JP2018147349A - Popラベル発注支援システム - Google Patents

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喜勝 中川
Yoshikatsu Nakagawa
喜勝 中川
充宏 吉田
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充宏 吉田
薬師川 靖
Yasushi Yakushigawa
靖 薬師川
篤徳 城山
Atsunori Shiroyama
篤徳 城山
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Abstract

【課題】複数のPOPラベルの在庫を適切に管理し、POPラベルの欠品を防止可能なPOPラベル発注支援システムを提供する。【解決手段】POPラベル発注支援システムは、格納棚と、記憶部24と、更新部25bと、決定部25cと、を備える。格納棚は、複数のPOPラベルをそれぞれの格納場所において格納する。記憶部は、商品を特定する商品情報と、その商品に関するPOPラベルの格納場所における残数に関する情報と、を関連付けて、商品別POPラベル数情報として記憶する。更新部は、商品別POPラベル数情報を更新する。決定部は、商品別POPラベル数情報に基づいて、POPラベルの発注に関する決定を行う。【選択図】図10

Description

本発明は、POPラベルの発注を支援する、POPラベル発注支援システムに関する。
スーパーマーケット等の店舗等において、販売される商品(例えば食品等が収容されている容器)に商品名等が印字されたラベルが付される場合がある。例えば、特許文献1(特開2002−172820号公報)には、このようなラベルを生産する装置として、スーパーマーケット等に設置され、商品に付されるラベルを印字・発行するラベル印字装置が開示されている。
さて、商品には、商品名のような購買者に最低限伝えるべき情報が印字された上記のようなラベル以外に、POPラベルが付される場合がある。ここで、POPラベルとは、購買者の購買意欲を促進するために、商品に関する情報(例えば、商品の品質、産地、割引等に関する情報)を購買者に提供するラベルを意味する。
POPラベルは、複数の同一商品に印字・印刷内容が同一のPOPラベル(同一ラベル)が付される場合や、複数種類の商品に同一ラベルが付される場合や、複数の同一商品に、印字・印刷内容が異なる複数のPOPラベルが付される場合も多い。そのため、作業効率等の観点から、POPラベルを商品に付す際にPOPラベルを印字・発行するよりも、印字済みのPOPラベルを予め準備・保管しておくことが好ましい。
しかし、一般に、店舗で取り扱われる商品は多様であり、商品によって異なるPOPラベルが付される場合も多く、店舗等では多種類のPOPラベルを準備する必要がある。そのため、POPラベルの在庫管理は煩雑になりやすく、作業者による在庫管理には不備が発生しやすい。在庫管理に不備があるとPOPラベルの欠品が発生する可能性があるが、印字済みのPOPラベルを予め準備・保管しておく場合、POPラベルの欠品に気付いても直ちにPOPラベルを準備することは困難なことが多い。
本発明の課題は、複数のPOPラベルの在庫を適切に管理し、POPラベルの欠品を防止可能なPOPラベル発注支援システムを提供することにある。
本発明の第1観点に係るPOPラベル発注支援システムは、格納部と、記憶部と、更新部と、決定部と、を備える。格納部は、複数のPOPラベルをそれぞれの格納場所において格納する。記憶部は、商品を特定する商品情報と、その商品に関するPOPラベルの格納場所における残数に関する情報と、を関連付けて、商品別POPラベル数情報として記憶する。更新部は、商品別POPラベル数情報を更新する。決定部は、商品別POPラベル数情報に基づいて、POPラベルの発注に関する決定を行う。
このPOPラベル発注支援システムでは、商品とその商品に付されるPOPラベルの残数に関する情報とを関連付けた情報(商品別POPラベル数情報)が更新して記憶され、商品別POPラベル数情報に基づきPOPラベルの発注に関する決定が行われる。そのため、商品に対する各種処理と結びつけてPOPラベルの在庫を適切に管理し、POPラベルの欠品を防止することができる。その結果、POPラベルが欠品していて商品に付されるべきPOPラベルを付すことができない、あるいは、POPラベルが欠品しているためそのPOPラベルを付すべき商品を顧客等に提供できない等の事態の発生を防止することができる。
本発明の第2観点に係るPOPラベル発注支援システムは、第1観点に係るPOPラベル発注支援システムであって、POPラベルの格納場所における残数に関する情報には、格納場所におけるPOPラベルの残数、格納場所のPOPラベルの使用数、及び、格納場所へのPOPラベルの入庫数の少なくとも1つを含む。
このPOPラベル発注支援システムでは、POPラベルの在庫を管理し、POPラベルの欠品を防止することが容易である。
本発明の第3観点に係るPOPラベル発注支援システムは、第1観点又は第2観点に係るPOPラベル発注支援システムであって、カウンターを更に備える。カウンターは、格納場所におけるPOPラベルの残数、格納場所のPOPラベルの使用数、及び、格納場所へのPOPラベルの入庫数の少なくとも1つをカウントする。更新部は、カウンターのカウント結果に基づいて商品別POPラベル数情報を更新する。
このPOPラベル発注支援システムでは、POPラベルの残数、使用数、及び入庫数の少なくとも1つのカウント結果に応じて商品別POPラベル数情報が更新される。そのため、正確な商品別POPラベル数情報に基づいてPOPラベルの在庫を管理し、POPラベルの欠品を防止することができる。
本発明の第4観点に係るPOPラベル発注支援システムは、第3観点に係るPOPラベル発注支援システムであって、受信部を更に備える。受信部は、商品に対し所定の処理を行う商品処理装置から送信される、商品に対し所定の処理が行われたことを通知する商品別の処理通知情報を受信する。カウンターは、受信部が受信した処理通知情報に基づいて、残数及び使用数の少なくとも一方をカウントする。
なお、限定するものではないが、商品処理装置には、例えば、商品名等が印字されたラベルを発行するラベル発行装置や、商品の重量を計測し計測重量や価格が印字されたラベルを発行する計量ラベル発行装置や、容器に入った物品を包装して商品を生産する包装装置や、商品に対し各種検査を行う検査装置(例えば、重量検査装置やX線検査装置)等を含む。
また、限定するものではないが、処理通知情報は、例えば、商品処理装置が、商品に対しラベルを発行する処理を実行した時や、商品を生産するための包装処理を実行した時や、検査の結果に基づき商品を合格品と判定する処理を実行した時等に発信される。
このPOPラベル発注支援システムでは、商品処理装置が商品に対し処理を行ったことを通知する商品別の処理通知情報に基づいてPOPラベルの残数や使用数がカウントされ、これに基づいて商品別POPラベル数情報が更新される。そのため、正確な商品別POPラベル数情報に基づいて、POPラベルの在庫を適切に管理し、POPラベルの欠品を防止することができる。
本発明の第5観点に係るPOPラベル発注支援システムは、第3観点又は第4観点に係るPOPラベル発注支援システムであって、入庫数を受け付ける受付部を更に備える。カウンターは、受付部が受け付けた入庫数に基づいて入庫数をカウントする。
なお、受付部は、作業者の入力を受け付けるキーボード等の入力部であってもよいし、システムの外部から送信されてくる入庫数の情報を受信する通信部であってもよい。
このPOPラベル発注支援システムでは、受け付けた入庫数に基づいて入庫数がカウントされ、これに基づいて商品別POPラベル数情報が更新されるので、正確な商品別POPラベル数情報に基づき、POPラベルの在庫を適切に管理し、POPラベルの欠品を防止することができる。
本発明の第6観点に係るPOPラベル発注支援システムは、第1観点から第5観点のいずれかに係るPOPラベル発注支援システムであって、送信部を更に備える。送信部は、決定部の決定に基づき、POPラベルを発注するPOPラベル発注情報を送信する。
このPOPラベル発注支援システムでは、決定部の決定に基づいて自動でPOPラベルが発注されるので、POPラベルの欠品が防止されやすい。
本発明の第7観点に係るPOPラベル発注支援システムは、第1観点から第5観点のいずれかに係るPOPラベル発注支援システムであって、報知部を更に備える。報知部は、決定部の決定に基づき、POPラベルの発注を促す情報を報知する。
このPOPラベル発注支援システムでは、決定部の決定に基づいてPOPラベルの発注が促されるため、POPラベルの欠品が防止されやすい。
本発明に係るPOPラベル発注支援システムでは、商品とその商品に付されるPOPラベルの残数に関する情報とを関連付けた情報(商品別POPラベル数情報)が更新して記憶され、商品別POPラベル数情報に基づきPOPラベルの発注に関する決定が行われる。そのため、商品に対する各種処理と結びつけてPOPラベルの在庫を適切に管理し、POPラベルの欠品を防止することができる。その結果、POPラベルが欠品していて商品に付されるべきPOPラベルを付すことができない、あるいは、POPラベルが欠品しているためそのPOPラベルを付すべき商品を顧客等に提供できない等の事態の発生を防止することができる。
本発明の第1実施形態に係るPOPラベル発注支援システムを含む、ラベル提供システムのブロック図である。 図1のラベル提供システムが使用される作業場の概略平面図である。 図1のラベル提供システムが使用される作業場の概略側面図である。 図1のPOPラベル発注支援システムの格納棚に格納されるPOPラベルの例である。 図1のラベル提供システムの計量ラベル発行装置の概略斜視図である。 図5の計量ラベル発行装置の発行する主ラベルの例である。 図1のラベル提供システムの格納棚を模式的に描画した図である。 図1のPOPラベル発注支援システムの情報表示器のブロック図である。 図8の情報表示器に表示される表示の例である。 図1のPOPラベル発注支援システムのコンピュータのブロック図である。 図10のコンピュータに記憶されるPOPラベル別情報の例である。 図10のコンピュータに記憶される商品別POPラベル数情報の例である。 変形例1Eに係るPOPラベル発注支援システムのコンピュータのブロック図である。 変形例1Eに係るPOPラベル発注支援システムの情報表示器に表示される表示の例である。 本発明の第2実施形態に係るPOPラベル発注支援システムのコンピュータのブロック図である。 図15のコンピュータに記憶されるPOPラベル別情報の例である。 図15のコンピュータに記憶される商品別POPラベル数情報の例である。 本発明の第3実施形態に係るPOPラベル発注支援システムのコンピュータのブロック図である。 図18のコンピュータに記憶されるPOPラベル別情報の例である。 図18のコンピュータに記憶される商品別POPラベル数情報の例である。
本発明のPOPラベル発注支援システムの実施形態について図面を参照しながら説明する。なお、以下の実施形態は、本発明の具体例であって本発明の技術的範囲を限定するものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
<第1実施形態>
本発明の一実施形態に係るPOPラベル発注支援システム100、及び、POPラベル発注支援システム100を備えたラベル提供システム1000について説明する。
(1)全体構成
図1は、POPラベル発注支援システム100を備えたラベル提供システム1000のブロック図である。図2は、ラベル提供システム1000が使用される作業場の概略平面図である。図3は、ラベル提供システム1000が使用される作業場の概略側面図である。図2及び図3は、ラベル提供システム1000が使用される作業場における、格納棚10、表示装置40、計量ラベル発行装置200、及び作業台80の配置の一例を描画している。
ラベル提供システム1000は、商品にラベルを付す作業が行われる作業場において、商品に貼付するラベルを提供するシステムである。作業場は、例えば、各種商品(例えば、生鮮食品等)の販売されるスーパーマーケット等の店舗や、店舗で販売される商品の加工拠点等である。
ラベル提供システム1000は、例えば、商品名、商品の重量、商品価格、及び商品ID(バーコード)を印字内容に含む主ラベル(図6参照)を印字し、発行する。商品にラベルを貼付する作業員は、ラベル提供システム1000が印字・発行する主ラベルを作業台80(図2参照)上で商品に付す。
また、ラベル提供システム1000は、商品に付される複数種類のPOPラベルを格納する。ラベル提供システム1000は、種類別に、それぞれのPOPラベルの格納場所に格納する。商品にラベルを貼付する作業員は、ラベル提供システム1000に格納されたPOPラベルを取り出し、作業台80上でPOPラベルを商品に付す。
なお、商品の中には、主ラベルは付されずPOPラベルだけが付されるもの、POPラベルは付されず主ラベルだけが付されるものも考えられる。しかし、ここでは、商品には、主ラベルと、少なくとも1枚のPOPラベルが貼付されるものとする。
ラベル提供システム1000は、主に、POPラベル発注支援システム100と、計量ラベル発行装置200と、を備える(図1参照)。
POPラベル発注支援システム100は、格納棚10と、各格納棚10に対して複数設けられる情報表示器30と、表示装置40と、コンピュータ20とを含む(図1参照)。なお、POPラベル発注支援システム100が有する格納棚10、情報表示器30、及び表示装置40のそれぞれの数、及び、計量ラベル発行装置200の数は、図1に描画した台数に限定されるものではなく、適宜決定されればよい。また、コンピュータ20は、後述する機能を1台のコンピュータで実現するものでもよく、複数のコンピュータで実現するものであってもよい。
格納棚10は、POPラベルを格納する格納場所Pを複数有する(図1参照)。各格納場所Pには、それぞれ異なる種類の、所定のPOPラベルが格納されている。POPラベルには、例えば、図4に示すようなPOPラベルR1〜R3を含む。
ここで、POPラベルとは、購買者の商品に対する購買意欲を惹起する情報を提供するラベルを意味する。購買者の商品に対する購買意欲を惹起する情報には、例えば、商品の品質に関する情報、商品の産地に関する情報、商品の割引に関する情報の他、販売促進・広告のための各種情報を含む。例えばPOPラベルR1(図4(a)参照)は、商品が新鮮であるという商品の品質に関する情報を購買者に対して提供するPOPラベルの一例である。POPラベルR2(図4(b)参照)は、商品の産地に関する情報を購買者に対して提供するPOPラベルの一例である。POPラベルR3(図4(c)参照)は、商品が特別価格で提供されているという商品の割引に関する情報を購買者に対して提供するPOPラベルの一例である。
なお、POPラベルの印字内容は、POPラベルR1〜R3に示した印字内容に限定されるものではなく、購買者の商品に対する購買意欲を惹起する様々な情報を含むことができる。また、POPラベルの印字内容は、文字情報に限定されるものではなく、販売を促進するような画像情報(例えばイメージ写真等)であってもよい。また、POPラベルには様々なデザイン(フォントやラベルの形状等)を採用可能である。
情報表示器30は、格納棚10の格納場所Pのそれぞれに対応付けて配置され、各種情報を表示部31に表示する装置である(図9参照)。
表示装置40は、各種情報を表示部41(図1参照)に表示する装置である。
コンピュータ20は、商品を特定する商品情報と、その商品に関する(その商品に付される)POPラベルを特定する情報と、を関連付けて記憶する。また、コンピュータ20は、POPラベルの格納棚10の格納場所Pにおける残数に関する情報(以後、単にPOPラベルの残数に関する情報と呼ぶ場合がある)を記憶する。コンピュータ20は、商品を特定する商品情報と、その商品に関するPOPラベルの格納棚10の格納場所Pにおける残数に関する情報とを関連付けて、商品別POPラベル数情報として記憶する。また、コンピュータ20は、POPラベルの格納場所Pにおける残数に関する情報を含む商品別POPラベル数情報を適宜更新すると共に、商品別POPラベル数情報に基づいてPOPラベルの発注に関する決定を行う。また、コンピュータ20は、POPラベルの発注に関する決定に基づいて、POPラベルを発注するPOPラベル発注情報をサーバ300に対して送信する。POPラベル発注情報は、POPラベルを発注するために用いられる、発注するPOPラベルの種類や発注数を含む情報である。サーバ300は、POPラベルの発注を受注する受注者(例えば、POPラベルの納品業者や、POPラベルを保管・発送しているPOPラベルの管理センター等)のサーバである。サーバ300は、POPラベル発注情報を受信すると、例えば、POPラベル発注情報を受信した旨を通知する信号と、受注したPOPラベルの入庫予定日と、をコンピュータ20に対して送信する。また、POPラベルを納品する納品者は、サーバ300がPOPラベル発注情報を受信すると、POPラベル発注情報の送信元のラベル提供システム1000を利用している作業場(格納棚10の置かれる作業場)に、発注を受けたPOPラベルを受注数だけ納品する。
計量ラベル発行装置200は、商品の重量を計量し、重量に応じた商品価格を算出し、商品名、商品の重量、商品価格、及び商品ID(バーコード)を印字内容に含む主ラベル(図6参照)を印字し、発行する装置である。
コンピュータ20と情報表示器30とは、ネットワーク91を介して接続されている。コンピュータ20と表示装置40とは、ネットワーク92を介して接続されている。ネットワーク91は、コンピュータ20と情報表示器30との間で送受信される信号の伝送路として機能する。ネットワーク92は、コンピュータ20と表示装置40との間で送受信される信号の伝送路として機能する。ネットワーク91,92は、アクセスポイント(図示省略)を用いて構成されるいわゆる無線LANである。なお、コンピュータ20と情報表示器30、あるいは、コンピュータ20と表示装置40は、無線LANにより通信を行うものに限定されるものではなく、赤外線通信や、他の無線技術により無線通信可能に構成されていてもよい。また、コンピュータ20と情報表示器30、あるいは、コンピュータ20と表示装置40は、通信ケーブルで接続され、互いの間で有線通信を行うものであってもよい。さらに、ネットワーク91,92は、同一の方式でなくてもよく、例えば、ネットワーク91が無線LANで、ネットワーク92が有線LANであってもよい。
コンピュータ20と計量ラベル発行装置200とは、ネットワーク93を介して接続されている。ネットワーク93は、コンピュータ20と計量ラベル発行装置200との間で送受信される信号の伝送路として機能する。ネットワーク93は、通信ケーブル等を用いて構成されるいわゆる有線LANである。なお、コンピュータ20と計量ラベル発行装置200とは、無線で接続されてもよい。
コンピュータ20とサーバ300とは、ネットワーク94を介して接続されている。ネットワーク94は、コンピュータ20とサーバ300との間で送受信される信号の伝送路として機能する。ネットワーク94は、いわゆるWANである。ネットワーク94は、例えば公衆回線を用いて構築されるインターネットである。
(2)詳細構成
計量ラベル発行装置200と、POPラベル発注支援システム100と、について詳細を説明する。
(2−1)計量ラベル発行装置
計量ラベル発行装置200は、商品に対し所定の処理を行う商品処理装置の一例である。計量ラベル発行装置200は、商品に貼付される主ラベルを印字し、発行する。主ラベルの印字内容には、少なくとも商品名を含む。計量ラベル発行装置200は、具体的には、商品の重量を計量し、その商品の名称及び商品ID(バーコード)、計量された商品の重量、重量から算出される商品の価格を印字内容に含む主ラベル(図6参照)を印字し、発行する。
計量ラベル発行装置200は、モニタ210、操作パネル220、計量部230、制御ユニット240、及びラベル発行部250、を有する(図1及び図5参照)。
モニタ210は、タッチパネル式の液晶モニタである。モニタ210には、計量ラベル発行装置200の使用者に対する各種情報が表示される。またモニタ210は、使用者による各種操作を入力として受け付ける。
操作パネル220は、計量ラベル発行装置200の使用者による各種操作を入力として受け付けるキーである。計量ラベル発行装置200の使用者は、計量ラベル発行装置200に、ある種類の商品について、商品を計量させ、その商品に対して主ラベルを印字、発行させる処理を実行させる際に、操作パネル220から処理対象の商品を選択する。使用者は、主ラベルの印字対象の商品の種類を変更する場合に、再度、操作パネル220から対象商品を選択する。操作パネル220から商品が(商品の種類が)選択されると、制御ユニット240は、図示しない通信インターフェースを制御して、選択された商品を通知する信号を、ネットワーク93を介してコンピュータ20へと送信する。
計量部230は、商品の重量を測定する電子はかりである。計量部230は、計量皿230a(図5参照)に置かれた商品の重量を計量し、計量値を制御ユニット240に送信する。
制御ユニット240は、CPUや、ROM、RAM等の記憶部を備えたコンピュータである。制御ユニット240は、モニタ210、操作パネル220、計量部230、及びラベル発行部250と電気的に接続されている。制御ユニット240は、CPUが記憶部に記憶されたプログラムを実行することで、計量ラベル発行装置200の動作を制御する。
例えば、制御ユニット240は、操作パネル220から商品が選択されると、選択された商品を通知する信号と共に、その商品に関する各種データ(例えば、商品の重量あたりの単価等)の送信を要求する信号を、ネットワーク94を介してコンピュータ20に送信する。コンピュータ20は、データの送信要求に応じて、計量ラベル発行装置200に要求された情報を送信する。なお、制御ユニット240は、予めコンピュータ20から提供され記憶部に保存された各種データを、記憶部から読み出してもよい。また、制御ユニット240は、商品が計量皿230aに置かれ、商品の重量が計量部230により計量されると、コンピュータ20から送信されてきた商品の重量あたりの単価と、計量部230から送信されてくる計量値とに基づいて商品の価格を算出する。そして、制御ユニット240は、商品の名称、商品ID(バーコード)、計量された商品の重量、商品の価格を印字内容に含む印字画像を生成し、この印字画像を印字・発行するよう、ラベル発行部250を制御する。
また、制御ユニット240は、ラベル発行部250が主ラベルを印字する際、主ラベルの発行対象の商品を特定する情報と、その商品に対し所定の処理(主ラベルの印字・発行処置)が行われたことを通知する処理通知情報と、を含む信号を、図示しない通信インターフェースを制御して、ネットワーク93を介してコンピュータ20へと送信する。
なお、制御ユニット240は、ラベル発行部250が主ラベルを印字する際に、主ラベルの発行対象の商品を特定する情報を送信する信号に含めなくてもよい。例えば、コンピュータ20は、主ラベルの発行対象の商品を特定する情報を一旦受信すると、次に主ラベルの発行対象の商品を特定する情報を受信するまで、主ラベルの発行対象の商品を同一と認識するように構成されていてもよい。この場合、制御ユニット240は、主ラベルの発行対象の商品が変更となった際、処理通知情報の送信前に、主ラベルの発行対象の商品を特定する情報を一回だけ送信してもよい。そして、ラベル発行部250が主ラベルを印字する際には、制御ユニット240は処理通知情報だけを送信してもよい。
ラベル発行部250は、制御ユニット240によって制御され、未印字のラベルに、制御ユニット240が決定した印字画像を印字し、印字済みのラベル(主ラベル)を発行するプリンタである。
(2−2)POPラベル発注支援システム
POPラベル発注支援システム100の、格納棚10と、情報表示器30と、表示装置40と、コンピュータ20とについて説明する。
(2−2−1)格納棚
格納棚10は、格納部の一例である。格納棚10は、複数種類のPOPラベルを、それぞれの格納場所Pにおいて格納する棚である。なお、格納部は、棚である必要はなく、POPラベルの収容空間を有する設備や装置であればよい。
格納棚10は、POPラベルを格納する格納場所Pを複数有する。各格納場所Pに格納されるPOPラベルの種類は格納棚10を管理する管理者等により決定されている。各格納場所Pには、例えば図7のように、格納場所Pの位置を特定する識別符号(P11〜P14,P21〜P24,P31〜P34)が付与されている。なお、図7中の格納場所Pの数は、例示に過ぎず、格納場所Pの数は図7に描画されたものに限定されない。
後述するコンピュータ20は、各格納場所P(各識別符号が付された格納場所P)に格納されるPOPラベルの種類を記憶している。また、コンピュータ20は、各格納場所PにおけるPOPラベルの残数に関する情報を記憶している。
本実施形態では、各POPラベルの表面には各種情報(文字や図形や画像等)が印字され、POPラベルの背面(印字面とは反対側の面)には粘着層が設けられている。格納棚10の各格納場所Pには、POPラベルが、その背面が台紙(剥離紙)に貼り合わされた状態で格納されている。格納棚10には、1枚のシート状の台紙に1枚のPOPラベル又は複数枚の同一POPラベルが貼り合わされたもの、ロール状の台紙に複数枚の同一POPラベルが貼り合わされたもの等、様々な態様でPOPラベルが保管される。例えば、図7中の識別符号P11〜P14が付与された格納場所Pには、ロール状の台紙に複数枚の同一POPラベルが貼り合わされたものが格納されている。図7中の識別符号P21〜P24,P31〜P34が付与された格納場所Pには、シート状の台紙に1枚のPOPラベル又は複数枚の同一POPラベルが貼り合わされたものが、それぞれの格納場所Pに置かれた容器内に格納されている。商品にラベルを貼付する作業者は、商品にPOPラベルを付す際、台紙からPOPラベルを剥がし、剥がしたPOPラベルを商品に貼り付ける。
(2−2−2)情報表示器
情報表示器30は、格納棚10の格納場所Pのそれぞれに対応付けて配置される。なお、格納場所Pに対応する位置とは、その格納場所Pに関する情報を表示するのに適した位置を意味する。例えば、具体的には、格納場所Pに対応する位置は、その格納場所Pに隣接する位置である。本実施形態では、図2のように、格納場所Pのそれぞれの下方に、その格納場所Pと対応する情報表示器30が配置される。
情報表示器30は、表示部31に各種表示を表示可能に構成されている。
例えば、情報表示器30は、表示部31に、その情報表示器30に対応付けられた格納場所Pに収容されたPOPラベルの印字内容(例えばPOPラベルに印字されている文字)を表示することが好ましい。また、情報表示器30は、表示部31に、その情報表示器30に対応付けられた格納場所Pに収容されているPOPラベルの残数を表示することが好ましい。表示部31には、例えば、図9(a)のように、POPラベルの印字内容及び残数の両方が表示されるが、これに限定されるものではなく、これらの情報の一方が表示されてもよい。
また、例えば、情報表示器30は、表示部31に、その情報表示器30に対応付けられた格納場所Pに収容されたPOPラベルの発注状況を表示することが好ましい。情報表示器30には、例えば、コンピュータ20がその情報表示器30と対応付けられたPOPラベルについてサーバ300にPOPラベル発注情報を送信し、これに応じたPOPラベルの納品が未だ行われていない時に、POPラベルの発注状況が表示される。POPラベルの発注状況には、限定するものではないが、例えば、発注数、入庫予定日等の情報が含まれる(図9(b)参照)。
なお、ここで説明した表示部31に表示される情報は、例示に過ぎず、表示部31にはこれら以外の情報が表示されてもよい。
情報表示器30について、図8のブロック図を参照して更に詳細に説明する。情報表示器30は、主に、表示部31と、通信部32と、記憶部33と、制御部34と、を有する。
表示部31は、例えば、マイクロカプセル方式、電子粉流体方式、液晶方式、エレクトロウェッティング方式、電気泳動方式等の各種方式の電子ペーパである。ただし、表示部31は、電子ペーパではなくてもよく、例えば液晶ディスプレイであってもよい。
通信部32は、コンピュータ20との通信機能を担う機能部である。通信部32は、無線でコンピュータ20との通信を行う。通信部32は、コンピュータ20と無線通信を行うためのアンテナ、無線通信回路、及びベースバンドLSIを主に含む(図示省略)。
記憶部33は、RAM、ROM等のメモリで構成されている。記憶部33には、各種情報が記憶されている。例えば、記憶部33には、制御部34が実行するプログラム、及び、プログラムの実行に必要なデータが格納されている。また、記憶部33には、例えば、コンピュータ20から受信した、表示部31が表示するための画像データが格納される。例えば、記憶部33には、情報表示器30に関連付けられたPOPラベルの印字内容、残数、発注数、入庫予定日等を情報に含む画像データを記憶する。
制御部34は、主にCPUを有する。制御部34は、記憶部33に記憶されているプログラムを実行し、情報表示器30の動作を制御する。例えば、制御部34は、コンピュータ20の送信してきた画像データを通信部32が受信すると、受信した画像データを記憶部33に記憶すると共に、この画像データが表示されるよう、表示部31の表示を制御する。
なお、情報表示器30は、内蔵のバッテリーを電源として動作するものであっても、外部から電気の供給を受けるものであってもよい。
(2−2−3)表示装置
表示装置40は、ネットワーク92を介してコンピュータ20と接続され、コンピュータ20から送信されてくる情報を表示部41に表示する装置である。
例えば、表示部41には、格納棚10に格納されているPOPラベルの、POPラベルの種類別の残数のリストが表示される。また、例えば、表示部41には、発注済みで未納品の(コンピュータ20がサーバ300に対してPOPラベル発注情報を送信し、これに応じたPOPラベルの納品が未だ行われていない)POPラベルの種類や、発注数、入庫予定日等が表示されることが好ましい。
表示装置40は、格納棚10の近傍に配置されることが好ましい。例えば、表示装置40は、格納棚10の側方に、格納棚10に隣接して配置される(図2参照)。
表示装置40には、例えば、情報表示器30と同構成の機器を採用することができる。表示装置40の構成についての詳細な説明は省略する。
(2−2−4)コンピュータ
コンピュータ20は、商品に関する各種情報を記憶・管理する装置である。
コンピュータ20は、例えば、商品を特定する商品情報と、その商品に関する(その商品に付される)POPラベルを特定する情報と、を関連付けて記憶する。また、コンピュータ20は、商品に付されるPOPラベルの格納棚10の格納場所Pにおける残数に関する情報を記憶し、適宜更新する。コンピュータ20は、商品を特定する商品情報と、その商品に関するPOPラベルの格納棚10の格納場所Pにおける残数に関する情報とを関連付けて、商品別POPラベル数情報として記憶し、適宜更新する。
また、コンピュータ20は、記憶している商品別POPラベル数情報に基づいて、POPラベルの発注に関する決定を行う。特に、コンピュータ20は、商品別POPラベル数情報に含まれる、POPラベルの格納場所Pにおける残数に関する情報に基づいて、POPラベルの発注に関する決定を行う。さらに、コンピュータ20は、POPラベルの発注に関する決定に基づき、POPラベルを発注するPOPラベル発注情報を、サーバ300に対して送信する。
コンピュータ20は、通信部21と、入力部22と、出力部23と、記憶部24と、制御部25と、を主に有する(図10参照)。
(2−2−4−1)通信部
通信部21は、計量ラベル発行装置200、情報表示器30、表示装置40、及びサーバ300と通信を行うための通信回路を主に含む(図示省略)。
通信部21は、計量ラベル発行装置200が送信してくる、選択された商品(主ラベルの発行対象となった商品)を通知する信号と、その商品に関する各種データ(主ラベルの印字内容に関するデータ)の送信を要求する信号と、を受信する。
また、通信部21は、計量ラベル発行装置200が送信してくる、主ラベルの発行対象の商品を特定する情報と、商品に対し所定の処理(主ラベルの印字・発行処置)が行われたことを通知する処理通知情報と、を含む信号を受信する。言い換えれば、通信部21は、計量ラベル発行装置200から送信される、商品別の処理通知情報を受信する。
また、通信部21は、サーバ300が送信してくる、POPラベル発注情報を受信した旨を通知する信号と、受注したPOPラベルの入庫予定日と、を受信する。
(2−2−4−2)入力部
入力部22は、コンピュータ20に記憶されている情報を管理する情報管理者や、商品にラベルを貼付する作業者が、コンピュータ20に対して各種情報や指示等を与える際に用いる装置である。入力部22には、例えば、キーボード、マウス、及びハンディスキャナを含む。
入力部22は、記憶部24に記憶されている情報の更新を受け付ける。情報を管理する情報管理者等は、記憶部24に記憶されている情報について、内容の追加や、更新や、削除を行う場合に、入力部22の一例であるキーボードやマウス等を用いてこれらの作業を行う。
例えば、入力部22は、POPラベル別にPOPラベルの入庫数を受け付ける。具体的には、入力部22は、POPラベルの納品時等に、納品されたPOPラベルの種類及び入庫数を受け付ける。つまり、入力部22は受付部の一例である。これらの情報の入力部22への入力に基づいて、後述する制御部25の更新部25bにより、記憶部24に記憶されている商品別POPラベル数情報や、後述するPOPラベル別情報が更新される。
また、例えば、入力部22は、ある商品に関するPOPラベルが変更になった時に、記憶部24に記憶されている情報の変更を受け付ける。記憶部24に記憶されている商品別POPラベル数情報は、この入力に基づいて更新される。なお、ある商品に関するPOPラベルが変更になった時とは、例えば、ある商品に貼付するPOPラベルがPOPラベルR1からPOPラベルR2に変更になった時や、ある商品にPOPラベルR1に加えPOPラベルR2も貼付されることになった時を含む。
また、例えば、入力部22は、あるPOPラベルの格納場所が変更になった時に、記憶部24に記憶されている情報の変更を受け付ける。記憶部24に記憶されているPOPラベル別情報は、この入力に基づいて更新される。なお、あるPOPラベルの格納場所が変更になった時には、例えば、新たなPOPラベルが格納棚10のある格納場所Pに格納される事になった時や、これまで使用していたPOPラベルを廃止し、格納場所Pから撤去する時を含む。
(2−2−4−3)出力部
出力部23は、コンピュータ20の操作者に対して情報を提示する装置である。出力部23は、例えば、液晶ディスプレイを含む。
(2−2−4−4)記憶部
記憶部24は、主に、RAM、ROMや、ハードディスクドライブ等の補助記憶装置を有する。記憶部24は、各種情報を記憶する。
例えば、記憶部24には、制御部25が各種処理を行うために実行するプログラムや、他の機器との通信に使用される通信プロトコルが定義されたプログラム等が格納されている。
また、記憶部24は、各種情報を記憶する複数の記憶領域を有する。複数の記憶領域には、POPラベル別情報記憶領域24aと、商品別POPラベル数情報記憶領域24bと、表示器設置位置情報記憶領域24cと、商品マスタ記憶領域24dとを含む(図10参照)。
(2−2−4−4−1)POPラベル別情報記憶領域
POPラベル別情報記憶領域24aには、POPラベル別情報が記憶される。POPラベル別情報は、少なくとも、POPラベルを特定するラベル情報(例えば、ラベルNoやラベル名)と、そのPOPラベルの格納棚10の格納場所Pにおける残数に関する情報と、が関連付けられた情報である。
例えば、POPラベル別情報記憶領域24aには、各POPラベルについて、ラベルNoと、ラベル名と、ラベルの印字内容と、そのラベルの格納棚10における格納場所Pの情報と、そのラベルの格納場所Pにおける残数(以後、単にラベルの残数、又は、POPラベルの残数と呼ぶ場合がある)と、格納場所Pのラベルの使用数(以後、単にラベルの使用数、又は、POPラベルの使用数と呼ぶ場合がある)に関する情報と、が関連付けられたPOPラベル別情報が記憶される(図11参照)。ラベルの印字内容は、例えばPOPラベルの印字内容の文字情報である。ラベルの格納棚10における格納場所Pの情報は、例えば格納場所Pの識別符号である。ラベルの使用数に関する情報には、例えば、POPラベルが前回入庫された後に使用された数(入庫後の使用済数)、所定期間当たりの平均使用数を含む。例えば、平均使用数は、1日の平均使用数である。なお、図11では描画を省略しているが、POPラベル別情報記憶領域24aには、各POPラベルが前回いつ入庫されたか(そのPOPラベルに関していつ入庫数が入力部22に入力されたか)も記憶されていることが好ましい。平均使用数は、例えば、入庫後の使用済数と、入庫後の日数とから算出される。
コンピュータ20に記憶されている情報を管理する情報管理者等は、あるPOPラベルの格納場所Pが変更になった場合や、ある格納場所Pに新たなPOPラベルが格納されることになった場合等に、入力部22を利用してPOPラベル別情報を更新する。なお、情報管理者によるPOPラベル別情報の記憶内容の更新方法は、一例に過ぎず、情報管理者は、例えば、通信部21と通信可能な携帯端末を用いて、POPラベル別情報を更新してもよい。
また、POPラベル別情報記憶領域24aに記憶されているPOPラベル別情報は、後述する制御部25の更新部25bによって更新される。特に、更新部25bは、POPラベルの残数及びPOPラベルの使用数に関してPOPラベル別情報を更新する。更新部25bによるPOPラベル別情報の更新については後述する。
(2−2−4−4−2)商品別POPラベル数情報記憶領域
商品別POPラベル数情報記憶領域24bには、商品別POPラベル数情報が記憶される。商品別POPラベル数情報は、少なくとも、商品を特定する商品情報と、その商品に関する(その商品に貼付される)POPラベルを特定するラベル情報と、その商品に関するPOPラベルの格納場所Pにおける残数に関する情報とが関連付けられた情報である。
商品を特定する商品情報は、例えば、商品の種類別の商品ID(例えば、商品に付されたJANコード等)である。ただし、商品を特定する商品情報は、商品IDに限定されるものではなく、商品名等、商品を特定可能な情報であればよい。
商品別POPラベル数情報記憶領域24bには、例えば、商品別に、商品ID及び商品名と、その商品に関するPOPラベルのラベル名及び格納場所Pにおける残数と、が関連付けられて商品別POPラベル数情報として記憶される(図12参照)。
なお、図12は、商品別POPラベル数情報記憶領域24bに記憶される商品別POPラベル数情報の一例にすぎない。商品別POPラベル数情報記憶領域24bには、更に、商品に関するその他の情報や、商品に関するPOPラベルについてその他の情報が、商品を特定する商品情報と関連付けて記憶されてもよい。
コンピュータ20に記憶されている情報を管理する情報管理者等は、新たな商品が取り扱われる事になった場合や、ある商品に付すPOPラベルが変更となった場合等に、入力部22を利用して商品別POPラベル数情報を更新する。なお、商品別POPラベル数情報の更新方法は一例に過ぎず、情報管理者等は、例えば、通信部21と通信可能な携帯端末を用いて、商品別POPラベル数情報を更新してもよい。
また、商品別POPラベル数情報記憶領域24bに記憶されている商品別POPラベル数情報は、後述する制御部25の更新部25bによって更新される。特に、更新部25bは、POPラベルの残数に関して商品別POPラベル数情報を更新する。更新部25bによる商品別POPラベル数情報の更新については後述する。
(2−2−4−4−3)表示器設置位置情報記憶領域
表示器設置位置情報記憶領域24cには、表示器設置位置情報が記憶されている。表示器設置位置情報は、複数の情報表示器30のそれぞれに割り当てられた表示器IDと、その情報表示器30の設置位置情報と、が関連付けられた情報である。ここでは、情報表示器30の設置位置情報は、その情報表示器30と対応付けられている格納棚10の格納場所Pの位置情報(格納場所Pの識別符号)である。
(2−2−4−4−4)商品マスタ記憶領域
商品マスタ記憶領域24dには、商品に関する各種情報を記憶する。商品マスタ記憶領域には、商品別(商品ID別)に、商品名、商品の単価、在庫情報等の、商品に関する各種情報が関連付けられて記憶されている。
計量ラベル発行装置200がコンピュータ20に対してある商品に関する情報の送信を要求すると、コンピュータ20は、商品マスタ記憶領域24dを参照し、計量ラベル発行装置200が要求してきた情報を読み出す。そして、コンピュータ20は、読み出した情報を計量ラベル発行装置200に対して送信する。
(2−2−4−5)制御部
制御部25は、主にCPUを有する。制御部25は、記憶部24に記憶されているプログラムを実行することで、POPラベル発注支援システム100やラベル提供システム1000を制御する。
例えば、制御部25は、計量ラベル発行装置200からある商品に対する情報の送信要求があると、商品マスタ記憶領域24dから送信を要求された情報を読み出し、読み出した情報を、ネットワーク93を介して計量ラベル発行装置200へと送信する。
また、制御部25は、例えば、ネットワーク91,92を介して接続されている情報表示器30及び表示装置40の表示を制御する。
例えば、制御部25は、情報表示器30に、その情報表示器30に対応付けられた格納棚10の格納場所Pに格納されているPOPラベルの印字内容及び残数(格納場所PにおけるPOPラベルの残数)を表示させる(図9(a)参照)。図9(a)のような、POPラベルの印字内容及び残数を表示内容に含む表示を、ここでは第1表示と呼ぶ。
具体的には、制御部25は、以下の様に、情報表示器30の表示部31に第1表示を表示させる。ここでは、POPラベル別情報記憶領域24aに、新たなラベルR1が追加され、ラベルの印字内容“新鮮”や、ラベルの格納場所Pの識別符号P12が、ラベル名に関連付けて登録されたと仮定して、制御部25の動作を説明する。
制御部25は、POPラベル別情報記憶領域24aを参照し、新たに追加されたPOPラベルR1の印字内容(ここでは“新鮮”という文字情報)を取得する。また、制御部25は、POPラベル別情報記憶領域24aを参照し、新たに追加されたPOPラベルR1の残数を取得する。そして、制御部25は、取得した情報を表示内容に含む第1表示の画像データを生成する。また、制御部25は、POPラベル別情報記憶領域24aを参照し、新たに追加されたラベルR1の格納場所Pの識別符号P12を取得する。次に、制御部25は、表示器設置位置情報記憶領域24cを参照し、取得したラベルR1の格納場所Pの識別符号と対応付けられている情報表示器30の表示器IDを取得する。そして、制御部25は、取得した表示器IDを有する情報表示器30に、ネットワーク91を介して、生成した画像データを送信する。
また、制御部25は、後述する機能部としての更新部25bがPOPラベル別情報記憶領域24aのPOPラベルの残数を更新すると、更新後の内容で第1表示の画像データを適宜生成し、生成した画像データを、ネットワーク91を介して、その第1表示を表示すべき情報表示器30に対し送信する。
また、例えば、制御部25は、後述するようにサーバ300に対してPOPラベル発注情報を送信した後、そのPOPラベル発注情報に応じてPOPラベルが納品されるまでの間、第1表示に代えて、第2表示(図9(b)参照)を情報表示器30に表示させる。なお、ここでは、制御部25は、あるPOPラベルについてのPOPラベル発注情報がサーバ300に対して送信された後、そのPOPラベルの入庫数が入力部22に入力された時に、そのPOPラベルが納品されたと判断するものとする。
第2表示は、第1表示の表示内容に加え、POPラベルの発注数と、POPラベルの入庫予定日とを表示内容に含む表示である。POPラベルの発注数は、後述する制御部25の機能部の発注送信部25dが送信するPOPラベル発注情報に含まれる情報である。POPラベルの入庫予定日は、POPラベル発注情報を受信したサーバ300が、コンピュータ20に対して送信してくる情報である。
具体的には、制御部25は、以下の様に、情報表示器30の表示部31に第2表示を表示させる。
POPラベル別情報記憶領域24aには、予め各POPラベルの発注数が、POPラベルを特定するラベル情報と関連付けて記憶されている(図示省略)。また、制御部25は、あるPOPラベルについてサーバ300に対してPOPラベル発注情報を送信した後、サーバ300からそのPOPラベルの入庫予定日を受信した時に、POPラベルの入庫予定日を、POPラベルを特定するラベル情報と関連付けてPOPラベル別情報記憶領域24aに記憶させる(図示省略)。また、制御部25は、POPラベルの入庫数が入力部22に入力されると、そのPOPラベルの入庫予定日をPOPラベル別情報記憶領域24aから削除する。制御部25は、POPラベル別情報記憶領域24aにおいて、あるPOPラベルについて、POPラベルの入庫予定日が記憶されている間、第1表示の画像データに代えて、第2表示の画像データを生成する。そして、制御部25は、生成した第2表示の画像データを、ネットワーク91を介して、第1表示の送信と同様に、その第2表示を表示すべき情報表示器30に送信する。
なお、第1表示又は第2表示の画像データを受信した、情報の送信先の表示器IDを有する情報表示器30の制御部34は、コンピュータ20の送信してきた画像データを受信すると、受信した画像データを記憶部33に記憶すると共に、表示部31に画像データ(第1表示又は第2表示)を表示させる。そして、情報表示器30は、コンピュータ20から表示部31の表示の変更指示を受け付けるまで(次に画像データが送信されてくるまで)、表示部31の表示内容を維持する。
また、制御部25は、表示装置40に、例えば、格納棚10に格納されているPOPラベルの、POPラベルの種類別の残数のリストや、発注済みで未納品のPOPラベルの種類、発注数、及び入庫予定日等を表示させる。
具体的には、制御部25は、POPラベル別情報記憶領域24aを参照し、POPラベルのラベル名別の残数のリストを生成する。また、制御部25は、POPラベル別情報記憶領域24aを参照し、POPラベルの入庫予定日がラベル情報と関連付けて記憶されているPOPラベルについて、ラベル名、発注数、及び入庫予定日の情報を取得する。そして、制御部25は、POPラベルのラベル名別の残数のリストと、発注済みで未納品のPOPラベルのラベル名、発注数、及び入庫予定日を情報に含む画像データを生成する。さらに、制御部25は、ネットワーク92を介して、表示装置40に生成した画像データを送信する。なお、制御部25は、POPラベル別情報記憶領域24aにおいて、POPラベルの残数が更新されたり、POPラベルの発注数及び入庫予定日のデータが追加・削除されたりすると、更新後の内容で再度画像データを生成し、ネットワーク92を介して、その画像データを表示装置40に送信する。
画像データを受信した表示装置40は、コンピュータ20の送信してきた画像データを受信すると、受信した画像データを記憶部(図示省略)に記憶すると共に、表示部41に画像データを表示させる。そして、表示装置40は、コンピュータ20から表示部41の表示の変更指示を受け付けるまで(次に画像データが送信されてくるまで)、表示部41の表示内容を維持する。
また、制御部25は、格納棚10の格納場所PにおけるPOPラベルの、残数、使用数及び入庫数をカウントし、カウント結果に基づいて、商品別POPラベル数情報を更新する。また、制御部25は、記憶部24に記憶された商品別POPラベル数情報に基づいて、POPラベルの発注に関する決定を行い、その決定に基づき、POPラベルを発注するPOPラベル発注情報をサーバ300に送信する。以下に、制御部25のこれらの処理に係る機能部としてのカウンター25a、更新部25b、決定部25c、及び発注送信部25dについて説明する。
(2−2−4−5−1)カウンター
カウンター25aは、格納場所PにおけるPOPラベルの残数(以後、単にPOPラベルの残数と呼ぶ場合がある)、格納場所PのPOPラベルの使用数(以後、単にPOPラベルの使用数と呼ぶ場合がある)、及び、格納場所PへのPOPラベルの入庫数(以後、単にPOPラベルの入庫数と呼ぶ場合がある)をカウントする。
例えば、カウンター25aは、通信部21が受信した処理通知情報に基づいて、POPラベルの残数及び使用数(使用済数)をカウントする。処理通知情報は、前述のように、計量ラベル発行装置200から送信される、商品に対し所定の処理(主ラベルの印字・発行処置)が行われたことを通知する商品別の情報である。
カウンター25aは、具体的には、以下の様にしてPOPラベルの残数及び使用数をカウントする。
まず、カウンター25aは、通信部21が処理通知情報を受信すると、その処理通知情報が、どの商品に関する処理通知情報であるかを特定する。次に、カウンター25aは、商品別POPラベル数情報記憶領域24bを参照し、特定した商品に関する(特定した商品の商品情報と関連付けられた)POPラベルのラベル名と、そのPOPラベルの残数とを読み出す。また、カウンター25aは、POPラベル別情報記憶領域24aを参照し、商品別POPラベル数情報記憶領域24bから読み出したPOPラベルのラベル名と関連付けられているPOPラベルの使用数(入庫後の使用済数)を読み出す。そして、カウンター25aは、読み出したPOPラベルの残数に対し1減算し(カウントダウンし)、その値を一時的にメモリ(図示省略)に記憶する。また、カウンター25aは、読み出したPOPラベルの入庫後の使用済数に対し1加算し(カウントアップし)、その値を一時的にメモリ(図示省略)に記憶する。
また、例えば、カウンター25aは、入力部22が受け付けた入庫数に基づいて、格納棚10の格納場所PへのPOPラベルの入庫数をカウントする。カウンター25aは、入力部22からPOPラベルの種類及び入庫数が入力されると、入力された入庫数を一時的にメモリ(図示省略)に記憶する(入力された入庫数の数だけカウントアップし、一時的にメモリに記憶する)。
(2−2−4−5−2)更新部
更新部25bは、記憶部24の商品別POPラベル数情報記憶領域24bに記憶されている商品別POPラベル数情報を更新する。また、更新部25bは、記憶部24のPOPラベル別情報記憶領域24aに記憶されているPOPラベル別情報を更新する。
更新部25bは、カウンター25aのカウント結果に基づいて記憶部24の商品別POPラベル数情報記憶領域24bに記憶されている商品別POPラベル数情報を更新する。
具体的には、更新部25bは、あるPOPラベルについて、カウンター25aによりカウントされたPOPラベルの残数がメモリに記憶されると、メモリに記憶されている値を格納場所PにおけるそのPOPラベルの残数として商品別POPラベル数情報を更新する。
なお、更新部25bは、カウンター25aによりPOPラベルの残数がカウントされるたびに、商品別POPラベル数情報を更新するものでなくてもよい。例えば、計量ラベル発行装置200は、ある種類の商品に関しての処理通知情報の送信を終了する際に、その種類の商品に対する処理の終了を通知する信号を送信するよう構成されてもよい。そして、更新部25bは、通信部21が処理の終了を通知する信号を受信するのを待って、カウンター25aによってカウントの対象となっているPOPラベルに関し、メモリに記憶されたカウント結果に基づいて商品別POPラベル数情報を更新してもよい。
また、更新部25bは、あるPOPラベルについて、カウンター25aによりカウントされたPOPラベルの入庫数がメモリに記憶されると、商品別POPラベル数情報記憶領域24bに記憶されている、そのPOPラベルについてのPOPラベルの残数にメモリに記憶された入庫数の値を加算し、算出された値を格納場所PにおけるPOPラベルの残数として、商品別POPラベル数情報記憶領域24bの商品別POPラベル数情報を更新する。つまり、更新部25bは、入力部22が受け付けた格納棚10の格納場所PのPOPラベルの入庫数に基づいて、商品別POPラベル数情報記憶領域24bに記憶されている格納場所Pにおける残数に関する情報を更新する。
なお、更新部25bは、商品別POPラベル数情報記憶領域24bにおいて、カウンター25aがPOPラベルの残数又は入庫数をカウントした種類のPOPラベルについて、商品を問わず(そのPOPラベルと関連付けられた全ての商品について)、POPラベルの残数を更新する。
また、更新部25bは、カウンター25aのカウント結果に基づいて記憶部24のPOPラベル別情報記憶領域24aに記憶されているPOPラベル別情報を更新する。
具体的には、更新部25bは、あるPOPラベルについて、カウンター25aによりカウントされたPOPラベルの残数がメモリに記憶されると、メモリに記憶されている値を格納場所PにおけるPOPラベルの残数としてPOPラベル別情報を更新する。なお、更新部25bが、カウンター25aによりPOPラベルの残数がカウントされるたびにPOPラベル別情報を更新しなくてもよいのは、商品別POPラベル数情報の更新と同様である。
また、更新部25bは、あるPOPラベルについて、カウンター25aによりカウントされたPOPラベルの入庫数がメモリに記憶されると、POPラベル別情報記憶領域24aに記憶されている、そのPOPラベルについてのPOPラベルの残数にメモリに記憶された入庫数の値を加算し、算出された値を格納場所PにおけるPOPラベルの残数として、POPラベル別情報記憶領域24aのPOPラベル別情報を更新する。
また、更新部25bは、あるPOPラベルについて、カウンター25aによりカウントされたPOPラベルの入庫後の使用済数がメモリに記憶されると、メモリに記憶されている値を格納場所PにおけるPOPラベルの入庫後の使用済数としてPOPラベル別情報を更新する。なお、更新部25bが、カウンター25aによりPOPラベルの入庫後の使用済数がカウントされるたびにPOPラベル別情報を更新しなくてもよいのは、POPラベルの残数の更新と同様である。
また、更新部25bは、所定のタイミングで(例えば、毎日所定の時間に)、各POPラベルについて、POPラベル別情報記憶領域24aに記憶されているPOPラベルの入庫後の使用済数を、POPラベルの入庫後の日数で除すことにより、POPラベルの1日当たりの平均使用数を算出し、この値を用いてPOPラベル別情報記憶領域24aに記憶されているPOPラベル別情報を更新する。
(2−2−4−5−3)決定部
決定部25cは、商品別POPラベル数情報に基づいて、POPラベルの発注に関する決定を行う。具体的には、決定部25cは、POPラベルの格納棚10の格納場所Pにおける残数に関する情報に基づいて、POPラベルの発注に関する決定を行う。特に、ここでは、決定部25cは、POPラベルの格納場所Pにおける残数に基づいて、POPラベルの発注に関する決定を行う。
例えば、決定部25cは、商品別POPラベル数情報のあるPOPラベルの残数の値を所定の閾値と比較し、残数の値が閾値を下回る場合に、POPラベルの発注する時期が来ていると決定する。なお、所定の閾値は、例えば、全てのPOPラベルについて一律に決定されている値であってもよいし、あるいは、各POPラベルについて個々に決定されている値であってもよい。所定の閾値は、デフォルト値であってもよいし、入力部22から更新可能な値であってもよい。
また、例えば、決定部25cは、商品別POPラベル数情報を参照し、あるPOPラベルの格納場所Pにおける残数の値と、その格納場所PのPOPラベルの平均使用数とに基づいて、POPラベルの発注する時期が来ているか否かを決定してもよい。決定部25cは、例えば、POPラベルの残数の値が、所定日数分のPOPラベルの使用数(平均使用数と所定日数との積)を下回る場合に、POPラベルの発注する時期が来ていると決定してもよい。
(2−2−4−5−4)発注送信部
発注送信部25dは、送信部の一例である。発注送信部25dは、決定部25cの決定に基づき、POPラベルを発注するPOPラベル発注情報を送信する。具体的には、発注送信部25dは、決定部25cが発注する時期が来ていると決定した種類のPOPラベルについて、発注するPOPラベルの種類や発注数を含むPOPラベル発注情報を、サーバ300に対して送信する。
なお、各POPラベルの発注数は、例えば、POPラベル別情報記憶領域24aに、ラベル別に(POPラベルを特定するラベル情報と関連付けられて)記憶されている(図示省略)。なお、POPラベルの発注数は、例えば、全てのPOPラベルについて一律に決定されている値であってもよいし、あるいは、各POPラベルについて個々に決定されている値であってもよい。また、POPラベルの発注数は、デフォルト値であってもよいし、入力部22から更新可能な値であってもよい。
(3)特徴
POPラベル発注支援システム100は、以下の特徴を有する。
(3−1)
第1実施形態に係るPOPラベル発注支援システム100は、格納部の一例としての格納棚10と、記憶部24と、更新部25bと、決定部25cと、を備える。格納棚10は、複数のPOPラベルをそれぞれの格納場所Pにおいて格納する。記憶部24は、商品を特定する商品情報と、その商品に関するPOPラベルの格納場所Pにおける残数に関する情報と、を関連付けて、商品別POPラベル数情報として記憶する。更新部25bは、商品別POPラベル数情報を更新する。決定部25cは、商品別POPラベル数情報に基づいて、POPラベルの発注に関する決定を行う。
このPOPラベル発注支援システム100では、商品とその商品に付されるPOPラベルの残数に関する情報とを関連付けた情報(商品別POPラベル数情報)が更新して記憶され、商品別POPラベル数情報に基づきPOPラベルの発注に関する決定が行われる。そのため、商品に対する各種処理と結びつけてPOPラベルの在庫を適切に管理し、POPラベルの欠品を防止することができる。その結果、POPラベルが欠品していて商品に付されるべきPOPラベルを付すことができない、あるいは、POPラベルが欠品しているためそのPOPラベルを付すべき商品を顧客等に提供できない等の事態の発生を防止することができる。
(3−2)
第1実施形態に係るPOPラベル発注支援システム100では、POPラベルの格納場所Pにおける残数に関する情報には、格納場所PにおけるPOPラベルの残数を含む。
このPOPラベル発注支援システム100では、POPラベルの在庫を管理し、POPラベルの欠品を防止することが容易である。
(3−3)
第1実施形態に係るPOPラベル発注支援システム100は、カウンター25aを備える。カウンター25aは、格納場所PにおけるPOPラベルの残数、格納場所PのPOPラベルの使用数、及び、格納場所PへのPOPラベルの入庫数をカウントする。更新部25bは、カウンター25aのカウント結果に基づいて商品別POPラベル数情報を更新する。
このPOPラベル発注支援システム100では、POPラベルの残数、使用数、及び入庫数の少なくとも1つのカウント結果に応じて商品別POPラベル数情報が更新される。そのため、正確な商品別POPラベル数情報に基づいてPOPラベルの在庫を管理し、POPラベルの欠品を防止することができる。
(3−4)
第1実施形態に係るPOPラベル発注支援システム100は、受信部の一例としての通信部21を備える。通信部21は、商品に対し所定の処理を行う商品処理装置の一例としての計量ラベル発行装置200から送信される、商品に対し所定の処理(ラベルの印字・発行処理)が行われたことを通知する商品別の処理通知情報を受信する。カウンター25aは、通信部21が受信した処理通知情報に基づいて、POPラベルの残数及び使用数をカウントする。
このPOPラベル発注支援システム100では、計量ラベル発行装置200が商品に対し処理を行ったことを通知する商品別の処理通知情報に基づいてPOPラベルの残数や使用数がカウントされ、これに基づいて商品別POPラベル数情報が更新される。そのため、正確な商品別POPラベル数情報に基づいて、POPラベルの在庫を適切に管理し、POPラベルの欠品を防止することができる。
(3−5)
第1実施形態に係るPOPラベル発注支援システム100は、POPラベルの入庫数を受け付ける受付部の一例としての入力部22を備える。カウンター25aは、入力部22が受け付けたPOPラベルの入庫数に基づいて入庫数をカウントする。
なお、POPラベル発注支援システム100は、入力部22がPOPラベルの入庫数を受け付ける代わりに、通信部21が、例えば作業者の使用する携帯端末からPOPラベルの入庫数を受け付けてもよい。
このPOPラベル発注支援システム100では、受け付けたPOPラベルの入庫数に基づいて入庫数がカウントされ、これに基づいて商品別POPラベル数情報が更新されるので、正確な商品別POPラベル数情報に基づいて、POPラベルの在庫を適切に管理し、POPラベルの欠品を防止することができる。
(3−6)
第1実施形態に係るPOPラベル発注支援システム100は、送信部の一例としての発注送信部25dを備える。発注送信部25dは、決定部25cの決定に基づき、POPラベルを発注するPOPラベル発注情報を送信する。
このPOPラベル発注支援システム100では、決定部25cの決定に基づいて自動でPOPラベルが発注されるので、POPラベルの欠品が防止されやすい。
(4)変形例
上記実施形態のPOPラベル発注支援システム100、及びPOPラベル発注支援システム100を有するラベル提供システム1000の変形例を以下に示す。なお、各変形例は、互いに矛盾が生じない範囲で他の変形例と組み合わせて適用されてもよい。
(4−1)変形例1A
上記実施形態では、コンピュータ20は、商品処理装置の一例としての計量ラベル発行装置200が発信する、商品に対し所定の処理(主ラベルの印字・発行処理)が行われたことを通知する商品別の処理通知情報を受信する。しかし、商品処理装置の種類は、計量ラベル発行装置に限定されるものではない。
例えば、商品処理装置は、計量機能を有さず、商品の名称、商品ID(バーコード)及び商品の価格を印字内容に含む主ラベルを印字し、印字済みの主ラベルを発行するラベル発行装置であってもよい。そして、上記実施形態と同様に、コンピュータ20は、ラベル発行装置が発信する、商品に対し所定の処理(主ラベルの印字・発行処理)が行われたことを通知する商品別の処理通知情報を受信してもよい。
また、例えば、コンピュータ20に処理通知情報を送信する商品処理装置は、POPラベルを付す前の商品に対し各種検査を行う検査装置(例えば、重量検査装置やX線検査装置)等であってもよい。検査装置には、検査を行う前に検査のためのパラメータとして商品の種類を特定する入力が行われる。そして、コンピュータ20は、検査装置が発信する、例えば、商品に対する検査を行って異常なしと判定したことを通知する商品別の処理通知情報を受信してもよい。
また、POPラベル発注支援システム100は、未包装の商品(例えば容器に入れられた食品)を包装し、包装した商品に貼付する主ラベルを印字、発行し、商品に主ラベルを貼付する包装システム内で用いられるものであってもよい。そして、商品処理装置は、未包装の商品をフィルムで包んで包装すると共に、商品の重量を計量し、重量に応じた商品価格を算出し、商品名、商品の重量、商品価格、及び商品ID(バーコード)を印字内容に含む主ラベルを印字、発行し、これを商品に貼付する包装ラベル貼付装置であってもよい。そして、コンピュータ20は、包装ラベル貼付装置が発信する、商品に対し所定の処理(包装処理、主ラベルの印字・発行処理、及び主ラベルの貼付処理)が行われたことを通知する商品別の処理通知情報を受信してもよい。
(4−2)変形例1B
上記実施形態では、計量ラベル発行装置200が、商品に対し所定の処理(主ラベルの印字・発行処理)が行われるたびに、処理通知情報を送信するがこれに限定されるものではない。例えば、計量ラベル発行装置200からは、ある種類の複数の商品に所定の処理が行われた後に、処理回数を情報に含む処理通知情報を送信してもよい。そして、コンピュータ20のカウンター25aは、受信した処理回数分だけ、POPラベルの使用数(使用済数)をカウントアップし、POPラベルの残数をカウントダウンしてもよい。
(4−3)変形例1C
上記実施形態では、ラベル提供システム1000は、計量ラベル発行装置200を有するが、これに限定されるものではなく、POPラベルだけを提供するシステムであってもよい。例えば、ラベル提供システム1000では、商品にPOPラベルを貼付する前又は後に、コンピュータ20の入力部22のバーコードリーダで商品に付されたバーコード(図示省略)を読み取る運用が行われてもよい。コンピュータ20のカウンター25aは、バーコードリーダからの信号を処理通知情報と同様に利用して、格納棚10の格納場所PにおけるPOPラベルの残数及び使用数(使用済数)をカウントしてもよい。
(4−4)変形例1D
上記実施形態で説明したコンピュータ20の記憶部24の構成は一例であって、これに限定されるものではない。
例えば、記憶部24の1つの記憶領域に、商品を特定する情報とその商品に関するPOPラベルの種類の情報とが関連付けて記憶され、記憶部24の他の記憶領域に、POPラベルの種類とそのPOPラベルの格納棚10の格納場所Pにおける残数に関する情報とが関連付けて記憶されてもよい。このように、記憶部24は、全体として(複数の記憶領域を利用して)、商品を特定する商品情報と、その商品に関するPOPラベルの格納場所における残数に関する情報と、を関連付けて、商品別POPラベル数情報として記憶してもよい。
(4−5)変形例1E
上記実施形態のPOPラベル発注支援システム100は、決定部25cの決定に基づき、発注送信部25dがPOPラベル発注情報をサーバ300に対して送信するが、これに限定されるものではない。
例えば、POPラベル発注支援システム100のコンピュータ20は、図13のように、発注送信部25dに代えて、発注報知部125dを備えていてもよい。発注報知部125dは、決定部25cの決定に基づき、POPラベルの発注を促す情報を報知する。例えば、発注報知部125dは、決定部25cによりPOPラベルの発注する時期が来ていると決定されたPOPラベルの格納場所Pと関連付けられた情報表示器30の表示を制御し、その情報表示器30にPOPラベルの発注を促す情報(例えば、“ラベルを発注して下さい”という文章)を表示させる(図14参照)。作業者等は、この情報表示器30の表示を見て、POPラベルの納品者等にPOPラベルを発注すればよい。なお、発注報知部125dは、情報表示器30に代えて、又は、情報表示器30に加えて、表示装置40やコンピュータ20の出力部23にPOPラベルの発注を促す情報を表示させてもよい。
POPラベル発注支援システム100をこのように構成する場合にも、決定部25cの決定に基づきPOPラベルの発注が促されるため、POPラベルの欠品が防止されやすい。
(4−6)変形例1F
上記実施形態では、POPラベル発注支援システム100は、情報表示器30や表示装置40を備えるが、POPラベル発注支援システムは、これらの機器の一方又は両方を備えていなくてもよい。
ただし、作業者等が、各POPラベルの残数やPOPラベルの発注状況等を容易に把握することができるように、POPラベル発注支援システム100は、これらの機器を備えていることが好ましい。
(4−7)変形例1G
POPラベル発注支援システム100のコンピュータ20は、商品マスタ(商品に関する各種情報)を記憶しているが、これに限定されるものではない。例えば、コンピュータ20と、商品マスタを記憶するコンピュータとは異なるコンピュータであってもよい。
(4−8)変形例1H
ラベル発注支援システム100では、コンピュータ20の記憶部24の記憶内容は、入力部22からの入力で更新されるが、これに限定されるものではない。
例えば、コンピュータ20は、コンピュータ20の記憶部24のデータを統括管理する管理サーバ(上位のコンピュータ)と、インターネット等のネットワークにより接続されてもよい。そして、コンピュータ20は、管理サーバ側で更新された、ある商品にどのPOPラベルを付すかというような情報を適宜読み出すことで記憶部24の情報を更新してもよい。
<第2実施形態>
本発明の第2実施形態に係るPOPラベル発注支援システム及びPOPラベル提供システムについて説明する。
本発明の第2実施形態に係るPOPラベル提供システムは、第1実施形態に係るラベル提供システム1000と、POPラベル発注支援システム以外は同様であるので、POPラベル発注支援システム全体に関しての図面及び説明は省略する。
また、第2実施形態に係るPOPラベル発注支援システムは、第1実施形態に係るPOPラベル発注支援システム100と、コンピュータ420以外は同様であるので、相違点であるコンピュータ420についてのみ説明し、それ以外の構成についての説明は省略する。なお、以下の説明では、本発明の第2実施形態に係るPOPラベル発注支援システムの構成のうち、第1実施形態に係るPOPラベル発注支援システム100と同様の構成については、第1実施形態と同一の参照符号を使用する。
(1)コンピュータ
コンピュータ420は、第1実施形態のコンピュータ20と同様の点も多いため、主に相違点を説明する。
コンピュータ420も、商品を特定する商品情報と、その商品に関するPOPラベルを特定する情報と、を関連付けて記憶する。また、コンピュータ420も、商品に付されるPOPラベルの格納棚10の格納場所Pにおける残数に関する情報を記憶し、適宜更新する。コンピュータ420も、商品を特定する商品情報と、その商品に関するPOPラベルの格納棚10の格納場所Pにおける残数に関する情報とを関連付けて、商品別POPラベル数情報として記憶し、適宜更新する。
ただし、コンピュータ420は、商品に関するPOPラベルの格納場所Pにおける残数に関する情報が、格納場所PのPOPラベルの使用数(POPラベルが前回入庫された後に使用された数(入庫後の使用済数))である点で、第1実施形態のコンピュータ20と相違する。
コンピュータ420は、通信部21と、入力部22と、出力部23と、記憶部424と、制御部425と、を主に有する(図15参照)。ここでは、コンピュータ420の、第1実施形態のコンピュータ20との相違点である、記憶部424及び制御部425について説明し、通信部21、入力部22、及び出力部23の説明は省略する。
(1−1)記憶部
記憶部424の物理的な構成は、第1実施形態の記憶部24の物理的な構成と同様である。
記憶部424には、制御部425が各種処理を行うために実行するプログラムや、他の機器との通信に使用される通信プロトコルが定義されたプログラム等が格納されている。
また、記憶部424は、各種情報を記憶する複数の記憶領域を有する。複数の記憶領域には、POPラベル別情報記憶領域424aと、商品別POPラベル数情報記憶領域424bと、表示器設置位置情報記憶領域24cと、商品マスタ記憶領域24dとを含む(図15参照)。ここでは、第1実施形態との相違点であるPOPラベル別情報記憶領域424a及び商品別POPラベル数情報記憶領域424bに記憶される情報について説明する。
(1−1−1)POPラベル別情報記憶領域
POPラベル別情報記憶領域424aには、第1実施形態のPOPラベル別情報記憶領域24aと同様に、POPラベル別情報が記憶される。
POPラベル別情報は、第1実施形態と同様に、少なくとも、POPラベルを特定するラベル情報と、そのPOPラベルの格納棚10の格納場所Pにおける残数に関する情報と、が関連付けられた情報である。ただし、第2実施形態では、POPラベル別情報は、各POPラベルについて、ラベルNoと、ラベル名と、ラベルの印字内容と、そのラベルの格納棚10における格納場所Pの情報と、格納場所Pのラベルの使用数に関する情報と、が関連付けられた情報である(図16参照)。ラベルの使用数に関する情報は、第1実施形態と同様の情報である。なお、図16では描画を省略しているが、POPラベル別情報記憶領域424aには、各POPラベルが前回いつ入庫されたか(そのPOPラベルに関していつ入庫数が入力部22に入力されたか)も記憶されていることが好ましい。平均使用数は、例えば、入庫後の使用済数と、入庫後の日数とから算出される。
あるPOPラベルの格納場所Pが変更になった場合や、ある格納場所Pに新たなPOPラベルが格納されることになった場合等の、POPラベル別情報記憶領域424aの記憶内容の更新方法については、第1実施形態と同様である。
また、POPラベル別情報記憶領域424aに記憶されているPOPラベル別情報は、後述する制御部425の更新部425bによって更新される。特に、更新部425bは、POPラベルの使用数に関してPOPラベル別情報を更新する。更新部425bによるPOPラベル別情報の更新については後述する。
(1−1−2)商品別POPラベル数情報記憶領域
商品別POPラベル数情報記憶領域424bには、商品別POPラベル数情報が記憶される。商品別POPラベル数情報は、少なくとも、商品を特定する商品情報と、その商品に関するPOPラベルを特定するラベル情報と、その商品に関するPOPラベルの格納場所Pにおける残数に関する情報とが関連付けられた情報である。
商品を特定する商品情報については、第1実施形態と同様であるため説明は省略する。
商品別POPラベル数情報記憶領域424bには、例えば、商品別に、商品ID及び商品名と、その商品に関するPOPラベルのラベル名及び使用数(使用済数)と、が関連付けて商品別POPラベル数情報として記憶される(図17参照)。POPラベルの使用数は、POPラベルが前回入庫された後に使用された数である。
新たな商品が取り扱われる事になった場合や、ある商品に付すPOPラベルが変更となった場合等の、商品別POPラベル数情報の更新については、第1実施形態と同様であるので説明は省略する。
また、商品別POPラベル数情報記憶領域424bに記憶されている商品別POPラベル数情報は、後述する制御部425の更新部425bによって更新される。特に、更新部425bは、POPラベルの使用数に関して商品別POPラベル数情報を更新する。更新部425bによる商品別POPラベル数情報の更新については後述する。
(1−2)制御部
制御部425の物理的な構成は、第1実施形態の制御部25の物理的な構成と同様である。また、制御部425の機能の多くは、第1実施形態の制御部25と同様である。
例えば、制御部425も、計量ラベル発行装置200からある商品に対する情報の送信要求があると、商品マスタ記憶領域24dから送信を要求された情報を読み出し、読み出した情報を、ネットワーク93を介して計量ラベル発行装置200へと送信する。
また、制御部425は、例えば、ネットワーク91,92を介して接続されている情報表示器30及び表示装置40の表示を制御する。制御部425は、情報表示器30及び表示装置40に、POPラベルの格納場所Pにおける残数ではなく、POPラベルの使用数(入庫後の使用済数)を表示させる点を除き、第1実施形態の制御部25と同様であるので、制御部425による情報表示器30及び表示装置40の表示の制御については説明を省略する。
制御部425は、第1実施形態の制御部25と同様に、機能部として、カウンター425a、更新部425b、決定部425c、及び発注送信部25dを有する。ここでは、カウンター425a、更新部425b及び決定部425cについて、第1実施形態の制御部25のカウンター25a、更新部25b及び決定部25cとの主な違いを説明する。
なお、カウンター425a、更新部425b、及び決定部425cの説明の前に、第2実施形態に係るPOPラベル発注支援システムと、第1実施形態に係るPOPラベル発注支援システム100との処理の違いについて説明する。
第1実施形態のPOPラベル発注支援システム100では、POPラベルの数が減ると、POPラベルが発注され、POPラベルが納品されると、納品されたPOPラベルが、格納棚10の対応する格納場所Pに追加格納される。これに対し、第2実施形態のPOPラベル発注支援システムでは、POPラベルが納品されても、納品されたPOPラベルが格納棚10の対応する格納場所Pにすぐには格納されず、POPラベルが格納場所Pから無くなった後に初めて格納棚10の対応する格納場所Pに格納される。
また、第2実施形態では、各POPラベルの入庫数(発注数)は、それぞれ所定の数で一定である。つまり、POPラベルR1の1回の入庫数は400枚というように、予め定められている。このような運用が行われることで、格納場所PのPOPラベルの使用数(使用済数)を把握することで、コンピュータ420は、POPラベルの格納場所Pにおける残数を把握することができる。なお、このような運用が行われる場合には、POPラベルの入庫数は既知であるので、入力部22は、POPラベルがその格納場所Pに格納される際に、POPラベルの入庫があった旨だけを受け付けるように構成されていればよい(入力部22には、入力数は入力されなくてもよい)。
なお、入力部22が各POPラベルの入庫数を受け付け、受け付けた入庫数が記憶部424の商品別POPラベル数情報記憶領域424b等に記憶されるようにコンピュータ420が構成される場合、各POPラベルの入庫数は常に一定でなくてもよい(変更されてもよい)。このようにコンピュータ420が構成される場合にも、入庫数から使用数を差し引くことで、コンピュータ420は、POPラベルの格納場所Pにおける残数を把握することができる。
(1−2−1)カウンター
カウンター425aは、格納棚10の格納場所PにおけるPOPラベルの使用数をカウントする。格納場所PのPOPラベルの使用数(使用済数)のカウント方法は、第1実施形態と同様であるため、説明は省略する。
(1−2−2)更新部
更新部425bは、記憶部424の商品別POPラベル数情報記憶領域424bに記憶されている商品別POPラベル数情報を更新する。また、更新部425bは、記憶部424のPOPラベル別情報記憶領域424aに記憶されているPOPラベル別情報を更新する。
更新部425bは、カウンター425aのカウント結果に基づいて記憶部424の商品別POPラベル数情報記憶領域424bに記憶されている商品別POPラベル数情報を更新する。
具体的には、更新部425bは、第1実施形態と同様の手法で、あるPOPラベルについて、カウンター425aによりカウントされたPOPラベルの使用済数がメモリに記憶されると、メモリに記憶されている値を格納場所PにおけるPOPラベルの使用済数として商品別POPラベル数情報を更新する。
また、更新部425bは、カウンター425aのカウント結果に基づいて記憶部424のPOPラベル別情報記憶領域424aに記憶されているPOPラベル別情報を更新する。
具体的には、更新部425bは、第1実施形態と同様の手法で、あるPOPラベルについて、カウンター425aによりカウントされたPOPラベルの入庫後の使用済数がメモリに記憶されると、メモリに記憶されている値を格納場所PにおけるPOPラベルの入庫後の使用済数としてPOPラベル別情報を更新する。
また、更新部425bは、所定のタイミングで(例えば、毎日所定の時間に)、各POPラベルについて、POPラベル別情報記憶領域424aに記憶されているPOPラベルの入庫後の使用済数を、POPラベルの入庫後の日数で除すことにより、POPラベルの1日当たりの平均使用数を算出し、この値を用いてPOPラベル別情報記憶領域424aに記憶されているPOPラベル別情報を更新する。
(1−2−3)決定部
決定部425cは、商品別POPラベル数情報に基づいて、POPラベルの発注に関する決定を行う。具体的には、決定部425cは、POPラベルの格納棚10の格納場所Pにおける残数に関する情報に基づいて、POPラベルの発注に関する決定を行う。特に、ここでは、決定部425cは、格納場所PのPOPラベルの使用数に基づいて、POPラベルの発注に関する決定を行う。
例えば、決定部425cは、商品別POPラベル数情報のあるPOPラベルの使用数の値を、所定の閾値と比較し、使用数の値が閾値を上回る場合に、POPラベルの発注する時期が来ていると決定する。なお、所定の閾値は、例えば、全てのPOPラベルについて一律に決定されている値であってもよいし、あるいは、各POPラベルについて個々に決定されている値であってもよい。所定の閾値は、デフォルト値であってもよいし、入力部22から更新可能な値であってもよい。
(2)特徴
第2実施形態のPOPラベル発注支援システムも、POPラベルの格納場所Pにおける残数に関する情報が格納場所PのPOPラベルの使用数(使用済数)である点、カウンター425aが格納場所PのPOPラベルの使用数を主にカウントする点を除き、第1実施形態のPOPラベル発注支援システム100の特徴として記載した(3−1)〜(3−4),(3−6)と同様の特徴を有する。
(3)変形例
第2実施形態のPOPラベル発注支援システムについても、矛盾のない範囲で、第1実施形態のPOPラベル発注支援システム100の1又は複数の変形例を適用することができる。
<第3実施形態>
本発明の第3実施形態に係るPOPラベル発注支援システム、及びPOPラベル提供システムについて説明する。
本発明の第3実施形態に係るPOPラベル提供システムは、第1実施形態に係るラベル提供システム1000と、POPラベル発注支援システム以外は同様であるので、POPラベル発注支援システム全体に関しての図面及び説明は省略する。
また、第3実施形態に係るPOPラベル発注支援システムは、第1実施形態に係るPOPラベル発注支援システム100と、コンピュータ520以外は同様であるので、相違点であるコンピュータ520についてのみ説明し、その他の構成についての説明は省略する。なお、以下の説明では、本発明の第3実施形態に係るPOPラベル発注支援システムの構成のうち、第1実施形態に係るPOPラベル発注支援システム100と同様の構成については、第1実施形態と同一の符号を使用する。
(1)コンピュータ
コンピュータ520は、第1実施形態のコンピュータ20と同様の点も多いため、主に相違点を説明する。
コンピュータ520も、商品を特定する商品情報と、その商品に関するPOPラベルを特定する情報と、を関連付けて記憶する。また、コンピュータ520も、商品に付されるPOPラベルの格納棚10の格納場所Pにおける残数に関する情報を記憶し、適宜更新する。コンピュータ520も、商品を特定する商品情報と、その商品に関するPOPラベルの格納棚10の格納場所Pにおける残数に関する情報とを関連付けて、商品別POPラベル数情報として記憶し、適宜更新する。
ただし、コンピュータ520は、商品に関するPOPラベルの格納場所Pにおける残数に関する情報が、格納場所PへのPOPラベルの入庫数である点で、第1実施形態のコンピュータ20と相違する。
コンピュータ520は、通信部21と、入力部22と、出力部23と、記憶部524と、制御部525と、を主に有する(図18参照)。ここでは、コンピュータ520の、第1実施形態のコンピュータ20との相違点である、記憶部524及び制御部525について説明し、通信部21、入力部22、及び出力部23の説明は省略する。
(1−1)記憶部
記憶部524の物理的な構成は、第1実施形態の記憶部24の物理的な構成と同様である。
記憶部524には、制御部525が各種処理を行うために実行するプログラムや、他の機器との通信に使用される通信プロトコルが定義されたプログラム等が格納されている。
また、記憶部524は、各種情報を記憶する複数の記憶領域を有する。複数の記憶領域には、POPラベル別情報記憶領域524aと、商品別POPラベル数情報記憶領域524bと、表示器設置位置情報記憶領域24cと、商品マスタ記憶領域24dとを含む(図18参照)。ここでは、第1実施形態との相違点であるPOPラベル別情報記憶領域524a及び商品別POPラベル数情報記憶領域524bに記憶される情報について説明する。
(1−1−1)POPラベル別情報記憶領域
POPラベル別情報記憶領域524aには、第1実施形態のPOPラベル別情報記憶領域24aと同様に、POPラベル別情報が記憶される。
POPラベル別情報は、第1実施形態と同様に、少なくとも、POPラベルを特定するラベル情報と、そのPOPラベルの格納棚10の格納場所Pにおける残数に関する情報と、が関連付けられた情報である。ただし、第3実施形態では、POPラベル別情報は、各POPラベルについて、ラベルNoと、ラベル名と、ラベルの印字内容と、そのラベルの格納棚10における格納場所Pの情報と、そのラベルの入庫数と、そのラベルの平均使用数と、前回POPラベルが入庫されてからの日数が関連付けられた情報である(図19参照)。
POPラベルの入庫数は、前回入庫されたPOPラベルの数である。
POPラベルの平均使用数は、POPラベルの1日当たりの平均使用数であり、以下の様にして算出された値である。後述する、商品別POPラベル数情報記憶領域524bには、各商品の平均生産数(1日に平均何個の商品に対しPOPラベルが付されるか)と、その商品にどのPOPラベルが付されるかが記憶されている(図20参照)。POPラベルの平均使用数は、このような商品別POPラベル数情報記憶領域524bに基づいて算出される、各POPラベルの1日の使用数の平均である。
あるPOPラベルの格納場所Pが変更になった場合や、ある格納場所Pに新たなPOPラベルが格納されることになった場合等の、POPラベル別情報記憶領域524aの記憶内容の更新方法については、第1実施形態と同様である。
また、POPラベル別情報記憶領域524aに記憶されているPOPラベル別情報は、後述する制御部525の更新部525bによって更新される。特に、更新部525bは、POPラベルの入庫数に関してPOPラベル別情報を更新する。更新部525bによるPOPラベル別情報の更新については後述する。
(1−1−2)商品別POPラベル数情報記憶領域
商品別POPラベル数情報記憶領域524bには、商品別POPラベル数情報が記憶される。商品別POPラベル数情報は、少なくとも、商品を特定する商品情報と、その商品に関するPOPラベルを特定するラベル情報と、その商品に関するPOPラベルの格納場所Pにおける残数に関する情報とが関連付けられた情報である。
商品を特定する商品情報については、第1実施形態と同様であるため説明は省略する。
商品別POPラベル数情報記憶領域524bには、例えば、商品別に、商品ID及び商品名と、その商品の平均生産数と、その商品に関するPOPラベルのラベル名、入庫数、平均使用数、及び前回POPラベルが入庫されてからの日数が関連付けられて商品別POPラベル数情報として記憶される(図20参照)。
商品の平均生産数は、例えば、商品マスタ記憶領域24d(例えば、その商品の出荷数の履歴等の情報)を参照して得られた情報である。
POPラベルの入庫数及びPOPラベルの平均使用数については、POPラベル別情報記憶領域524aに関する記載の中で既に説明したので、ここでは記載を省略する。
新たな商品が取り扱われる事になった場合や、ある商品に付すPOPラベルが変更となった場合等の、商品別POPラベル数情報の更新については、第1実施形態と同様であるので説明は省略する。
また、商品別POPラベル数情報記憶領域524bに記憶されている商品別POPラベル数情報は、後述する制御部525の更新部525bによって更新される。特に、更新部525bは、POPラベルの入庫数に関して商品別POPラベル数情報を更新する。更新部525bによる商品別POPラベル数情報の更新については後述する。
(1−2)制御部
制御部525の物理的な構成は、第1実施形態の制御部25の物理的な構成と同様である。また、制御部525の機能の多くは、第1実施形態の制御部25と同様である。
例えば、制御部525も、計量ラベル発行装置200からある商品に対する情報の送信要求があると、商品マスタ記憶領域24dから送信を要求された情報を読み出し、読み出した情報を、ネットワーク93を介して計量ラベル発行装置200へと送信する。
また、制御部525は、例えば、ネットワーク91,92を介して接続されている情報表示器30及び表示装置40の表示を制御する。制御部425は、情報表示器30及び表示装置40に、POPラベルの格納場所Pにおける残数として、POPラベルの入庫数から、POPラベルの平均使用数と入庫からの日数との積を差し引いた値を表示させる点を除き、第1実施形態の制御部25と同様であるので、制御部525による情報表示器30及び表示装置40の表示の制御については説明を省略する。
制御部525は、第1実施形態の制御部25と同様に、機能部として、カウンター525a、更新部525b、決定部525c、及び発注送信部25dを有する。ここでは、カウンター525a、更新部525b及び決定部525cについて、第1実施形態の制御部25のカウンター25a、更新部25b及び決定部25cとの主な違いを説明する。
なお、カウンター525a、更新部525b、及び決定部525cの説明の前に、第3実施形態に係るPOPラベル発注支援システムと、第1実施形態に係るPOPラベル発注支援システム100との処理の違いについて説明する。
第1実施形態のPOPラベル発注支援システム100では、POPラベルの数が減ると、POPラベルが発注され、POPラベルが納品されると、納品されたPOPラベルが、格納棚10の対応する格納場所Pに追加格納される。これに対し、第3実施形態のPOPラベル発注支援システムでは、POPラベルが納品されても、納品されたPOPラベルが格納棚10の対応する格納場所Pにすぐには格納されず、POPラベルが格納場所Pから無くなった後に初めて格納棚10の対応する格納場所Pに格納される。
また、第3実施形態のPOPラベル発注支援システムでは、各商品について平均出荷数が予め把握されている。なお、商品別POPラベル数情報記憶領域524bに記憶されている各商品の平均生産数は適宜更新されることが好ましい。
なお、第3実施形態のPOPラベル発注支援システムでは、コンピュータ520の通信部21は、計量ラベル発行装置200から送信される処理通知情報を受信するように構成されていなくてもよい。
(1−2−1)カウンター
カウンター525aは、入力部22が受け付けた入庫数に基づいて、格納棚10の格納場所PにおけるPOPラベルへの入庫数をカウントする。カウンター525aは、入力部22からPOPラベルの種類と入庫数とが入力されると、入力された入庫数を一時的にメモリ(図示省略)に記憶する(入力された入庫数の数だけカウントアップし、一時的にメモリに記憶する)。
(1−2−2)更新部
更新部525bは、記憶部524の商品別POPラベル数情報記憶領域524bに記憶されている商品別POPラベル数情報を更新する。また、更新部525bは、記憶部524のPOPラベル別情報記憶領域524aに記憶されているPOPラベル別情報を更新する。
更新部525bは、カウンター525aのカウント結果に基づいて記憶部524の商品別POPラベル数情報記憶領域524bに記憶されている商品別POPラベル数情報を更新する。
具体的には、更新部525bは、あるPOPラベルについて、カウンター525aによりカウントされたPOPラベルの入庫数がメモリに記憶されると、メモリに記憶されている値を、そのPOPラベルの格納場所Pへの入庫数として商品別POPラベル数情報を更新する。つまり、更新部525bは、入力部22が受け付けた格納棚10の格納場所PのPOPラベルの入庫数に基づいて、商品別POPラベル数情報記憶領域524bに記憶されている格納場所Pにおける残数に関する情報を更新する。
また、更新部525bは、所定のタイミングで(例えば、毎日所定の時間に)、各POPラベルの入庫からの日数をカウントアップし、この値を用いて商品別POPラベル数情報記憶領域524bの商品別POPラベル数情報(POPラベルの入庫からの日数)を更新する。なお、POPラベルの入庫からの日数は、入力部22にPOPラベルの入庫数が入力された時にリセットされる。
また、更新部525bは、カウンター525aのカウント結果に基づいて記憶部524のPOPラベル別情報記憶領域524aに記憶されているPOPラベル別情報を更新する。
具体的には、更新部525bは、あるPOPラベルについて、カウンター525aによりカウントされたPOPラベルの入庫数がメモリに記憶されると、メモリに記憶されている値を、そのPOPラベルの格納場所Pへの入庫数としてPOPラベル別情報を更新する。
また、更新部525bは、所定のタイミングで(例えば、毎日所定の時間に)、各POPラベルの入庫からの日数をカウントアップし、この値を用いてPOPラベル別情報記憶領域524aのPOPラベル別情報(POPラベルの入庫からの日数)を更新する。なお、POPラベルの入庫からの日数は、入力部22にPOPラベルの入庫数が入力された時にリセットされる。
(1−2−3)決定部
決定部525cは、商品別POPラベル数情報に基づいて、POPラベルの発注に関する決定を行う。具体的には、決定部525cは、POPラベルの格納棚10の格納場所Pにおける残数に関する情報に基づいて、POPラベルの発注に関する決定を行う。特に、ここでは、決定部525cは、格納場所PへのPOPラベルの入庫数に基づいて、POPラベルの発注に関する決定を行う。
例えば、決定部525cは、商品別POPラベル数情報記憶領域524bを参照し、あるPOPラベルについて、格納場所PへのPOPラベルの入庫数から、POPラベルの平均使用数とPOPラベルの入庫からの日数との積を差し引いた値を算出する。この算出値は、POPラベルの格納場所Pにおける残数の推測値である。そして、決定部525cは、算出値(POPラベルの格納場所Pにおける残数の推測値)を、所定の閾値と比較し、算出値が閾値を下回る場合に、POPラベルの発注する時期が来ていると決定する。なお、所定の閾値は、例えば、全てのPOPラベルについて一律に決定されている値であってもよいし、あるいは、各POPラベルについて個々に決定されている値であってもよい。所定の閾値は、デフォルト値であってもよいし、入力部22から更新可能な値であってもよい。
(2)特徴
第3実施形態のPOPラベル発注支援システムも、POPラベルの格納場所Pにおける残数に関する情報が格納場所PへのPOPラベルの入庫数である点、カウンター525aが格納場所PへのPOPラベルの入庫数を主にカウントする点を除き、第1実施形態のPOPラベル発注支援システム100の特徴として記載した(3−1)〜(3−3),(3−5)〜(3−6)と同様の特徴を有する。
(3)変形例
第3実施形態のPOPラベル発注支援システムについても、矛盾のない範囲で、第1実施形態のPOPラベル発注支援システム100の1又は複数の変形例を適用することができる。
本発明は、複数のPOPラベルの在庫を適切に管理し、POPラベルの欠品を防止可能なPOPラベル発注支援システムとして有用である。
10 格納棚(格納部)
21 通信部(受信部,受付部)
22 入力部(受付部)
23 出力部(報知部)
24,424,524 記憶部
25a,425a,525a カウンター
25b,425b,525b 更新部
25c,425c,525c 決定部
25d 発注送信部(送信部)
125d 発注報知部(報知部)
100 POPラベル発注支援システム
200 計量ラベル発行装置(商品処理装置)
P 格納場所
R1,R2,R3 POPラベル
特開2002−172820号公報

Claims (7)

  1. 複数のPOPラベルをそれぞれの格納場所において格納する格納部と、
    商品を特定する商品情報と、その商品に関する前記POPラベルの前記格納場所における残数に関する情報と、を関連付けて、商品別POPラベル数情報として記憶する記憶部と、
    前記商品別POPラベル数情報を更新する更新部と、
    前記商品別POPラベル数情報に基づいて、前記POPラベルの発注に関する決定を行う決定部と、
    を備えるPOPラベル発注支援システム。
  2. 前記POPラベルの前記格納場所における残数に関する情報には、前記格納場所における前記POPラベルの残数、前記格納場所の前記POPラベルの使用数、及び、前記格納場所への前記POPラベルの入庫数の少なくとも1つを含む、
    請求項1に記載のPOPラベル発注支援システム。
  3. 前記格納場所における前記POPラベルの残数、前記格納場所の前記POPラベルの使用数、及び、前記格納場所への前記POPラベルの入庫数の少なくとも1つをカウントするカウンターを更に備え、
    前記更新部は、前記カウンターのカウント結果に基づいて前記商品別POPラベル数情報を更新する、
    請求項1又は2に記載のPOPラベル発注支援システム。
  4. 前記商品に対し所定の処理を行う商品処理装置から送信される、前記商品に対し前記所定の処理が行われたことを通知する商品別の処理通知情報を受信する受信部を更に備え、
    前記カウンターは、前記受信部が受信した前記処理通知情報に基づいて、前記残数及び前記使用数の少なくとも一方をカウントする、
    請求項3に記載のPOPラベル発注支援システム。
  5. 前記入庫数を受け付ける受付部を更に備え、
    前記カウンターは、前記受付部が受け付けた前記入庫数に基づいて前記入庫数をカウントする、
    請求項3又は4に記載のPOPラベル発注支援システム。
  6. 前記決定部の決定に基づき、前記POPラベルを発注するPOPラベル発注情報を送信する送信部、を更に備える、
    請求項1から5のいずれか1項に記載のPOPラベル発注支援システム。
  7. 前記決定部の決定に基づき、前記POPラベルの発注を促す情報を報知する報知部、を更に備える、
    請求項1から5のいずれか1項に記載のPOPラベル発注支援システム。
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