JP2018148432A - 電子スイッチ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】より多くの種類の負荷に適合可能とすること。【解決手段】電子スイッチ装置1は、主スイッチ部Q1と、補助スイッチ部Q2と、検出部3と、制御部5と、を備える。主スイッチ部Q1は、交流電源11と負荷12との間の導通/非導通を切り替える。補助スイッチ部Q2は、交流電源11から主スイッチ部Q1を駆動させるために供給される駆動電力を供給するか否かを切り替える。検出部3は、主スイッチ部Q1の両端電圧であるスイッチ間電圧Vswのゼロクロスを検出する。制御部5は、補助スイッチ部Q2を制御する。制御部5は、検出部3でスイッチ間電圧Vswのゼロクロスが検出されると、所定の期間、主スイッチ部Q1に駆動電力が供給されるように補助スイッチ部Q2を制御する。【選択図】図1

Description

本発明は、一般に電子スイッチ装置に関し、より詳細には、交流電源と負荷との間に電気的に接続されるスイッチ部を備える電子スイッチ装置に関する。
従来、人体から放射される熱線を検出して、負荷をオン/オフさせる電子スイッチ装置(熱線センサ付自動スイッチ)が知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載の電子スイッチ装置は、接続端子間に、カレントトランスの1次巻線と、全波整流器と、負荷への電源供給をオン/オフ制御する双方向サイリスタを有する負荷制御回路とが直列に接続されている。
また、特許文献1に記載の電子スイッチ装置では、全波整流器の直流出力端子間には、電源回路が接続される。電源回路は、制御用IC(Integrated Circuit)用の制御電源(動作電源)を生成する定電圧回路に、負荷の非通電時に電源供給する。また、負荷の通電時には、カレントトランスの2次巻線に流れる電流により、補助電源回路が定電圧回路に電源供給する。
特開2000−131456号公報
ところで、電子スイッチ装置は、種々の照明負荷等、様々な負荷が電気的に接続され得る。そのため、電子スイッチ装置に接続される負荷によっては、電子スイッチ装置又は負荷が異常な動作をする可能性がある。
本発明は上記事由に鑑みてなされており、より多くの種類の負荷に適合可能な電子スイッチ装置を提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る電子スイッチ装置は、主スイッチ部と、補助スイッチ部と、検出部と、制御部と、を備える。前記主スイッチ部は、交流電源と負荷との間に電気的に接続され、前記交流電源と前記負荷との間の導通/非導通を切り替える。前記補助スイッチ部は、前記主スイッチ部に電気的に接続され、前記交流電源から前記主スイッチ部を駆動させるために供給される駆動電力を供給するか否かを切り替える。前記検出部は、前記主スイッチ部の両端電圧であるスイッチ間電圧のゼロクロスを検出する。前記制御部は、前記補助スイッチ部を制御する。前記制御部は、前記検出部で前記スイッチ間電圧のゼロクロスが検出されると、所定の期間、前記主スイッチ部に前記駆動電力が供給されるように前記補助スイッチ部を制御するように構成されている。
本発明は、より多くの種類の負荷に適合可能になる、という利点がある。
図1は、本発明の一実施形態に係る電子スイッチ装置の構成を示す概略回路図である。 図2は、同上の電子スイッチ装置における、交流電源の出力電圧にノイズが重畳していない場合の動作の説明図である。
(1)概要
以下、本発明の一実施形態に係る電子スイッチ装置1の概要について説明する。本実施形態に係る電子スイッチ装置1は、図1に示すように、交流電源11と負荷12との間に電気的に接続され、交流電源11から負荷12への通電状態を切り替える配線器具である。電子スイッチ装置1は、例えば住宅の壁等に取り付けられる。交流電源11は、例えば、単相100〔V〕、60〔Hz〕の商用電源である。負荷12は、例えば、LED(Light Emitting Diode)を有する光源と、光源を点灯させる点灯回路と、を備える照明装置である。この負荷12では、交流電源11からの電力供給時に光源が点灯する。
電子スイッチ装置1は、例えば、双方向サイリスタ及びトランジスタ等の半導体スイッチからなる主スイッチ部Q1を備えている。電子スイッチ装置1は、主スイッチ部Q1を電子的に制御することにより、交流電源11と負荷12との間の導通/非導通を電子的に切り替える。つまり、電子スイッチ装置1は、交流電源11と負荷12との間に電気的に接続されるスイッチ部(主スイッチ部Q1)を備えている。
本実施形態では、電子スイッチ装置1は、2本の配線を接続可能な、いわゆる片切スイッチである。電子スイッチ装置1は、2つの接続端子101,102を備えている。図1の例では、接続端子(第1接続端子)101は、交流電源11に接続されている。また、接続端子(第2接続端子)102は、負荷12に接続されている。
電子スイッチ装置1において、主スイッチ部Q1は、接続端子101と接続端子102との間に接続されている。言い換えれば、電子スイッチ装置1の内部において、接続端子101と接続端子102とは、主スイッチ部Q1を介して電気的に接続されている。したがって、主スイッチ部Q1の動作状態がオン状態にあれば、接続端子101と接続端子102との間が主スイッチ部Q1を介して導通する。また、主スイッチ部Q1の動作状態がオフ状態にあれば、接続端子101と接続端子102との間が非導通となる。つまり、電子スイッチ装置1の主スイッチ部Q1が導通していれば、交流電源11と負荷12との間が導通し、電子スイッチ装置1を介して、交流電源11から負荷12に電力供給される。本実施形態では、主スイッチ部Q1のオン状態とは、主スイッチ部Q1が連続的に導通している状態だけではなく、主スイッチ部Q1が間欠的に導通している状態を含む。つまり、主スイッチ部Q1のオン状態とは、交流電源11から負荷12への電力供給が行われる状態であり、主スイッチ部Q1のオフ状態とは、交流電源11から負荷12への電力供給が遮断される状態である。
(2)詳細
以下、本実施形態の電子スイッチ装置1の構成について図1を用いて詳細に説明する。
電子スイッチ装置1は、図1に示すように、主スイッチ部Q1及び2つの接続端子101,102に加えて、補助スイッチ部Q2、整流器2、検出部3、電源生成部4、制御部5、及びセンサ部6を備えている。2つの接続端子101,102の各々は、配線が電気的かつ機械的に接続される部品である。これらの主スイッチ部Q1、2つの接続端子101,102、補助スイッチ部Q2、整流器2、検出部3、電源生成部4、制御部5、及びセンサ部6は、1つの筐体に収納されている。電子スイッチ装置1は、筐体が壁等に固定されることで、壁等に取り付けられる。本実施形態における「接続端子」等の「端子」は、電源線を接続するための部品(端子)でなくてもよく、例えば、電子部品のリード、又は回路基板に含まれる導体の一部であってもよい。
主スイッチ部Q1は、交流電源11と負荷12との間に電気的に接続され、交流電源11と負荷12との間の導通/非導通を切り替える。本実施形態では、主スイッチ部Q1は、3端子の双方向サイリスタ(トライアック)にて構成されている。主スイッチ部Q1は、接続端子101と接続端子102との間に電気的に接続されており、接続端子101と接続端子102との間における双方向の電流の通過/遮断を切り替える。主スイッチ部Q1の制御端子(双方向サイリスタのゲート端子)は、整流器2の交流入力端子に電気的に接続されている。また、主スイッチ部Q1の制御端子は、抵抗R0を介して接続端子102に電気的に接続されている。
補助スイッチ部Q2は、整流器2と電源生成部4との間に電気的に接続され、整流器2の直流出力端子間の導通/非導通を切り替える。本実施形態では、補助スイッチ部Q2は、エンハンスメント形のnチャネルMOSFET(Metal-Oxide-Semiconductor Field Effect Transistor)にて構成されている。言い換えれば、補助スイッチ部Q2は、電界効果トランジスタである。補助スイッチ部Q2のドレイン端子は、整流器2の高電位側の直流出力端子に電気的に接続されている。補助スイッチ部Q2のソース端子は、整流器2の低電位側の直流出力端子(グランド)に電気的に接続されている。補助スイッチ部Q2は、後述するように、ゲート端子に制御部5からの制御信号(第1制御信号)CS1が入力されることにより制御される。
ここで、補助スイッチ部Q2が非導通であれば、主スイッチ部Q1の制御端子に十分な大きさの制御電圧(ゲート電圧)が印加されず、主スイッチ部Q1は非導通になる。一方、補助スイッチ部Q2が導通していれば、補助スイッチ部Q2、整流器2を介して抵抗R0に電流が流れることにより、主スイッチ部Q1の制御端子に十分な大きさの制御電圧が印加され、主スイッチ部Q1が導通する。つまり、補助スイッチ部Q2は、主スイッチ部Q1に電気的に接続され、交流電源11から主スイッチ部Q1を駆動させるために供給される駆動電力を供給するか否かを切り替える。
整流器2は、ダイオードブリッジからなる。整流器2は、主スイッチ部Q1の両端間に印加される電圧(以下、「スイッチ間電圧Vsw」ともいう)を、全波整流して、電源生成部4に出力する。そのため、電源生成部4は、整流器2の直流出力端子間に接続されている。電源生成部4は、整流器2から入力される全波整流後の電力を用いて、例えば制御部5及びセンサ部6の駆動等に必要な「制御電圧」を生成する。
以下では、主スイッチ部Q1が非導通の状態で、主スイッチ部Q1には交流電源11から交流電圧Vacが印加されることと仮定する。つまり、主スイッチ部Q1が非導通であれば、スイッチ間電圧Vswは交流電源11からの交流電圧Vacと略等しくなる。また、以下では、接続端子101が高電位となる交流電圧Vac及びスイッチ間電圧Vswの極性を「正極性」、接続端子102が高電位となる交流電圧Vac及びスイッチ間電圧Vswの極性を「負極性」という。
検出部3は、スイッチ間電圧Vswの大きさを検出することで、スイッチ間電圧Vswのゼロクロスを検出するように構成されている。また、検出部3は、検出信号を制御部5に出力するように構成されている。本実施形態に係る電子スイッチ装置1は、検出部3として、検出部(第1検出部)31と、検出部(第2検出部)32と、を有している。つまり、本実施形態では、検出部3は2つである。また、本実施形態では、検出信号も2つ(検出信号(第1検出信号)S1、検出信号(第2検出信号)S2)である。
検出部31は、接続端子101に電気的に接続されている。検出部31は、接続端子101−グランド(基準電位点)間電圧の大きさと基準値(例えば、12〔V〕)とを比較することにより、スイッチ間電圧Vswが負極性から正極性に切り替わる際のゼロクロスを検出する。検出部31は、検出結果を表す検出信号S1を制御部5に出力している。検出信号S1の信号レベルは、接続端子101−グランド間電圧の大きさが基準値未満のときにHレベル(High level)となり、接続端子101−グランド間電圧の大きさが基準値以上のときにLレベル(Low level)となる。
検出部32は、接続端子102に電気的に接続されている。検出部32は、接続端子102−グランド間電圧の大きさと基準値(例えば、12〔V〕)とを比較することにより、スイッチ間電圧Vswが正極性から負極性に切り替わる際のゼロクロスを検出する。検出部32は、検出結果を表す検出信号S2を制御部5に出力している。検出信号S2の信号レベルは、接続端子102−グランド間電圧の大きさが基準値未満のときにHレベルとなり、接続端子102−グランド間電圧の大きさが基準値以上のときにLレベルとなる。
すなわち、検出部31は、正極性のスイッチ間電圧Vswの大きさが基準値未満の状態から基準値以上の状態に移行したことを検出すると、ゼロクロスと判断し、検出信号S1の信号レベルをLレベルとする。同様に、検出部32は、負極性のスイッチ間電圧Vswの大きさが基準値未満の状態から基準値以上の状態に移行したことを検出すると、ゼロクロスと判断し、検出信号S2の信号レベルをLレベルとする。したがって、検出部31及び検出部32で検出されるゼロクロスの検出点は、厳密な意味でのゼロクロス(0〔V〕)から少し時間が遅れることになる。
電源生成部4は、給電回路41と、電源部42と、電源入力端子401と、電源出力端子402と、を有している。電源部42は、補助スイッチ部Q2の両端間に電気的に接続されている。電源部42は、交流電源11からの供給電力により制御電圧を生成するように構成されている。給電回路41は、補助スイッチ部Q2の両端間に電気的に接続されている。
給電回路41と電源部42とは、いずれも整流器2の直流出力端子間に電気的に接続されている。電源入力端子401は、給電回路41の入力端子に相当し、整流器2の高電位側の直流出力端子に電気的に接続される。そのため、主スイッチ部Q1及び補助スイッチ部Q2が非導通の状態にある場合、電源入力端子401とグランド(整流器2の低電位側の直流出力端子)との間には、全波整流されたスイッチ間電圧Vsw、つまり整流器2から出力される脈流電圧が印加される。電源出力端子402は、電源部42の出力端子に相当し、制御部5に電気的に接続される。これにより、電源部42が制御電圧を生成するときには、電源部42への供給電力は、必ず給電回路41を介して電源部42に供給されることになる。給電回路41は、例えば、入力電圧(スイッチ間電圧Vsw)を降圧して電源部42に出力するドロッパ回路である。
給電回路41は、ツェナダイオード(第1ツェナダイオード)ZD1と、能動素子Q10と、抵抗(第1抵抗)R1と、抵抗(第2抵抗)R2と、ダイオードD1と、電流制限部43と、を有している。電流制限部43は、スイッチ素子(第1スイッチ素子)Q11と、抵抗(第3抵抗)R3と、抵抗(第4抵抗)R4と、を有している。また、給電回路41は、ツェナダイオード(第2ツェナダイオード)ZD2と、スイッチ素子(第2スイッチ素子)Q12と、スイッチ素子(第3スイッチ素子)Q13と、抵抗(第5抵抗)R5と、抵抗(第6抵抗)R6と、を更に有している。電源部42は、コンデンサC1と、レギュレータ44と、を有している。
電源入力端子401とグランドとの間においては、能動素子Q10、抵抗R3、ダイオードD1、及びコンデンサC1が、電気的に直列に接続されている。これにより、能動素子Q10、抵抗R3、及びダイオードD1の直列回路は、電源部42への供給電力の経路の一部、つまりコンデンサC1の充電経路45の一部を構成する。能動素子Q10は、主スイッチ部Q1の両端間における、コンデンサC1の充電経路45上に設けられ、スイッチ間電圧Vswの大きさが所定値以上のときにオンする電圧駆動型の能動素子である。能動素子Q10は、一例として、エンハンスメント形のnチャネルMOSFETからなる。
能動素子Q10のドレイン端子は、電源入力端子401に電気的に接続されている。能動素子Q10のソース端子は、ダイオードD1のアノード端子に電気的に接続されている。ダイオードD1のカソード端子は、コンデンサC1を介してグランドに電気的に接続されている。抵抗R1及びツェナダイオードZD1は、電源入力端子401とグランドとの間において電気的に直列に接続されている。ツェナダイオードZD1のアノード端子はグランドに電気的に接続されている。能動素子Q10のゲート端子(制御端子)は、抵抗R2を介してツェナダイオードZD1のカソード端子に電気的に接続されている。
ダイオードD1のアノード端子とグランドとの間においては、ツェナダイオードZD2、スイッチ素子Q12、及び抵抗R5が、電気的に直列に接続されている。ツェナダイオードZD2のカソード端子は、ダイオードD1のアノード端子に電気的に接続されている。スイッチ素子Q12は、一例として、エンハンスメント形のnチャネルMOSFETからなる。スイッチ素子Q12のドレイン端子は、ツェナダイオードZD2のアノード端子に電気的に接続されている。スイッチ素子Q12のソース端子は、抵抗R5に電気的に接続されている。スイッチ素子Q12は、後述するように、ゲート端子に制御部5からの制御信号(第2制御信号)CS2が入力されることにより制御される。
スイッチ素子Q13は、一例として、npn形のバイポーラトランジスタからなる。スイッチ素子Q13のベース端子は、スイッチ素子Q12のソース端子及び抵抗R5の接続点に電気的に接続されている。スイッチ素子Q13のエミッタ端子は、グランドに電気的に接続されている。スイッチ素子Q13のコレクタ端子は、抵抗R6を介してレギュレータ44の出力端子、つまり電源出力端子402に電気的に接続されている。また、スイッチ素子Q13のコレクタ端子は、制御部5に電気的に接続されている。このため、制御部5には、スイッチ素子Q13が非導通のときに信号レベルがHレベルとなり、スイッチ素子Q13が導通しているときに信号レベルがLレベルとなる充電検出信号S3が入力される。
レギュレータ44は、三端子レギュレータ(シリーズレギュレータ)である。レギュレータ44の入力端子は、コンデンサC1の高電位側の端子、つまりダイオードD1のカソード端子に電気的に接続されている。レギュレータ44の出力端子は、電源出力端子402に電気的に接続されている。
上記構成によれば、給電回路41は、交流電源11からの電力供給を受けて、ツェナダイオードZD1のツェナ電圧(降伏電圧)に基づく定電圧にて、コンデンサC1を充電する。すなわち、スイッチ間電圧Vsw、つまり電源入力端子401及びグランド間に印加される電圧の大きさが、所定値(以下、「最低充電電圧」ともいう)以上になると、能動素子Q10が導通して電源部42に供給電力が供給される。これにより、スイッチ間電圧Vswが最低充電電圧以上であるときに、コンデンサC1は定電圧にて充電される。コンデンサC1の両端電圧は、レギュレータ44にて降圧され、電源出力端子402から出力される。このようにして、電源部42は、電源出力端子402から定電圧の制御電圧を出力する。
要するに、スイッチ間電圧Vswが最低充電電圧以上であれば、給電回路41の能動素子Q10が導通するため、給電回路41の入力インピーダンスは低インピーダンス状態になる。したがって、電源部42に供給電力が供給されて、電源部42にて制御電圧が生成される。コンデンサC1が満充電状態になれば、給電回路41から電源部42に電流が流れなくなるので、給電回路41の入力インピーダンスは、高インピーダンス状態になる。
次に、電流制限部43について説明する。電流制限部43において、抵抗R3は、能動素子Q10のソース端子に電気的に接続され、能動素子Q10に流れる電流を検出する検出抵抗として機能する、シャント抵抗である。ここでは、抵抗R3は、給電回路41における能動素子Q10のソース端子とダイオードD1のアノード端子との間に、電気的に接続されている。スイッチ素子Q11は、能動素子Q10のソース端子と制御端子(ゲート端子)との間に電気的に接続されている。スイッチ素子Q11は、一例として、npn形のバイポーラトランジスタからなる。スイッチ素子Q11のエミッタ端子は、抵抗R3を介して能動素子Q10のソース端子に電気的に接続されている。スイッチ素子Q11のコレクタ端子は、能動素子Q10のゲート端子に電気的に接続されている。スイッチ素子Q11のベース端子は、抵抗R4を介して能動素子Q10のソース端子に電気的に接続されている。
上記構成によれば、電流制限部43は、能動素子Q10を流れる電流(ドレイン電流)が規定値以上になると、抵抗R3の両端電圧にてスイッチ素子Q11を導通し、これにより能動素子Q10をオフにする。これにより、コンデンサC1の充電経路45が遮断され、電源部42での制御電圧の生成が停止する。言い換えれば、交流電源11から電源部42に規定値以上の電流が流れると、電流制限部43にて電源入力端子401からコンデンサC1が電気的に切り離され、電源部42への供給電力の供給が停止する。
制御部5は、例えば、マイクロコンピュータを主構成として備えている。マイクロコンピュータは、マイクロコンピュータのメモリに記録されているプログラムをCPU(Central Processing Unit)で実行することにより、制御部5としての機能を実現する。プログラムは、予めマイコンのメモリに記録されていてもよいし、メモリカードのような記録媒体に記録されて提供されたり、電気通信回線を通して提供されたりしてもよい。言い換えれば、上記プログラムは、マイクロコンピュータを、制御部5として機能させるためのプログラムである。
制御部5は、電源生成部4から、制御電圧の供給を受けて動作する。制御部5は、補助スイッチ部Q2を制御することで、主スイッチ部Q1を間接的に制御する機能を備えている。具体的には、制御部5は、センサ部6の検知結果に基づいて、補助スイッチ部Q2の制御端子(ゲート端子)に制御信号CS1を出力することにより、補助スイッチ部Q2の導通/非導通を切り替えるように、補助スイッチ部Q2を制御する。補助スイッチ部Q2の導通/非導通が切り替わると、上述したように、主スイッチ部Q1の導通/非導通が切り替わる。また、制御部5は、補助スイッチ部Q2を導通させる場合、つまり主スイッチ部Q1を導通させる場合、検出部3から出力される検出信号(検出信号S1,S2)に基づいて、制御信号CS1の信号レベルをHレベルにするタイミングを決定する。制御部5には補助スイッチ部Q2を駆動するための駆動回路が含まれており、制御部5は直接的に補助スイッチ部Q2を制御する。
また、制御部5は、スイッチ素子Q12の制御端子(ゲート端子)に制御信号CS2を出力することにより、スイッチ素子Q12の導通/非導通を切り替えるように、スイッチ素子Q12を制御する。スイッチ素子Q12を制御するタイミングについては、後述する「(3)動作」にて詳細に説明する。
センサ部6は、検知エリアに人が存在するか否かを検知する。センサ部6は、例えば、焦電素子を含んでおり、人体から放出される赤外線を検出することによって、検知エリアに人が存在するか否かを判断する。センサ部6は、検知エリアに人が存在することを検知すると、主スイッチ部Q1をオン状態とするためのオン制御指示を、制御部5に出力する。
制御部5は、センサ部6からオン制御指示を受けると、検出部3からの検出信号に基づいて、補助スイッチ部Q2に与える制御信号CS1の信号レベルをHレベルにする。具体的には、制御部5は、検出部3からの検出信号に基づいて、スイッチ間電圧Vswがゼロクロスする際に、補助スイッチ部Q2を所定の期間P1(図2参照)、導通させる。これにより、主スイッチ部Q1が導通する。ここで、主スイッチ部Q1は、上述したように双方向サイリスタからなるので、交流電源11からの交流電圧Vacのゼロクロス(0〔V〕)付近で非導通となる。厳密には、主スイッチ部Q1が導通した後、主スイッチ部Q1を流れる電流が0〔A〕になると主スイッチ部Q1が非導通となるので、負荷12の種類によっては、交流電圧Vacのゼロクロスよりも早いタイミングで主スイッチ部Q1が非導通となることもある。
すなわち、制御部5は、検出部3がスイッチ間電圧Vswのゼロクロスを検出するごとに、つまり交流電圧Vacの略半周期ごとに補助スイッチ部Q2を導通させ、主スイッチ部Q1を導通させる。言い換えれば、制御部5は、検出部3でスイッチ間電圧Vswのゼロクロスを検出すると、所定の期間P1、主スイッチ部Q1に駆動電力が供給されるように補助スイッチ部Q2を制御するように構成されている。本実施形態では、既に述べたように、検出部3は、検出部31,32の2つである。したがって、本実施形態では、制御部5は、2つの検出部3の検出結果のうちの一方の検出部3の検出結果と他方の検出部3の検出結果とを交互に用いて補助スイッチ部Q2を制御するように構成されている。つまり、制御部5は、検出部31でスイッチ間電圧Vswのゼロクロスを検出して補助スイッチ部Q2を制御する処理と、検出部32でスイッチ間電圧Vswのゼロクロスを検出して補助スイッチ部Q2を制御する処理とを交互に実行する。また、制御部5は、主スイッチ部Q1をオフ状態とする場合、補助スイッチ部Q2が非導通となるように補助スイッチ部Q2を制御することにより、主スイッチ部Q1を非導通に維持する。
本実施形態では、補助スイッチ部Q2を導通させる所定の期間P1は、交流電源11の出力電圧(交流電圧Vac)の半周期の約8割の長さの期間である。本実施形態では、既に述べたように、交流電源11の電源周波数は60〔Hz〕である。このため、交流電圧Vacの周期は約16〔ms〕であるので、所定の期間P1は、約6〔ms〕の期間である。つまり、本実施形態では、所定の期間P1は、交流電源11の出力電圧の半周期を基準とした期間である。
(3)動作
次に、電子スイッチ装置1の動作について図2を用いて説明する。図2では、交流電源11の出力電圧にノイズが重畳しておらず、かつ、制御部5がセンサ部6からオン制御指示を受けている場合の電子スイッチ装置1の動作を例示する。
図2は、上段から順に、交流電源11の交流電圧「Vac」、負荷12に印加される負荷電圧「V1」、スイッチ間電圧「Vsw」を示している。また、図2は、スイッチ間電圧「Vsw」の下段から順に、検出信号「S1」、検出信号「S2」、充電検出信号「S3」、補助スイッチ部Q2の状態(導通/非導通)、スイッチ素子Q12の状態(導通/非導通)を示している。図2の例では、補助スイッチ部Q2の状態を表す「Q2」、及びスイッチ素子Q12の状態を表す「Q12」については、「ON」が導通を表し、「OFF」が非導通を表す。
交流電圧Vacのゼロクロス(0〔V〕)付近、つまり時点t0では、主スイッチ部Q1及び補助スイッチ部Q2は、いずれも非導通である。このため、スイッチ間電圧Vswが交流電圧Vacと略同じ電圧となるので、時点t0から時間経過に伴ってスイッチ間電圧Vswの大きさが上昇する。スイッチ間電圧Vswの大きさが上昇し、時点t1にて接続端子101−グランド間電圧の大きさが基準値以上になると、検出部31の出力する検出信号S1の信号レベルはHレベルからLレベルになる。つまり、時点t1にて検出部31がスイッチ間電圧Vswの負極性から正極性に切り替わる際のゼロクロスを検出する。
なお、本実施形態では、負荷12として力率改善型の負荷を想定しており、スイッチ間電圧Vswは交流電圧Vacと略同じタイミングで上昇し始めているが、タイミングが異なる場合もある。つまり、負荷12が例えばコンデンサインプット型の負荷のような他の負荷であれば、スイッチ間電圧Vswが上昇するタイミングと、交流電圧Vacが上昇するタイミングが異なってくる。
検出信号S1の信号レベルがLレベルになると、制御部5は、時点t1後の時点t2から所定の期間P1、補助スイッチ部Q2を導通させる。これにより、主スイッチ部Q1が導通する。主スイッチ部Q1が導通している間は、交流電源11と負荷12との間が導通し、電子スイッチ装置1を介して、交流電源11から負荷12に電力供給される。また、主スイッチ部Q1が導通している間は、主スイッチ部Q1の両端間が短絡されるので、時点t2にてスイッチ間電圧Vswは略0〔V〕となる。したがって、検出信号S1の信号レベルは、時点t2にてLレベルからHレベルになる。
時点t2から所定の期間P1が経過した時点t3にて、制御部5は、補助スイッチ部Q2を非導通にする。この時点では、交流電圧Vacがゼロクロスに達していないので、主スイッチ部Q1は導通状態を維持する。また、制御部5は、時点t3にて制御信号CS2(図1参照)の信号レベルをLレベルからHレベルに切り替える。これにより、時点t3にてスイッチ素子Q12が導通する。
スイッチ素子Q12が導通状態のときに、コンデンサC1の充電電圧及びダイオードD1の順方向電圧の和がツェナダイオードZD2のツェナ電圧を上回っていると、スイッチ素子Q13のベース端子に電流が流れる。これにより、スイッチ素子Q13が導通することで、充電検出信号S3の信号レベルがHレベルからLレベルになる。一方、スイッチ素子Q12が導通状態のときに、コンデンサC1の充電電圧及びダイオードD1の順方向電圧の和がツェナダイオードZD2のツェナ電圧を下回っていると、スイッチ素子Q13のベース端子には電流が流れない。このため、スイッチ素子Q13は非導通状態を維持するので、充電検出信号S3の信号レベルがHレベルに維持される。
つまり、スイッチ素子Q12の導通状態において、コンデンサC1が十分に充電されており、制御電圧が確保できていれば、充電検出信号S3の信号レベルがLレベルになる。一方、スイッチ素子Q12の導通状態において、コンデンサC1が十分に充電されておらず、制御電圧が確保できていなければ、充電検出信号S3の信号レベルがHレベルに維持される。このため、制御部5は、充電検出信号S3を監視することで、制御電圧を確保できているか否かを判断することができる。
本実施形態では、制御部5は、検出部3(検出部31,32)がスイッチ間電圧Vswのゼロクロスを検出し、かつ、充電検出信号S3により制御電圧が確保できていると判断した場合に、補助スイッチ部Q2の制御を実行する。つまり、制御部5は、検出部3がスイッチ間電圧Vswのゼロクロスを検出したときに、コンデンサC1が十分に充電されていない場合、コンデンサC1が十分に充電されるのを待って、補助スイッチ部Q2の制御を実行する。以下では、コンデンサC1は十分に充電されており、制御電圧は確保できていると仮定して説明する。
制御部5は、充電検出信号S3の信号レベルがLレベルであり、制御電圧が確保できていると判断すると、制御信号CS2の信号レベルをHレベルからLレベルに切り替える。本実施形態では、時点t3後の時点t4にて交流電圧Vacがゼロクロスに達し、その後の時点t5にて充電検出信号S3の信号レベルがLレベルになる。したがって、制御部5は、時点t5後の時点t6にて制御信号CS2の信号レベルをHレベルからLレベルに切り替える。これにより、スイッチ素子Q12が非導通になる。そして、スイッチ素子Q12が非導通となることで、スイッチ素子Q13も非導通となるので、時点t6にて充電検出信号S3の信号レベルがLレベルからHレベルになる。
時点t4にて交流電圧Vacがゼロクロスに達すると、主スイッチ部Q1に保持電流が流れなくなることで、主スイッチ部Q1が非導通になる。このため、スイッチ間電圧Vswが交流電圧Vacと略同じ電圧となるので、時点t4から時間経過に伴ってスイッチ間電圧Vswの大きさが上昇する。スイッチ間電圧Vswの大きさが上昇し、時点t4後の時点t7にて接続端子102−グランド間電圧の大きさが基準値以上になると、検出部32の出力する検出信号S2の信号レベルはHレベルからLレベルになる。つまり、時点t7にて検出部32がスイッチ間電圧Vswの正極性から負極性に切り替わる際のゼロクロスを検出する。
検出信号S2の信号レベルがLレベルになると、制御部5は、時点t7後の時点t8から所定の期間P1、補助スイッチ部Q2を導通させる。これにより、主スイッチ部Q1が導通する。主スイッチ部Q1が導通している間は、主スイッチ部Q1の両端間が短絡されるので、時点t8にてスイッチ間電圧Vswは略0〔V〕となる。したがって、検出信号S2の信号レベルは、時点t8にてLレベルからHレベルになる。
時点t8から所定の期間P1が経過した時点t9にて、制御部5は、補助スイッチ部Q2を非導通にする。この時点では、交流電圧Vacがゼロクロスに達していないので、主スイッチ部Q1は導通状態を維持する。また、制御部5は、時点t9にて制御信号CS2の信号レベルをLレベルからHレベルに切り替える。これにより、時点t9にてスイッチ素子Q12が導通する。時点t9後の時点t10にて交流電圧Vacがゼロクロスに達し、その後の時点t11にて充電検出信号S3の信号レベルがLレベルになる。
制御部5は、充電検出信号S3の信号レベルがLレベルであり、制御電圧が確保できていると判断すると、制御信号CS2の信号レベルをHレベルからLレベルに切り替える。これにより、時点t11後の時点t12にてスイッチ素子Q12が非導通になる。そして、スイッチ素子Q12が非導通となることで、スイッチ素子Q13も非導通となるので、時点t12にて充電検出信号S3の信号レベルがLレベルからHレベルになる。
時点t10にて交流電圧Vacがゼロクロスに達すると、主スイッチ部Q1に保持電流が流れなくなることで、主スイッチ部Q1が非導通になる。つまり、センサ部6のオン制御指示を受けてから一定時間、上記の動作を繰り返すことで、交流電源11から負荷12に電力が供給される。一方、センサ部6からオン制御指示を受けていない間、又はセンサ部6のオン制御指示を受けてから一定期間が経過すると、制御部5により補助スイッチ部Q2及び主スイッチ部Q1が非導通状態に維持される。これにより、交流電源11から負荷12への電力供給が停止される。
(4)利点
以下、本実施形態の電子スイッチ装置1の利点を説明するに当たり、まず、比較例の電子スイッチ装置について説明する。比較例の電子スイッチ装置は、補助スイッチ部がサイリスタである点で、本実施形態の電子スイッチ装置1と異なる。また、比較例の電子スイッチ装置は、検出部3を備えていない点で、本実施形態の電子スイッチ装置1と異なる。更に、比較例の電子スイッチ装置は、主スイッチ部のスイッチ間電圧が上昇すると、制御部が補助スイッチ部の制御端子に比較的短いパルス電流を供給することにより、補助スイッチ部を導通させる点で、本実施形態の電子スイッチ装置1と異なる。比較例の電子スイッチ装置では、補助スイッチ部が導通することで主スイッチ部が導通すると、補助スイッチ部に保持電流が流れなくなるため、補助スイッチ部は非導通になる。
ここで、交流電源の出力電圧にノイズが重畳している場合、主スイッチ部の保持電流が不足することで、主スイッチ部が導通状態を維持できずに非導通になる可能性がある。比較例の電子スイッチ装置では、主スイッチ部が非導通になったときに、補助スイッチ部も非導通になっている。このため、比較例の電子スイッチ装置では、主スイッチ部のインピーダンスが上昇することでスイッチ間電圧が上昇し、再び制御部が補助スイッチ部を導通させて主スイッチ部を導通させる。このため、比較例の電子スイッチ装置では、上記の動作を繰り返すことにより、比較的長い間隔で主スイッチ部が導通/非導通を繰り返し、負荷の動作が不安定になる可能性があった。例えば、負荷が照明装置である場合、比較例の電子スイッチ装置では、負荷にちらつきが生じる可能性がある。
つまり、比較例の電子スイッチ装置では、交流電源の出力電圧にノイズが重畳した場合でも安定した動作が可能な負荷を選択する必要があり、適合可能な負荷の選択の幅が狭い。なお、比較例の電子スイッチ装置において、主スイッチ部の導通状態を維持するために補助スイッチ部に保持電流を流し続けることも考えられる。しかしながら、この場合、補助スイッチ部に電流を流し続けることにより制御電圧を確保できず、結果としてやはり負荷の動作が不安定になる可能性がある。
一方、本実施形態の電子スイッチ装置1では、制御部5は、検出部3にてスイッチ間電圧Vswのゼロクロスが検出されると、所定の期間P1、主スイッチ部Q1に駆動電力が供給されるように補助スイッチ部Q2を制御している。このため、本実施形態の電子スイッチ装置1では、交流電源11の出力電圧にノイズが重畳した場合に、主スイッチ部Q1が非導通になってもすぐに導通状態に復帰させることができる。ここで、本実施形態の電子スイッチ装置1では、主スイッチ部Q1は、導通/非導通を比較的短い間隔で繰り返してはいるが、この状態は、実質的に主スイッチ部Q1が途切れることなく連続して導通している状態と近似している。つまり、本実施形態の電子スイッチ装置1では、交流電源11の出力電圧にノイズが重畳した場合でも、負荷12の動作を安定させ易い。例えば、負荷12が照明装置であれば、本実施形態の電子スイッチ装置1では、負荷12にちらつきが生じ難い。
したがって、本実施形態の電子スイッチ装置1では、交流電源11の出力電圧にノイズが重畳した場合でも安定した動作が可能な負荷12の種類を増やすことができる。言い換えれば、本実施形態の電子スイッチ装置1では、より多くの種類の負荷12に適合可能である。
また、本実施形態の電子スイッチ装置1では、制御部5は、2つの検出部3のうちの一方の検出部3の検出結果と他方の検出部3の検出結果とを交互に用いて補助スイッチ部Q2を制御している。以下、具体的に説明する。検出部31は、スイッチ間電圧Vswが負極性から正極性に切り替わる際のゼロクロスの他に、ノイズにより生じるスイッチ間電圧Vswのゼロクロスを検出する可能性がある。同様に、検出部32は、スイッチ間電圧Vswが正極性から負極性に切り替わる際のゼロクロスの他に、ノイズにより生じるスイッチ間電圧Vswのゼロクロスを検出する可能性がある。
ここで、例えば検出部3が1つである場合、制御部5は、本来のスイッチ間電圧Vswの極性が変化する際のゼロクロスを検出したときだけでなく、ノイズにより生じるスイッチ間電圧Vswのゼロクロスを検出したときも、補助スイッチ部Q2を制御する。この場合、本来のスイッチ間電圧Vswの極性が変化する際のゼロクロスとは異なるタイミングで補助スイッチ部Q2が制御されることで、負荷12の種類によっては、負荷12の動作が不安定になる可能性がある。
一方、本実施形態の電子スイッチ装置1では、制御部5は、検出部31での検出結果を用いて補助スイッチ部Q2を制御する処理と、検出部32での検出結果を用いて補助スイッチ部Q2を制御する処理とを交互に実行している。このため、本実施形態の電子スイッチ装置1では、本来のスイッチ間電圧Vswの極性が変化する際のゼロクロスを検出したタイミングで補助スイッチ部Q2を制御することができる。つまり、本実施形態の電子スイッチ装置1では、交流電源11の出力電圧にノイズが重畳した場合でも、補助スイッチ部Q2を精度良く制御することができ、負荷12の動作が不安定になり難い。
(5)変形例
本実施形態では、交流電源11は、単相100〔V〕、60〔Hz〕の商用電源であるが、単相100〔V〕、50〔Hz〕の商用電源であってもよい。また、交流電源11の電圧値は、100〔V〕に限らない。
本実施形態では、電子スイッチ装置1は片切スイッチであるが、他の構成であってもよい。例えば、電子スイッチ装置1は、3本の配線を接続可能な、いわゆる三路スイッチであってもよい。また、電子スイッチ装置1は、4本の配線を接続可能な、いわゆる四路スイッチであってもよい。電子スイッチ装置1が三路スイッチを構成する場合、2つの電子スイッチ装置1を組み合わせることにより、負荷12への通電状態を、例えば、建物における階段の上階部分と下階部分との2箇所で切り替えることが可能である。
本実施形態では、検出部31は、スイッチ間電圧Vswが負極性から正極性へ切り替わる際のゼロクロスを検出する構成であるが、逆であってもよい。つまり、検出部31は、接続端子101−グランド間電圧が基準値未満になることをもって、スイッチ間電圧Vswが正極性から負極性へ切り替わる際のゼロクロスを検出する構成であってもよい。同様に、検出部32は、スイッチ間電圧Vswが正極性から負極性へ切り替わる際のゼロクロスを検出する構成であるが、逆であってもよい。つまり、検出部32は、接続端子102−グランド間電圧が基準値未満になることをもって、スイッチ間電圧Vswが負極性から正極性へ切り替わる際のゼロクロスを検出する構成であってもよい。
本実施形態では、検出部3は2つであるが、検出部3は1つであってもよい。この場合、検出部3は、スイッチ間電圧Vswと基準値とを比較することにより、スイッチ間電圧Vswのゼロクロスを検出するように構成されていればよい。また、この場合、制御部5は、検出部3がスイッチ間電圧Vswのゼロクロスを検出するごとに、所定の期間P1、主スイッチ部Q1に駆動電力が供給されるように補助スイッチ部Q2を制御するように構成されていればよい。
ここで、制御部5が2つの検出部3の検出結果に基づいて制御しなければ、必ず負荷12の動作が不安定になるわけではない。つまり、使用する負荷12の種類に応じて、検出部3を2つ設けるか否かを選択すればよい。言い換えれば、使用する負荷12の種類によっては、制御部5が1つの検出部3の検出結果に基づいて補助スイッチ部Q2を制御する場合であっても、負荷12を安定して動作させることは可能である。
本実施形態において、負荷12は照明装置に限らず、例えば、換気扇及び防犯機器などの電気機器であってもよい。また、負荷12は、1台の電気機器に限らず、電気的に直列又は並列に接続された複数台の電気機器であってもよい。
本実施形態では、主スイッチ部Q1は双方向サイリスタであるが、その他の半導体スイッチであってもよい。例えば、主スイッチ部Q1は、接続端子101と接続端子102との間に電気的に直列に接続された2つのMOSFETであってもよい。2つのMOSFETは、ソース端子同士が互いに接続される、つまり、いわゆる逆直列に接続されることにより、双方向の電流の通貨/遮断を切り替える。また、主スイッチ部Q1は、例えばGaN(窒化ガリウム)などのワイドバンドギャップの半導体材料を用いたダブルゲート(デュアルゲート)構造の半導体素子であってもよい。
本実施形態では、補助スイッチ部Q2はMOSFETであるが、その他の半導体スイッチであってもよい。例えば、補助スイッチ部Q2は、IGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)などのトランジスタであってもよい。
本実施形態では、補助スイッチ部Q2を導通させる所定の期間P1は、交流電源11の出力電圧の半周期の約8割の期間であるが、これに限定されない。例えば、所定の期間P1は、交流電源11の出力電圧の半周期の半分など、交流電源11の出力電圧の半周期の実数倍の期間であってもよい。もちろん、所定の期間P1は、交流電源11の出力電圧の連続する2回のゼロクロス間の期間であってもよい。
本実施形態では、センサ部6は、人が存在するか否かを検知する人感センサに限らず、例えば、明るさセンサであってもよい。または、センサ部6は、人感センサと明るさセンサとの両方を有していてもよい。更に、電子スイッチ装置1は、センサ部6の検知結果に基づいて補助スイッチ部Q2が制御される構成に限らず、例えば、遠隔操作機能、タイマ機能、又は調光機能付きの電子スイッチ装置1であってもよい。例えば、遠隔操作機能付きの電子スイッチ装置1であれば、制御部5は、リモートコントローラからのワイヤレス信号に基づいて、補助スイッチ部Q2を制御する。更に、電子スイッチ装置1は、例えば、押ボタンスイッチ又はタッチスイッチ等の操作部に対する人の操作に基づいて、補助スイッチ部Q2が制御される構成であってもよい。
本実施形態にて、スイッチ間電圧Vswの大きさと基準値との2値の比較において、「以上」としているところは、2値が等しい場合、及び2値の一方が他方を超えている場合との両方を含む。ただし、これに限らず、ここでいう「以上」は、2値の一方が他方を超えている場合のみを含む「より大きい」と同義であってもよい。つまり、2値が等しい場合を含むか否かは、基準値等の設定次第で任意に変更できるので、「以上」か「より大きい」かに技術上の差異はない。同様に、「未満」においても「以下」と同義であってもよい。
本実施形態において、充電検出信号S3を監視する構成(スイッチ素子Q12,Q13等)は電子スイッチ装置1に必須の構成ではなく、この構成は適宜省略されてもよい。この場合、制御部5は、オン制御指示を受けると、交流電圧Vacの半周期ごとに、第1検出部31及び第2検出部32からの検出信号S1,S2のみに基づいて、補助スイッチ部Q2を、導通させる。
ところで、本実施形態では、制御部5は、検出部3にてスイッチ間電圧Vswのゼロクロスを検出することをトリガとして補助スイッチ部Q2を制御しているが、他の構成であってもよい。例えば、制御部5は、スイッチ間電圧Vswのゼロクロスをトリガとするか否かを問わず、電界効果トランジスタである補助スイッチ部Q2を制御する構成であってもよい。この構成でも、交流電源11の出力電圧にノイズが重畳した場合において負荷12の動作を安定させ易いという効果を期待できる。
すなわち、この電子スイッチ装置1は、主スイッチ部Q1と、電界効果トランジスタである補助スイッチ部Q2と、制御部5と、を備える。主スイッチ部Q1は、交流電源11と負荷12との間に電気的に接続され、交流電源11と負荷12との間の導通/非導通を切り替える。補助スイッチ部Q2は、主スイッチ部Q1に電気的に接続され、交流電源11から主スイッチ部Q1を駆動させるために供給される駆動電力を供給するか否かを切り替える。制御部5は、主スイッチ部Q1に駆動電力が供給されるように補助スイッチ部Q2を制御するように構成されている。
(まとめ)
以上述べたように、第1の態様の電子スイッチ装置(1)は、主スイッチ部(Q1)と、補助スイッチ部(Q2)と、検出部(3)と、制御部(5)と、を備える。主スイッチ部(Q1)は、交流電源(11)と負荷(12)との間に電気的に接続され、交流電源(11)と負荷(12)との間の導通/非導通を切り替える。補助スイッチ部(Q2)は、主スイッチ部(Q1)に電気的に接続され、交流電源(11)から主スイッチ部(Q1)を駆動させるために供給される駆動電力を供給するか否かを切り替える。検出部(3)は、主スイッチ部(Q1)の両端電圧であるスイッチ間電圧(Vsw)のゼロクロスを検出する。制御部(5)は、補助スイッチ部(Q2)を制御する。制御部(5)は、検出部(3)でスイッチ間電圧(Vsw)のゼロクロスが検出されると、所定の期間(P1)、主スイッチ部(Q1)に駆動電力が供給されるように補助スイッチ部(Q2)を制御するように構成されている。
この構成によれば、例えば、交流電源(11)の出力電圧等にノイズが重畳した場合でも、負荷(12)の動作が不安定になり難い。つまり、この構成によれば、動作の安定した負荷(12)の種類を増やすことができる、言い換えれば、この構成によれば、より多くの種類の負荷(12)に適合可能である。
第2の態様の電子スイッチ装置(1)では、第1の態様において、主スイッチ部(Q1)は、双方向サイリスタである。
この構成によれば、特殊な部品を用いることなく、交流電源(11)と負荷(12)との間の導通/非導通を切り替える機能を実現することが可能である。ただし、この構成は必須ではなく、主スイッチ部(Q1)は、双方向サイリスタ以外の半導体スイッチであってもよい。
第3の態様の電子スイッチ装置(1)では、第1又は第2の態様において、所定の期間(P1)は、交流電源(11)の出力電圧の半周期を基準とした期間である。
この構成によれば、例えば、交流電源(11)の出力電圧等にノイズが重畳した場合でも、主スイッチ部(Q1)を導通状態に復帰させ易い。ただし、この構成は必須ではなく、所定の期間(P1)は、交流電源(11)の出力電圧の半周期に基づいて設定されていなくてもよい。
第4の態様の電子スイッチ装置(1)では、第3の態様において、所定の期間(P1)は、交流電源(11)の出力電圧の連続する2回のゼロクロス間の期間である。
この構成によれば、例えば、交流電源(11)の出力電圧等にノイズが重畳した場合でも、主スイッチ部(Q1)を導通状態に復帰させ易い。ただし、この構成は必須ではなく、所定の期間(P1)は、交流電源(11)の出力電圧の連続する2回のゼロクロス間の期間より短くてもよいし、長くてもよい。
第5の態様の電子スイッチ装置(1)では、第1〜第4のいずれかの態様において、補助スイッチ部(Q2)は、電界効果トランジスタである。
この構成によれば、所定の期間(P1)において、補助スイッチ部(Q2)を導通状態に維持させ易い。ただし、この構成は必須ではなく、補助スイッチ部(Q2)は、電界効果トランジスタ以外のトランジスタであってもよい。
第6の態様の電子スイッチ装置(1)では、第1〜第5のいずれかの態様において、検出部(3)は2つである。制御部(5)は、2つの検出部(3)のうちの一方の検出部(3)の検出結果と他方の検出部(3)の検出結果とを交互に用いて補助スイッチ部(Q2)を制御するように構成されている。
この構成によれば、例えば、交流電源(11)の出力電圧等にノイズが重畳した場合でも、補助スイッチ部(Q2)を精度良く制御することができ、負荷(12)の動作が不安定になり難い。ただし、この構成は必須ではなく、制御部(5)は、1つの検出部(3)の検出結果を用いて補助スイッチ部(Q2)を制御するように構成されていてもよい。
以上、実施形態に係る電子スイッチ装置1について説明した。ただし、以上に説明した実施形態は、上記の変形例を含めて本発明の様々な実施形態の一つに過ぎず、上記の実施形態は、本発明の目的を達成できれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。
1 電子スイッチ装置
11 交流電源
12 負荷
3 検出部
5 制御部
P1 所定の期間
Q1 主スイッチ部
Q2 補助スイッチ部
Vsw スイッチ間電圧

Claims (6)

  1. 交流電源と負荷との間に電気的に接続され、前記交流電源と前記負荷との間の導通/非導通を切り替える主スイッチ部と、
    前記主スイッチ部に電気的に接続され、前記交流電源から前記主スイッチ部を駆動させるために供給される駆動電力を供給するか否かを切り替える補助スイッチ部と、
    前記主スイッチ部の両端電圧であるスイッチ間電圧のゼロクロスを検出する検出部と、
    前記補助スイッチ部を制御する制御部と、を備え、
    前記制御部は、前記検出部で前記スイッチ間電圧のゼロクロスが検出されると、所定の期間、前記主スイッチ部に前記駆動電力が供給されるように前記補助スイッチ部を制御するように構成されている
    電子スイッチ装置。
  2. 前記主スイッチ部は、双方向サイリスタである
    請求項1記載の電子スイッチ装置。
  3. 前記所定の期間は、前記交流電源の出力電圧の半周期を基準とした期間である
    請求項1又は2に記載の電子スイッチ装置。
  4. 前記所定の期間は、前記交流電源の出力電圧の連続する2回のゼロクロス間の期間である
    請求項3記載の電子スイッチ装置。
  5. 前記補助スイッチ部は、電界効果トランジスタである
    請求項1〜4のいずれか1項に記載の電子スイッチ装置。
  6. 前記検出部は2つであって、
    前記制御部は、前記2つの検出部のうちの一方の検出結果と他方の検出部の検出結果とを交互に用いて前記補助スイッチ部を制御するように構成されている
    請求項1〜5のいずれか1項に記載の電子スイッチ装置。
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