JP2018138138A - 心拍数推定方法および心拍数推定装置 - Google Patents

心拍数推定方法および心拍数推定装置 Download PDF

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Abstract

【課題】被検出者が運動中であっても正確に心拍数を推定することのできる心拍数推定方法を提供する。【解決手段】周波数解析部11は、被検出部位に光を照射したときに得られる光量信号をフレーム毎に周波数変換して、輝度データを生成する。輝度データは、光量信号の周波数スペクトルの複数のピーク値をフレーム毎に表す。スコア化部12は、予め設定された周波数帯域に対して、輝度データが表す複数のピーク値のうちの上位M個(Mは3以上)のピーク値をフレーム毎に抽出する。スコア化部は、抽出したピーク値に基づいて、各周波数に対するピーク値の存在確率をスコア値としたスコア化データを生成する。追跡部13および推定部14は、スコア化データに基づいて、被検出者の心拍数を推定する。【選択図】図2

Description

本発明は、心拍数推定方法および心拍数推定装置に関する。
スマートフォンや、IoT(Internet of Things)デバイス向けに、「この時間にここへ行った」等の行動ログの管理や、高齢者の見守り等のサービスが検討されている。ユーザの見守り等を目的とした代表的な機能の一つとして、心拍数の測定機能が挙げられる。
従来、心拍数を推定するにあたり、代表的なセンサとしては、心電センサ、ドップラーセンサ、光学センサなどが挙げられる。心電センサを用いる方式では、高精度での心拍数の測定が可能である。しかし、心電センサを用いる方式は、被検出者の胸などに電極を貼り付ける方式である上に、機器が高価である。そこで、ドップラーセンサを用いる方式も増えてきた。ドップラーセンサを用いる方式では、マイクロ波等を利用してドップラーセンサで血流速度を計ることにより、心拍数を推定する。一方、光学センサを用いる方式も、ヘルスケアなどの市場で注目を集めている。光学センサを用いる方式では、被検出部位(例えば被検出者の肌)に向けて所定の発光強度で光を照射し、被検出部位からの反射光または透過光を受光することにより、心拍数を推定する。
光学センサを用いる方式において、被検出者が安静状態であるときの心拍数の推定原理は、以下のようになる。
まず、光学センサを用いる方式では、被検出者の肌に、可視光、特に緑色の光を当てる。このとき、ヘモグロビンの酸素濃度に応じて光が減衰して反射する。光学センサを用いる多くの方式では、この特徴を利用する。図20は、光量信号および周波数スペクトルの一例を示す説明図である。光学センサを用いる方式では、被検出部位に向けて所定の発光強度で光を照射し、被検出部位からの反射光または透過光を受光することにより、受光した光量(輝度)を表す光量信号を生成する。次に、光学センサを用いる方式では、光量信号に対して高速フーリエ変換等の周波数変換を施すことにより、スペクトル強度と周波数との関係を表す周波数スペクトルを生成する。そこで、光学センサを用いる方式では、従来、特徴的な周波数スペクトルのピークを検出することにより、心拍数を推定する。
被検出者が安静状態であるときの心拍数は60〜80bpm(bpmは一分間の心拍数であり、1〜1.33Hzに相当)付近であることがよく知られている。このため、ノイズの小さな場合には、光学センサを用いる方式は、心拍数に相当する周波数スペクトルのピークを検出することにより、心拍数を容易に推測することができる。
国際公開第2014/041939号 国際公開第2016/185810号 特開2017−000625号公報
しかしながら、光学センサを用いる多くの方式では、被検出者が安静状態であることを原則としており、またクリップで挟み込むことで高い密着性の得られる指先を、被検出部位(この場合、センサ取付け部位)としてきた。つまり、被検出者が運動している際に光量信号に重畳する大きなノイズの影響を排除することができず、これらの外乱要因を可能な限り排除できるシチュエーションに用途を限っていた。同様の理由で、密着性の低い手首部位での心拍数の推定も避けられてきた。図21は、ノイズが重畳したときの光量信号および周波数スペクトルの一例を示す説明図である。光量信号に大きなノイズが重畳した場合、ノイズの影響により、心拍数に相当する周波数スペクトルのピークを検出することができなくなる。
従来、運動時のノイズの要因については明らかであった。一つは、体動によって生じる血流の乱れであり、もう一つはセンサが肌から離れることによる外乱光である。原因が明らかであるにも関わらず、有効な解決策が提示されてこなかった理由は、ただ単に、これらのノイズが心拍数に近い周波数で、かつ脈拍による周波数成分よりも強いスペクトルで重畳するといった厄介な性質を持っているからである。
ウェアラブルデバイスやIoTデバイスの出現とともに業務管理やヘルスケアを目的とした心拍数推定技術の価値が向上しても、日常において頻出する体動ノイズについて対策している技術は多くない。すなわち、従来の光学センサを用いる方式では、閾値を設けておき、周波数スペクトルと閾値との比較結果に基づいて安静状態と判定する技術が主であり、被検出者が運動中である場合は、正確に心拍数を推定することができない。
本願に開示の技術は、被検出者が運動中であっても正確に心拍数を推定する。
1つの態様では、心拍数推定方法は、被検出者の被検出部位に装着されるデバイスが、被検出部位に光を照射したときに得られる光量信号をフレーム毎に周波数変換して、輝度データを生成する。輝度データは、光量信号の周波数スペクトルの複数のピーク値をフレーム毎に表す。次に、心拍数推定方法は、予め設定された周波数帯域に対して、輝度データが表す複数のピーク値のうちの上位M個(Mは3以上)のピーク値をフレーム毎に抽出する。次に、心拍数推定方法は、抽出したピーク値に基づいて、各周波数に対するピーク値の存在確率をスコア値としたスコア化データを生成する。次に、心拍数推定方法は、スコア化データに基づいて、被検出者の心拍数を推定する。
1つの側面では、被検出者が運動中であっても正確に心拍数を推定することができる。
図1は、本実施例の心拍数推定装置のハードウェア構成の一例を示す図である。 図2は、本実施例の心拍数推定装置内のプロセッサの機能構成の一例を示すブロック図である。 図3は、本実施例の心拍数推定装置の動作の一例を示すフローチャートである。 図4は、本実施例の心拍数推定装置の動作における周波数解析処理の一例を示す説明図である。 図5は、周波数解析処理における判定不能部分の一例を示す説明図である。 図6は、ウィンドウ関数の一例を示す説明図である。 図7は、本実施例の心拍数推定装置の動作におけるスコア化処理の一例を示す説明図である。 図8は、本実施例の心拍数推定装置の動作におけるスコア化処理の一例を示す説明図である。 図9は、本実施例の心拍数推定装置の動作におけるスコア化処理の一例を示す説明図である。 図10は、パーティクル間の斥力の一例を示す説明図である。 図11は、本実施例の心拍数推定装置の動作における追跡処理の一例を示す説明図である。 図12は、本実施例の心拍数推定装置の動作における推定処理の一例を示す説明図である。 図13は、本実施例の心拍数推定装置の動作における推定処理の一例を示す説明図である。 図14は、本実施例の心拍数推定装置の動作における推定処理の一例を示す説明図である。 図15は、本実施例の心拍数推定装置の動作における推定処理の一例を示す説明図である。 図16は、輝度FFTデータの一例を示す説明図である。 図17は、実際の心拍数の軌跡の一例を示す説明図である。 図18は、既存のアルゴリズムを用いた場合の心拍数推定結果の一例を示す説明図である。 図19は、本実施例のアルゴリズム(心拍数推定方法)を用いた場合の心拍数推定結果の一例を示す説明図である。 図20は、光量信号および周波数スペクトルの一例を示す説明図である。 図21は、ノイズが重畳したときの光量信号および周波数スペクトルの一例を示す説明図である。
以下、図面に基づいて、本願の開示する心拍数推定方法および心拍数推定装置の実施例を詳細に説明する。尚、本実施例により、開示技術が限定されるものではない。
図1は、本実施例の心拍数推定装置1のハードウェア構成の一例を示す図である。心拍数推定装置1は、プロセッサ10と、メモリ20と、無線部30と、光学センサ40と、運動検出部50とを有する。本実施例の心拍数推定装置1は、例えば腕時計型のIoT(Internet of Things)デバイスとして使用される。この場合、本実施例の心拍数推定装置1は、被検出者の被検出部位として、例えば手首に装着される。
無線部30は、例えば、通常の無線通信や近距離無線通信等の通信を司るインタフェースである。
光学センサ40は、発光部41と、受光部42とを有する。発光部41は、被検出部位(被検出者の肌)に向けて所定の発光強度で光を照射する。受光部42は、被検出部位からの反射光または透過光を受光し、受光した光量(輝度)を表す光量信号を生成する。
運動検出部50は、被検出者の運動状態を検出し、被検出者が運動状態であるときの振動成分を表す振動成分信号を出力する。運動検出部50の一例としては、加速度センサ51、ジャイロセンサ52、地磁気センサ53、または、これらの組み合わせ等が挙げられる。例えば、運動検出部50が加速度センサ51である場合、加速度センサ51は、被検出者の加速度を検出し、被検出者が運動状態であるときの加速度を表す加速度信号を生成する。
メモリ20の一例としては、SDRAM(Synchronous Dynamic Random Access Memory)等のRAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ等が挙げられる。メモリ20は、プログラム等の各種情報を記憶する。
プロセッサ10の一例としては、CPU、DSP(Digital Signal Processor)、FPGA(Field Programmable Gate Array)等が挙げられる。プロセッサ10は、心拍数推定装置1全体を制御する。プロセッサ10は、メモリ20に格納されたプログラムを実行する。
図2は、本実施例の心拍数推定装置1内のプロセッサ10の機能構成の一例を示すブロック図である。プロセッサ10には、周波数解析部11、スコア化部12、追跡部13、推定部14が設けられている。
図3は、本実施例の心拍数推定装置1の動作の一例を示すフローチャートである。心拍数推定装置1は、周波数解析処理(ステップS1)、スコア化処理(ステップS2)、追跡処理(ステップS3)、推定処理(ステップS4)を実行する。周波数解析処理、スコア化処理、追跡処理、推定処理は、それぞれ、周波数解析部11、スコア化部12、追跡部13、推定部14により実行される。以下、これらの処理について詳細に説明する。
[周波数解析処理]
図4は、本実施例の心拍数推定装置1の動作における周波数解析処理の一例を示す説明図である。図5は、周波数解析処理における判定不能部分の一例を示す説明図である。
周波数解析部11は、LPF(Low-Pass Filter)110、内積部111、FFT(Fast Fourier Transform)部112、113、リミッタ部114、合成器115を有する。
LPF110は、運動検出部50(加速度センサ51)から出力された振動成分信号(加速度信号Sa1)に対して、遮断周波数より低い周波数成分の信号を通過させ、それ以外の周波数帯域の信号を減衰させる。LPF110を通過した信号は内積部111に出力される。
内積部111は、加速度センサ51から出力された加速度信号Sa1と、LPF110から出力された信号との内積値をとり、その結果を加速度信号Sa2としてFFT112に出力する。
FFT112は、内積部111から出力された加速度信号Sa2に対して高速フーリエ変換(FFT)等の周波数変換をフレーム毎(一定時間毎)に施すことにより、振動成分FFT信号(加速度FFTデータDa1)を生成する。加速度FFTデータDa1は、加速度信号Sa2の周波数スペクトルの複数のピーク値をフレーム毎に表している。例えば、ピーク値の出力形態が色である場合、ピーク値が大きいほど、濃い色で表される。FFT112は、加速度FFTデータDa1をリミッタ部114に出力する。
リミッタ部114は、FFT112から出力された加速度FFTデータDa1を受け取り、リミット処理を実施する。リミッタ部114は、リミット処理として、加速度FFTデータDa1が表す複数のピーク値のうち、第1設定値以下の値を除外する。また、リミッタ部114は、リミット処理として、加速度FFTデータDa1が表す複数のピーク値のうち、第1設定値よりも大きい第2設定値を超える値については、全て第2設定値とする。
リミット処理を行なう理由として、後述の輝度FFTデータDb1における心拍数に相当する周波数スペクトルと、加速度FFTデータDa1における体動ノイズに相当する周波数スペクトルとが同フレーム毎に重なる場合を考える。この場合、後述の輝度FFTデータDb1から加速度FFTデータDa1を除算することにより、心拍数に相当する周波数スペクトルが全て除去されてしまっては誤検出となってしまうからである。したがって、リミッタ部114は、加速度FFTデータDa1が表す複数のピーク値に対して上限を設けたリミット処理を施し、リミット処理を施した加速度FFTデータDa1を加速度FFTデータDa2として合成器115に出力する。
FFT113は、光学センサ40から出力された光量信号Sbに対して高速フーリエ変換(FFT)等の周波数変換をフレーム毎に施すことにより、輝度FFTデータDb1を生成する。輝度FFTデータDb1は、光量信号Sbの周波数スペクトルの複数のピーク値をフレーム毎に表している。例えば、ピーク値の出力形態が色である場合、ピーク値が大きいほど、濃い色で表される。FFT113は、輝度FFTデータDb1を合成器115に出力する。
合成器115は、FFT113から出力された輝度FFTデータDb1と、リミッタ部114から出力された加速度FFTデータDa2とを受け取る。そして、合成器115は、輝度FFTデータDb1から加速度FFTデータDa2を減算して、被検出者の体動ノイズが低減された輝度FFTデータDb2を生成する。合成器115は、輝度FFTデータDb2をスコア化部12に出力する。
ここで、被検出部位(例えば被検出者の肌)からセンサ(光学センサ40)が離れてしまうと、外乱光により正常な処理を行なうことができない。このため、図5に示すように、周波数スペクトルのピーク値が設定上限値を超えるフレーム(時間)が存在する場合、そのフレームは判定不能部分として処理される。
[スコア化処理]
図6は、ウィンドウ関数の一例を示す説明図である。図7〜9は、本実施例の心拍数推定装置1の動作におけるスコア化処理の一例を示す説明図である。
スコア化部12は、周波数解析部11から出力された輝度FFTデータDb2(図7を参照)を受け取る。
ここで、スコア化部12は、運動検出部50(加速度センサ51)が被検出者の運動状態を検出しない場合には、注目周波数Nを80bpmとしたウィンドウ関数を用いる(図6を参照)。安静状態である周波数帯域は、例えば40〜120bpmに設定される。例えば、周波数が40bpm未満、または、120bpmを超える場合のゲインは「1」に設定され、周波数が80bpmの場合のゲインは「2」に設定されているものとする。また、周波数が40bpmから80bpmまでのゲインは「1」から「2」に徐々に上がるように設定され、周波数が80bpmから120bpmまでのゲインは「2」から「1」に徐々に下がるように設定されているものとする。この場合、スコア化部12は、40〜120bpmに設定された第1の周波数帯域(図7中の領域121を参照)を強調して、輝度FFTデータDb2が表す複数のピーク値の中から上位3つのピーク値を、ポテンシャル場の値として抽出する。
一方、スコア化部12は、運動検出部50(加速度センサ51)が被検出者の運動状態(図7中の白線部分の時間)を検出した場合には、注目周波数Nを160bpmとしたウィンドウ関数を用いる(図6を参照)。運動状態である周波数帯域は、例えば120〜200bpmに設定される。例えば、周波数が120bpm未満、または、200bpmを超える場合のゲインは「1」に設定され、周波数が160bpmの場合のゲインは「2」に設定されているものとする。また、周波数が120bpmから160bpmまでのゲインは「1」から「2」に徐々に上がるように設定され、周波数が160bpmから200bpmまでのゲインは「2」から「1」に徐々に下がるように設定されているものとする。この場合、スコア化部12は、120〜200bpmに設定された第2の周波数帯域(図7中の領域120を参照)を強調して、輝度FFTデータDb2が表す複数のピーク値の中から上位3つのピーク値を、ポテンシャル場の値として抽出する。
スコア化部12は、フレーム毎に上位3つのピーク値を抽出したデータを、図8に示すような抽出データPaとして生成する。抽出データPaは、上位3つのピーク値を示す周波数をフレーム毎に表している。例えば、ピーク値を示す周波数の出力形態が色である場合、ピーク値が大きいほど、濃い色で表される。
上位3つのピーク値としては、代表的な以下の3つのピークが挙げられる。
(P1) 脈拍によるピーク値
(P2) 運動などの体動ノイズによるピーク値
(P3) 体動ノイズの高周波成分あるいは低周波成分のノイズによるピーク値
なお、スコア化処理では3つ以上抽出できれば、実質的に問題はなく、例えば上位5つのピーク値を抽出してもよい。
スコア化部12は、生成した抽出データPaの上位3つのピーク値に基づいて、各周波数に対するピーク値の存在確率をスコア値とするスコア化を行なう。スコア化を行なう方法としては、例えば、以下の2つの方法が考えられる。
(方法1)
例えば、周波数を仮想的にブロック単位に分け、あるフレームの注目周波数に対してピーク値が存在している場合、追跡部13は、上記フレームの注目周波数に対してスコア値を「1」とする。ここで、過去のデータの注目周波数に対してピーク値が存在し、そのピーク値が過去2回抽出されている。この場合、追跡部13は、追跡部13は、上記フレームの注目周波数に対するスコア値である「1」に、過去抽出回数に基づく「2」を加算して、上記フレームの注目周波数に対するスコア値を「3」とする。
(方法2)
例えば、周波数を仮想的にブロック単位に分け、第1フレーム(一定時間)の第1周波数に対してピーク値が存在している場合、追跡部13は、第1のフレームの第1周波数に対してスコア値を「1」とする。第2フレーム(次の一定時間)の第1周波数および第1周波数に隣接する第2周波数に対してピーク値が存在している場合、追跡部13は、第2のフレームの第1周波数および第2周波数に対してスコア値を「2」とする。すなわち、追跡部13は、第1のフレームの第1周波数に対するスコア値である「1」に、「1」を加算して、第2のフレームの第1周波数および第2周波数に対するスコア値を「2」とする。第3フレーム(更に次の一定時間)の第2周波数に隣接する第3周波数に対してピーク値が存在している場合、追跡部13は、第3のフレームの第3周波数に対してスコア値を「3」とする。すなわち、追跡部13は、第2のフレームの第2周波数に対するスコア値である「2」に、「1」を加算して、第3のフレームの第3周波数に対するスコア値を「3」とする。
スコア化部12は、例えば上述の方法2により、抽出データPaの上位3つのピーク値に基づいて、各周波数に対するピーク値の存在確率をスコア値とし、図9に示すようなスコア化データPbを生成する。スコア化データPbは、スコア値を表す周波数をフレーム毎に表している。例えば、スコア値の出力形態が色である場合、スコア値が大きいほど、濃い色で表される。スコア化部12は、スコア化データPbを追跡部13に出力する。
[追跡処理]
図10は、パーティクル間の斥力の一例を示す説明図である。図11は、本実施例の心拍数推定装置1の動作における追跡処理の一例を示す説明図である。
追跡部13は、スコア化部12から出力されたスコア化データPbを受け取る。追跡部13は、スコア化データPbが表す周波数をフレーム毎に追跡する。追跡する方法としては、例えば、以下の2つの方法が考えられる。
(方法1)
まず、追跡部13は、ラベリング処理などの画像処理のように、スコア化データPbが表す各周波数のスコア値を閾値で2値化した2値化データをフレーム毎に生成する。次に、追跡部13は、前フレームの2値化データに最も近い2値化データを示す周波数をフレーム毎に追跡する。
(方法2)
または、追跡部13は、パーティクルフィルタなどのアルゴリズムを用いて、スコア化データPbが表す各周波数のうち、閾値以上のスコア値を示す周波数をフレーム毎に追跡する。この方法では、数個のパーティクルを動かして、閾値以上のスコア値を示す周波数を追跡する。
パーティクルは、以下の3つの特徴を持った動きをする。
(A) 図10に示すように、上または下のパーティクルと接近すると一定の距離まで離れようとする。
(B) パーティクルは、近くにスコア値の大きな領域に近づこうとする。
(C) パーティクルは、スコア値が存在する領域にいる場合は自身の確度を上げる。一方、パーティクルは、スコア値が存在しない領域にいる場合は確度を下げる。
追跡部13は、例えば上述の方法2により、パーティクルの確度に基づいて、スコア化データPbが表す各周波数のうち、ノイズによるスコア値を示す周波数を除外し、心拍数に相当するスコア値を示す周波数の候補を絞り込む。
そこで、追跡部13は、スコア化データPbが表す各周波数のうち、閾値以上のスコア値を示す周波数をフレーム毎に追跡する。そして、追跡部13は、追跡した周波数に対してパーティクルの確度を設定して、図11に示すような複数の追跡データPc(例えば4つの追跡データPc)を生成する。複数の追跡データPcの各々は、パーティクルの確度が設定された周波数をフレーム毎に表している。例えば、確度の出力形態が色である場合、確度が大きいほど、濃い色で表される。追跡部13は、複数の追跡データPcを推定部14に出力する。
[推定処理]
図12〜15は、本実施例の心拍数推定装置1の動作における推定処理の一例を示す説明図である。
推定部14は、追跡部13から出力された複数の追跡データPcを受け取る。推定部14は、複数の追跡データPcの中から、心拍数を表す1つの追跡データPcを絞り込む。すなわち、推定部14は、被検出者の心拍数に相当する周波数スペクトルのピーク値の時系列データを絞り込む。
そこで、図12に示すように、推定部14は、複数の追跡データPc(例えば4つの追跡データPc)のうち、追跡が途切れている追跡データPcを除外する。すなわち、推定部14は、4つの追跡データPcのうち、パーティクルの確度を基に周波数を追跡したときの追跡時間が設定時間以下である追跡データPcを除外する。残り3つの追跡データPcのうち、2つの追跡データPcは分岐している。この場合、図12に示すように、推定部14は、分岐している2つの追跡データPcのうち、パーティクルの確度が小さい追跡データPcを除外する。そして、図13に示すように、推定部14は、残りの2つの追跡データPcのうち、パーティクルの確度が最も大きい追跡データPcを選択する。
また、図14に示すように、追跡データPcが途切れていて(追跡時間が短く)、かつ、パーティクルの確度が一定値を超える場合には、推定部14は、ジャンプ処理として、パーティクルの確度が大きい追跡データPcを選択する。また、図15に示すように、追跡データPcが途切れていて(追跡時間が短く)、その追跡データPcにおけるパーティクルの確度が小さい場合は、推定部14は、ジャンプ処理を行なわず、パーティクルの確度が最も大きい追跡データPcを選択する。
推定部14は、選択した追跡データPcを、被検出者の心拍数に相当する周波数スペクトルのピーク値の時系列データとして推定する。すなわち、推定部14は、被検出者の心拍数を推定する。
[心拍数推定結果]
図16は、輝度FFTデータの一例を示す説明図である。図17は、実際の心拍数の軌跡の一例を示す説明図である。図18は、既存のアルゴリズムを用いた場合の心拍数推定結果の一例を示す説明図である。図19は、本実施例のアルゴリズム(心拍数推定方法)を用いた場合の心拍数推定結果の一例を示す説明図である。
図16、17に示すように、被検出者がジョギングを開始した場合、急激に心拍数が上がる。図18に示すように、既存のアルゴリズムを用いた場合では、被検出者がジョギングを開始したときに、被検出者の運動状態の心拍数を追跡できず、誤追跡している。したがって、既存のアルゴリズムを用いた場合では、誤追跡した状態から心拍数が途切れて、後に心拍数を発見した場合、心拍数の急上昇による誤警報などの問題が発生する。一方、本実施例のアルゴリズム(心拍数推定方法)を用いた場合では、被検出者がジョギングを開始したときに、被検出者の運動状態の心拍数を追跡している。このため、本実施例のアルゴリズム(心拍数推定方法)を用いた場合では、図17に示すような実際の心拍数の軌跡とほぼ一致している。
以上の説明により、本実施例の心拍数推定装置1は、被検出者の被検出部位に装着されるデバイスである。本実施例の心拍数推定装置1では、周波数解析部11は、被検出部位に光を照射したときに得られる光量信号Sbをフレーム毎に周波数変換して(FFTを施して)、輝度データ(輝度FFTデータDb1)を生成する。輝度データ(輝度FFTデータDb1)は、光量信号Sbの周波数スペクトルの複数のピーク値と時間とを表す。スコア化部12は、予め設定された周波数帯域(60〜200bpm)に対して、輝度データ(輝度FFTデータDb2)が表す複数のピーク値のうちの上位M個(Mは3以上)のピーク値をフレーム毎に抽出する。そして、スコア化部12は、抽出したピーク値と時間とに基づいて、各周波数に対するピーク値の存在確率をスコア値としたスコア化データPbを生成する。推定部14は、スコア化データPbに基づいて、被検出者の心拍数(心拍数に相当する周波数スペクトルのピーク値の時系列データ)を推定する。これにより、本実施例の心拍数推定装置1では、時間経過によって大きく変化する輝度全体の振幅の変化や、低周波成分などのノイズの影響を除外することができる。したがって、本実施例の心拍数推定装置1は、被検出者が運動中であっても正確に心拍数を推定することができる。
また、本実施例の心拍数推定装置1では、スコア化部12は、被検出者の運動状態を検出しない場合、第1の周波数帯域(40〜120bpm)を強調して、輝度データDb2から上位M個のピーク値をフレーム毎に抽出する。一方、スコア化部12は、被検出者の運動状態を検出した場合、第1の周波数帯域よりも高い第2の周波数帯域(120〜200bpm)を強調して、輝度データDb2から上位M個のピーク値をフレーム毎に抽出する。これにより、本実施例の心拍数推定装置1では、被検出者が安静状態である場合には高周波成分のノイズを拾うことを避け、また、被検出者が運動状態である場合には心拍による周波数スペクトルのピーク検出の精度を向上することができる。
また、本実施例の心拍数推定装置1では、周波数解析部11は、被検出者が運動状態であるときの振動成分を表す振動成分信号(この場合、加速度信号Sa1)を受け取る。この場合、周波数解析部11は、フレーム毎に周波数変換して(FFTを施して)、第1の振動成分データ(加速度FFTデータDa1)を生成する。第1の振動成分データ(加速度FFTデータDa1)は、振動成分データ(加速度信号Sa1)の周波数スペクトルの複数のピーク値と時間との関係をフレーム毎に表す。また、周波数解析部11は、第1の振動成分データ(加速度FFTデータDa1)が表す複数のピーク値に対して上限を設けたリミット処理を施す。この場合、周波数解析部11は、リミット処理を施した第1の振動成分データ(加速度FFTデータDa1)を第2の振動成分データ(加速度FFTデータDa2)として生成する。そして、周波数解析部11は、輝度データである第1の輝度データ(輝度FFTデータDb1)から第2の振動成分データ(加速度FFTデータDa2)を減算する。その結果、被検出者の体動ノイズが低減された第2の輝度データ(輝度FFTデータDb2)が生成される。スコア化部12は、第2の輝度データ(輝度FFTデータDb2)から上位M個のピーク値をフレーム毎に抽出する。これにより、本実施例の心拍数推定装置1では、体動ノイズの影響を低減することができ、運動時の脈拍数(心拍数)の推定の精度を向上することができる。
また、本実施例の心拍数推定装置1では、追跡部13および推定部14は、スコア化データPbが表す各周波数のうち、閾値以上のスコア値を示す周波数をフレーム毎に追跡して、被検出者の心拍数を推定する。具体的には、推定部14は、上記閾値以上のスコア値を示す周波数と、上記閾値以上のスコア値を示す周波数を追跡したときの追跡時間とに基づいて、被検出者の心拍数(心拍数に相当する周波数スペクトルのピーク値の時系列データ)を推定する。これにより、本実施例の心拍数推定装置1では、閾値以上のスコア値を示す周波数の他に、追跡時間をパラメータに加えることで、例えば強い周波数スペクトルが突発的に出現するときのピーク値よりも、周波数スペクトルが安定しているピーク値を優先することにより、被検出者の心拍数を正確に推定することができる。
また、図示した各部の各構成要素は、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各部の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部又は一部を、各種の負荷や使用状況等に応じて、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。
更に、各装置で行われる各種処理機能は、CPU(Central Processing Unit)(又はMPU(Micro Processing Unit)、MCU(Micro Controller Unit)等のマイクロ・コンピュータ)上で、その全部又は任意の一部を実行するようにしても良い。また、各種処理機能は、CPU(又はMPU、MCU等のマイクロ・コンピュータ)で解析実行するプログラム上、又はワイヤードロジックによるハードウェア上で、その全部又は任意の一部を実行するようにしても良い。
1 心拍数推定装置
10 プロセッサ
11 周波数解析部
12 スコア化部
13 追跡部
14 推定部
20 メモリ
30 無線部
40 光学センサ
41 発光部
42 受光部
50 運動検出部
51 加速度センサ
52 ジャイロセンサ
53 地磁気センサ
110 LPF
111 内積部
112、113 FFT部
114 リミッタ部
115 合成器
120、121 領域
Da1、Da2 加速度FFTデータ
Db1、Db2 輝度FFTデータ
Sa1、Sa2 加速度信号
Sb 光量信号
Pa 抽出データ
Pb スコア化データ
Pc 追跡データ

Claims (7)

  1. 被検出者の被検出部位に装着されるデバイスが、
    前記被検出部位に光を照射したときに得られる光量信号をフレーム毎に周波数変換して、前記光量信号の周波数スペクトルの複数のピーク値をフレーム毎に表す輝度データを生成し、
    予め設定された周波数帯域に対して、前記輝度データが表す複数のピーク値のうちの上位M個(Mは3以上)のピーク値を前記フレーム毎に抽出し、
    前記抽出したピーク値に基づいて、各周波数に対するピーク値の存在確率をスコア値としたスコア化データを生成し、
    前記スコア化データに基づいて、前記被検出者の心拍数を推定する
    処理を実行することを特徴とする心拍数推定方法。
  2. 前記上位M個のピーク値を抽出する処理は、
    前記被検出者の運動状態を検出しない場合、第1の周波数帯域を強調して、前記輝度データから前記上位M個のピーク値を前記フレーム毎に抽出し、
    前記被検出者の運動状態を検出した場合、前記第1の周波数帯域よりも高い第2の周波数帯域を強調して、前記輝度データから前記上位M個のピーク値を前記フレーム毎に抽出する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の心拍数推定方法。
  3. 前記輝度データを生成する処理は、
    前記被検出者が運動状態であるときの振動成分を表す振動成分信号を前記フレーム毎に周波数変換して、前記振動成分信号の周波数スペクトルの複数のピーク値と時間との関係を前記フレーム毎に表す振動成分データを生成し、
    前記輝度データである第1の輝度データと前記振動成分データとに基づいて、前記被検出者の体動ノイズが低減された第2の輝度データを生成し、
    前記上位M個のピーク値を抽出する処理は、
    前記第2の輝度データから前記上位M個のピーク値を前記フレーム毎に抽出する、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の心拍数推定方法。
  4. 前記輝度データを生成する処理は、
    前記振動成分データである第1の振動成分データが表す複数のピーク値に対して上限を設けたリミット処理を施し、前記リミット処理を施した第1の振動成分データを第2の振動成分データとして生成し、
    前記第1の輝度データから前記第2の振動成分データを減算して前記第2の輝度データを生成する、
    ことを特徴とする請求項3に記載の心拍数推定方法。
  5. 前記被検出者の心拍数を推定する処理は、
    前記スコア化データが表す各周波数のうち、閾値以上のスコア値を示す周波数を前記フレーム毎に追跡して、前記被検出者の心拍数を推定する、
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の心拍数推定方法。
  6. 前記被検出者の心拍数を推定する処理は、
    前記閾値以上のスコア値を示す周波数と、前記閾値以上のスコア値を示す周波数を追跡したときの追跡時間とに基づいて、前記被検出者の心拍数を推定する、
    ことを特徴とする請求項5に記載の心拍数推定方法。
  7. 被検出者の被検出部位に装着される心拍数推定装置であって、
    前記被検出部位に光を照射したときに得られる光量信号をフレーム毎に周波数変換して、前記光量信号の周波数スペクトルの複数のピーク値をフレーム毎に表す輝度データを生成する周波数解析部と、
    予め設定された周波数帯域に対して、前記輝度データが表す複数のピーク値のうちの上位M個(Mは3以上)のピーク値を前記フレーム毎に抽出し、前記抽出したピーク値に基づいて、各周波数に対するピーク値の存在確率をスコア値としたスコア化データを生成するスコア化部と、
    前記スコア化データに基づいて、前記被検出者の心拍数を推定する推定部と、
    を有することを特徴とする心拍数推定装置。
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