JP2018150784A - スライド減衰台 - Google Patents

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Abstract

【課題】地震時、建築物の崩壊を防ぐ為、建築物の下部と地面の間に設ける、振動距離の減衰及び振動方向を同一にするスライド減衰台を提供する。【解決手段】大地震の巨大なエネルギーから建物を守る方法として、建物を丈夫にするばかりでなく,全金属性の、振動方向に指向する回転嵌装式で凸引掛レールスライド構造で、横振動を2本のレールスライドを90度交差させた滑り台を持ち、台板のあるスライド減衰台により、建物が元の位置に復元可能な構造とする。【選択図】図1

Description

本発明は大地震の時、大振動の振幅を出来るだけ減衰する為に、建築物―基礎の下部に挟み込む減衰台が注目されている。近頃、大地震が頻発、そのエネルギーの巨大さに驚愕し、耐震ビルでも次々と被害が拡大している。特に高層ビルに対する減衰施設―スライド減衰台の必要性が言われている。
今までは、耐地震用減衰台はほとんどゴム系の耐地震台である。ゴム系は耐久性が短く、巨大建築、高層ビルには全く対応出来ない。
本発明は重い荷重可能な金属メカ系、金属バネで耐久性、減衰性を増した技術である。今までの減衰台の殆どは小型の住宅にしか適応出来ない。
なぜなら高層ビルの重さは数百トン〜千数百トンと桁外れの重さであり、東日本震災では垂直耐―引っ張り荷重の無いため、高層ビルそのものが横転してしまう現象が確認された。ゴム‐スライド減衰台は、下方荷重には耐える事が出来るが、上方への引っ張り荷重へは対策が取られて居なかったからである。
大地震に絶対必要な条件は、水平、垂直だけで無く、下方への、数百トンの耐垂直、引っ張り能力が必要であるばかりで無く、スライド減衰台が垂直、水平の位置関係で元に戻る事である。本発明は上下垂直の位置関係は一切変わらなく、水平方向のみスライド移動する方法である。
大地震時の巨大エネルギーから建物を守る方法は。地震の縦振動と、横振動に分解して考慮する。横振動を減衰する為に上下垂直方向は変わらず水平方向の移動のみ振動出来るばかりで無く、必ず元の位置に復元可能な構造とする。
どの装置にしても、建物は数百トンの重さがある為、頑丈な構造でなければ成立し無い、多少の歪も許さ無い。
1)縦荷重は横荷重の何倍も耐荷重が必要である。
2)縦揺れを除き、横揺れ方向の全体の同一生と、必ず元の位置に復元する。
3)上下揺れ振動には、縦引っ張り荷重に数百トンの耐荷重が必要である。
4)上下高さ、左右幅の大きさが0.5x0.5〜2x2平方メートル程度という制限がある。
5)全ての振動に対して数十年の耐用年数が必要である。
6)出来るだけ安価である事。
1) 縦荷重は横荷重の何倍も架かり、それに耐える構造にしなければならない。縦荷重に耐えうる為、鉄板厚板構造とする必要がある。
上板、上の柱はボルトで十分固着する事。更に台板も大地にアンカーを十分に固着する。
2) 横揺れに耐久する為、左右水平方向にスライド可能とし、左右横方向に鉄の厚‐板バネ15を4か所配置し振動を吸収する。更に滑り台2に油圧シリンダー18、位置センサー22、を設け、コンピユーター27により油圧システムをエンジン動力により可動、元の位置に復元可能とするシステムとする。更に油圧システムにより同じ振動方向で同じ周期で振動する耐地震用基礎台に絶対必要な条件は、位置関係で元に戻る事である。
3)全ての振動に対して、上下垂直、左右水平振動の2種類に分解し、上下荷上下垂直揺れに対する為、縦引っ張り荷重に数百トンの耐荷重の引掛けレール凸部8、レール溝部9を設ける。下方への数百トンの耐引っ張り能力が必要である。
4)上板、台板の間隔はスライド台幅の1/2以内とする。
上部構造は正方形の柱に接続する形でアンカーボルトを取れる形とし。
下部構造は正方形の台板としアンカーボルトを取れる形とする。
比較的小型でも0.5平方メートルでも10トン以上の耐荷重があるとし、出来るだけ小型にまとめる。
5)横揺れに対し水平スライド構造にして、必ずスライド部にはレール引掛凸部10a、レール溝部11a,11b・・を制作し簡単にスライドが外れ無い構造とする。これらのスライドを複数条制作し健固な構造とする。本発明は上下の位置関係は一切変わらなく、水平方向のみ移動する方法である。
スライド装置にはメンテナンス用グリス給油装置67を設け耐用年数の長いものとする。
6)構成部品は全て単純構造のレール式スライド部品のみとするが、補助部品として、油圧シリンダー18を複数構築し、バッテリ−28電源、エンジン動力式油圧装置26,29、コンピ―タ27がすぐに始動する構造とする。
(図13)第2実施例これは上板、台板の間を円柱型耐震ゴム32で固着した物であるが、最も単純で簡単であるが、ゴムの柔軟性に頼りすぎて上下振動を除いて左右、水平振動が大きい場合に、上下の高さの変化が存在する為に、高層ビルが傾く事になる。これは大きい建築物、ビルの場合は致命傷となる。更に長期間の耐久性が保証されない。
(図14)第3実施例これは上板、台板の間を鉄性耐震バネ42a,43b,・・で固着した物であるが、かなり単純で簡単であるが、耐震バネ42の柔軟性により上下振動を除いて左右、水平の振動が簡単に収まらない、共振性が裏目に出てしまう。(図20)更に上下の高さの個別差が存在する為に、高層ビルが傾く事になる、これは大きいビルの場合は致命傷となる。(図23)地震振動による建築物移動方向37を示した物だが、地震は思った方向に力が架かる。ビルが思わぬ方向に移動、回転する。これが建物がネジレ崩壊を起こす可能とする。
本発明の良い処は垂直、水平の振動が分割出来るばかりで無く、更に上下垂直の高さの個別差が存在し無い為に、高層ビルが傾く事は無い。
一定の高さが保たれるばかりで無く、上下振動、上方向への数百トンの引っ張りにも耐える事ができる。
上板1、台板3の間を鉄の滑り台2でスライド接続した物であるが、滑り台のレール溝部とスライド部分が摺動されるが、板バネ(1)15a,板バネ(2)15b,板バネ(3)15c,板バネ(4)15dの柔軟性により、水平の振動のみに収めた構造とした。
本発明のスライド減衰台は、上下の高さの個別差が存在し無い為に、高層ビル、大型建設物が傾く事は無い。ただ水平振動の個別振動差に耐える事で建築物が存在する。
水平振動のみに集約すると、上下荷重が数百トンの荷重が集中するが、レール凸部9、溝部11,12がそれに耐えれば、スライド減衰台が完成する。
今までの減衰台は全ての振動を減衰しようとして、大型の建築物に対応できなかった。それで水平、上下と分離する事でどの建築物にも可能とする。
更に必要な条件として、必ず減衰台が元の位置に戻る必要がある、その為に上板中央部1a、を板バネ(1)板バネ15a、板バネ(2)板バネ15b、板バネ(3)15c、板バネ(4)15dが水平方向で、左右上下に減衰するばかりで無く、元の位置に復元する構造である。
(作用の説明)ここで元の位置に戻るのは意外と難しい、何せ数百トンの荷重が架かるばかりで無く、耐震板バネ(1)15a,板バネ(2)15b,板バネ(3)板バネ(4)が荷重を押し戻すには数百トンのバネ力が必要である。大地震はとてつもない荷重が左右に架かり、スライド減衰台が傾きうる。スライド減衰台板3がほんの少しでも傾きうると、元の位置に復元が難しい。
更に多くの地震の最中でも、長周期、直下型地震などの条件下で、元の位置に何度でも収まる必要がある。
地震センサー22a、コンピユ―27のみバッテリー28で常時作動して置く。
地震が起きると、4本の油圧シリンダー18には原動機29、油圧ポンプ26がすぐに始動する構造とする。その後油圧シリンダー18a,18b,18c,18dが、何時でも始動可能な状態にしておく。
コンピユ―27は水平感知装置、油圧シリンダーの位置情報センサー22、地震センサー24aから振幅情報を収集し、直ちに4本の油圧シリンダー18a,18b,18c,18dには油圧情報指令を送信し、その応答次第でコンピユーター27が判断、再指令を送り続け物とする。
油圧シリンダー18a,18b,18c,18dにはバネと同じ減衰作用があるばかりで無く、長周期、直下型地震などの地震を解析し、元の位置に何度でも復元する必要がある。更に板バネ1)、2)、3)、4)は百数十トンの復元力が存在するが、それで十分とはいえ無い、それを補う為に油圧シリンダー18は存在する。
(図23を見て)各減衰台30には油圧チャンバー26a,26b,26c・・が油圧シリンダー18a,18b,18c,18dの背圧配管の中に組み込まれている、これは各々がクッションの役目を果たす為である。油圧チャンバー26a,26b,26c・・はスプリングの様な作用を、油圧の高低差、負圧、高圧でシリンダーを前後にスライド移動する。油圧の調整で数百トンの力の出し入れができる。
ここで位置情報センサー22、地震振幅情報センサー24aが作動し、付属するこれらの装置が始動するにはコンピユーター27にスイッチが入り判断、可動するのだが、どうしてもコンピユーターには初期始動時間が足りないので、予め単純作動減衰システムを覚えさせておき作用するが、その後は全シリンダーの伸び代を計算し、滑り台2、位置センサー(滑り台)23の位置情報から出来るだけ、少ない振動で連続減衰する様にする。
コンピユーター27に滑り台2の単純な、元の位置への復元可能な様にするが、多分復元力が足り無く、中途半端なまま次の振動に対応する事になるが、水平スライド減衰台としての作用を期待している。
大切な事は大地震のエネルギーに、逆らはず、減衰する事である。大地震のエネルギーは巨大で逆らへ無い、本発明には長周期振動には十分対応可能と考えるが、ソフトの部分は省略する。
構造
(実施例1)上板1は建築物の柱27に頑丈に固着され、台板3の下部は地面に頑丈に固着され。大切な事は上板1と台板3がどんな時でも、平行を保ちうる構造とする。上板1の下方、上板中央1aにはレール凸部4aレール引掛凸部5aのT型を持ったレールを、長さ方向に持つ。(図8を見ながら)
滑り台2の上部はレール溝部6a,レール溝部7aのT型を持ったレール溝は、下部にレール溝部11a,レール溝部12aのT型、レール溝方向は90度角度が違っている。これは地震振動がどの方向でも対応可能な様に、上と下のレール溝が垂直交差している、これによって(図9、図10)の様な滑り台2が振動する。
地震により滑り台2がレール溝部6aを少し移動し,半分程度レール溝部11aをスライドして。その結果台板3が合成―距離移動(振動)する。
どんな地震も巨大エネルギーを持つ為、振幅を単純に抑えられ無く、振幅以上の揺れが襲う事の連続である。滑り台2の上と下のレール溝方向は90度角度が違っている、これは地震の振動方向が、水平成分がどちら方向でも対応可能とする為であり、上レール溝部の移動量と下レール溝の移動量の合計が地震振動幅であるが、その幅が十分とは言い難いが、減衰には充分である。
上板中央1aにはレール凸部4aレール引掛凸部5aのT型を持ったレールを、長さ方向に持つ。(図11、図12を見ながら)滑り台2において、レール引掛溝部7aの溝内部に上ブッシュ板8a,側ブッシュ板8b,下ブッシュ板8c(図12を見ながら)が、長さ方向に存在する。
これは大振動で大荷重が架り安い様に、摩擦に対抗出来る構造とする。
又移動、滑り易くする為である。摩擦係数を小さくして、レールより板バネ1)2)3)4)に荷重が架かる事とする。これによりバネ復元力を増す。
減衰台アッセンブリ―30を(図21)の様に建築物の下へ縦、横25台も設置する。位置センサー23a,23b,23c・・・が各々の滑り台2の位置を計算し、減衰作用を推進する。
これらの減衰台の最も困ることは(図20を見て)減衰台が垂直に振動する事である。右側と左側の減衰台アッセンブリ―の高さが違う現象が起こる事が最悪の現象である。これ以上の高低差は建築物の崩壊を意味する、この様な現象が起こらない為に本発明はある。
第2,3実施例には高低差を押さえる構造が無い為に、ビルが倒壊する可能性がある。大地震で水平方向に振動するのは仕方がないが、上、下垂直に振動すると、垂直上に引っ張り力が作用すると、減衰台が崩壊する。
耐震ゴム32、耐震バネ1)〜9)は斜めに傾くと高低差が必ずできる、これでは大きい建物では使え無い。
ここで大地震の場合、振動幅がスライド幅を超える事は、よくある。何でも減衰する事が存在する意義である。地震の揺れ方向は予測不能であり、初期振動のもたつきは仕方がない。地震の振動は、ほぼ同じ方向であるが少しずつ違う方向に揺れても、レールの方向が90度交差している為に対応可能である。
ここでスライド減衰台にあまりにも荷重が架かると、スライド移動出来ない可能性もある。一台のスライド減衰台に百トン以下の荷重が架かる構造としなければ、重すぎるのも又、無理で作用し無いが、ブシュ板8a,8b,8cに変わって直線ベアリングを用いても可能である。
直線ベアリングを用いた場合は軽く動ける利便性がある。軽すぎても建築物が持たない可能性がある。(図23を見て)このスライド減衰台の心配部分は何百台も減衰台が設置された時に、スライド移動の距離が各々違いすぎる時はねじれた形となる。建築物のネジレが起こるのは好ましくない。
その為に油圧シリンダー18a,18b,18c,18dには位置センサー22a,22b,22c,22dが取り付けられており、シリンダーの伸び代がコンピューター27に報告されて、滑り台2には位置センサー23、が付いており電気配線24b,により情報が収集されている。コンピューター27によって、振動移動距離を修正する為に信号が各ポンプ26、電気操作弁25a入力され,この油圧により建築物全体が油圧シリンダ―18に同じ方向に振動し、地震に耐え続ける。
(図21〜24を見て)油圧シリンダー18a,18b,18c,18dは、油圧ポンプ26、油圧チャンバー26a、畜空気圧ボンベ21によって伸縮可能な、クッション機能構造とした滑り台2を1セットの装置として、少なくとも10箇以上建築物の下部に設置し、多数の減衰台の移動方向と一致、同調させ地震振動を減衰させる。この同調作用がうまくいかないと、大きな建築が崩壊する。
つまり建築物をネジレから守り、崩壊を防ぐ為である。(図24)建築物移動方向を示す図であるが、ビルが同じ方向に振動する様に、各々の油圧シリンダー18a,18b・・を操作し揺れを少なくする。
油圧チャンバー26a、畜空気圧ボンベ21は空気圧によって伸縮可能な、クッション機能とした減衰装置となり得る。(図23を見て)建物が地震によって、斜めに捩れている、これは地震のエネルギーが正しく減衰して無い。建築物の崩壊を防ぐ為、スライド減衰台の振動距離の減衰及び振動方向を同一体にする必要がある。なぜならスライド減衰台の移動方向がバラバラだと建物がネジレて崩壊を招く、しかしスライド減衰台が同一方向移動なら振動が大きくても、建物が崩壊する事は無い。
(図24を見て)建物が地震の揺れ方向と同じの場合は十分に減衰する。
コンピューター27は油圧シリンダー15に備わった位置センサー22の情報を集めて、判断し情報を油圧ポンプ26、電気操作弁24c,が油圧シリンダー15a,15b,15c,15dに油圧を送り、又は逆送し減衰台30a、30b・・のスライド移動方向を加減し位置を調節する。
一度地震が収まった時に、シリンダーの伸び代がコンピューター27に報告されて、建物を位置を修正する為に信号が各スライド減衰台30に送られ、それぞれの位置を修正する為に、再度各シリンダーに信号が送られる。
(図23を見て)スライド減衰台30は建築物と地面の間に何百箇も設置するが、あえて個数を少なく制限して建築物を余り振動し無いタイプも可能であるが、安く仕上げるなら振動距離を制限し、板バネ15、耐振バネ42を強力な戻り力を有する形とするなら、かなり安上がりとなる。
0(第4実施例構造)第1実施例とほぼ同じ原理であるが、回転部が上と下に存在しその間に滑り台53下滑り台60があり、レールスライドし減衰の効果がある。建物に固着した上板50と地面に固着した台板63の間に滑り台53、下滑り台60が存在する。
滑り台53の滑り台回転部52と上板回転部51が回転可能に嵌装接続、更に下滑り台回転部61と台板回転部62が回転可能に嵌装接続な構造とし、一体回転する。それら滑り台53、のレール溝部54a、55a内部に下滑り台53のレール凸部56aレール引掛凸部57aがスライド移動とするが、そこで地震の揺れ方向がどちらに向いたかで決まる。
(第1実施例ではレール溝部6とレール溝部11のスライド移動量2か所のスライド合計で振動幅を減衰するが)
上板回転部51と滑り台回転部52が上板中央より(約20センチ)ハズレた、
Figure 2018150784
向き直し、{慣性法則により振動方向に移動しながら滑り台回転部52が回転し}第4実施例では下滑り台60のレール凸部56,57は滑り台53のレール溝部54,55をスライド移動し減衰作用が働く。
すぐにはスライド移動方向と揺れ方向が一致しないが、最終的には一致する。
上板回転部51の回転軸と台板回転部62が必ず一致するとは限らないがスライド移動し減衰作用が働くのは間違い無い。スライド部は一か所であるが最初から振動方向と同じ方向であり、十分同じ効果をもたらす事となる。
第1実施例は2個のレールが常に作動する、第4実施例は下滑り台60と言う部品が1箇多くなるが、スライド移動エネルギーが少ない為、スムーズに減衰する。上板回転部51の回転軸と台板回転部62の回転軸は一致し無いが、振動方向に少し(約20センチ)ずれる。
上板回転部51と台板回転部62はいずれも健固な作りであるが、ブッシュ、ベアリングを挿入設置しても可能である。
更に第1実施例と同じ耐震バネ59(1,(2、(3、(4の内部に油圧シリンダー18a,18b,18c,18dがシリンダー取付具16a,16b,16c,16dとシリンダー取付柱66a,66b,66c,66dの間に設置され(図21)の様に配置し何時でも滑り台53が水平移動可能とする。勿論油圧シリンダー15a,15b,15c,15dもクッションの役割を果たしながら、滑り台53、下滑り台60を元の位置に戻すために働く。
本発明の特徴は垂直高さが変わらないまま、金属バネと油圧シリンダーにより水平移動だけで減衰する事である。
本発明第1実施例の概略図 上板1を除いた上面図 第1実施例の図2の側面図 図2のA矢視図 図2のB矢視図 図3のC矢視図 図3のD矢視図 上板1、滑り台2、台板の概略図 上板1を除いた、滑り台、台板の振動方向移動概略図 上板1を除いた、滑り台2、台板3の振動方向移動概略図 上板1、レール凸部4,5、滑り台2、レール溝6,7の側面図 図11の上、下ブッシュ板8a,8c側ブッシュ板8bの配置図 第2実施例、概略図 第3実施例、概略図 第4実例第16図のE矢視図 第4実例15図の側面図 第4実施例第16図のF矢視図 第4実施例第16図のG矢視図 第4実施例の上板50、滑り台2、台板3の概略図 第2,3実施例を使用した、地震時のビル傾斜図 第1、4実施例の全体油圧復元全体図 第1、4実施例の油圧復元システム拡大図 第2、3実施例の地震時、基礎地盤スライド移動図 第1、4実施例の地震時、基礎地盤スライド移動図 第1、4実施例の油圧スライド復元システム図
1・・・・・・上板 1a,1b,1c.1d,1e・・上板バネ受
1e・・・・上板中央部 2・・・・・滑り台
3・・・・・台板 3a・・・・・台板中央
4a・・・・レール凸部 4b・・・・レール凸部
4c・・・・・レール凸部 4d・・・・レール凸部
5a・・・レール引掛凸部 5b・・・・レール引掛凸部
5c・・・レール引掛凸部 5d・・・・レール引掛凸部
6a・・・・・レール溝部 6b・・・・レール溝部
6c・・・・・レール溝部 6d・・・・レール溝部
7a・・・・レール溝部 7b・・・・・レール溝部
7c・・・・レール溝部 7d・・・・・レール溝部
8a・・・上ブッシュ板 8b・・・・・側ブッシュ板
8c・・・・下ブッシュ板 9a・・・・・レール凸部
9b・・・・レール凸部 9c・・・・・レール凸部
9d・・・・レール凸部 10a・・・レール引掛凸部
10b・・レール引掛凸部 10c・・・・レール引掛凸部
10d・・レール引掛凸部 11a・・・・・レール溝部
11b・・・・レール溝部 11c・・・・・レール溝部
11d・・・・レール溝部 12a・・・・・レール溝部
12b・・・・レール溝部 12c・・・・・レール溝部
12d・・・・レール溝部 13・・・・・・取付ビス
14・・・・取付ビス穴 15a・・・・・板バネ(1
15b・・・・板バネ(2 15c・・・・・板バネ(3
15d・・・・板バネ(4 16a,16b,16c,16d・シリンダー取付具
17a,17b,17c,17d・シリンダ−取付柱 18a,18b,18c,18d・油圧シリンダー
19a,19b,19c,19d・・バネ受 20・・・・・油圧配管
21・・畜空気圧ボンベ 22a,22b・・位置センサ(シリンダー
23・位置センサー(滑り台 24a・・・地震センサー
24b・・・・電気配線 24c・・・・電気操作弁
25a・・・・電気操作弁 25b・・・・油圧電磁弁
26・・・・・油圧ポンプ 26a・・チャンバー(畜油圧器)
27・・・コンピユーター 27a、27b,27c・・・電気配線
28・バッテリー(定電圧器付) 28a・・・発電機
29・・・・・原動機 30・・・減衰台アッセンブリ
2実施例
31・・・・・上板 32・・・・・耐震ゴム
33・・・・・台板 34・・・・・垂直差(減衰台
35・・・・地盤 36・・・・・移動地盤(地震時
37・・・・建築物移動方向
第3実施例
41・・・・上板 42a・・・・耐震バネ(1
42d・・・・耐震バネ(4 42e・・・・耐震バネ(5
42f・・・・耐震バネ(6 42g・・・・耐震バネ(7
42e・・・・耐震バネ(8 42e・・・・耐震バネ(9
43・・・・・台板 44・・・・傾斜角
第4実施例
50・・上板 51・・上板回転部 52・滑り台回転部
52b,52c.52d,52e・・上板バネ受 53・・・・・滑り台
54a・・・・レール溝部 54b・・・・レール溝部
54c・・・・レール溝部 54d・・・・レール溝部
55a・・・・レール溝部 55b・・・・レール溝部
55c・・・・レール溝部 55d・・・・レール溝部
56a・・・・レール凸部 56b・・・・レール凸部
56c・・・・レール凸部 56d・・・・レール凸部
57a・・・レール引掛凸部 57b・・・レール引掛凸部
57c・・・レール引掛凸部 57d・・・レール引掛凸部
58a・・・上ブッシュ板 58b・・・・側ブッシュ板
58c・・・下ブッシュ板
59a・・・・・耐震バネ(1 59b・・・耐震バネ(2
59c・・・・・耐震バネ(3 59d・・・耐震バネ(4
60・・・・・下滑り台 61・・下滑り台回転部
62・・・・・台板回転部 63・・・・台板
64a,64b,64c,64d・シリンダ−取付具 65・・柱(セメント)
66a,66b,66c,66d・シリンダ−取付柱 67・・グリス給油装置
70・・・・・地盤 71・・・移動地盤(地震時
72・・・・建築物移動方向

Claims (5)

  1. 地震の横振動.減衰台において、建物下部に固着した上板1と地面に固着した台板3の間に滑り台2を設け、上板1―滑り台2のレール凸部4a、5a−レール溝部6a、7aでスライド可能な構造を設け、更に滑り台2―台板3のレール凸部9a,10a―レール溝部11a,12aでスライド可能な構造を設け、両方のレールスライド移動方向が 90度を成す構造とするスライド減衰台
  2. 上記記載の減衰台において、上板1の四方、上板バネ受1a,1b,1c,1dとシリンダー15取付柱17a,17b,17c,17dの間に板バネ1)15a、板バネ2)、板バネ3)、板バネ4)を伸縮可能に設け、上板1a,1b,1c・・の振動が水平方向に減衰移動可能な構造を持つ特許請求項第1項記載のスライド減衰台
  3. 上記記載の減衰台において、上板1のシリンダー取付具16a,16b,16c,16dと台板3のシリンダー取付柱17a,17b,17c,17dの間に油圧シリンダー18a,18b,18c,18dを備え、油圧ポンプ26、油圧チャンバー26aによって油圧を各油圧シリンダーに圧送、又は逆送し、滑り台2が畜空気圧ボンベ21により上板1a,1b,1c・・の振動がクッション減衰可能なばかりで無く、水平に任意移動可能な構造を持つ特許請求項第1項記載のスライド減衰台
  4. 上記記載の油圧シリンダー18a,18b,18c,18dに位置センサー22a,22b,22c・・を備え、油圧ポンプ26、油圧チャンバー26a、畜空気圧ボンベ21、コンピユ―ター27によって伸縮可能な構造とした滑り台2アッセンブリを、少なくとも1箇以上多数を建築物下部に設置して一体化し、全ての上板1a,1b,1c・・の振動が、同一水平移動方向、同一距離を減衰可能な構造を持つ特許請求項第1項記載のスライド減衰台
  5. 地震の横振動.減衰装置において、建物に固着した上板50と地面に固着した台板63の間に滑り台53、下滑り台60が存在する。
    滑り台53の上面に、中央より少しハズレた位置に存在する滑り台回転部52と上板回転部51が回転可能に嵌装、その下面に下滑り台回転部61と台板回転部62が回転可能に嵌装構造とし、 更に滑り台53のレール溝部54a、55a内部に下滑り台60のレール凸部56aレール引掛凸部57aが水平方向に減衰スライド移動可能とする事を特微としたスライド減衰台
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