JP2018146868A - 光トランシーバ - Google Patents

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拓哉 信田
Takuya Shinoda
拓哉 信田
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【課題】高さ方向のファイバねじれを発生させることなく、光ファイバ長に関する利用者側の様々な要求に柔軟に対応できる光トランシーバを提供することである。【解決手段】光トランシーバは、送信用光ファイバの余長部分を巻きつけて送信用光ファイバの長さを調節する第1の巻き付け部、及び、受信用ファイバの余長部分を巻きつけて受信用ファイバの長さを調節する第2の巻き付け部を備え、第1の巻き付け部と第2の巻き付け部は光トランシーバ内の同一平面上に設置されていることを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、光トランシーバに関し、特に光ファイバの余長を収納できる光トランシーバに関する。
近年の通信トラフィック増大に伴い、光通信システムの普及が進んでいる。システム普及に伴い光トランシーバは、顧客の様々な要求に応える必要があるが、顧客ごとの個別設計では設計資産の流用や部品共通化が困難となる。
現在、光通信システムに使用されるTRxは、MSA(Malti Source Agreement)やOIF(Optical Internetworking Forum)によって製品のパッケージサイズ、ビン配置が定められている。MSAでは挿抜可能なCFP(100Gb/s Form Factor Pluggable)、SFP(Small Form Factor Pluggable)、XFP(10Gb/s Form Factor Pluggable)、利用者の装置に半田実装するSFF(Small Form Factor)が定められ、OIFでは168pinの電気コネクタ及びネジにて利用者の装置に実装する100GLH(100Gb/s Long Haul)が定められている。
これらのなかでSFFや100GLHについては光ファイバが搭載されているTRxが一般的であるが、その光ファイバの長さは利用者側の要求が様々であり、要求ごとにスプライスによるファイバ長調整が必要である。つまり要求された長さに合わせて光ファイバを切断し、切断面を相手の光ファイバと接続していた。TRx供給者はTRxの製造工程において、各TRx毎に煩雑なファイバスプライスを行っており、製造工程複雑化の一因となっている。一方TRx利用者は、ファイバ長を自由に変えることができないため、TRxの実装位置を自由に選択することができない。
特許文献1には、光ファイバ収納ボビンを備えた光ファイバ収納型光トランシーバが開示されている。この特許文献1では、光ファイバ収納ボビン7,8を上下に重ねて実装し、上の位置にある光ファイバ収納ボビン7に送信側光ファイバ5を巻き付け、下の位置にある光ファイバ収納ボビン8に受信側光ファイバ6を巻き付けている。
特開2003−276950号公報
特許文献1では光ファイバ収納ボビン7,8を上下に重ねて実装している。しかしこれでは高さ方向のファイバねじれが発生する危険がある。例えば光トランシーバ筐体1内の底面に置かれた送信側光ファイバ5は上の位置(高い位置)にある光ファイバ収納ボビン7に巻き付けようとすると、送信側光ファイバ5は、筐体底面から高い位置まで上がる必要がある。そのため高さ方向のファイバねじれが発生することがある。
本発明の目的は、高さ方向のファイバねじれを発生させることなく、光ファイバ長に関する利用者側の様々な要求に柔軟に対応できる光トランシーバを提供することである。
本発明は、送信用光ファイバの余長部分を巻きつけて前記送信用光ファイバの長さを調節する第1の巻き付け部、及び、受信用ファイバの余長部分を巻きつけて前記受信用ファイバの長さを調節する第2の巻き付け部を備え、前記第1の巻き付け部と前記第2の巻き付け部は光トランシーバ内の同一平面上に設置されていることを特徴とする光トランシーバである。
また本発明は、送信用光ファイバの余長部分及び受信用ファイバの余長部分を巻きつけて前記送信用光ファイバの長さを調節する第3の巻き付け部が設置されていることを特徴とする光トランシーバである。
本発明の光トランシーバは、高さ方向のファイバねじれを発生させることなく、光ファイバ長に関する利用者側の様々な要求に柔軟に対応できる。
本発明の第1の実施形態の光トランシーバを示す平面図である。 本発明の第1の実施形態の巻き付け部を示す斜視図である。 本発明の第2の実施形態を示す平面図である。
(第1の実施形態)
図1を用いて本発明の第1の実施形態を説明する。
(構成の説明)
図1は100GLH光トランシーバTRx100の構成を示す模式的平面図である。ディジタル信号処理IC(Integrated Circuit)301、波長可変光源101、光変調器201、光変調器303、光受信器202、波長可変光源102、制御IC302、光ファイバ401、光ファイバ402、巻き付け部501および巻き付け部502、を備える。
ディジタル信号処理IC301はユーザーからの高速電気信号および光受信器からの高速電気信号をディジタル処理して後段へ送る。波長可変光源101は光信号のもととなる光を発生する。光変調器201高速電気信号を光信号に変換する。光変調器駆動IC303は光変調器201を電気信号で駆動する。光受信器202は光ファイバ40からの光信号を電気信号に変換する。波長可変光源102は受光した光信号をコヒーレント受信するための光源である。制御IC302はこれらの波長可変光源101、102を制御する。光ファイバ401は光変調器201から出力された光信号をTRx100の外部へ送り出す。光ファイバ402はTRx100外からの光信号を光受信器202へ送り出す。
巻き付け部501は送信用光ファイバ401の余長部分を巻きつけて長さを調節する。また巻き付け部502は受信光ファイバの余長部分を巻きつけて受信用光ファイバ402の長さを調節する。巻き付け部501と巻き付け部502は重ねずに光トランシーバ内の同一平面上に実装する。
巻き付け部501,502は、図2に示すように、巻き付け軸と光ファイバ収容ボビンで構成する。TRx100の筐体150の下面の内側に円柱形の巻き付け軸601、602を設け、巻き付け軸と中心が一致した円板である光ファイバ収容ボビン701、702を設ける。巻き付け軸601、602は筐体に固定し、光ファイバ収容ボビン701、702はそれぞれ巻き付け軸601、602の上面に固定する。
巻き付け軸601、602は、巻き付けた送信側、受信側の光ファイバが許容曲げ半径を超えない程度の半径を持たせる。また光ファイバ収容ボビン701、702の直径は、光ファイバを巻き付けていって、TRx100の筐体内に収容されていて隣接する他の機器(図1では光変調器201、光受信器202、筐体内壁等)や他の配線等の邪魔にならないように設定する。
(動作の説明)
次に、図1を参照して本実施形態の動作を説明する。
ユーザー側へ光信号を送り出す光ファイバ401の最短距離をL1、最長距離をL2とした場合、TRx100の供給者はL2の光ファイバを用意し、TRx100内部に設置し製造する。一般的にTRxに利用される光ファイバの最小曲げ半径は現状15mmであるため、この点を考慮して巻き付け部501の径、設置場所を設計する。ユーザー側からTRx100に入光させる光ファイバの最短距離をL3、最長距離をL4とした場合も同様である。
送信側の余長処理は、光変調器201の出力に接続された光ファイバを、図1の破線矢印の方向に巻き付け部501に巻き付けて長さをL1からL2の範囲で調整し、適切な長さになったら光ファイバ401としてTRx100から出力させる。
同様に、受信側の余長処理は、入力した光ファイバ402を、図1の破線矢印の方向に巻き付け部502に巻き付けて長さをL3からL4の範囲で調整し、適切な長さになったら光受信器202に入力させる。
(効果の説明)
本実施形態では巻き付け部501と巻き付け部502は重ねていないので、高さ方向のファイバねじれを発生させることがない。近年ではファイバ最小曲げ半径が小さくなっており、現状では上述のように15mm程度である。光トランシーバの筐体内で同一平面上に実装することは充分に可能である。
巻き付け部501,502を設置することで、供給者側は一定のファイバ長(本実施形態ではL2及びL4)だけ準備すれば、様々な顧客要求に応えることができる。それとともに部品点数を削減することができる。また煩雑な組立工程のひとつであるファイバスプライスが不必要となり、工数が削減できる。一方利用者側はファイバ長を気にすることなく装置内TRx実装位置を自由に設計することが可能となるうえに、型式が異なる装置にも同じTRxを利用することが可能となる。
(第2の実施形態)
第1の実施形態では、TRx内に送信側と受信側にそれぞれ巻き付け部501,502を設置している。しかし図3のように共通の巻き付け部801を1つだけ設け、それに送信用光ファイバ、受信用光ファイバの両方を巻き付けるようにしてもよい。
例えばまず送信側光ファイバの余長部を巻き付け、その後受信側光ファイバの余長部を巻き付けるなどの方法で、一つの巻き付け部801に巻き付ける。このようにすれば、高さ方向のファイバねじれを発生させることなく、しかも、一つの巻き付け部で送受信光ファイバの余長処理を行うことができる。なお巻き付け部801には送受信の光ファイバを両方とも巻き付けることを考慮し、巻き付け部501,502単独よりも径を大きくすると良い。また受信側光ファイバを送信側光ファイバより先に巻き付けてもよいことは言うまでもない。
後から巻き付ける光ファイバは既に巻き付けられた光ファイバを乗り越えていくが、乗り越えるのは光ファイバ一本分でしかなく、乗り越える高さは小さい。特許文献1のように、受信側光ファイバが、送信側光ファイバ巻き付けボビンの高さを上がる必要がない。従って本実施形態においても高さ方向のファイバねじれはほぼ発生しない。
(他の実施形態)
巻き付け部501、502、801に、一般的な巻尺と同様のストッパ機能を付ければ、送信側はL1〜L2の範囲内、受信側はL3〜L4の範囲内でファイバをストップさせることができる。
また上述の実施形態では巻き付け部は円形であるが、楕円形、陸上のトラック状(2つの直線を半円で結合した形状)等でもよい。
101、102 波長可変光源
150 筐体
201 光変調器
202 光受信器
301 ディジタル信号処理IC
302 制御IC
303 光変調器駆動IC
401、402 光ファイバ
501、502、 巻き付け部
601、602 巻き付け軸
701、702 光ファイバ収容ボビン
801 巻き付け部

Claims (3)

  1. 送信用光ファイバの余長部分を巻きつけて前記送信用光ファイバの長さを調節する第1の巻き付け部、及び、受信用ファイバの余長部分を巻きつけて前記受信用ファイバの長さを調節する第2の巻き付け部を備え、前記第1の巻き付け部と前記第2の巻き付け部は光トランシーバ内の同一平面上に設置されていることを特徴とする光トランシーバ。
  2. 送信用光ファイバの余長部分及び受信用ファイバの余長部分を巻きつけて前記送信用光ファイバの長さを調節する第3の巻き付け部が設置されていることを特徴とする光トランシーバ。
  3. 前記第1、第2、第3の巻き付け部は、前記送信用または前記受信用光ファイバを巻き付ける巻き付け軸、前記巻付け軸の上面に形成された光ファイバ収容ボビンを備える請求項1または2に記載の光トランシーバ。
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