JP2018147064A - 情報処理装置及び情報処理プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】表示を見た操作者にとって、複数の保全方式の中から適した保全方式がわかるようにした情報処理装置を提供する。
【解決手段】情報処理装置100は、機器又は設備に対する複数の保全方式の中から適した保全方式がわかるように表示することができるものであり、機器情報取得モジュール105、故障情報取得モジュール110、故障変動ランキング制御モジュール115、故障率変動推移制御モジュール120、故障率算出モジュール125を備える。故障率算出モジュール125は、複数の機器又は設備に対して行われた保全方式と故障率を抽出する。故障率変動推移制御モジュール120は、第1の保全方式における故障率と第2の保全方式における故障率の差を表示する。
【選択図】図1

Description

本発明は、情報処理装置及び情報処理プログラムに関する。
特許文献1には、設備保全コスト評価において、より現実的にリスク及びコストを算出し、これらによって保全方式の評価を行うことを可能とすることを課題とし、設備を保全する保全方式を評価する制御をコンピュータに行わせるコンピュータ・プログラムであって、設備を構成する部位別に、前記保全方式における故障発生の頻度を示す故障率を取得し、前記保全方式における部位別の故障徴候検出確率を取得し、前記部位別の故障徴候検出確率に基づいて、前記部位の故障徴候を見落して故障が発生する確率である故障徴候見落確率を算出し、前記部位別の故障率と故障発生時の被害額との積及び前記故障徴候見落確率と前記故障発生時の被害額との積を加算して、前記部位別のリスクを算出することが開示されている。
特許第4172249号公報
機器又は設備に対して、その機能を維持するための保全作業が行われている。保全方式として複数種類がある。例えば、保全を全く行わない保全方式と全ての部位を交換等する保全方式がある。
しかし、いずれの保全方式が適しているかを判断することができない。
そこで、本発明は、表示を見た操作者にとって、複数の保全方式の中から適した保全方式がわかるようにした情報処理装置及び情報処理プログラムを提供することを目的としている。
かかる目的を達成するための本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存する。
請求項1の発明は、複数の機器又は設備に対して行われた保全方式と故障率を抽出する抽出手段と、第1の保全方式における故障率と第2の保全方式における故障率の差を表示する表示手段を有する情報処理装置である。
請求項2の発明は、前記表示手段は、故障率の差を時系列で表示する、請求項1に記載の情報処理装置である。
請求項3の発明は、前記表示手段は、グラフ化して表示する、請求項2に記載の情報処理装置である。
請求項4の発明は、前記表示手段は、前記機器又は設備の部位ごとに故障率の差を表示する、請求項1に記載の情報処理装置である。
請求項5の発明は、前記表示手段は、故障率の差の順番にしたがって表示する、請求項4に記載の情報処理装置である。
請求項6の発明は、前記表示手段は、前記機器又は設備の分類ごとに故障率の差を表示する、請求項1に記載の情報処理装置である。
請求項7の発明は、前記表示手段は、故障率の差の順番にしたがって表示する、請求項6に記載の情報処理装置である。
請求項8の発明は、前記表示手段は、第1の保全方式による故障率が第2の保全方式による故障率よりも予め定めた値以上となる場合は、第2の保全方式を強調して表示する、請求項1に記載の情報処理装置である。
請求項9の発明は、前記表示手段は、第1の保全方式による故障率の増加率が第2の保全方式による故障率の増加率よりも予め定めた値以上となる場合は、第2の保全方式を強調して表示する、請求項1に記載の情報処理装置である。
請求項10の発明は、前記表示手段は、故障率の差が予め定めた値以下の場合は、第1と第2のうち、費用が少ない、保全の頻度が小さい、保全対象の項目が少ない、又は、作業時間が少ない保全方式を強調して表示する、請求項1に記載の情報処理装置である。
請求項11の発明は、コンピュータを、複数の機器又は設備に対して行われた保全方式と故障率を抽出する抽出手段と、第1の保全方式における故障率と第2の保全方式における故障率の差を表示する表示手段として機能させるための情報処理プログラムである。
請求項1の情報処理装置によれば、表示を見た操作者にとって、複数の保全方式の中から適した保全方式がわかるようになる。
請求項2の情報処理装置によれば、時系列で故障率の差を観察することができる。
請求項3の情報処理装置によれば、グラフで観察することができる。
請求項4の情報処理装置によれば、機器又は設備の部位ごとに故障率の差を観察することができる。
請求項5の情報処理装置によれば、故障率の差の順番で観察することができる。
請求項6の情報処理装置によれば、機器又は設備の分類ごとに故障率の差を観察することができる。
請求項7の情報処理装置によれば、故障率の差の順番で観察することができる。
請求項8の情報処理装置によれば、故障率の点で第2の保全方式を注目して観察することができる。
請求項9の情報処理装置によれば、故障率の増加率の点で第2の保全方式を注目して観察することができる。
請求項10の情報処理装置によれば、第1と第2のうち、費用が少ない、保全の頻度が小さい、保全対象の項目が少ない、又は、作業時間が少ない保全方式を注目して観察することができる。
請求項11の情報処理プログラムによれば、表示を見た操作者にとって、複数の保全方式の中から適した保全方式がわかるようになる。
本実施の形態の構成例についての概念的なモジュール構成図である。 本実施の形態を利用したシステム構成例を示す説明図である。 機器情報テーブルのデータ構造例を示す説明図である。 保全方式テーブルのデータ構造例を示す説明図である。 故障情報テーブルのデータ構造例を示す説明図である。 本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。 本実施の形態による表示例を示す説明図である。 本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。 本実施の形態による表示例を示す説明図である。 本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。 ログ情報テーブルのデータ構造例を示す説明図である。 本実施の形態による表示例を示す説明図である。 本実施の形態を実現するコンピュータのハードウェア構成例を示すブロック図である。
以下、図面に基づき本発明を実現するにあたっての好適な一実施の形態の例を説明する。
図1は、本実施の形態の構成例についての概念的なモジュール構成図を示している。
なお、モジュールとは、一般的に論理的に分離可能なソフトウェア(コンピュータ・プログラム)、ハードウェア等の部品を指す。したがって、本実施の形態におけるモジュールはコンピュータ・プログラムにおけるモジュールのことだけでなく、ハードウェア構成におけるモジュールも指す。それゆえ、本実施の形態は、それらのモジュールとして機能させるためのコンピュータ・プログラム(コンピュータにそれぞれの手順を実行させるためのプログラム、コンピュータをそれぞれの手段として機能させるためのプログラム、コンピュータにそれぞれの機能を実現させるためのプログラム)、システム及び方法の説明をも兼ねている。ただし、説明の都合上、「記憶する」、「記憶させる」、これらと同等の文言を用いるが、これらの文言は、実施の形態がコンピュータ・プログラムの場合は、記憶装置に記憶させる、又は記憶装置に記憶させるように制御するという意味である。また、モジュールは機能に一対一に対応していてもよいが、実装においては、1モジュールを1プログラムで構成してもよいし、複数モジュールを1プログラムで構成してもよく、逆に1モジュールを複数プログラムで構成してもよい。また、複数モジュールは1コンピュータによって実行されてもよいし、分散又は並列環境におけるコンピュータによって1モジュールが複数コンピュータで実行されてもよい。なお、1つのモジュールに他のモジュールが含まれていてもよい。また、以下、「接続」とは物理的な接続の他、論理的な接続(データの授受、指示、データ間の参照関係等)の場合にも用いる。「予め定められた」とは、対象としている処理の前に定まっていることをいい、本実施の形態による処理が始まる前はもちろんのこと、本実施の形態による処理が始まった後であっても、対象としている処理の前であれば、そのときの状況・状態にしたがって、又はそれまでの状況・状態にしたがって定まることの意を含めて用いる。「予め定められた値」が複数ある場合は、それぞれ異なった値であってもよいし、2以上の値(もちろんのことながら、全ての値も含む)が同じであってもよい。また、「Aである場合、Bをする」という記載は、「Aであるか否かを判断し、Aであると判断した場合はBをする」の意味で用いる。ただし、Aであるか否かの判断が不要である場合を除く。
また、システム又は装置とは、複数のコンピュータ、ハードウェア、装置等がネットワーク(一対一対応の通信接続を含む)等の通信手段で接続されて構成されるほか、1つのコンピュータ、ハードウェア、装置等によって実現される場合も含まれる。「装置」と「システム」とは、互いに同義の用語として用いる。もちろんのことながら、「システム」には、人為的な取り決めである社会的な「仕組み」(社会システム)にすぎないものは含まない。
また、各モジュールによる処理ごとに又はモジュール内で複数の処理を行う場合はその処理ごとに、対象となる情報を記憶装置から読み込み、その処理を行った後に、処理結果を記憶装置に書き出すものである。したがって、処理前の記憶装置からの読み込み、処理後の記憶装置への書き出しについては、説明を省略する場合がある。なお、ここでの記憶装置としては、ハードディスク、RAM(Random Access Memory)、外部記憶媒体、通信回線を介した記憶装置、CPU(Central Processing Unit)内のレジスタ等を含んでいてもよい。
本実施の形態である情報処理装置100は、機器又は設備に対する複数の保全方式の中から適した保全方式がわかるように表示することができるものであり、図1の例に示すように、機器情報取得モジュール105、故障情報取得モジュール110、故障変動ランキング制御モジュール115、故障率変動推移制御モジュール120、故障率算出モジュール125を有している。ここで保全とは、機器又は設備を安定して動かすために、点検、修理、部品交換等を定期的に行うものであり、予防的に行うものであり、保守、メンテナンス等を含む。なお、故障した場合に行う修理は含まない。保全方式として複数種類があり、例えば、保全を全く行わない保全方式、主要な部品を交換する保全方式、全ての部位を交換等する保全方式がある。
保全の対象である機器又は設備として、例えば、複写機、ファックス、スキャナ、プリンタ、複合機(スキャナ、プリンタ、複写機、ファックス等のいずれか2つ以上の機能を有している画像処理装置)等の事務機器、情報家電、ロボット、鉄道における改札機や券売機、銀行のATM(Automated Teller Machine)、建物内のエレベータやエスカレータ等がある。なお、単に機器と記載する場合においても、機器又は設備と読み替えてもよい。
機器情報取得モジュール105は、故障変動ランキング制御モジュール115、データ記憶装置150の機器情報記憶モジュール155と接続されている。機器情報取得モジュール105は、機器情報記憶モジュール155から対象とする機器又は設備に関する情報を抽出する。例えば、機器情報テーブル300、保全方式テーブル400を抽出する。図3は、機器情報テーブル300のデータ構造例を示す説明図である。機器情報テーブル300は、機器ID欄310、設置場所欄320、保全担当会社欄330、保全方式欄340、機器内部位数欄350、部位A欄360等を有している。機器ID欄310は、本実施の形態において、機器を一意に識別するための情報(機器ID:IDentification)を記憶している。設置場所欄320は、その機器の設置場所を記憶している。保全担当会社欄330は、その機器の保全担当会社を記憶している。保全方式欄340は、その機器の保全方式を記憶している。機器内部位数欄350は、機器内の部位数を記憶している。部位A欄360は、部位Aを記憶している。機器内部位数欄350内の数だけ、部位A欄360が続く。なお、ここでの部位は修理の単位に対応しており、部品としてもよい。
図4は、保全方式テーブル400のデータ構造例を示す説明図である。保全方式テーブル400は、保全方式欄410、タッチパネル清掃欄420、投入口シャッターリンクの状態確認欄430、一括投入部内の清掃欄440、搬送ベルトの摩耗チェック欄450、返却通路部センサの清掃欄460を有している。保全方式欄410は、保全方式を記憶している。タッチパネル清掃欄420は、タッチパネル清掃の頻度を記憶している。投入口シャッターリンクの状態確認欄430は、投入口シャッターリンクの状態確認の頻度を記憶している。一括投入部内の清掃欄440は、一括投入部内の清掃の頻度を記憶している。搬送ベルトの摩耗チェック欄450は、搬送ベルトの摩耗チェックの頻度を記憶している。返却通路部センサの清掃欄460は、返却通路部センサの清掃の頻度を記憶している。
タッチパネル清掃欄420から返却通路部センサの清掃欄460は、保全で実施する具体的な内容を示している。例えば、保全方式「保全A」は、タッチパネルの清掃を3か月に1度実施し、投入口シャッターリンクの状態確認を3か月に1度実施し、一括投入部内の清掃を3か月に1度実施し、搬送ベルトの摩耗チェックを3か月に1度実施し、返却通路部センサの清掃を3か月に1度実施するものである。また、保全方式「保全なし」は、保全を何もしないものである。
故障情報取得モジュール110は、故障率変動推移制御モジュール120、データ記憶装置150の故障情報記憶モジュール160と接続されている。故障情報取得モジュール110は、対象とする機器又は設備で発生した故障とその故障に対して行われた修理に関する情報を抽出する。例えば、故障情報テーブル500を抽出する。図5は、故障情報テーブル500のデータ構造例を示す説明図である。故障情報テーブル500は、故障と修理に関する履歴情報を記憶しており、故障ID欄510、故障日時欄520、機器ID欄530、故障部位欄540、故障内容欄550、修理内容欄560を有している。故障ID欄510は、本実施の形態において、故障を一意に識別するための情報(故障ID)を記憶している。故障日時欄520は、故障日時を記憶している。機器ID欄530は、故障した機器の機器IDを記憶している。故障部位欄540は、故障部位を記憶している。故障内容欄550は、故障内容を記憶している。修理内容欄560は、修理内容を記憶している。
故障変動ランキング制御モジュール115は、機器情報取得モジュール105、故障率算出モジュール125、ユーザー端末190のWebブラウザモジュール195と接続されている。故障変動ランキング制御モジュール115は、機器又は設備において発生した故障回数、故障率の変動を、保全方式で順位付けして表示する。具体的には、アクセスを行ったWebブラウザモジュール195に、ウェブページを生成して、提供する。
故障率変動推移制御モジュール120は、故障情報取得モジュール110、故障率算出モジュール125、ユーザー端末190のWebブラウザモジュール195と接続されている。故障率変動推移制御モジュール120は、第1の保全方式における故障率と第2の保全方式における故障率の差を表示する。具体的には、アクセスを行ったWebブラウザモジュール195に、ウェブページを生成して、提供する。
また、故障率変動推移制御モジュール120は、故障率の差を時系列で表示するようにしてもよい。
さらに、故障率変動推移制御モジュール120は、グラフ化して表示するようにしてもよい。
また、故障率変動推移制御モジュール120は、機器又は設備の部位ごとに故障率の差を表示するようにしてもよい。
さらに、故障率変動推移制御モジュール120は、故障率の差の順番にしたがって表示するようにしてもよい。
また、故障率変動推移制御モジュール120は、機器又は設備の分類ごとに故障率の差を表示するようにしてもよい。
さらに、故障率変動推移制御モジュール120は、故障率の差の順番にしたがって表示するようにしてもよい。
また、故障率変動推移制御モジュール120は、第1の保全方式による故障率が第2の保全方式による故障率よりも予め定めた値以上となる場合は、第2の保全方式を強調して表示するようにしてもよい。いわゆるリコメンド機能を有している。例えば、故障率の低い保全方式を提案するものである。強調としては、例えば、後述する図9の例に示すように、保全方式Bの折れ線グラフを保全方式Aよりも目立つように、色を変える、太字にする、点滅させる等がある。
また、故障率変動推移制御モジュール120は、第1の保全方式による故障率の増加率が第2の保全方式による故障率の増加率よりも予め定めた値以上となる場合は、第2の保全方式を強調して表示するようにしてもよい。いわゆるリコメンド機能の一例である。例えば、後述する図9の例に示すように、保全方式Aの折れ線グラフが保全方式Bの折れ線グラフよりも故障率が右肩上がりなら保全方式Bを提案するものである。
また、故障率変動推移制御モジュール120は、故障率の差が予め定めた値以下の場合は、第1と第2のうち、費用が少ない、保全の頻度が小さい、保全対象の項目が少ない、又は、作業時間が少ない保全方式を強調して表示するようにしてもよい。つまり、故障率変動推移制御モジュール120は、故障率の差が予め定めた値以下の場合は、第1の保全方式と第2の保全方式のうち、費用が少ない、保全の頻度が小さい、保全対象の項目が少ない、又は、作業時間が少ない保全方式を強調して表示するようにしてもよい。いわゆるリコメンド機能の一例である。例えば、故障率にあまり差が出ないなら、コストが少ない方を提案することになる。ここでいう予め定めた値(閾値)は、前もって決められた値であってもよいし、コスト(予め定められた期間内の作業時間や交換費用)を比較して、コストの差が大きいならば閾値を小さく、コストの差が小さいならば閾値を大きくするようにしてもよい。
故障率算出モジュール125は、故障変動ランキング制御モジュール115、故障率変動推移制御モジュール120と接続されている。故障率算出モジュール125は、複数の機器又は設備に対して行われた保全方式と故障率を抽出する。具体的には、機器ID(機器ID欄310)に対応する保全方式を機器情報テーブル300の保全方式欄340から抽出し、その機器における故障率を算出する。故障率は、予め定められた期間(式内の特定期間、例えば、1週間、1か月等)における、その機器の故障回数を故障情報テーブル500を用いて計数すればよい。
故障率は、例えば、次に示す式によって算出すればよい。
故障率=(特定期間の故障発生件数/対象機器の稼働台数)×(30/特定期間の日数)
なお、式内で「30」を用いたのは、1か月に換算するためである。
例えば、特定期間を1週間とした場合は、次のような式になる。
故障率 =(1週間の故障発生件数/1週間に稼働していた機器の台数)×(30/7)
データ記憶装置150は、機器情報記憶モジュール155、故障情報記憶モジュール160を有している。複数の機器又は設備から、保全方式に関する情報、故障に関する情報、修理に関する情報等を収集し、記憶している。
機器情報記憶モジュール155は、情報処理装置100の機器情報取得モジュール105と接続されている。機器情報記憶モジュール155は、例えば、機器情報テーブル300を含む情報、保全方式テーブル400を含む情報を記憶している。
故障情報記憶モジュール160は、情報処理装置100の故障情報取得モジュール110と接続されている。故障情報記憶モジュール160は、例えば、故障情報テーブル500を含む情報を記憶している。
ユーザー端末190は、Webブラウザモジュール195を有している。ユーザー端末190は、ユーザーが用いることができる端末であり、表示装置を有しているパーソナルコンピュータ、ノートパソコン、携帯端末等が該当する。
Webブラウザモジュール195は、情報処理装置100の故障変動ランキング制御モジュール115、故障率変動推移制御モジュール120と接続されている。Webブラウザモジュール195は、故障変動ランキング制御モジュール115、故障率変動推移制御モジュール120からの表示指示にしたがって、ユーザーに対しての表示を行う。具体的には、故障変動ランキング制御モジュール115、故障率変動推移制御モジュール120が提供するウェブページを表示する。
図2は、本実施の形態を利用したシステム構成例を示す説明図である。
情報処理装置100、データ記憶装置150、ユーザー端末190A、ユーザー端末190B、機器240A、機器240B、機器240Cは、通信回線290を介してそれぞれ接続されている。通信回線290は、無線、有線、これらの組み合わせであってもよく、例えば、通信インフラとしてのインターネット、イントラネット等であってもよい。また、情報処理装置100による機能は、クラウドサービスとして実現してもよい。
データ記憶装置150は、複数の機器240から保全方式、故障の履歴等の情報を収集して、記憶する。情報処理装置100は、保全方式間における故障率の差等のグラフ表示を生成し、ユーザー端末190に表示させる。ユーザーは、ユーザー端末190の表示を見て、保全方式を検討(具体的には、機器又は装置に適した保全方式を選択)する。
具体的には、以下の表示を行う。
情報処理装置100によって、ユーザー端末190に部位別に保全方式ごとの故障率の差を表示することができる。これによって、ユーザーは、保全方式の優劣を決めることができるようになる。
また、故障率の差を時系列に表示することで、即座に優劣を確認しつつ、一時的な優劣か否かも判断できるようになる。
保全方式間の故障率の差を表示する。これによって、保全方式の優劣を確認できるようになる。
保全方式間の故障率の差を時系列でグラフ表示する。これによって、グラフの収束具合から一時的な優劣であるか否かを判断できるようになる。
保全方式間の故障率の差が大きい部位からランキング表示する。これによって、保全方式の変更の効果が大きい部位を判断できるようになる。
機器を分類(例えば、使用頻度等を用いて分類)することで、その分類ごとに故障率の差を表示する。これによって、分類ごとに保全方式の優劣を判断できるようになる。
ユーザー端末190としては、前述したように、事務機器、情報家電、ロボット、鉄道における改札機や券売機、銀行のATM、建物内のエレベータやエスカレータ等がある。これらの機器や設備は、定期的に保全を行うものが多く、保全にかかるコストも莫大である。
一方で、「機器のどの部位をどのくらいの頻度で保全するか」といった基準を決めることは難しく、適切な保全のやり方(保全方式)を決めることで、保全にかかるコストを削減できる。
情報処理装置100は、そのために、図6、図8等に示すフローチャートによる処理を行い、図7、図9等に示す表示を、ユーザー端末190に行わせる。
図6は、本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。具体的には、故障変動ランキングの表示処理の例である。
ステップS602では、表示条件の期間を受け付ける。例えば、ユーザーの操作によって、期間が指定される。
ステップS604では、画面表示の命令を受け付ける。例えば、ユーザーの操作によって、画面表示の命令が行われる。
ステップS606では、該当期間の機器情報を取得する。例えば、機器情報テーブル300、保全方式テーブル400から、その期間における対象機器の情報を抽出する。
ステップS608では、該当期間の故障情報を取得する。例えば、故障情報テーブル500から、その期間における対象機器の故障に関する情報を抽出する。
ステップS610では、機器情報と故障情報から部位ごと、保全方式ごとに故障率を算出する。例えば、故障情報テーブル500の故障日時欄520を用いて、その期間における対象機器内の部位ごとの故障率、保全方式ごとの故障率を算出する。
ステップS612では、部位ごとに保全方式間での故障率の差を算出し、降順にソートする。例えば、比較する保全方式における故障率の差を、部位ごとに算出する。
ステップS614では、画面表示を行う。例えば、図7に示す画面700を表示する。
図7は、本実施の形態による表示例を示す説明図である。
画面700には、期間受付領域710、表示ボタン720、故障率変動ランキング表示領域730を表示する。これは、保全した場合(例えば全ての部位を3か月に1回保全)と保全しない場合の故障率の差を確認する画面例である。
期間受付領域710では、ユーザーの操作による期間を受け付ける。期間の始期(図7の例では「2016/10/10」)と期間の終期(図7の例では「2016/10/16」)が入力される。これによって、ステップS602の処理が行われる。
その後、ユーザーの操作によって表示ボタン720が選択される。これによって、ステップS604の処理が行われる。
故障率変動ランキング表示領域730には、No欄732、部位名欄734、変動推移欄736、保全あり/なし故障率差分欄738、保全なし故障率欄740、保全なし故障件数欄742、保全あり故障率欄744、保全あり故障件数欄746を表示する。No欄732には、Noを表示する。部位名欄734には、部位名を表示する。変動推移欄736には、部位ごとの故障率変動推移画面を表示させるボタンを表示する。変動推移欄736が選択された場合は、図8の例に示す処理が行われる。保全あり/なし故障率差分欄738には、「保全なし」の故障率(保全なし故障率欄740)から「保全あり」の故障率(保全あり故障率欄744)を引いた差分を表示する。例えば、No欄732が「1」においては、25.2−9.1=16.1となる。No欄732が「5」においては、7.0−6.9=0.1となる。保全なし故障率欄740には、「保全なし」という保全方式における故障率を表示する。保全なし故障件数欄742には、「保全なし」という保全方式における故障件数を表示する。保全あり故障率欄744には、「保全あり」という保全方式における故障率を表示する。保全あり故障件数欄746には、「保全あり」という保全方式における故障件数を表示する。
図7の例の故障率変動ランキング表示領域730は、図4の例に示した保全方式テーブル400内の「保全A」(図7の例では「保全あり」)と「保全なし」とを比較したものである。
ステップS606からステップS614の処理によって、故障率変動ランキング表示領域730内が表示される。特に、ステップS610の処理によって、保全なし故障率欄740、保全あり故障率欄744内の値が算出され、ステップS612の処理によって、保全あり/なし故障率差分欄738内の値が算出され、その値で降順に(値が大きいものから順に)ソートされている。なお、このソートが行われているので、No欄732がランキングに相当することになる。つまり、「保全あり」と「保全なし」を比較して、「保全あり」の効果がある部位を順番に表示したことになる。
図8は、本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。具体的には、故障率の変動推移の表示処理の例を示す。
ステップS802では、故障情報を週ごとにステップS812までの処理を繰り返し行う。もちろんのことながら、ここでの「週ごと」は例示であって、他の期間(例えば、2週、10日間、月等)であってもよい。
ステップS804では、該当期間の機器情報を取得する。
ステップS806では、該当期間の故障情報を取得する。
ステップS808では、機器情報と故障情報から部位ごと、保全方式ごとに故障率を算出する。
ステップS810では、部位ごとに保全方式間での故障率の差を算出する。
ステップS812では、ステップS802からの処理を繰り返す。
ステップS814では、部位ごとに、保全方式ごとの故障率と故障率の差をグラフ表示する。例えば、図9に示す画面900を表示する。
図9は、本実施の形態による表示例を示す説明図である。
画面900には、対象部位表示領域910、縦軸(故障率(%))920、横軸(日付)930を表示し、保全方式A:942のグラフ、保全方式B:946のグラフ、差分944のグラフを表示する。これは、故障率変動推移を示すグラフ例である。
このグラフは、対象部位表示領域910によって部位「制御部」における故障率変動推移を示している。横軸は時間を示しており、縦軸は故障率を示している。ステップS808の処理によって、保全方式A:942、保全方式B:946がプロットされる。
ステップS810の処理によって、差分944がプロットされる。差分944は、比較対象における故障率の差分(具体的には、「保全方式A:942の故障率」−「保全方式B:946の故障率」)を表している。したがって、差分944により、週ごとに保全方式間の故障率の差が確認できる。
図9の例では、保全方式B:946よりも保全方式A:942の方が故障率が高く、差分944が右肩上がりになっていることから、保全方式B:946で保全した方がよいことが判明する。もしも、差分944が故障率0%付近にある場合は、故障率では差がないことから、いずれの保全方式を採用してもよいことが判明する。一般的には、コストが安い方が選択されることになる。
また、差分944が予め定められた値以上(保全方式A:942による故障率が保全方式B:946による故障率よりも予め定めた値以上)となる場合は、保全方式B:946を強調表示してもよい。
また、差分944が予め定められた値以下となる場合は、比較対象である保全方式A:942と保全方式B:946のうち、費用が少ない、保全の頻度が小さい、保全対象の項目が少ない、又は、作業時間が少ない保全方式を強調して表示するようにしてもよい。
図9の例では、縦軸として故障率の例を示したが、故障率の増加率(例えば、先週の故障率に対する今週の故障率の増加率)としてもよい。そして、比較対象である保全方式におけるそれぞれの故障率の増加率のグラフの他に、その保全方式間の故障率の増加率の差分のグラフを表示してもよい。その場合、故障率の増加率の差分が予め定められた値以上(一方の保全方式による故障率の増加率が他方の保全方式による故障率の増加率よりも予め定めた値以上)となる場合は、増加率が低い方の保全方式を強調して表示するようにしてもよい。
図10は、本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。具体的には、使用頻度ごとの故障率変動の表示処理の例を示す。ここでは、分類(カテゴリー分け)として、使用頻度での分類を例示しているが、他の指標(機器の大きさ、機器の価格等)を用いた分類を行ってもよい。
ステップS1002では、該当期間の機器使用情報を取得する。例えば、機器情報記憶モジュール155に記憶されているログ情報テーブル1100を取得する。図11は、ログ情報テーブル1100のデータ構造例を示す説明図である。ログ情報テーブル1100は、各機器240によって取得され、機器情報記憶モジュール155に記憶されている。
ログ情報テーブル1100は、ログID欄1110、日時欄1120、機器ID欄1130、処理内容欄1140、パラメータ欄1150を有している。ログID欄1110は、本実施の形態において、ログを一意に識別するための情報(ログID)を記憶している。日時欄1120は、日時を記憶している。機器ID欄1130は、機器IDを記憶している。処理内容欄1140は、その機器でその日時に行われた処理内容を記憶している。パラメータ欄1150は、その処理内容で用いられたパラメータを記憶している。例えば、処理内容欄1140内が予め定められた処理(その機器の使用にあたる処理内容)である行数を計数すれば使用回数を算出することができる。
ステップS1004では、予め設定された使用頻度のカテゴリーに機器を分類する。
ステップS1006では、分類ごとにステップS1016までの処理を繰り返し行う。
ステップS1008では、該当使用頻度の機器情報を取得する。
ステップS1010では、該当使用頻度の故障情報を取得する。
ステップS1012では、機器情報と故障情報から保全方式ごとに該当部位の故障率を算出する。
ステップS1014では、保全方式間での故障率の差を算出する。
ステップS1016では、ステップS1006からの処理を繰り返す。
ステップS1018では、画面表示を行う。例えば、図12に示す画面1200を表示する。
図12は、本実施の形態による表示例を示す説明図である。
画面1200には、期間受付領域1210、部位表示領域1215、表示ボタン1220、使用頻度ごと故障率変動表示領域1230を表示する。これは、使用頻度カテゴリーごとの故障率変動を示す画面例である。具体的には、1日に10000回以上使われている機器、5000回以上9999回以下の回数使われている機器、4999回以下の回数使われている機器で、検銭部の故障率の差を表示している。
使用頻度ごと故障率変動表示領域1230には、No欄1232、使用頻度欄1234、変動推移欄1236、保全あり/なし故障率差分欄1238、保全なし故障率欄1240、保全なし故障件数欄1242、保全あり故障率欄1244、保全あり故障件数欄1246を表示する。No欄1232には、Noを表示する。使用頻度欄1234には、使用頻度を表示する。変動推移欄1236には、使用頻度ごとの故障率変動推移画面へのボタンを表示する。保全あり/なし故障率差分欄1238には、「保全なし」の故障率(保全なし故障率欄1240)から「保全あり」の故障率(保全あり故障率欄1244)を引いた差分を表示する。保全なし故障率欄1240には、保全なし故障率を表示する。保全なし故障件数欄1242には、保全なし故障件数を表示する。保全あり故障率欄1244には、保全あり故障率を表示する。保全あり故障件数欄1246には、保全あり故障件数を表示する。
ユーザーは、この画面1200を見ることによって、4999回以下しか使われていない機器については、保全を実施しなくてよい可能性があることが判明する。
もちろんのことながら、この使用頻度ごと故障率変動表示領域1230内の情報を用いて、図9の例に示したようなグラフ表示を行うようにしてもよい。
なお、本実施の形態としてのプログラムが実行されるコンピュータのハードウェア構成は、図13に例示するように、一般的なコンピュータであり、具体的にはパーソナルコンピュータ、サーバーとなり得るコンピュータ等である。つまり、具体例として、処理部(演算部)としてCPU1301を用い、記憶装置としてRAM1302、ROM1303、HD1304を用いている。HD1304として、例えばハードディスク、SSD(Solid State Drive)を用いてもよい。機器情報取得モジュール105、故障情報取得モジュール110、故障変動ランキング制御モジュール115、故障率変動推移制御モジュール120、故障率算出モジュール125、Webブラウザモジュール195等のプログラムを実行するCPU1301と、そのプログラムやデータを記憶するRAM1302と、本コンピュータを起動するためのプログラム等が格納されているROM1303と、機器情報記憶モジュール155、故障情報記憶モジュール160としての機能を有する補助記憶装置(フラッシュ・メモリ等であってもよい)であるHD1304と、キーボード、マウス、タッチスクリーン、マイク等に対する利用者の操作に基づいてデータを受け付ける受付装置1306と、CRT、液晶ディスプレイ、スピーカー等の出力装置1305と、ネットワークインタフェースカード等の通信ネットワークと接続するための通信回線インタフェース1307、そして、それらをつないでデータのやりとりをするためのバス1308により構成されている。これらのコンピュータが複数台互いにネットワークによって接続されていてもよい。
前述の実施の形態のうち、コンピュータ・プログラムによるものについては、本ハードウェア構成のシステムにソフトウェアであるコンピュータ・プログラムを読み込ませ、ソフトウェアとハードウェア資源とが協働して、前述の実施の形態が実現される。
なお、図13に示すハードウェア構成は、1つの構成例を示すものであり、本実施の形態は、図13に示す構成に限らず、本実施の形態において説明したモジュールを実行可能な構成であればよい。例えば、一部のモジュールを専用のハードウェア(例えば特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit:ASIC)等)で構成してもよく、一部のモジュールは外部のシステム内にあり通信回線で接続している形態でもよく、さらに図13に示すシステムが複数互いに通信回線によって接続されていて互いに協調動作するようにしてもよい。また、特に、パーソナルコンピュータの他、携帯情報通信機器(携帯電話、スマートフォン、モバイル機器、ウェアラブルコンピュータ等を含む)、情報家電、ロボット、複写機、ファックス、スキャナ、プリンタ、複合機(スキャナ、プリンタ、複写機、ファックス等のいずれか2つ以上の機能を有している画像処理装置)などに組み込まれていてもよい。
なお、説明したプログラムについては、記録媒体に格納して提供してもよく、また、そのプログラムを通信手段によって提供してもよい。その場合、例えば、前記説明したプログラムについて、「プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体」の発明として捉えてもよい。
「プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、プログラムのインストール、実行、プログラムの流通等のために用いられる、プログラムが記録されたコンピュータで読み取り可能な記録媒体をいう。
なお、記録媒体としては、例えば、デジタル・バーサタイル・ディスク(DVD)であって、DVDフォーラムで策定された規格である「DVD−R、DVD−RW、DVD−RAM等」、DVD+RWで策定された規格である「DVD+R、DVD+RW等」、コンパクトディスク(CD)であって、読出し専用メモリ(CD−ROM)、CDレコーダブル(CD−R)、CDリライタブル(CD−RW)等、ブルーレイ・ディスク(Blu−ray(登録商標) Disc)、光磁気ディスク(MO)、フレキシブルディスク(FD)、磁気テープ、ハードディスク、読出し専用メモリ(ROM)、電気的消去及び書換可能な読出し専用メモリ(EEPROM(登録商標))、フラッシュ・メモリ、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)、SD(Secure Digital)メモリーカード等が含まれる。
そして、前記のプログラムの全体又はその一部は、前記記録媒体に記録して保存や流通等させてもよい。また、通信によって、例えば、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)、メトロポリタン・エリア・ネットワーク(MAN)、ワイド・エリア・ネットワーク(WAN)、インターネット、イントラネット、エクストラネット等に用いられる有線ネットワーク、又は無線通信ネットワーク、さらにこれらの組み合わせ等の伝送媒体を用いて伝送させてもよく、また、搬送波に乗せて搬送させてもよい。
さらに、前記のプログラムは、他のプログラムの一部分若しくは全部であってもよく、又は別個のプログラムと共に記録媒体に記録されていてもよい。また、複数の記録媒体に分割して記録されていてもよい。また、圧縮や暗号化等、復元可能であればどのような態様で記録されていてもよい。
100…情報処理装置
105…機器情報取得モジュール
110…故障情報取得モジュール
115…故障変動ランキング制御モジュール
120…故障率変動推移制御モジュール
125…故障率算出モジュール
150…データ記憶装置
155…機器情報記憶モジュール
160…故障情報記憶モジュール
190…ユーザー端末
195…Webブラウザモジュール
240…機器
290…通信回線

Claims (11)

  1. 複数の機器又は設備に対して行われた保全方式と故障率を抽出する抽出手段と、
    第1の保全方式における故障率と第2の保全方式における故障率の差を表示する表示手段
    を有する情報処理装置。
  2. 前記表示手段は、故障率の差を時系列で表示する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記表示手段は、グラフ化して表示する、
    請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記表示手段は、前記機器又は設備の部位ごとに故障率の差を表示する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  5. 前記表示手段は、故障率の差の順番にしたがって表示する、
    請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 前記表示手段は、前記機器又は設備の分類ごとに故障率の差を表示する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  7. 前記表示手段は、故障率の差の順番にしたがって表示する、
    請求項6に記載の情報処理装置。
  8. 前記表示手段は、第1の保全方式による故障率が第2の保全方式による故障率よりも予め定めた値以上となる場合は、第2の保全方式を強調して表示する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  9. 前記表示手段は、第1の保全方式による故障率の増加率が第2の保全方式による故障率の増加率よりも予め定めた値以上となる場合は、第2の保全方式を強調して表示する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  10. 前記表示手段は、故障率の差が予め定めた値以下の場合は、第1と第2のうち、費用が少ない、保全の頻度が小さい、保全対象の項目が少ない、又は、作業時間が少ない保全方式を強調して表示する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  11. コンピュータを、
    複数の機器又は設備に対して行われた保全方式と故障率を抽出する抽出手段と、
    第1の保全方式における故障率と第2の保全方式における故障率の差を表示する表示手段
    として機能させるための情報処理プログラム。
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