JP2018146201A - 冷蔵庫 - Google Patents

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洋一 阿比留
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D27/00Lighting arrangements

Abstract

【課題】庫内照明の機能を品質低下させることなく高めた冷蔵庫の提供。
【解決手段】冷蔵庫本体1の貯蔵室3、4の側壁面に照明ユニット8を設け、この照明ユニットのカバー14は貯蔵室の開口前端面まで廻り込む前面カバー部14aを設けるとともに、冷蔵庫本体側の台座11に係合させる係合リブ15をカバーの側面カバー部14bに設けてある。そして、上記係合リブを台座へ係合させることによりカバーの前面カバー部14aを貯蔵室の開口前端面側に引き込む構成としてある。これにより扉を開いたときに貯蔵庫内だけでなく貯蔵室の開口前端面まで明るくすることができるとともに、前面カバー部の浮きや斑紋発生を防止でき、品質低下させることなく庫内照明の機能を高めることができる。
【選択図】図8

Description

本発明は冷蔵庫に関し、特にその庫内照明構成に関するものである。
一般に冷蔵庫は扉を開けたとき貯蔵室内の視認性を向上させるために庫内照明が設けてある(例えば、特許文献1参照)。
図11は上記特許文献1に記載された冷蔵庫を示し、101は冷蔵庫本体、102は冷蔵庫本体1内に設けた貯蔵室、103は上記貯蔵室102を開閉する扉、104は前記扉103を開けたとき点灯して貯蔵室102内を照らす照明ユニットで、貯蔵室102の両側壁前端部分に縦接してある。
上記照明ユニット104は図12に示すように貯蔵室102側壁のスリット開口105にLED付照明基板を保持した台座106を埋め込み、この台座106に光透過性のカバー107を装着して構成してある。
特許第5521001号公報
上記特許文献1に記載の冷蔵庫は、扉103を開けると照明ユニット104が点灯するので貯蔵室102内の視認性が向上し、使い勝手が良くなる。
しかしながら、この照明ユニット104は、貯蔵室102内を照らすという庫内照明のみの機能しか持たない。
そこで出願人は上記照明ユニットのカバーを、貯蔵室の開口の周囲に位置する前端面まで廻り込ませる形にして、扉を開けたとき、貯蔵室の開口の周囲の前面部分まで明るくすることを試みた。
このように照明ユニットのカバーを貯蔵室の前端面まで廻り込ませると、扉を開けたときの貯蔵室の開口の前面部分を明るくすることができ、冷蔵庫のイメージを大きく変えることができる。しかも、貯蔵室の開口の前面部分が明るくなることによって冷蔵庫の設置場所付近を明るくすることができ、部屋の照明を消したまま食品の出し入れをしようとしたときの利便性が向上する等、実用的な面でも効果がある。
ところが、上記のように構成した照明を実現するためには、例えば、カバーの前端面に廻り込む部分に、台座等に圧入固定するための係合リブを設ける必要がある。しかし、カバーの前端面に廻り込む部分に、係合リブを設けると、カバーを前面側からみたときに、係合リブの根元部分が他の部分に比べて部分的に暗くなり、斑紋が生じて意匠性が悪くなってしまう。
この問題を解決するためには係合リブをカバーの側面部分に設けて側面部分を台座に取付けるようにすればよい。しかしながら、このような構成、すなわち、カバーの側面部分を台座に固定する構成にすると、貯蔵室の前端面に廻り込ませた部分が貯蔵室の前端面か
ら浮いたりして、品質がばらつくという、という課題が生じてしまう。
本発明はこのような点に鑑みなしたもので、貯蔵室の前端面に廻り込む部分のカバーの浮きによる品質バラツキを解消して、庫内照明の機能を高めた冷蔵庫を提供することを目的としたものである。
本発明は上記目的を達成するため、開口を有する貯蔵室を形成する内箱と、冷蔵庫本体の外郭を形成する外箱と、照明ユニットとを備え、前記内箱は、前記貯蔵室の開口の周囲に設けられた前端面と、前記貯蔵室の側壁面に設けられた開口部とを有し、前記照明ユニットは、前記開口部の外箱側に設けた台座と、前記台座に設けた照明基板と、カバーとを有し、前記カバーは、前記開口部を覆う側面カバー部と、前記前端面まで廻り込む前面カバー部と、前記カバーを前記台座に係合させるための係合リブとを有し、前記係合リブは、前記前面カバー部と反対方向に傾斜させて、前記側面カバー部に設けた構成としてある。
これにより、照明ユニットを覆うカバーの前面カバー部は、貯蔵室の前端面に圧接され、前端面から浮くことを抑制できる。また、カバーを取り付ける係合リブは側面カバー部に設けているので、前面カバー部に係合リブを設けた場合のような係合リブによる斑紋も防止できる。よって、前面カバー部の浮きや係合リブによる斑紋の課題を解消しつつ貯蔵室の前端面までを明るくして冷蔵庫のイメージを一新し、かつ、利便性を高めることができる。
本発明は、上記構成によって、品質バラツキの問題を解消して庫内照明の機能を高めた冷蔵庫を提供することができる。
本発明の実施の形態1における冷蔵庫の外観斜視図 同冷蔵庫の半裁斜視図 同冷蔵庫の扉を開けて底面側から見た斜視図断面図 同冷蔵庫の扉の斜視図 同冷蔵庫の壁面ユニットを貯蔵室側から見た分解斜視図 同冷蔵庫の内箱の斜視図 同冷蔵庫の内箱側面に設けた庫内照明の斜視図 図7のA−A断面図 同冷蔵庫の天井面に設けた庫内照明の半裁斜視図 同冷蔵庫の天井面に設けた庫内照明の拡大断面図 従来の冷蔵庫を示す斜視図 同従来の冷蔵庫の内箱を示す斜視図
第1の発明は、開口を有する貯蔵室を形成する内箱と、冷蔵庫本体の外郭を形成する外箱と、照明ユニットとを備え、前記内箱は、前記貯蔵室の開口の周囲に設けられた前端面と、前記貯蔵室の側壁面に設けられた開口部とを有し、前記照明ユニットは、前記開口部の外箱側に設けた台座と、前記台座に設けた照明基板と、カバーとを有し、前記カバーは、前記開口部を覆う側面カバー部と、前記前端面まで廻り込む前面カバー部と、前記カバーを前記台座に係合させるための係合リブとを有し、前記係合リブは、前記前面カバー部と反対方向に傾斜させて、前記側面カバー部に設けた構成としてある。
これにより、照明ユニットを覆うカバーの前面カバー部は、貯蔵室の前端面に圧接され、前端面から浮くことを抑制できる。また、カバーを取り付ける係合リブは側面カバー部に設けているので前面カバー部に係合リブを設けた場合のような係合リブによる斑紋も防止できる。よって、前面カバー部の浮きや係合リブによる斑紋の課題を解消しつつ貯蔵室の前端面までを明るくすることができ、冷蔵庫のイメージを一新する等のことができる。
第2の発明は、第1の発明において、前記内箱は、前記貯蔵室の開口側の側壁面に、前記貯蔵室の開口側に向って広がる傾斜面を有し、前記照明基板からの光を、前記傾斜面と前記側面カバー部との間を通して、前記前面カバー部に照射可能とした構成としてある。
これにより、貯蔵室の開口側の壁面を傾斜させるという簡単な構成によって、貯蔵室の前端面に廻り込んだカバーの前面カバー部を明るくすることができる。このため、構成の簡素化を図って、貯蔵室の開口の周囲の前面部分まで明るくする冷蔵庫を、安価に提供することができる。
第3の発明は、第1または第2の発明において、前記貯蔵室は、複数の貯蔵室に区画され、前記照明基板は前記複数の貯蔵室のそれぞれに設けられ、前記台座は、前記複数の貯蔵室に跨って設けられる。
これにより、貯蔵室ごとに対応する照明基板は長尺の台座を一本取付けるだけで組み込むことができ、生産性を向上させることができる。
第4の発明は、第3の発明において、前記カバーは、前記複数の貯蔵室に跨って設けられる。
これにより、カバーの取付けについても、長尺のカバーを一本取付けるだけで済むので生産性を向上させることができる。また、前面カバー部も連続的なものとなるので、意匠的にも優れる。
以下、本発明の実施の形態について、システムキッチンに組み込んで使用されるワイン保存用の冷蔵庫を例にして図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
まず図1〜図5を用いて冷蔵庫の全体構成を説明する。
図1は本発明の実施の形態1における冷蔵庫の外観斜視図、図2は同冷蔵庫の半裁斜視図、図3は同冷蔵庫の扉を開けて底面側から見た斜視図断面図、図4は同冷蔵庫の扉の斜視図、図5は同冷蔵庫の壁面ユニットを貯蔵室側から見た分解斜視図である。
図1〜図5において、本実施の形態の冷蔵庫は、冷蔵庫本体1内に簡易な仕切板2を設けて上下二つの貯蔵室3、4が区画形成してあり、更にこの各貯蔵室3、4内にはワインボトル等を載せる棚5が設置してある。
上記冷蔵庫本体1は、図2に示すように、前方を開口する金属製(例えば鉄板)の外箱6と、硬質樹脂製(例えばABS製)の内箱7と、これら外箱6と内箱7との間に発泡充填した硬質ウレタン等の発泡断熱材(図示せず)とで構成してある。
そして、上記冷蔵庫本体1の開口両側部及び天井面開口部分には、図3に示すように貯蔵室3,4内を照射する照明ユニット8、9が設けてある。この照明ユニット8、9の構
成については後述する。
また、前記冷蔵庫本体1の各貯蔵室3、4の前面は、回動自在な扉20によって開閉可能としてある。上記扉20は、図4に示すように、この例ではアルゴンガス等の断熱性ガスを封入した三重のガラス板ユニット等からなる中央板21を有し、断熱扉として作用しつつ貯蔵室3,4内を外部から目視できるようにしてある。なお、上記扉20には把手22が設けてある。
さらに、前記扉20の上部略中央には前記各貯蔵室3、4の温度の設定と表示を行う操作表示部23が設けてある。この操作表示部23は扉20の前面側からタッチすることによって操作でき、表示内容は前方から視認できるようになっている。
また、上記冷蔵庫本体1の背面には冷却室25が設けてあり、冷却器26と冷却ファン27が設置してある。冷却器26は冷蔵庫本体1下部の機械室28に組み込んだ圧縮機29で圧縮した冷媒の蒸発により冷却室25内で冷気を生成する。また、冷却ファン27は、上記冷却室25で生成した冷気を前記各貯蔵室3、4に供給し、その後冷却室25に回収して再び各貯蔵室3、4へと循環させる。
そして、図5に示すように上記各貯蔵室3、4に冷気を供給する第1吹出風路47、第2吹出風路48は、冷蔵庫本体1内に貯蔵室3、4を形成する壁面ユニット30を利用してその内部に形成してある。すなわち、壁面ユニット30は、冷却室側壁面板32と貯蔵室側壁面板31を組み合わせて構成してあり、その内面に設けた風路形成用リブ45、46によって前記第1吹出風路47、第2吹出風路48が形成してある。
なお、図中、36は冷却ファン27からの冷気を開閉制御するダンパ装置、43、44はダンパ装置36からの冷気を前記第1吹出風路47、第2吹出風路48へと案内する第1透孔及び第2透孔、51a、51bは冷気の吹出し口、52a、52bは冷気の戻り口である。また、冷却ファン27は多翼ファン27aとこれを覆うファンガイド42からなり、ファンガイド42は前記ダンパ装置36を一体に覆っている。
次に図6〜図10を用いて照明ユニット8、9の構成を説明する。
図6は冷蔵庫の内箱の斜視図、図7は同冷蔵庫の内箱側面に設けた庫内照明の斜視図、図8は図7のA−A断面図、図9は同冷蔵庫の天井面に設けた庫内照明の半裁斜視図、図10は同冷蔵庫の天井面に設けた庫内照明の拡大断面図である。
まず、冷蔵庫本体1の開口両側部に設けた照明ユニット8について図6〜図8を用い説明する。
冷蔵庫本体1の内箱7の側壁面のうち、開口側の部分、すなわち各貯蔵室3、4の開口側壁面には、図8の仮想線Yで示すように、前方に向って広がる傾斜面17が設けられている。傾斜面17には、図6に示すように上下方向に細長いスリット状の開口部10が設けてある。
一方、上記開口部10に組み込む照明ユニット8は、上記貯蔵室3、4の開口部10の裏面側(発泡断熱材側)に位置する台座11と、この台座11に装着した照明基板12と、LED13の前面を覆うカバー14とを備えている。照明基板12は、上下方向に列設した複数の発光体、例えば、LED13を備えている。なお、照明基板12が備える発光体は、LEDでなくてもよく、電球であってもよい。
台座11は貯蔵室3、4の各開口部10、10に跨る長さとしてあり、各開口部10、10の裏面側に位置して当該各開口部10、10を塞いでいる。そして、上記台座11には複数のカバー装着用の複数の保持穴16が上下方向に所定の間隔で、列設してある。
また、カバー14は、断面略L字状の透光性を有する樹脂部品である。カバー14は、前面カバー部14aと側面カバー部14bとを備えている。前面カバー部14aは、内箱7の前端面7aまで回り込んで、前端面7aを覆う。側面カバー部14bは、各貯蔵室3、4の開口側壁面を覆う。側面カバー部14bは、傾斜面17の主要部を覆うことが望ましい。
前記貯蔵室3、4の開口側壁面が傾斜面17となっていることにより、内箱7とカバー14との間に空間部18が形成される。LED13からの光は、空間部18を介して、前面カバー部14aに照射可能となる。
また、上記カバー14の背面側には前記台座11に取付けるための複数の係合リブ15が列設してある。この係合リブ15は特に側面カバー部14bの背面側に設けてある。そして、カバー14は上記係合リブ15を照明基板12の前方側から前記台座11の保持穴16に嵌め込むことによって台座11に取り付けてある。つまり、台座11とカバー14とで、内箱7の開口部10の縁を挟み込んでいる。
また、上記カバー14の係合リブ15は、その先端部が、貯蔵室3,4の奥方向に向かって傾斜するように設けてある。言い換えると、係合リブ15は、前端面7a側とは反対側に傾斜させて設けてある。係合リブ15は、台座11の保持穴16へ嵌合することによって、図8の矢印Zで示すように、前面カバー部14aを貯蔵室3、4の前端面7a側に向って引き込むようにしてある。
なお、上記カバー14も台座11と同様各貯蔵室3、4の開口部10、10を連続的に覆う長さとしてある。
次に冷蔵庫本体1の天井面開口部分に設けた照明ユニット9について図9、図10を用い説明する。
内箱7の天井面の前端部分には、前方を開放した凹部9aが設けてある。凹部9aの下面は、台座板体91によって覆われている。凹部9aの前面は、前板96によって覆われている。
照明ユニット9は、図10に示すように、台座板体91に設けられている。照明ユニット9は、前記台座板体91の凹所91aに組み込んだ照明基板92と、前記照明基板92の前方を覆う如く前記凹所91aに装着したカバー94とを備えている。照明基板92は、冷蔵庫本体の幅方向に列設した複数のLED93を備えている。
台座板体91は、天井壁面を構成する如く幅広に形成されている。台座板体91は、略水平な面である前面側部と、貯蔵室3、4の奥方向にいくにしたがって、上方に向かうように傾斜する背面側部とを備えている。凹所91aは、背面側部に設けられている。このため、照明ユニット9も、貯蔵室3、4の奥方向を照らすように傾斜して、設けられている。
上記台座板体91と前板96とは、貯蔵室3、4の前面部で接している。前板96、凹部9aの壁面、台座板体91で囲まれる空間には発泡スチロール等の断熱材97が装着してある。前板96は、左右両端部をビス98によって冷蔵庫本体1の外箱6に取り付け固
定してある。つまり、ビス98を外せば、前板96と台座板体91、および、断熱材97は、冷蔵庫本体1から取り外し可能である。
以上のように構成した冷蔵庫において、以下その照明ユニットの作用効果について説明する。
まず、冷蔵庫本体1の側面に設けた照明ユニット8についてその作用効果を説明する。
この冷蔵庫本体1の側面に設けた照明ユニット8は、そのカバー14に冷蔵庫本体1の開口前端面まで廻り込む前面カバー部14aが設けてあるので、扉20を開けてLED13が点灯すると、前面カバー部14aが明るく光る。したがって、前面カバー部14a、すなわち冷蔵庫本体1の前端面7aが帯状に明るくなり、冷蔵庫に新しいイメージを与えることができる。また、冷蔵庫の設置場所付近を明るくすることができ、食品を出し入れする際の利便性が向上する。
ここで、上記カバー14は係合リブ15によって台座11に取付けてあるが、上記係合リブ15はカバー14の側面カバー部14bに設けてあるので、前面カバー部14aは当該前面カバー部14aに係合リブ15を設けた場合のような斑紋が生じることが無く、その全域がほぼ均一に明るくなる。
また、上記係合リブ15は傾斜させて設けてあるので、台座11の保持穴16に嵌合することにより前面カバー部14aを貯蔵室3、4の開口前端面側に向って引き込む。したがって、係合リブ15を側面カバー部14bに設けていても、前面カバー部14aは内箱7の前端面7aに圧接するようになる。よって、前面カバー部14aが内箱7の前端面7aから浮くことを抑制できる。このため、品質バラツキを大幅に低減し、かつ、歩留まりを向上させてコストダウンを図ることもできる。
つまり、前面カバー部14aの浮きや係合リブ15による斑紋の課題を解消しつつ安価に貯蔵室3、4の開口の周囲に位置する前端面を明るくすることができ、冷蔵庫のイメージを一新し、かつ、利便性を高めることができる。
また、本実施の形態では、前記貯蔵室3、4の開口側壁面は前方に向って広がる傾斜面17を備えている。そして、傾斜面17と側面カバー部14bとの間にLED13からの光を前方へ照射可能な空間部18が形成される。したがって、貯蔵室3、4の開口側壁面を階段状にするなどの複雑な構成としてその間口を広げるようなことをしなくてもよく、内箱成型が容易になり、安価に提供することができる。
更に、上記台座11は各貯蔵室3、4に跨る長さとして、上側貯蔵室3用の照明基板12と、下側貯蔵室4用の照明基板12をともに保持させてある。つまり、この台座11を取り付けるだけで複数の照明基板12を組み込むことができる。すなわち、組立工数を削減して生産性を向上させることができる。
また、カバー14は、係合リブ15を台座11の保持穴16に嵌め込むというだけの作業で取り付けることができ、その生産性は更に高いものとなる。
また、カバー14は台座11と同様に、貯蔵室3、4の上下方向の略全長に亘る長さとしているので、各照明基板12それぞれに対応させて設ける場合に比べて、冷蔵庫本体1への取り付け工数を大幅に低減することができる。
しかも、前面カバー部14aも連続するので意匠的にも優れたものとすることができる
。特にこの前面カバー部14aは扉20を開けると光るので、この光も連続的なものとなり、意匠的に更に優れたものとすることができる。
このようにこの冷蔵庫は、前面カバー部14aの浮きや係合リブ15による斑紋の課題を解消し、扉20を開いたとき貯蔵室3、4の前端面を明るくすることができ、冷蔵庫のイメージを一新し、かつ、利便性を高めることができる。
次に、冷蔵庫本体1の天井面に設けた照明ユニット9の作用効果について説明する。この天井面に設けた照明ユニット9は、内箱7の天井面の前端部分の凹部9aに設置してあるから、庫内を明るくすることができる。
また、照明ユニット9が設けられた台座板体91は、連接された前板96とともに、ビス98を外すことで、簡単に冷蔵庫本体1から取り外せる。このため、凹部9aから、前板96と台座板体91、および、断熱材97を取り外して、当該凹部9aに、他の機能を有する部品、例えば前面側から操作可能な操作部表示部等を設けることができる。すなわち、冷蔵庫本体1の内箱7を共用化して異なる機能を持つ冷蔵庫とすることができる。したがって、一つの内箱で冷蔵庫の多機能化を推進することができる。又、台座板体91は幅広形状として天井壁面を兼ねているので、構成の簡素化を図ることができ、安価に提供することができる。
以上、本発明に係る冷蔵庫について、上記実施の形態を用いて説明してきたが、本発明は、これに限定されるものではなく、本発明の目的を達成する範囲内で種々変更可能であることは言うまでもない。
例えばこの実施の形態の冷蔵庫はシステムキッチン等にビルトインされて使用されるワイン保存用の冷蔵庫としたが、ビルトインされることなく使用される冷蔵庫であってもよく、またワイン保存に適した冷蔵庫ではなく、食材を冷却保存する普通の冷蔵庫であってもよいものである。
また、この実施の形態では貯蔵室が二つの場合を例示したが、貯蔵室は二つ以上であってそのそれぞれの温度帯を異なるものとしてもよいものである。
以上のように、今回開示した実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。つまり、本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
以上のように本発明は、品質低下させることなく庫内照明の機能を高めた冷蔵庫を提供することができる。よって、一般、業務用を問わず各種冷蔵庫に幅広く適用することができる。
1 冷蔵庫本体
2 仕切板
3 貯蔵室(上側貯蔵室)
4 貯蔵室(下側貯蔵室)
6 外箱
7 内箱
7a 前端面
8 照明ユニット
9 照明ユニット
10 開口部
11 台座
12、92 照明基板
13、93 LED
14、94 カバー
14a 前面カバー部
14b 側面カバー部
15 係合リブ
16 保持穴
17 傾斜面
18 空間部
20 扉
91 台座板体
96 前板
97 断熱材

Claims (4)

  1. 開口を有する貯蔵室を形成する内箱と、冷蔵庫本体の外郭を形成する外箱と、照明ユニットとを備え、前記内箱は、前記貯蔵室の開口の周囲に設けられた前端面と、前記貯蔵室の側壁面に設けられた開口部とを有し、前記照明ユニットは、前記開口部の外箱側に設けた台座と、前記台座に設けた照明基板と、カバーとを有し、前記カバーは、前記開口部を覆う側面カバー部と、前記前端面まで廻り込む前面カバー部と、前記カバーを前記台座に係合させるための係合リブとを有し、前記係合リブは、前記前面カバー部と反対方向に傾斜させて、前記側面カバー部に設けた冷蔵庫。
  2. 前記内箱は、前記貯蔵室の開口側の側壁面に、前記貯蔵室の開口側に向って広がる傾斜面を有し、前記照明基板からの光を、前記傾斜面と前記側面カバー部との間を通して、前記前面カバー部に照射可能とした請求項1に記載の冷蔵庫。
  3. 前記貯蔵室は、複数の貯蔵室に区画され、前記照明基板は前記複数の貯蔵室のそれぞれに設けられ、前記台座は、前記複数の貯蔵室に跨って設けられる請求項1または2に記載の冷蔵庫。
  4. 前記カバーは、前記複数の貯蔵室に跨って設けられる請求項1〜3のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
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