JP2018138138A - 心拍数推定方法および心拍数推定装置 - Google Patents
心拍数推定方法および心拍数推定装置 Download PDFInfo
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Abstract
Description
図4は、本実施例の心拍数推定装置1の動作における周波数解析処理の一例を示す説明図である。図5は、周波数解析処理における判定不能部分の一例を示す説明図である。
図6は、ウィンドウ関数の一例を示す説明図である。図7〜9は、本実施例の心拍数推定装置1の動作におけるスコア化処理の一例を示す説明図である。
(P1) 脈拍によるピーク値
(P2) 運動などの体動ノイズによるピーク値
(P3) 体動ノイズの高周波成分あるいは低周波成分のノイズによるピーク値
例えば、周波数を仮想的にブロック単位に分け、あるフレームの注目周波数に対してピーク値が存在している場合、追跡部13は、上記フレームの注目周波数に対してスコア値を「1」とする。ここで、過去のデータの注目周波数に対してピーク値が存在し、そのピーク値が過去2回抽出されている。この場合、追跡部13は、追跡部13は、上記フレームの注目周波数に対するスコア値である「1」に、過去抽出回数に基づく「2」を加算して、上記フレームの注目周波数に対するスコア値を「3」とする。
例えば、周波数を仮想的にブロック単位に分け、第1フレーム(一定時間)の第1周波数に対してピーク値が存在している場合、追跡部13は、第1のフレームの第1周波数に対してスコア値を「1」とする。第2フレーム(次の一定時間)の第1周波数および第1周波数に隣接する第2周波数に対してピーク値が存在している場合、追跡部13は、第2のフレームの第1周波数および第2周波数に対してスコア値を「2」とする。すなわち、追跡部13は、第1のフレームの第1周波数に対するスコア値である「1」に、「1」を加算して、第2のフレームの第1周波数および第2周波数に対するスコア値を「2」とする。第3フレーム(更に次の一定時間)の第2周波数に隣接する第3周波数に対してピーク値が存在している場合、追跡部13は、第3のフレームの第3周波数に対してスコア値を「3」とする。すなわち、追跡部13は、第2のフレームの第2周波数に対するスコア値である「2」に、「1」を加算して、第3のフレームの第3周波数に対するスコア値を「3」とする。
図10は、パーティクル間の斥力の一例を示す説明図である。図11は、本実施例の心拍数推定装置1の動作における追跡処理の一例を示す説明図である。
まず、追跡部13は、ラベリング処理などの画像処理のように、スコア化データPbが表す各周波数のスコア値を閾値で2値化した2値化データをフレーム毎に生成する。次に、追跡部13は、前フレームの2値化データに最も近い2値化データを示す周波数をフレーム毎に追跡する。
または、追跡部13は、パーティクルフィルタなどのアルゴリズムを用いて、スコア化データPbが表す各周波数のうち、閾値以上のスコア値を示す周波数をフレーム毎に追跡する。この方法では、数個のパーティクルを動かして、閾値以上のスコア値を示す周波数を追跡する。
(A) 図10に示すように、上または下のパーティクルと接近すると一定の距離まで離れようとする。
(B) パーティクルは、近くにスコア値の大きな領域に近づこうとする。
(C) パーティクルは、スコア値が存在する領域にいる場合は自身の確度を上げる。一方、パーティクルは、スコア値が存在しない領域にいる場合は確度を下げる。
図12〜15は、本実施例の心拍数推定装置1の動作における推定処理の一例を示す説明図である。
図16は、輝度FFTデータの一例を示す説明図である。図17は、実際の心拍数の軌跡の一例を示す説明図である。図18は、既存のアルゴリズムを用いた場合の心拍数推定結果の一例を示す説明図である。図19は、本実施例のアルゴリズム(心拍数推定方法)を用いた場合の心拍数推定結果の一例を示す説明図である。
10 プロセッサ
11 周波数解析部
12 スコア化部
13 追跡部
14 推定部
20 メモリ
30 無線部
40 光学センサ
41 発光部
42 受光部
50 運動検出部
51 加速度センサ
52 ジャイロセンサ
53 地磁気センサ
110 LPF
111 内積部
112、113 FFT部
114 リミッタ部
115 合成器
120、121 領域
Da1、Da2 加速度FFTデータ
Db1、Db2 輝度FFTデータ
Sa1、Sa2 加速度信号
Sb 光量信号
Pa 抽出データ
Pb スコア化データ
Pc 追跡データ
Claims (7)
- 被検出者の被検出部位に装着されるデバイスが、
前記被検出部位に光を照射したときに得られる光量信号をフレーム毎に周波数変換して、前記光量信号の周波数スペクトルの複数のピーク値をフレーム毎に表す輝度データを生成し、
予め設定された周波数帯域に対して、前記輝度データが表す複数のピーク値のうちの上位M個(Mは3以上)のピーク値を前記フレーム毎に抽出し、
前記抽出したピーク値に基づいて、各周波数に対するピーク値の存在確率をスコア値としたスコア化データを生成し、
前記スコア化データに基づいて、前記被検出者の心拍数を推定する
処理を実行することを特徴とする心拍数推定方法。 - 前記上位M個のピーク値を抽出する処理は、
前記被検出者の運動状態を検出しない場合、第1の周波数帯域を強調して、前記輝度データから前記上位M個のピーク値を前記フレーム毎に抽出し、
前記被検出者の運動状態を検出した場合、前記第1の周波数帯域よりも高い第2の周波数帯域を強調して、前記輝度データから前記上位M個のピーク値を前記フレーム毎に抽出する、
ことを特徴とする請求項1に記載の心拍数推定方法。 - 前記輝度データを生成する処理は、
前記被検出者が運動状態であるときの振動成分を表す振動成分信号を前記フレーム毎に周波数変換して、前記振動成分信号の周波数スペクトルの複数のピーク値と時間との関係を前記フレーム毎に表す振動成分データを生成し、
前記輝度データである第1の輝度データと前記振動成分データとに基づいて、前記被検出者の体動ノイズが低減された第2の輝度データを生成し、
前記上位M個のピーク値を抽出する処理は、
前記第2の輝度データから前記上位M個のピーク値を前記フレーム毎に抽出する、
ことを特徴とする請求項1または2に記載の心拍数推定方法。 - 前記輝度データを生成する処理は、
前記振動成分データである第1の振動成分データが表す複数のピーク値に対して上限を設けたリミット処理を施し、前記リミット処理を施した第1の振動成分データを第2の振動成分データとして生成し、
前記第1の輝度データから前記第2の振動成分データを減算して前記第2の輝度データを生成する、
ことを特徴とする請求項3に記載の心拍数推定方法。 - 前記被検出者の心拍数を推定する処理は、
前記スコア化データが表す各周波数のうち、閾値以上のスコア値を示す周波数を前記フレーム毎に追跡して、前記被検出者の心拍数を推定する、
ことを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の心拍数推定方法。 - 前記被検出者の心拍数を推定する処理は、
前記閾値以上のスコア値を示す周波数と、前記閾値以上のスコア値を示す周波数を追跡したときの追跡時間とに基づいて、前記被検出者の心拍数を推定する、
ことを特徴とする請求項5に記載の心拍数推定方法。 - 被検出者の被検出部位に装着される心拍数推定装置であって、
前記被検出部位に光を照射したときに得られる光量信号をフレーム毎に周波数変換して、前記光量信号の周波数スペクトルの複数のピーク値をフレーム毎に表す輝度データを生成する周波数解析部と、
予め設定された周波数帯域に対して、前記輝度データが表す複数のピーク値のうちの上位M個(Mは3以上)のピーク値を前記フレーム毎に抽出し、前記抽出したピーク値に基づいて、各周波数に対するピーク値の存在確率をスコア値としたスコア化データを生成するスコア化部と、
前記スコア化データに基づいて、前記被検出者の心拍数を推定する推定部と、
を有することを特徴とする心拍数推定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017033919A JP2018138138A (ja) | 2017-02-24 | 2017-02-24 | 心拍数推定方法および心拍数推定装置 |
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Publications (1)
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ID=63451338
Family Applications (1)
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JP2017033919A Pending JP2018138138A (ja) | 2017-02-24 | 2017-02-24 | 心拍数推定方法および心拍数推定装置 |
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-
2017
- 2017-02-24 JP JP2017033919A patent/JP2018138138A/ja active Pending
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