JP2018142139A - Rfタグ - Google Patents

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菊地 文男
Fumio Kikuchi
文男 菊地
富穂 山田
Tomio Yamada
富穂 山田
中里 克己
Katsumi Nakazato
克己 中里
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【課題】マイクロ波に対して耐性を有するRFタグを提供すること。【解決手段】RFタグ1は、耐熱性材料からなる基材11と、基材11に配置され、アンテナとして機能するアンテナ導体12と、基材11に配置され、アンテナ導体12の一部と接合されるRFIC13と、を備え、アンテナ導体12とRFIC13とは、金属接合によって接合される。【選択図】図1

Description

本発明は、RFタグに関する。
近年、RF(Radio Frequency)タグにより物品を高速かつ正確に選別することが実現されている。RFタグは、サイズ、形状、電池の搭載の有無、データ伝送方式、使用周波数等により多くの種類があり、ユーザの用途に応じて選択される。
例えば、特許文献1には、小型かつ安価に製造可能なRFタグが提案されている。
特表2013−505618号公報
RFタグの用途の1つとして、弁当や冷凍食品等を管理するために、弁当や冷凍食品等の包装容器にRFタグを取り付けることが考えられる。
弁当や冷凍食品等は、電子レンジによって加熱調理する必要がある。しかし、電子レンジは、マイクロ波を物体に照射することにより物体を加熱している。そのため、従来のRFタグは、マイクロ波によってRFタグの構成部材が損傷していまい、RFタグのデータの読み取り/書き込みが不可能になる。
そこで、本発明は、マイクロ波に対して耐性を有するRFタグを提供することを目的とする。
本発明のRFタグは、耐熱性材料からなる基材と、前記基材に配置され、アンテナとして機能するアンテナ導体と、前記基材に配置され、前記アンテナ導体の一部と接合されるRFICと、を備え、前記アンテナ導体と前記RFICとは、金属接合によって接合される。
この発明によれば、アンテナ導体とRFICとが金属接合によって接合されることによって、RFタグにマイクロ波を照射した際に、アンテナ導体とRFICとの金属接合がマイクロ波によって損傷せず、マイクロ波に対して耐性を有するRFタグを得ることができる。
また、前記耐熱性材料は、ポリオレフィン系材料又はセラミックスを含むことが好ましい。この発明によれば、耐熱性材料がポリオレフィン系材料又はセラミックスを含むことによって、マイクロ波に対して耐性を有する基材を備えるRFタグを得ることができる。
本発明によれば、マイクロ波に対して耐性を有するRFタグを提供することができる。
本発明の一実施形態に係るRFタグの構造を示す断面図である。 本発明の一実施形態に係るRFタグを製造する工程の一例を示す図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るRFタグ1の構造を示す断面図である。RFタグ1は、例えば2.45GHz、UHF帯(860〜960MHz)等の無線周波数信号を用いてリーダライタ(図示せず)と無線通信を行う。
RFタグ1のサイズは、例えば、3mm×5mm×1mm〜15mm×100mm×3.5mm程度であることが好ましい。
図1に示すように、RFタグ1は、基材11と、アンテナ導体12と、RFIC13と、ボンディングワイヤ14と、封止樹脂15と、基材16と、を備える。
基材11は、耐熱性材料であり、例えば、ポリオレフィン系材料又はセラミックス材料からなる。ポリオレフィン系材料としては、例えば、ポリプロピレン、ポリエチレン、テフロン(登録商標)等が挙げられるが、これらに限定されるものではない。
セラミックス材料は、特に、低温同時焼成セラミックス(Low Temperature Co−fired Ceramics(LTCC))であることが好ましい。
アンテナ導体12は、アンテナ(例えば、ダイポールアンテナ、ループアンテナ)として機能する。具体的には、アンテナ導体12は、例えば、2.45GHzやUHF帯(860〜960MHz)のような無線周波数信号において、リーダライタから送信された無線周波数信号に共振することにより、リーダライタ(図示せず)との間で信号を送受信する。
アンテナ導体12は、金属で構成され、特に、銅箔からなることが好ましい。また、アンテナ導体12の厚さは、約40〜50μm程度であることが好ましい。
更に、アンテナ導体12は、アンテナ導体12の端部に角が形成された形状ではなく、アンテナ導体12の端部が丸められた形状であることが好ましい。このような構造を備えることにより、アンテナ導体12は、マイクロ波によって放電しにくくなる。
RFIC13は、基材11に配置され、ボンディングワイヤ14によってアンテナ導体12と金属接合される。
RFIC13は、送受信部及びメモリから構成され、アンテナ導体12を介して受信した命令に従ってデータの読み出し及び書き込みを行う。
ボンディングワイヤ14は、アンテナ導体12とRFIC13とを金属接合する。
ボンディングワイヤ14は、IC等の実装に用いられる一般的な材料で構成される。例えば、ボンディングワイヤ14は、金、銀、銅、アルミニウム等の金属を含んで構成される。
封止樹脂15は、エポキシ樹脂等からなり、RFIC13及びボンディングワイヤ14を樹脂封止する。
基材16は、基材11、アンテナ導体12、RFIC13及び封止樹脂15上に形成され、基材11、アンテナ導体12、RFIC13及び封止樹脂15を覆う。基材16は、基材11と同様の材料で構成される。
なお、RFタグ1は、上述した構造に限定されず、他の構造(例えば、アンテナ導体と基材とが三層以上で構成される構造)であってもよい。
図2は、本発明の一実施形態に係るRFタグ1を製造する工程の一例を示す図である。
なお、以下のRFタグ1を製造する工程は、一例であり、他の製造方法を用いてRFタグ1を製造してもよい。
図2に示すように、RFタグ1を製造する工程は、工程(a)と、工程(b)と、工程(c)と、工程(d)と、を備える。
工程(a)において、めっき、印刷技術等を用いて銅を基材11上に形成することによって、アンテナ導体12を基材11に形成する。
工程(b)において、RFIC13を半田等によって基材11に搭載し、RFIC13とアンテナ導体12とをボンディングワイヤ14によって金属接合する。
工程(c)において、RFIC13及びボンディングワイヤ14を封止樹脂15で覆い、熱硬化することにより、RFIC13及びボンディングワイヤ14を樹脂封止する。
工程(d)において、基材16を基材11、アンテナ導体12、RFIC13及び封止樹脂15上に形成する。また、基材11及び16を塗装等によって被覆してもよい。
以上説明したように、本実施形態に係るRFタグ1によれば、耐熱性材料からなる基材11と、基材11に配置され、アンテナとして機能するアンテナ導体12と、基材11に配置され、アンテナ導体12の一部と接合されるRFIC13と、を備え、アンテナ導体12とRFIC13とは、金属接合によって接合される。
従来のRFタグでは、例えば、RFICとアンテナ導体とを導電性ペーストによって接合していた。しかし、導電性ペーストは、金属粒子同士が接合しているため、マイクロ波によって金属粒子同士の接合が外れ、その結果、RFICとアンテナ導体との接合は、断線してしまう。
一方、本実施形態に係るRFタグ1は、導電性ペースト等を使わずに、アンテナ導体12とRFIC13とを金属接合しているため、アンテナ導体12とRFIC13との接合部分は、マイクロ波によって断線しない。
よって、RFタグ1は、アンテナ導体12とRFIC13とが金属接合によって接合されることにより、マイクロ波に対して耐性を有することができる。
また、RFタグ1において、基材11及び基材16の耐熱性材料は、ポリオレフィン系材料又はセラミックスを含むことが好ましい。
例えば、ポリオレフィン系材料又はセラミックスは、誘電体内での電気エネルギー損失の度合いを表す誘電正接(tanδ)の値が低いため、マイクロ波による分子の振動が少なく、マイクロ波の影響を受けにくい。よって、耐熱性材料としてポリオレフィン系材料又はセラミックスを用いることにより、マイクロ波に対して耐性を有するRFタグを好適に得ることができる。
なお、本実施形態に係るRFタグ1は、電子レンジから照射されるマイクロ波だけを目的としたものではない。例えば、マイクロ波照射を用いる製造工程(例えば、液晶パネルの製造工程や、薬品の洗浄工程等)においても、製造工程の個体管理のために、搬送用の容器等に本実施形態に係るRFタグ1を用いることができる。
本発明の実施形態に記載された効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、本発明の実施形態に記載されたものに限定されるものではない。
1 RFタグ
11 基材
12 アンテナ導体
13 RFIC
14 ボンディングワイヤ
15 封止樹脂
16 基材

Claims (2)

  1. 耐熱性材料からなる基材と、
    前記基材に配置され、アンテナとして機能するアンテナ導体と、
    前記基材に配置され、前記アンテナ導体の一部と接合されるRFICと、
    を備え、
    前記アンテナ導体と前記RFICとは、金属接合によって接合される
    RFタグ。
  2. 前記耐熱性材料は、ポリオレフィン系材料又はセラミックスを含む請求項1に記載のRFタグ。
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