JP2018149002A - 遊技機 - Google Patents
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Abstract
Description
遊技盤の前側に形成された遊技領域に向けて遊技球を発射することによって遊技を行う遊技機において、
前記遊技盤との間に遊技球が通過可能な間隔を空けて設けられ、前記遊技領域の中の所定の特定領域へ遊技球が進入する経路の前側に位置する前板と、
前記前板に接近して前記経路の下側を構成した前進状態と、前記前板から離隔して前記経路の下側を開放した後退状態とを切り換えることが可能な可動板と
を備え、
前記可動板は、前側に向かって厚みが薄くなる形状に形成されている
ことを特徴とする。
A−1.装置前面側の構成 :
図1は、本実施例のパチンコ機1の正面図である。図1に示すように、パチンコ機1の前面部には、前面枠4が設けられている。前面枠4は、一端(図1における左側)が中枠3に対して回動可能に軸支されている。中枠3の前面側には遊技盤20(図2参照)が着脱可能に取り付けられており、前面枠4が中枠3に対してパチンコ機1の前方側に回動(開放)されると、遊技盤20が露出した状態となる。中枠3は、一端(図1における左側)が本体枠2に対して回動可能に軸支されている。本体枠2は、木製の板状部材を組み立てて構成された略長方形の枠体であり、パチンコ機1の外枠を形成している。
図2は、遊技盤20の盤面構成を示す説明図である。前述したように遊技盤20は、中枠3の前面側に着脱可能に取り付けられている。図2に示すように、遊技盤20の中央には略円形状の遊技領域21が形成されている。発射装置ユニット261(図3参照)から発射された遊技球は、外レール22と内レール23との間を通って遊技領域21に放出され、遊技領域21の上方から下方に向かって流下する。遊技領域21は、前面枠4の窓部4a(透明板4b)を通して遊技者に視認されるので、当然ながら、遊技領域21を流下する遊技球の様子も窓部4aを通して遊技者が視認可能である。
次に、本実施例のパチンコ機1における制御回路の構成について説明する。図3は、本実施例のパチンコ機1における制御回路の構成を示したブロック図である。図示されているようにパチンコ機1の制御回路は、多くの制御基板や、各種基板などから構成されている。機能に着目して大別すると、遊技の基本的な進行に係る制御を司る主制御基板200と、遊技の演出に係る制御を司るサブ制御基板220と、サブ制御基板220の制御下で画像の表示や音声の出力に係る制御を司る画像音声制御基板230と、サブ制御基板220の制御下でランプの発光に係る制御を司るランプ制御基板226と、遊技球の貸し出しや払い出しに係る制御を司る払出制御基板240と、遊技球の発射に係る制御を司る発射制御基板260などから構成されている。これら制御基板は、各種論理演算および算出演算を実行するCPU(図3におけるCPU201、221、231等)や、CPUで実行される各種プログラムやデータが記憶されているROM(図3におけるROM202、222、232等)、プログラムの実行に際してCPUが一時的なデータを記憶するRAM(図3における203、223、233等)、入出力用回路など、種々の周辺LSIがバスで相互に接続されて構成されている。
本実施例のパチンコ機1では、次のようにして遊技が進行する。上皿部7に遊技球が貯留された状態で遊技者が発射ハンドル9を回転させると、上皿部7に貯留された遊技球が1球ずつ発射装置ユニット261に供給されて、図2を用いて前述した遊技領域21に向けて発射される。遊技球を打ち出す強さは発射ハンドル9の回転角度に対応するので、遊技者は発射ハンドル9の回転角度を変化させることによって、遊技者の所望する領域に遊技球を流下させることができる。例えば、中央装置40(演出表示装置41)の左方の領域を流下するように遊技球を発射したり(左打ちを行ったり)、中央装置40の右方の領域を流下するように遊技球を発射したり(右打ちを行ったり)することができる。
図4は、本実施例の始動口ユニット60の構成を示す斜視図である。前述したように始動口ユニット60は、第1始動口61と、第2始動口62とが上下に組み合わされて構成されている。この始動口ユニット60は、後面の取付板60aが遊技盤20の盤面に接して取り付けられる。上側に設けられた第1始動口61は、取付板60aから前方に突設されて上面が開口した断面U字形の受け部61aを備え、遊技球が常時入球可能なポケット式の入球口である。受け部61aの上面の開口部から入球した遊技球は、遊技盤20の裏面側に導かれて、第1始動口センサー61s(図3参照)によって検知される。
上述した実施例のパチンコ機1は、次のような遊技機A1〜A4として捉えることができる。
遊技盤の前側に形成された遊技領域に向けて遊技球を発射することによって遊技を行う遊技機において、
前記遊技盤との間に遊技球が通過可能な間隔を空けて設けられ、前記遊技領域の中の所定の特定領域へ遊技球が進入する経路の前側に位置する前板と、
前記遊技領域を前後方向に移動することにより、前記経路の下側を構成した前進状態と、前記経路の下側を開放した後退状態とを切り換えることが可能な可動板と
を備え、
前記可動板は、前側に向かって厚みが薄くなる形状に形成されている
ことを特徴とする遊技機。
遊技機A1において、
前記可動板の上面には、前側に向かって下がる傾斜が付けられている
ことを特徴とする遊技機。
遊技機A1または遊技機A2において、
前記前板には、一部分を欠いた欠落部が前記可動板に臨む位置に設けられており、
前記前板は、前記前進状態で前記可動板の上面に接する遊技球が、前記欠落部の上縁部分に当接可能に設けられている
ことを特徴とする遊技機。
遊技機A3において、
前記前板の前方には、前記遊技盤と略平行に前記遊技領域を視認可能に覆う透明板が設置されており、
前記前進状態における前記可動板の前端と前記透明板との間隔は、遊技球の直径よりも広く設定されている
ことを特徴とする遊技機。
上述した実施例のパチンコ機1は、次のような遊技機B1〜B4として捉えることができる。
遊技盤の前側に形成された遊技領域に向けて遊技球を発射することによって遊技を行う遊技機において、
前記遊技領域の中の所定の特定領域に進入した遊技球を検知する検知部と、
前記遊技盤との間に遊技球が通過可能な間隔を空けて設けられ、前記特定領域へ遊技球が進入する経路の前側に位置する前板と、
前記遊技領域を前後方向に移動することにより、前記経路の下側を構成した前進状態と、前記経路の下側を開放した後退状態とを切り換えることが可能な可動板と
を備え、
前記可動板は、前側に向かって厚みが薄くなる形状に形成されている
ことを特徴とする遊技機。
遊技機B1において、
前記可動板の上面には、前側に向かって下がる傾斜が付けられている
ことを特徴とする遊技機。
遊技機B1または遊技機B2において、
前記前板には、一部分を欠いた欠落部が前記可動板に臨む位置に設けられており、
前記前板は、前記前進状態で前記可動板の上面に接する遊技球が、前記欠落部の上縁部分に当接可能に設けられている
ことを特徴とする遊技機。
遊技機B3において、
前記前板の前方には、前記遊技盤と略平行に前記遊技領域を視認可能に覆う透明板が設置されており、
前記前進状態における前記可動板の前端と前記透明板との間隔は、遊技球の直径よりも広く設定されている
ことを特徴とする遊技機。
上述した実施例のパチンコ機1は、次のような遊技機C1として捉えることができる。
遊技盤の前側に形成された遊技領域に向けて遊技球を発射することによって遊技を行う遊技機において、
前記遊技盤との間に遊技球が通過可能な間隔を空けて設けられ、前記遊技領域の中の所定の特定領域へ遊技球が進入する経路の前側に位置する前板と、
前記前板に接近して前記経路の下側を構成した前進状態と、前記前板から離隔して前記経路の下側を開放した後退状態とを切り換えることが可能な可動板と
を備え、
前記可動板は、前側に向かって厚みが薄くなる形状に形成されている
ことを特徴とする遊技機。
上述した実施例のパチンコ機1は、次のような遊技機D1として捉えることができる。
遊技盤の前側に形成された遊技領域に向けて遊技球を発射することによって遊技を行う遊技機において、
前記遊技領域を前後方向に移動することにより、前記遊技領域の中の所定の特定領域へ遊技球が進入する経路の下側を構成した前進状態と、前記経路の下側を開放した後退状態とを切り換えることが可能な可動板を備え、
前記可動板は、前側に向かって厚みが薄くなる形状に形成されている
ことを特徴とする遊技機。
4b…透明板、 20…遊技盤、 21…遊技領域、
60…始動口ユニット、 60a…取付板、 60b…通し孔、
61…第1始動口、 61s…第1始動口センサー、 62…第2始動口、
62m…始動口ソレノイド、 62s…第2始動口センサー、
62t…通過孔、 63…スライド部材、 63a…誘導板(可動板)、
63b…連結部、 63c…立設部、 63s…傾斜面、
64…前板、 64a…欠落部、 64b…貫通孔、
65…左支柱、 65a…左誘導面、 66…右支柱、
66a…右誘導面。
Claims (1)
- 遊技盤の前側に形成された遊技領域に向けて遊技球を発射することによって遊技を行う遊技機において、
前記遊技盤との間に遊技球が通過可能な間隔を空けて設けられ、前記遊技領域の中の所定の特定領域へ遊技球が進入する経路の前側に位置する前板と、
前記前板に接近して前記経路の下側を構成した前進状態と、前記前板から離隔して前記経路の下側を開放した後退状態とを切り換えることが可能な可動板と
を備え、
前記可動板は、前側に向かって厚みが薄くなる形状に形成されている
ことを特徴とする遊技機。
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JP2015077235A (ja) * | 2013-10-16 | 2015-04-23 | 株式会社三共 | 遊技機 |
JP2015181572A (ja) * | 2014-03-20 | 2015-10-22 | 株式会社ニューギン | 遊技機 |
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