JP2018151610A - 波長変換部材及び発光デバイス - Google Patents

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隆史 西宮
浅野 秀樹
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Takashi Murata
隆 村田
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【課題】蛍光体を含む樹脂が熱により劣化し黒色化するのを抑制することができる波長変換部材及び発光デバイスを提供する。【解決手段】パッケージ5と、パッケージ5内に設けられている波長変換層2とを備え、波長変換層2が、樹脂マトリクス3と、樹脂マトリクス3中に分散されており、励起光L1を波長変換する蛍光体4とを有し、パッケージ5が、励起光L1の入射側に位置する透明放熱部11を有することを特徴としている。【選択図】図1

Description

本発明は、波長変換部材並びに上記波長変換部材及びLED(Light Emitting Diode)やLD(Laser Diode)等の励起光源を用いた発光デバイスに関するものである。
近年、蛍光ランプや白熱灯に代わる次世代の光源として、LEDやLDを用いた発光デバイス等に対する注目が高まってきている。そのような次世代光源の一例として、青色光を出射するLEDと、LEDからの光の一部を吸収して黄色光に変換する波長変換部材とを組み合わせた発光デバイスが開示されている。この発光デバイスは、LEDから出射され、波長変換部を透過した青色光と、波長変換部から出射された黄色光との合成光である白色光を発する。特許文献1には、波長変換部の一例として、パッケージ内に、蛍光体を分散させた樹脂が配置された波長変換部が開示されている。
特開2015−220330号公報
本発明者らは、蛍光体を含む樹脂からなる波長変換部を用いた場合、長時間使用すると熱により樹脂が劣化し黒色化して、発光強度が低下するという課題があることを見出した。
本発明の目的は、蛍光体を含む樹脂が熱により劣化し黒色化するのを抑制することができる波長変換部材及び発光デバイスを提供することにある。
本発明の波長変換部材は、パッケージと、パッケージ内に設けられている波長変換層とを備え、波長変換層が、樹脂マトリクスと、樹脂マトリクス中に分散されており、励起光を波長変換する蛍光体とを有し、パッケージが、励起光の入射側に位置する透明放熱部を有することを特徴としている。
本発明においては、透明放熱部の熱伝導率が0.8W/mK以上であることが好ましい。
本発明においては、透明放熱部と、樹脂マトリクスを構成する樹脂との屈折率の差が、0.4以下であることが好ましい。なお、本明細書において、屈折率は波長587nmにおける値を指す。
本発明においては、パッケージが、励起光の入射側に位置する底板を有し、透明放熱部が、底板と、底板の上に設けられる放熱層とを含んでいてもよい。
本発明においては、パッケージが、励起光の入射側に位置する底板を有し、透明放熱部が、底板と、底板の上に設けられる熱伝導フィラーとを含んでいてもよい。
本発明においては、波長変換層の光出射側にも、別の透明放熱部が設けられていてもよい。
本発明においては、波長変換層が光拡散材を有していてもよい。
本発明においては、光拡散材の平均粒子径が5μm以下であることが好ましい。
本発明においては、樹脂マトリクスを構成する樹脂と、光拡散材の屈折率の差が0.4以下であることが好ましい。
本発明においては、波長変換層における光拡散材の含有量が10質量%以上であることが好ましい。
本発明においては、樹脂マトリクスを構成する樹脂と、光拡散材の密度差が1g/cm以下であることが好ましい。
本発明の波長変換部材は、パッケージと、パッケージ内に設けられている波長変換層とを備え、波長変換層が、樹脂マトリクスと、樹脂マトリクス中に分散されており、励起光を波長変換する蛍光体と、平均粒子径が5μm以下の光拡散材とを有することを特徴としている。
本発明の発光デバイスは、上記本発明の波長変換部材と、パッケージの透明放熱部側に設けられており、励起光を出射する発光部とを備えることを特徴としている。
本発明においては、発光部が、開口部を有するケース部材と、ケース部材内における底部に配置される、励起光を出射する光源と、ケース部材内に設けられており、光源を封止する樹脂層とを有し、ケース部材の開口部が、パッケージの透明放熱部により封止されていることが好ましい。
本発明においては、透明放熱部と、樹脂層を構成する樹脂との屈折率の差が、0.4以下であることが好ましい。
本発明においては、波長450nm〜630nmに発光ピークを有し、前記発光ピークの波長の半値幅が50nm以下であることが好ましい。
本発明においては、波長変換部材の光出射側直上方向の出射光の色度をC、光出射側直上方向に対し60°の方向の出射光の色度をCx60とした場合、Cx60/C≦5であることが好ましい。
本発明に係る波長変換部材及び発光デバイスによれば、蛍光体を含む樹脂が熱により劣化し黒色化するのを抑制することができる。
本発明の第1の実施形態の波長変換部材を示す模式的断面図である。 本発明の第2の実施形態の波長変換部材を示す模式的断面図である。 本発明の第2の実施形態の変形例の波長変換部材を示す模式的断面図である。 本発明の第3の実施形態の波長変換部材を示す模式的断面図である。 本発明の第4の実施形態の波長変換部材を示す模式的断面図である。 本発明の第1の実施形態の波長変換部材を用いた発光デバイスを示す模式的断面図である。
以下、好ましい実施形態について説明する。但し、以下の実施形態は単なる例示であり、本発明は以下の実施形態に限定されるものではない。また、各図面において、実質的に同一の機能を有する部材は同一の符号で参照する場合がある。
(波長変換部材)
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態の波長変換部材を示す模式的断面図である。図1に示すように、本実施形態の波長変換部材21は、パッケージ5と、パッケージ5内に設けられる波長変換層2とを備えている。波長変換層2は、樹脂マトリクス3と、樹脂マトリクス3中に分散されている蛍光体4とを有する。蛍光体4は、粒子の形態で樹脂マトリクス3中に含まれている。
パッケージ5は、底板と、底板の上に設けられている側壁6とを有する。本実施形態では、底板は透明放熱部11である。パッケージ5は、透明放熱部11とは反対側において開口している。側壁6の上には蓋材7が設けられている。パッケージ5の開口部5aは、蓋材7により封止されている。なお、底板は複数層の透明放熱部11で構成されていてもよい。
波長変換部材21は、透明放熱部11側から入射する励起光L1を波長変換する。より具体的には、励起光L1は、透明放熱部11を通り、波長変換層2に出射される。波長変換層2内の蛍光体4は、励起光L1を波長変換し、蛍光を出射する。蛍光体4から出射された蛍光と、波長変換層2を透過した励起光L1との合成光L2が、蓋材7を通り波長変換部材21から出射される。励起光L1が青色光である場合、例えば、黄色光が蛍光体4から蛍光として出射され、励起光L1と蛍光の合成光L2として白色光が出射される。あるいは、励起光L1が青色光である場合に、蛍光体4として緑色光を出射するものと赤色光を出射するものを混合して使用することにより、励起光L1と蛍光の合成光L2として白色光が出射される。
励起光L1は、蛍光体4を励起して蛍光を出射させるとともに、その一部は熱エネルギーに変換される。このため、波長変換層2における樹脂マトリクス3は、励起光L1の照射により加熱される。本発明者らは、この熱により樹脂マトリクス3が劣化し波長変換層2が黒色化して発光強度が低下するという問題があることを見出した。また、この熱により、波長変換層2に含まれる蛍光体4の発光特性も低下する。
本実施形態では、パッケージ5が、励起光L1の入射側に位置する透明放熱部11を有する。このため、波長変換層2内で生じた熱を拡散し、またパッケージ5の外部へ放熱することができ、波長変換層2内で局所的に加熱されるのを抑制することができる。特に、励起光L1のエネルギー分布は通常中心部において高くなっているので、励起光L1の中心部において発生する熱エネルギーも大きくなる傾向がある。そのため、波長変換層2における励起光L1の入射側に透明放熱部11を配置することにより、励起光L1の中心部において生じた熱を周辺部に拡散し、またパッケージ5の外部へ放熱することができる。従って、本実施形態では、波長変換層2が熱により劣化し黒色化するのを抑制することができ、発光強度が低下するのを抑制することができる。
透明放熱部11の材料には、励起光L1(さらには蛍光体4から出射する蛍光)を透過し、かつ波長変換層2の樹脂マトリクス3を構成する樹脂より高い熱伝導率を有するものであれば、特に限定されることなく用いることができる。透明放熱部11の熱伝導率は0.8W/mK以上、0.9W/mK以上、1W/mK以上、1.2W/mK以上、1.5W/mK以上、3W/mK以上、5W/mK以上、特に10W/mK以上であることが好ましい。それによって、波長変換層2において生じた熱をより一層効率的に拡散することができる。なお、透明放熱部11が複数層から構成される場合は、その各層の熱伝導率が上記範囲を満たすことが好ましい。透明放熱部11が複数層から構成される場合、最大厚みを有する層の熱伝導率を最も大きくすることが好ましい。その場合、最大厚みを有する層が樹脂マトリクス3側に配置されるようにすると、波長変換層2内で生じた熱を効果的に拡散し、またパッケージ5の外部へ効果的に放熱することができる。
このような材料として、ガラス及びセラミックが挙げられる。ガラスやセラミックは水分や酸素が透過し難いため、波長変換層2に含まれる蛍光体4が劣化し難く、波長変換部材21の信頼性を高めることができる。ガラスとしては、例えば、SiO−B−RO(RはMg、Ca、SrまたはBa)系ガラス、SiO−B−R’O(R’はLi、NaまたはK)系ガラスまたはSiO−B−RO−R’O系ガラス等が挙げられる。SiO−B−RO系ガラスとしては、例えば日本電気硝子株式会社製の「OA−10G」(熱伝導率1W/mK)が好適である。セラミックとしては、高熱伝導性セラミックを用いることができる。高熱伝導性セラミックとしては、例えば、酸化アルミニウム系セラミック、窒化アルミニウム系セラミック、炭化ケイ素系セラミック、窒化ホウ素系セラミック、酸化マグネシウム系セラミック、酸化チタン系セラミック、酸化ニオビウム系セラミック、酸化亜鉛系セラミック、酸化イットリウム系セラミック等が挙げられる。
本実施形態のように、透明放熱部11がパッケージ5の底板である場合、透明放熱部11の厚みは、励起光L1の透過性、熱伝導性及び機械的強度等を考慮して適宜決定することができる。透明放熱部11の厚みは、例えば、0.001mm〜1mmの範囲であることが好ましく、0.01mm〜0.5mmの範囲であることがより好ましく、0.05mm〜0.2mmの範囲であることがさらに好ましい。なお、透明放熱部11の厚みを小さくすることにより、透明放熱部11の側面から光が漏れることを抑制することができる。
透明放熱部11の波長400nm〜800nmにおける平均透過率は、70%以上であることが好ましく、80%以上であることがより好ましく、90%以上であることがさらに好ましい。平均透過率が小さくなると、光取り出し効率が低下しやすくなる。
波長変換層2の樹脂マトリクス3としては、例えば、透光性を有する紫外線硬化性樹脂や熱硬化性樹脂等の硬化性樹脂が用いられる。具体的には、例えば、エポキシ系樹脂、アクリル系樹脂、シリコーン系樹脂等を用いることができる。
透明放熱部11と、樹脂マトリクス3を構成する樹脂との屈折率(nd)の差は、0.4以下であることが好ましく、0.3以下であることがより好ましく、0.2以下であることがさらに好ましい。屈折率の差を小さくすることにより、透明放熱部11と波長変換層2との界面における励起光L1の反射を低減することができ、発光効率及び光の取り出し効率を高めることができる。なお、後述する第2の実施形態の波長変換部材22及びその変形例においては、透明放熱部12,13を構成する放熱層17,18と、樹脂マトリクス3を構成する樹脂との屈折率の差が上記範囲内であることが好ましい。また、後述する第3の実施形態の波長変換部材24においては、透明放熱部14を構成する熱伝導フィラー19と、樹脂マトリクス3を構成する樹脂との屈折率の差が上記範囲内であることが好ましい。
波長変換層2に含まれる蛍光体4としては、例えば、量子ドットを用いることができる。量子ドットとしては、II−VI族化合物、及びIII−V族化合物等が挙げられる。II−VI族化合物としては、CdS、CdSe、CdTe、ZnS、ZnSe、ZnTe等が挙げられる。III−V族化合物としては、InP、GaN、GaAs、GaP、AlN、AlP、AlSb、InN、InAsまたはInSb等が挙げられる。これらの化合物から選択される少なくとも1種、またはこれらのうちの2種以上の複合体を量子ドットとして用いることができる。複合体としては、コアシェル構造のものが挙げられ、例えばCdSe粒子表面がZnSによりコーティングされたコアシェル構造のものが挙げられる。量子ドットは発光スペクトルにおける発光ピークがシャープであるという特徴がある。そのため、量子ドットを例えば直下型ディスプレイ用光源に使用した場合、鮮明な画像を得ることが可能となる。具体的には、蛍光体として量子ドットを用いた場合、波長450nm〜630nmに発光ピークを有し、発光ピークの波長の半値幅が50nm以下である発光デバイスを得ることができる。
蛍光体4は、量子ドットに限定されるものではなく、例えば、酸化物蛍光体、窒化物蛍光体、酸窒化物蛍光体、塩化物蛍光体、酸塩化物蛍光体、硫化物蛍光体、酸硫化物蛍光体、ハロゲン化物蛍光体、カルコゲン化物蛍光体、アルミン酸塩蛍光体、ハロリン酸塩化物蛍光体またはガーネット系化合物蛍光体等の無機蛍光体粒子等を用いてもよい。
なお、出射光(励起光L1と蛍光との合成光L2)は、出射角度によって色の分布が異なる(色度むら)場合がある。具体的には、励起光L1が一定の指向性を有する場合、波長変換部材21の光出射側直上方向の出射光は励起光L1の色味が強くなり、一方で、波長変換部材21の光出射側直上方向から外れた方向の出射光は蛍光の色味が強くなる。波長変換部材21の光出射側に光拡散板を設置することにより色度むらを抑制することも考えられるが、この場合発光強度が低下する傾向がある。そこで、波長変換層2に光拡散材を含有させることが好ましい。このようにすれば、発光強度の低下を抑制しつつ、出射光の色度むらを抑制することができる。例えば、波長変換部材の光出射側直上方向の出射光の色度をC、光出射側直上方向に対し60°の方向の出射光の色度をCx60とした場合、Cx60/Cの値が5以下、4以下、3以下、さらには2以下である発光デバイスを得ることができる。光拡散材としては、シリカ、アルミナ、ジルコニア等の無機粒子が挙げられる。
特に、蛍光体4として量子ドットを用いた場合は、量子ドットは粒径が非常に小さく光散乱効果がほとんどないため、出射光の色度むらが大きくなる傾向がある。そのため、波長変換層2に光拡散材を含有させることによる色度むら抑制の効果が得やすい。
光拡散材の平均粒子径(D50)は5μm以下であることが好ましく、4μm以下であることがより好ましく、3μm以下であることがさらに好ましく、2μm以下であることが特に好ましい。光拡散材の平均粒子径が大きすぎると、光拡散効果が不十分となり、色度むらが発生しやすくなる。一方、光拡散材の平均粒子径は0.3μm以上であることが好ましく、0.5μm以上であることがより好ましく、0.7μm以上であることがさらに好ましく、0.9μm以上であることが特に好ましい。光拡散材の平均粒子径が小さすぎると、レイリー散乱が優勢となり、出射光に波長依存性が生じ、かえって色度むらが大きくなる傾向がある。
樹脂マトリクス3を構成する樹脂と、光拡散材の屈折率の差は0.4以下、0.3以下、0.2以下、0.1以下、0.05以下、特に0.03以下であることが好ましく、0.001以上、0.003以上、特に0.005以上であることが好ましい。当該屈折率の差が大きすぎると、後方散乱光(光入射側に散乱される光)の成分が多くなり、発光効率が低下する傾向がある。一方、当該屈折率の差が小さすぎると、光拡散効果が不十分となり、出射光の色度むらが大きくなる傾向がある。
波長変換層2における光拡散材の含有量は10質量%以上であることが好ましく、20質量%以上であることがより好ましく、30質量%以上であることがさらに好ましく、40質量%以上であることが特に好ましい。光拡散材の含有量が少なすぎると、光拡散効果が不十分となり、出射光の色度むらが大きくなる傾向がある。一方、波長変換層2における光拡散材の含有量は90質量%以下であることが好ましく、80質量%以下であることがより好ましく、70質量%以下であることがさらに好ましく、60質量%以下であることが特に好ましい。光拡散材の含有量が多すぎると、後方散乱光の成分が多くなり、発光効率が低下する傾向がある。また、出射光の色度むらがかえって大きくなる傾向がある。
樹脂マトリクス3を構成する樹脂と、光拡散材の密度差が1g/cm以下であることが好ましく、0.8g/cm以下であることがより好ましく、0.5g/cm以下であることがさらに好ましく、0.3g/cm以下であることが特に好ましい。当該密度差が大きすぎると、樹脂マトリクス3中で光拡散材が沈降し、所望の光拡散効果が得にくくなる。
なお、光拡散材による効果を確認するため、下記の条件で図1に示す波長変換部材を実験例として作製し、光拡散材の含有量を変化させた際の出射光の色度を測定した。結果を表1に示す。表1に示す通り、波長変換層に光拡散材を含有させることにより、出射光の色度むらの発生を大幅に抑制できることがわかる。
(実験例の波長変換部材の構成)
蓋材7及び透明放熱部11:SiO−B−RO系ガラス(日本電気硝子株式会社製「OA−10G」、厚み0.1mm)
側壁6:酸化アルミニウムとSiO−CaO−Al系ガラスの焼結体からなるガラスセラミック(厚み0.6mm)
蛍光体4:CdSe/ZnSのコアシェル構造の量子ドット蛍光体
蛍光体4の含有量:0.5質量%
光拡散材:シリカ粒子(日本電気硝子株式会社製「ファインスフィア」、平均粒子径(D50)1.5μm) 樹脂マトリクス3を構成する樹脂:エポキシ樹脂
パッケージ5の外寸:3.7mm×3.7mm×0.8mm
(色度測定試験)
上記の波長変換部材を光源(励起波長462nmのLEDチップ)の上に設置した。光源から励起光を波長変換部材に照射し、波長変換部材の光源とは反対側の面(光出射面)から出射された光の色度を測定した。具体的には、波長変換部材の光出射面から約15mmの位置にスクリーンを設置し、スクリーン上に現れた光照射スポットの色度分布を測定した。光照射スポットにおける色度の平均値(C)と、光照射スポットにおける色度の最大値と最小値の差(=色度むら)を算出した。
Figure 2018151610
パッケージ5の側壁6は、例えば、セラミックやガラス等から構成することができる。セラミックとしては、酸化アルミニウム、窒化アルミニウム、ジルコニア、ムライト等が挙げられる。また、セラミックは、LTCC(Low Temperature Co−fired Ceramics)等のガラスセラミックであってもよい。側壁6がLTCCからなると、波長変換層2内で生じた熱をパッケージ5の外部へ効果的に放熱することができる。LTCCの具体例としては、酸化チタン、酸化ニオブ、酸化アルミニウム等の無機粉末とガラス粉末との焼結体等が挙げられる。ガラスとしては、例えば、SiO−B−RO(RはMg、Ca、SrまたはBa)系ガラス、SiO−B−R’O(R’はLi、NaまたはK)系ガラス、SiO−B−RO−R’O系ガラス、SnO−P系ガラス、TeO系ガラスまたはBi系ガラス等が挙げられる。側壁6の厚みは0.5mm以下であることが好ましく、0.3mm以下であることがより好ましい。それによって、波長変換部材21の小型化を図ることができる。一方、側壁6の厚みは0.15mm以上であることが好ましい。それによって、波長変換部材21の機械的強度を高めることができる。
蓋材7は、例えば、ガラス等の透明材料から構成することができる。ガラスとしては、パッケージ5の側壁6を構成する上記ガラスと同様の材料を用いることができる。蓋材7の厚みは、機械的強度を考慮し、0.001mm以上であることが好ましく、0.01mm以上であることがより好ましく、0.05mm以上であることがさらに好ましい。一方、励起光L1の透過性を考慮し、蓋材7の厚みは1mm以下であることが好ましく、0.5mm以下であることがより好ましく、0.2mm以下であることがさらに好ましい。また、蓋材7の厚みを小さくすることにより、蓋材7の側面から光が漏れることを抑制することができる。
本実施形態においては、波長変換層2における励起光L1の入射側に透明放熱部11が配置されているので、励起光L1の照射により波長変換層2に生じた熱を透明放熱部11で拡散することができ、波長変換層2が熱により劣化し黒色化するのを抑制することができる。
本実施形態では、波長変換層2が透明放熱部11と接するように設けられているが、これに限定されるものではなく、波長変換層2と透明放熱部11との間に隙間が形成されていてもよい。
(第2の実施形態)
図2は、本発明の第2の実施形態の波長変換部材を示す模式的断面図である。図2に示すように、本実施形態においては、底板8の上に放熱層17が設けられている。透明放熱部12は、底板8及び放熱層17により構成されている。パッケージ5の側壁6は、放熱層17を介して底板8の上に設けられている。その他の構成は、第1の実施形態と同様である。
放熱層17は、例えば窒化アルミニウム、酸化マグネシウム等の熱伝導性膜からなる。
放熱層17の厚みは、励起光L1の透過性及び熱伝導性等を考慮して適宜決定することができる。放熱層17の厚みは、例えば、1nm〜15μmの範囲であることが好ましく、10nm〜10μmの範囲であることがより好ましく、0.1μm〜5μmの範囲であることがさらに好ましい。
波長変換部材22においては、励起光L1の照射により波長変換層2に生じた熱を、放熱層17によって拡散することができるため、波長変換層2が熱により劣化し黒色化するのを効果的に抑制することができる。なお、底板8として、第1の実施形態における透明放熱部11を使用することにより、より一層熱の拡散効果を高めることができる。
本実施形態では、放熱層17は底板8上の全面に設けられている。これにより、放熱性を効果的に高めることができる。なお以下に示すように、放熱層17は、底板8上の一部に設けられていてもよい。
図3は、本発明の第2の実施形態の変形例の波長変換部材を示す模式的断面図である。図3に示すように、波長変換部材23においては、放熱層18は、パッケージ5の側壁6の内側に位置するように設けられている。放熱層18は、励起光L1の照射領域を覆うように設けられていることが好ましい。放熱層18の面積は、励起光L1の照射領域の面積の1.1倍以上であることが好ましく、1.3倍以上であることがより好ましく、1.5倍以上であることがさらに好ましく、2倍以上であることがなお好ましく、3倍以上であることが特に好ましく、4倍以上であることが最も好ましい。これにより、波長変換層2内で生じた熱を、放熱層18を含む透明放熱部13によって効果的に拡散することができる。
本変形例においては、放熱層18は、少なくとも周縁部の一部がパッケージ5の側壁6に接していることが好ましい。このようにすれば、発生した熱を外部に効率的に放出することができる。
(第3の実施形態)
図4は、本発明の第3の実施形態の波長変換部材を示す模式的断面図である。図4に示すように、本実施形態においては、底板8の上に熱伝導フィラー19が設けられている。透明放熱部14は、底板8及び熱伝導フィラー19により構成されている。その他の構成は、第1の実施形態と同様である。
熱伝導フィラー19の熱伝導率は0.8W/mK以上、0.9W/mK以上、1W/mK以上、1.2W/mK以上、1.5W/mK以上、3W/mK以上、5W/mK以上、特に10W/mK以上であることが好ましい。それによって、波長変換層2によって生じた熱をより一層効果的に拡散することができる。
熱伝導フィラー19には、例えば、ガラスや、二酸化ケイ素、窒化ホウ素、窒化アルミニウム、酸化アルミニウム、酸化マグネシウム、酸化チタン、酸化ニオビウム、酸化亜鉛、アルミニウム、銀等からなるものを用いることができる。熱伝導フィラー19の形状は特に限定されず、球状等の粉末形状やファイバー形状が挙げられる。
波長変換部材24においては、複数の熱伝導フィラー19が最密充填された状態において、底板8に接するように設けられている。複数の熱伝導フィラー19のうち、底板8に直接的に接していない熱伝導フィラー19は、他の熱伝導フィラー19を介して間接的に底板8に接している。これにより、励起光L1の照射により波長変換層2に生じた熱は速やかに熱伝導フィラー19に伝導し、熱伝導フィラー19から底板8に伝導し、底板8により拡散される。なお、熱伝導フィラー19により熱を拡散させることもできる。従って、波長変換層2が熱により劣化し黒色化するのを効果的に抑制することができる。
なお、熱伝導フィラー19は最密充填されていなくともよく、底板8に直接的または間接的に接するように設けられていればよい。
熱伝導フィラー19が構成する層の厚みは、10μm以上であることが好ましく、30μm以上であることがより好ましく、50μm以上であることがさらに好ましく、100μm以上であることが特に好ましい。また、熱伝導フィラー19が構成する層の厚みは、400μm以下であることが好ましく、350μm以下であることがより好ましく、300μm以下であることがさらに好ましく、250μm以下であることが特に好ましく、200μm以下であることが最も好ましい。
熱伝導フィラー19はさらに樹脂マトリクス3中にも分散されていてもよい。このようにすれば、波長変換層2内で生じた熱をより一層効率的に拡散し、またパッケージ5の外部へ放熱することができる。
熱伝導フィラー19は、第2の実施形態における放熱層の上に設けられていてもよい。すなわち、透明放熱部14は、底板8、放熱層及び熱伝導フィラー19を含んでいてもよい。
(第4の実施形態)
図5は、本発明の第4の実施形態の波長変換部材を示す模式的断面図である。図5に示すように、本実施形態においては、波長変換層2の光出射側にも、別の透明放熱部15が設けられている。透明放熱部15は、透明放熱部11と同様にして構成することができる。なお、透明放熱部15は、パッケージ5における側壁6の内側に設けられている。その他の構成は、第1の実施形態と同様である。
波長変換部材25においては、波長変換層2の光出射側にも、別の透明放熱部15が設けられているので、励起光L1の照射により波長変換層2に生じた熱を透明放熱部11及び透明放熱部15で効果的に拡散することができ、波長変換層2が熱により劣化し黒色化するのをさらに抑制することができる。
本実施形態では、蓋材7とは別に透明放熱部15を設けているが、蓋材7を透明放熱部として機能させてもよい。
(発光デバイス)
図6は、本発明の第1の実施形態の波長変換部材を用いた発光デバイスを示す模式的断面図である。図6に示すように、発光デバイス30は、第1の実施形態の波長変換部材21と、パッケージ5の透明放熱部11側に設けられている発光部31とを備える。発光部31は励起光L1を出射する。
より具体的には、発光部31はケース部材35を有する。ケース部材35は開口部35aを有する。ケース部材35内における底部35bには、励起光L1を出射する光源34が配置されている。光源34は、ケース部材35内において、樹脂層32によって封止されている。図6に示すように、ケース部材35の開口部35aは、パッケージ5の透明放熱部11により封止されている。
発光デバイス30においては、樹脂層32に封止された光源34から励起光L1が出射される。励起光L1は透明放熱部11を通り、波長変換層2に出射される。波長変換層2内の蛍光体4は、励起光L1を波長変換し、蛍光を出射する。蛍光体4から出射された蛍光と、波長変換層2を透過した励起光L1との合成光L2が、蓋材7を通り発光デバイス30から出射される。
光源34としては、例えば、青色光を励起光L1として出射するLED光源やLD光源等が用いられる。ケース部材35には、パッケージ5の側壁6と同様の材料を用いることができる。樹脂層32を構成する樹脂には、樹脂マトリクス3の樹脂と同様のものを用いることができる。
発光デバイス30における透明放熱部11の材料には、励起光L1を透過し、かつ波長変換層2の樹脂マトリクス3を構成する樹脂及び樹脂層32を構成する樹脂より高い熱伝導率を有するものであれば、特に限定されることなく用いることができる。
本実施形態においては、波長変換層2と樹脂層32との間に透明放熱部11が位置している。よって、励起光L1の照射により波長変換層2に生じた熱を透明放熱部11で拡散することができ、波長変換層2が熱により劣化し黒色化するのを抑制することができる。
加えて、波長変換層2に生じた熱を、透明放熱部11を通じて発光デバイス30の外部に効率的に放熱することができる。なお、透明放熱部11は、励起光L1の照射で生じた樹脂層32内の熱も拡散することができる。
透明放熱部11と、樹脂層32を構成する樹脂との屈折率の差は、0.4以下であることが好ましく、0.3以下であることがより好ましく、0.2以下であることがさらに好ましい。屈折率の差を小さくすることにより、透明放熱部11と樹脂層32との界面における励起光L1の反射を低減することができ、発光効率及び光の取り出し効率を高めることができる。
本実施形態では、透明放熱部11が樹脂層32と接するように設けられているが、これに限定されるものではなく、樹脂層32との間に隙間が形成されていてもよい。
(波長変換部材の製造方法)
図1を参照して、波長変換部材21の製造方法を説明する。透明放熱部11としての底板を用意し、上記底板の上に側壁6を設ける。これにより、透明放熱部11を有するパッケージ5を形成する。次に、パッケージ5内の透明放熱部11の上に、波長変換層2を形成するための硬化前の樹脂マトリクス3用の樹脂を導入する。硬化前の樹脂マトリクス3用の樹脂には、蛍光体4が分散して含まれている。次に、樹脂マトリクス3用の樹脂を硬化させて波長変換層2を形成する。次に、蓋材7によりパッケージ5を封止する。
以上のようにして、第1の実施形態の波長変換部材21を製造することができる。
図2に示す第2の実施形態の波長変換部材22を製造する場合においては、パッケージ5を形成する工程において、底板8の上に放熱層17を形成する。次に、放熱層17を介して、底板8の上に側壁6を設ける。その後の工程は、第1の実施形態の波長変換部材21の製造方法における工程と同様である。なお、図3に示す第2の実施形態の変形例の波長変換部材23を製造する場合においては、底板8上の一部に放熱層18を形成し、底板8の上に側壁6を設ければよい。
図4に示す第3の実施形態の波長変換部材24を製造する場合においては、底板8の上に側壁6を設けた後に、底板8の上に熱伝導フィラー19を配置する。このとき、複数の熱伝導フィラー19を例えば最密充填して配置する。その後の工程は、第1の実施形態の波長変換部材21の製造方法における工程と同様である。
図5に示す第4の実施形態の波長変換部材25を製造する場合においては、第1の実施形態の波長変換部材21の製造方法と同様に、パッケージ5を形成する。次に、パッケージ5内の透明放熱部11の上に、波長変換層2を形成するための硬化前の樹脂マトリクス3用の樹脂を導入する。次に、樹脂マトリクス3を硬化させる。次に、表面に透明放熱部15が設けられた蓋材7によりパッケージ5を封止する。
(発光デバイスの製造方法)
図6を参照して、発光デバイス30の製造方法を説明する。開口部35aを有するケース部材35を用意し、ケース部材35内における底部35bの上に光源34を配置する。次に、硬化前の樹脂層32用の樹脂をケース部材35内に導入し、光源34を樹脂層32用の樹脂で覆う。次に、樹脂層32用の樹脂を硬化させて発光部31を形成する。
一方で、上述した方法により、波長変換部材21を形成する。次に、波長変換部材21の透明放熱部11によりケース部材35の開口部35aを封止するように、透明放熱部11とケース部材35とを接合する。
以上のようにして、発光デバイス30を製造することができる。
2…波長変換層
3…樹脂マトリクス
4…蛍光体
5…パッケージ
5a…開口部
6…側壁
7…蓋材
8…底板
11,12,13,14,15…透明放熱部
17,18…放熱層
19…熱伝導フィラー
21,22,23,24,25…波長変換部材
30…発光デバイス
31…発光部
32…樹脂層
34…光源
35…ケース部材
35a…開口部
35b…底部
L1…励起光
L2…合成光

Claims (17)

  1. パッケージと、
    前記パッケージ内に設けられている波長変換層と、
    を備え、
    前記波長変換層が、樹脂マトリクスと、前記樹脂マトリクス中に分散されており、励起光を波長変換する蛍光体とを有し、
    前記パッケージが、前記励起光の入射側に位置する透明放熱部を有する、波長変換部材。
  2. 前記透明放熱部の熱伝導率が0.8W/mK以上である、請求項1に記載の波長変換部材。
  3. 前記透明放熱部と、前記樹脂マトリクスを構成する樹脂との屈折率の差が、0.4以下である、請求項1または2に記載の波長変換部材。
  4. 前記パッケージが、前記励起光の入射側に位置する底板を有し、
    前記透明放熱部が、前記底板と、前記底板の上に設けられる放熱層とを含む、請求項1〜3のいずれか一項に記載の波長変換部材。
  5. 前記パッケージが、前記励起光の入射側に位置する底板を有し、
    前記透明放熱部が、前記底板と、前記底板の上に設けられる熱伝導フィラーとを含む、請求項1〜4のいずれか一項に記載の波長変換部材。
  6. 前記波長変換層の光出射側にも、別の透明放熱部が設けられている、請求項1〜5のいずれか一項に記載の波長変換部材。
  7. 前記波長変換層が光拡散材を有する、請求項1〜6のいずれか一項に記載の波長変換部材。
  8. 前記光拡散材の平均粒子径が5μm以下である、請求項7に記載の波長変換部材。
  9. 前記樹脂マトリクスを構成する樹脂と、前記光拡散材の屈折率の差が0.4以下である、請求項7または8に記載の波長変換部材。
  10. 前記波長変換層における前記光拡散材の含有量が10質量%以上である、請求項7〜9のいずれか一項に記載の波長変換部材。
  11. 前記樹脂マトリクスを構成する樹脂と、前記光拡散材の密度差が1g/cm以下である、請求項7〜10のいずれか一項に記載の波長変換部材。
  12. パッケージと、
    前記パッケージ内に設けられている波長変換層と、
    を備え、
    前記波長変換層が、樹脂マトリクスと、前記樹脂マトリクス中に分散されており、励起光を波長変換する蛍光体と、平均粒子径が5μm以下の光拡散材とを有する、波長変換部材。
  13. 請求項1〜12のいずれか一項に記載の波長変換部材と、
    前記パッケージの前記透明放熱部側に設けられており、前記励起光を出射する発光部と、
    を備える、発光デバイス。
  14. 前記発光部が、開口部を有するケース部材と、前記ケース部材内における底部に配置される、前記励起光を出射する光源と、前記ケース部材内に設けられており、前記光源を封止する樹脂層とを有し、
    前記ケース部材の前記開口部が、前記パッケージの前記透明放熱部により封止されている、請求項13に記載の発光デバイス。
  15. 前記透明放熱部と、前記樹脂層を構成する樹脂との屈折率の差が、0.4以下である、請求項14に記載の発光デバイス。
  16. 波長450nm〜630nmに発光ピークを有し、前記発光ピークの波長の半値幅が50nm以下である、請求項13〜15のいずれか一項に記載の発光デバイス。
  17. 前記波長変換部材の光出射側直上方向の出射光の色度をC、前記光出射側直上方向に対し60°の方向の出射光の色度をCx60とした場合、Cx60/C≦5である、請求項13〜16のいずれか一項に記載の発光デバイス。
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