JP2018150784A - スライド減衰台 - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は重い荷重可能な金属メカ系、金属バネで耐久性、減衰性を増した技術である。今までの減衰台の殆どは小型の住宅にしか適応出来ない。
どの装置にしても、建物は数百トンの重さがある為、頑丈な構造でなければ成立し無い、多少の歪も許さ無い。
2)縦揺れを除き、横揺れ方向の全体の同一生と、必ず元の位置に復元する。
3)上下揺れ振動には、縦引っ張り荷重に数百トンの耐荷重が必要である。
4)上下高さ、左右幅の大きさが0.5x0.5〜2x2平方メートル程度という制限がある。
5)全ての振動に対して数十年の耐用年数が必要である。
6)出来るだけ安価である事。
上板、上の柱はボルトで十分固着する事。更に台板も大地にアンカーを十分に固着する。
2) 横揺れに耐久する為、左右水平方向にスライド可能とし、左右横方向に鉄の厚‐板バネ15を4か所配置し振動を吸収する。更に滑り台2に油圧シリンダー18、位置センサー22、を設け、コンピユーター27により油圧システムをエンジン動力により可動、元の位置に復元可能とするシステムとする。更に油圧システムにより同じ振動方向で同じ周期で振動する耐地震用基礎台に絶対必要な条件は、位置関係で元に戻る事である。
3)全ての振動に対して、上下垂直、左右水平振動の2種類に分解し、上下荷上下垂直揺れに対する為、縦引っ張り荷重に数百トンの耐荷重の引掛けレール凸部8、レール溝部9を設ける。下方への数百トンの耐引っ張り能力が必要である。
4)上板、台板の間隔はスライド台幅の1/2以内とする。
上部構造は正方形の柱に接続する形でアンカーボルトを取れる形とし。
下部構造は正方形の台板としアンカーボルトを取れる形とする。
比較的小型でも0.5平方メートルでも10トン以上の耐荷重があるとし、出来るだけ小型にまとめる。
5)横揺れに対し水平スライド構造にして、必ずスライド部にはレール引掛凸部10a、レール溝部11a,11b・・を制作し簡単にスライドが外れ無い構造とする。これらのスライドを複数条制作し健固な構造とする。本発明は上下の位置関係は一切変わらなく、水平方向のみ移動する方法である。
スライド装置にはメンテナンス用グリス給油装置67を設け耐用年数の長いものとする。
6)構成部品は全て単純構造のレール式スライド部品のみとするが、補助部品として、油圧シリンダー18を複数構築し、バッテリ−28電源、エンジン動力式油圧装置26,29、コンピ―タ27がすぐに始動する構造とする。
一定の高さが保たれるばかりで無く、上下振動、上方向への数百トンの引っ張りにも耐える事ができる。
水平振動のみに集約すると、上下荷重が数百トンの荷重が集中するが、レール凸部9、溝部11,12がそれに耐えれば、スライド減衰台が完成する。
更に必要な条件として、必ず減衰台が元の位置に戻る必要がある、その為に上板中央部1a、を板バネ(1)板バネ15a、板バネ(2)板バネ15b、板バネ(3)15c、板バネ(4)15dが水平方向で、左右上下に減衰するばかりで無く、元の位置に復元する構造である。
地震センサー22a、コンピユ―27のみバッテリー28で常時作動して置く。
地震が起きると、4本の油圧シリンダー18には原動機29、油圧ポンプ26がすぐに始動する構造とする。その後油圧シリンダー18a,18b,18c,18dが、何時でも始動可能な状態にしておく。
大切な事は大地震のエネルギーに、逆らはず、減衰する事である。大地震のエネルギーは巨大で逆らへ無い、本発明には長周期振動には十分対応可能と考えるが、ソフトの部分は省略する。
地震により滑り台2がレール溝部6aを少し移動し,半分程度レール溝部11aをスライドして。その結果台板3が合成―距離移動(振動)する。
上板中央1aにはレール凸部4aレール引掛凸部5aのT型を持ったレールを、長さ方向に持つ。(図11、図12を見ながら)滑り台2において、レール引掛溝部7aの溝内部に上ブッシュ板8a,側ブッシュ板8b,下ブッシュ板8c(図12を見ながら)が、長さ方向に存在する。
又移動、滑り易くする為である。摩擦係数を小さくして、レールより板バネ1)2)3)4)に荷重が架かる事とする。これによりバネ復元力を増す。
減衰台アッセンブリ―30を(図21)の様に建築物の下へ縦、横25台も設置する。位置センサー23a,23b,23c・・・が各々の滑り台2の位置を計算し、減衰作用を推進する。
耐震ゴム32、耐震バネ1)〜9)は斜めに傾くと高低差が必ずできる、これでは大きい建物では使え無い。
直線ベアリングを用いた場合は軽く動ける利便性がある。軽すぎても建築物が持たない可能性がある。(図23を見て)このスライド減衰台の心配部分は何百台も減衰台が設置された時に、スライド移動の距離が各々違いすぎる時はねじれた形となる。建築物のネジレが起こるのは好ましくない。
つまり建築物をネジレから守り、崩壊を防ぐ為である。(図24)建築物移動方向を示す図であるが、ビルが同じ方向に振動する様に、各々の油圧シリンダー18a,18b・・を操作し揺れを少なくする。
(図24を見て)建物が地震の揺れ方向と同じの場合は十分に減衰する。
(図23を見て)スライド減衰台30は建築物と地面の間に何百箇も設置するが、あえて個数を少なく制限して建築物を余り振動し無いタイプも可能であるが、安く仕上げるなら振動距離を制限し、板バネ15、耐振バネ42を強力な戻り力を有する形とするなら、かなり安上がりとなる。
上板回転部51と滑り台回転部52が上板中央より(約20センチ)ハズレた、
向き直し、{慣性法則により振動方向に移動しながら滑り台回転部52が回転し}第4実施例では下滑り台60のレール凸部56,57は滑り台53のレール溝部54,55をスライド移動し減衰作用が働く。
上板回転部51の回転軸と台板回転部62が必ず一致するとは限らないがスライド移動し減衰作用が働くのは間違い無い。スライド部は一か所であるが最初から振動方向と同じ方向であり、十分同じ効果をもたらす事となる。
上板回転部51と台板回転部62はいずれも健固な作りであるが、ブッシュ、ベアリングを挿入設置しても可能である。
本発明の特徴は垂直高さが変わらないまま、金属バネと油圧シリンダーにより水平移動だけで減衰する事である。
1e・・・・上板中央部 2・・・・・滑り台
3・・・・・台板 3a・・・・・台板中央
4a・・・・レール凸部 4b・・・・レール凸部
4c・・・・・レール凸部 4d・・・・レール凸部
5a・・・レール引掛凸部 5b・・・・レール引掛凸部
5c・・・レール引掛凸部 5d・・・・レール引掛凸部
6a・・・・・レール溝部 6b・・・・レール溝部
6c・・・・・レール溝部 6d・・・・レール溝部
7a・・・・レール溝部 7b・・・・・レール溝部
7c・・・・レール溝部 7d・・・・・レール溝部
8a・・・上ブッシュ板 8b・・・・・側ブッシュ板
8c・・・・下ブッシュ板 9a・・・・・レール凸部
9b・・・・レール凸部 9c・・・・・レール凸部
9d・・・・レール凸部 10a・・・レール引掛凸部
10b・・レール引掛凸部 10c・・・・レール引掛凸部
10d・・レール引掛凸部 11a・・・・・レール溝部
11b・・・・レール溝部 11c・・・・・レール溝部
11d・・・・レール溝部 12a・・・・・レール溝部
12b・・・・レール溝部 12c・・・・・レール溝部
12d・・・・レール溝部 13・・・・・・取付ビス
15b・・・・板バネ(2 15c・・・・・板バネ(3
15d・・・・板バネ(4 16a,16b,16c,16d・シリンダー取付具
17a,17b,17c,17d・シリンダ−取付柱 18a,18b,18c,18d・油圧シリンダー
19a,19b,19c,19d・・バネ受 20・・・・・油圧配管
21・・畜空気圧ボンベ 22a,22b・・位置センサ(シリンダー
23・位置センサー(滑り台 24a・・・地震センサー
24b・・・・電気配線 24c・・・・電気操作弁
25a・・・・電気操作弁 25b・・・・油圧電磁弁
26・・・・・油圧ポンプ 26a・・チャンバー(畜油圧器)
27・・・コンピユーター 27a、27b,27c・・・電気配線
28・バッテリー(定電圧器付) 28a・・・発電機
29・・・・・原動機 30・・・減衰台アッセンブリ
2実施例
31・・・・・上板 32・・・・・耐震ゴム
33・・・・・台板 34・・・・・垂直差(減衰台
35・・・・地盤 36・・・・・移動地盤(地震時
37・・・・建築物移動方向
第3実施例
41・・・・上板 42a・・・・耐震バネ(1
42d・・・・耐震バネ(4 42e・・・・耐震バネ(5
42f・・・・耐震バネ(6 42g・・・・耐震バネ(7
42e・・・・耐震バネ(8 42e・・・・耐震バネ(9
43・・・・・台板 44・・・・傾斜角
第4実施例
52b,52c.52d,52e・・上板バネ受 53・・・・・滑り台
54a・・・・レール溝部 54b・・・・レール溝部
54c・・・・レール溝部 54d・・・・レール溝部
55a・・・・レール溝部 55b・・・・レール溝部
55c・・・・レール溝部 55d・・・・レール溝部
56a・・・・レール凸部 56b・・・・レール凸部
56c・・・・レール凸部 56d・・・・レール凸部
57a・・・レール引掛凸部 57b・・・レール引掛凸部
57c・・・レール引掛凸部 57d・・・レール引掛凸部
58a・・・上ブッシュ板 58b・・・・側ブッシュ板
58c・・・下ブッシュ板
59a・・・・・耐震バネ(1 59b・・・耐震バネ(2
59c・・・・・耐震バネ(3 59d・・・耐震バネ(4
60・・・・・下滑り台 61・・下滑り台回転部
62・・・・・台板回転部 63・・・・台板
64a,64b,64c,64d・シリンダ−取付具 65・・柱(セメント)
66a,66b,66c,66d・シリンダ−取付柱 67・・グリス給油装置
70・・・・・地盤 71・・・移動地盤(地震時
72・・・・建築物移動方向
Claims (5)
- 地震の横振動.減衰台において、建物下部に固着した上板1と地面に固着した台板3の間に滑り台2を設け、上板1―滑り台2のレール凸部4a、5a−レール溝部6a、7aでスライド可能な構造を設け、更に滑り台2―台板3のレール凸部9a,10a―レール溝部11a,12aでスライド可能な構造を設け、両方のレールスライド移動方向が 90度を成す構造とするスライド減衰台
- 上記記載の減衰台において、上板1の四方、上板バネ受1a,1b,1c,1dとシリンダー15取付柱17a,17b,17c,17dの間に板バネ1)15a、板バネ2)、板バネ3)、板バネ4)を伸縮可能に設け、上板1a,1b,1c・・の振動が水平方向に減衰移動可能な構造を持つ特許請求項第1項記載のスライド減衰台
- 上記記載の減衰台において、上板1のシリンダー取付具16a,16b,16c,16dと台板3のシリンダー取付柱17a,17b,17c,17dの間に油圧シリンダー18a,18b,18c,18dを備え、油圧ポンプ26、油圧チャンバー26aによって油圧を各油圧シリンダーに圧送、又は逆送し、滑り台2が畜空気圧ボンベ21により上板1a,1b,1c・・の振動がクッション減衰可能なばかりで無く、水平に任意移動可能な構造を持つ特許請求項第1項記載のスライド減衰台
- 上記記載の油圧シリンダー18a,18b,18c,18dに位置センサー22a,22b,22c・・を備え、油圧ポンプ26、油圧チャンバー26a、畜空気圧ボンベ21、コンピユ―ター27によって伸縮可能な構造とした滑り台2アッセンブリを、少なくとも1箇以上多数を建築物下部に設置して一体化し、全ての上板1a,1b,1c・・の振動が、同一水平移動方向、同一距離を減衰可能な構造を持つ特許請求項第1項記載のスライド減衰台
- 地震の横振動.減衰装置において、建物に固着した上板50と地面に固着した台板63の間に滑り台53、下滑り台60が存在する。
滑り台53の上面に、中央より少しハズレた位置に存在する滑り台回転部52と上板回転部51が回転可能に嵌装、その下面に下滑り台回転部61と台板回転部62が回転可能に嵌装構造とし、 更に滑り台53のレール溝部54a、55a内部に下滑り台60のレール凸部56aレール引掛凸部57aが水平方向に減衰スライド移動可能とする事を特微としたスライド減衰台
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