JP2018137717A - 撮影処理装置、撮影処理方法及びプログラム - Google Patents

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健人 山田
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Abstract

【課題】 広角レンズ由来の歪を活用して撮影する場合に、被写体の一部分がユーザの所望する形態になることを容易に実現できるようにする。【解決手段】 デジタルカメラにおいて、広角画像内において広角レンズの歪特性による影響が、広角画像のその他の領域における広角レンズの歪み特性による所定の影響よりも強く表れる第1の領域内に被写体の第1の部分を配置すべきことを推奨する第1の撮影ガイド情報を報知する。例えば、第1の領域a1内に被写体(人物)の第1の部位(脚部)を配置すべきことを推奨する第1の撮影ガイド情報g1をライブビュー画面(モニタ画面)に重畳表示する。【選択図】 図5

Description

本発明は、広角画像を撮影する撮影処理装置、撮影処理方法及びプログラムに関する。
一般に、デジタルカメラにおいては、広角レンズを用いて撮像すると、その撮像画像の中央部と周辺部との間で歪の度合いの違いによる歪曲収差が生じるため、その歪曲収差を補正するようにしているが、光学系ではその収差を補正せずに、歪補正処理を施すようにしている。この歪曲収差による画像の歪を補正する処理として従来、例えば、被写体(人物)の一部分(顔)が画像の中心から外れた位置にあれば、歪曲補正の度合いを強めるようにして、被写体の一部をユーザの所望とする形態とする技術が知られている(特許文献1を参照)。
特開2015−061292号公報
ところで、上述のように被写体の一部分をユーザの所望する形態とする場合、画像内のどこに被写体が位置しているかによっては所望する形態を得ることができないという問題がある。
本発明の課題は、広角レンズ由来の歪を活用して撮影する場合に、被写体の一部分がユーザの所望する形態になることを容易に実現できるようにすることである。
上述した課題を解決するために本発明は、
広角レンズを介して撮像素子により撮像された広角画像を取得する画像取得手段と、
前記画像取得手段によって取得される広角画像の一部の領域であって前記広角レンズの歪特性による影響が、前記広角画像のその他の領域における前記広角レンズの歪み特性による所定の影響よりも強く表れる第1の領域内に被写体の第1の部分を配置すべきことを推奨する第1の撮影ガイド情報を報知するガイド報知手段と、
を備えることを特徴とする撮影処理装置である。
本発明によれば、広角レンズ由来の歪を活用して撮影する場合に、被写体の一部分がユーザの所望する形態になることを容易に実現できる。
(1)は、撮影処理装置として適用したデジタルカメラを構成する撮像装置10と本体装置20とを一体的に組み合わせた状態を表した外観図、(2)は、撮像装置10と本体装置20とを分離した状態を表した外観図。 (1)は、撮像装置10の構成を示したブロック図、(2)は、本体装置20の構成を示したブロック図。 (1)〜(3)は、広角レンズ16Bを用いて撮像された画像(広角画像)がライブビュー画像として表示されるモニタ画面(ライブビュー画面)を例示した図。 被写体が立ち姿勢の場合の脚長モードにおいて、ライブビュー画面内に重畳表示される撮影ガイド情報を例示した図。 (1)、(2)は、立ち姿勢の被写体を脚長に撮るために各種の撮影ガイド情報をどのように利用すれば良いかを説明するための図。 (1)、(2)は、被写体の複数の部位を、対応する撮影ガイド情報に合わせなかった場合の被写体像を例示した図。 (1)、(2)は、被写体の複数の部位を、対応する撮影ガイド情報に合わせなかった場合の被写体像の他の例を示した図。 座り姿勢の被写体を横構図で撮影する場合にライブビュー画面(横長画面)に表示される各種の撮影ガイド情報を例示した図。 撮影モードに切り替えられた際に実行開始される動作を示したフローチャート。 (1)は、本実施形態の変形例<1>を説明するための図、(2)は、変形例<2>を説明するための図。 (1)は、本実施形態の変形例<3>を説明するための図、(2)は、変形例<4>を説明するための図。 本実施形態の変形例<5>を説明するための図。 本実施形態の変形例<6>を説明するための図。
以下、図1〜図9を参照して本発明の実施形態を説明する。
本実施形態は、撮影処理装置としてデジタルカメラに適用した場合を例示したもので、このデジタルカメラは、後述する撮像部を備える撮像装置10と、後述する表示部を備える本体装置20とに分離可能なセパレート型デジタルカメラである。図1(1)は、撮像装置10と本体装置20とを一体的に組み合わせた状態を示し、図1(2)は、撮像装置10と本体装置20とを分離した状態を示している。このセパレート型デジタルカメラを構成する撮像装置10と本体装置20とは、それぞれが利用可能な無線通信を用いてペアリング(無線接続認識)が可能なもので、無線通信としては、無線LAN(Wi−Fi)又はBluetooth(登録商標)を使用している。本体装置20は、撮像装置10側で撮像された画像を受信取得して、この撮像画像(ライブビュー画像)をモニタ画面(ライブビュー画面)に表示するようにしている。
図2(1)は、撮像装置10の構成を示したブロック図であり、図2(2)は、本体装置20の構成を示したブロック図である。
図2(1)において、撮像装置10は、制御部11、電源部12、記憶部13、通信部14、操作部15、撮像部16などを備えている。制御部11は、電源部(二次電池)12からの電力供給によって動作し、記憶部13内の各種のプログラムに応じてこの撮像装置10の全体動作を制御するもので、この制御部11には図示しないCPU(中央演算処理装置)やメモリなどが設けられている。記憶部13は、例えば、ROM、フラッシュメモリなどを有する構成で、本実施形態を実現するためのプログラムや各種のアプリケーションなどが格納されている。通信部14は、撮影画像を本体装置20側に送信したり、本体装置20からの操作指示信号などを受信したりする通信インターフェイスである。操作部15は、電源スイッチなどの基本的な操作キー(ハードウェアキー)を備えている。
撮像部16は、被写体を高精細に撮影可能なカメラ部を構成するもので、この撮像部16のレンズユニット16Aには、広角レンズ16B、撮像素子16Cなどが設けられている。なお、本実施形態のカメラは、例えば、通常の標準レンズ(図示省略)と広角レンズ16Bとが交換可能なもので、図示の例は、広角レンズ16Bを装着した状態を示している。この広角レンズ16Bは、例えば、標準レンズよりも画角が広い(焦点距離が短い)レンズで、この広角レンズ16Bによって撮影された広角画像の全体は、そのレンズ中心(光軸)からレンズ端(周辺部)に向かう程、大きく歪んだものとなる。なお、本実施形態においては、広角レンズ16Bとして焦点距離が、例えば、16mm(35mm版換算)の超広角レンズを使用したが、それに限らず、魚眼レンズであってもよい。
この広角レンズ16Bによる被写体像(光学像)が撮像素子(例えば、CMOS又はCCD)16Cに結像されると、この撮像素子16Cによって光電変換された画像信号(アナログ値の信号)は、図示省略のA/D変換部によってデジタル信号に変換された後に、本体装置20側に送信される。本体装置20側では、撮像された画像を取得し、広角レンズ16Bによる歪を補正する処理などを施してライブビュー画像としてモニタ表示させる。なお、この歪補正処理は、カメラにおいて一般的に用いられている技術であり、本実施形態ではその周知技術を利用するようにしているため、その具体的な説明については省略するものとするが、このような補正処理を施したとしても撮像画像の一部分の領域(レンズ端(周辺部)に相当する領域)には広角レンズ16Bによる歪特性の影響が大きく残存してしまう。
図2(2)において、本体装置20は、魚眼レンズなどを使用して撮影された画像を再生する再生機能を有し、制御部21、電源部22、記憶部23、通信部24、操作部25、タッチ表示部26、姿勢検出部27などを備えている。制御部21は、電源部(二次電池)22からの電力供給によって動作し、記憶部23内の各種のプログラムに応じてこの本体装置20の全体動作を制御するもので、この制御部21には図示しないCPU(中央演算処理装置)やメモリなどが設けられている。記憶部23は、例えば、ROM、フラッシュメモリなどを有する構成で、本実施形態を実現するためのプログラムや各種のアプリケーションなどが格納されているプログラムメモリ23A、この本体装置20が動作するために必要となる各種の情報(例えば、フラグなど)を一時的に記憶するワークメモリ23Bなどを有している。
通信部24は、撮像装置10との間で各種のデータの送受信を行う通信インターフェイスである。操作部25は、電源ボタン、レリーズボタン、露出やシャッタスピードなどの撮影条件を設定する設定ボタンなど、押しボタン式の各種のキーを備えたもので、制御部21は、この操作部25からの入力操作信号に応じた処理を実行したり、入力操作信号を撮像装置10に対して送信したりする。タッチ表示部26は、高精細液晶などのディスプレイ26A上にタッチパネル26Bを積層配置した構成で、縦横比の異なる表示画面(長方形の画面)は、撮像されたライブビュー画像(広角画像)をリアルタイムに表示するモニタ画面(ライブビュー画面)となったり、撮影済み画像を再生する再生画面となったり、各種の動作モード(後述する脚長モードなど)を選択する選択画面となったりする。
ここで、本実施形態においては撮影モードの中の一つとして、広角レンズ16Bを用いて撮影する「脚長モード」を有している。この「脚長モード」は、被写体(対象被写体:主要な被写体)の一部分をレンズ由来の歪を活用してユーザの所望の形態となるように撮像する動作モード、つまり、広角レンズ16Bによる歪特性を活用することによって被写体である人物の脚部分が長くなる脚長の被写体像を得る動作モードである。姿勢検出部27は、本体装置20に加わる加速度を検出する3軸加速度センサであり、本体装置20の姿勢を検出して制御部11に与える。ここで、本体装置20の姿勢とは、縦構図(縦長画面)か横構図(横長画面)かを示している。
図3は、広角レンズ16Bを用いて上述の「脚長モード」で被写体(人物)を撮像した場合において、その被写体(人物)像の一部分(脚部分)の形態が広角レンズ16Bによる歪特性によってどのように変化するかを説明するための図である。
一般に、広角レンズ16Bを用いて被写体を撮像すると、その撮像された像には広角レンズ16Bの歪曲収差(ディストーション)と広角歪(ボリューム歪)が強く現れるようになる。なお、歪曲収差は、真っ直ぐなものが曲がって見えるようになる歪(広角では樽型歪曲)であり、画面端(レンズの周端部)で歪がより大きくなり、画面の中心点(光軸
)に近づくにつれて歪が小さくなる特徴を有している。また、広角歪(ボリューム歪)は、立体を平面に投影することに起因する歪であり、被写体に近接したり、カメラアングルを変えたりすると、パースペクティブ(遠近感)が現れるが、この遠近感は広角になればなる程に強まり、また、画面端でより大きくなり、画面中心点に近づくにつれて小さくなる特徴を有している。
図3は、広角レンズ16Bを用いて撮像された画像(広角画像)がライブビュー画像として表示されるモニタ画面(ライブビュー画面)を示した図である。図3(1)は、被写体として立ち姿の撮影者が、自分撮りする場合を例示したもので、被写体(撮影者)が自分撮りする場合には、片手に本体装置20を持ち、そのライブビュー画面を見ながらカメラとの距離や角度を変えたりして被写体を配置する位置を決定する。図3(2)は、自分撮りする場合ではなく、被写体と撮影者とが異なる場合を例示したもので、撮影者は、ライブビュー画面を見ながらカメラの高さや角度を変えたりして被写体を配置する位置を決定する。ここで、図示のように被写体像の全体が画面の中央部分に収まっている場合には、広角レンズ16Bによる歪が視認できないほど小さくて歪による影響が表れない被写体像となる。
図3(3)は、図3(2)に示した立ち姿勢の被写体において、撮影者がその被写体の方向に近づいたり、ズームアップしたりして、被写体の片脚の一部分(足首及び足の甲を含む部分)が画面の端部(図中、下端部)内に収まるように配置した場合の構図を例示したもので、図示のように片脚を画面の端部内に配置させると、その被写体像は、広角レンズ16Bによる歪の影響がその片脚に大きく表れることにより、その片脚がその延長方向に伸長し、図3(2)の被写体像に比べて脚長の形態に変形されることになる。
このように被写体の構図を変更するだけで、広角レンズ16Bの歪特性を活用した脚長の被写体像を得ることが可能であるが、撮影者にあっては、どのような構図にすれば所望の脚長となるかが分からない。そのため、脚を適当な位置に配置することになる結果、例えば、脚が伸びすぎたり、伸びが足りなすぎたりし、全体のバランスも悪い被写体像となる。そこで、本実施形態では、上述した「脚長モード」において、被写体の一部分(脚部)がユーザの所望する形態(脚長)となるように広角レンズ由来の歪を適切に活用できるようにするため、各種の撮影ガイド情報を報知するようにしている。すなわち、本実施形態においては、脚長の被写体像を容易に得ることが可能となるために、4種類の撮影ガイド情報をライブビュー画像内に重畳表示するようにしている。
図4は、被写体が立ち姿勢の場合に脚長モードにおいて、撮像されたライブビュー画像(広角画像)が表示されるモニタ画面内に重畳表示される撮影ガイド情報を例示した図である。この例では、ライブビュー画面を縦長の画面としたもので、この縦長画面内には4種類の撮影ガイド情報g1〜g4が表示される。すなわち、この縦長画面において、その第1の領域a1には被写体(人物)の第1の部位(脚部)を配置すべきことを推奨するための案内情報として、第1の撮影ガイド情報g1が表示され、また、第2の領域a2にはその被写体(人物)の第2の部位(頭部)を配置すべきことを推奨するための案内情報として第2の撮影ガイド情報g2が表示される。更に、ライブビュー画面には、被写体全体のバランスが良くなるような構図を推奨するために、その被写体の基準位置(例えば、腰位置)を合わせる画面内の位置を示す第3の撮影ガイド情報g3が表示される。更に、広角レンズ16Bによる歪の影響を少なくするような構図を推奨するために、被写体の主要部分(例えば、胴体、頭部)の位置を規制する第4の撮影ガイド情報g4が表示される。
第1の領域a1は、ライブビュー画面(例えば、縦長画面)において広角レンズ16Bの歪特性による影響が、広角画像のその他の領域における広角レンズ16Bの歪み特性による所定の影響よりも強く表れる周辺領域のうち、その一部分の領域である。図示の例では、図中、斜線を付して示したようにその画面の下端部の全体に広がっている帯状の領域(左右両端まで広がっている長方形の領域)が第1の領域a1として予め決められたもので、この第1の領域a1は、レンズ端による歪の影響を強く受ける領域となる。この第1の領域a1内に被写体の第1の部位(例えば、脚部)が配置されると、歪の影響を受けてその第1の部位が伸張されるので、脚長効果を得ることができる。
このように第1の領域a1は、レンズ端による歪効果を活用するための領域(歪活用領域)となる。第1の撮影ガイド情報g1は、この第1の領域a1の全体を薄い色で着色する半透明の着色情報で、この第1の領域a1を可視化することによって、この第1の領域a1内に被写体の第1の部位(脚部)が入るように配置すべきことを撮影者に案内するための情報である。
第2の領域a2は、ライブビュー画面(例えば、縦長画面)において、広角レンズ16Bの歪特性による影響が、第1の領域a1に比べて弱く表れる領域のうち、その一部分の領域である。図示の例では、図中、斜線を付したようにその画面の中央領域の一部分、図中、中央上部に広がる帯状の領域(長方形の領域)が第2の領域a2として予め決められたもので、この第2の領域a2は、レンズ端による歪の影響を受けないか、受けても弱い領域となる。第2の撮影ガイド情報g2は、この第2の領域a2の全体を薄い色で着色する半透明の着色情報で、この第2の領域a2を可視化することによって、この第2の領域a2内に被写体の第2の部位(頭部)が入るように配置すべきことを撮影者に案内するための情報である。なお、第1の撮影ガイド情報g1及び第2の撮影ガイド情報g2を異なる色(例えば、赤系と青系)とすることによって両者を識別可能としている。
第3の撮影ガイド情報g3は、被写体の基準位置(腰位置)を合わせる画面内の位置を案内するために表示された1本のライン情報(図示の例では横線の着色情報)であり、地面に対して垂直、かつ被写体の腰の高さにカメラを位置させるための指標となる。なお、本実施形態においては、第3の撮影ガイド情報g3を腰の位置に厳密に合わせる必要はなく、例えば、ベルトの位置から臍辺りまでの範囲内に合わせてあれば、腰位置であると許容するようにしている。
第4の撮影ガイド情報g4は、被写体の主要部分(胴体、頭部)の位置を規制する2本のライン情報(図示の例では縦線の着色情報)で、ライブビュー画面において広角レンズ16Bの歪特性による影響が強く表れる領域、(例えば、広角レンズ16Bの歪特性による影響が第1の領域a1を除く他の領域よりも強く表れる領域)であるか否かを分ける境界線となり、図示の例では、画面の左右端部から少し離れた位置に表示されている。すなわち、第4の撮影ガイド情報g4は、被写体の主要部分(胴体、頭部)がその外側に入ると、広角レンズ16Bによる歪の影響が大きく表れるために、その外側には入らないように配置すべきことを案内するための情報であり、図中、左右に1本ずつ第4の撮影ガイド情報g4を表示させた場合を示している。なお、本実施形態においては、第4の撮影ガイド情報g4を縦線としたが、第1の撮影ガイド情報g1及び第2の撮影ガイド情報g2と同様に、帯状の領域としてもよい。
図5は、立ち姿勢の被写体を脚長に撮るために各種の撮影ガイド情報g1〜g4をどのように利用すれば良いかを説明するための図で、図5(1)は、被写体の複数の部位を、対応する撮影ガイド情報の表示位置に合わせた状態の被写体像を示している。すなわち、被写体の第1の部位(脚部)を第1の撮影ガイド情報g1で可視化された第1の領域a1内に収めると共に、第2の部位(頭部)を第2の撮影ガイド情報g2で可視化された第2の領域a2内に収め、かつ、被写体の基準位置(腰位置)を第3の撮影ガイド情報g3のラインに合わせると共に、被写体の主要部分(胴体、頭部)が第4の撮影ガイド情報g4の外側からはみ出さないようにした状態での被写体像を示している。
これによって例えば、立ち姿勢において、カメラの高さを被写体の腰位置に合わせ、更に、被写体の脚部を第1の領域a1、頭部を第2の領域a2に合わせると、被写体像はその全体バランスを崩さずに小顔効果及び脚長効果を発揮する。小顔効果は、ボリューム歪による遠近感、また、脚長効果は、樽型歪曲と遠近感によるもので、被写体の複数の部位(頭部、脚部、腰部)を、対応する撮影ガイド情報g1、g2、g3に合わせると、被写体に対してカメラ角度上向きすぎ(下方から煽りすぎ)たり、カメラ角度下向きすぎたりすることがなくなるため、どこかの部位が極端に伸びすぎてしまうことを防ぐことができ、バランスが良く小顔効果及び脚長効果を持った被写体像を得ることが可能となる。なお、被写体の脚部を第1の領域a1、頭部を第2の領域a2に合わせる際に、例えば、その領域の60〜70%以上に被写体の一部分(脚部や頭部)が入ればよく、その脚部や頭部を、領域一杯に入れる必要はない。
図5(2)は、第1の領域a1の方が第2の領域a2よりも長くした理由を説明するための図である。第1の領域a1は、画面の下端部においてその左右両端まで広がる帯状の長方形領域であるのに対し、第2の領域a2は、画面の中央上部においてその左右両端まで達しない帯状の長方形領域であり、その長手方向が、第1の領域a1の方が第2の領域a2よりも長くしたのは、第1の領域a1は、顔が配置される第2の領域a2とは異なり、脚部が配置される領域で、脚は伸びた方が良く、更に、図示のように片脚を外側に出す姿勢に対応したり、複数人での撮像に対応したりするためである。
図6(1)は、被写体の頭部を第2の領域a2、腰の位置を第3の撮影ガイド情報g3に合わせたとしても脚部が第1の領域a1に入っていない状態での被写体像を示し、この場合、ボリューム歪による遠近感の影響を受けて図示のように脚部が短くなった被写体像となる。図6(2)は、被写体の脚部を第1の領域a1、腰の位置を第3の撮影ガイド情報g3に合わせたとしても頭部の大部分が第2の領域a2から外れている状態での被写体像を示し、この場合、樽型歪曲と遠近感による影響を受けて頭部全体が上方向(頭頂方向)に伸びた被写体像となる。
図7(1)は、被写体の脚部を第1の領域a1、頭部を第2の領域a2に合わせたとしても腰の位置が第3の撮影ガイド情報g3に合っていない状態での被写体像を示し、この場合、被写体の腰よりもカメラが低すぎて被写体を下から煽りすぎた結果(カメラ角度を上向きすぎた結果)、脚部が長く伸びすぎた被写体像となる。図7(2)は、被写体の脚部を第1の領域a1、頭部を第2の領域a2、腰の位置が第3の撮影ガイド情報g3に合わせたとしても被写体の主要部分(胴体、頭部)が第4の撮影ガイド情報g4の外側に外れている状態での被写体像を示し、この場合、外れた部分の胴体及び頭部は、樽型歪曲と遠近感による影響を受けてその部分が膨張して拡大した被写体像となる。
図8は、座り姿勢の被写体を横構図で撮影する場合にライブビュー画面(横長画面)に表示される各種の撮影ガイド情報を例示したもので、座り姿勢の場合には、この横長画面内に3種類の撮影ガイド情報g1、g2、g4が表示される。本実施形態では脚長モードにおいて、被写体が立ち姿勢であるか座り姿勢であるかを予めユーザ操作によって任意に選択可能としているが、その選択は、ユーザ操作に限らず、例えば、被写体像の形態を解析し、その解析結果(被写体像の形態)に基づいて被写体が立ち姿勢であるか座り姿勢であるかを判別するようにしてもよい。
被写体が座り姿勢の場合においても立ち姿勢の場合と同様に、ライブビュー画面(横長画面)には各種の撮影ガイド情報が表示される。すなわち、その画面の下端部全体に広がる帯状の長方形領域は、第1の領域a1となり、その全体には被写体の第1の部位(脚部)を配置すべきことを案内する第1の撮影ガイド情報g1が表示される。また、画面の中央上部に広がる帯状の長方形領域は、第2の領域a2となり、その全体には被写体の第2の部位(頭部)を配置すべきことを案内する第2の撮影ガイド情報g2が表示される。更に、被写体の主要部分(胴体、頭部)の位置を規制する第4の撮影ガイド情報g4が表示される。
このように座り姿勢の場合に、3種類の撮影ガイド情報g1、g2、g4が表示されるが、上述した第3の撮影ガイド情報g3を表示しない理由は、座り姿勢では、例えば、椅子や地面での座り姿勢などポーズの自由度が高く、腰の位置を決めることが困難となる場合があるためであり、その代わりに第2の領域a2を、立ち姿勢の場合よりも広くすることにより多くの座り姿勢(例えば、脚を斜めに出した座り姿勢など)に対応できるようにしている。更に、立ち姿勢の場合と異なり、第1の撮影ガイド情報g1、第2の撮影ガイド情報g2、第4の撮影ガイド情報g4への合わせを行えば、カメラの高さや角度を気にすることなく脚長でバランスの良い被写体像が得られるからである。尚、座り姿勢の場合でも場面や状況によっては第3の撮影ガイド情報g3を表示するようにしても良い。
次に、本実施形態におけるデジタルカメラの動作概念を図9に示すフローチャートを参照して説明する。ここで、このフローチャートに記述されている各機能は、読み取り可能なプログラムコードの形態で格納されており、このプログラムコードにしたがった動作が逐次実行される。また、ネットワークなどの伝送媒体を介して伝送されてきた上述のプログラムコードに従った動作を逐次実行することもできる。このことは後述する他の実施形態においても同様であり、記録媒体の他に、伝送媒体を介して外部供給されたプログラム/データを利用して本実施形態特有の動作を実行することもできる。なお、図9は、カメラの全体動作のうち、本実施形態の特徴部分の動作概要を示したフローチャートであり、この図9のフローから抜けた際には、全体動作のメインフロー(図示省略)に戻る。
図9は、撮影モードに切り替えられた際に実行開始される動作を示したフローチャートである。
本体装置20において制御部21は、各種の撮影モードの中から被写体である人物の脚部分を長くする脚長モードに切り替え指定されているかを調べ(ステップS1)、脚長モードが指定されていなければ(ステップS1でNO)、指定され他のモードの実行に移るが、脚長モードが指定されていれば(ステップS1でYES)、姿勢検出部27の検出結果を取得し、その検出結果に基づいて縦構図であるか横構図であるか、つまり、画面の向きは縦長画面であるか横長画面であるかを判別する(ステップS2)。
次に、制御部21は、広角レンズ16Bを介して撮像素子16Cに撮像された画像を撮像装置10から受信取得し(ステップS3)、この画像に対して広角レンズ16Bによる歪(樽型歪曲)を補正する歪曲収差補正処理を施す(ステップS4)。そして、歪補正した後の画像をタッチ表示部26にライブビュー画像としてモニタ画面に表示させる(ステップS5)。なお、このような歪補正処理を施したとしても全ての歪みを補正しきれないため、特にレンズ端に相当する第1の領域a1には歪が残ってしまう。本実施形態では、この第1の領域a1内に残存している歪を活用して脚長効果を得るようにしているが、撮像された画像に対して歪補正処理を施さず、撮像された画像をそのまま表示するようにしてもよく、その画像の第1の領域a1に存在している歪を活用して脚長効果を得るようにしてもよい。
このようにライブビュー画像をモニタ画面に表示させると、その画面に各種の撮影ガイド情報をライブビュー画像に重畳表示させる処理に移る(ステップS6〜S8)。先ず、脚長モードへの切り替え指定時において、予めユーザ操作によって選択された被写体の姿勢は、立ち姿勢であるか座り姿勢であるかを調べ(ステップS6)、立ち姿勢が選択されていれば、立ち姿勢に対応する撮影ガイド情報を、画面の向きに応じてライブビュー画像に重畳表示させる(ステップS7)。例えば、画面の向きが縦長画面(縦構図)で立ち姿勢の被写体を撮像する場合には、図4に示したように4種類の撮影ガイド情報g1〜g4がライブビュー画像に重畳表示される。また、座り姿勢が選択されていれば、座り姿勢に対応する撮影ガイド情報を、画面の向きに応じてライブビュー画像に重畳表示させる(ステップS8)。例えば、画面の向きが横長画面(横構図)で座り姿勢の被写体を撮像する場合には、図8に示したように3種類の撮影ガイド情報g1、g2、g4がライブビュー画像に重畳表示される。
その後、撮影を指示するレリーズボタンが操作されたかを調べ(ステップS9)、レリーズボタンが操作されなければ(ステップS9でNO)、上述のステップS1に戻って以下、ステップS1〜S9を繰り返す。ここで、撮影者は、ライブビュー画面内に各種の撮影ガイド情報g1〜g4が表示されている状態において、そのライブビュー画面を目視確認し、カメラの高さや角度を変えたり、被写体に近づいたり、ズームアップしたりするなどして、被写体の複数の部位を、その画面内の対応する撮影ガイド情報g1〜g3の表示位置に合わせたり、被写体の主要部(胴体、頭部)が第4の撮影ガイド情報g4の外側にはみ出ないようにする。
ここで、撮影者は、被写体の複数の部位を、対応する撮影ガイド情報に合わせたことを確認すると、レリーズボタンを操作する。いま、レリーズボタンが操作されて撮影が指示されると(ステップS9でYES)、本体装置20は、そのときに撮像装置10から受信取得した画像に対して現像及び画像圧縮を施して標準的なファイル形式に変換する撮影処理(ステップS10)を実行した後、この撮影画像を記憶部23の記録メディアに記録保存させる(ステップS11)。その後、最初のステップS1に戻り、以下、上述の動作を繰り返す。
以上のように、本実施形態のデジタルカメラにおいてその本体装置20は、広角レンズ16Bを介して撮像素子16Cに撮像された広角画像を撮像装置10から取得すると共に、この広角画像において広角レンズ16Bの歪特性による影響が、広角画像のその他の領域における広角レンズ16Bの歪み特性による所定の影響よりも強く表れる第1の領域a1内に被写体の第1の部位が配置されるような構図を推奨するための第1の撮影ガイド情報g1を報知するようにしたので、広角レンズ由来の歪を活用して撮影する場合に、被写体の一部分がユーザの所望する形態になることを容易に実現することができる。
第1の領域a1は、その広角画像の端部に位置する領域であり、かつ、この領域a1内に配置される被写体の第1の部位が広角レンズ端の歪に応じて伸張されるという効果を活用するために広角レンズ16Bの歪特性に応じて決められている歪活用領域であり、本体装置20は、この歪活用領域内に被写体の第1の部位を配置すべきことを推奨する第1の撮影ガイド情報g1を報知するようにしたので、被写体の第1の部位を伸張した被写体像(脚長の被写体像)を容易に得ることができる。
本体装置20は、第1の領域a1内に被写体の第1の部位を配置すべきことを推奨する第1の撮影ガイド情報g1を報知し、かつ、広角画像の第2の領域a2内に被写体の第2の部位を配置すべきことを推奨する第2の撮影ガイド情報g2を報知するようにしたので、ユーザの所望する形態で、かつ、全体のバランスが良い被写体像を得ることができる。
第1の領域a1は、この広角画像の端部に位置する領域であるのに対して第2の領域a2は、この広角画像の中央部に位置する領域であるので、広角レンズ端の歪に応じて被写体の第1の部位だけをユーザの所望する形態にすることができると共に、例えば、第1の部位が伸張した分、第2の部位が相対的に小さくなったような印象を与えることもできる。
第1の領域a1及び第2の領域a2は、それらの位置の違いによって大きさが異なる領域であるので、被写体の部位の違いに対応することができると共に、例えば、図5(2)に示したような幅広いボーズにも対応することが可能となる。
被写体の第1の部位は、人物の脚部分、第2の部位は、顔部分であり、第1の領域a1及び第2の領域a2は、人物が立ち姿勢であるか座り姿勢であるかに応じてその位置及び大きさが異なる領域であるので、人物の姿勢に拘らず、小顔効果及び脚長効果を持った被写体像を得ることができる。
本体装置20は、撮像された広角画像をライブビュー画像としてモニタ画面に表示すると共に、このライブビュー画像に第1の撮影ガイド情報g1を重畳表示するようにしたので、撮影者は、モニタ画面を目視しながら、被写体の第1の部位を第1の撮影ガイド情報g1の表示位置に合わせるだけで、ユーザの所望する被写体像を容易に得ることができる。
本体装置20は、ライブビュー画像に第2の撮影ガイド情報g2を重畳表示する場合にライブビュー画像と識別できるように第1の領域a1を着色表示するようにしたので、撮影者にあってはライブビュー画像と混同することなく、第1の領域a1の確認を的確に行うことが可能となる。
本体装置20は、第1の領域a1内に被写体の第1の部位を配置すべきことを推奨する第1の撮影ガイド情報g1と、第2の領域a2内に被写体の第2の部位を配置すべきことを推奨する第2の撮影ガイド情報g2をライブビュー画像に識別可能に重畳表示するようにしたので、撮影者にあっては第1の撮影ガイド情報g1と第2の領域a2を同時に見ながら被写体の第1の部位、第2の部位を、対応する第1の撮影ガイド情報g1、第2の撮影ガイド情報g2の表示位置に合わせることが可能となる。
本体装置20は、被写体の基準位置を合わせるモニタ画面内の位置を案内する情報として第3の撮影ガイド情報g3をライブビュー画像に重畳表示するようにしたので、撮影者にあっては被写体の基準位置(例えば、腰位置)を第3の撮影ガイド情報g3の表示位置に合わせるだけで、全体バランスの良い被写体像を得ることができる。
本体装置20は、被写体の主要部分が配置される位置を規制する情報として第4の撮影ガイド情報g4をライブビュー画像に重畳表示するようにしたので、被写体の主要部分に広角レンズ16Bによる歪の影響が表れることを防ぐことができる。
<変形例1>
なお、上述した実施形態においては、第1の領域a1を長方形の帯状の領域とした場合を例示したが、長方形の帯状領域に限らず、円弧状の領域としてもよい。図10(1)は、ライブビュー画面(例えば、縦長画面)において立ち姿勢の被写体を脚長に撮る場合の撮影ガイド情報の表示例を示している。この場合、その画面の下端部の全体に広がる第1の領域a1を円弧状の領域とした場合を示している。すなわち、広角レンズ16Bの特性を考慮すると、光軸を中心として真下方向に比べて斜め下方向の方が歪む範囲が広いために、この歪の範囲に応じて第1の領域a1の形状を円弧状(凹面状)とした場合を示している。
このように第1の領域a1を円弧状(凹面状)とすることにより図5(2)に示したような姿勢(片脚を外側に大きく出した姿勢)に対して、更に脚長効果の高い被写体像を得ることが可能となる。また、上述した実施形態においては、第3の撮影ガイド情報g3として1本のライン情報(横線の着色情報)を例示したが、第3の撮影ガイド情報g3を帯状の領域としてもよい。図10(1)は、第3の撮影ガイド情報g3を帯状の領域とした場合を示している。このように第3の撮影ガイド情報g3を帯状の領域とすることにより被写体の基準位置(腰位置)を合わせる場合にその許容範囲が明確となって合わせ易くなる。
<変形例2>
上述した実施形態においては、画面の一端部を第1の領域a1とした場合を示したが、画面の複数の端部を第1の領域a1としてもよい。図10(2)は、ライブビュー画面(例えば、縦長画面)において立ち姿勢の被写体を脚長に撮る場合の撮影ガイド情報の表示例を示したもので、その画面の両端部(図中、下端部及び上端部)をそれぞれ第1の領域a1とした場合で、図10(1)の場合と同様に第1の領域a1を円弧状(凹面状)とした場合を示している。このように画面の下端部の他に、その上端部を第1の領域a1とすることにより立ち姿勢の被写体が腕を上に伸ばした姿勢になると、その上端部の第1の領域a1内に配置された腕が広角レンズ16Bの歪特性によって伸張することによって腕長効果が得られるようになる。この場合、撮影者が被写体の各部位(脚部、頭部、腕部)を、対応する撮影ガイド情報g1、g2に合わせると、脚長効果、小顔効果、腕長効果を持った被写体像となる。
<変形例3>
上述した実施形態においては、図8に示したように座り姿勢の被写体を横構図で撮影する場合を例示したが、座り姿勢の被写体を縦構図で撮影する場合であってもよい。図11(1)は、ライブビュー画面(縦画面)内に3種類の撮影ガイド情報g1、g2、g4を表示させた場合を示している。この場合、図10(1)の場合と同様に、画面の端部(図中、下端部)の全体に広がる第1の領域a1を円弧状(凹面状)の領域とした場合である。このように座り姿勢の被写体を縦構図で撮影する場合にも対応可能であると共に、図10(1)の場合と同様に、更に脚長効果の高いものとなる。また、図8の場合と同様に、第1の領域a1を長方形の帯状領域にしても良いことは勿論である。なお、座り姿勢の場合、上述した撮影ガイド情報g3を表示しない理由は、図8の場合と同様、座り姿勢では、ポーズの自由度が高く、腰の位置を決めることが困難となる場合があるためであり、その代わりに第2の撮影ガイド情報g2が表示される第2の領域a2を立ち姿勢の場合よりも広くすることにより多くの座り姿勢に対応可能としている。
<変形例4>
更に、図11(2)は、図11(1)の場合と同様に座り姿勢の被写体を縦構図で撮影する場合を示すと共に、図10(2)の場合と同様に画面の両端部(図中、下端部及び上端部)をそれぞれ第1の領域a1とした場合を示している。この場合においても図10(1)の場合と同様に第1の領域a1を円弧状(凹面状)としている。これによって座り姿勢の場合でも腕長効果を得ることが可能となる。
<変形例5>
上述した実施形態においては、被写体の各部位を合わせる撮影ガイド情報をライブビュー画像に重畳表示するようにしたが、更に、撮影ガイド情報に合わせる被写体の部位をアイコンで表示するようにしてもよい。図12は、撮影ガイド情報に合わせる被写体の部位を示す立ち姿勢の人型アイコンhiを画面の片隅(図中、右上隅部)に追加表示させた場合で、図中、塗り潰し部分は撮影ガイド情報に合わせる被写体の部位を明示している。このように撮影ガイド情報に合わせる被写体の部位を示す人型アイコンhiを追加表示するようにすれば、撮影者は被写体のどこの部位を撮影ガイド情報に合わせればよいかを容易に確認することができ、各部位を、対応する撮影ガイド情報に合わせる作業が更に容易なものとなる。
<変形例6>
上述した実施形態においては、被写体が立ち姿勢であるか座り姿勢であるかを予めユーザ操作によって任意に選択可能とし、立ち姿勢であるか座り姿勢であるかによって、夫々に適した撮影ガイド情報を表示するようにしている。しかし、それに限らず、被写体に動きセンサ(図示省略)を装着して、この動きセンサが検知した動き情報に基づいて当該被写体が立ち姿勢なのか、座り姿勢なのかを検知するようにしてもよい。詳述すると、上述の動きセンサは加速度を検出する3軸加速度センサで、本体装置20と無線通信を用いてペアリングが可能な構成とする。この無線通信としては、無線LAN(Wi−Fi)又はBluetooth(登録商標)を使用している。そして、動きセンサは被写体(例えば、脚の任意の部分や腰の任意の部分)に装着される。尚、動きセンサを利用した人の立位又は座位等の姿勢動作判別方法については、既往の技術を利用すればよく、ここでは詳細に説明をしない。
図13は、上記動きセンサによる立位又は座位の姿勢動作判別を用いて撮影ガイド情報を表示する構成を説明するフローチャートである。尚、この図13のフローチャートは図9のS6〜S8のステップに対応するものとなる。即ち、この<変形例6>では、図9のS5のステップが終了すると、図13のステップS21に移行し、本体装置20の制御部21は、当該動きセンサの装着者(被写体)の動き検知データを、動きセンサから受信して、その検知データを解析することで、当該装着者が静止しているか、静止していないかを判断する。装着者が静止していないと判断した場合、(即ち、ステップS21でNOの場合)、ステップS22に移行して、前回表示されていたガイド表示を表示し続ける、或いは未だガイド表示が表示されていない状態であれば、ガイド表示を表示させないようにする。
装着者が静止していて、撮影スタンバイ状態と判断した場合、(即ち、ステップS21でYESの場合)、ステップS23に移行して、本体装置20は受信した動きセンサの検知データを解析することで、装着者が立っている状態なのか判断する。ステップS23にて装着者が立っていない状態と判断した場合、(即ち、ステップS23でNOの場合)、ステップS24に移行して、座り姿勢のガイド情報を画面の向きに応じて表示する。また、ステップS23にて装着者が立っている状態と判断した場合(即ちステップS23でYESの場合)、ステップS25に移行して、立ち姿勢のガイド情報を画面の向きに応じて表示する。そして、この姿勢判断&表示処理(図13のフロー)を抜けて、図9のステップS9へ移行する。
尚、本変形例6においては、動きセンサは本体装置20と別体としたが、それに限らず本体装置20と動きセンサは一体として、本体装置20で被写体が立ち姿勢なのか、座り姿勢なのかを判断するようにしてもよい。
上述した実施形態においては、上述した実施形態においては、被写体の各部位を合わせる撮影ガイド情報をライブビュー画像に重畳表示するようにしたが、この撮影ガイド情報の表示と共に、アラーム音(例えば、単音、継続音)を出力するようにしてもよい。例えば、ライブビュー画像内の被写体像を解析して各部位(脚部、頭部)の位置を特定すると共に、この特定した各部位(脚部、頭部)が、対応する第1の領域a1、第2の領域a2内に入っているか否かを判別し、領域から外れていれば、アラーム音を出力するようにしてもよい。
上述した実施形態においては、被写体の各部位を合わせる撮影ガイド情報をライブビュー画像に重畳表示するようにしたが、撮影ガイド情報を報知する手段としては、表示に限らず、撮影ガイド情報を音声出力するようにしてもよい。例えば、ライブビュー画像内の被写体像を解析して各部位(脚部、頭部)の位置を特定すると共に、この特定した各部位(脚部、頭部)が、対応する第1の領域a1、第2の領域a2内に入っているか否かを判別し、領域から外れていれば、その旨を案内する音声ガイド情報(音声メッセージ)を出力するようにしてもよい。逆に、特定した各部位が、対応する領域内に入っていれば、その旨を案内する音声ガイド情報(音声メッセージ)を出力するようにしてもよい。
上述した実施形態においては、第1の領域a1を帯状の長方形の領域とし、この第1の領域a1の全体を第1の撮影ガイド情報g1で着色するようにしたが、第1の撮影ガイド情報g1は、第1の領域a1の境界線(画面の中央部寄り)に1本のライン(横線)を表示するものであってもよい。また、第2の領域a2を帯状の長方形の領域としたが、例えば、円弧状の領域であってもよい。更に、上述した実施形態においては、第1の撮影ガイド情報g1、第2の撮影ガイド情報g2を着色情報としたが、線種や模様の異なる情報としてもよい。
上述した実施形態においては、静止画像を撮影する場合を例示したが、動画撮影を行う場合であっても同様に適用可能である。この場合、フレーム画像毎に撮影ガイド情報を表示するようにすればよい。
上述した実施形態においては、被写体として人物を撮影する場合を示したが、勿論、人物に限らず、ペット、植物、建物などであってもよい。
また、上述した実施形態においては、撮影処理装置としてセパレート型のデジタルカメラに適用した場合を示したが、これに限らず、撮像装置10と本体装置20が一体型のデジタルカメラであってもよく、更に、撮像機能を備えたパーソナルコンピュータ・PDA(個人向け携帯型情報通信機器)・タブレット端末装置・スマートフォンなどの携帯電話機・電子ゲーム・音楽プレイヤーなどであってもよい。
また、上述した実施形態において示した“装置”や“部”とは、機能別に複数の筐体に分離されていてもよく、単一の筐体に限らない。また、上述したフローチャートに記述した各ステップは、時系列的な処理に限らず、複数のステップを並列的に処理したり、別個独立して処理したりするようにしてもよい。
また、上述した実施形態における撮影ガイド情報g2、g3、g4の指標については、全てを表示する必要はなく、状況に応じて報知することを省略したり、幾つかを選択して報知するようにしたりしてもよい。
以上、この発明の実施形態について説明したが、この発明は、これに限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲を含むものである。
以下、本願出願の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
(付記)
(請求項1)
請求項1に記載の発明は、
広角レンズを介して撮像素子により撮像された広角画像を取得する画像取得手段と、
前記画像取得手段によって取得される広角画像の一部の領域であって前記広角レンズの歪特性による影響が、前記広角画像のその他の領域における前記広角レンズの歪み特性による所定の影響よりも強く表れる第1の領域内に被写体の第1の部分を配置すべきことを推奨する第1の撮影ガイド情報を報知するガイド報知手段と、
を備えることを特徴とする撮影処理装置である。
(請求項2)
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の撮影処理装置において、
前記広角画像の第1の領域は、その広角画像の端部に位置する領域であり、かつ、この領域内に配置される前記被写体の第1の部分が前記広角レンズの端部の歪に応じて伸張されるという効果を活用するために予め決められた歪活用領域であり、
前記ガイド報知手段は、前記被写体の第1の部分を前記歪活用領域内に配置すべきことを推奨する第1の撮影ガイド情報を報知する、
ことを特徴とする。
(請求項3)
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の撮影処理装置において、
前記第1の部分は、被写体である人物の脚部分であり、
前記第1の領域は、前記被写体である人物が立ち姿勢であるか座り姿勢であるかに応じてその位置及び大きさが異なる領域である、
ことを特徴とする。
(請求項4)
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の撮影処理装置において、
前記ガイド報知手段は、被写体が有する動きセンサが検知した検知データを取得し、前記検知データに基づいて前記被写体である人物が立ち姿勢であるか座り姿勢であるかを判断し、その判断結果に応じて前記第1の領域の位置及び大きさを決定する、
ことを特徴とする。
(請求項5)
請求項5に記載の発明は、請求項1乃至4の何れか1項に記載の撮影処理装置において、
前記ガイド報知手段は、前記広角レンズの歪特性による影響が前記所定の影響よりも強く表れる前記第1の領域内に前記被写体の第1の部分を配置すべきことを推奨する前記第1の撮影ガイド情報を報知し、かつ、前記広角レンズの歪特性による影響が前記所定の影響よりも弱い第2の領域内に被写体の第2の部分を配置すべきことを推奨する第2の撮影ガイド情報を報知する、
ことを特徴とする。
(請求項6)
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の撮影処理装置において、
前記第1の領域は、この広角画像の端部に位置する領域であるのに対して前記第2の領域は、この広角画像の中央部に位置する領域である、
ことを特徴とする。
(請求項7)
請求項5に記載の発明は、請求項6に記載の撮影処理装置において、
前記第1及び第2の領域は、それらの位置の違いによって大きさが異なる領域である、
ことを特徴とする。
(請求項8)
請求項6に記載の発明は、請求項5乃至7の何れか1項に記載の撮影処理装置において、
前記第2の部位は、被写体である人物の顔部分であり、
前記第2の領域は、前記被写体である人物が立ち姿勢であるか座り姿勢であるかに応じてその位置及び大きさが異なる領域である、
ことを特徴とする。
(請求項9)
請求項9に記載の発明は、請求項8に記載の撮影処理装置において、
前記ガイド報知手段は、被写体が有する動きセンサが検知した検知データを取得し、前記検知データに基づいて前記被写体である人物が立ち姿勢であるか座り姿勢であるかを判断し、その判断結果に応じて前記第2の領域の位置及び大きさを決定する、
ことを特徴とする。
(請求項10)
請求項10に記載の発明は、請求項1乃至9の何れか1項に記載の撮影処理装置において、
前記広角画像をライブビュー画像としてモニタ画面に表示する表示手段を更に備え、
前記ガイド報知手段は、前記表示手段に表示されるライブビュー画像に前記第1の撮影ガイド情報を重畳表示する、
ことを特徴とする。
(請求項11)
請求項11に記載の発明は、請求項10に記載の撮影処理装置において、
前記ガイド報知手段は、ライブビュー画像に第1の撮影ガイド情報を重畳表示する場合にライブビュー画像と識別可能となるように前記第1の領域を表示する、
ことを特徴とする。
(請求項12)
請求項12に記載の発明は、請求項7に記載の撮影処理装置において、
前記ガイド報知手段は、前記広角レンズの歪特性による影響が前記所定の影響よりも強く表れる前記第1の領域内に前記被写体の第1の部分を配置すべきことを推奨する、前記第1の撮影ガイド情報と、前記広角レンズの歪特性による影響が前記所定の影響よりも弱い第2の領域内に被写体の第2の部分を配置すべきことを推奨する第2の撮影ガイド情報とを、前記ライブビュー画像に識別可能に重畳表示する、
ことを特徴とする。
(請求項13)
請求項13に記載の発明は、請求項10乃至12の何れか1項に記載の撮影処理装置において、
前記ガイド報知手段は、被写体の基準位置を合わせる前記モニタ画面内の位置を案内する情報として第3の撮影ガイド情報を前記ライブビュー画像に重畳表示する、
ことを特徴とする。
(請求項14)
請求項14に記載の発明は、請求項10乃至13の何れか1項に記載の撮影処理装置において、
前記ガイド報知手段は、被写体の主要部分が配置される位置を規制する情報として第4の撮影ガイド情報を前記ライブビュー画像に重畳表示する、
ことを特徴とする。
(請求項15)
請求項15に記載の発明は、請求項1乃至14の何れか1項に記載の撮影処理装置において、
前記広角レンズ及び前記撮像素子を備える、
ことを特徴とする。
(請求項16)
請求項16に記載の発明は、
撮影処理装置における撮影処理方法であって、
前記広角レンズを介して前記撮像素子に撮像された広角画像を取得する処理と、
前記取得される広角画像の一部の領域であって前記広角レンズの歪特性による影響が、前記広角画像のその他の領域における前記広角レンズの歪み特性による所定の影響よりも強く表れる第1の領域内に被写体の第1の部分を配置すべきことを推奨する第1の撮影ガイド情報を報知する処理と、
を含むことを特徴とする。
(請求項17)
請求項17に記載の発明は、
撮影処理装置のコンピュータに対して、
前記広角レンズを介して前記撮像素子に撮像された広角画像を取得する機能と、
前記取得される広角画像の一部の領域であって前記広角レンズの歪特性による影響が、前記広角画像のその他の領域における前記広角レンズの歪み特性による所定の影響よりも強く表れる第1の領域内に被写体の第1の部分を配置すべきことを推奨する第1の撮影ガイド情報を報知する機能と、
を実現させるためのプログラムである。
10 撮像装置
11 制御部
13 記憶部
16 撮像部
16B 広角レンズ
16C 撮像素子
20 本体装置
21 制御部
23 記憶部
26 タッチ表示部
27 姿勢検出部
a1 第1の領域
a2 第2の領域
g1 第1の撮影ガイド情報
g2 第2の撮影ガイド情報
g3 第3の撮影ガイド情報
g4 第4の撮影ガイド情報

Claims (17)

  1. 広角レンズを介して撮像素子により撮像された広角画像を取得する画像取得手段と、
    前記画像取得手段によって取得される広角画像の一部の領域であって前記広角レンズの歪特性による影響が、前記広角画像のその他の領域における前記広角レンズの歪み特性による所定の影響よりも強く表れる第1の領域内に被写体の第1の部分を配置すべきことを推奨する第1の撮影ガイド情報を報知するガイド報知手段と、
    を備えることを特徴とする撮影処理装置。
  2. 前記広角画像の第1の領域は、その広角画像の端部に位置する領域であり、かつ、この領域内に配置される前記被写体の第1の部分が前記広角レンズの端部の歪に応じて伸張されるという効果を活用するために予め決められた歪活用領域であり、
    前記ガイド報知手段は、前記被写体の第1の部分を前記歪活用領域内に配置すべきことを推奨する第1の撮影ガイド情報を報知する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の撮影処理装置。
  3. 前記第1の部分は、被写体である人物の脚部分であり、
    前記第1の領域は、前記被写体である人物が立ち姿勢であるか座り姿勢であるかに応じてその位置及び大きさが異なる領域である、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の撮影処理装置。
  4. 前記ガイド報知手段は、被写体が有する動きセンサが検知した検知データを取得し、前記検知データに基づいて前記被写体である人物が立ち姿勢であるか座り姿勢であるかを判断し、その判断結果に応じて前記第1の領域の位置及び大きさを決定する、
    ことを特徴とする請求項3に記載の撮影処理装置。
  5. 前記ガイド報知手段は、前記広角レンズの歪特性による影響が前記所定の影響よりも強く表れる前記第1の領域内に前記被写体の第1の部分を配置すべきことを推奨する前記第1の撮影ガイド情報を報知し、かつ、前記広角レンズの歪特性による影響が前記第1の領域内の歪みの影響よりも弱い第2の領域内に被写体の第2の部分を配置すべきことを推奨する第2の撮影ガイド情報を報知する、
    ことを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の撮影処理装置。
  6. 前記第1の領域は、この広角画像の端部に位置する領域であるのに対して前記第2の領域は、この広角画像の中央部に位置する領域である、
    ことを特徴とする請求項5に記載の撮影処理装置。
  7. 前記第1及び第2の領域は、それらの位置の違いによって大きさが異なる領域である、
    ことを特徴とする請求項6に記載の撮影処理装置。
  8. 前記第2の部位は、被写体である人物の顔部分であり、
    前記第2の領域は、前記被写体である人物が立ち姿勢であるか座り姿勢であるかに応じてその位置及び大きさが異なる領域である、
    ことを特徴とする請求項5乃至7の何れか1項に記載の撮影処理装置。
  9. 前記ガイド報知手段は、被写体が有する動きセンサが検知した検知データを取得し、前記検知データに基づいて前記被写体である人物が立ち姿勢であるか座り姿勢であるかを判断し、その判断結果に応じて前記第2の領域の位置及び大きさを決定する、
    ことを特徴とする請求項8に記載の撮影処理装置。
  10. 前記広角画像をライブビュー画像としてモニタ画面に表示する表示手段を更に備え、
    前記ガイド報知手段は、前記表示手段に表示されるライブビュー画像に前記第1の撮影ガイド情報を重畳表示する、
    ことを特徴とする請求項1乃至9の何れか1項に記載の撮影処理装置。
  11. 前記ガイド報知手段は、ライブビュー画像に第1の撮影ガイド情報を重畳表示する場合にライブビュー画像と識別可能となるように前記第1の領域を表示する、
    ことを特徴とする請求項10に記載の撮影処理装置。
  12. 前記ガイド報知手段は、前記広角レンズの歪特性による影響が前記所定の影響よりも強く表れる前記第1の領域内に前記被写体の第1の部分を配置すべきことを推奨する、前記第1の撮影ガイド情報と、前記広角レンズの歪特性による影響が前記第1の領域内の歪みの影響よりも弱い第2の領域内に被写体の第2の部分を配置すべきことを推奨する第2の撮影ガイド情報とを、前記ライブビュー画像に識別可能に重畳表示する、
    ことを特徴とする請求項10に記載の撮影処理装置。
  13. 前記ガイド報知手段は、被写体の基準位置を合わせる前記モニタ画面内の位置を案内する情報として第3の撮影ガイド情報を前記ライブビュー画像に重畳表示する、
    ことを特徴とする請求項10乃至12の何れか1項に記載の撮影処理装置。
  14. 前記ガイド報知手段は、被写体の主要部分が配置される位置を規制する情報として第4の撮影ガイド情報を前記ライブビュー画像に重畳表示する、
    ことを特徴とする請求項10乃至13の何れか1項に記載の撮影処理装置。
  15. 前記広角レンズ及び前記撮像素子を備える、
    ことを特徴とする請求項1乃至14の何れか1項に記載の撮影処理装置。
  16. 撮影処理装置における撮影処理方法であって、
    前記広角レンズを介して前記撮像素子に撮像された広角画像を取得する処理と、
    前記取得される広角画像の一部の領域であって前記広角レンズの歪特性による影響が、前記広角画像のその他の領域における前記広角レンズの歪み特性による所定の影響よりも強く表れる第1の領域内に被写体の第1の部分を配置すべきことを推奨する第1の撮影ガイド情報を報知する処理と、
    を含むことを特徴とする撮影処理方法。
  17. 撮影処理装置のコンピュータに対して、
    前記広角レンズを介して前記撮像素子に撮像された広角画像を取得する機能と、
    前記取得される広角画像の一部の領域であって前記広角レンズの歪特性による影響が、前記広角画像のその他の領域における前記広角レンズの歪み特性による所定の影響よりも強く表れる第1の領域内に被写体の第1の部分を配置すべきことを推奨する第1の撮影ガイド情報を報知する機能と、
    を実現させるためのプログラム。
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