JP2018142220A - 情報処理プログラム、情報処理装置および情報処理方法 - Google Patents

情報処理プログラム、情報処理装置および情報処理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】クリップボードに記憶されているパスワードがユーザの意図に反して印刷されてしまうのを抑制する。【解決手段】情報処理装置10は、クリップボード12cを有する記憶部12を備え、印刷装置30とデータ通信可能に構成されている。情報処理装置10は、クリップボード12cに記憶されている印刷対象データがパスワード関連データである場合、特定の報知を行う。情報処理装置10は、報知を行った後、処理続行要求が入力された場合に、印刷対象データに基づいて、印刷装置30が解釈可能なデータ形式の印刷データを生成し、その印刷データを印刷装置30へ送信する。【選択図】図1

Description

本発明は、情報処理装置内のクリップボードに記憶された印刷対象データを印刷装置で印刷させる技術に関する。
情報処理装置のクリップボードに記憶された情報を印刷データに変換して印刷装置へ送信することにより印刷装置で印刷させる技術が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2013−137622号公報
クリップボードは、一般に、情報処理装置が有する様々なアプリケーションソフトによって共用され、種々のデータが記憶される可能性がある。クリップボードに記憶される可能性があるデータの1つに、パスワードがある。
特に近年、アプリケーションソフトとして、複数のパスワードを一括管理可能に構成されたものが提供されており、このアプリケーションソフトで管理されているパスワードをクリップボードに一時記憶させて他のアプリケーションソフトで利用することができる。そのため、情報処理装置の使用状況に応じて、種々の場面で、クリップボードにパスワードが記憶されている状況が生じ得る。
仮に、情報処理装置のユーザが、クリップボードにパスワードが記憶されているにもかかわらず他のデータが記憶されていると誤解して、クリップボードのデータを印刷装置で印刷させようとすると、ユーザの意図に反してパスワードが印刷されてしまい、パスワードが他人に見られてしまう可能性がある。
本発明は上記課題に鑑みなされたものであり、クリップボードに記憶されているパスワードがユーザの意図に反して印刷されてしまうのを抑制することを目的とする。
本発明の情報処理プログラムは、制御部を備える情報処理装置において、制御部が実行可能な情報処理プログラムである。情報処理装置は、制御部のほか、クリップボードを有する記憶部と、情報を出力する出力部と、印刷装置とデータ通信可能に構成された通信部とを備える。
本発明の情報処理プログラムは、制御部に、パスワード判断処理と、報知処理と、印刷データ生成処理と、送信処理とを実行させるように構成されている。ここで、パスワード、又はパスワードの可能性があるデータを、パスワード関連データとする。パスワード判断処理は、クリップボードに記憶されている印刷対象データがパスワード関連データであるか否か判断する処理である。報知処理は、パスワード判断処理により印刷対象データがパスワード関連データであると判断された場合に出力部を介して特定の報知を行う処理である。印刷データ生成処理は、報知処理による報知後、処理続行要求が入力された場合に、印刷対象データに基づいて印刷装置が解釈可能なデータ形式の印刷データを生成する処理である。送信処理は、印刷データ生成処理により生成された印刷データを通信部を介して印刷装置へ送信させる処理である。
このような構成によれば、クリップボードに記憶されている印刷対象データがパスワード関連情報である場合は報知が行われ、その報知に対して処理続行要求が入力された場合に、印刷データが生成されて印刷装置へ送信される。そのため、ユーザは、仮にクリップボードにパスワードが記憶されていることを失念していたとしても、印刷データが送信されるよりも前にクリップボードのデータがパスワード関連データであることを知ることができる。よって、クリップボードに記憶されているパスワードがユーザの意図に反して印刷されてしまうのを抑制することが可能となる。
実施形態の印刷システムの構成を示すブロック図である。 実施形態のメインメニュー画面を示す説明図である。 実施形態のクリップボード印刷処理の一部を示すフローチャートである。 実施形態のクリップボード印刷処理の一部(図3の続き)を示すフローチャートである。 図3のクリップボード印刷処理におけるS160の属性判定処理を示すフローチャートである。 図3のクリップボード印刷処理におけるS200のテキスト内容判定処理の一部を示すフローチャートである。 図3のクリップボード印刷処理におけるS200のテキスト内容判定処理の一部(図6の続き)を示すフローチャートである。 テキストの内容によって判定結果が異なることの具体的事例を示す説明図である。 実施形態のアラート設定画面を示す説明図である。 実施形態のアラート画面A、B、Cを示す説明図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。
[1.実施形態]
(1−1)印刷システムの構成
図1に示す印刷システムは、情報処理装置10と、印刷装置30とを備える。情報処理装置10は、例えばスマートフォン、タブレット端末などの、無線通信可能な携帯型の端末である。なお、情報処理装置10が携帯型の端末であることはあくまでも一例であり、情報処理装置10は種々の形態を採り得る。
印刷装置30は、インクジェット技術又は電子写真技術を用いた印刷機構を有し、入力された印刷データが示す画像を印刷機構によって記録用紙に印刷することが可能に構成されている。
情報処理装置10と印刷装置30とは無線によりデータ通信可能に構成されている。情報処理装置10は、当該情報処理装置10に記憶されている印刷対象データを印刷装置30が解釈可能なデータ形式の印刷データに変換して印刷装置30へ無線送信することができる。印刷装置30は、情報処理装置10から印刷データを受信すると、その印刷データが示す画像、即ち印刷対象データが示す画像を記録用紙へ印刷する。
情報処理装置10と印刷装置30との無線通信の通信方式は、本実施形態では、例えば無線LANである。情報処理装置10と印刷装置30との無線LANによる無線通信は、インフラストラクチャモード及びアドホックモードの何れのモードでも可能である。
また、情報処理装置10は、無線LANによる無線通信に加えて、特定の近距離無線通信規格に従った非接触通信を行うことも可能に構成されている。本実施形態の非接触通信における近距離無線通信規格は、例えばNFCである。NFCは、NearFieldCommunicationの略称である。
なお、情報処理装置10と印刷装置30とのデータ通信は、無線に限らず有線にて可能であってもよい。印刷装置30は、印刷機能に加えて他の機能も備えていてもよい。
(1−2)情報処理装置10の構成
図1に示すように、情報処理装置10は、制御部11と、記憶部12と、表示部13と、入力部14と、第1無線通信部15と、第2無線通信部16と、非接触通信部17と、外部I/F18と、音声入出力部19と、撮影部20とを備える。なお、I/Fはインタフェース部の略称である。
本実施形態では、制御部11は、CPUを有する。記憶部12は、例えばROM、RAM、NVRAM、フラッシュメモリなどの半導体メモリを有する。即ち、情報処理装置10は、CPU及び半導体メモリを含むマイクロコンピュータを備えている。
制御部11は、非遷移的実体的記録媒体に格納されたプログラムを実行することにより各種機能を実現する。本実施形態では、記憶部12が、プログラムを格納した非遷移的実体的記録媒体に該当する。情報処理装置10が有する各種機能は、基本的には、制御部11が記憶部12に記憶されているプログラムを実行することにより実現される。なお、制御部11により実現される各種機能は、プログラムの実行によって実現することに限るものではなく、その一部又は全部について、一つあるいは複数のハードウェアを用いて実現してもよい。
表示部13は、例えば液晶ディスプレイや有機ELディスプレイなどの、画像を表示可能な表示デバイスを有する。
入力部14は、各種入力操作を受け付けるための入力用デバイスを有する。入力部14が有する入力用デバイスには、タッチパネル14aが含まれる。タッチパネル14aは、表示部13が有する表示デバイスにおける画像表示領域に重畳配置される。タッチパネル14aは、表示部13の画像表示領域に対する、指先やペンなどの指示体による、特定の位置を指示する指示操作を検出することが可能に構成された入力装置である。ここでいう「指示」とは、指示体が接触すること及び近接することの少なくとも一方を含む。タッチパネル14aは、指示体による指示操作が行われると、指示操作が行われた位置を示す検出信号を出力する。
制御部11は、タッチパネル14aから入力される検出信号に基づいて、タッチパネル14aに対する指示体による各種操作の種類や指示体の位置を検出する。
第1無線通信部15は、移動通信網を介した音声通話やデータ通信を行うためのインタフェース部である。第1無線通信部15は、例えば、LTE規格による無線通信を行うことが可能な構成であってもよい。なお、LTEは、Long Term Evolutionの略称である。
第2無線通信部16は、情報処理装置10を無線LANに接続するための通信インタフェースである。情報処理装置10と印刷装置30との無線LANによるデータ通信は、情報処理装置10においては第2無線通信部16を介して行われる 情報処理装置10は、第1無線通信部15または第2無線通信部16を介してインターネットに接続可能である。非接触通信部17は、前述の非接触通信を行うための通信インタフェースである。
外部I/F18は、書き換え可能な不揮発性の記憶媒体(不図示)が装着されるインタフェース部であり、装着された記憶媒体に対するデータの書き込み及び読み出しを制御する。音声入出力部19は、マイクやスピーカなどで構成された音声入出力用デバイスである。撮影部20は、いわゆるデジタルカメラとしての機能を担うものであり、画像を撮影してその画像を示す画像データを生成することができる。撮影部20で撮影された画像データは、例えば記憶部12に記憶される。
記憶部12には、各種のソフトウェアやデータが記憶されている。本実施形態では、記憶部12に、ソフトウェアとして、OS(オペレーティングシステムの略称)12aと、印刷アプリケーションソフト(以下、「印刷アプリ」と略称する)12bとが記憶されている。OS12a及び印刷アプリ12bは、制御部11を含むコンピュータシステムにインストールされている。
印刷アプリ12bは、ユーザにより入力される印刷指示に従い、指示された印刷対象データを印刷データに変換して印刷装置30へ送信させることにより、印刷装置30で印刷データを印刷させる。印刷アプリ12bは、例えば印刷装置30のベンダーにより提供される。ユーザは、印刷アプリ12bを用いて、例えば記憶部12に記憶されているデータ、外部I/F18に装着されている記憶媒体に記憶されているデータ、或いはネットワークを介してデータ通信可能な他の装置に記憶されているデータなどの中からいずれかを印刷対象データに指定して、印刷装置30で印刷させることができる。
なお、印刷アプリ12bによる印刷データの生成は、印刷アプリ12bに内蔵されたプリンタドライバにより行われる。ただし、情報処理装置10が、印刷アプリ12bとは別にプリンタドライバをインストール可能な構成となっている場合は、印刷アプリ12bは、そのプリンタドライバに印刷データの作成を依頼するようにしてもよい。
また、記憶部12には、複数のアプリケーションソフトによって共有可能な記憶領域であって、データを一時的に記憶することが可能な記憶領域である、クリップボード12cが設けられている。クリップボード12cは、OS12aが提供する機能の1つであり、OS12aによって記憶部12内に設定される。各種アプリケーションソフトによる、クリップボード12cに対するデータの読み書きは、OS12aを介して行われる。
本実施形態のクリップボード12cは、直近の2つのデータが記憶されるように構成されている。具体的に、クリップボード12cは、新たにデータが記憶される際、少なくとも、その直前に記憶されたデータはそのまま残されることにより、時系列的に異なる2つの最新のデータが記憶されるように構成されている。
例えば、あるタイミングでデータAがクリップボード12cに記憶され、次のタイミングでデータBがクリップボード12cに記憶されると、その2つのデータA、Bはともにクリップボード12cに記憶された状態となる。さらにその次のタイミングでデータCがクリップボード12cに記憶されると、その2つ前のタイミングで記憶されたデータAは削除され、クリップボード12cにはデータB、Cが記憶された状態となる。さらに次のタイミングでデータDがクリップボード12cに記憶されると、その2つ前のタイミングで記憶されたデータBは削除され、クリップボード12cにはデータC、Dが記憶された状態となる。
なお、以下の説明では、プログラムを実行する制御部11(詳しくは制御部11が有する不図示のCPU)のことを、単にプログラム名で記載する場合もある。例えば「印刷アプリ12bは」という記載が「印刷アプリ12bを実行するCPUは」を意味する場合もある。
(1−3)印刷アプリの動作概要
次に、印刷アプリ12bについて具体的に説明する。制御部11は、情報処理装置10に対してユーザにより印刷アプリ12bの起動指示が入力されると、印刷アプリ12bのプログラムを実行することにより、印刷アプリ12bを起動させる。図2は、印刷アプリ12bの起動後に表示部13に表示される、印刷アプリ12bのメインメニュー画面40を示している。
メインメニュー画面40には、印刷アプリ12bが有する各種印刷機能が一覧表示される。本形態の印刷アプリ12bは、例えば、記憶部12に記憶されている写真データを印刷させる写真印刷機能、記憶部12に記憶されている文書データを印刷させるドキュメント印刷機能、クリップボード12cに記憶されているデータを印刷させるクリップボード印刷機能などの、各種の印刷機能を有している。
印刷アプリ12bは、メインメニュー画面40を表示させている際に、ユーザによる印刷機能の選択入力を受け付ける。印刷機能の選択は、一覧表示されている複数の印刷機能毎の機能アイコンのうち選択対象の機能アイコンをタップ操作することにより行われる。ユーザは、クリップボード印刷機能の機能アイコンであるクリップボード印刷アイコン41をタップ操作することで、クリップボード印刷機能を利用することができる。
印刷アプリ12bは、いずれかの印刷機能の選択入力を受け付けると、表示部13の表示内容を、選択された印刷機能に対応した画面に遷移させる。そして、ユーザにより印刷指示が入力された場合、印刷データを無線LANにて印刷装置30へ送信する。
(1−4)クリップボード印刷処理
次に、クリップボード印刷機能を実現するために制御部11により実行されるクリップボード印刷処理について、図3、図4を用いて説明する。制御部11は、印刷アプリ12bの起動後、メインメニュー画面40に対してクリップボード印刷アイコン41がタップ操作されると、印刷アプリ12bの処理のうちの一部である、クリップボード印刷処理を実行する。
制御部11は、クリップボード印刷処理を開始すると、S110で、クリップボード12cからデータを取得する。なお、S110では、クリップボード12cに記憶されている、時系列的に異なる複数のデータ(本実施形態では2つ)のうち、直近に記憶された最も新しいデータを、印刷対象データとして取得する。
S120では、クリップボード12cにデータが存在していたか否か、即ち、S110でデータを取得できたか否かを判断する。クリップボード12cにデータが存在していなくてS110で印刷対象データを取得できなかった場合は、S140に進む。
S140では、クリップボード12cへのデータコピー手法をユーザに提示する。具体的に、クリップボード12cへデータを記憶させる手順が示された使用手順画面を表示部13に表示させる。これにより、ユーザは、クリップボード12cの使用方法を把握できる。なお、使用手順の出力方法は、表示部13への表示の他、音声入出力部19からの音声出力であってもよい。S140の処理後はクリップボード印刷処理を終了する。
S120で、クリップボード12cにデータが存在していてそのうち直近に記憶されたデータがS110で印刷対象データとして取得された場合は、S130に進む。S130では、取得した印刷対象データのフォーマットを判定する。具体的に、取得した印刷対象データが、画像データ、テキストデータ及びマークアップ言語データのうちどれに属するかという、印刷対象データの種別の判定を行う。
印刷対象データのフォーマットは、例えば、データの拡張子、ヘッダ情報などに基づいて判定できる。クリップボード12c(あるいはOS12a)が、クリップボード12cに記憶されているデータの種別を応答可能に構成されている場合は、その応答情報に基づいて判定できる。具体的に、取得した印刷対象データがJPEGファイルやビットマップファイルであれば、画像データであると判定できる。また例えば、取得した印刷対象データがtext/plain形式(プレーンテキスト)であれば、テキストデータであると判定できる。また例えば、取得した印刷対象データがWEBアーカイブやtext/html形式(HTMLファイル)であれば、マークアップ言語データであると判定できる。また、取得した印刷対象データが、画像データ、テキストデータ及びマークアップ言語データのいずれとも特定できないようなデータ(例えば、動画ファイル)であれば、その他のデータと判定する。
S130において、S110で取得した印刷対象データが、画像データ、テキストデータ及びマークアップ言語データのどれにも属さないと判定した場合、即ち、上記のその他のデータと判定した場合は、S140に進む。
S110で取得した印刷対象データが画像データである場合は、S150に進む。S150では、S110で取得した印刷対象データを、画像データとしてレンダリングする。なお、S150では、画像データに対し、例えばエッジ強調や色調補正などの補正処理を実行してもよい。S150の処理後は、図4のS270に進む。
S110で取得した印刷対象データがマークアップ言語データである場合は、S160の属性判定処理を実行する。S160の属性判定処理は、マークアップ言語で構成された印刷対象データの内容をさらに詳細に解析してデータの種別を判別する処理である。S160の属性判定処理の具体的内容は図5に示す通りである。
属性判定処理に進むと、S410で、マークアップ言語で構成された印刷対象データに画像が存在しているか否か判断する。印刷対象データに画像が含まれている場合は、S420に進む。S420では、印刷対象データ全体における画像の占有率を計算する。なお、ここでいう占有率とは、例えば、印刷対象データが表す全領域(全aピクセル)における画像の領域(bピクセル)の割合b/aである。
S430では、S420で計算した占有率が所定の閾値αより大きいか否か判断する。画像の占有率が閾値αより大きい場合は、ユーザがその画像を重要視している可能性が高く、画質を優先した印刷を行う方が好ましいと考えられる。そこで、画像の占有率が閾値αより大きい場合は、S440で、当該印刷対象データを画像属性に設定する。つまり、当該印刷対象データが画像データであるものとみなし、当該印刷対象データの種別をマークアップ言語データから画像データに変更する。
S430で、画像の占有率が閾値α以下の場合は、ユーザはその画像だけではなくマークアップ言語で記載された情報全体を重要視している可能性が高いと考えられる。そのため、画像の占有率が閾値α以下の場合は、S460で、当該印刷対象データをマークアップ言語属性に設定する。つまり、S130で判定された、当該印刷対象データがマークアップ言語データであるとの判定結果を、そのまま維持させる。
S410で、印刷対象データに画像が存在していないと判断された場合は、S450に進む。S450では、印刷対象データにテーブルや罫線要素等が含まれているか否かを判断する。罫線要素としては、例えば区切り線が該当する。テーブルや罫線要素等が含まれていない場合は、印刷対象データがテキスト情報のみで構成されている可能性が高く、ユーザが高画質の印刷を望んでいる可能性は低いと考えられる。そこで、テーブルや罫線要素等が含まれていない場合は、S470に進み、当該印刷対象データをテキスト属性に設定する。つまり、当該印刷対象データがテキストデータであるものとみなし、当該印刷対象データの種別をマークアップ言語からテキストデータに変更する。
S450で印刷対象データにテーブルや罫線要素等が含まれている場合は、ユーザはそのテーブル、罫線要素等を含む情報全体を重要視している可能性が高い。そのため、印刷対象データにテーブルや罫線要素等が含まれている場合は、S460で、当該印刷対象データをマークアップ言語属性に設定する。つまり、S130で判定された、当該印刷対象データがマークアップ言語データであるとの判定結果を、そのまま維持させる。
図3に戻って説明を続ける。S160の属性判定処理の後、S170で、S160の処理において印刷対象データがテキスト属性に設定されたか否か判断する。テキスト属性に設定された場合は、S200に進む。テキスト属性に設定されていない場合は、S180に進む。S180では、S160の処理において印刷対象データが画像属性に設定されたか否か判断する。画像属性に設定された場合は、S150に進む。画像属性に設定されていない場合は、S190に進む。
S190では、マークアップ言語データとしての印刷対象データの内容をレンダリングする。例えば、印刷対象データがHTMLで記載されたデータであれば、タグの内容を反映した画像を作成する。S190の処理後は図4のS270に進む。
S130において、S110で取得したデータがテキストデータであると判定した場合は、S200に進む。なお、マークアップ言語データに対してS160の属性判定処理でテキスト属性に設定された場合も、S170の判断処理を経てS200に進む。
S200では、テキスト内容判定処理を実行する。S200のテキスト内容判定処理の具体的内容は図6及び図7に示す通りである。テキスト内容判定処理に進むと、S510で、印刷対象データが示すテキストが、数字、ハイフン及び空白のうち少なくとも一種類のみで構成されているか否か判断する。なお、ここでいう、印刷対象データが示すテキストとは、印刷対象データに含まれているテキストであって、表示部13に表示あるいは印刷装置30で印刷させた場合にユーザに視認されるように表示あるいは印刷されるテキストを意味する。よって、例えばHTMLで記述されたデータにおけるタグのような、それ自体が印刷されるものではないような情報は、ここでいう印刷対象データが示すテキストには含まれない。
印刷対象データが示すテキストが、数字、ハイフン及び空白のうち少なくとも一種類のみで構成されている場合の具体例としては、例えば、図8に例示する10種類のテキストのうち「123456」及び「052−000−0000」が挙げられる。印刷対象データが示すテキストが、数字、ハイフン及び空白のうち少なくとも一種類のみで構成されている場合は、S520に進む。S520では、印刷対象データが示すテキストが、IDまたは電話番号であると判定する。
S510で、印刷対象データが示すテキストに、数字、ハイフン及び空白のいずれとも異なるテキストが含まれている場合は、S530に進む。
S530では、印刷対象データが示すテキストが記号のみで構成されているか否か判断する。印刷対象データが示すテキストが記号のみで構成されている場合の具体例としては、例えば、図8に例示する10種類のテキストのうち「!!?[[」が挙げられる。印刷対象データが示すテキストが記号のみで構成されている場合は、S540に進む。S540では、印刷対象データが示すテキストがパスワードであると判定する。
S530で、印刷対象データが示すテキストが記号のみで構成されていると判断しなかった場合は、S550に進む。
S550では、印刷対象データが示すテキストが特定のフォーマットに一致するか否か判断する。特定のフォーマットは適宜決めてよい。本実施形態では、特定のフォーマットとして、電子メールのアドレスとして用いられているフォーマット、及びURLとして用いられているフォーマットなどが設定されている。なお、URLは、uniform resource locatorの略称である。
印刷対象データが示すテキストが特定のフォーマットに一致する場合の具体例としては、例えば、図8に例示する10種類のテキストのうち「http://example.com」が挙げられる。印刷対象データが示すテキストが特定のフォーマットに一致する場合は、S560に進む。S560では、印刷対象データが示すテキストが通常のテキストであると判定する。
S550で、印刷対象データが示すテキストが特定のフォーマットに一致すると判断しなかった場合は、S570に進む。
S570では、印刷対象データが示すテキストがASCII文字列のみで構成されているか否か判断する。ここでいうASCII文字列とは、公知のASCII文字コードに含まれる文字のうち制御文字以外の文字を少なくとも1つ含む文字列である。
S570でASCII文字列のみで構成されていると判断されない場合の具体例としては、例えば、図8に例示する10種類のテキストのうち「私は元気です。」が挙げられる。印刷対象データが示すテキストがASCII文字列のみで構成されていると判断しなかった場合は、S560に進み、通常のテキストであると判定する。
S570で、印刷対象データが示すテキストがASCII文字列のみで構成されていると判断した場合は、図7のS580に進む。
S580では、印刷対象データが示すテキストを、特定の分割ルールに従って、英字のみからなる1つ以上の単位英字テキストに分割する。分割ルールは適宜決めてよいが、本実施形態では、数字、記号及び空白を区切りとして、数字、記号及び空白以外の英字のみからなる単位英字テキストに分割する。
図8には、例示列挙されている10種類のテキストのうち「cat001」、「abcdef」、「ac0abc」、「Hello,how ae you?」、「a0b0c0」の5種類のテキストについて、それぞれ、分割ルールに従って分割された1つ以上の単位英字テキストが例示されている。
例えば、「cat001」というテキストは、区切りとなる数字001が含まれているため、分割後の単位英字テキストは「cat」の1つである。「abcdef」というテキストは、区切りとなる数字、記号及び空白のいずれもないため、実質的に分割されず、分割後の単位英字テキストは「abcdef」の1つである。
また例えば、「ac0abc」というテキストは、区切りとなる1つの数字「0」が含まれているため、この「0」を区切りとして、「ac」と「abc]の2つの単位英字テキストに分割される。また例えば、「Hello,how ae you?」というテキストは、区切りとなる2つの記号「,」、「?」、及び2つの空白が含まれているため、これらを区切りとして、「Hello」、「how」、「ae」、「you」の4つの単位英字テキストに分割される。また例えば、「a0b0c0」というテキストは、区切りとなる3つの数字「0」が含まれているため、これら3つの「0」を区切りとして、「a」、「b」、「c」の3つの単位英字テキストに分割される。
S590では、分割数Nとして、S580で分割された文字列の数、即ち分割後の単位英字テキストの数をセットする。さらに、S590では、非単語数Pとして、0をセットする。
S600では、分割数Nが1であるか否か判断する。分割数Nが1である場合は、S690に進む。S690では、分割された1つの単位英字テキストが単語であるか否か判断する。なお、ここでいう単語は、特定の意味を有する特定文字数以上の単語である。特定文字数は適宜決めてよく、本実施形態では例えば2である。つまり、本実施形態でいう単語とは、2文字以上のアルファベットからなる単語である。
分割された単位英字テキストが単語であるか否かの具体的判断方法は適宜決めてよい。例えば、印刷アプリ12bが、単位英字テキストが単語であるかどうかを判別するアルゴリズムを備えていて、そのアルゴリズムに従って判断するようにしてもよい。
また例えば、単語辞書を参照し、単語辞書において2文字以上の単語として存在しているか否かに基づいて判断するようにしてもよい。この場合、単語辞書は、例えば、印刷アプリ12bを構成するデータとして情報処理装置10の記憶部12に予め記憶されていてもよい。また例えば、印刷アプリ12bとは別に単語辞書用のアプリケーションソフトあるいはデータベースが記憶部12に記憶されていて、その単語辞書を印刷アプリ12bが参照できるよう構成されていてもよい。また例えば、各通信部15,16,17の何れかを介して、単語辞書を提供する外部のサービス、データベース等へアクセスして、その外部の単語辞書を参照できるよう構成されていてもよい。
S690で、分割された1つの単位英字テキストが単語であると判断した場合は、S740で、印刷対象データが示すテキストが、IDまたはパスワードであると判定する。S690で肯定判断されるようなテキストの具体例としては、例えば、図8に例示する10種類のテキストのうち「cat001」が挙げられる。「cat001」は、S580の処理によって「cat」という1つの単位英字テキストに分割され、且つ、その「cat」は単語である。よって、「cat001」というテキストは、本実施形態では、IDまたはパスワードと判定される。
S690で、分割された1つの単位英字テキストが単語ではないと判断した場合は、S700で、非単語数Pを現在の値から1つ増加させる。S710では、分割数Nに対する非単語数Pの割合(以下、「P/N比」と称する)が閾値以上か否か判断する。閾値は適宜決めてよく、本実施形態では例えば50%である。
S710で、P/N比が閾値以上と判断された場合は、S720で、印刷対象データが示すテキストがパスワードであると判定する。S690で単語ではないと判断されて且つS710でP/N比が閾値以上と判断されることによりパスワードであると判定されるテキストの具体例としては、例えば、図8に例示する10種類のテキストのうち「abcdef」が挙げられる。
S710で、P/N比が閾値以上と判断されなかった場合は、S730で、印刷対象データが示すテキストが通常のテキストであると判定する。
S600で、分割数Nが1ではない場合は、S610に進む。S610では、変数nを1にセットする。S620では、分割された複数の単位英字テキストのうちn番目の単位英字テキストが、3文字以上のテキストであるか否か判断する。3文字以上のテキストと判断されなかった場合は、S650で、比単語数Pを現在の値から1つ増加させて、S660に進む。なお、分割された複数の単位英字テキストに対してどのように順番を設定するかについては適宜決めてよい。
S620で3文字以上のテキストと判断されない単位英字テキストの具体例としては、例えば、図8に例示する「ac0abc」が分割された「ac」や、「a0b0c0」が分割された「a」、「b」、「c」などが挙げられる。
S620で、n番目の単位英字テキストが3文字以上のテキストであると判断された場合は、S630に進む。S630では、n番目の単位英字テキストが単語であるか否かを判断する。ここでいう単語の定義、及び単語であるか否かの判断方法は、S690の判断処理において説明した内容と同じである。
S630で、単語であると判断された場合は、S660に進む。S630で、単語であると判断されなかった場合は、S640で、比単語数Pを現在の値から1つ増加させて、S660に進む。なお、S630で単語であると判断される単位英字テキストの具体例としては、例えば、図8に例示する「Hello,how ae you?」が分割された「Hello」、「how」、「you」が挙げられる。
S660では、変数nが分割数N以上であるか否か判断する。このS660の判断処理は、分割されたN個の単位英字テキストの全てに対してS620以降の処理が行われたか否かを判断する処理である。S660で、変数nが分割数Nよりも少ない場合は、S680で、変数nを現在の値から1つ増加させて、S620に進む。S660で、変数nが分割数N以上である場合は、S670で変数nを0にクリアして、S710に進む。
これにより、分割数Nが2以上のテキストに対しても、S710の判断処理を経て、当該印刷対象が示すテキストがパスワード又は通常のテキストのいずれかに判定される。具体的に、図8に例示する10種類のテキストのうち、「ac0abc」及び「a0b0c0」はS720でパスワードと判定され、「Hello,how ae you?」はS730で通常のテキストと判定される。
図3に戻って説明を続ける。S200のテキスト内容判定処理を終了すると、S210で、アラートが必要か否か判断する。使用者は、S200のテキスト内容判定処理によって判定された内容に応じて、その判定結果を示すアラート画面を表示部13に表示させるか否かを、予め設定することができる。具体的に、印刷アプリ12bの起動後、ユーザが、図9に例示するアラート設定画面50を表示させるための特定の操作を行うと、印刷アプリ12bは、表示部13にアラート設定画面50を表示させる。
アラート設定画面50では、アラート画面を表示させる条件の選択肢として例えば3つの選択肢が表示され、それらの3つの選択肢各々に対してラジオボタン51,52,53が表示される。ユーザは、これら3つの選択肢のうち、アラート画面を表示させたい条件を1つ選び、その条件に対応したラジオボタン51を選択することで、その条件を選択することができる。例えば、S540,S720,S740のいずれかの判定が行われた場合にアラート画面を表示させるようにしたい場合は、「IDまたはパスワード」に対応したラジオボタン52を選択すればよい。なお、図9に示す「IDまたはパスワード」とは、S740でIDまたはパスワードと判定された場合だけでなく、S540及びS720でパスワードと判定された場合も含まれる。
印刷アプリ12bは、S200の判定結果が、アラート設定画面50で選択された条件に合致した場合は、S210でアラートが必要と判断し、S220で、その選択された条件に対応したアラート画面を表示部13に表示させる。
例えば、アラート設定画面50で選択された条件が「IDまたは電話番号」であって、S200の判定結果が「IDまたは電話番号」であった場合は、図10(a)に示すアラート画面Aを表示させる。図10(a)のアラート画面Aには、クリップボード12cにIDまたは電話番号が含まれている可能性があることを示すメッセージと、クリップボード12cから取得した印刷対象データが示すテキスト全体と、印刷を続行するかどうかをユーザに問うメッセージとが表示される。さらに、図10(a)のアラート画面Aには、キャンセルボタン71と続行ボタン72とが表示される。
また例えば、アラート設定画面50で選択された条件が「IDまたはパスワード」であって、S200の判定結果が「パスワード」又は「IDまたはパスワード」であった場合は、図10(b)に示すアラート画面Bを表示させる。図10(b)のアラート画面Bが図10(a)のアラート画面Aと異なるのは、表示されるメッセージの一部である。図10(b)のアラート画面Bでは、クリップボード12cにIDまたはパスワードが含まれている可能性があることを示すメッセージが表示される。また、クリップボード12cから取得した印刷対象データが示すテキストについては、全体が明示されるのではなく、一部のみが明示されて他の一部は「*」によって伏せられる。
また例えば、アラート設定画面50で選択された条件が「パスワード」であって、S200の判定結果が「パスワード」であった場合は、図10(c)に示すアラート画面Cを表示させる。図10(c)のアラート画面Cが図10(b)のアラート画面Bと異なるのは、表示されるメッセージの一部である。図10(c)のアラート画面Cでは、クリップボード12cにパスワードが含まれている可能性があることを示すメッセージが表示される。なお、以下の説明では、図10(a)〜図10(c)に示した3つのアラート画面A,B,Cを特に区別する必要が無い場合は、単に「アラート画面」と称する場合がある。
印刷アプリ12bは、S220でアラート画面を表示させた後、S230で、印刷を続行すべきか否か判断する。具体的に、アラート画面中の続行ボタン72がタップ操作された場合は、印刷を続行すべきと判断して、S240に進む。一方、アラート画面中のキャンセルボタン71がタップ操作された場合は、印刷を実行すべきでないと判断して、S250に進む。
S240では、テキストデータ又はテキスト属性と判断された印刷対象データを、当該印刷対象データが示すテキストを印刷させるための印刷用のデータに成形する。印刷対象データが例えばtext/plain形式(プレーンテキスト)のテキストデータであれば、その印刷対象データをほぼそのまま印刷用のデータとして成形してよい。また例えば、印刷対象データがマークアップ言語であるもののテキスト属性と判断された場合は、例えば印刷対象データからタグを除去することで印刷用データに成形する。S240の処理後は図4のS270に進む。
S250では、クリップボード12cから、現在印刷対象データとして取得しているデータの直前に記憶されたデータを取得すべきか否か判断する。使用者は、アラート画面においてキャンセルボタン71をタップ操作した場合に、クリップボード12cに記憶されている1つ前のデータを印刷対象データとして印刷させるかどうかを、図9のアラート設定画面50において予め設定することができる。
図9に示すように、アラート設定画面50には、アラート画面でキャンセルボタン71がタップ操作された場合にクリップボード12cに記憶されている1つ前のデータを印刷対象データとして取得するかどうかを選択するためのチェックボックス54が表示される。このチェックボックス54をタップ操作してチェック状態にすると、直前データ取得フラグが有効に設定され、チェック状態が解除されると、直前データ取得フラグが無効に設定される。直前データ取得フラグの設定内容を示す情報は記憶部12に記憶される。
S250において、直前データ取得フラグが無効に設定されている場合は、クリップボード12cに記憶されている1つ前のデータを取得せず、クリップボード印刷処理を終了する。S250において、直前データ取得フラグが有効に設定されている場合は、S260で、現在印刷対象データとして取得しているデータ、即ちクリップボード12cに記憶されている最新のデータを、削除する。そして、S110に戻り、クリップボード12cに記憶されているデータを印刷対象データとして取得する。
S260の処理を経てS110で印刷対象データを取得するということは、S260の処理を行う前の段階においてクリップボード12cに記憶されていたデータのうち、最新に記憶されたデータではなくその直前に記憶された、1つ前のデータを取得する、ということである。ただしそのデータは、S260の処理を経てS110に進んできた状態では、クリップボード12c中で最新に記憶されたデータという位置づけになっている。
このようにしてS260の処理を経てS110で印刷対象データを再び取得すると、その再び取得した印刷対象データに対して、S120以降の処理を行う。そして、その再び取得した印刷対象データがテキストデータ、又はテキストデータではないもののテキスト属性と判定された場合は、S200のテキスト内容判定処理が実行される。
次に、S270以降の処理について説明する。図4に示すように、S270では、S150若しくはS190でレンダリングされたデータ、又はS240で成形されたデータに対し、適切な印刷設定を適用する。印刷設定の具体的内容は適宜決めてよい。例えば、テキストであれば、モノクロかつ低画質の印刷設定を適用し、画像であれば、カラーかつ高画質の印刷設定を適用してもよい。
S280では、印刷対象データをプレビュー画像として表示部13に表示させる。S290では、ユーザにより印刷要求が入力されたか否か判断する。印刷要求が入力されなかった場合は、クリップボード印刷処理を終了する。例えばプレビュー画像と共に表示される印刷開始指示用のボタンがタップ操作されることによって、印刷要求が入力された場合は、S300に進む。
S300では、印刷対象データに基づいて、印刷装置30が解釈可能なデータ形式の印刷データを生成する。S310では、生成した印刷データを印刷装置30へ送信する。印刷装置30は、印刷データを受信すると、その印刷データに基づく印刷を開始する。そして,印刷が終了した場合、その印刷が正常に完了したかどうかを示す情報を含む完了通知を情報処理装置10へ送信する。
印刷アプリ12bは、印刷装置30からの完了通知を受信すると、S320で、その完了通知の内容に基づき、送信した印刷データが印刷装置30で正常に印刷されたか否かを判断する。正常に印刷完了しなかった場合は、クリップボード印刷処理を終了する。正常に印刷完了した場合は、S330に進む。
S330では、印刷装置30で印刷させた印刷対象データをクリップボード12cから削除すべきか否か判断する。印刷アプリ12bは、クリップボード12cのデータが印刷装置30で印刷された後にそのデータをクリップボード12cから削除するかどうかをユーザが予め設定できるよう構成されている。S330で、印刷後も削除せず残すように設定されている場合は、クリップボード印刷処理を終了する。S330で、印刷後に削除するよう設定されている場合は、S340に進む。S340では、S310で印刷データとして送信した、印刷済みの印刷対象データを、クリップボード12cから削除させる。
(1−5)実施形態の効果
以上説明した実施形態によれば、以下の(1a)〜(1g)の効果を奏する。
(1a)本実施形態の情報処理装置10では、クリップボード12cに記憶されている印刷対象データが、アラート設定画面50で選択された条件に合致した場合は、アラート画面が表示されてユーザへの報知が行われる。例えば、アラート設定画面50において、ラジオボタン52,53のいずれかを選択しておくことで、印刷対象データが、パスワード若しくはパスワードの可能性があるデータであるパスワード関連データである場合に、アラート画面を表示させることができる。なお、ここでいうパスワードの可能性があるデータとは、S740でIDまたはパスワードと判定されるデータを示す。
そのため、ユーザは、クリップボード12cにパスワードが記憶されていることを失念していたとしても、印刷データが送信される前に、クリップボード12cのデータがパスワード関連データであることを知ることができる。よって、クリップボード12cに記憶されているパスワードがユーザの意図に反して印刷されてしまうことを抑制できる。
(1b)本実施形態の情報処理装置10では、アラート画面の表示後、続行ボタン72がタップ操作された場合、すぐに印刷データが印刷装置30へ送信されず、印刷対象データのプレビュー画像が表示部13に表示される。そして、プレビュー画像表示後、ユーザにより印刷要求が入力された場合に、印刷データが送信されて印刷される。そのため、ユーザは、プレビュー画像を確認して印刷要求を入力するかどうかを決めることができる。
また、ユーザは、アラート画面の表示後、キャンセルボタン71をタップ操作することで、印刷されないようにするのに加えて、プレビュー画像の表示もさせないようにすることができる。つまり、取得した印刷対象データの内容を印刷も表示もさせることなく、当該印刷対象データを対象として処理を終了させることができる。
(1c)本実施形態の情報処理装置10では、クリップボード12cに記憶されている印刷対象データがテキストデータである場合、若しくはマークアップ言語データであるもののテキスト属性と判断された場合に、S200のテキスト内容判定処理が実行される。印刷対象データが例えば画像データのみの場合のようにパスワードではない可能性が高い場合には、S200のテキスト内容判定処理が行われない。そのため、S200のテキスト内容判定処理を効率的に行わせることができる。
(1d)本実施形態の情報処理装置10は、クリップボード12cに記憶されている印刷対象データがテキストデータであって且つテキストが記号のみで構成されている場合は、その印刷対象データはパスワードであると判断する。そのため、印刷対象データがパスワードであるか否かを容易且つ効率的に行うことができる。
(1e)クリップボード12cに記憶されている印刷対象データが、テキストデータではあるもののテキストが記号のみでは構成されていない場合であっても、ASCII文字コードに含まれる制御コード以外の文字のみで構成されている場合は、パスワードの可能性が包含されている。そこで本実施形態では、そのような場合は、印刷対象データが示すテキストデータを単位英字テキストに分割し、各単位英字テキストのうち、特定の意味を有する特定文字数以上の単語ではないものの割合が閾値以上の場合は、パスワードと判断するようにしている。そのため、パスワードであるか否かを精度良く判断できる。
(1f)本実施形態の情報処理装置10では、分割された単位英字テキストの数が規定数以下の場合に、各単位英字テキストがいずれも単語である場合は、印刷対象データがIDまたはパスワード、換言すれば印刷対象データがパスワードの可能性がある、と判断される。そのため、単位英字テキストへの分割数が規定数以下である印刷対象データについて、パスワードの可能性があるかどうかの判断を容易且つ効率的に行うことができる。
(1g)本実施形態の情報処理装置10では、印刷対象データがマークアップ言語データであっても、テキスト属性と判断した場合は、テキストデータとみなして、パスワード関連情報が含まれているか否か等の判断を行うようにしている。そのため、印刷対象データに含まれているパスワードをより精度良く見つけ出すことができる。
(1−6)特許請求の範囲の文言との対応関係
ここで、上記実施形態の文言と特許請求の範囲の文言との対応関係について説明する。表示部13は出力部の一例に相当する。第2無線通信部16は通信部の一例に相当する。図10のアラート画面において、続行ボタン72のタップ操作は処理続行要求の一例に相当し、キャンセルボタン71のタップ操作は印刷停止要求の一例に相当する。直前データ取得フラグは直前データ要否情報の一例に相当する。
S200の処理はパスワード判断処理の一例に相当する。S220の処理は報知処理の一例に相当する。S300の処理は印刷データ生成処理の一例に相当する。S310の処理は送信処理の一例に相当する。S280の処理は表示処理の一例に相当する。S130の処理は種別判断処理の一例に相当する。S580の処理は分割処理の一例に相当する。
[2.他の実施形態]
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されることなく、種々変形して実施することができる。
(2−1)クリップボード12cに記憶されるデータが、時系列的に異なる2つの最新のデータであることは、あくまでも一例である。クリップボード12cは、常に最新の1つのデータのみ記憶されるよう構成されていてもよいし、記憶タイミングが時系列的に異なる3つ以上のデータが記憶されるよう構成されていてもよい。
(2−2)図7のS600では、本発明の規定数の一例として「1」を示したが、本発明の規定数は「1」以外であってもよい。例えば、規定数を「2」に設定し、分割数Nが2以下の場合にS690に進むようにしてもよい。そして、分割数Nが例えば2の場合、分割された2つの単位英字テキストがいずれも単語辞書に存在しない場合、つまり分割された全ての単位英字テキストが単語ではない場合に、S700以降に進んで、印刷対象データが示すテキストがパスワードであると判定するようにしてもよい。
(2−3)上記実施形態では、本発明の報知処理の一例として、図3のS220のアラート表示を示したが、報知処理として他の処理を行ってもよい。例えば、音声入出力部19を介して音声にて聴覚的に報知を行うようにしてもよい。
(2−4)印刷対象データの内容如何に関わらず、アラート画面を表示させないように設定できてもよい。また、プレビュー画像を表示させることなく印刷データを印刷装置30へ送信させて印刷させることができるよう設定できてもよい。
(2−5)上記実施形態における1つの構成要素が有する複数の機能を、複数の構成要素によって実現したり、1つの構成要素が有する1つの機能を、複数の構成要素によって実現したりしてもよい。また、複数の構成要素が有する複数の機能を、1つの構成要素によって実現したり、複数の構成要素によって実現される1つの機能を、1つの構成要素によって実現したりしてもよい。また、上記実施形態の構成の一部を省略してもよい。また、上記実施形態の構成の少なくとも一部を、他の上記実施形態の構成に対して付加又は置換してもよい。なお、特許請求の範囲に記載した文言から特定される技術思想に含まれるあらゆる態様が本発明の実施形態である。
(2−6)上述した情報処理装置10の他、当該情報処理装置10を構成要素とするシステム、当該情報処理装置10としてコンピュータを機能させるためのプログラム、このプログラムを記録した半導体メモリ等の非遷移的実態的記録媒体、情報処理装置10で用いられている各種処理方法など、種々の形態で本発明を実現することもできる。
10…情報処理装置、11…制御部、12…記憶部、12a…OS、12b…印刷アプリ、12c…クリップボード、13…表示部、14…入力部、14a…タッチパネル、15…第1無線通信部、16…第2無線通信部、17…非接触通信部、18…外部I/F、19…音声入出力部、20…撮影部、30…印刷装置、40…メインメニュー画面、41…クリップボード印刷アイコン、42…機能設定ボタン、50…アラート設定画面、51〜53…ラジオボタン、54…チェックボックス、71…キャンセルボタン、72…続行ボタン。

Claims (10)

  1. クリップボードを有する記憶部と、
    情報を出力する出力部と、
    印刷装置とデータ通信可能に構成された通信部と、
    制御部と、
    を備える情報処理装置において、前記制御部が実行可能な情報処理プログラムであって、
    前記制御部に、
    前記クリップボードに記憶されている印刷対象データが、パスワード又はパスワードの可能性があるデータであるパスワード関連データであるか否か判断するパスワード判断処理と、
    前記パスワード判断処理により前記印刷対象データが前記パスワード関連データであると判断された場合に前記出力部を介して特定の報知を行う報知処理と、
    前記報知処理による報知後、処理続行要求が入力された場合に、前記印刷対象データに基づいて前記印刷装置が解釈可能なデータ形式の印刷データを生成する印刷データ生成処理と、
    前記印刷データ生成処理により生成された前記印刷データを前記通信部を介して前記印刷装置へ送信させる送信処理と、
    を実行させるための情報処理プログラム。
  2. 請求項1に記載の情報処理プログラムであって、
    前記出力部は、画像を表示可能な表示部を備え、
    前記制御部に実行させる処理として、さらに、前記報知処理による報知後、前記処理続行要求が入力された場合に、前記印刷対象データが示す情報を前記表示部へ表示させる表示処理を備え、
    前記印刷データ生成処理は、前記表示処理の実行後、前記印刷対象データを印刷させるよう要求する印刷要求が入力された場合に実行されるよう構成されている
    情報処理プログラム。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の情報処理プログラムであって、
    前記制御部に実行させる処理として、さらに、前記クリップボードに記憶されている前記印刷対象データの種別を判断する種別判断処理を備え、
    前記種別判断処理により前記種別がテキストデータと判断された場合に、前記印刷対象データに対して前記パスワード判断処理が実行されるように構成されている、
    情報処理プログラム。
  4. 請求項3に記載の情報処理プログラムであって、
    前記パスワード判断処理は、前記印刷対象データが示すテキストが記号のみで構成されている場合、前記印刷対象データがパスワードであると判断するように構成されている、情報処理プログラム。
  5. 請求項4に記載の情報処理プログラムであって、
    前記パスワード判断処理は、
    前記印刷対象データが示すテキストが記号のみで構成されていない場合に、前記印刷対象データがASCII文字コードに含まれる文字のうち制御文字以外の文字のみで構成されている場合、前記印刷対象データが示すテキストを特定の分割ルールに従って英字のみからなる1つ以上の単位英字テキストに分割する分割処理を含み、
    前記分割処理により分割された各前記単位英字テキストのうち、特定の意味を有する特定文字数以上の単語ではないものの割合が閾値以上の場合、前記印刷対象データがパスワードであると判断するよう構成されている、
    情報処理プログラム。
  6. 請求項5に記載の情報処理プログラムであって、
    前記パスワード判断処理は、前記分割処理により分割された前記単位英字テキストの数が規定数以下の場合に、各前記単位英字テキストがいずれも単語である場合、前記印刷対象データが前記パスワード関連データであると判断するよう構成されている、
    情報処理プログラム。
  7. 請求項3〜請求項6のいずれか1項に記載の情報処理プログラムであって、
    前記種別判断処理は、前記印刷対象データの種別がマークアップ言語であった場合に、前記印刷対象データに画像、テーブル及び罫線が含まれていない場合は、前記印刷対象データの種別をテキストデータと判断するよう構成されている、情報処理プログラム。
  8. 請求項1〜請求項7のいずれか1項に記載の情報処理プログラムであって、
    前記クリップボードは、新たに印刷対象データが記憶される際、少なくとも、直前に記憶された印刷対象データはそのまま残されることにより、時系列的に異なる少なくとも2つの最新の印刷対象データが記憶されるように構成されており、
    前記記憶部には、前記報知処理による報知後に前記印刷対象データを印刷させないよう要求する印刷停止要求が入力された場合に前記クリップボードに記憶されている最新の印刷対象データの直前に記憶された印刷対象データに基づく前記印刷データを生成すべきか否かを示す直前データ要否情報が記憶されており、
    当該情報処理プログラムは、前記報知処理による報知後に前記印刷停止要求が入力された場合、前記記憶部に記憶されている前記直前データ要否情報が、前記直前に記憶された印刷対象データに基づく前記印刷データを生成すべきであることを示す内容である場合、前記直前に記憶された印刷対象データを対象として前記パスワード判断処理が実行されるよう構成されている、
    情報処理プログラム。
  9. クリップボードを有する記憶部と、
    情報を出力する出力部と、
    印刷装置とデータ通信可能に構成された通信部と、
    制御部と、
    を備える情報処理装置であって、
    前記制御部は、
    前記クリップボードに記憶されている印刷対象データが、パスワード又はパスワードの可能性があるデータであるパスワード関連データであるか否か判断するパスワード判断処理と、
    前記パスワード判断処理により前記印刷対象データが前記パスワード関連データであると判断された場合に前記出力部を介して特定の報知を行う報知処理と、
    前記報知処理による報知後、処理続行要求が入力された場合に、前記印刷対象データに基づいて前記印刷装置が解釈可能なデータ形式の印刷データを生成する印刷データ生成処理と、
    前記印刷データ生成処理により生成された前記印刷データを前記通信部を介して前記印刷装置へ送信させる送信処理と、
    を実行する情報処理装置。
  10. クリップボードに記憶されている印刷対象データが、パスワード又はパスワードの可能性があるデータであるパスワード関連データであるか否か判断するパスワード判断ステップと、
    前記パスワード判断ステップにより前記印刷対象データが前記パスワード関連データであると判断された場合に特定の報知を行う報知ステップと、
    前記報知ステップによる報知後、処理続行要求が入力された場合に、前記印刷対象データに基づいて印刷装置が解釈可能なデータ形式の印刷データを生成する印刷データ生成ステップと、
    前記印刷データ生成ステップにより生成された前記印刷データを前記印刷装置へ送信する送信ステップと、
    を備える情報処理方法。
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