JP2018147747A - 照明装置 - Google Patents

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裕信 佐川
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Abstract

【課題】空間演出および空間照明に適する照明装置を提供する。
【解決手段】照明装置は、筐体、第1照明部、第2照明部を具備する。筐体は、光取出面を有する。第1照明部は、筐体の中央側に配置され、出力する光を調色可能な複数の発光ユニットを有し、所定の映像を表示する。第2照明部は、光取出面に沿う方向において第1照明部の周囲に配置され、所定の照射面を照明する。
【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、照明装置に関する。
発光素子を光源とする照明光とプロジェクタから投影される画像といった照明特性の異なる複数の光を組み合わせて空間演出を行う照明装置が開発されている。
特開2012−186118号公報
投影画像を際立たせるためには、例えば床面などの投影面を暗くする必要がある。しかしながら、投影面を暗くすると、空間照明に適した十分な光量が得られないことがある。
本発明が解決しようとする課題は、空間演出および空間照明に適する照明装置を提供することである。
実施形態の照明装置は、筐体、第1照明部、第2照明部を具備する。筐体は、光取出面を有する。第1照明部は、筐体の中央側に配置され、出力する光を調色可能な複数の発光ユニットを有し、所定の映像を表示する。第2照明部は、光取出面に沿う方向において第1照明部の周囲に配置され、所定の照射面を照明する。
本発明によれば、空間演出および空間照明に適する照明装置を提供することができる。
実施形態1に係る照明装置を示す平面図である。 実施形態1に係る照明装置を示す図1のA−A断面図である。 実施形態1に係る照明装置を示す図1のB−B断面図である。 実施形態1に係る照明装置が備える第2光源を示す断面図である。 実施形態1の変形例1に係る照明装置を示す断面図である。 実施形態1の変形例2に係る照明装置を示す断面図である。 実施形態2に係る照明装置を示す平面図である。
以下に説明する実施形態に係る照明装置1、1Aは、筐体10、第1照明部21、第2照明部41を具備する。筐体10は、光取出面11を有する。第1照明部21は、筐体10の中央側に配置され、出力する光を調色可能な複数の発光ユニット4を有し、所定の映像を表示する。第2照明部41は、光取出面11に沿う方向において第1照明部21の周囲に配置され、所定の照射面を照明する。
また、以下に説明する実施形態に係る第1照明部21と第2照明部41とは、色相が互いに異なる光を出射する。
また、以下に説明する実施形態に係る第2照明部41は、第1照明部21よりも輝度が高い光を出射する。
また、以下に説明する実施形態に係る照明装置1、1Aは、第1照明部21と第2照明部41との間に第1照明部21の光取出面側の端部9aよりも突出する内壁15をさらに具備する。第2照明部は、光取出面側の端部36aが、内壁15が有する光取出面側の端部16aよりも光取出面11から離れるように配置される。
また、以下に説明する実施形態に係る第2照明部41は、内壁15により遮蔽される遮光角θが45°以下の鋭角である。
以下に、本発明に係る実施形態を図面に基づき説明する。なお、以下に示す各実施形態は、本発明が開示する技術を限定するものではない。また、以下に示す各実施形態及び各変形例は、矛盾しない範囲で適宜組合せることができる。また、各実施形態の説明において、同一構成には同一符号を付与して後出の説明を適宜省略する。
[実施形態1]
図1は、実施形態1に係る照明装置を示す平面図である。図1に示すように、実施形態1に係る照明装置1は、筐体10、内壁15、第1照明部21、第2照明部41を有する。照明装置1は、住宅や施設等の天井に埋め込まれ、第1照明部21および第2照明部41から筐体10の光取出面を通じて出射される光が、床面や壁面などの下方向を照明する天井埋め込みタイプの照明装置である。
なお、説明を分かりやすくするために、図1には、鉛直上向きを正方向とし、鉛直下向きを負方向とするZ軸を含む3次元の直交座標系を図示している。かかる直交座標系は、後出の説明に用いる他の図面でも示す場合がある。
筐体10は、例えば鋼板製やアルミニウム製であり、第1照明部21および第2照明部41を収容するように構成される。また、内壁15は、例えば鋼板製やアルミニウム製であり、第1照明部21と第2照明部41との間に配置されて第1照明部21および第2照明部41を区画する。なお、筐体10および内壁15は、同じ材料で構成されてもよく、また異なっていてもよい。
第1照明部21は、内壁15に囲まれるようにして筐体10の中央側に配置されている。第1照明部21は、所定の映像を表示するための複数の第1発光ユニット4が配置された第1光源2を有する。
第2照明部41は、第1照明部21の外周部分を囲むように内壁15の外側に配置されている。第2照明部41は、所定の照射面を照明するための第2光源24を有する。第2光源24は、第1照明部21をY軸方向に挟むように配置された光源24a、24c、第1照明部21をX軸方向に挟むように配置された光源24b、24dを含む。
ここで、筐体10および第1光源2の構成について、図1、図2を参照して更に詳しく説明する。図2は、実施形態に係る照明装置1を示す図1のA−A断面図である。
図2に示すように、筐体10は、天井に埋め込まれる天面部12と向かい合う光取出面11が開口された箱形状を有しており、光取出面11は、筐体10のうち、Z軸負方向側の端部に配置されている。また、筐体10は、光取出面11側の端部を囲むように、筐体10の側壁13から外側に延びるフランジ14を有する。ここで、「光取出面11側」とは、Z軸方向に延びる筐体10のうち、Z軸負方向側であることをいう。同様に、Z軸方向に延びる筐体10以外の部材についても、Z軸負方向側を、便宜上「光取出面11側」として説明することがある。
照明装置1は、フランジ14が天井面20に接するように配置される。なお、照明装置1の取り付けは、いかなる手法であってもよい。例えば、筐体10の側壁13にバネ状の係止部材を配置し、天井に設けられた、筐体10収容用の開口に係止させるものや、ねじなどの固定部材でフランジ14と天井面20とを固定するものであってもよいが、これらに限らない。
また、第1光源2は、第1基板3、第1発光ユニット4、第1放熱板5、第1点灯装置8、第1拡散カバー9を有する。
第1基板3は、例えばガラスエポキシ樹脂などの絶縁性を有する平面視で略正方形の平板であり、主面3a側には銅箔などの導電性材料で形成された配線パターンが施されている。また、適宜レジスト層が施されるようになっている。なお、第1基板3の材料は、絶縁材とする場合には、セラミックス材料又は合成樹脂材料を適用してもよい。また、第1基板3の材料は、金属製としてもよく、かかる場合には、例えばアルミニウムなどの熱伝導性が良好で放熱性に優れた材料を適用するのが好ましい。第1基板3は、例えば、ねじ止め等によって、第1放熱板5と密着するように取付けられている。第1基板3の主面3aには、複数の第1発光ユニット4が実装されている。なお、第1基板3は、例えば平面視で長手方向と短手方向とを有する矩形状の平板であってもよい。
第1発光ユニット4は、発光色の異なる複数の発光素子を含む。発光素子は、例えばセラミックスで形成された本体に配設されたLED(Light Emitting Diode)チップと、このLEDチップを封止するエポキシ系樹脂やシリコーン樹脂等のモールド用の透光性樹脂とを含む。
LEDチップは、例えば、青色光を発する青色のLEDチップを含む。透光性樹脂には、蛍光体が混入されており、白色光を出射できるようにするために、青色の光とは補色の関係にある黄色系の光を放射する黄色蛍光体が使用されている。なお、LEDチップは、例えば赤色光を発する赤色のLEDチップや緑色光を発する緑色のLEDチップを含んでよい。さらに、LEDチップは、例えば電球色光を発するLEDチップや昼光色光を発するLEDチップを含んでよい。
また、第1発光ユニット4が有するLEDは、LEDチップを直接第1基板3に実装するようにしてもよく、また、砲弾型のLEDを実装するようにしてもよく、実装方式や形式は、特に限定されるものではない。本実施形態では、第1基板3上に12行×12列の合計144個の第1発光ユニット4が、X軸方向およびY軸方向に沿うように等間隔に配置されている。これらの第1発光ユニット4は、第1点灯装置8と並列接続されており、それぞれ独立して調光およびフルカラー調色可能に構成されている。
第1放熱板5は、第1基板3の裏側に配置された高い放熱性を有する平板であり、第1基板3を介して第1発光ユニット4から伝わった熱を放熱させる。本実施形態では、第1放熱板5は、内壁15と一体に構成されている。なお、第1放熱板5は、内壁15とは別の部材で構成してもよい。
第1点灯装置8は、商用交流電源に接続されており、この商用交流電源を受けて直流出力を生成する。第1点灯装置8は、第1電源制御装置6および第1調光調色制御装置7を含む。第1電源制御装置6は、第1発光ユニット4を有する第1光源2を点灯制御するように構成される。また、第1調光調色制御装置7は、第1発光ユニット4を有する第1光源2を調光および調色制御するように構成される。
第1点灯装置8は、第1基板3を介して第1発光ユニット4に収容された発光素子にそれぞれ接続されており、直流出力を発光素子に供給し、発光素子を点灯制御する。これにより、第1発光ユニット4では、各発光素子が発する光が合成されて出射される。
第1拡散カバー9は、例えば、アクリルやポリカーボネート等の透光性の材料から作られている。第1拡散カバー9は、平面視で略正方形の平板状を有しており、第1照明部21を囲む内壁15からXY平面方向に折曲された支持部16に架け渡され、平面視で第1基板3と重なるように支持される。また、第1拡散カバー9は、フロスト処理が施されて第1発光ユニット4から出射される光を拡散する機能を有するようになっている。なお、第1拡散カバー9に適宜拡散材を混入させて光の拡散性をもたせるようにしてもよい。
次に、第2光源24の構成について、図1、図2、図3を参照して更に詳しく説明する。図3は、実施形態に係る照明装置1を示す図1のB−B断面図である。
第2光源24を構成する光源24a、24b、24c、24dはいずれも、X軸方向またはY軸方向に延びる長尺の同じ部材である。このため、以下では、第2光源24の一例として光源24aの構成について説明する。
図3に示すように、光源24aは、第2基板33、第2発光ユニット34、第2放熱板35、第2点灯装置28、第2拡散カバー36を有する。
第2基板33は、X軸方向に延びる長尺の部材である。第2基板33は、第1基板3と同じ材料で構成してもよく、また異なっていてもよい。第2基板33は、例えば、ねじ止め等によって、第2放熱板35と密着するように取付けられている。第2基板33の主面33aには、第2基板33の長手方向に沿って複数の第2発光ユニット34が実装されている。
第2発光ユニット34は、色温度の異なる複数の発光素子を含む。第2発光ユニット34は、第1発光ユニット4に収容された発光素子と同様に、例えばセラミックスで形成された本体に配設されたLEDチップと、このLEDチップを封止するエポキシ系樹脂やシリコーン樹脂等のモールド用の透光性樹脂とを含む。
第2発光ユニット34は、例えば、電球色光を発するように構成されるLEDチップおよび透光性樹脂を含む発光素子を有する。また、第2発光ユニット34は、例えば、電球色光とは色温度の異なる白色光を発するように構成されるLEDチップおよび透光性樹脂を含む発光素子を有する。なお、第2発光ユニット34は、例えば昼白色光や昼光色を発するように構成されてもよい。
また、第2発光ユニット34が有するLEDは、LEDチップを直接第2基板33に実装するようにしてもよく、また、砲弾型のLEDを実装するようにしてもよく、実装方式や形式は、特に限定されるものではない。本実施形態では、第2基板33上に複数の第2発光ユニット34が、第2基板33の長手方向に沿うように等間隔に配置されている。これらの第2発光ユニット34は、第2点灯装置28と直列接続されており、それぞれ同じ色温度となるように切替可能に構成されている。
第2放熱板35は、第2基板33の裏側に配置された高い放熱性を有する平板であり、第2基板33を介して第2発光ユニット34から伝わった熱を放熱させる。なお、第2放熱板35は、第1放熱板5と同じ材料で構成してもよく、また別の部材で構成してもよい。
第2点灯装置28は、商用交流電源に接続されており、この商用交流電源を受けて直流出力を生成する。第2点灯装置28は、第2電源制御装置26および第2調光調色制御装置27を含む。第2電源制御装置26は、第2発光ユニット34を有する第2光源24を点灯制御するように構成される。また、第2調光調色制御装置27は、第2発光ユニット34を有する第2光源24を調光および調色制御するように構成される。
第2点灯装置28は、第2基板33を介して第2発光ユニット34に収容された発光素子にそれぞれ接続されており、直流出力を発光素子に供給し、発光素子を点灯制御する。これにより、第2発光ユニット34では、各発光素子が発する光が合成されて出射される。
第2拡散カバー36は、例えば、アクリルやポリカーボネート等の透光性の材料から作られている。第2拡散カバー36は、第2基板33の長手方向に沿った長尺状を有しており、例えば、図示しない装着部に嵌着させるようにして固定される。また、第2拡散カバー36は、フロスト処理が施されて第2発光ユニット34から出射される光を拡散する機能を有するようになっている。なお、第2拡散カバー36に適宜拡散材を混入させて光の拡散性をもたせるようにしてもよい。
このように、第2照明部41では、色温度の異なる複数の発光素子を含む第2発光ユニット34が複数配置された第2光源24が、第2発光ユニット34の発光および第2拡散カバー36の構成に応じた光を照明装置1の下方に向けて照射し、所定の照射面を照明する。
なお、上記では、第2光源24が、色温度が異なる複数の発光素子を収容した第2発光ユニット34を有するとして説明したが、色温度が可変となるように構成されていれば第2光源24の構成は特に限定されない。例えば、上記した第2発光ユニット34に代えて、色温度の異なる2種類のLEDを、第2基板33の長手方向に沿うように交互に配置し、これらのLEDのうち一方または両方を点灯可能に構成してもよい。
また、実施形態に係る照明装置1が備える筐体10および内壁15のうち、第1発光ユニット4および第2発光ユニット34から照射される光が届く部位については、表面が反射面となるように構成してもよい。また、例えば、上記した各部位に対して光反射性を有する白色塗料を塗布して反射面を構成してもよく、また、予め金属製の反射板で構成してもよい。これにより、第1発光ユニット4および第2発光ユニット34から照射された光を効率よく利用することができる。
このように、実施形態1に係る照明装置1は、筐体10、第1照明部21、第2照明部41を有する。筐体10は、光取出面11を有する。第1照明部21は、筐体10の中央側に配置され、出力する光を調色可能な複数の第1発光ユニット4を有し、所定の映像を表示する。また、第2照明部41は、光取出面11に沿う方向において第1照明部21の周囲に配置され、所定の照射面を照明する。これにより、実施形態1に係る照明装置1によれば、空間演出および空間照明に適する照明装置を提供することができる。
また、実施形態1に係る第1照明部21と第2照明部41とは、好ましくは色相が互いに異なる光を出射する。具体的には、例えば、第2光源24からの照射光を白色、第1光源2からの照射光を青色や赤色といった白色以外の色となるようにそれぞれ構成される。これにより、第1照明部21および第2照明部41からの照射光が調和された、空間演出および空間照明に適する照明装置1を提供することができる。なお、第1照明部21から出射される光は単色でなくてもよく、例えばグラデーションを表現した映像を表示するものであってもよい。
また、実施形態1に係る第2照明部41は、第1照明部21よりも輝度が高い光を出射する。これにより、第1照明部21および第2照明部41から出射された光が調和された、空間演出および空間照明に適する照明装置1を提供することができる。
また、実施形態1に係る照明装置1は、第1照明部21と第2照明部41との間に第1照明部21の光取出面側の端部よりも突出する内壁15をさらに有する。第2照明部は、光取出面側の端部36aが、内壁15が有する光取出面側の端部16aよりも光取出面11から離れるように配置される。具体的には、第2光源24の光取出面側の端部、すなわち第2拡散カバー36の表面36a(図3参照)が、第1光源2の光取出面側の端部、すなわち第1拡散カバー9の表面9a(図2参照)よりも長さL1だけ光取出面11から離れるように配置される。これにより、第1照明部21および第2照明部41からの照射光が調和された、空間演出および空間照明に適する照明装置1を提供することができる。
また、実施形態1に係る第2照明部41は、好ましくは内壁15により遮蔽される遮光角θが45°以下の鋭角であり、より好ましくは30°以上40°以下である。これにより、第1照明部21および第2照明部41からの照射光が調和された、空間演出および空間照明に適する照明装置1を提供することができる。
ここで、「遮光角θ」とは、第2光源24から照射される直射光が、遮光性を有する内壁15により遮蔽されることで第1光源2からZ軸負方向に照射される直射光と混光されない上限となる角度を、XY平面を基準として示した理論上の値をいう。
図2に示す実施形態1を例にとると、断面視で、内壁15の稜線17と第2光源24(光源24b)の稜線24gとを結んだ線分とX軸とのなす角度を「第2光源24(光源24b)の遮光角θ」という。なお、稜線17は、内壁15の外面15aと内壁15が有する光取出面側の端部、すなわち下面16aとの交差線である。また、稜線24gは、筐体10の側壁13側に位置する第2光源24(光源24b)の端面24fと第2光源24の光取出面側の端部である第2拡散カバー36の表面36aとの交差線である。
遮光角θが小さくなりすぎると、第1光源2および第2光源24からの照射光が過度に混光されてしまい、第1光源2からの照射光に基づく画像を視認することが困難となる場合がある。また、遮光角θが大きくなりすぎると、第1光源2および第2光源24からの照射光が分離されてしまい、照射光が十分に調和されない場合がある。
なお、遮光角θは、例えば、光源24bのX軸方向およびZ軸方向の位置を変更することで調整することができる。また、遮光角θは、Z軸方向に延びる内壁15の長さ、すなわち内壁15の光取出面側の端部の位置を変更することによっても調整することができる。
次に、第2光源24の構成について図3、図4を用いてさらに説明する。図4は、実施形態1に係る照明装置1が備える第2光源24を示す断面図である。図4では、図3と同様に第2光源24の一例として光源24aの構成について説明する。
図4に示すように、光源24aは、互いに着脱可能な本体部22と発光部23とを有する。すなわち、図4は、図3に示す照明装置1から発光部23が取り外された光源24aを示したものである。
本体部22は、凹部30を有する本体側コネクタ29(以下、「コネクタ29」と称する)と凹部32を有する本体側コネクタ31(以下、「コネクタ31」と称する)とを含む。コネクタ29は、第2点灯装置28と配線40を介して電気的に接続されている。また、コネクタ31は、第2点灯装置28と配線42を介して電気的に接続されている。
一方、発光部23は、コネクタ29の凹部30に対応する凸状の発光部側コネクタ38(以下、「コネクタ38」と称する)と、コネクタ31の凹部32に対応する凸状の発光部側コネクタ39(以下、「コネクタ39」と称する)とを含む。コネクタ38、39はそれぞれ、第2基板33上の配線パターン(図示せず)と電気的に接続されている。
発光部23を本体部22に取り付ける際には、発光部23が有するコネクタ38および39を、本体部22が有するコネクタ29の凹部30およびコネクタ31の凹部32に、それぞれ挿入し、本体部22の当接面25と発光部23の当接面37とを密接させる。これにより、本体部22および発光部23が電気的に接続された光源24aとなる。
図4に示すように、本体部22が有する第2点灯装置28と発光部23とを電気的に接続する配線40、42は、本体部22の内部に収容され、第2基板33と第2拡散カバー36との間には配線40、42に相当する部材は配置されていない。このため、第2発光ユニット34から照射された光が第2拡散カバー36に到達するまでに遮られることなく、光源24aからの照射光として適切に利用することができる。
[実施形態1の変形例]
図5は、実施形態1の変形例1に係る照明装置1を示す断面図であり、図6は、実施形態1の変形例2に係る照明装置1を示す断面図である。図5、図6に示す照明装置1は、第2拡散カバー36の形状を除き、実施形態1に係る照明装置1と同様に構成されている。
図5に示す照明装置1は、平板状の第2拡散カバー36に代えて、照射面に対して凸状に湾曲した第2拡散カバー59を備える点が実施形態1に係る照明装置1と相違する。また、図6に示す照明装置1は、平板状の第2拡散カバー36に代えて、照射面に対して凹状に湾曲した第2拡散カバー69を備える点が実施形態1に係る照明装置1と相違する。
実施形態1の変形例1、2に係る照明装置1によれば、平板状の第2拡散カバー36を有する照明装置1と比較してより立体的な空間演出を実現することができる。
なお、図5、図6では、X軸方向にのみ湾曲した第2拡散カバーについて示したが、Y軸方向についても同様に湾曲させた形状を有する第2拡散カバーを用いてもよい。
また、図5、図6では、第2拡散カバーの厚さはほぼ同じとして示したが、これに限らない。例えば、図5に示す第2拡散カバー59の表面59aおよび裏面59bのうち、一方をXY平面に沿うように形成してもよい。また、図6に示す第2拡散カバー69の表面69aおよび裏面69bのうち、一方をXY平面に沿うように形成してもよい。
[実施形態2]
図7は、実施形態2に係る照明装置を示す平面図である。図7に示すように、実施形態2に係る照明装置1Aは、筐体10、内壁15、第1照明部21、第2照明部41を有する。
実施形態2に係る照明装置1Aは、実施形態1に係る照明装置1と比較して、第2照明部41の配置が異なる。すなわち、第2照明部41は、光取出面11に沿う方向において第1照明部21を挟むように第1照明部21の周囲に配置された光源24a、24cを含む。
実施形態2に係る照明装置1Aによれば、筐体10、第1照明部21、第2照明部41を有する。筐体10は、光取出面11を有する。第1照明部21は、筐体10の中央側に配置され、出力する光を調色可能な複数の第1発光ユニット4を有し、所定の映像を表示する。第2照明部41は、光取出面11に沿う方向において第1照明部21の周囲に配置され、所定の照射面を照明する。これにより、空間演出および空間照明に適する照明装置1Aを提供することができる。
なお、図7では、内壁15は第1照明部21を囲むように配置されたが、内壁15は第1照明部21と第2照明部41との間に配置されていればよい。すなわち、第1照明部21と筐体10との間に第2照明部41が配置されていない箇所には内壁15を設けなくてもよい。また、例えば第1照明部21が平面視で矩形状の場合、第2照明部41は平面視で第1照明部21の長手方向に沿うように配置されてもよく、短手方向に沿うように配置されてもよい。
また、上述した説明では、照明装置1、1Aは天井埋め込みタイプであるとして説明したが、天井直付けタイプであってもよく、また天井吊り下げタイプであってもよい。かかる場合、筐体10のフランジ14は不要である。また、照明装置1、1Aは天井以外の場所、例えば壁面に取り付けてもよい。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これらの実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1、1A 照明装置
2 第1光源
3 第1基板
4 第1発光ユニット
8 第1点灯装置
9 第1拡散カバー
10 筐体
11 光取出面
15 内壁
21 第1照明部
24 第2光源
24a、24b、24c、24d 光源
28 第2点灯装置
33 第2基板
34 第2発光ユニット
36、59、69 第2拡散カバー
41 第2照明部

Claims (5)

  1. 光取出面を有する筐体と;
    前記筐体の中央側に配置され、出力する光を調色可能な複数の発光ユニットを有し、所定の映像を表示するための第1照明部と;
    前記光取出面に沿う方向において前記第1照明部の周囲に配置され、所定の照射面を照明するための第2照明部と;
    を具備することを特徴とする照明装置。
  2. 前記第1照明部と前記第2照明部とは、色相が互いに異なる光を出射することを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
  3. 前記第2照明部は、前記第1照明部よりも輝度が高い光を出射することを特徴とする請求項1または2に記載の照明装置。
  4. 前記第1照明部と前記第2照明部との間に前記第1照明部の前記光取出面側の端部よりも突出する内壁;
    をさらに具備し、
    前記第2照明部は、前記光取出面側の端部が、前記内壁が有する前記光取出面側の端部よりも前記光取出面から離れるように配置されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の照明装置。
  5. 前記第2照明部は、前記内壁により遮蔽される遮光角が45°以下の鋭角であることを特徴とする請求項4に記載の照明装置。
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