JP2018140495A - 電子機器、画像形成装置及び画像形成装置の報知方法 - Google Patents

電子機器、画像形成装置及び画像形成装置の報知方法 Download PDF

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Abstract

【課題】プリンタを持ち運ぶ際、ACコードが破損しないようにする。【解決手段】商用電源を供給するACコード102と、ユーザによって持ち運ばれるときに把持される手掛け部10、20と、手掛け部10、20に対する把持を検出する把持検出手段401と、ユーザへの報知を行う報知手段402と、ACコード102が接続されているときに商用電源の供給を制御する電源制御手段400とを備え、電源制御手段400は、把持検出手段401によって手掛け部10、20に対する把持が検出されたときに、報知手段402によって、ACコード102の取外しを促す報知を行うこと。【選択図】図1

Description

本発明はACコードに接続される電子機器、特にプリンタ及び複写機等の画像形成装置に関するものである。
一般に、プリンタ及び複写機等の電子機器としての画像形成装置は、オフィス等に配置され、使用しやすいように頻繁にその設置場所が移動される。このとき画像形成装置は、ユーザによって画像形成装置の底部適所が把持されて持ち運ばれる(例えば、特開2012−150151号公報(特許文献1)参照)。
特開2012−150151号公報
しかしながら、上記構成の画像形成装置では、その設置場所の移動の際、ACコードの取外しを忘れて持ち運ぼうとし、ACコード等が損傷するという問題があった。或いは、画像形成装置と接続されたオプション装置があった場合、画像形成装置から電源が供給されたまま画像形成装置が持ち運ばれ、活栓挿抜による故障が発生するという問題もあった。
本発明はこのような問題を解決することを課題とし、画像形成装置の設置場所が移動されるときに、ACコードが接続されたまま画像形成装置が持ち運ばれないようにし、ACコード等の損傷を防止することができる画像形成装置を提供することを目的とするものである。更に、オプション装置への電源が供給されたまま画像形成装置が持ち運ばれないようにし、活栓挿抜による故障が発生しないようにした画像形成装置を提供することを目的とするものである。
上記課題を解決するために請求項1記載の本発明に関する電子機器は、商用電源を供給する商用電源供給部材と、ユーザによって機器本体を移動するときに押圧される押圧部と、前記押圧部に対する押圧を検出する押圧検出手段と、ユーザへの報知を行う報知手段と、前記商用電源が供給されているときに動作し電源オン及びオフを制御する電源制御手段とを備え、前記電源制御手段は、前記押圧検出手段によって前記押圧部に対する前記押圧が検出されたときに、前記報知手段によって、前記商用電源供給部材の取外しを促す報知を行うことを特徴とする。
請求項2記載の本発明に関する画像形成装置は、商用電源を供給する商用電源供給部材と、ユーザによって持ち運ばれるときに把持される手掛け部と、前記手掛け部に対する把持を検出する把持検出手段と、ユーザへの報知を行う報知手段と、前記商用電源供給部材が接続されているときに前記商用電源の供給を制御する電源制御手段とを備え、前記電源制御手段は、前記把持検出手段によって前記手掛け部に対する把持が検出されたときに、前記報知手段によって、前記商用電源供給部材の取外しを促す報知を行うことを特徴とする。
請求項3記載の本発明に関する画像形成装置は、前記商用電源供給部材が接続され前記商用電源が供給された状態で押下されると電源オン状態とする電源スイッチを設け、前記電源制御手段は、前記電源スイッチによる前記電源オン状態において、前記把持検出手段によって把持が検出されたときに、前記報知手段によって前記商用電源供給部材の取外しを促す報知を行うことを特徴とする。
請求項8記載の本発明に関する画像形成装置は、着脱可能なオプション装置と、前記オプション装置への電源供給を制御するオプション装置電源供給手段を備え、前記電源制御手段は、前記電源オン状態において前記把持検出手段によって前記把持が検出されたときは、前記オプション装置電源供給手段を介して、前記オプション装置への電源供給を停止することを特徴とする。
本発明によれば、前記電源制御手段が、前記押圧検出手段によって前記押圧部に対する前記押圧が検出されたときに、前記報知手段によって、前記商用電源供給部材の取外しを促す報知を行うようにしたので、電子機器を持ち運ぶ際に、又は画像形成装置を持ち運ぶ際に、商用電源供給部材が接続されたまま持ち運ばれることを防止でき、商用電源供給部材の損傷を防止することができる。
第1の実施の形態に関する画像形成装置の装置背面側から見た外観斜視図である。 第1の実施の形態に関する画像形成装置の装置正面側から見た外観斜視図である。 第1の実施の形態に関する画像形成装置を装置右側から見た側面図である。 第1の実施の形態に関する画像形成装置の手掛け部のX―X部分断面図である。 第1の実施の形態に関する画像形成装置のブロック図である。 第1の実施の形態に関する画像形成装置の電源制御部の機能ブロック図である。 第1の実施の形態に関する画像形成装置の電源オフ状態から開始する動作フローチャート図である。 第1の実施の形態に関する画像形成装置の電源オン状態から開始する動作フローチャート図である。 第1の実施の形態に関する画像形成装置のシャットダウン処理選択画面を示す説明図である。 第1の実施の形態に関する画像形成装置のシャットダウン処理中画面を示す説明図である。 第2の実施の形態に関する画像形成装置の装置背面側から見た外観斜視図である。 第2の実施の形態に関する画像形成装置のブロック図である。 第2の実施の形態に関する画像形成装置の機能ブロック図である。 第2の実施の形態に関する画像形成装置の電源オン状態から開始する動作フローチャート図である。 第2の実施の形態に関する画像形成装置の再起動促し画面を示す説明図である。
(第1の実施の形態)
以下に本発明を実施するための最良の形態である第1の実施の形態を説明する。各図面に共通な要素には同一の符号を付す。以下、第1の実施の形態に関する電子機器としてのプリンタ(以下、画像形成装置という)101の構成を説明する。
図1は、第1の実施の形態に関する画像形成装置の装置背面側から見た外観斜視図である。図2は、第1の実施の形態に関する画像形成装置の装置正面側から見た外観斜視図である。電子機器としての画像形成装置101は、後に図5に示すPC(Personal Computer)等のホスト装置320から送信されてくる印刷ジョブに基づいて、所定の印刷媒体に画像形成を行って印刷を行うものである。
図1に示すように、画像形成装置101は、装置背面に商用電源供給部材102が接続され、商用電源が供給される。商用電源供給部材102は装置正面又は側面に設けるようにしてもよい。商用電源供給部材102は、例えば、ACインレット103、ACインレットプラグ104、ACコード105及びACプラグ106から構成される。
装置背面に設けられたACインレット103にはACコード105の一方端部に設けられたACインレットプラグ104が挿入される。ACコード105の他方端部に設けられたACプラグ106は市販のACコンセントに挿入される。
画像形成装置101の装置正面側には、操作表示部150が設けられている。操作表示部150にはガイダンス等を表示する表示部151及び操作キー152が配置されている。表示部151は、LCD(Liquid Crystal Display)等のディスプレイ上に透明タッチパネルを積層して構成し、表示機能に加えて入力機能を有する構成とするのがよい。操作キー152は、例えば、印刷開始キー、所定の選択を行う選択キー、選択決定キー、操作キャンセルキー及びテンキー等から構成される。
また、画像形成装置101は、装置を移動し易いように、即ち、持ち運び易いように装置正面及び背面側から見て左右対称であって、装置の左右側面下方の位置に、手掛け部10a、10b、20a及び20bが計4箇所設けられる。手掛け部10a、10b、20a及び20bは、装置正面及び背面側から二人のユーザによって把持され、即ち押圧される押圧部として機能する。
即ち、画像形成装置101は、図1に示すように装置右側面30aの下方で装置正面側に手掛け部10aを備え、装置背面側に手掛け部20aを備える。同様に、図2に示す装置左側面30bの下方で装置正面側に手掛け部10bを備え、装置背面側に手掛け部20bを備える。以下、装置正面側から見て右側を装置右側、左側を装置左側という。また、簡略化のために、手掛け部10及び20に係る説明において装置右側と装置左側に共通の説明では左右を識別するa及びbの付記を省略する。
手掛け部10及び20は、画像形成装置101を移動するとき、即ち、持ち運ぶときに、装置正面側のユーザが両手で手掛け部10a及び10bを持ち、装置背面側のユーザが両手で手掛け部20a及び20bを持つことを想定して配置している。
図2に示すように、画像形成装置101の装置正面側には、電源スイッチ107が設けられている。電源スイッチ107は、商用電源供給部材102が接続され商用電源が供給された状態で押下されると画像形成装置101の電源を投入し電源オン状態とするものである。一方、画像形成装置101が電源オン状態において、電源スイッチ107が押下されることによって画像形成装置101の電源をオフし、即ち、電源オフ状態とする機能も有する。
図3は、第1の実施の形態に関する画像形成装置を装置右側から見た側面図である。手掛け部10a、20aは、それぞれ画像形成装置101の装置右側面30aと底面45とのなす角部において直角に形成した凹部を有し、持ち運びの際のユーザの手が掛かる程度の幅を有する。前述のように、装置正面方向に手掛け部10aを有し、装置背面方向に手掛け部20aを有する。図2に示す手掛け部10b、20bも、同様にそれぞれ画像形成装置101の装置左側面30bと底面45とのなす角部において直角に形成した凹部であって、持ち運びの際のユーザの手が掛かる程度の幅を有する。
図3に示すように、装置右側の手掛け部10a及び20aには、鉛直上向き及び下向き、即ち矢印A方向及びB方向にスライド移動自在の把持部11a、21aが設けられている。また、把持部11a、21aの上部には、把持スイッチ12a、22aが設けられている。把持スイッチ12a、22aは、例えば、タクトスイッチによって構成する。手掛け部10a及び20aをこのような構成とすることによって、ユーザによって、手掛け部10a、20aが把持されたときに把持スイッチ12a、22aがオンし、ユーザによる把持を検出することができる。
同様に、画像形成装置101の装置左側側面30bにも、手掛け部10b及び20b、図示しない把持部11b及び21b並びに後述する把持スイッチ12b及び22bを設ける。
更に詳細に押圧部としての手掛け部10の構成を説明する。図4は第1の実施の形態に関する画像形成装置の手掛け部のX―X部分断面図である。図4(a)は、ユーザによって手掛け部10の把持部11が把持されていない状態を示し、図4(b)は、ユーザによって把持部11が把持されたときの状態を示す。なお、図4においては、装置右側の手掛け部10aについて付記aを省略して説明する。また、装置左側の手掛け部10b、装置右側の手掛け部20a及び装置左側の手掛け部20bも、図4に示す構成と同様であるので説明を省略する。
把持部11は、直角に設けられた凹部としての手掛け部10の内側に沿って、逆L字型に配置される。把持部11は垂直部11−1と水平部11−2からなる。把持部11は、垂直部11−1に沿って矢印A及びB方向にスライド移動自在に配置される。把持部11の垂直部11−1は、圧縮ばね15によって矢印B方向に付勢力を受ける。圧縮ばね15は、装置本体に設けられた第1突当て部14と把持部11の垂直部11−1との間に配置される。
把持スイッチ12は、把持部11が上方向としての矢印A方向にスライド移動したときに把持部11の水平部11−2に押されてオン状態となるタクトスイッチである。なお、把持スイッチ12に替えて、把持部11の矢印A方向へのスライド移動を検出する光学センサ等によって構成するようにしてもよい。
図4(a)に示すように、把持部11は、ユーザによって把持部11が把持されていない状態にあるときは、圧縮ばね15の下方向としての矢印B方向への付勢力によって、装置本体の底面45に配置された第2突当て部16と突き当たった状態となる。このとき、把持部11と第3突当て部13との間には所定の間隙dが形成されているので、把持スイッチ12はオフの状態となる。
そして、図4(b)に示すように、ユーザが画像形成装置101を持ち運ぶ際、ユーザの手130によって把持部11が把持されると、把持部11は圧縮ばね15の付勢力に抗して、上方向としての矢印A方向にスライド移動する。このとき、把持部11は、装置本体の第3突当て部13に突き当たった状態となり、把持部11の水平部11−2によって把持スイッチ12が押され、オンの状態となる。このように手掛け部10を構成することによって、画像形成装置101は、画像形成装置101を持ち運ぶときのユーザによる把持を把持スイッチ12のオン/オフによって検出することができる。
次に、第1の実施の形態に関する画像形成装置101の制御系の構成を説明する。図5は、第1の実施の形態に関する画像形成装置のブロック図である。電源スイッチ107は、図2を用いて説明した装置正面側に配置され画像形成装置101の電源オン/オフを行うためのスイッチである。
把持スイッチ12及び22は、図6を用いて後述する押圧検出手段としての把持検出手段401として機能する。即ち、図3及び図4を用いて説明したユーザによる手掛け部10及び20の把持部11及び21の把持を検出するタクトスイッチである。
把持スイッチ12は、装置右側面30aの下方に設けられた把持スイッチ12aと、装置左側面30bの下方に設けられた把持スイッチ12bからなる。把持スイッチ22は、装置右側面30aの下方に設けられた把持スイッチ22aと、装置左側面30bの下方に設けられた把持スイッチ22bからなる。
AC/DCコンバータ302は、商用電源301からサブ電源5VSを生成するAC/DCコンバータである。
トライアック303は、そのゲート端子に接続されるプリンタ制御部307からのPOWERSAVE−N信号によって、AC/DCコンバータ304への商用電源301の供給又は停止を行う双方向半導体スイッチング素子である。この供給又は停止によって、プリンタ制御部307へのメイン電源24V及び5Vの供給又は停止を行う。トライアック303は、例えば、双方向3端子サイリスタによって構成される。
AC/DCコンバータ304は、商用電源301からメイン電源24V及び5Vを生成するAC/DCコンバータである。
電源制御部305は、図6を用いて後述する電源制御手段400として機能し、画像形成装置101の電源オン及び電源オフを制御するものである。電源制御部305は、商用電源301が供給された状態でAC/DCコンバータ302によって生成されるサブ電源5VSによって動作する。電源制御部305は、例えばCPU(Central Processing Unit)によって構成される。このように電源制御部305は、商用電源301が供給された状態であれば、電源オフされてもサブ電源5VSによって動作する。以下、画像形成装置101が電源オフされ、商用電源301が供給されたこの状態を「電源オフ状態」という。一方、画像形成装置101が電源オンされ印刷可能な稼動状態を「電源オン状態」という。
FET306は、そのゲート端子に接続される電源制御部305からのPWRON−N信号によって、プリンタ制御部307ヘのサブ電源5VSの供給及び停止を行う半導体スイッチング素子である。FET306は、例えば、FET(Field Effect Transistor)、即ち電界効果型トランジスタによって構成される。PWRON−N信号は、プリンタ制御部307ヘのサブ電源5VSの供給及び停止を制御するための信号である。
プリンタ制御部307は、電源オン状態において、図6を用いて後述する報知手段402として機能する操作表示部150、通信部311及び印刷部312を制御し、印刷を制御するものである。操作表示部150は、前述のように表示機能及び入力機能を有する。通信部311は、ホスト装置320との通信を行う。印刷部312は、電子写真式プリント機構等によって所定の印刷媒体に印刷を行う。
プリンタ制御部307は、メイン電源24V及び5Vによって動作し、適時、POWERSAVE−N信号をトライアック303に送出する。POWERSAVE−N信号はAC/DCコンバータ304からメイン電源24Vと5Vをプリンタ制御部307へ供給及び停止を制御するため信号である。プリンタ制御部307は、例えばCPU(Central Processing Unit)によって構成される。
ブザー回路308は、電源オフ状態及び電源オン状態において報知手段402として機能し、ユーザにブザー等で報知を行うものである。ブザー回路308は、ブザーを鳴動させる回路によって構成される。ブザー回路308は、これに替えて又はこれに加えて、音声出力を行う回路構成を備えるようにしてもよい。
画像形成装置101は、以上の各部が以下のように接続される。即ち、商用電源301は、サブ電源用AC/DCコンバータ302及びトライアック303に接続される。AC/DCコンバータ302の出力であるサブ電源5VSは、電源制御部305及びFET306に接続される。電源制御部305からの出力としてPWRON−N信号がFET306のゲート端子に接続される。プリンタ制御部307からの出力としてPOWERSAVE−N信号がトライアック303のゲート端子に接続される。
また、電源制御部305には、電源スイッチ107の出力及び手掛け部10及び20の4個の把持スイッチ12a、12b、22a及び22bの出力が入力される。更に、電源制御部305にはブザー回路308が接続される。このように電源制御部305は、電源オフ状態において電源スイッチ107並びに把持スイッチ12及び22のオン/オフを検出することができる。同様に、電源制御部305は電源オフ状態においてブザー回路308による鳴動も行うことができる。
また、電源制御部305及びプリンタ制御部307間は、シリアル通信309によって接続され、電源制御部305は、画像形成装置101を電源オフとするときに、このシリアル通信309によってプリンタ制御部307にコマンドを送信できる構成となっている。
次に、第1の実施の形態に関する画像形成装置101の電源制御部305について説明する。図6は、第1の実施の形態に関する画像形成装置の電源制御部の機能ブロック図である。
電源制御手段400は、図5に示す電源制御部305によって機能する。電源制御手段400は、商用電源が供給されているときに動作し、画像形成装置101の電源オン及びオフを制御する。また、電源制御手段400は、押圧検出手段としての把持検出手段401によって手掛け部10及び20の把持が検出されたときに、報知手段402によって電源供給部材102の取外しを促す報知を行うものである。この場合、後述するように把持検出手段401による把持の検出及び報知手段402による報知は、電源スイッチ107のオン又はオフのいずれの場合でも可能である。
押圧部(手掛け部10及び20)に対する押圧(把持)を検出する押圧検出手段としての把持検出手段401は、手掛け部10及び20に対する把持を検出するものである。把持検出手段401は、図5に示す4個の把持スイッチ12(12a、12b)、22(22a、22b)によって機能する。
報知手段402は、ユーザに対し、商用電源供給部材102の取外しを促すための報知を行うものである。報知手段402は、電源制御手段400に制御に基づき図5に示すブザー回路308によって機能し、電源オン状態ではブザー回路308に替えて又はこれに加えて、操作表示部150によって機能する。
電源ON検出手段403は、ユーザによる電源スイッチ107の押下を検出するものである。電源ON検出手段403は、電源制御手段400に制御に基づき電源スイッチ107によって機能する。
以上の構成により第1の実施の形態に関する画像形成装置101は以下のように動作する。最初に、前述の図5を用いて画像形成装置101の電源オンの動作を説明する。
まず、画像形成装置101が、電源オフの状態のときに、電源スイッチ107が押下されると、電源制御手段400としての電源制御部305は、PWRON−N信号によってFET306をオンとする。このFET306のオンによってプリンタ制御部307へのサブ電源5VSの電源供給を開始する。そして、電源制御部305は、シリアル通信309によって、サブ電源5VSが供給されたプリンタ制御部307に対して、メイン電源供給開始コマンドを送信する。
プリンタ制御部307は、電源制御部305からのメイン電源供給開始コマンドを受信すると、POWERSAVE−N信号によってトライアック303をオンとする。このトライアック303のオンによって、電源オン状態とし、プリンタ制御部307並びに操作表示部150、通信部311及び印刷部312へのメイン電源24V/5Vの供給を開始する。そして、プリンタ制御部307は、シリアル通信309によって電源制御部305にメイン電源供給完了通知を送信する。
メイン電源24V/5Vの供給が開始されたプリンタ制御部307は、印刷動作を開始する。この印刷は、ホスト装置320からの印刷ジョブを通信部311によって受信し、印刷部312の電子写真式プリント機構を用いて行われる。電源オン状態では、プリンタ制御部307並びに操作表示部150、通信部311及び印刷部312にメイン電源24V/5Vが供給された状態となっている。この電源オン状態においても、電源スイッチ107、把持スイッチ12、22及びブザー回路308には、サブ電源5VSが供給されている。
次に、前述の図5を用いて画像形成装置101の電源オフの動作を説明する。まず、画像形成装置101が電源オン状態で稼動状態にあるときに、電源スイッチ107が押下されると、電源制御部305はFET306をオフする。このFET306のオフによって、プリンタ制御部307へのサブ電源5VSの電源供給が停止される。このFET306のオフは、電源制御部305から出力され、FET306のゲート端子に入力されるPWRON−N信号によって行われる。
そして、電源制御部305は、シリアル通信309によって、プリンタ制御部307へメイン電源供給停止コマンドを送信する。メイン電源供給停止コマンドは、トライアック303をオフしプリンタ制御部307並びに操作表示部150、通信部311及び印刷部312へのメイン電源24V/5Vの電源供給を停止させるコマンドである。トライアック303のオフは、プリンタ制御部307から出力され、FET303のゲート端子に入力されるPOWERSAVE−N信号によって行われる。
プリンタ制御部307は、電源制御部305からのメイン電源供給停止コマンドを受信すると、トライアック303をオフし、プリンタ制御部307並びに操作表示部150、通信部311及び印刷部312へのメイン電源24V/5Vの電源供給を停止させる。そして、プリンタ制御部307は、シリアル通信309によって電源制御部305にメイン電源供給停止完了通知を送信する。
このとき、電源スイッチ107、把持スイッチ12、22及びブザー回路308へは、サブ電源5VSの電源が供給されたままとなっている。即ち、画像形成装置101が電源オフされても商用電源供給部材102によって商用電源301が供給されている電源オフ状態のときは、把持検出手段401及び報知手段402は稼動している状態となっている。
図7は、第1の実施の形態に関する画像形成装置の電源オフ状態から開始する動作フローチャート図である。
ステップS101:先ず、画像形成装置101が電源オフ状態において、電源制御手段400は、電源ON検出手段403によって、電源スイッチ107の押下があったか否かを判定する。電源スイッチ107の押下があったときはステップS102へ移行し、そうでないときはステップS104へ移行する。
ステップS102:電源スイッチ107の押下があったと判定したときは、電源制御手段400は、押圧検出手段としての把持検出手段401によって、把持スイッチ12a、12b、22a及び22bの押下を検出し、装置を持ち運ぶための手掛け部10及び20に対する把持があったか否かを判定する。ここで、装置を持ち運ぶための把持があったか否かの判定では、把持スイッチ12a、12b、22a及び22bのうち、複数が同時に押下されたか否かで判定する。
即ち、把持スイッチ12a、12b、22a及び22bのうち、一つのみの押下では装置を持ち運ぶための把持ではない可能性が高く、複数同時に押されたときに装置を持ち運ぶための把持であると判定する。このように判定することによって、装置を持ち運ぶための把持でないときの誤判定を防止することができる。
ステップS103:装置を持ち運ぶための把持がなかったと判定したときは、電源制御手段400は、ステップS101における電源スイッチ107の押下の判定に基づいて、画像形成装置101を電源オン状態に移行させる電源オンのための起動動作を開始する。即ち、電源制御手段400は、PWRON−N信号によってFET306をオンとし、サブ電源5VSをプリンタ制御部307に供給する。
ステップS104:一方、S101において、電源スイッチ107の押下がなかったと判定したときは、電源制御手段400は、ステップS102と同様の判定を行う。即ち、把持検出手段401によって、把持スイッチ12a、12b、22a及び22bの押下を検出し、装置を持ち運ぶための把持があったか否かを判定する。
ステップS105:ステップS102又はS104において、電源制御手段400は、把持検出手段401によって装置を持ち運ぶための把持があったと判定したときは、報知手段402によってブザーを鳴動させ、ユーザに商用電源供給部材102を取外すように促す。ブザーの鳴動は、これに替えて又はこれに加えて、商用電源供給部材102を取外すように促す音声を出力するようにしてもよい。
電源制御手段400は、所定の時間、ブザーの鳴動を行った後、ステップS101へ戻り、電源スイッチ107の押下があったか否かの判定を行う。
このようにブザーの鳴動を行うことにより、商用電源供給部材102によって商用電源が供給されている電源オフ状態において及び電源オン状態への起動動作において、装置を持ち運ぶための手掛け部10及び20に対する把持を検出し、ブザーの鳴動によって商用電源供給部材102の取外しを促すことができる。即ち、ステップS101、S104及びS105のフロー(順序)に示すように、電源オフ状態の最中に電源スイッチ107が押下されないときでも、装置を持ち運ぶための把持を検出するので、ブザーの鳴動によって商用電源供給部材102の取外しを促すことができる。また、ステップS101、S102及びS105のフロー(順序)に示すように、電源オフ状態の最中に電源スイッチ107が押下されて電源オンのための起動動作においても、装置を持ち運ぶための把持を検出するので、ブザーの鳴動によって商用電源供給部材102の取外しを促すことができる。
次に、既に電源オン状態となっている画像形成装置101の動作を説明する。図8は、第1の実施の形態に関する画像形成装置の電源オン状態から開始する動作フローチャート図である。
ステップS111:電源制御手段400は、把持検出手段401によって、把持スイッチ12a、12b、22a及び22bの押下を検出し、装置を持ち運ぶための把持があったか否かを判定する。装置を持ち運ぶための把持か否かの判定は、図7に示すステップS102及びS104と同様に、把持スイッチ12a、12b、22a及び22bのうち、複数が同時に押下されたか否かで判定する。
ステップS112:電源制御手段400は、装置を持ち運ぶための把持があったと判定したときは、報知手段402によってブザーを鳴動させ、ユーザに商用電源供給部材102を取外すように促す報知を行う。ブザーの鳴動は、図7に示すステップS105と同様に、これに替えて又はこれに加えて、商用電源供給部材102を取外すように促す音声を出力するようにしてもよい。
ステップS113:電源制御手段400は、プリンタ制御部307に、シャットダウン処理、即ち、電源オン状態から電源オフ状態へ移行させる処理を行うか否かの選択を促す選択メッセージの表示を行わせる。この選択メッセージの表示は、プリンタ制御部307に対し、選択メッセージ表示コマンドをシリアル通信309によって送信し、報知手段402としての操作表示部150の表示部151に表示させることによって行う。
図9は、第1の実施の形態に関する画像形成装置のシャットダウン処理選択画面を示す説明図である。図9に示すように、シャットダウン処理選択画面G155には、シャットダウン処理を行うか否かの選択させるために「装置を持ち運ぶ前にシャットダウン処理を行いますか?」と選択メッセージ501を表示する。このとき、装置を持ち運ぶときは、商用電源供給部材102を取外してから行うように促す報知メッセージ502を表示してユーザに報知する。
更に、シャットダウン処理選択画面G155には、シャットダウン処理を行うときに選択する「はい」ボタン503と、シャットダウン処理を行わないときに選択する「いいえ」ボタン504を表示する。すると、ユーザによって、シャットダウン処理選択画面G155が参照され、「はい」ボタン503又は「いいえ」ボタン504のいずれかが選択される。この選択は、表示部151を直接操作してもよいし、操作キー152の選択キーで「はい」ボタン503又は「いいえ」ボタン504を選択し、選択決定キーで選択するようにしてもよい。
ステップS114:シャットダウン処理を行うときに選択する「はい」ボタン503がユーザによって選択されたときは、電源制御手段400は、プリンタ制御部307からシリアル通信309によってシャットダウン処理選択の通知を受信する。
シャットダウン処理選択の通知を受信した電源制御手段400は、シリアル通信309によって、プリンタ制御部307に対し、シャットダウン処理実行中の画面を表示させるコマンドを送信する。なお、電源制御手段400からのコマンドによらず、プリンタ制御部307は、シャットダウン処理実行中の画面を表示するようにしてもよい。
図10は、第1の実施の形態に関する画像形成装置のシャットダウン処理中画面を示す説明図である。図10に示すように、シャットダウン処理中画面G156には、シャットダウン処理の進行度合いを示すプログレスバー511を表示するのがよい。また、シャットダウン処理を終了した後に、商用電源供給部材102を取外してから装置を持ち運ぶように促す報知メッセージ512を表示する。
一方、ステップS114において、シャットダウン処理を行わないときに選択する「いいえ」ボタン503がユーザによって選択されたときは、電源制御手段400は、プリンタ制御部307からシリアル通信309によってシャットダウン処理を行わない旨の通知を受信する。シャットダウン処理を行わない旨の通知を受信した電源制御手段400は、シャットダウン処理を行なうことなく、本処理を終了する。
ステップS115:電源制御手段400は、電源オン状態から電源オフ状態へ移行させるシャットダウン処理を行って、本処理を終了する。
なお、破線で囲んだステップS113からS115の処理は行わず、ステップS112のブザーの鳴動のみを行うようにしてもよい。以上のようにブザーの鳴動を行うことにより、電源オン状態においても、装置を持ち運ぶための把持を検出しブザーの鳴動によって商用電源供給部材102の取外しを促すことができる。
以上のように、第1の実施の形態に関する画像形成装置101によれば、電源制御手段400は、把持検出手段401によって手掛け部10及び20に対する把持が検出されたときに、報知手段402によって、商用電源供給部材102の取外しを促す報知を行うようにしたので、画像形成装置101を持ち運ぶ際に、商用電源供給部材102が接続されたまま持ち運ばれることを防止でき、商用電源供給部材102の損傷を防止することができる。
(第2の実施の形態)
次に、第2の実施の形態に関する画像形成装置101の構成を説明する。第2の実施の形態に関する画像形成装置101は、オプショントレイ610、620及び630からなるオプション装置600と接続できる構成となっている。その他の構成は、第1の実施の形態の画像形成装置101と同様であるので、簡略化のために同様の構成についてはその詳細な説明を省略する。
図11は、第2の実施の形態に関する画像形成装置の装置背面側から見た外観斜視図である。画像形成装置101は、図11に示すように装置右側面30aの下方で装置正面側に手掛け部10aを備え、装置背面側に手掛け部20aを備える。更に、装置左側面の手掛け部10b及び手掛け部20bを備えるのは図2と同様である。図11に示すように、第2の実施の形態に関する画像形成装置101は、着脱可能なオプション装置600の上に載置できる構成となっている。オプション装置600は、オプショントレイ610、620及び630からなる。
オプション装置600は、ユーザが画像形成装置101の手掛け部10及び20を把持して画像形成装置101を持ち上げることによって、取外し可能である。オプション装置600への電源及び制御信号は、図12を用いて後述する画像形成装置101側のドロワーコネクタ331に嵌合するオプション装置600側のドロワーコネクタ611によって供給される。
次に、第2の実施の形態の画像形成装置101の内部構成を説明する。図12は、第2の実施の形態に関する画像形成装置のブロック図である。図12に示すように、第2の実施の形態に関する画像形成装置101は、第1の実施の形態に関する画像形成装置101の構成に加え、FET701及びFET702並びにドロワーコネクタ331を備える。
FET701及びFET702は、電源制御部305によってメイン電源24V及び5Vをオプション装置600に供給するか否かを制御するための半導体スイッチング素子である。FET701及びFET702は、例えば、電界効果型トランジスタによって構成される。FET701及びFET702のゲート端子は電源制御部305に接続される。
ドロワーコネクタ331は、オプション装置600のドロワーコネクタ611と嵌合させ、メイン電源24V、5V及び電源制御部305の制御信号313をオプション装置600に供給するコネクタである。
一方、オプション装置600は、各種の印刷媒体を格納し印刷の際に繰り出すオプショントレイ610、620及び630からなる。オプション装置600の最上段にはオプショントレイ620が載置される。
オプショントレイ610、620及び630は、画像形成装置101から供給される電源24V、5V及び電源制御部305の制御信号313によって動作する。オプショントレイ610、620及び630は、それぞれ上側にドロワーコネクタ611、621、631を備え、下側にもドロワーコネクタ612、622、632を備える。
オプショントレイ610とオプショントレイ620は、オプショントレイ610のドロワーコネクタ612と、オプショントレイ620のドロワーコネクタ621によって接続される。同様に、オプショントレイ620とオプショントレイ630は、オプショントレイ620のドロワーコネクタ622と、オプショントレイ630のドロワーコネクタ631によって接続される。
このように、オプション装置600は、画像形成装置101と接続され、オプショントレイ610、620及び630がそれぞれ接続される。従って、更にオプショントレイを追加して載置することもできる。
次に、第2の実施の形態に関する画像形成装置101の電源制御部305について説明する。図13は、第2の実施の形態に関する画像形成装置の電源制御部の機能ブロック図である。
第2の実施の形態に関する画像形成装置101の電源制御部305は、第1の実施の形態に関する画像形成装置101の電源制御部305の構成に加え、オプション装置電源供給手段404を備える。その他の構成は、第1の実施の形態に関する画像形成装置101の電源制御部305と同様であるので、同様の構成についてはその詳細な説明は省略する。
オプション装置電源供給手段404は、電源制御手段400の制御のもとに、オプション装置600に画像処理装置101のメイン電源24V及び5Vを供給するものである。オプション装置電源供給手段404は、図12に示すFET701、FET702及びドロワーコネクタ331によって機能する。
なお、第2の実施の形態に関する画像形成装置101の報知手段402は、ユーザに対し、商用電源供給部材102の取外しを促すためのブザー鳴動による報知に加え、再起動を促す後述するガイダンス521を表示させて報知する機能を有する。報知手段402は、電源制御手段400に制御に基づき図12に示すブザー回路308及び操作表示部150によって機能する。
以上の構成により第2の実施の形態に関する画像形成装置101は以下のように動作する。図14は、第2の実施の形態に関する画像形成装置の電源オン状態から開始する動作フローチャート図である。
ステップS201:まず、電源制御手段400は、把持検出手段401によって、把持スイッチ12a、12b、22a及び22bの押下を検出し、装置を持ち運ぶための手掛け部10及び20に対する把持があったか否かを判定する。装置を持ち運ぶための把持か否かの判定は、図8に示す第1の実施の形態に関する画像形成装置101のステップS111の動作と同様に、把持スイッチ12a、12b、22a及び22bのうち、複数が同時に押下されたか否かで判定する。
ステップS202:電源制御手段400は、装置を持ち運ぶための把持があったと判定したときは、電源制御手段400は、オプション装置電源供給手段404によって、オプション制御部600ヘのメイン電源24V/5Vの電源供給を停止させる。同時に、電源制御手段400は、プリンタ制御部307に対し、オプション装置600ヘの電源供給を緊急停止した旨の電源供給緊急停止通知を送信する。電源制御手段400は、この電源供給緊急停止通知の送信後、プリンタ制御部307に対し、画像形成装置101の再起動を促すメッセージ520の表示を行わせる。
ステップS203:電源制御手段400から電源供給緊急停止通知を受けたプリンタ制御部307は、電源供給緊急停止通知に基づいて、操作表示部150の表示部151にオプション装置600への電源供給を停止した旨及び画像形成装置101の再起動を促すメッセージ520の表示を行い、ユーザに画像形成装置101の再起動を促す。
図15は、第2の実施の形態に関する画像形成装置の再起動促し画面を示す説明図である。図15に示すように、ユーザに再起動を促すための再起動促し画面G255には、オプション装置600への電源供給を停止した旨及び画像形成装置101の再起動を促すメッセージ520を表示する。メッセージ520としては、例えば、「オプション装置への電源供給を停止しました。印刷を行う場合は再起動が必要です。」のように表示する。更に、再起動を行うためのガイダンスとして、「再起動は、シャットダウン又は画像形成装置101の電源スイッチ107を押下し電源オフした後、再度、電源スイッチ107を押下してください」とのガイダンス521を所定の時間、表示する。
ステップS204:次に、電源制御手段400は、図8に示す第1の実施の形態に関する画像形成装置101のステップS112の動作と同様に、報知手段402によってブザーを鳴動させユーザに商用電源供給部材102の取外しを促す報知を行う。
ステップS205〜S207:電源制御手段400は、図8に示す第1の実施の形態に関する画像形成装置101のステップS113からS115と同様に、シャットダウン処理を行うか否かを選択させる処理を行う。なお、破線で囲んだステップS205〜S207の処理は行わず、ステップS204のブザーの鳴動のみを行うようにしてもよいことは、第1の実施の形態に関する画像形成装置101と同様である。
このように電源オン状態において、装置を持ち運ぶための手掛け部10及び20に対する把持があったときは、オプション装置600への電源供給を停止するようにしたので、オプション装置600から画像形成装置101を取り外しても活栓挿抜とならない。従って、画像形成装置101及びオプション装置600の故障を抑制することができる。なお、装置を持ち運ぶための把持が電源オフ状態であった場合は、電源オフ状態ではオプション装置600への電源供給は行われていないので、オプション装置600への電源供給停止の本処理は省略することができる。
以上のように、第2の実施の形態に関する画像形成装置101によれば、着脱可能なオプション装置600への電源供給を制御するオプション装置電源供給手段404を備え、把持検出手段401によって把持が検出されたときに、オプション装置600への電源供給を停止するようにしたので、第1の実施の形態に関する画像形成装置101の効果に加え、オプション装置600の活栓挿抜による画像形成装置101及びオプション装置600の故障を防止することができる。
以上の第1及び第2の実施の形態では、画像形成装置(プリンタ)101を例に説明したが、他の電子機器、例えばテレビジョン、ビデオデッキ、電子レンジ、パソコン等であっても適用可能である。
101 画像形成装置
10、20 手掛け部
11、21 把持部
12、22 把持スイッチ
150 操作表示部
400 電源制御手段
401 把持検出手段
402 報知手段
403 電源ON検出手段
404 オプション装置電源供給手段
600 オプション装置

Claims (17)

  1. 商用電源を供給する商用電源供給部材と、
    ユーザによって機器本体を移動するときに押圧される押圧部と、
    前記押圧部に対する押圧を検出する押圧検出手段と、
    ユーザへの報知を行う報知手段と、
    前記商用電源が供給されているときに動作し電源オン及びオフを制御する電源制御手段とを備え、
    前記電源制御手段は、前記押圧検出手段によって前記押圧部に対する前記押圧が検出されたときに、前記報知手段によって、前記商用電源供給部材の取外しを促す報知を行うことを特徴とする電子機器。
  2. 商用電源を供給する商用電源供給部材と、
    ユーザによって持ち運ばれるときに把持される手掛け部と、
    前記手掛け部に対する把持を検出する把持検出手段と、
    ユーザへの報知を行う報知手段と、
    前記商用電源供給部材が接続されているときに前記商用電源の供給を制御する電源制御手段とを備え、
    前記電源制御手段は、前記把持検出手段によって前記手掛け部に対する把持が検出されたときに、前記報知手段によって、前記商用電源供給部材の取外しを促す報知を行うことを特徴とする画像形成装置。
  3. 前記商用電源供給部材が接続され前記商用電源が供給された状態で押下されると電源オン状態とする電源スイッチを設け、
    前記電源制御手段は、前記電源スイッチによる前記電源オン状態において、前記把持検出手段によって把持が検出されたときに、前記報知手段によって前記商用電源供給部材の取外しを促す報知を行うことを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
  4. 更に、前記電源制御手段は、前記報知手段によって、電源オン状態から電源オフ状態へ移行させるためのシャットダウン処理を行うか否かの選択を促すメッセージの表示を行うことを特徴とする請求項3記載の画像形成装置。
  5. 前記電源制御手段は、前記電源スイッチによる前記電源オフ状態において、前記把持検出手段によって把持が検出されたときに、前記報知手段によって前記商用電源供給部材の取外しを促す報知を行うことを特徴とする請求項3記載の画像形成装置。
  6. 前記電源オフ状態は、前記電源スイッチ、前記把持検出手段及び前記報知手段に対してサブ電源が供給されていることを特徴とする請求項5記載の画像形成装置。
  7. 前記商用電源供給部材の取外しを促す報知は、ブザーを鳴動させる報知としたことを特徴とする請求項2乃至5いずれか一記載の画像形成装置。
  8. 着脱可能なオプション装置と、
    前記オプション装置への電源供給を制御するオプション装置電源供給手段を備え、
    前記電源制御手段は、前記電源オン状態において前記把持検出手段によって前記把持が検出されたときは、前記オプション装置電源供給手段を介して、前記オプション装置への電源供給を停止することを特徴とする請求項5記載の画像形成装置。
  9. 前記電源制御手段は、前記電源オン状態において前記把持検出手段によって前記把持が検出されたときは、前記報知手段によって、再起動を促すガイダンスを表示させることを特徴とする請求項8記載の画像形成装置。
  10. 前記手掛け部は複数設けられ、
    前記電源制御手段は、前記把持検出手段によって前記複数の手掛け部の把持が検出されたときに、前記報知手段によって前記報知を行うことを特徴とする請求項2乃至9いずれか一記載の画像形成装置。
  11. 前記手掛け部は、装置側面と底面とのなす角部において形成した凹部を有し、
    上下方向にスライド可能な把持部と、
    前記把持部が上方向にスライド移動したときにオンとなる把持スイッチとからなることを特徴とする請求項2乃至9いずれか一記載の画像形成装置。
  12. 前記商用電源供給部材が接続され前記商用電源が供給された状態で押下されると電源オン状態とする電源スイッチを設け、
    前記電源制御手段は、前記電源スイッチによる前記電源オン状態において、前記押圧検出手段によって押圧が検出されたときに、前記報知手段によって前記商用電源供給部材の取外しを促す報知を行うことを特徴とする請求項1記載の電子機器。
  13. 更に、前記電源制御手段は、前記報知手段によって、電源オン状態から電源オフ状態へ移行させるためのシャットダウン処理を行うか否かの選択を促すメッセージの表示を行うことを特徴とする請求項12記載の電子機器。
  14. 前記電源制御手段は、前記電源スイッチによる前記電源オフ状態において、前記押圧検出手段によって押圧が検出されたときに、前記報知手段によって前記商用電源供給部材の取外しを促す報知を行うことを特徴とする請求項12記載の電子機器。
  15. 商用電源供給部材により商用電源の供給を電源ON検出手段により検出する商用電源検出工程と、
    ユーザによって装置が持ち運ばれるときに把持される手掛け部に対する把持を把持検出手段によって検出する把持検出工程と、
    前記商用電源供給部材が接続されているときに、前記把持検出手段によって前記手掛け部に対する把持が検出されると、報知手段によって、ユーザへ前記商用電源供給部材の取外しを促す報知を行う報知工程を含むことを特徴とする画像形成装置の報知方法。
  16. 前記商用電源供給部材が接続された状態で電源スイッチが押下されるか否かを検出する電源スイッチ押下検出工程を更に含み、
    前記把持検出工程は、前記電源スイッチ押下検出工程により前記電源スイッチの押下が検出された後に行われることを特徴とする請求項15記載の画像形成装置の報知方法。
  17. 前記把持検出工程は、前記電源スイッチ押下検出工程により前記電源スイッチの押下が検出されなかった後にも行われることを特徴とする請求項16記載の画像形成装置の報知方法。
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