JP2018143604A - 心腔内除細動カテーテル - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ガイドワイヤルーメンを有するチューブ部材10と、ハンドル20と、電極群31G,32Gと、リード線群41G,42Gと、電極コネクタ50と、ガイドワイヤコネクタ60と、操作用ワイヤ71,72とを備え、チューブ部材10の基端部102は、ハンドル20の先端から挿入されてハンドル20の内部に延在し、ハンドル20の基端部202から外部に延出され、チューブ部材10の基端にガイドワイヤコネクタ60が接続されて、ガイドワイヤルーメン10Lとガイドワイヤポート61とが連通しており、ハンドル20の内部におけるチューブ部材10の基端部には、操作用ワイヤの基端部を延出するための第1側孔と、リード線群の各々の基端部を延出するための第2側孔が形成されている。
【選択図】 図3
Description
同図において、315は、ルーメンを区画形成するフッ素樹脂層、316は、低硬度のナイロンエラストマーからなるインナー部、317は、高硬度のナイロンエラストマーからなるアウター部であり、318は、編組ブレードを形成するステンレス素線である。
図8に示すように、チューブ部材310の基端部は、ハンドル320の先端の開口から内部に挿入されており、これにより、チューブ部材310と、ハンドル320とが接続されている。
また、図8〜図10に示すように、ハンドル320の内部には、3本のリード線群(第1リード線群341G、第2リード線群342G、第3リード線群343G)の各々が挿通される3本の絶縁性チューブ(第1絶縁性チューブ326、第2絶縁性チューブ327、第3絶縁性チューブ328)が延在している。
第1ルーメン311に連結された第1絶縁性チューブ326は、ハンドル320の内部に延在する第1の保護チューブ361の内孔を通ってコネクタ350(ピン端子が配置された先端面350A)の近傍まで延びており、第1リード線群341Gの基端部をコネクタ350の近傍に案内する挿通路を形成している。
第1絶縁性チューブ326の基端開口から延び出した第1リード線群341Gは、これを構成する8本のリード線341にばらされ、これらリード線341の各々は、コネクタ350の先端面350Aに配置されたピン端子の各々にハンダにより接続固定されている。これにより、第1DC電極群を構成する電極を、第1リード線群341Gを構成する8本のリード線341およびコネクタ350(ピン端子351)を介して、直流電源装置における一方の極の端子に接続することができる。
第2ルーメン312に連結された第2絶縁性チューブ327は、ハンドル320の内部に延在する第2の保護チューブ362の内孔を通ってコネクタ350(ピン端子が配置された先端面350A)の近傍まで延びており、第2リード線群342Gの基端部をコネクタ350の近傍に案内する挿通路を形成している。
第2絶縁性チューブ327の基端開口から延び出した第2リード線群342Gは、これを構成する8本のリード線342にばらされ、これらリード線342の各々は、コネクタ350の先端面350Aに配置されたピン端子の各々にハンダにより接続固定されている。これにより、第2DC電極群を構成する電極を、第2リード線群342Gを構成する8本のリード線342およびコネクタ350(ピン端子352)を介して、直流電源装置における他方の極の端子に接続することができる。
第3ルーメン313に連結された第3絶縁性チューブ328は、ハンドル320の内部に延在する第2の保護チューブ362の内孔を通ってコネクタ350(ピン端子が配置された先端面350A)の近傍まで延びており、第3リード線群343Gの基端部をコネクタ350の近傍に案内する挿通路を形成している。
第3絶縁性チューブ328の基端開口から延び出した第3リード線群343Gは、これを構成する4本のリード線343にばらされ、これらリード線343の各々は、コネクタ350の先端面350Aに配置されたピン端子の各々にハンダにより接続固定されている。これにより、基端側電位測定電極群を構成する電極を、第3リード線群343Gを構成する4本のリード線343およびコネクタ350(ピン端子353)を介して、心電計に接続することができる。
このような手技(下大静脈からのアプローチ)は、心腔内除細動カテーテルを上大静脈から右心房内に挿入して冠状静脈洞口に挿入する従来の手技(上大静脈からのアプローチ)と比較して侵襲性が低く、また、術後の美容の観点からも好ましい。
本発明の第1の目的は、下大静脈からのアプローチによって心腔内除細動カテーテルを冠状静脈洞口に挿入する操作を容易に行うことができる除細動カテーテルを提供することにある。
本発明の第2の目的は、ガイドワイヤコネクタのガイドワイヤポートからチューブ部材のガイドワイヤルーメンの先端開口に至るガイドワイヤの挿通路を確実に確保することができ、ガイドワイヤに沿って心腔内の目的部位に挿入することができる除細動カテーテルを提供することにある。
本発明の第3の目的は、先端偏向操作などによってもガイドワイヤの挿通性が損なわれることのない除細動カテーテルを提供することにある。
ガイドワイヤルーメンを含むマルチルーメン構造を有する絶縁性のチューブ部材と、
前記チューブ部材の基端部に装着され、先端偏向操作のための操作機構を具備するハンドルと、
前記チューブ部材の先端領域に装着された複数のリング状電極からなる第1電極群(第1DC電極群)と、
前記第1DC電極群から基端側に離間して前記チューブ部材の先端領域に装着された複数のリング状電極からなる第2電極群(第2DC電極群)と、
前記第1電極群を構成する複数の前記電極に、各々の先端が接続された複数のリード線からなる第1リード線群と、
前記第2電極群を構成する複数の前記電極に、各々の先端が接続された複数のリード線からなる第2リード線群と、
前記ハンドルの外部に配置され、ガイドワイヤポートを有するガイドワイヤコネクタと、
前記チューブ部材の先端部にその先端が固定され、前記操作機構の構成要素にその基端が固定されることで引張操作可能な少なくとも1本の操作用ワイヤとを備えてなり、
前記第1リード線群を構成する前記リード線と、前記第2リード線群を構成する前記リード線とは、前記チューブ部材の互いに異なるルーメンに延在し、
前記操作用ワイヤは、前記第1リード線群または前記第2リード線群を構成する前記リード線が延在しているルーメンとは異なるルーメンに延在しており、
除細動を行うときには、前記第1電極群と、前記第2電極群とに、互いに異なる極性の電圧が印加され、
前記チューブ部材の基端部は、前記ハンドルの先端からその内部に挿入されて、前記ハンドルの内部を基端方向に延在し、前記操作機構の前記構成要素における前記操作用ワイヤの基端の固定位置よりも基端側において、前記ハンドルの外部に延出され、
前記チューブ部材の基端に前記ガイドワイヤコネクタが接続されることにより、前記ガイドワイヤルーメンと前記ガイドワイヤポートとが連通しており、
前記チューブ部材の基端部の前記ハンドルの内部に延在している部分には、前記操作機構の前記構成要素における前記操作用ワイヤの基端の固定位置よりも先端側において、前記操作用ワイヤが延在している前記ルーメンから前記チューブ部材の外周面に至る少なくとも1つの第1側孔が形成されているとともに、前記操作機構の前記構成要素における前記操作用ワイヤの基端の固定位置よりも基端側において、前記第1リード線群または前記第2リード線群を構成する前記リード線が延在している前記ルーメンの各々から前記チューブ部材の外周面に至る少なくとも2つの第2側孔が形成され、
前記操作用ワイヤの基端部は、前記第1側孔を通って、前記チューブ部材の外部に延出し、
前記第1リード線群を構成する前記リード線の基端部と、前記第2リード線群を構成する前記リード線の基端部とは、互いに異なる前記第2側孔を通って、前記チューブ部材の外部に延出していることを特徴とする。
ガイドワイヤルーメンを含むマルチルーメン構造を有する絶縁性のチューブ部材と、
前記チューブ部材の基端部に装着され、ワイヤ留め具を備えた先端偏向操作のための回転操作部を有するハンドルと、
前記チューブ部材の先端領域に装着された複数のリング状電極からなる第1電極群(第1DC電極群)と、
前記第1DC電極群から基端側に離間して前記チューブ部材の先端領域に装着された複数のリング状電極からなる第2電極群(第2DC電極群)と、
前記第1電極群を構成する複数の前記電極に、各々の先端が接続された複数のリード線からなる第1リード線群と、
前記第2電極群を構成する複数の前記電極に、各々の先端が接続された複数のリード線からなる第2リード線群と、
前記ハンドルの外部に配置または前記ハンドルに内蔵され、前記第1リード線群または前記第2リード線群を構成する前記リード線の各々の基端が固定される端子を複数有する電極コネクタと、
前記ハンドルの基端側に配置され、ガイドワイヤポートを有するガイドワイヤコネクタと、
前記チューブ部材の先端部にその先端が固定され、前記回転操作部の前記ワイヤ留め具にその基端が固定されることで引張操作可能な少なくとも1本の操作用ワイヤとを備えてなり、
前記第1リード線群を構成する前記リード線と、前記第2リード線群を構成する前記リード線とは、前記チューブ部材の互いに異なるルーメンに延在し、
前記操作用ワイヤは、前記第1リード線群または前記第2リード線群を構成する前記リード線が延在しているルーメンとは異なるルーメンに延在しており、
除細動を行うときには、前記第1電極群と、前記第2電極群とに、互いに異なる極性の電圧が印加され、
前記チューブ部材の基端部は、前記ハンドルの先端からその内部に挿入されて、前記ハンドルの内部を基端方向に延在し、前記回転操作部よりも基端側において、前記ハンドルの外部に延出され、
前記チューブ部材の基端に前記ガイドワイヤコネクタが接続されることにより、前記ガイドワイヤルーメンと前記ガイドワイヤポートとが連通しており、
前記チューブ部材の基端部の前記ハンドルの内部に延在している部分には、前記回転操作部の前記ワイヤ留め具よりも先端側において、前記操作用ワイヤが延在している前記ルーメンから前記チューブ部材の外周面に至る少なくとも1つの第1側孔が形成されているとともに、前記回転操作部よりも基端側において、前記第1リード線群または前記第2リード線群を構成する前記リード線が延在している前記ルーメンの各々から前記チューブ部材の外周面に至る少なくとも2つの第2側孔が形成され、
前記操作用ワイヤの基端部は、前記第1側孔を通って、前記チューブ部材の外部に延出し、
前記第1リード線群を構成する前記リード線の基端部と、前記第2リード線群を構成する前記リード線の基端部とは、互いに異なる前記第2側孔を通って、前記チューブ部材の外部に延出し、前記リード線の各々の基端が前記電極コネクタの所定の端子に接続されていることを特徴とする。
これにより、先行して冠状静脈洞口に挿入したガイドワイヤに沿って、本発明の心腔内除細動カテーテルを挿入することができ、下大静脈からのアプローチによる手技を容易に行うことができる。
前記中央ルーメンは、前記ガイドワイヤルーメンであり、
前記サブルーメンの各々に、前記第1リード線群または前記第2リード線群を構成する前記リード線あるいは前記操作用ワイヤが延在し、
前記第1側孔は、前記操作用ワイヤが延在している前記サブルーメンに対応する前記チューブ部材の円周方向位置に形成され、
前記第2側孔の各々は、前記第1リード線群または前記第2リード線群を構成する前記リード線が延在している前記サブルーメンに対応する前記チューブ部材の円周方向位置に形成されていることが好ましい。
前記ルーメンの各々に延在している前記リード線の基端部は、前記絶縁性チューブの内部を延在しながら、前記チューブ部材の外部に延出していることが好ましい。
前記第1リード線群を構成する前記リード線と、前記第2リード線群を構成する前記リード線とが、円周方向に隣り合うサブルーメンに延在していない構造であってもよい。
また、回転操作部による先端偏向操作などによってガイドワイヤの挿通性が損なわれることはない。
また、チューブ部材の基端部がハンドルの内部を延在してから外部に延出し、チューブ部材の基端がハンドルの外部に位置している構造でありながら、操作用ワイヤの基端部、並びに第1リード線群および第2リード線群を構成するリード線の基端部を、ハンドルの内部に延出させることができる。
また、第1リード線群および第2リード線群を構成するリード線が回転操作部や操作用ワイヤからの干渉を受けることはない。
なお、本発明において、「基端部」とは、基端を含み、ある程度の長さを有する部分をいい、「先端部」とは、先端を含み、ある程度の長さを有する部分をいう。
チューブ部材10のサブルーメン11L,15Lには、それぞれ、操作用ワイヤ71,.72が延在し、サブルーメン14Lには第1リード線群41Gが延在し、サブルーメン17Lには第2リード線群42Gが延在し、サブルーメン12Lには第3リード線群43Gが延在しており、第1DC電極群31Gと第2DC電極群32Gとの間に互いに異なる極性の電圧を印加することによって心腔内において除細動を行うカテーテルであって、
チューブ部材10の基端部102は、ハンドル20の先端から当該ハンドル20の内部に挿入されて、ハンドル20の内部に延在し、ハンドル20の基端部202から当該ハンドル20の外部に延出され、ハンドル20の外部に位置するチューブ部材10の基端にガイドワイヤコネクタ60が接続されることによって、チューブ部材10の中央ルーメン10Lと、ガイドワイヤコネクタ60のガイドワイヤポート61とが連通しており、
ハンドル20の内部に延在しているチューブ部材10の基端部102には、回転操作部23のワイヤ留め具231,232よりも先端側において、サブルーメン11L,15Lの各々からチューブ部材10の外周面に至る第1側孔111,115が、当該サブルーメン11L,15Lの各々に対応する円周方向位置に形成されているとともに、回転操作部23よりも基端側において、サブルーメン12L,13L,14L,16L,17L,18Lの各々からチューブ部材10の外周面に至る第2側孔122,123,124,126,127および128が、当該サブルーメンの各々に対応する円周方向位置に形成されており、
サブルーメン11Lに延在する操作用ワイヤ71の基端部は、第1側孔111を通ってチューブ部材10の外部(ハンドル20の内部)に延出し、その基端が回転操作部23のワイヤ留め具231に固定され、サブルーメン15Lに延在する操作用ワイヤ72の基端部は、第1側孔115を通ってチューブ部材10の外部(ハンドル20の内部)に延出し、その基端が回転操作部23ワイヤ留め具232に固定され、
サブルーメン14Lに延在する第1リード線群41Gの基端部は、第2側孔124を通ってチューブ部材10の外部に延出し、第1リード線群41Gを構成するリード線41の各々の基端が電極コネクタ50の所定の端子に接続され、サブルーメン17Lに延在する第2リード線群42Gの基端部は、第2側孔127を通ってチューブ部材10の外部に延出し、第2リード線群42Gを構成するリード線42の各々の基端が電極コネクタ50の所定の端子に接続され、サブルーメン12Lに延在するリード線43の基端部は、第2側孔122を通ってチューブ部材10の外部に延出し、第3リード線群43Gを構成するリード線43の各々の基端が電極コネクタ50の所定の端子に接続されている。
また、チューブ部材10の基端側において、インナー部191とアウター部192との間に編組が形成されていてもよい。
チューブ部材10の外径は、例えば1.2〜3.3mmとされる。
ここに、「電極群」とは、同一の極を構成し(同一の極性を有し)、または、同一の目的を持って、狭い間隔(例えば5mm以下)で装着された複数の電極の集合体をいう。
第1DC電極群31Gを構成する電極31は、リード線(第1リード線群41Gを構成するリード線41)および後述する電極コネクタ50を介して、直流電源装置における同一の極の端子に接続されている。
電極31の幅が狭過ぎると、電圧印加時の発熱量が過大となって、周辺組織に損傷を与える虞がある。一方、電極31の幅が広過ぎると、チューブ部材10における第1DC電極群31Gが設けられている部分の可撓性・柔軟性が損なわれることがある。電極31の装着間隔(隣り合う電極の離間距離)は、1〜5mmであることが好ましい。
心腔内除細動カテーテル100の使用時(心腔内に配置されるとき)において、第1DC電極群31Gは、例えば冠状静脈(CS)内に位置する。
第2DC電極群32Gを構成する電極32は、リード線(第2リード線群42Gを構成するリード線42)および後述するコネクタを介して、直流電源装置における同一の極の端子(第1DC電極群31Gが接続されているものとは逆の極の端子)に接続される。
電極32の幅が狭過ぎると、電圧印加時の発熱量が過大となって、周辺組織に損傷を与える虞がある。一方、電極32の幅が広過ぎると、チューブ部材10における第2DC電極群32Gが設けられている部分の可撓性・柔軟性が損なわれることがある。電極32の装着間隔(隣り合う電極の離間距離)は、1〜5mmであることが好ましい。
心腔内除細動カテーテル100の使用時(心腔内に配置されるとき)において、第2DC電極群32Gは、例えば右心房(RA)に位置する。
電極33は、リード線(第3リード線群43Gを構成するリード線43)および後述する電極コネクタ50を介して心電計に接続される。
この先端チップ35は、チューブ部材10の中央ルーメン10Lと連通または共通するルーメンを有し、その先端は開口している。
なお、先端チップ35にはリード線は接続されておらず、本実施形態では先端チップ35を電極として使用していない。先端チップ35の構成材料としては、各種の樹脂、金属を挙げることができる。
第1リード線群41G(リード線41)により、第1DC電極群31Gを構成する8個の電極31の各々を直流電源装置に電気的に接続することができる。
第2リード線群42G(リード線42)により、第2DC電極群32Gを構成する8個の電極32の各々を直流電源装置に電気的に接続することができる。
第3リード線群43G(リード線43)により、電極33の各々を心電計に接続することができる。
同図において、91,92は、それぞれ、ハンドル20の内部から延出するリード線群を電極コネクタ50に案内する外部コードである。
図2に示すように、操作用ワイヤ71はチューブ部材10のサブルーメン11Lに延在し、操作用ワイヤ72はサブルーメン15Lに延在している。
操作用ワイヤ71,72の先端は、それぞれ、チューブ部材10の先端部における互いに対向する位置(チューブ部材10の円周方向位置)に固定されている。
これにより、チューブ部材10の先端を偏向する際に、当該操作によって軸方向に移動する操作用ワイヤ71,72により、チューブ部材10の内部に延在しているリード線41、リード線42およびリード線43が損傷(例えば、擦過傷)を受けることはない。
同図において、25は、回転操作部23の回転中心においてハンドル本体21に固定された調整ピンであり、この調整ピンには、チューブ部材10を挿通可能な貫通孔が形成されている。
また、チューブ部材10のサブルーメン15Lに延在している操作用ワイヤ72の基端部は、第1側孔115を通ってチューブ部材10の外部(ハンドル20の内部)に延出しており、操作用ワイヤ72の基端は、ハンドル20の回転操作部23のワイヤ留め具232に固定されている。
回転操作部23を操作することによって、操作用ワイヤ71または操作用ワイヤ72が引っ張られ、これにより、チューブ部材10の先端が一方向または他方向に偏向する。
また、チューブ部材10のサブルーメン17Lに延在している第2リード線群42Gの基端部は、第2絶縁性チューブ82に内包された状態で、第2側孔127を通ってチューブ部材10の外部(ハンドル20の内部)に延出している。
また、チューブ部材10のサブルーメン12Lに延在している第3リード線群43Gの基端部は、第3絶縁性チューブ83に内包された状態で、第2側孔122を通ってチューブ部材10の外部(ハンドル20の内部)に延出している。
絶縁性チューブ81,82,83の各々の基端は、電極コネクタ50の近傍で開口している。
しかし、リード線の保護チューブなどの複数のチューブが延在しているハンドルの内部にそのようなルーメンチューブを延在させる作業は煩雑であり、また、ルーメンチューブが十分な強度を有していない場合には、回転操作部などの他の構成部品が干渉することによって当該ルーメンチューブが潰れたりキンクしたりすることも考えられる。
この実施形態の心腔内除細動カテーテル100によれば、そのような問題を生じることはない。
例えば、第1リード線群を構成するリード線がチューブ部材の複数のサブルーメンに分かれて延在し、第2リード線群を構成するリード線がチューブ部材の複数のサブルーメンに分かれて延在してもよい。この場合には、第1リード線群を構成するリード線と、第2リード線群を構成するリード線とが、円周方向に隣り合うサブルーメンに延在していないことが好ましい。
また、リード線の基端部がハンドル外部に延出される当該ハンドルの部分(位置)は、第2側孔の形成位置よりも基端側であれば、基端でなくてもよい。
また、リード線の基端が固定される電極コネクタが、ハンドルに内蔵されていてもよい。
また、チューブ部材の先端を偏向させるための操作機構は、上述した回転操作部に限定されず、例えば、操作部を軸方向(先後)に移動させることで偏向させる機構、操作部を軸の周りに回転させることで偏向させる機構など、従来公知のカテーテル用ハンドルに具備されている種々の操作機構を「先端偏向操作のための操作機構」として採用することができる。
10 チューブ部材
102 チューブ部材の基端部
10L 中央ルーメン
11L〜18L サブルーメン
111,115 第1側孔
122〜124,126〜128 第2側孔
191 インナー(コア)部
192 アウター(シェル)部
20 ハンドル
202 ハンドルの基端部
21 ハンドル本体
23 回転操作部
231,232 ワイヤ留め具
24 ストレインリリーフ
25 調整ピン
31G 第1DC電極群
31 電極
32G 第2DC電極群
32 電極
33 電極
35 先端チップ
41G 第1リード線群
41 リード線
42G 第2リード線群
42 リード線
43G 第3リード線群
43 リード線
50 電極コネクタ
60 ガイドワイヤコネクタ
61 ガイドワイヤポート
71,72 操作用ワイヤ
81 第1絶縁性チューブ
82 第2絶縁性チューブ
83 第3絶縁性チューブ
91,92 外部コード
Claims (6)
- 心腔内に挿入されて除細動を行うためのカテーテルであって、
ガイドワイヤルーメンを含むマルチルーメン構造を有する絶縁性のチューブ部材と、
前記チューブ部材の基端部に装着され、先端偏向操作のための操作機構を具備するハンドルと、
前記チューブ部材の先端領域に装着された複数のリング状電極からなる第1電極群と、 前記第1電極群から基端側に離間して前記チューブ部材の先端領域に装着された複数のリング状電極からなる第2電極群と、
前記第1電極群を構成する複数の前記電極に、各々の先端が接続された複数のリード線からなる第1リード線群と、
前記第2電極群を構成する複数の前記電極に、各々の先端が接続された複数のリード線からなる第2リード線群と、
前記ハンドルの外部に配置され、ガイドワイヤポートを有するガイドワイヤコネクタと、
前記チューブ部材の先端部にその先端が固定され、前記操作機構の構成要素にその基端が固定されることで引張操作可能な少なくとも1本の操作用ワイヤとを備えてなり、
前記第1リード線群を構成する前記リード線と、前記第2リード線群を構成する前記リード線とは、前記チューブ部材の互いに異なるルーメンに延在し、
前記操作用ワイヤは、前記第1リード線群または前記第2リード線群を構成する前記リード線が延在しているルーメンとは異なるルーメンに延在しており、
除細動を行うときには、前記第1電極群と、前記第2電極群とに、互いに異なる極性の電圧が印加され、
前記チューブ部材の基端部は、前記ハンドルの先端からその内部に挿入されて、前記ハンドルの内部を基端方向に延在し、前記操作機構の前記構成要素における前記操作用ワイヤの基端の固定位置よりも基端側において、前記ハンドルの外部に延出され、
前記チューブ部材の基端に前記ガイドワイヤコネクタが接続されることにより、前記ガイドワイヤルーメンと前記ガイドワイヤポートとが連通しており、
前記チューブ部材の基端部の前記ハンドルの内部に延在している部分には、前記操作機構の前記構成要素における前記操作用ワイヤの基端の固定位置よりも先端側において、前記操作用ワイヤが延在している前記ルーメンから前記チューブ部材の外周面に至る少なくとも1つの第1側孔が形成されているとともに、前記操作機構の前記構成要素における前記操作用ワイヤの基端の固定位置よりも基端側において、前記第1リード線群または前記第2リード線群を構成する前記リード線が延在している前記ルーメンの各々から前記チューブ部材の外周面に至る少なくとも2つの第2側孔が形成され、
前記操作用ワイヤの基端部は、前記第1側孔を通って、前記チューブ部材の外部に延出し、
前記第1リード線群を構成する前記リード線の基端部と、前記第2リード線群を構成する前記リード線の基端部とは、互いに異なる前記第2側孔を通って、前記チューブ部材の外部に延出していることを特徴とする心腔内除細動カテーテル。 - 心腔内に挿入されて除細動を行うためのカテーテルであって、
ガイドワイヤルーメンを含むマルチルーメン構造を有する絶縁性のチューブ部材と、
前記チューブ部材の基端部に装着され、ワイヤ留め具を備えた先端偏向操作のための回転操作部を有するハンドルと、
前記チューブ部材の先端領域に装着された複数のリング状電極からなる第1電極群と、 前記第1電極群から基端側に離間して前記チューブ部材の先端領域に装着された複数のリング状電極からなる第2電極群と、
前記第1電極群を構成する複数の前記電極に、各々の先端が接続された複数のリード線からなる第1リード線群と、
前記第2電極群を構成する複数の前記電極に、各々の先端が接続された複数のリード線からなる第2リード線群と、
前記ハンドルの外部に配置または前記ハンドルに内蔵され、前記第1リード線群または前記第2リード線群を構成する前記リード線の各々の基端が固定される端子を複数有する電極コネクタと、
前記ハンドルの基端側に配置され、ガイドワイヤポートを有するガイドワイヤコネクタと、
前記チューブ部材の先端部にその先端が固定され、前記回転操作部の前記ワイヤ留め具にその基端が固定されることで引張操作可能な少なくとも1本の操作用ワイヤとを備えてなり、
前記第1リード線群を構成する前記リード線と、前記第2リード線群を構成する前記リード線とは、前記チューブ部材の互いに異なるルーメンに延在し、
前記操作用ワイヤは、前記第1リード線群または前記第2リード線群を構成する前記リード線が延在しているルーメンとは異なるルーメンに延在しており、
除細動を行うときには、前記第1電極群と、前記第2電極群とに、互いに異なる極性の電圧が印加され、
前記チューブ部材の基端部は、前記ハンドルの先端からその内部に挿入されて、前記ハンドルの内部を基端方向に延在し、前記回転操作部よりも基端側において、前記ハンドルの外部に延出され、
前記チューブ部材の基端に前記ガイドワイヤコネクタが接続されることにより、前記ガイドワイヤルーメンと前記ガイドワイヤポートとが連通しており、
前記チューブ部材の基端部の前記ハンドルの内部に延在している部分には、前記回転操作部の前記ワイヤ留め具よりも先端側において、前記操作用ワイヤが延在している前記ルーメンから前記チューブ部材の外周面に至る少なくとも1つの第1側孔が形成されているとともに、前記回転操作部よりも基端側において、前記第1リード線群または前記第2リード線群を構成する前記リード線が延在している前記ルーメンの各々から前記チューブ部材の外周面に至る少なくとも2つの第2側孔が形成され、
前記操作用ワイヤの基端部は、前記第1側孔を通って、前記チューブ部材の外部に延出し、
前記第1リード線群を構成する前記リード線の基端部と、前記第2リード線群を構成する前記リード線の基端部とは、互いに異なる前記第2側孔を通って、前記チューブ部材の外部に延出し、前記リード線の各々の基端が前記電極コネクタの所定の端子に接続されていることを特徴とする心腔内除細動カテーテル。 - 前記チューブ部材には、中央ルーメンと、前記中央ルーメンの周囲に配列された複数のサブルーメンとが形成され、
前記中央ルーメンは、前記ガイドワイヤルーメンであり、
前記サブルーメンの各々に、前記第1リード線群または前記第2リード線群を構成する前記リード線あるいは前記操作用ワイヤが延在し、
前記第1側孔は、前記操作用ワイヤが延在している前記サブルーメンに対応する前記チューブ部材の円周方向位置に形成され、
前記第2側孔の各々は、前記第1リード線群または前記第2リード線群を構成する前記リード線が延在している前記サブルーメンに対応する前記チューブ部材の円周方向位置に形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の心腔内除細動カテーテル。 - 前記第1リード線群または前記第2リード線群を構成する前記リード線が延在している前記ルーメンの各々には、前記電極コネクタの近傍でその基端が開口する絶縁性チューブの先端部が、前記第2側孔から挿入されており、
前記ルーメンの各々に延在している前記リード線の基端部は、前記絶縁性チューブの内部を延在しながら、前記チューブ部材の外部に延出していることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の心腔内除細動カテーテル。 - 前記チューブ部材には少なくとも4つの前記サブルーメンが形成され、前記第1リード線群を構成する前記リード線のすべてが1つのサブルーメンに延在し、このサブルーメンとは円周方向に隣り合わない1つのサブルーメンに、前記第2リード線群を構成する前記リード線のすべてが延在していることを特徴とする請求項3または4に記載の心腔内除細動カテーテル。
- 前記第1リード線群を構成する前記リード線が前記チューブ部材の複数のサブルーメンに分かれて延在しているとともに、前記第2リード線群を構成する前記リード線も複数のサブルーメンに分かれて延在し、
前記第1リード線群を構成する前記リード線と、前記第2リード線群を構成する前記リード線とが、円周方向に隣り合うサブルーメンに延在していないことを特徴とする請求項3または4に記載の心腔内除細動カテーテル。
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