JP2018137700A - 局側光終端装置及び光通信システム - Google Patents

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【課題】局側光終端装置内部に集線用スイッチ制御部を設けることなく、PONシステムをLANに適用できるようにすること。【解決手段】分岐された光伝送路に接続された複数のONUに接続された複数の端末を上位ネットワークに接続するためのOLT110であって、ONU130と光通信を行う光通信部112と、光通信部112で受信されたフレームがユニキャストフレームである場合に、そのフレームの宛先MACアドレスが、複数の端末の内の一つの端末のMACアドレスであるか否かを判断し、その宛先MACアドレスがその一つの端末のMACアドレスであるときに、光通信部112に、複数のONUの内、その一つの端末が接続されているONUへ受信されたフレームを送信させる折り返し転送制御部120とを備える。【選択図】図2

Description

本発明は、局側光終端装置及び光通信システムに関し、特に、分岐された光伝送路に接続された複数の利用者側光終端装置、及び、その複数の利用者側光終端装置に接続された複数の利用者端末を上位ネットワークに接続するための局側光終端装置、並びに、その局側光終端装置を備える光通信システムに関する。
従来のネットワークスイッチ等で構成されたLAN(Local Area Network)では、端末間通信を行う場合、通信を行う各端末は、同一又は異なるネットワークスイッチの異なるポートに接続されている。送信側端末がネットワークスイッチに送信したフレームの宛先MAC(Media Access Control)アドレスが、ネットワークスイッチのMACアドレステーブルに登録されている場合は、ネットワークスイッチは、登録されているMACアドレスのポート情報を参照し、参照されたポートにそのフレームを転送する。一方、その宛先MACアドレスがMACアドレステーブルに登録されていない場合は、ネットワークスイッチは、そのフレームを受信したポートを除く全ポートに転送する。上記のようなネットワークスイッチでのポート間の転送を繰り返すことで、最終的にフレームが受信側端末に到達する。
また、従来から、PON(Passive Optical Network)システム等、複数の利用者側光終端装置間で光ファイバ等の通信媒体を共有する通信システムが使用されている。
従来のPONシステムをLANに適用する場合、例えば、特許文献1に記載されているように、局側光終端装置内部に、利用者側光終端装置と上位ネットワークとの通信機能に加え、上位ネットワークに対する集線用のスイッチ制御部が設けられる。スイッチ制御部は、利用者側光終端装置と接続された複数の異なるポートから入力されるフレームに対して、転送処理を行う。これにより、特許文献1に記載されているPONシステムは、異なる利用者側光終端装置配下の端末間での通信を行うことを可能にしている。
特開2016−143901号公報
PONシステムをLAN等に適用し、異なる利用者側光終端装置の配下に接続された端末間での通信を行う場合、各利用者側光終端装置は、局側光終端装置の同一ポートに接続されていることがある。このため、ネットワークスイッチでのポート間転送だけでは、端末間通信を行うことができない。
また、PONシステムをLAN等に適用するために、局側光終端装置内部に、利用者側光終端装置と上位ネットワークとの通信機能に加え、集線用スイッチ制御部を設ける場合、装置コストの増加、消費電力の増加、及び、装置容量が大きくなるといった問題があった。
そこで、本発明は、局側光終端装置内部に集線用スイッチ制御部を設けることなく、PONシステムをLANに適用できるようにすることを目的とする。
本発明の一態様に係る局側光終端装置は、分岐された光伝送路に接続された複数の利用者側光終端装置に接続された複数の利用者端末を上位ネットワークに接続するための局側光終端装置であって、前記利用者側光終端装置と光通信を行う光通信部と、前記光通信部で受信されたフレームがユニキャストフレームである場合に、当該フレームの宛先MACアドレスが、前記複数の利用者端末の内の一つの利用者端末のMACアドレスであるか否かを判断し、当該宛先MACアドレスが当該一つの利用者端末のMACアドレスであるときに、前記光通信部に、前記複数の利用者側光終端装置の内、当該一つの利用者端末が接続されている利用者側光終端装置へ当該フレームを送信させる折り返し転送制御部とを備えることを特徴とする。
本発明の一態様に係る光通信システムは、分岐された光伝送路に接続された複数の利用者側光終端装置、及び、当該複数の利用者側光終端装置に接続された複数の利用者端末を上位ネットワークに接続するための局側光終端装置を備える光通信システムであって、前記局側光終端装置は、前記利用者側光終端装置と光通信を行う光通信部と、前記光通信部で受信されたフレームがユニキャストフレームである場合に、当該フレームの宛先MACアドレスが、前記複数の利用者端末の内の一つの利用者端末のMACアドレスであるか否かを判断し、当該宛先MACアドレスが当該一つの利用者端末のMACアドレスであるときに、前記光通信部に、前記複数の利用者側光終端装置の内、当該一つの利用者端末が接続されている利用者側光終端装置へ、当該フレームを送信させる折り返し転送制御部とを備えることを特徴とする。
本発明の一態様によれば、上位ネットワーク側通信装置内部に集線用スイッチ制御部を設けることなく、PONシステムをLANに適用できるようにすることができる。これにより、上位ネットワーク側通信装置のコストの削減、消費電力の削減及び装置容量の削減を行うことができる。
実施の形態1に係るネットワークシステムの構成を概略的に示すブロック図である。 実施の形態1及び2におけるOLTの構成を概略的に示すブロック図である。 実施の形態1における折り返し転送制御部の構成を概略的に示すブロック図である。 実施の形態1におけるユニキャストフレームの構成を示す概略図である。 ハードウェア構成の一例を示す概略図である。 実施の形態2に係るネットワークシステムの構成を概略的に示すブロック図である。 実施の形態2におけるARP−Requestフレームの構成を示す概略図である。 実施の形態2における折り返し転送制御部の構成を概略的に示すブロック図である。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係る光通信システムであるネットワークシステム100の構成を概略的に示すブロック図である。
ネットワークシステム100は、局側光終端装置としてのOLT(Optical Line Terminal)110と、利用者側光終端装置としてのONU(Optical Network Unit)130A、130B、130Cと、ネットワークスイッチとしてのL2SW(Layer 2 Switch)140A、140B、140Cと、利用者端末としての端末150A、150Bとを備える。
ONU130A、130B、130Cの各々を特に区別する必要がない場合には、ONU130という。
L2SW140A、140B、140Cの各々を特に区別する必要がない場合には、L2SW140という。
端末150A、150Bの各々を特に区別する必要がない場合には、端末150という。
ここで、ネットワークシステム100は、複数のONU130、複数のL2SW140及び複数の端末150を備えており、これらの数については、特に限定はない。
OLT110とONU130とは、スターカプラ160と、光ファイバケーブル170A、170B、170C、170Dとを備える光伝送路で接続されている。
光伝送路は、OLT110の1つのポート111に接続されている光ファイバケーブル170Dをスターカプラ160で分岐し、複数の光ファイバケーブル170A、170B、170Cと接続している。複数に分岐された光伝送路により、OLT110は、複数のONU130と接続されている。
なお、光ファイバケーブル170A、170B、170C、170Dの各々を特に区別する必要がない場合には、光ファイバケーブル170という。
ONU130は、スターカプラ160及び光ファイバケーブル170を介して、OLT110に接続されている。
また、端末150は、他の端末150及びOLT110に接続されている上位ネットワーク(以下、上位NWともいう)と通信を行う。
実施の形態1は、端末150がユニキャストフレームを使用して他の端末150と通信を行う場合を例に説明を行う。
図2は、OLT110の構成を概略的に示すブロック図である。
OLDT110は、光通信部112と、折り返し転送制御部120と、物理層制御部116とを備える。
光通信部112は、ONU130と光通信を行い、信号の送受信を行う。ここで、光通信部112は、1つのポート111で、複数のONU130と光通信を行う。
光通信部112は、光電気変換部113と、伝送方式変換部114と、PON制御部115とを備える。
光電気変換部113は、光信号と電気信号との変換を行い、ONU130と伝送方式変換部114との間のデータ通信を行う。
伝送方式変換部114は、シリアル信号とパラレル信号との変換を行い、光電気変換部113とPON制御部115との間のデータ通信を行う。
PON制御部115は、PON通信制御を行い、伝送方式変換部114と折り返し転送制御部120との間のデータ通信を行う。
折り返し転送制御部120は、折り返し転送制御を行い、PON制御部115と物理層制御部116との間のデータ通信を行う。
例えば、折り返し転送制御部120は、折り返し転送制御として、光通信部112で受信されたフレームがユニキャストフレームである場合に、そのフレームの宛先MACアドレスが、端末150のMACアドレスであるか否かを判断する。そして、折り返し転送制御部120は、そのフレームの宛先MACアドレスが端末150のMACアドレスである場合に、光通信部112にそのフレームを送信し、光通信部112は、その端末150が接続されているONU130へ、そのフレームを送信する。
具体的には、折り返し転送制御部120は、光通信部112がユニキャストフレームを受信する毎に、ユニキャストフレームの送信元MACアドレスを登録MACアドレスとしてMAC学習テーブル(学習済みMACアドレス情報)に登録する。そして、折り返し転送制御部120は、光通信部112で受信されたフレームの宛先MACアドレスが登録MACアドレスと一致する場合に、その宛先MACアドレスが端末150のMACアドレスであると判断する。なお、折り返し転送制御部120は、その宛先MACアドレスが端末150のMACアドレスではないと判断した場合には、光通信部112で受信されたフレームを物理層制御部116に送る。
物理層制御部116は、上位ネットワークと通信を行う。例えば、物理層制御部116は、装置内部と外部装置との間でデータ通信を行うための信号変換を行い、OLT110と上位ネットワークとの間のデータ通信を行う。
図3は、折り返し転送制御部120の構成を概略的に示すブロック図である。
折り返し転送制御部120は、フレーム処理判定部121と、フレームバッファ122とを備える。
フレーム処理判定部121は、PON制御部115から受信したフレームに対するMAC学習制御を行い、MAC学習テーブルの登録情報に基づき、後段のブロックへ転送を行う。
フレームバッファ122は、物理層制御部116及びフレーム処理判定部121から受信したフレームを、一時的に記憶し、PON制御部115に転送する。
図4は、実施の形態1におけるユニキャストフレーム101の構成を示す概略図である。
ユニキャストフレーム101は、プリアンブル101aと、宛先MACアドレス101bと、送信元MACアドレス101cと、タイプ101dと、データ101eと、FCS101fとを備える。
プリアンブル101aは、データの始まりに付加する区切り用の特定のビット列である。
宛先MACアドレス101bは、宛先のMACアドレスである。
送信元MACアドレス101cは、送信元のMACアドレスである。
タイプ101dは、上位層のプロトコルの種類を示す。
データ101eは、伝送するデータである。
FCS101fは、受信フレームのエラーチェックを行うためのデータである。
以上に記載された、光通信部112、折り返し転送制御部120及び物理層制御部116の一部又は全部は、例えば、図5に示されているように、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ASIC(Application Specific Integrated Circuits)又はFPGA(Field Programmable Gate Array)等の処理回路10で構成することができる。
次に、実施の形態1の動作について説明する。
図1に示されている端末150Aから端末150BのMACアドレス宛にユニキャストフレーム101#1を送信した場合、L2SW140A、ONU130A、光ファイバケーブル170A、スターカプラ160及び光ファイバケーブル170Dを経由して、ユニキャストフレーム101#1は、OLT110で受信される。なお、ユニキャストフレーム101#1は、ONU130AにてPON制御情報を付加され、電気信号から光信号に変換される。
ユニキャストフレーム101#1は、OLT110内部の光電気変換部113にて受信され、光信号から電気信号に変換されて、伝送方式変換部114に送信される。伝送方式変換部114にて受信されたユニキャストフレーム101#1は、シリアル信号からパラレル信号に変換されて、PON制御部115に送信される。PON制御部115にて受信されたユニキャストフレーム101#1は、PON制御情報を取り除かれ、折り返し転送制御部120に送信される。
折り返し転送制御部120では、内部のフレーム処理判定部121が、受信されたユニキャストフレーム101#1の宛先MACアドレスを判定する。フレーム処理判定部121は、ONU130からOLT110へ送信される上り方向に対するMAC学習テーブルを保有している。MAC学習テーブルには、フレーム処理判定部121にて受信されたフレームの送信元MACアドレスが登録MACアドレスとして登録される。
フレーム処理判定部121は、受信したユニキャストフレーム101#1の宛先MACアドレスと、MAC学習テーブルに登録されている登録MACアドレスとを比較する。MAC学習テーブルに、宛先MACアドレスである、端末150BのMACアドレスが登録されている場合は、フレーム処理判定部121は、OLT110の同一ポート配下に端末150Bが存在すると判断して、受信したユニキャストフレーム101#1を、上位ネットワーク側の物理層制御部116には送信せずに、フレームバッファ122に転送する。
フレームバッファ122は、フレーム処理判定部121から折り返して転送されたユニキャストフレーム101#1と、物理層制御部116から送信された通常フレームとを受信し、受信されたフレームをPON制御部115に送信する。
一方、フレーム処理判定部121は、受信したユニキャストフレーム101#1の宛先MACアドレスと、MAC学習テーブルに登録されている登録MACアドレスとの比較を行った結果、MAC学習テーブルに、宛先MACアドレスである、端末150BのMACアドレスが登録されていない場合には、OLT110の同一ポート配下に端末150Bが存在しないと判断して、物理層制御部116にユニキャストフレーム101#1を転送する。その後、ユニキャストフレーム101#1は、物理層制御部116を経由して上位ネットワークに転送される。
また、フレーム処理判定部121は、PON制御部115から送信されたフレームがマルチキャストフレーム及びブロードキャストフレームの場合は、MAC学習テーブルに登録されている登録MACアドレスとの比較を行わずに、これらのフレームを物理層制御部116に転送する。これらのフレームは、物理層制御部116を経由して上位ネットワークに転送される。
フレームバッファ122から送信され、PON制御部115で受信されたユニキャストフレーム101#1は、ONU130B宛のPON制御情報を付加され、伝送方式変換部114に送信される。
伝送方式変換部114にて受信されたユニキャストフレーム101#1は、パラレル信号からシリアル信号に変換されて、光電気変換部113に送信される。
光電気変換部113にて受信されたユニキャストフレーム101#1は、電気信号から光信号に変換されて、ONU130Bに転送される。
ユニキャストフレーム101#1は、光ファイバケーブル170D、スターカプラ160及び光ファイバケーブル170Bを経由してONU130Bで受信される。ONU130Bは、PON制御情報を取り除き、ユニキャストフレーム101#1を光信号から電気信号に変換して、L2SW140Bに転送する。
ユニキャストフレーム101#1がL2SW140Bを経由して端末150Bに送信されることで、端末150Aが送信したユニキャストフレーム101#1が端末150Bにて受信される。
以上のように、実施の形態1に係る光通信システムにおいては、OLT110内部での折り返し転送制御によって、OLT110内部に集線用スイッチ制御部を設けることなく、OLT110の同一ポート配下に接続された端末150間での通信が可能となり、OLT110のコスト削減、消費電力削減及び装置容量削減が可能である。
実施の形態2.
ONU130の配下に接続された端末150から送信されたARP(Address Resolution Protocol)−Requestフレーム等のブロードキャストフレームをOLT110で折り返し転送を行う場合、PONシステムでは、ブロードキャストフレームは、OLT110のポートに接続された全てのONU130に転送される。このため、送信元の端末150に対してもブロードキャストフレームが転送される。
上記の場合において折り返し転送されたブロードキャストフレームの送信元MACアドレスは、送信元の端末150のMACアドレスであるため、送信元の端末150とONU130との間にネットワークスイッチが接続されている場合、そのネットワークスイッチのMACアドレステーブルは、異なるポート配下に同一MACアドレスが存在する異常状態となる。このため、ネットワークスイッチでの通信不通が発生するという問題がある。
実施の形態2は、このような問題を解決する。
図6は、実施の形態2に係る光通信システムであるネットワークシステム200の構成を概略的に示すブロック図である。
ネットワークシステム200は、OLT210と、ONU130と、L2SW140と、端末150とを備える。
実施の形態2に係るネットワークシステム200は、OLT210を除いて、実施の形態1に係るネットワークシステム100と同様に構成されている。
ONU130は、スターカプラ160及び光ファイバケーブル170を介して、OLT210に接続されている。
実施の形態2は、端末150がブロードキャストフレームであるARP−Requestフレームをブロードキャストで送信する場合を例に説明を行う。
図7は、実施の形態2におけるARP−Requestフレーム201の構成を示す概略図である。
ARP−Requestフレーム201は、プリアンブル201aと、宛先MACアドレス201bと、送信元MACアドレス201cと、タイプ201dと、データ201eと、FCS201fとを備える。
プリアンブル201a、送信元MACアドレス201c、タイプ201d及びFCS201fは、図4に示されているユニキャストフレーム101と同様である。
宛先MACアドレス201bは、ブロードキャスト用に予め割り当てられているMACアドレスである。
データ201eには、ハードウェアタイプ202a、プロトコルタイプ202b、ハードウェア長202c、プロトコル長202d、オペレーション202e、送信元MACアドレス202f、送信元IPアドレス202g、宛先MACアドレス202h及び宛先IPアドレス202iが格納される。
ハードウェアタイプ202aは、ネットワークの種類を表す。
プロトコルタイプ202bは、プロトコルの種類を表す。
ハードウェア長202cは、ハードウェアアドレスの長さを表す。
プロトコル長202dは、プロトコルアドレスの長さを表す。
オペレーション202eは、ARP−Requestであることを示す識別子である。
送信元MACアドレス202fは、ARP−Requestの送信元のMACアドレスである。
送信元IPアドレス202gは、ARP−Requestの送信元のIP(Internet Protocol)アドレスである。
宛先MACアドレス202hは、宛先のMACアドレスである。
宛先IPアドレス202iは、宛先のIPアドレスである。
図2に示されているように、実施の形態2におけるOLT210は、光通信部112と、折り返し転送制御部220と、物理層制御部116とを備える。
実施の形態2におけるOLT210は、折り返し転送制御部220を除いて、実施の形態1におけるOLT110と同様に構成されている。
実施の形態2における折り返し転送制御部220は、実施の形態1と同様の処理を行う他、光通信部112で受信されたフレームがブロードキャストフレームである場合に、そのフレームの送信元MACアドレスを、端末150のMACアドレスの何れとも異なるMACアドレスに変換することで折り返しフレームを生成する。そして、折り返し転送制御部220は、その折り返しフレームを光通信部112に全てのONU130へ送信させるとともに、光通信部112から受信したフレームを物理層制御部116に送信する。
図8は、実施の形態2における折り返し転送制御部220の構成を概略的に示すブロック図である。
折り返し転送制御部220は、フレーム処理判定部221と、フレームバッファ222と、フレーム検出部223と、アドレス変更部224とを備える。
フレーム検出部223は、端末150側から受信したフレームが、ブロードキャストフレームであるか否かを検出する。受信したフレームがブロードキャストフレームである場合には、フレーム検出部223は、その受信したフレーム(ブロードキャストフレーム)をフレーム処理判定部221及びアドレス変更部224に送信する。受信したフレームがブロードキャストフレームではない場合には、フレーム検出部223は、受信したフレームをフレーム処理判定部221に送信する。
フレーム処理判定部221は、フレーム検出部223から受信したフレームに対するMAC学習制御を行い、MAC学習テーブルの登録情報に基づき、後段のブロックへ転送を行う。
なお、フレーム処理判定部221は、フレーム検出部223から送信されたフレームがマルチキャストフレーム及びブロードキャストフレームの場合は、MAC学習テーブルに登録されている登録MACアドレスとの比較を行わずに、これらのフレームを物理層制御部116に転送する。これらのフレームは、物理層制御部116を経由して上位ネットワークに転送される。
アドレス変更部224は、フレーム検出部223から受信したフレーム(ブロードキャストフレーム)の送信元MACアドレスを、OLT210で管理しているMACアドレスへ変更する。そして、アドレス変更部224は、送信元MACアドレスを変更した後のフレームをフレームバッファ222に送信する。
フレームバッファ222は、物理層制御部116、アドレス変更部224及びフレーム処理判定部221から受信したフレームを、一時的に記憶し、PON制御部115に転送する。
次に、実施の形態2の動作について説明する。
図6に示されている端末150Aから端末150BのIPアドレス宛にブロードキャストフレームであるARP−Requestフレーム201#1を送信した場合、ARP−Requestフレーム201#1は、L2SW140Aにて受信され、受信ポートを除く全ポートに転送される。転送されたARP−Requestフレーム201#1の一つは、ONU130Aにて受信される。この際に、L2SW140A内部のMACアドレステーブルに、ARP−Requestフレーム201#1の受信ポート配下に、ARP−Requestフレーム201#1の送信元MACアドレスを持つ端末150A(例えば、MACアドレス:A)が存在するという情報が登録される。
ONU130Aは、受信されたARP−Requestフレーム201#1にPON制御情報を付加し、電気信号から光信号に変換して、OLT210に送信する。ARP−Requestフレーム201#1は、光ファイバケーブル170A、スターカプラ160及び光ファイバケーブル170Dを経由して、OLT210で受信される。
ARP−Requestフレーム201#1は、実施の形態1と同様に、OLT210内部の光電気変換部113、伝送方式変換部114及びPON制御部115を経由して、折り返し転送制御部220にて受信される。
折り返し転送制御部220のフレーム検出部223は、受信されたフレームがブロードキャストフレームであるか否かを検出する。ARP−Requestフレーム201#1はブロードキャストフレームであるため、フレーム検出部223は、それをアドレス変更部224及びフレーム処理判定部221に転送する。
フレーム処理判定部221は、MAC学習テーブルの登録MACアドレスとの比較を行わずに、受信されたARP−Requestフレーム201#1を物理層制御部116に転送する。その後、ARP−Requestフレーム201#1は、物理層制御部116を経由して上位ネットワークに転送される。
アドレス変更部224は、受信されたARP−Requestフレーム201#1の送信元MACアドレス(MACアドレス:A)をOLT210にて管理するMACアドレス(例えば、MACアドレス:C)に変更する。そして、アドレス変更部224は、送信元MACアドレス変更後のARP−Requestフレーム201#2を折り返しフレームとしてフレームバッファ222に転送する。
フレームバッファ222では、アドレス変更部224が送信するARP−Requestフレーム201#2、物理層制御部116が送信する通常フレーム、並びに、フレーム処理判定部121が送信するフレームを受信し、折り返し転送されたARP−Requestフレーム201#2を含むフレームをPON制御部115に送信する。
PON制御部115は、フレームバッファ222から送信されたARP−Requestフレーム201#2に、ブロードキャストフレームとしてPON制御情報を付加して、伝送方式変換部114に送信する。その後、ARP−Requestフレーム201#2は、実施の形態1と同様に、伝送方式変換部114、光電気変換部113、光ファイバケーブル170D、スターカプラ160及び光ファイバケーブル170A、170B、170Cを経由して、OLT210の配下に接続された全ONU130に転送される。
ONU130Aは、受信されたARP−Requestフレーム201#2を、L2SW140Aに転送する。L2SW140Aは、受信ポートを除く全ポートにARP−Requestフレーム201#2を転送する。端末150Aは、受信されたARP−Requestフレーム201#2の宛先IPアドレスが端末150AのIPアドレスと異なるため、ARP−Requestフレーム201#1に対する応答は行わない。
L2SW140Aでの転送動作の際に、L2SW140Aは、内部のMACアドレステーブルに、ONU130Aとの接続ポート配下に、ARP−Requestフレーム201#2の送信元MACアドレスを持つ端末(MACアドレス:C)が存在するという情報を登録する。ARP−Requestフレーム201#2の送信元MACアドレスが、端末150AのMACアドレス(MACアドレス:A)からOLT210にて管理するMACアドレス(MACアドレス:C)に変更されているため、MACアドレステーブルは、異なるポート配下に同一MACアドレスが存在する異常状態とはならない。このため、L2SW140Aでの通信不通は発生しない。
ONU130Bは、受信されたARP−Requestフレーム201#2を、L2SW140Bに転送する。L2SW140Bは、受信ポートを除く全ポートにARP−Requestフレーム201#2を転送し、ARP−Requestフレーム201#2は、端末150Bで受信される。端末150Bは、ARP−Requestフレーム201#2の宛先IPアドレスが、端末150BのIPアドレスと一致するため、端末150AのMACアドレス(MACアドレス:A)及びIPアドレス宛に、ユニキャストフレームであるARP−Replyフレームを送信する。
端末150AのMACアドレスは、登録MACアドレスとしてOLT210内部のフレーム処理判定部221のMAC学習テーブルに登録されているため、ARP−Replyフレームは、実施の形態1と同様に処理されて、端末150Aにて受信される。
以上のように、実施の形態2に係る光通信システムは、ブロードキャストフレームにて、OLT210内部での折り返し転送制御を実施した場合であっても、OLT210内部での送信元MACアドレスを変更するため、L2SW140Aでの通信不通は発生しない。このため、OLT210の同一ポート配下に接続された端末150間での通信が可能となり、上記の通信方法によるPONシステムをLANに適用することが可能である。
実施の形態2では、ブロードキャストフレームを例に説明したが、マルチキャストフレームもブロードキャストフレームと同様に処理される。
100,200 ネットワークシステム、 110,210 OLT、 112 光通信部、 113 光電気変換部、 114 伝送方式変換部、 115 PON制御部、 116 物理層制御部、 120,220 折り返し転送制御部、 121,221 フレーム処理判定部、 122,222 フレームバッファ、 223 フレーム検出部、 224 アドレス変更部、 130 ONU、 140 L2SW、 150 端末、 160 スターカプラ、 170 光ファイバケーブル、 10 処理回路。

Claims (4)

  1. 分岐された光伝送路に接続された複数の利用者側光終端装置に接続された複数の利用者端末を上位ネットワークに接続するための局側光終端装置であって、
    前記利用者側光終端装置と光通信を行う光通信部と、
    前記光通信部で受信されたフレームがユニキャストフレームである場合に、当該フレームの宛先MACアドレスが、前記複数の利用者端末の内の一つの利用者端末のMACアドレスであるか否かを判断し、当該宛先MACアドレスが当該一つの利用者端末のMACアドレスであるときに、前記光通信部に、前記複数の利用者側光終端装置の内、当該一つの利用者端末が接続されている利用者側光終端装置へ当該フレームを送信させる折り返し転送制御部とを備えること
    を特徴とする局側光終端装置。
  2. 前記上位ネットワークと通信を行う物理層制御部をさらに備え、
    前記折り返し転送制御部は、前記宛先MACアドレスが前記一つの利用者端末のMACアドレスではないと判断した場合に、前記光通信部で受信された前記フレームを前記物理層制御部に前記上位ネットワークへ送信させること
    を特徴とする請求項1に記載の局側光終端装置。
  3. 前記折り返し転送制御部は、前記光通信部で受信された前記フレームがブロードキャストフレームである場合には、前記光通信部で受信された前記フレームの送信元MACアドレスを、前記複数の利用者端末のMACアドレスの何れとも異なるMACアドレスに変換することで折り返しフレームを生成し、当該折り返しフレームを前記光通信部に前記複数の利用者側光終端装置へ送信させるとともに、前記光通信部で受信された前記フレームを前記物理層制御部に前記上位ネットワークへ送信させること
    を特徴とする請求項2に記載の局側光終端装置。
  4. 分岐された光伝送路に接続された複数の利用者側光終端装置、及び、当該複数の利用者側光終端装置に接続された複数の利用者端末を上位ネットワークに接続するための局側光終端装置を備える光通信システムであって、
    前記局側光終端装置は、
    前記利用者側光終端装置と光通信を行う光通信部と、
    前記光通信部で受信されたフレームがユニキャストフレームである場合に、当該フレームの宛先MACアドレスが、前記複数の利用者端末の内の一つの利用者端末のMACアドレスであるか否かを判断し、当該宛先MACアドレスが当該一つの利用者端末のMACアドレスであるときに、前記光通信部に、前記複数の利用者側光終端装置の内、当該一つの利用者端末が接続されている利用者側光終端装置へ、当該フレームを送信させる折り返し転送制御部とを備えること
    を特徴とする光通信システム。
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