JP2018144731A - 飛行装置 - Google Patents

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祥平 藤井
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覚 吉川
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雅尊 平井
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Abstract

【課題】異常の発見を自動化することにより、目視を必要とすることなく異常の早期発見が図られる飛行装置を提供する。【解決手段】飛行装置10は、基体11、複数のスラスタ14〜17、作動取得部および確認部を備える。スラスタ14〜17は、基体11に設けられ、推進力を発生する。作動取得部は、基体11が離陸しない推力でスラスタ14〜17を駆動して、スラスタ14〜17の各モータ21の回転数と、各モータ21に流れる電流や励起される電圧とを作動状態として取得する。確認部は、作動取得部で取得したスラスタ14〜17の作動状態に基づいて、スラスタ14〜17が正常に作動しているか否かを確認する。【選択図】図1

Description

本発明は、飛行装置に関する。
近年、いわゆるドローンと称される飛行装置の普及が進んでいる。このような飛行装置は、推進力を発生する駆動系に異常が生じると、飛行の継続が困難になる。そのため、駆動系の異常は早期に発見することが求められる。例えば、特許文献1では、飛行装置に設けられているカメラを用いて駆動系の異常を発見している。具体的には、特許文献1の場合、飛行装置の駆動系は、撮影用に飛行装置に設けられているカメラで撮影される。撮影された飛行装置の駆動系の画像は、飛行装置を操縦する操縦者が視認可能な表示装置に表示される。操縦者は、この表示装置に表示された画像から駆動系を視覚的に確認する。
しかしながら、特許文献1の場合、表示装置に表示された画像を確認するのは操縦者である。そのため、操縦者が表示された画像から駆動系の異常を視認できない場合、飛行装置の異常の発見が遅れるという問題がある。
特開2002−2293298号公報
そこで、本発明の目的は、異常の発見を自動化することにより、目視を必要とすることなく異常の早期発見が図られる飛行装置を提供することにある。
請求項1記載の発明では、作動取得部は、基体が離陸しない程度の推力でスラスタを駆動し、スラスタの作動状態を取得する。確認部は、この取得したスラスタの作動状態に基づいて、スラスタが正常に作動しているか否かを確認する。このように、確認部は、スラスタの作動状態を取得することにより、スラスタに生じている異常の有無を自動的に発見する。したがって、目視を必要とすることなくスラスタの異常を早期に発見することができる。
第1実施形態による飛行装置をヨー軸方向の上方から見た模式図 図1の矢印II方向から見た模式図 第1実施形態による飛行装置におけるピッチ変更機構部の一例を示す模式的な斜視図 第1実施形態による飛行装置のプロペラを示す断面図 第1実施形態による飛行装置のプロペラを示す断面図 第1実施形態による飛行装置の構成を示すブロック図 モータの異常の有無によって供給される電流の相違を示す概略図 第2実施形態による飛行装置の構成を示すブロック図 モータの異常の有無によって誘起される各相の相電圧の相違を示す概略図
以下、飛行装置の複数の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、複数の実施形態において実質的に同一の構成部位には同一の符号を付し、説明を省略する。
(第1実施形態)
図1および図2に示すように第1実施形態による飛行装置10は、基体11を備えている。基体11は、本体12および腕部13を有している。本体12は、基体11の重心位置に設けられている。腕部13は、この本体12から外側に突出している。第1実施形態の場合、基体11は、本体12の周方向へ等間隔に4本の腕部13を有している。腕部13の本数は、2本以上であれば、4本に限らず任意に設定することができる。
飛行装置10は、スラスタ14、スラスタ15、スラスタ16およびスラスタ17を備えている。スラスタ14〜17は、いずれも腕部13の本体12と反対側の端部に設けられている。これらのスラスタ14〜17は、いずれもモータ21、駆動軸部材22、プロペラ23およびピッチ変更機構部30を有している。モータ21は、プロペラ23を駆動する回転力を発生する。駆動軸部材22は、モータ21の図示しない回転子と一体に接続されている。これにより、モータ21の回転は、駆動軸部材22を通してプロペラ23に伝達される。スラスタ14〜17は、モータ21の駆動力によってプロペラ23が回転することにより推進力を発生する。
ピッチ変更機構部30の一例を図3に基づいて説明する。なお、図3に示すピッチ変更機構部30は、スラスタ15に設けた一例であり、プロペラ23のピッチを変更可能な構成であって、飛行装置10のスラスタ14〜17に適用可能な構成であればこの例に限らない。ピッチ変更機構部30は、サーボモータ31、レバー部材32、リンク部材33および変更部材34を有している。サーボモータ31の回転は、レバー部材32、リンク部材33および変更部材34を通してプロペラ23に伝達される。このとき、サーボモータ31の回転は、レバー部材32、リンク部材33および変更部材34を経由することにより、駆動軸部材22と垂直なプロペラ軸Pを中心とするプロペラ23の回転に変換される。すなわち、サーボモータ31が回転すると、駆動軸部材22の先端に設けられたプロペラ23は、プロペラ軸Pを中心に回転する。これにより、プロペラ23は、図4に示す上昇時の推力を発生するピッチ角θ1と、図5に示す下降時の推力を発生するピッチ角θ2との間で変化する。このプロペラ23のピッチ角θ1とピッチ角θ2との中間の位置は、プロペラ23が回転しても推進力が発生しない中立位置となる。プロペラ23のピッチがピッチ角θ2からピッチ角θ1へ向けて変化するとき、プロペラ23のピッチは上昇方向の推進力が増加するプラス側へ変化する。一方、プロペラ23のピッチがピッチ角θ1からピッチ角θ2へ向けて変化するとき、プロペラ23のピッチは上昇方向の推進力が減少するマイナス側へ変化することになる。プロペラ23のピッチの変化量は、サーボモータ31の回転角度に対応する。
図2に示すように飛行装置10は、制御ユニット40を備えている。制御ユニット40は、本体12の内部に収容され、バッテリ41と接続している。バッテリ41は、制御ユニット40とともに本体12に収容されている。制御ユニット40は、図6に示すように演算部42を有している。演算部42は、CPU、ROMおよびRAMを有するマイクロコンピュータで構成されており、飛行装置10の全体を制御する。演算部42は、ROMに記憶されているコンピュータプログラムを実行することにより、姿勢検出部43、姿勢制御部44、作動取得部45、確認部46および飛行制限部47をソフトウェア的に実現している。なお、姿勢検出部43、姿勢制御部44、作動取得部45、確認部46および飛行制限部47は、いずれもハードウェア的、またはソフトウェアとハードウェアとの協働によって実現してもよい。
姿勢検出部43は、加速度センサ51、角速度センサ52、地磁気センサ53、高度センサ54およびGPSセンサ55などと接続している。加速度センサ51は、ロール軸に相当するx軸、ピッチ軸に相当するy軸、およびヨー軸に相当するz軸の三次元の各方向において基体11に加わる加速度を検出し、姿勢検出部43へ出力する。角速度センサ52は、三次元の各方向において基体11に加わる角速度を検出し、姿勢検出部43へ出力する。地磁気センサ53は、地磁気を検出し、姿勢検出部43へ出力する。高度センサ54は、基体11の高度を検出し、姿勢検出部43へ出力する。GPSセンサ55は、GPS(Global Positioning System)信号を受信し、姿勢検出部43へ出力する。姿勢検出部43は、これらの各センサから出力された信号に基づいて基体11の姿勢、飛行位置、飛行方向、飛行速度および飛行高度などを検出する。
制御ユニット40は、スラスタ14〜17のモータ21およびサーボモータ31と接続している。姿勢制御部44は、スラスタ14〜17のモータ21へ供給する電流や信号を制御するとともに、ピッチ変更機構部30のサーボモータ31を駆動する。これにより、姿勢制御部44は、スラスタ14〜17から発生する推進力を制御する。また、姿勢制御部44は、姿勢検出部43で検出した基体11の姿勢、飛行方向、飛行速度および飛行高度などに基づいてスラスタ14〜17から発生する推進力を制御することにより、基体11の飛行を制御する。
作動取得部45は、電流取得部57および回転数取得部56を有している。作動取得部45は、基体11が離陸しない程度の推力でスラスタ14〜17を駆動するとき、スラスタ14〜17の作動状態を取得する。具体的には、作動取得部45は、回転数取得部56においてスラスタ14〜17の各モータ21の回転数を取得し、電流取得部57においてスラスタ14〜17の各モータ21へ供給される電流を取得する。
確認部46は、作動取得部45で取得したスラスタ14〜17の作動状態に基づいて、スラスタ14〜17が正常に作動しているか否かを確認する。具体的には、確認部46は、回転数取得部56で取得したモータ21の回転数、および電流取得部57で取得したモータ21へ供給される電流の関係に基づいて、スラスタ14〜17の作動を確認する。より具体的には、確認部46は、複数のスラスタ14〜17のすべてに対して、モータ21の回転数およびプロペラ23のピッチを同一に設定する同一設定信号を出力する。このとき、4つのスラスタ14〜17は、いずれもモータ21の回転数とプロペラ23のピッチとがすべて同一に設定される。そして、確認部46は、同一設定信号を出力しているとき、すべてのスラスタ14〜17のモータ21へ供給される電流を電流取得部57から取得する。確認部46は、4つのスラスタ14〜17のモータ21から取得した電流を用いて、この電流のばらつきが設定値よりも大きいとき、4つのスラスタ14〜17のいずれかに異常があると判断する。設定値は、モータ21に想定される個体差を考慮して任意に設定される。第1実施形態の場合、確認部46は、4つのスラスタ14〜17を、スラスタ14、スラスタ15、スラスタ16、スラスタ17の順に1つずつ駆動する。すなわち、確認部46は、4つのスラスタ14〜17を同時に駆動するのではなく、順に駆動することにより、各スラスタ14〜17のモータ21へ供給される電流を取得する。
飛行制限部47は、確認部46において電流のばらつきが設定値よりも大きく、スラスタ14〜17の異常が判断されたとき、飛行装置10の飛行を制限する。飛行制限部47は、例えばスラスタ14〜17への通電を停止したり、プロペラ23のピッチを中立に維持することにより、基体11の離陸および飛行を制限する。
上述のように、同一設定信号を出力しているとき、4つのスラスタ14〜17はモータ21の回転数およびプロペラ23のピッチがすべて同一に設定される。但し、同一設定信号が出力されているとき、モータ21の回転数およびプロペラ23のピッチは、基体11が離陸しない程度の推進力となるように設定されている。このように4つのスラスタ14〜17においてモータ21の回転数およびプロペラ23のピッチが同一に設定されているとき、各モータ21に供給される電流もほぼ均一になる。しかし、4つのスラスタ14〜17のモータ21のうちのいずれかに異常があるとき、同一設定信号で各モータ21の回転数およびプロペラ23のピッチを同一に設定しても、各モータ21へ供給される電流にばらつきが生じる。
飛行装置10は、重力に打ち勝って飛行するという条件からスラスタ14〜17のモータ21に大きな負荷が加わる。モータ21に加わる大きな負荷は、モータ21の温度の上昇や配線の劣化を招くおそれがある。モータ21の温度の上昇は、モータ21に用いられている永久磁石が発生する磁力の低下を招く。モータ21の磁力が低下すると、同一の回転数を維持するためには、モータ21へ供給する電流を増加させる必要がある。さらに、モータ21へ供給される電流が増加すると、モータ21の配線やバッテリ41などに与える影響も大きくなる。
例えば図7に示すように、異常が生じているモータ21に供給される電流は、正常なモータ21に供給される電流よりも大きくなる。また、モータ21に機械的な異常がある場合も、回転数を維持するために電流が極端に増加したり減少したりする。そこで、確認部46は、4つのスラスタ14〜17のモータ21の相互間において、供給される電流のばらつきが設定値より大きいとき、4つのスラスタ14〜17のうちいずれかに異常があると判断する。
第1実施形態では、作動取得部45は、基体11が離陸しない程度の推力ですべてのスラスタ14〜17において、同一の回転数かつプロペラ23を同一のピッチで駆動する。そして、作動取得部45は、この同一の回転数かつ同一のプロペラ23のピッチのとき、すべてのスラスタ14〜17のモータ21から供給される電流をスラスタ14〜17の作動状態として取得する。確認部46は、このモータ21へ供給される電流に基づいて、すべてのスラスタ14〜17が正常に作動しているか否かを確認する。すなわち、モータ21に供給される電流のばらつきがモータ21の相互間で設定値よりも大きいとき、確認部46はスラスタ14〜17のいずれかに異常が生じていると判断する。このように、確認部46は、スラスタ14〜17の作動状態を取得することにより、スラスタ14〜17に生じている異常の有無を自動的に発見する。したがって、目視を必要とすることなくスラスタ14〜17の異常を早期に発見することができる。
また、第1実施形態では、確認部46は、4つのスラスタ14〜17を同時に駆動することなく順に駆動しながらモータ21へ供給される電流を取得する。これにより、4つのスラスタ14〜17は、隣り合う他のスラスタ14〜17の影響を受けない。モータ21に供給される電流は、回転数によって影響を受ける。そのため、スラスタ14〜17のうち複数を同時に駆動すると、他のスラスタ14〜17が発生する風の影響によって検出の対象となるモータ21の回転数に差が生じ、検出するモータ21の電流に誤差が生じるおそれがある。この誤差は、スラスタ14〜17の異常の正確な検出の妨げになる。そこで、第1実施形態のように4つのスラスタ14〜17について順に駆動することにより、対象となるモータ21において検出される電流の精度が向上する。したがって、スラスタ14〜17の異常を精度よく検出することができる。
(第2実施形態)
第2実施形態の飛行装置について説明する。
第2実施形態による飛行装置10は、機械的な構成が第1実施形態と共通する。第2実施形態による飛行装置10は、図8に示すように作動取得部45として電圧取得部58を有している。作動取得部45は、回転数取得部56においてモータ21の回転数を取得し、電圧取得部58においてモータ21で誘起される相電圧を取得する。電圧取得部58は、スラスタ14〜17の各モータ21の各相、すなわちU−V相、V−W相、およびW−U相で誘起される電圧を取得する。確認部46は、回転数取得部56で取得したモータ21の回転数、および電圧取得部58で取得したモータ21で誘起される相電圧の関係に基づいて、スラスタ14〜17の作動を確認する。具体的には、確認部46は、複数のスラスタ14〜17のすべてに対して、モータ21の回転数およびプロペラ23のピッチを同一に設定する同一設定信号を出力する。このとき、4つのスラスタ14〜17は、いずれもモータ21の回転数とプロペラ23のピッチとがすべて同一に設定される。そして、確認部46は、同一設定信号を出力した後にその出力を停止したとき、すべてのスラスタ14〜17の各モータ21で誘起される相電圧を電圧取得部58から取得する。確認部46は、4つのスラスタ14〜17の各モータ21から取得した相電圧を用いて、この相電圧のばらつきが設定値よりも大きいとき、4つのスラスタ14〜17のいずれかに異常があると判断する。設定値は、モータ21に想定される個体差を考慮して任意に設定される。飛行制限部47は、確認部46において相電圧のばらつきが設定値よりも大きく、スラスタ14〜17の異常が判断されたとき、スラスタ14〜17の駆動を制限する。第2実施形態の場合も、第1実施形態と同様に4つのスラスタ14〜17は順に駆動される。
上述のように、同一設定信号を出力しているとき、4つのスラスタ14〜17はモータ21の回転数およびプロペラ23のピッチがすべて同一に設定される。このように4つのスラスタ14〜17においてモータ21の回転数およびプロペラ23のピッチが同一に設定されているとき、モータ21を停止すると、各モータ21で誘起されている相電圧もほぼ均一になる。しかし、4つのスラスタ14〜17のモータ21のうちのいずれかに異常があるとき、同一設定信号で各モータ21の回転数およびプロペラ23のピッチを同一に設定した後にモータ21を停止しても、各モータ21で誘起される相電圧にばらつきが生じる。
例えば図9に示すように、異常が生じているモータ21で誘起される相電圧は、正常なモータ21で誘起される電圧よりも低下する。また、モータ21に機械的な異常がある場合も、モータ21の停止時における相電圧は極端に減少したり増加したりする。そこで、確認部46は、モータ21の相互間において、誘起される相電圧のばらつきが設定値よりも大きいとき、4つのスラスタ14〜17のうちいずれかに異常があると判断する。
第2実施形態では、作動取得部45は、基体11が離陸しない程度の推力ですべてのスラスタ14〜17を同一の回転数かつ同一のプロペラ23のピッチで駆動する。そして、作動取得部45は、この同一の回転数かつ同一のプロペラ23のピッチでスラスタ14〜17を駆動した後にモータ21を停止したとき、スラスタ14〜17のモータ21で誘起される相電圧をスラスタ14〜17の作動状態として取得する。確認部46は、このモータ21で誘起される電圧に基づいて、すべてのスラスタ14〜17が正常に作動しているか否かを確認する。すなわち、モータ21で誘起される相電圧のばらつきがモータ21の相互間で設定値よりも大きいとき、確認部46はスラスタ14〜17のいずれかに異常が生じていると判断する。このように、確認部46は、スラスタ14〜17の作動状態を取得することにより、スラスタ14〜17に生じている異常の有無を自動的に発見する。したがって、目視を必要とすることなくスラスタ14〜17の異常を早期に発見することができる。
以上説明した本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の実施形態に適用可能である。
本開示は、実施例に準拠して記述されたが、本開示は当該実施例や構造に限定されるものではないと理解される。本開示は、様々な変形例や均等範囲内の変形をも包含する。加えて、様々な組み合わせや形態、さらには、それらに一要素のみ、それ以上、あるいはそれ以下、を含む他の組み合わせや形態をも、本開示の範疇や思想範囲に入るものである。
図面中、10は飛行装置、11は基体、14、15、16、17はスラスタ、21はモータ、23はプロペラ、30はピッチ変更機構部、45は作動取得部、46は確認部、56は回転数取得部、57は電流取得部、58は電圧取得部を示す。

Claims (6)

  1. 基体(11)と、
    前記基体(11)に設けられ、推進力を発生する複数のスラスタ(14〜17)と、
    前記基体(11)が離陸しない推力で前記スラスタ(14〜17)を駆動して、前記スラスタ(14〜17)の作動状態を取得する作動取得部(45)と、
    前記作動取得部(45)で取得した前記スラスタ(14〜17)の作動状態に基づいて、前記スラスタ(14〜17)が正常に作動しているか否かを確認する確認部(46)と、
    を備える飛行装置。
  2. 前記スラスタ(14〜17)は、プロペラ(23)を回転駆動するモータ(21)を有し、
    前記作動取得部(45)は、前記モータ(21)の回転数を取得する回転数取得部(56)、および前記モータ(21)へ供給される電流を取得する電流取得部(57)を有し、
    前記確認部(46)は、前記回転数取得部(56)で取得した前記モータ(21)の回転数と、前記電流取得部(57)で取得した前記モータ(21)へ供給される電流との関係から前記スラスタ(14〜17)の作動を確認する請求項1記載の飛行装置。
  3. 前記スラスタ(14〜17)は、前記プロペラ(23)のピッチを変更するピッチ変更機構部(30)を有し、
    前記確認部(46)は、複数の前記スラスタ(14〜17)のすべてに対して、前記モータ(21)の回転数および前記プロペラ(23)のピッチを同一に設定する同一設定信号を出力したとき、複数の前記スラスタ(14〜17)における前記モータ(21)のそれぞれについて前記電流取得部(57)で取得された電流のばらつきが予め設定された設定値より大きいとき、複数の前記スラスタ(14〜17)のいずれかに異常があると判定する請求項2記載の飛行装置。
  4. 前記スラスタ(14〜17)は、プロペラ(23)を回転駆動するモータ(21)を有し、
    前記作動取得部(45)は、前記モータ(21)の回転数を取得する回転数取得部(56)、および前記モータ(21)で誘起される相電圧を取得する電圧取得部(58)を有し、
    前記確認部(46)は、前記回転数取得部(56)で取得した前記モータ(21)の回転数と、前記電圧取得部(58)で取得した前記モータ(21)で誘起される電圧との関係から前記スラスタ(14〜17)の作動を確認する請求項1記載の飛行装置。
  5. 前記スラスタ(14〜17)は、前記プロペラ(23)のピッチを変更するピッチ変更機構部(30)を有し、
    前記確認部(46)は、複数の前記スラスタ(14〜17)のすべてに対して、前記モータ(21)の回転数および前記プロペラ(23)のピッチを同一に設定する同一設定信号を出力した後に出力を停止したとき、複数の前記スラスタ(14〜17)における前記モータ(21)のそれぞれについて前記電圧取得部(58)で取得された相電圧のばらつきが予め設定された設定値より大きいとき、複数の前記スラスタ(14〜17)のいずれかに異常があると判定する請求項4記載の飛行装置。
  6. 前記確認部(46)は、複数の前記スラスタ(14〜17)を1つずつ順に駆動して作動を確認する請求項1から5のいずれか一項記載の飛行装置。
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