを抽出する。ここで、決定部105は、抽出した広告IDの数が配信可能な広告の上限数よりも多い場合に、以下で説明する条件に従って、広告IDの絞り込みを行なう。
例えば、決定部105は、広告IDの絞り込みに際し、費用(1ユーザあたりの費用)が高い広告IDを優先して絞り込む。つまり、決定部105は、キーワードリストが対象者の条件を満たす広告IDを抽出することで、広告主や配信対象のユーザにとって有用な広告となる広告IDを抽出する。さらに、決定部105は、配信可能な広告上限数よりも多くの広告IDが抽出された場合に、費用(1ユーザあたりの費用)が高い広告IDを優先してさらに絞り込むことで、配信者にとってより収益の高い広告IDを選定することが可能となる。換言すると、広告出力装置100は、広告主や配信対象のユーザ、配信者にとって有用な広告を配信することができる。
また、例えば、決定部105は、広告IDの絞り込みに際し、ユーザ数(該当ユーザ数)が少ない広告IDを優先して絞り込む。つまり、決定部105は、キーワードリストが対象者の条件を満たす広告IDを抽出することで、広告主や配信対象のユーザにとって有用な広告となる広告IDを抽出する。さらに、決定部105は、配信可能な広告上限数よりも多くの広告IDが抽出された場合に、ユーザ数(該当ユーザ数)が少ない広告IDを優先してさらに絞り込むことで、広告を配信する機会が失われることを抑制することが可能となる。広告の配信者にとっては、広告主が配信したい広告が配信されないことは避けたいため、該当ユーザ数が少ない広告IDを優先することは、広告主を広く囲い込むことに繋がり有用である。換言すると、広告出力装置100は、広告主や配信対象のユーザ、配信者にとって有用な広告を配信することができる。
なお、広告IDの絞り込みは、費用(1ユーザあたりの費用)と、ユーザ数(該当ユーザ数)との情報を組み合わせて実現しても良い。例えば、決定部105は、広告IDの絞り込みの結果、費用が同額の広告IDが存在する場合、ユーザ数がより少ない広告IDを優先する。また、決定部105は、広告IDの絞り込みの結果、ユーザ数が同一の広告IDが存在する場合、費用がより高い広告IDを優先する。
広告データ取得部106は、出力する広告データを取得する。より具体的には、広告データ取得部106は、決定部105によって決定された広告IDに対応する広告データを、広告DB20から取得する。上述したように、広告リストには、広告IDに対応する広告原稿IDが存在する(図4参照)。従って、広告データ取得部106は、広告原稿IDに対応する広告データを広告DB20から取得すれば良い。
広告データ出力部107は、広告データを出力する。より具体的には、広告データ出力部107は、広告データ取得部106によって取得された広告データを、該当するユーザに対して出力する。例えば、広告データの出力は、ユーザが所持する端末に広告として表示するために配信したり、クーポンとして送信したりすれば良い。
次に、図5を用いて、実施の形態1に係る広告出力装置100による全体処理を説明する。図5は、実施の形態1に係る広告出力装置100による全体処理の流れの例を示すフローチャートである。
図5に示すように、広告出力装置100は、ユーザ情報DB10から、広告データの配信対象となるユーザの画像データを取得する(ステップS101)。そして、広告出力装置100は、取得した画像データを解析する(ステップS102)。なお、画像データの解析の詳細については後述する。続いて、広告出力装置100は、画像データの解析結果から、ユーザの特性や嗜好を表すキーワードリストを生成する(ステップS103)。
その後、広告出力装置100は、広告DB20から広告リストを取得し、生成したキーワードリストをもとに、広告リストを更新する(ステップS104)。そして、広告出力装置100は、キーワードリストと、広告リストとに基づいて、出力する広告データ(広告ID)を決定する(ステップS105)。続いて、広告出力装置100は、決定した広告データを取得する(広告IDに対応する広告原稿IDをもとに、広告DB20から広告データを取得する)(ステップS106)。そして、広告出力装置100は、取得した広告データを該当するユーザの端末等に出力する(ステップS107)。
次に、図6を用いて、実施の形態1に係る画像データ解析処理を説明する。図6は、実施の形態1に係る画像データ解析処理の流れの例を示すフローチャートである。なお、図6に示すフローチャートは、図5に示したステップS102における処理の詳細である。
図6に示すように、広告出力装置100は、ユーザ情報DB10から対象ユーザの画像データを1枚取得する(ステップS201)。そして、広告出力装置100は、取得した画像データが解析済みであるか否かを判定する(ステップS202)。このとき、広告出力装置100は、解析済みである場合に(ステップS202:Yes)、ステップS205の処理を実行する。一方、広告出力装置100は、解析済みでない場合に(ステップS202:No)、画像データに画像認識処理を実施し、画像データに含まれる被写体を認識する(ステップS203)。
例えば、広告出力装置100は、顔属性認識処理や一般物体・シーン認識処理、OCR等の画像認識処理を実行する。上述したように、広告出力装置100は、画像認識処理によって、被写体の性別や年齢、感情の推定、物体やシーンの推定、文字の推定を行なう。ここで、顔属性認識による感情の推定結果は1種類とは限られないため、複数の推定結果を使用しても良い。そこで、広告出力装置100は、推定結果の確からしさを表す確度を使用し、確度が閾値以上の推定結果のみを使用するようにしても良い。
図7は、実施の形態1に係る画像認識処理において確度によって推定結果を絞り込む例を説明する図である。図7に示すように、広告出力装置100は、顔属性認識による感情の推定結果に対し、「喜び」という推定結果の確度が閾値以上であるため、「喜び」という感情の推定結果のみを使用する。例えば、閾値は、経験的に決められた所定値を用いる方法や、確度が高い上位N個(例えば、N=1等)となるように決定する方法が挙げられる。
また、一般物体・シーン認識の推定結果についても1種類とは限られないため、複数の推定結果を使用しても良い。同様に、広告出力装置100は、推定結果の確度を使用し、確度が閾値以上の推定結果のみを使用するようにしても良い。図8は、実施の形態1に係る画像認識処理において確度によって推定結果を絞り込む例を説明する図である。図8に示すように、広告出力装置100は、一般物体・シーン認識による推定結果に対し、「猫」という物体の推定結果の確度が閾値未満であるため、「猫」という物体の推定結果は使用しない。例えば、閾値は、経験的に決められた所定値を用いる方法や、確度の上位N個(例えば、N=5等)となるように決定する方法が挙げられる。
続いて、広告出力装置100は、画像データの解析結果を、該画像データと対応付けて記憶する(ステップS204)。図9は、実施の形態1に係る解析結果と画像データとを対応付けて記憶する例を説明する図である。図9に示すように、広告出力装置100は、ユーザを識別する「ユーザID」と、画像データのファイル名称を示す「画像ファイル名」と、画像認識処理の種類を示す「認識種類」と、認識種類の解析結果の一つを示す「認識結果1」、「認識結果2」とを対応付けて記憶する。
例えば、図9に示すように、認識種類には、「顔属性認識(性別・年齢)」、「顔属性認識(感情)」、「一般物体・シーン認識」、「OCR」の4種類が挙げられる。また、例えば、認識結果1には、認識種類が「顔属性認識(性別・年齢)」である場合、「性別(男性又は女性)」が記述される。但し、認識結果1には、認識種類が「顔属性認識(性別・年齢)」であっても、顔を認識できなかった場合には「なし」が記述される。また、例えば、認識結果1には、認識種類が「顔属性認識(感情)」である場合、認識された「感情カテゴリ」が記述される。但し、認識結果1には、認識種類が「顔属性認識(感情)」であっても、顔を認識できなかった場合には「なし」が記述される。また、例えば、認識結果1には、認識種類が「一般物体・シーン認識」である場合、認識された物体やシーンが記述される。但し、認識結果1には、認識種類が「一般物体・シーン認識」であっても、認識できなかった場合には「なし」が記述される。また、例えば、認識結果1には、認識種類が「OCR」である場合、「言語種類(日本語や英語等)」が記述される。但し、認識結果1には、認識種類が「OCR」であっても、テキストを認識できなかった場合は「なし」が記述される。
また、例えば、認識結果2には、認識種類が「顔属性認識(性別・年齢)」である場合、「年齢」が記述される。但し、認識結果2には、認識種類が「顔属性認識(性別・年齢)」であっても、顔を認識できなかった場合には「なし」が記述される。また、例えば、認識結果2には、認識種類が「顔属性認識(感情)」である場合、認識結果1に記述された感情の「確度」が記述される。但し、認識結果2には、認識種類が「顔属性認識(感情)」であっても、顔を認識できなかった場合には「なし」が記述される。また、例えば、認識結果2には、認識種類が「一般物体・シーン認識」である場合、認識結果1に記述された物体又はシーンの「確度」が記述される。但し、認識結果2には、認識種類が「一般物体・シーン認識」であっても、認識できなかった場合には「なし」が記述される。また、例えば、認識結果2には、認識種類が「OCR」である場合、「テキスト内容(OCR結果)」が記述される。但し、認識結果2には、認識種類が「OCR」であっても、テキストを認識できなかった場合は「なし」が記述される。
なお、広告出力装置100は、図9に示した情報以外にも、画像ファイルのメタデータ(例えば、撮影日時や撮影場所、撮影機種等の画像ファイルに関する付加的情報)や、画像ファイルをユーザ情報DB10に保存した日時等も記録しても良い。つまり、広告出力装置100は、画像ファイルのメタデータを、解析結果の一つとしてユーザ情報DB10に保存しても良い。これにより、広告出力装置100は、画像認識だけでは推定が困難なユーザの特性を推定することができる。
その後、広告出力装置100は、対象となる画像データ全てを解析したか否かを判定する(ステップS205)。このとき、広告出力装置100は、未解析の画像データが存在する場合に(ステップS205:No)、ステップS201の処理に戻り、ユーザ情報DB10から次の画像データ1枚を取得する。一方、広告出力装置100は、画像データ全てを解析した場合に(ステップS205:Yes)、画像データ解析処理を終了する。
ユーザの画像データの解析処理は、該ユーザが所持する画像データ全てを対象にしなくても良い。例えば、広告出力装置100は、ユーザ情報DB10に保存された画像データのうち、直近の1ヶ月に保存された画像データを対象としても良いし、直近に保存された所定枚数(例えば、20枚等)の画像データを対象としても良い。ユーザの特性や嗜好は、時間の経過とともに変化することが考えられるため、直近に保存された画像データを解析処理の対象とすることで、ユーザの直近の特性や嗜好を反映した広告を配信することが可能となる。また、これらの他にも、前回にユーザに対して広告を配信した後に保存された画像データを対象としても良い。かかる場合は、前回とは異なる内容の広告を配信することができる可能性があり、同一ユーザに類似する広告を配信することを抑制することができる。なお、画像データ解析処理は、ユーザ情報DB10に画像データが保存されるタイミングで処理が実施されることを基本とするが、それ以外のタイミングで処理が実施されても良い。
次に、図10を用いて、実施の形態1に係る広告出力装置100のハードウェア構成を説明する。図10は、実施の形態1に係る広告出力装置100のハードウェア構成例を示すブロック図である。
図10に示すように、広告出力装置100は、CPU(Central Processing Unit)32と、ROM(Read Only Memory)33と、RAM(Random Access Memory)34と、接続I/F35と、通信I/F36とを有する。上記各部は、バス31によって相互に接続される。CPU32は、RAM34を作業領域としてROM33等に格納されたプログラムを実行することで、広告出力装置100の動作を統括的に制御する。接続I/F35は、広告出力装置100に接続される機器とのインタフェースである。通信I/F36は、ネットワークを介して他の情報処理装置と通信を行なうためのインタフェースである。
図1で説明した広告出力装置100の各機能は、CPU32において所定のプログラム(広告出力プログラム)が実行されることで実現される。広告出力プログラムは、記録媒体を経由して取得されるものでも良いし、ネットワークを経由して取得されるものでも良いし、ROM等に組み込まれて提供されるものでも良い。処理に際して参照・更新されるデータは、RAM34等に保持される。
また、広告出力装置100で実行される広告出力プログラムは、一つの様態として、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記憶されて提供される。また、広告出力装置100で実行される広告出力プログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するようにしても良い。また、広告出力装置100で実行される広告出力プログラムを、インターネット等のネットワーク経由で提供又は配布するように構成しても良い。
上述したように、広告出力装置100は、ユーザの画像データの画像認識処理結果をもとに、広告主が指定する条件を満たす広告を抽出し、1ユーザあたりの費用が高い広告や、該当ユーザが少ない広告を優先して、さらに絞り込みを行なうことで、ユーザに対して出力する広告データを決定する。この結果、広告出力装置100は、広告の配信対象のユーザや広告主だけではなく、広告の配信者にとっても有用な広告を配信することができる。
(実施の形態2)
上記実施の形態1では、ユーザの画像データに対する画像認識結果を使用して、出力する広告を選定する場合を例に挙げた。出力する広告の選定はこれに限られるものではない。実施の形態2では、さらにユーザ情報を使用して出力する広告を選定する場合を説明する。なお、実施の形態2では、実施の形態1に係る広告出力装置100と同様の構成については同一の符号を付し、その詳細な説明を省略する場合がある。
図11を用いて、実施の形態2に係る広告出力装置200の機能構成を説明する。図11は、実施の形態2に係る広告出力装置200の機能構成例を示すブロック図である。
図11に示すように、広告出力装置200は、画像取得部101と、画像解析部102と、生成部103と、広告リスト処理部204と、決定部205と、広告データ取得部106と、広告データ出力部107と、ユーザ情報取得部208とを有する。また、広告出力装置200は、ネットワークを介して、ユーザ情報DB10aや広告DB20aと接続される。なお、ユーザ情報DB10a及び広告DB20aは、一部又は全てを共通のデータベースとして使用されても良い。ネットワークは、有線回線であっても良いし無線回線であっても良い。
ユーザ情報DB10aには、ユーザによって撮影(取得)された画像データや、画像データ以外のユーザに関する情報が蓄積される。図12は、実施の形態2に係るユーザ情報DB10aに記憶されたユーザ情報の例を示す図である。図12に示すように、ユーザ情報DB10aには、ユーザの住所や世帯構成、ユーザの趣味や嗜好情報、広告配信後のユーザの行動や購買履歴情報等が記憶される。より具体的には、ユーザ情報DB10aは、ユーザを識別する「ユーザID」と、ユーザ情報の種類を識別する「情報種類」と、ユーザ情報の内容を示す「情報内容」との情報を対応付けて記憶する。これらの情報は、例えば、アンケート等を行なうことによって取得される。
広告配信後のユーザの行動や購買履歴情報は、配信した広告がインターネット上の配給経路を通じた電子広告である場合に、広告がクリックされたことを示す情報を取得することで得られる。一方、広告配信後のユーザの行動や購買履歴情報は、配信した広告がインターネット上の配給経路を通じた電子広告でない場合に、広告に二次元コード等のIDを付与することで、該ユーザが二次元コードを携帯電話機やスマートフォン等から読み取り、広告主のECサイトへアクセスしたことを示す情報を取得することで得られる。このほか、広告配信後のユーザの行動や購買履歴情報は、該ユーザが実店舗に広告を持参し、広告主が該広告を二次元コード等のIDを読み取ることで、どのユーザに出力した広告が使用されたかを把握できる。
ユーザ情報取得部208は、ユーザ情報DB10aから、ユーザに関する情報を取得する。より具体的には、ユーザ情報取得部208は、ユーザ情報DB10aから、画像データ以外の、ユーザの住所や世帯構成、ユーザの趣味や嗜好情報、広告配信後のユーザの行動や購買履歴情報等を取得する。
広告リスト処理部204は、広告DB20aから広告リストを取得し、生成部103によって生成されたキーワードリストと、ユーザ情報取得部208によって取得されたユーザに関する情報とに基づいて、広告リストを更新する。例えば、広告リストには、実施の形態1に係る広告リストの情報に加えて、広告データの配信対象としたいユーザに関する情報を表すキーワード条件である「対象者の条件(画像以外)」の情報が対応付けられている。
図13は、実施の形態2に係る広告リストの例を示す図である。図13に示すように、広告リストには、広告を識別する「広告ID」と、広告データの広告主を識別する「広告主ID」と、広告データを識別する「広告原稿ID」と、広告データの配信対象としたいユーザの特性や嗜好を表すキーワード条件である「対象者の条件(画像)」と、広告データの配信対象としたいユーザに関する情報を表すキーワード条件である「対象者の条件(画像以外)」と、広告データを1ユーザに配信した際に広告主が支払う費用である「1ユーザあたりの費用」と、キーワード条件を満たすユーザ数である「該当ユーザ数」との情報が対応付けられている。実施の形態2において、対象者の条件(画像)は「第1の対象条件情報」に対応し、対象者の条件(画像以外)は「第2の対象条件情報」に対応する。
対象者の条件について、広告主は、広告を配信したい対象者(ターゲット)のユーザ情報に該当するキーワードの条件をさらに指定できる。つまり、実施の形態2では、実施の形態1で説明した「対象者の条件(画像)」に加えて、「対象者の条件(画像以外)」が用いられる。例えば、子供服を販売する企業が広告主で、A県B市に住む4〜12歳の男の子がいるユーザに男の子向けのキャラクタAがプリントされた子供服の広告を配信したいものとする。かかる場合、対象者の条件(画像)には、「“男性4〜12歳>=1”and“キャラクタA>=1”」が指定され、対象者の条件(画像以外)には、「“住所==A県B市”」が指定される。これらの条件に合致するユーザに対しては、対応する広告データが配信される可能性がある。広告出力装置200は、ユーザの特性や嗜好に合うとともに、ユーザ情報に合致する広告データを配信することが可能となり、的外れな広告データの配信をより削減できるとともに、ヒット率をより向上させることができる。
該当ユーザ数について、広告リスト処理部204は、ユーザ情報DB10aに保存されたユーザの中で、広告リストの「対象者の条件(画像)」と「対象者の条件(画像以外)」とを満たすユーザ数をカウントして記録(更新)する。例えば、広告リスト処理部204は、生成部103によって生成された全ユーザのキーワードリストと、ユーザ情報取得部208によって取得された全ユーザのユーザ情報とから、広告リストの「対象者の条件(画像)」及び「対象者の条件(画像以外)」を満たすユーザ数をカウントする。該当ユーザ数の算出タイミングは、広告リストを広告DB20aに保存するタイミングの1回だけに限られるものではない。例えば、広告リスト処理部204は、ユーザ情報DB10aが更新されるタイミングで「該当ユーザ数」を適宜算出するようにしても良い。
決定部205は、生成部103によって生成されたキーワードリストと、ユーザ情報取得部208によって取得されたユーザ情報と、広告リスト処理部204によって更新された広告リストとに基づいて、出力する広告データを決定する。より具体的には、決定部205は、生成部103によって生成されたキーワードリストと、ユーザ情報取得部208によって取得されたユーザ情報とが、広告リスト処理部204によって取得・更新された広告リストの「対象者の条件(画像)」、「対象者の条件(画像以外)」を満たす広告IDを抽出する。ここで、決定部205は、抽出した広告IDの数が配信可能な広告の上限数よりも多い場合に、実施の形態1と同様に、広告IDの絞り込みを行なう。
次に、図14を用いて、実施の形態2に係る広告出力装置200による全体処理を説明する。図14は、実施の形態2に係る広告出力装置200による全体処理の流れの例を示すフローチャートである。なお、図14に示すステップS301〜ステップS303は、図5に示すステップS101〜ステップS103で説明した処理と同様である。また、図14に示すステップS307とステップS308とは、図5に示すステップS106とステップS107とで説明した処理と同様である。
図14に示すように、広告出力装置200は、ユーザ情報DB10aからユーザ情報を取得する(ステップS304)。そして、広告出力装置200は、広告DB20aから広告リストを取得し、生成したキーワードリストと、取得したユーザ情報とをもとに、広告リストを更新する(ステップS305)。続いて、広告出力装置200は、キーワードリストと、ユーザ情報と、広告リストとに基づいて、出力する広告データを決定する(ステップS306)。
上述したように、広告出力装置200は、ユーザ情報を使用して出力する広告を選定するので、例えば居住地域限定の広告や、広告のヒット率が高くなると考えられるユーザに対して広告を選定することができる。
(実施の形態3)
上記実施の形態1では、ユーザの画像データに対する画像認識結果を使用して、出力する広告を選定する場合を例に挙げた。また、上記実施の形態2では、さらに、ユーザに関する情報を使用して、出力する広告を選定する場合を例に挙げた。実施の形態3では、ユーザのフォトブックの印刷に合わせて、ユーザに合わせた広告を出力する場合を説明する。なお、実施の形態3では、実施の形態1に係る広告出力装置100と同様の構成については同一の符号を付し、その詳細な説明を省略する場合がある。
図15を用いて、実施の形態3に係る広告出力装置300の機能構成を説明する。図15は、実施の形態3に係る広告出力装置300の機能構成例を示すブロック図である。
図15に示すように、広告出力装置300は、画像取得部101と、画像解析部102と、生成部103と、広告リスト処理部104と、決定部105と、広告データ取得部106と、広告データ出力部107と、フォトブック作成部309と、フォトブック出力部310とを有する。また、広告出力装置300は、ネットワークを介して、ユーザ情報DB10や広告DB20と接続される。なお、ユーザ情報DB10及び広告DB20は、一部又は全てを共通のデータベースとして使用されても良い。ネットワークは、有線回線であっても良いし無線回線であっても良い。
フォトブック作成部309は、画像解析部102によって解析された各画像データの被写体認識結果に基づいてフォトブックデータを作成する。フォトブックは、サイズやページ数等によって、使用可能な画像データやレイアウトが予め決められており、選定できる画像データの数には限度がある。そこで、フォトブック作成部309は、一般物体・シーン認識処理の結果から、フォトブックの各ページに、類似する物体・シーンが含まれるように画像データを選定する。例えば、フォトブック作成部309は、山のシーンが含まれる画像データを選定したり、海のシーンが含まれる画像データを選定したりする。これにより、フォトブック作成部309は、山のシーンを中心としたページ、海のシーンを中心としたページ等のように、各ページに対してシーンごとに分けられたフォトブックデータを作成することが可能となる。
また、例えば、フォトブック作成部309は、顔属性認識処理の結果から、フォトブックの各ページに、「喜び」という感情が推定された画像データを選定する。これにより、広告出力装置300は、笑顔の多いフォトブックデータを作成することが可能となる。なお、フォトブック作成部309は、一般物体・シーンと同様に、類似する感情が含まれるように画像データを選定しても良い。また、フォトブック作成部309は、画像データのメタデータを使用して、画像データの撮影日ごとや撮影場所ごとに、フォトブックの各ページの画像データを選定しても良い。フォトブック作成部309によって選定された画像データについては、選定後にユーザに選び直させても良い。また、先にユーザに画像データを選択してもらったうえで、フォトブック作成部309に選定(並び替え)させても良い。
フォトブック作成部309は、フォトブックの各ページに使用する画像データの選定後、画像データをレイアウトしてフォトブックの電子データ(フォトブックデータ)を作成する。例えば、レイアウトについては、顔属性認識処理の結果から、認識された顔の大きさが大きい順に、画像データを大きくレイアウトする方法や、「喜び」という感情の確度が高い画像データから順に大きくレイアウトする方法がある。このほか、レイアウトについては、物体・シーン認識の確度が高いものから順にレイアウトする方法や、ランダムにレイアウトする方法でも良い。また、レイアウトは、上述した各種レイアウト方法を組み合わせても良い。なお、レイアウトについても、フォトブック作成部309によるレイアウト後にユーザにレイアウトを変更させても良いし、先にユーザにレイアウトさせたものを使用しても良い。
フォトブック出力部310は、フォトブック作成部309によって作成されたフォトブックデータを出力する。例えば、フォトブック出力部310によって出力されたフォトブックデータは、フォトブックデータを印刷可能な印刷装置(画像形成装置)に渡される。かかる印刷装置は、広告データ出力部107によって出力された広告データも受け付ける。広告データ及びフォトブックデータを受け付けた印刷装置では、広告データとフォトブックデータとが印刷出力される。
次に、図16を用いて、実施の形態3に係るフォトブック作成処理を説明する。図16は、実施の形態3に係るフォトブック作成処理の流れの例を示すフローチャートである。なお、図16に示すステップS401及びステップS402は、図5に示すステップS101及びステップS102で説明した処理と同様である。また、図16では、図5で説明した全体処理の流れについては省略する。
図16に示すように、広告出力装置300は、画像データの被写体認識結果から、フォトブックの各ページで使用する画像データを選定する(ステップS403)。そして、広告出力装置300は、選定された画像データを各ページにレイアウトして、フォトブックの電子データ(フォトブックデータ)を作成する(ステップS404)。その後、広告出力装置300は、作成したフォトブックデータを印刷装置等に出力する(ステップS405)。
上述したように、広告出力装置300は、広告データと、画像データの解析結果をもとに作成したフォトブックデータとを印刷装置に出力する。この結果、広告出力装置300は、フォトブックの印刷費用を広告費用で還元することが可能となり、広告主だけではなくユーザにとってもさらにメリットが生じる。例えば、ユーザは、無償又は低価格でフォトブックを受け取ることが可能となる。従って、ユーザ情報DB10には、より積極的に画像データが蓄積されることが考えられる。ユーザによって積極的な画像データの蓄積が行なわれることで、該ユーザにとっては、特性や嗜好の推定確度が高まり、より効果的な広告が配信されることになる。
また、上記文書中や図面中等で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各種のデータやパラメータ等を含む情報は、特記する場合を除いて任意に変更することができる。また、図示した装置の各構成要素は、機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、装置の分散又は統合の具体的形態は、図示のものに限られず、その全部又は一部を各種の負担や使用状況等に応じて、任意の単位で機能的又は物理的に、分散又は統合することができる。
例えば、図15に示した広告データ出力部107と、フォトブック出力部310とを、広告データ取得部106によって取得された広告データと、フォトブック作成部309によって作成されたフォトブックデータとを受け取り、広告データ及びフォトブックデータを印刷装置(画像形成装置)に出力する「データ出力部」として統合しても良い。
10 ユーザ情報DB
20 広告DB
100 広告出力装置
101 画像取得部
102 画像解析部
103 生成部
104 広告リスト処理部
105 決定部
106 広告データ取得部
107 広告データ出力部
特開2002−15220号公報 特開2009−210949号公報

Claims (12)

  1. ユーザの画像データを解析し、前記画像データに含まれる被写体を認識する画像解析部と、
    認識された前記被写体の被写体情報ごとに、解析対象の前記画像データに該被写体が出現する頻度を示す出現頻度データを生成する生成部と、
    広告を識別する広告識別情報と、広告データの出力対象とする条件として、被写体情報及び頻度の関係性を示す第1の対象条件情報と、前記広告データの出力毎に広告主が支払う費用の情報と、全ユーザのうち前記第1の対象条件情報に合致するユーザ数の情報とが対応付けられた広告対応データを取得する広告対応データ処理部と、
    前記出現頻度データが前記第1の対象条件情報を満たす前記広告識別情報を抽出し、前記費用の情報、及び、前記ユーザ数の情報のうち少なくとも一つに基づいて、抽出した前記広告識別情報を絞り込み、前記ユーザに対して出力する広告データを決定する決定部と
    を有することを特徴とする広告出力装置。
  2. 前記決定部は、前記広告識別情報の絞り込みに際し、前記費用が高い広告識別情報を優先することを特徴とする請求項1に記載の広告出力装置。
  3. 前記決定部は、前記広告識別情報の絞り込みに際し、前記ユーザ数が少ない広告識別情報を優先することを特徴とする請求項1又は2に記載の広告出力装置。
  4. 前記画像解析部は、性別、年齢、感情、物体、シーン及び文字を表す被写体情報のうち少なくとも一つを推定することを特徴とする請求項1〜3の何れか一つに記載の広告出力装置。
  5. 前記第1の対象条件情報は、被写体情報及び頻度の関係性それぞれを、論理積及び論理和の少なくとも一つで接合した情報であることを特徴とする請求項1〜4の何れか一つに記載の広告出力装置。
  6. 前記画像解析部は、認識した前記被写体の確からしさを示す確度情報をもとに、前記被写体情報を絞り込むことを特徴とする請求項1〜5の何れか一つに記載の広告出力装置。
  7. 前記画像解析部は、前記画像データに関する付加的情報を解析結果の一つとすることを特徴とする請求項1〜6の何れか一つに記載の広告出力装置。
  8. 前記画像解析部は、画像データの保存日時を示す情報、画像データの数を示す情報、画像データが解析済みであるか否かを示す情報のうち少なくとも一つを使用して、解析対象の前記画像データを決定することを特徴とする請求項1〜7の何れか一つに記載の広告出力装置。
  9. ユーザ情報を取得するユーザ情報取得部をさらに有し、
    前記広告対応データ処理部は、前記広告識別情報と、前記第1の対象条件情報と、広告データの出力対象とする条件として、ユーザに関する条件を示す第2の対象条件情報と、前記費用の情報と、全ユーザのうち前記第1の対象条件情報及び前記第2の対象条件情報に合致するユーザ数の情報とが対応付けられた前記広告対応データを取得し、
    前記決定部は、さらに、前記ユーザ情報が前記第2の対象条件情報を満たす前記広告識別情報を抽出することを特徴とする請求項1〜8の何れか一つに記載の広告出力装置。
  10. 前記画像データと、被写体の認識結果とに基づいて、フォトブックデータを作成するフォトブック作成部と、
    出力対象に決定された前記広告データと、作成された前記フォトブックデータとを、印刷装置に対して出力する出力部とをさらに有することを特徴とする請求項1〜9の何れか一つに記載の広告出力装置。
  11. 広告出力装置で実行される広告出力方法であって、
    ユーザの画像データを解析し、前記画像データに含まれる被写体を認識する画像解析工程と、
    認識された前記被写体の被写体情報ごとに、解析対象の前記画像データに該被写体が出現する頻度を示す出現頻度データを生成する生成工程と、
    広告を識別する広告識別情報と、広告データの出力対象とする条件として、被写体情報及び頻度の関係性を示す対象条件情報と、前記広告データの出力毎に広告主が支払う費用の情報と、全ユーザのうち前記対象条件情報に合致するユーザ数の情報とが対応付けられた広告対応データを取得する広告対応データ処理工程と、
    前記出現頻度データが前記対象条件情報を満たす前記広告識別情報を抽出し、前記費用の情報、及び、前記ユーザ数の情報のうち少なくとも一つに基づいて、抽出した前記広告識別情報を絞り込み、前記ユーザに対して出力する広告データを決定する決定工程と
    を含むことを特徴とする広告出力方法。
  12. ユーザの画像データを解析し、前記画像データに含まれる被写体を認識する画像解析ステップと、
    認識された前記被写体の被写体情報ごとに、解析対象の前記画像データに該被写体が出現する頻度を示す出現頻度データを生成する生成ステップと、
    広告を識別する広告識別情報と、広告データの出力対象とする条件として、被写体情報及び頻度の関係性を示す対象条件情報と、前記広告データの出力毎に広告主が支払う費用の情報と、全ユーザのうち前記対象条件情報に合致するユーザ数の情報とが対応付けられた広告対応データを取得する広告対応データ処理ステップと、
    前記出現頻度データが前記対象条件情報を満たす前記広告識別情報を抽出し、前記費用の情報、及び、前記ユーザ数の情報のうち少なくとも一つに基づいて、抽出した前記広告識別情報を絞り込み、前記ユーザに対して出力する広告データを決定する決定ステップと
    をコンピュータに実行させるための広告出力プログラム。
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