JP2018139691A - 荷物受取ボックス - Google Patents

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Abstract

【課題】荷物受部内に預け入れられた荷物の取り出しを容易に行うことができる荷物受取ボックスを提供する。【解決手段】荷物受取ボックス10は、底板60を有する筐体状をなし、荷物を収納する荷物受部22aを含む荷物収納部20と、荷物受部22aの裏側開口部23cを開閉する裏側扉70とを備える。底板60の裏側開口部23c側の端部には、底板60上に載置された荷物の下方に空間を形成する凹部64が形成されている。【選択図】図4

Description

本開示は、例えば、宅配ボックス等に利用可能な荷物受取ボックスに関する。
従来、宅配ボックスが知られている。例えば、特許文献1には、棚板により相互に独立した収納空間を形成するように上下に区画され、各収納空間前面の開口部に開閉自在な扉を設けた宅配ボックスが開示されている。この宅配ボックスでは、収容空間の底面が平坦面に形成されている。
特開2016−34404号公報
上記のように宅配ボックスの収納空間の底面が平坦面に形成されていると、預け入れられた荷物の下面が収納空間の底面にほぼ隙間なく接した状態で載置されることになる。この場合、収納空間から荷物を取り出そうとする居住者等の荷物受取人は、荷物の下に手を挿し込みにくいため、荷物の取り出しを容易に行えない場合がある。
本開示の目的は、荷物受部内に預け入れられた荷物の取り出しを容易に行うことができる荷物受取ボックスを提供することにある。
本開示に係る荷物受取ボックスは、底板を有する筐体状をなし、荷物を収納する荷物受部を含む荷物収納部と、前記荷物受部の開口部を開閉する扉と、を備える荷物受取ボックスであって、前記底板の前記開口部側の端部には、前記底板上に載置された荷物の下方に空間を形成する凹部が形成されている。
本開示に係る荷物受取ボックスによれば、底板の開口部側の端部に凹部が形成され、この凹部によって荷物の下方に形成される空間に荷物受取人が手を挿し入れて荷物を持ち易くなり、その結果、荷物受部から荷物を容易に取り出すことができる。
一実施形態である荷物受取ボックスの斜視図である。 荷物受取ボックスを、表側第2扉が開いた状態で示す斜視図である。 荷物受取ボックスを、全ての扉が開いた状態で示す表側から見た斜視図である。 荷物受取ボックスを、全ての扉が開いた状態で示す裏側から見た斜視図である。 図3に示した荷物受取ボックスの幅方向中央で切断した側方断面図である。 底板を単独で示す斜視図である。 荷物受取ボックスの下面を示す斜視図である。 底板の変形例を示す斜視図である。 荷物受取ボックスの変形例を示す斜視図である。
以下に、本開示に係る実施の形態について添付図面を参照しながら詳細に説明する。この説明において、具体的な形状、材料、数値、方向等は、本開示の理解を容易にするための例示であって、用途、目的、仕様等にあわせて適宜変更することができる。また、以下において複数の実施形態や変形例などが含まれる場合、それらの特徴部分を適宜に組み合わせて用いることは当初から想定されている。
図1は、一実施形態である荷物受取ボックス10の斜視図である。図2は、荷物受取ボックス10を、表側第2扉35が開いた状態で示す斜視図である。図3は、荷物受取ボックス10を、全ての扉が開いた状態で示す表側から見た斜視図である。また、図4は、荷物受取ボックス10を、全ての扉が開いた状態で示す裏側から見た斜視図である。図1〜図4(他の図面でも同様)において、荷物受取ボックス10に荷物を預け入れる側を「表」または「前」といい、荷物を受け取る側を「裏」または「後」という。また、以下において、表裏方向(前後方向)に垂直な横方向を「幅方向」という。
図1ないし図3に示すように、荷物受取ボックス10は、例えば、住居の玄関先等に設置され、宅配ボックスとして使用することができる。荷物受取ボックス10は、略直方体の筐体状をなしている。また、荷物受取ボックス10は、例えば、地面に立設された支柱(またはポスト)の上端に固定されて設置されるか、または、レンガやコンクリート等で形成される小壁W(図5参照)に外周面の一部が嵌め込まれて設置される。
荷物受取ボックス10は、図1ないし図4に示すように、上面12、下面14、右側面16及び左側面18を一体的に有する荷物収納部20を備える。荷物収納部20は、矩形筒状をなす収納部本体20aと、収納部本体20aの前端部に取り付けられた矩形枠状の前枠部20bとによって構成される。収納部本体20aおよび前枠部20bは、金属製部材で形成される。
荷物収納部20は、図3及び図4に示すように、内部に荷物収納空間を含み、この荷物収納空間は仕切部24によって、荷物受部22aと、その上側に位置する郵便受部22bとに仕切られている。荷物受部22aは、例えば宅配業者によって配達される荷物を受け取るための空間または部分である。郵便受部22bは、例えば、郵便配達人によって配達される郵便物を受け取るための空間または部分である。
なお、本実施形態では、荷物受部22aと郵便受部22bとが併設された荷物受取ボックス10について説明するが、これに限定されるものではなく、郵便受部が省略されて荷物受部だけで荷物収納部が構成されてもよい。
郵便受部22bは、前側に投函口26を有するとともに、後側に取出口28を有する。投函口26は、表側上部扉30によって開閉される。表側上部扉30は、上端部が幅方向両側で前枠部20bにヒンジ連結されている。これにより、表側上部扉30は、下端部が持ち上げられると上端部を中心に回動して取出口28が開かれる上開き構造になっている。裏側上部扉32についても同様に、上端部が幅方向両側で収納部本体20aにヒンジ連結されている。これにより、裏側上部扉32もまた、下端部が持ち上げられると上端部を中心に回動して取出口28が開かれる上開き構造になっている。
仕切部24の上面は、郵便受部22bの底面を形成する。仕切部24は、前から後に向かって下り傾斜した姿勢で配置されるのが好ましい。これにより、投函口26から郵便受部22b内に侵入した水を後方に流して郵便受部22bから排水することができる。
また、荷物受部22aと郵便受部22bとを仕切る仕切部24の後側端部には、透明窓25が設けられている。透明窓25は、仕切部24に形成された例えば矩形状の開口部に、透明なガラス板、プラスチック板等を配置して構成することができる。裏側上部扉32を開いて郵便物の確認や取出しを行うとき、透明窓25を介して、荷物受部22aに荷物が入っているか否かを簡単かつ迅速に確認できる。なお、荷物受部22a内を照らす照明を設けて、裏側上部扉32が開放されたときに該照明を点灯させて、透明窓25を介して荷物受部22a内を視認しやすくしてもよい。
図2及び図3を参照すると、荷物受取ボックス10は、表側第1扉34を備える。表側第1扉34は、荷物受部22aの表側第1開口部23a、より詳しくは、収納部本体20aと仕切部24とによって画定される表側第1開口部23aを開閉する扉である。表側第1扉34は、例えば、金属製の扉とすることができる。
図2に示すように、表側第1扉34の表面には、開ボタン36、スタンプボタン38、伝票挿入口40および表示部42が設けられている。また、図3に示すように、表側第1扉34の裏面には、スタンプ装置44が設置されている。スタンプ装置44は、例えばプラスチック製のカバー46によって覆われている。
開ボタン36は、荷物預入時に配達者が押し操作することで、表側第1扉34を開操作可能な状態にする操作ボタンである。開ボタン36が押し操作されると、例えば、図示しない係止片が動作して前枠部20bの被係止部から外れることによって、表側第1扉34が開放可能な状態になる。
スタンプボタン38は、例えば宅配業者が配達伝票を伝票挿入口40に挿入した状態で押し操作されると、スタンプ装置44が作動して、荷物受取人である居住者の名前等のスタンプを1回だけ捺印するための操作ボタンである。
表示部42は、例えば、施錠状態によって表示部分が切り替わる表示装置や、液晶表示装置によって好適に構成される。表示部42は、荷物受部22a内に荷物がないときには例えば緑色表示で「使用できます」と表示し、他方、荷物受部22a内に荷物が預け入れられているとき例えば赤色表示で「使用中」と表示する機能を有する。これにより、例えば、宅配業者は、表側第1扉34を開かずとも荷物受部22aの使用状態を一目で認識することができる。
表側第1扉34は、閉状態における下端部が幅方向両側で前枠部20bに回動可能にヒンジ連結されている。これにより、表側第1扉34は、閉状態で上端部を手前に引くように開操作すると、下端部を中心に回動して荷物受部22aの表側第1開口部23aを開放する下開き構造になっている。
また、荷物受取ボックス10は、表側第1扉34の更に表側に開閉可能に設けられる表側第2扉35を備える。表側第2扉35は、例えば樹脂部品で構成できる。表側第2扉35は、前枠部20bの前側縁部と仕切部24とによって画定される表側第2開口部23bを開閉する機能を有する。表側第2扉35は、表側第1扉34のヒンジ連結部より下方位置で前枠部20bに回動可能にヒンジ連結されて下開き構造になっている。表側第2扉35を開くことによって、表側第1扉34の表面が露出した状態になり、これにより開ボタン36を押し操作して表側第1扉34を開くことができるようになる。
表側第2扉35の表面は、色や模様が選択できる化粧板となっているのが好ましい。このようにすることで、荷物受取ボックス10の外観意匠を購買者が好みに応じて選択することができ、荷物受取ボックスの商品性が向上する利点がある。
図5は、図3に示した荷物受取ボックス10を幅方向中央で切断した側方断面図である。図3及び図5に示すように、表側第1扉34の幅方向両側には、ステー48がそれぞれ設けられている。ステー48は、荷物受部22aの表側第1開口部23aに対する表側第1扉34の最大開放角度を規定する部材である。各ステー48は、例えば、金属板からなる長尺状部材であり、長手方向に延伸して形成された長穴50が形成されている。ステー48の一端部48aは、表側第1扉34の幅方向端部に回動可能に取り付けられている。
他方、前枠部20bの内側面にはピン状のストッパ部材52が立設されており、このストッパ部材52がステー48の長穴50内にスライド可能に嵌まり込んでいる。これにより、ステー48の長穴50の端部にストッパ部材52が当接したとき、最大開放状態となる。このときの表側第1開口部23aに対する表側第1扉34の最大開放角度θ1は、例えば110度となるように設定されている。
図5に示すように、表側第2扉35は、表側第1扉34よりも大きく開くように構成されている。具体的には、本実施形態では、表側第2開口部23bに対する最大開放角度θ2は、例えば150度に設定されている。表側第2扉35の最大開放位置は、例えば、図示しないストッパによって表側第2扉35がそれ以上回動しないように規制することによって決められている。
このように表側第2扉35の最大開放角度θ2が表側第1扉34の最大開放角度θ1より大きく設定されていることで、図5に示すように表側第1及び第2扉34,35間に側面視で略扇状の隙間Sが形成される。このような隙間Sが形成されることで、まず表側第2扉35を最大開放状態に開いた後に表側第1扉34を開操作するとき、表側第2扉35との間に指が挟まれることなく、表側第1扉34の開操作を安全に行うことができる。
図3ないし図5に示すように、荷物受取ボックス10の荷物収納部20は、底板60を備える。底板60は、例えば、樹脂製または金属製の部材によって構成される。底板60は、荷物受部22aの底部を構成する。
図6は、底板60を単独で示す斜視図である。底板60の上面には、複数の立壁部62a,62bが幅方向に間隔をおいて立設されており、各立壁部62a,62bの間には複数の溝63が形成されている。各立壁部62a,62bは、前後方向に延伸して形成されている。幅方向両側に位置する立壁部62aは、側面視で略三角形状に形成されている。
また、底板60には、裏側開口部23c側の端部に凹部64が形成されている。凹部64は、上面視で略長方形状をなし、底板60において幅方向中央で前後方向中央から後端にかけて形成されている。凹部64は、底板60上に載置された荷物の下方に空間を形成する。この凹部64の前方に対応する位置に立設された立壁部62bは、側面視で略台形状に形成されている。
各立壁部62a,62bの上端は、荷物受部22a内において、例えば水平方向に沿った同一平面上に位置するように配置されている。これにより、各立壁部62a,62bの上端が、荷物受部22a内に預け入れられる荷物の荷物載置部を構成する。また、各溝63の底面65は、裏側から表側に向かって下り傾斜に形成されている。そして、図5(及び図7)に示すように、底面65の最下位置またはその近傍には、水抜き孔66が形成されている。
荷物受取ボックス10は、前枠部20bの後側付近の外周面が小壁等の開口部にモルタルを用いて固定される。この場合、本実施形態の底板60のように底面65が表側に向かって下り傾斜で形成されていると、前枠部20bの近傍では底面65の下面の凹凸が小さくなり、その結果、モルタル施工を仕上げ易くなる利点がある。
本実施形態の荷物受取ボックス10では、ボックス内に侵入した雨水等が溝63内に入るため、底板60上に置かれた荷物が水と接触した状態に維持されることがない。したがって、表側第1扉34の開放時に雨水が荷物受部22a内に降り込んだとしても、預け入れられた荷物に水が浸透することを効果的に防止できる。
図5に示すように、最大開放角度θ1に開いた表側第1扉34の表側第1開口部23a側の端部34aは、荷物受部22a内の荷物載置部を構成する複数の立壁部62a,62bの上端と略同一平面にあるか、または、荷物載置部よりも低い位置にある。この構成により、荷物受部22a内に荷物を預け入れるときに表側第1扉34が邪魔になったり、あるいは、表側第1扉34に過度の荷重を作用させることなく、荷物を荷物受部22a内に容易に預け入れることができる。
図3ないし図5に示すように、荷物受取ボックス10は、裏側扉70を更に備える。裏側扉70は、荷物受部22aの裏側開口部23c、より詳しくは、収納部本体20aと仕切部24とによって画定される裏側開口部23cを開閉する扉である。裏側開口部23cと表側第1及び第2開口部23a,23bとは互いに対向している。裏側扉70は、例えば、金属板によって構成される。
裏側扉70は、閉状態での下端部が収納部本体20aの後側下部に回動可能にヒンジ連結されて下開き構造になっている。したがって、例えば、居住者が荷物受取ボックス10の裏側から裏側扉70の上端部を引くように操作すると、裏側扉70は下端部を中心に回動して裏側開口部23cが開放されるようになっている。
図3及び図4に示すように、裏側扉70の一方表面(裏側面)には、鍵穴を有する鍵部72が設けられている。また、裏側扉70の他方表面(表側面)には、鍵部72に連結される係止片74が連結されている。裏側扉70が閉じた状態にあるとき、鍵部72の鍵穴に鍵を挿入して所定方向に回転操作すると、係止片74が仕切部24の後端部に設置された係止部(図示せず)から外れる。これにより、裏側扉70を開放することができる。
裏側扉70は、図5に示すように、自重によって自由な状態で開くように構成されている。具体的には、ヒンジ連結された端部を中心として自重によって回動することができ、裏側開口部23cに対して自由状態で約180度の開放角度に開くことができる。このように荷物収納部20の下側に垂下した状態に裏側扉70が開くことで、例えば、居住者が、開放された裏側開口部23cから荷物を取り出すとき裏側扉70が邪魔になることなく、荷物受部22aから荷物を容易に取り出して受け取ることができる。
一般に、荷物受取ボックスは、施工場所によっては扉を右開きか左開きかを検討して設置する必要があるが、本実施形態の荷物受取ボックス10によれば、表側第1扉34、表側第2扉35及び裏側扉70のいずれもが下開き構造になっていることで、そのような検討が不要となり、設置作業が容易になる利点がある。また、荷物受取ボックス10が幅広の場合には、横開きの場合に比べて、表側第1及び第2扉34,35及び裏側扉70を開く際の扉可動範囲を小さくすることができ、扉開閉操作を容易にできる利点がある。
図7は、荷物受取ボックス10の下面14を示す斜視図である。図7に示すように、荷物受取ボックス10の下面14は、底板60の下面によって構成されている。底板60の下面には、複数のリブ板67a,67bが立設されている。各リブ板67a,67bは、底板60の上面に立設された立壁部62a,62bに対応する位置で、前後方向に延伸して配置されている。また、リブ板67a,67bは、側面視で前端部が鋭角になった三角形状を有し、各リブ板67a,67bの下端は例えば同一の水平面上に位置するように形成されている。このようなリブ板67a,67bが設けられることで、底板60の強度が向上する。
上述したように、本実施形態の荷物受取ボックス10は、底板60を有する筐体状をなし、荷物を収納する荷物受部22aを含む荷物収納部20と、荷物受部22aの裏側開口部23cを開閉する裏側扉70とを備える。そして、底板60の裏側開口部23c側には、底板60上に載置された荷物の下方に空間を形成する凹部64が形成されている。
より詳細には、開口部は、互いに対向する表側第1及び第2開口部23a,23bおよび裏側開口部23cを含み、扉は、表側第1及び第2開口部23a,23bを開閉する表側第1及び第2扉34,35と、裏側開口部23cを開閉する裏側扉70とを含む。そして、底板60の凹部64は、裏側開口部23c側に形成されている。
この構成によれば、裏側扉70を開いた例えば居住者等の荷物受取人が、凹部64によって荷物の下方に形成される空間に手を挿し入れて荷物を持ち易くなり、荷物受部22aから荷物を容易に取り出すことができる。
図8は、底板の変形例を示す斜視図である。この底板60Aは、上記凹部64に加えて、別の凹部69が形成されている。この凹部69は、底板60Aにおいて表側第1開口部23a側に形成されている。凹部69は、上面視で矩形状をなし、底板60Aの前端部で且つ幅方向中央に形成されている。このように凹部69が形成されていることで、例えば、宅配業者が荷物を持った手を凹部69内の空間に挿し入れるようにして荷物を荷物受部22a内に容易に預け入れることができる。
なお、本開示に係る荷物受取ボックスは、上述した実施形態および変形例に限定されるものではなく、本願の特許請求の範囲に記載された事項およびその均等な範囲内において種々の変更や改良が可能である。
例えば、上記においては、表側から荷物を預け入れ、裏側から荷物を取り出すタイプの荷物受取ボックス10について説明したが、これに限定されるものではない。例えば、図9に示すように、表側開口部23aを介して荷物の預け入れ及び取り出しを行うタイプの荷物受取ボックス10Bに適用されてもよい。図9では、表側第2扉35の図示が省略されている。この場合、荷物受取ボックス10Bの裏側は、荷物収納部20と一体になった背面壁19とし、裏側扉を設けなくてもよい。
この荷物受取ボックス10Bの底板60Bでは、凹部64bが表側第1開口部23a側に形成されている。これにより、凹部64b内の空間に手を表側から挿し入れることによって、荷物受部22aに対して荷物を容易に預け入れ及び取り出しできる。
なお、図9に示す例では、底板60Bに形成された複数の溝63の底面が表側から裏側に向かって下り傾斜して形成される例について示すが、上述した荷物受取ボックス10と同様に裏側から表側に向かって下り傾斜して形成されてもよい。
10 荷物受取ボックス、20 荷物収納部、20a 収納部本体、20b 前枠部、22a 荷物受部、22b 郵便受部、23a 表側第1開口部(表側開口部)、23b 表側第2開口部、23c 裏側開口部、24 仕切部、25 透明窓、26 投函口、28 取出口、30 表側上部扉、32 裏側上部扉、34 表側第1扉、35 表側第2扉、36 開ボタン、38 スタンプボタン、40 伝票挿入口、42 表示部、44 スタンプ装置、46 カバー、48 ステー、50 長穴、52 ストッパ部材、60 底板、62a,62b 立壁部、63 溝、64 凹部、65 底面、66 水抜き孔、69 別の凹部、70 裏側扉、72 鍵部、74 係止片、W 小壁、θ1,θ2 最大開放角度。

Claims (4)

  1. 底板を有する筐体状をなし、荷物を収納する荷物受部を含む荷物収納部と、
    前記荷物受部の開口部を開閉する扉と、を備える荷物受取ボックスであって、
    前記底板の前記開口部側の端部には、前記底板上に載置された荷物の下方に空間を形成する凹部が形成されている、
    荷物受取ボックス。
  2. 前記開口部は、互いに対向する表側開口部および裏側開口部を含み、
    前記扉は、前記表側開口部を開閉する表側扉と、前記裏側開口部を開閉する裏側扉とを含み、
    前記底板の凹部は、前記裏側開口部側に形成されている、
    請求項1に記載の荷物受取ボックス。
  3. 前記底板の前記表側開口部側に別の凹部が更に形成されている、
    請求項2に記載の荷物受取ボックス。
  4. 前記底板の底面は、裏側から表側に向かって下り傾斜に形成され、前記底面の最下位置またはその近傍に水抜き孔が形成されている、
    請求項1〜3のいずれか一項に記載の荷物受取ボックス。
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