JP2018137513A - 写真撮影装置、写真撮影方法、及びプログラム - Google Patents

写真撮影装置、写真撮影方法、及びプログラム Download PDF

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益丈 小沢
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Abstract

【課題】 利用者が指定しなくとも被撮影者にとって適切な枚数(出力形態)の写真を出力することが可能な写真撮影装置、写真撮影方法、及びプログラムを提供する。【解決手段】 写真撮影装置1の制御部11は、デジタルカメラ30により撮影室2内の1または複数の被撮影者5が撮影されると、カメラ画像35を取得し、属性判定部111によって被撮影者5の全体の属性であるグループ属性を判定する。出力形態提示部112は、属性判定部111により判定されたグループ属性に応じて推奨する出力形態(印刷枚数、割り付け、テンプレート等)を被撮影者5に提示する。その後、制御部11は、提示した印刷枚数分の写真を提示した出力形態でプリントするようプリンタ部81に対し制御信号を送り、写真をプリントさせる。【選択図】図6

Description

本発明は、写真撮影装置、写真撮影方法、及びプログラムに関し、詳細には、無人型写真撮影装置等を用いた写真撮影を支援する技術に関する。
近年、写真スタジオ等で行われる写真撮影サービスに代えて、ボックス型の写真撮影装置を利用した無人の写真撮影サービスが提供されている。この種の写真撮影装置では、肌を明るく色調を変化させる美肌機能が付加されたものや、履歴書やパスポートの申請書等に貼付して使用できる程の良質な写真をプリントできるもの等が提供されている。また、例えばアミューズメント施設等に設置され、撮影室内の被撮影者を自動的に撮影し、得られた写真画像に対して利用者が文字、図形、スタンプ画像、フレーム画像、背景画像等の編集を施し、それらを合成した画像をシールシートに印刷して出力する写真撮影遊技機がある(特許文献1)。
特開2008−040988号公報
しかしながら、上述の写真撮影装置等では、撮影した写真画像をプリントする際、何枚印刷するか、或いは、どのように用紙に割り付けるかを利用者が指定する必要があり、写真出力時の操作に時間を要していた。また例えば、写真シールが出力される写真撮影遊技機では、複数の利用者が一緒に利用する場合でも、1プレイにつき1枚の写真シールが出力されるため、利用者は相談しながらレイアウトを選択したり、1枚の写真シールを皆で切り分けしたりしていた。そのため、写真の出力時の操作や出力後の切り分け等に時間を要し、その結果、顧客回転率が低下してしまうおそれがあった。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、利用者が指定しなくとも利用者にとって適切な出力形態で写真を出力可能な写真撮影装置、写真撮影方法、及びプログラムを提供することである。
前述した課題を解決するため第1の発明は、1または複数の被撮影者を撮影する撮影手段と、被撮影者全体の属性であるグループ属性を判定する判定手段と、前記グループ属性と推奨する出力形態とを対応付けたテーブルを記憶する記憶手段と、前記テーブルを参照することにより、前記判定手段により判定されたグループ属性に応じた出力形態を決定し、提示する提示手段と、前記撮影手段により撮影された画像を前記出力形態で出力させる出力制御手段と、を備えることを特徴とする写真撮影装置である。
第1の発明によれば、利用者である被撮影者が指定しなくとも、被撮影者のグループ属性に応じた適切な出力形態で写真を出力可能な写真撮影装置を提供でき、写真撮影装置の操作が容易となる。また写真の出力時に要していた操作時間や、出力後に写真シートを切り分ける時間が短縮されるため、顧客回転率を向上させることが可能となる。
第1の発明において、前記判定手段は、前記撮影手段により撮影された画像から前記被撮影者の人数、性別、及び年齢を認識することにより前記グループ属性を判定する。これにより、被撮影者の人数や個々の性別及び年齢を画像認識によって割り出してグループ属性を判定可能となる。
また、第1の発明において、前記提示手段により提示した出力形態に対する修正の入力を受け付ける修正入力手段を更に備え、前記出力制御手段は、前記撮影手段により撮影された画像を前記修正入力手段により修正された出力形態で出力させることが望ましい。これにより利用者の要望に合わせて適切な出力形態に修正可能となり、実用的である。
また、前記出力形態は、写真の出力枚数、用紙への割り付け方、或いは前記撮影された画像に対して合成するテンプレートとすれば、被撮影者の人数、性別、及び年齢により決定されるグループ属性に応じて適切な形態で写真を出力可能となる。
また、第1の発明において、前記撮影された画像を写真としてプリントするプリンタを備え、前記出力制御手段は、前記出力形態に関する情報を前記プリンタへ通知し、前記撮影された画像をプリントさせることが望ましい。これにより、ボックス型等の写真撮影装置のプリンタで、グループ属性に応じた出力形態で即時に写真シートを出力可能となる。
また、前記出力制御手段は、前記出力形態に関する情報を当該写真撮影装置とは別体に設けられたプリンタ制御装置へ送信するものとしてもよい。これにより、例えば、プリンタを搭載していないロボット等を本発明に係る写真撮影装置として用いた写真撮影システムにも本発明を適用できる。すなわち、写真撮影装置と別体に設けられたプリンタにて、被撮影者のグループ属性に応じた出力形態で写真をプリント可能となる。
第2の発明は、1または複数の被撮影者を撮影する撮影手段を備えた写真撮影装置における写真撮影方法であって、前記写真撮影装置の制御部が、前記撮影手段により前記被撮影者を撮影するステップと、被撮影者全体の属性であるグループ属性を判定するステップと、前記グループ属性と推奨する出力形態とを対応付けたテーブルを参照することにより、前記判定手段により判定されたグループ属性に応じた出力形態を決定し、提示するステップと、前記撮影手段により撮影された画像を前記出力形態で出力させるステップと、を含むことを特徴とする写真撮影方法である。
第2の発明によれば、利用者である被撮影者が指定しなくとも、被撮影者のグループ属性に応じた適切な出力形態で写真を出力可能となり、写真撮影装置の操作が容易となる。また写真の出力時に要していた操作時間や、出力後に写真シートを切り分ける時間が短縮されるため、顧客回転率を向上させることが可能となる。
第3の発明は、コンピュータを、撮影手段により撮影された1または複数の被撮影者を含む画像を取得する画像取得手段と、被撮影者全体の属性であるグループ属性を判定する判定手段と、前記グループ属性と推奨する出力形態とを対応付けたテーブルを記憶する記憶手段と、前記テーブルを参照することにより、前記判定手段により判定されたグループ属性に応じた出力形態を決定し、提示する提示手段と、前記撮影手段により撮影された画像を前記出力形態で出力させる出力制御手段、として機能させるためのプログラムである。
第3の発明によれば、第1の発明の写真撮影装置の機能をプログラムにより実現できる。
本発明により、利用者が指定しなくとも被撮影者にとって適切な出力形態で写真を出力可能な写真撮影装置、写真撮影方法、及びプログラムを提供できる。
写真撮影装置1を示す透視図 写真撮影装置1の機能構成を示すブロック図 グループ属性テーブル161の一例を示す図 写真に含まれる各人物の属性の一例を示す図 出力形態テーブル162の一例を示す図 写真撮影装置1が実行する写真撮影処理のフローチャート(第1の実施の形態) グループ属性に応じた割り付けの例を示す図。(a)家族用、(b)カップル用、(c)友人用 テンプレート42とカメラ画像35とを合成した画像 写真撮影装置1が実行する写真撮影処理のフローチャート(第2の実施の形態) ライブビュー画面41の例 テンプレート42a〜42fのデザイン例 カラー選択機能の例 マルチショット撮影に用いるテンプレート44a〜44dのデザイン例 ロボット101を用いた写真撮影システム100のハードウエア構成の例を示す図 図14の写真撮影システム100における機能構成図 図14の写真撮影システム100における写真撮影処理のフローチャート(第3の実施の形態)
[第1の実施の形態]
以下、図面に基づいて本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。
図1は、本発明の第1の実施の形態の写真撮影装置1を示す透視図である。
写真撮影装置1は、ボックス型に形成されており、写真撮影装置1の外壁には、プリントされた写真を取り出すための取出口83が設置される。写真撮影装置1の内部には、撮影室2が設置される。
撮影室2には、1または複数の被撮影者5が入室可能であり、被撮影者5が座る椅子3が備えられる。
撮影室2における被撮影者5の上方、正面および背面に相当する位置には、それぞれ照明用のストロボ21が設置される。また背面及び椅子3は、クロマキ用に単一色(例えば、緑色)にされている。
撮影室2における被撮影者5の正面には、操作手順や案内(ガイダンス)等、写真の撮影に関する画面や、撮影した写真等を表示する表示部40、被撮影者5が撮影室2に入室したことを検出するための入室センサ50、被撮影者5が所有している携帯電話等と通信するための赤外線通信部55、撮影料金を精算するためのコインメック60、被撮影者5が操作指示を入力するための操作ボタン71やタッチパネル72、ガイダンス等の音声を出力する音声出力部90等が設置される。
図2は、写真撮影装置1の機能構成を示すブロック図である。
写真撮影装置1は、本体部10、ストロボユニット20、デジタルカメラ30、表示部40、入室センサ50、赤外線通信部55、コインメック60、操作部70、及び出力部80(プリンタ部81、通信制御部82等)から構成される。
本体部10は、制御部11、I/O(Input/Output)コントロール12、I/F(インタフェース)13、DVD(Digital Versatile Disk)記憶部14、RAM(Random Access Memory)15、記憶部16を有する。
本体部10は、I/Oコントロール12を介して、ストロボユニット20、コインメック60、操作部70と接続している。また、本体部10は、I/F13を介してプリンタ部81、通信制御部82と接続している。
制御部11は、写真撮影装置1の各部を集中制御する。制御部11は、記憶部16に記憶された写真撮影装置1の各種処理プログラムに従って制御動作を行う。
I/Oコントロール12は、ストロボユニット20、コインメック60、操作部70等と各種情報を入出力するためのインタフェースである。
I/F13は、プリンタ部81、通信制御部82との間で各種情報を入出力するためのインタフェースである。
DVD記憶部14は、記憶部16に記憶されるデータ等を更新するためのものである。写真撮影装置1の管理者は、DVD記憶部14を介して、記憶部16に記憶されるデータ等を更新する。
RAM15は、制御部11により実行される処理プログラムの一時的な格納領域、処理結果の一時的格納領域として機能する。
記憶部16は、写真撮影装置1で実行可能な各種処理プログラムや、プログラムの実行に必要なデータ等を記憶する。記憶部16は、グループ属性テーブル161、出力形態テーブル162等を記憶する。グループ属性テーブル161、出力形態テーブル162については後述する。
ストロボユニット20は、撮影室2において被撮影者5の上方、正面および背面に位置する照明用のストロボ21と接続し、制御部11から入力される制御信号に従って、ストロボ21の発光タイミングや発光量を制御する。
デジタルカメラ30は、光学レンズと、CCD(Charge Coupled Device)やCMOS(complementary Metal-Oxide Semiconductor)等の撮影素子と、A/D(Analog/Digital)変換部等から構成される。デジタルカメラ30は、制御部11から入力される制御信号に従って、光学レンズを介して入力された被写体像を撮影素子により光電変換し、アナログ画像信号を生成する。そして、A/D変換部によりアナログ画像信号をデジタル画像データに変換し、制御部11に出力する。制御部11は、デジタルカメラ30から入力されたデジタル画像データ(以下、カメラ画像35と呼ぶ)を表示部40に出力する。
表示部40は、液晶ディスプレイ等のタッチパネル72付ディスプレイで、制御部11から入力される表示信号に従って、表示処理を行う。
入室センサ50は、被撮影者5が撮影室2内に入室したことを検出するものである。入室センサ50は、被撮影者5の入室を検出すると、検出信号を制御部11に出力する。入室センサ50としては、発光器と受光器からなる光学式センサ等を用いる。
赤外線通信部55は、写真撮影装置1により撮影されて得られた写真データを識別する二次元バーコード等の識別情報、あるいは、写真データが暗号化された暗号化情報を、被撮影者5の携帯電話等の携帯端末に送る。
コインメック60は、硬貨や紙幣の入金口や、つり銭の返金口等を供えた金銭登録機である。コインメック60は、入金口から入金された金額に関する情報を制御部11に出力し、制御部11から入力される制御信号に従って、つり銭額に応じた硬貨、紙幣を返金口に排出する。
操作部70は、撮影室2の内壁に備えられた操作ボタン71、表示部40と一体的に構成されたタッチパネル72等から構成され、被撮影者5による操作に従って制御信号を制御部11に送る。
出力部80は、プリンタ部81、及び通信制御部82等を含む。プリンタ部81は、制御部11から入力される制御信号に従って、デジタルカメラ30で撮影された写真の画像データを所定の用紙に印刷する。プリンタ部81は高解像度カラープリンタであり、昇華型、溶融型等、プリンタの方式は問わない。
通信制御部82は、写真撮影装置1のネットワーク4を介した通信を制御する。通信制御部82は、制御部11から入力される制御信号に従って、撮影された写真画像データ及びその出力形態に関する情報を所定の送信先へ送信する。送信先は、例えば、写真撮影装置1の外部に設けられたプリンタやプリンタの制御装置、被撮影者5等が指定したコンピュータ等である。なお、写真画像データ及び出力形態に関する情報を、ネットワーク4を介してサーバ(不図示)に記憶しておき、撮影日以降、被撮影者5が任意のタイミングで写真画像データを再プリントすることも可能である。
本発明の写真撮影装置1において、制御部11は、属性判定部111及び出力形態提示部112を有する。制御部11は、デジタルカメラ30により撮影室2内の1または複数の被撮影者5が撮影されると、デジタルカメラ30から入力される画像データ(カメラ画像35)を取得する。
制御部11の属性判定部111は、取得したカメラ画像35に基づいて被撮影者5の全体の属性であるグループ属性を判定する。具体的には、制御部11は、カメラ画像35の個々の被撮影者5の顔を認識することにより、被撮影者5の人数、各人物の性別及び年齢を認識する。そして、人数、性別、及び年齢の組み合わせから被撮影者5全体のグループ属性を判定する。グループ属性とは、例えば、家族、カップル、友人等のように、被撮影者5の関係性を表すものである。ただし、被撮影者5が一人の場合はグループ属性を「独身」とする。被撮影者5の人数、性別、及び年齢の組み合わせとグループ属性とは、グループ属性テーブル161にあらかじめ定義され、記憶部16に記憶されているものとする。
図3は写真撮影装置1の記憶部16に記憶されるグループ属性テーブル161の一例を示す図である。図3に示すように、グループ属性テーブル161は、画像に写り込んでいる人物の人数と、各人物(被撮影者5)の属性(年齢、性別)の組み合わせに対し、それぞれグループ属性が定義されている。
図3に示すグループ属性テーブル161では、例えば、被撮影者5の人数が「一人」、年齢が「20代」、性別「男性」の場合、グループ属性は「独身」と定義される。また例えば、「20代男性」と「20代女性」の二人組の場合、グループ属性は「カップル」と定義される。また例えば、「50代男性」と「50代女性」と「10代男性」の3人組の場合、グループ属性は「家族」と定義される。図4に示すように、カメラ画像35に写り込んでいる人が「50代男性」と「50代女性」と「10代男性」の3人組の場合は、グループ属性は「家族」と判定される。
なお、グループ属性テーブル161の内容は図3の例に限定されず、年齢、性別、人数の様々な組み合わせとそれに対するグループ属性とがそれぞれ定義されるものとする。
出力形態提示部112は、属性判定部111により判定されたグループ属性に応じて、推奨する写真の出力形態を被撮影者5に提示する。各グループ属性に対する推奨する出力形態は、出力形態テーブル162に記憶されているものとする。
図5は写真撮影装置1の記憶部16に記憶される出力形態テーブル162のデータの一例を示す図である。図5に示すように、出力形態テーブル162には、各グループ属性に対して適切な出力形態が対応付けて記憶されている。出力形態とは、写真の出力の形態であり、出力枚数(印刷枚数)、用紙への割り付け、テンプレート(背景画像、フレーム、スタンプ、文字等)等である。
図5に示す出力形態テーブル162では、グループ属性が「独身」の場合の出力形態として、出力枚数は「1」枚、割り付けは「パターンA」、テンプレートは「t01(テンプレートの識別情報)」のように推奨する出力形態が対応付けられている。また、グループ属性が「カップル」の場合の出力形態は、出力枚数は「2」枚、割り付けは「パターンB」、テンプレートは「t02」のように対応付けられている。また、グループ属性が「家族」の場合の出力形態は、出力枚数は「1」枚、割り付けは「パターンC」、テンプレートは「t03」のように対応付けられている。
なお、図5の出力形態テーブル162において、グループ属性と対応付けられる出力形態は、出力枚数、割り付け、及びテンプレートに限定されず、その他の出力の態様についてもグループ属性毎に定義されるようにしてもよい。また、一つのグループ属性に対して、複数の出力形態の候補が対応付けて記憶されていてもよい。その場合は、出力形態提示部112は、グループ属性に対応づけられている複数の出力形態候補を選択可能に提示し、利用者による選択を受け付けるものとすればよい。
次に、図6を参照しながら、本発明に係る写真撮影装置1の処理の流れについて説明する。
写真撮影装置1の撮影室2に被撮影者5が入室すると、写真撮影装置1の制御部11は、写真撮影処理を開始する(ステップS101)。写真撮影処理では、制御部11は、デジタルカメラ30にて撮像されている画像(カメラ画像35)を表示部40に表示し、被撮影者5に対し、操作部70のシャッターボタンを押下するよう音声または表示により案内する。操作部70のシャッターボタンが押下されると、デジタルカメラ30により写真(静止画像)を撮影する。或いは被撮影者5が撮影室2に入室した後、音声等によりシャッタータイミングのカウントダウンを行い、シャッタータイミングが到来すると写真(静止画像)の撮影を行うようにしてもよい。撮影された写真の画像データ(静止画)であるカメラ画像35は、制御部11に送られる。
制御部11は、写真画像データ(カメラ画像35)を取得すると、属性判定部111により写真(カメラ画像35)に写り込んでいる人の数と、性別、年齢を推定する。そして属性判定部111は、推定した人数、性別、年齢の組み合わせに基づきグループ属性を判定する(ステップS102)。具体的には、属性判定部111は、記憶部16に記憶されているグループ属性テーブル161を参照し、人数、性別、年齢の組み合わせに対応づけられているグループ属性を取得する。
なお、ステップS102の属性判定処理では、例えば、デジタルカメラ30の顔認識機能や公知の顔認識プログラム等を用いて、カメラ画像35に含まれる人物の人数と、各人物の属性(性別、年齢)を推定する。
属性判定部111により被撮影者5全体のグループ属性が推定されると、次に、出力形態提示部112は、推定されたグループ属性を基に、グループ属性テーブル161を参照して出力枚数、用紙への割り付け、合成するテンプレート(背景)等の出力形態を決定し(ステップS103)、利用者に提示する(ステップS104)。
例えば、図4に示すように、カメラ画像35に写り込んでいる人数が3人で、50代男性、50代女性、10代男性の組み合わせの場合、図3のグループ属性テーブル161を参照することにより、グループ属性は「家族」と推定される。また、グループ属性が「家族」の場合の出力形態は、図5の出力形態テーブル162を参照することにより、出力枚数が「1枚」、割り付けは「パターンC」、合成するテンプレートは「t03」が得られる。
図7は、写真の割り付けの例である。例えば、グループ属性が「家族」の場合の割り付けパターン「パターンC」では、図7(a)に示すように、1枚の用紙内に同じ写真が別のサイズで1枚ずつ割りつけられる。またカップルの場合の割り付けパターン「パターンB」では、図7(b)に示すように、1枚の用紙内に各種のサイズの写真が2枚ずつ割りつけられる。また友人グループの場合の割り付けパターンでは、図7(c)に示すように、1枚の用紙内に、写り込んでいる人数分の写真が割りつけられる。なお、図7の割り付けの例は一例であり、その他の割り付け方としてもよい。
また、グループ属性に応じたテンプレート42を用いる場合、制御部11は、撮影した写真(カメラ画像35)とグループ属性に対応づけられたテンプレート42とを合成し、合成後の写真を表示部40に表示することが望ましい。図8は、カメラ画像35とグループ属性に対応づけられたテンプレート42とを合成した写真の例である。図8では、グループ属性が「カップル」と判定された場合に用いるテンプレート42の例を示している。テンプレート42のハート形の枠内に、撮影されたカメラ画像35が合成される。
ステップS104において出力形態を利用者に提示した後、制御部11は、例えば、表示画面に「修正しますか?」等のメッセージを表示して、利用者(被撮影者5)による修正の入力を受け付ける(ステップS105)。修正が不要の場合(ステップS105;No)、制御部11は、ステップS104で提示した出力形態(割り付け、テンプレート等)で、出力枚数分の写真をプリントするよう、プリンタ部81に対し制御信号を送る。プリンタ部81は制御部11から送られた制御信号に従って出力枚数分の写真をプリントし、取出口83から写真を排出する(ステップS107)。
一方、ステップS105において出力形態の修正が行われる場合(ステップS105;Yes)、利用者(被撮影者5)は操作部70を操作して出力形態(枚数、割り付け、テンプレート等)の修正を入力する(ステップS106)。制御部11は、修正された出力形態(割り付け、テンプレート等)で、出力枚数分の写真をプリントするようプリンタ部81に対し制御信号を送る。プリンタ部81は制御部11から送られた制御信号に従って出力枚数分の写真をプリントし、取出口83から写真を排出する(ステップS107)。写真を排出すると、制御部11は一連の写真撮影処理を終了する。
なお、ステップS107において、制御部11は撮影により得た写真データと、決定した出力形態の情報に識別情報を付してネットワーク4を介してサーバ(不図示)に送るようにしてもよい。これによって、後日、再印刷するための撮影データ等をサーバに記憶させることができる。また、制御部11は、プリントされた写真の識別情報及び写真の出力形態に関する情報を、赤外線通信部55を介して被撮影者5の携帯端末等に送るようにしてもよい。
以上説明したように、本発明の写真撮影装置1により、写真に写り込んでいる人物(被撮影者5)の人数、性別、年齢から被撮影者5全体のグループ属性を判定し、グループ属性に応じた適切な出力形態を提示し、その出力形態で写真を出力できる。これにより、利用者である被撮影者5が指定しなくとも被撮影者5にとって適切な出力形態で写真を出力可能な写真撮影装置1を提供できるようになり、写真撮影装置1の操作が容易となる。また、写真の出力時に要していた操作時間や写真シート等を切り分ける時間等が短縮されるため、顧客回転率を向上させることが可能となる。
[第2の実施の形態]
第1の実施の形態の写真撮影処理では、図6のフローチャートに示すように、写真の撮影後、写真に写り込んでいる人物(被撮影者5)の人数、性別、年齢からグループ属性を判定し、出力形態を提示する手順としたが、本発明の写真撮影処理の手順は上述の手順に限定されない。以下、第2の実施の形態として、別の写真撮影処理手順を説明する。なお、第2の実施の形態における写真撮影装置1の構成は、第1の実施の形態の写真撮影装置1の構成と同様である。以下の説明では、重複する説明を省略し、同一の各部に同一の符号を付して説明する。
図9は、第2の実施の形態の写真撮影処理のフローチャートである。図9を参照して本発明の第2の実施の形態の処理の流れについて説明する。
写真撮影装置1の撮影室2に被撮影者5が入室すると(ステップS201)、入室センサ50によって被撮影者5の入室が検知され制御部11に通知される。
制御部11は、デジタルカメラ30から入力された画像(動画像)であるカメラ画像35)を取得し、表示部40に表示するとともに、カメラ画像35に写り込んでいる人の数と、性別、年齢を属性判定部111により推定する。そして属性判定部111は、推定した人数、性別、年齢の組み合わせに基づきグループ属性を判定する(ステップS202)。ステップS202の属性判定処理は、第1の実施の形態と同様に、記憶部16に記憶されているグループ属性テーブル161を参照し、人数、性別、年齢の組み合わせに対応づけられているグループ属性を取得すればよい。
属性判定部111により被撮影者5全体のグループ属性が推定されると、次に、出力形態提示部112は、推定されたグループ属性を基に、グループ属性テーブル161を参照して出力枚数、用紙への割り付け、合成するテンプレート(背景)等の出力形態を決定し(ステップS203)、利用者に提示する(ステップS204)。
ステップS204において、制御部11は、例えば図10に示すようなライブビュー画面41を表示部40に表示することが望ましい。ライブビュー画面41とは、取得中のカメラ画像35(動画像)をステップS203で決定した出力形態(テンプレート等)にリアルタイムに反映させて表示した画面である。例えば、図10の例では、制御部11は、ステップS203で決定したテンプレート42aを用い、そのテンプレート42aとカメラ画像35aとを合成した画像をライブビュー画面41に表示する。
ライブビュー画面41には、更に、撮影のガイダンス411や撮影タイマ412を表示するようにしてもよい。図10の例では、「撮影の準備をします」等のメッセージがガイダンス411として表示される。また、制御部11は撮影タイマ412によって、シャッターのタイミングを通知するようにしてもよい。なお、図示を省略するが、ライブビュー画面41において、被撮影者のグループ属性に応じた写真の割り付け方や出力枚数等も提示するようにしてもよい。
ステップS204において写真の出力形態を提示した後、制御部11は、「修正しますか?」等のガイダンス411を表示して、利用者(被撮影者5)による修正の入力を受け付ける(ステップS205)。
出力形態の修正を行う場合(ステップS205;Yes)、利用者(被撮影者5)は操作部70を操作して出力形態(枚数、割り付け、テンプレート等)の修正を入力する(ステップS206)。例えば、テンプレートを修正する場合、制御部11は、グループ属性に対応する1または複数のテンプレートをグループ属性テーブル161から読み出し、テンプレートとカメラ画像35aとを夫々合成した合成画像を生成し、候補として表示部40に一覧表示する。または、操作部70の操作の都度、順次合成画像を変更するようにしてもよい。
図11はテンプレート42のデザイン例を示す図である、図11(a)、(b)はグループ属性が「独身」用のテンプレート42b、42c、図11(c)はグループ属性「友人」用のテンプレート42d、図11(d)、(e)はグループ属性「独身(キッズ)」用のテンプレート42e、42fのデザイン例である。図11(a)〜(e)の人物の部分にカメラ画像35が合成される。
また、ステップS205の修正処理では、カメラ画像35のカラーの変更を受け付けてもよい。図12に示すように、制御部11は、取得しているカメラ画像35を、フルカラー、セピア、モノクロ、ラフモノクロ等の各種のカラー画像に変更し、テンプレート42aと合成して選択可能に提示する。利用者は、提示されたカラー画像候補(フルカラー43a、セピア43b、モノクロ43c、ラフモノクロ43d等)の中から出力するカラー画像を選択する。
出力形態の修正の入力が行われると、制御部11は修正された内容を反映させる。テンプレート42aや用紙への割り付け、出力枚数等が修正されると、制御部11は、ライブビュー画面41に修正の内容を反映する。利用者は、ライブビュー画面41を見ながら、修正されたテンプレート42aに合うように立ち位置、姿勢等を調整する(ステップS207)。制御部11は、ステップS206の修正の確定後、予め定められた所定時間をステップS207の調整時間として待機する。このとき、制御部11は、撮影タイマ412をカウントダウンしながらステップS207の所定の調整時間の経過を待機するようにしてもよい。所定の調整時間が経過し、シャッタータイミングが到来すると、制御部11は写真の撮影を行う(ステップS208)。
制御部11は、デジタルカメラ30から撮影された写真画像データ(静止画像)を取得し、修正された出力形態(割り付け、テンプレート、カラー等)で出力枚数分の写真をプリントするようプリンタ部81に対し制御信号を送る。プリンタ部81は制御部11から送られた制御信号に従って出力枚数分の写真をプリントし、取出口83から写真を排出する(ステップS209)。
ステップS205において、修正が不要の場合(ステップS205;No)、制御部11はステップS206の修正の手順をスキップし、ステップS207へ移行する。
なお、ステップS208の撮影処理は、マルチショット撮影としてもよい。
マルチショット撮影では、複数回写真撮影を行い、複数種類の写真画像データを得る。撮影回数は、マルチショット撮影用のテンプレートに応じた回数とする。図13(a)、(b)は、マルチショット撮影の友人用テンプレート44a、44bの例であり、図13(c)は独身用テンプレート44cの例である。
図13(a)のテンプレート44aや図13(b)のテンプレート44bは、マルチショット撮影で撮影した複数の写真を各コマに合成するものである。マルチショット撮影では、例えば1回目と2回目を友人同士で撮影し、3回目を一人で撮影するというように、各回を異なる人数で撮影してもよい。また、図13(b)のテンプレート44bは、マルチショット撮影で4枚の写真を撮影した例であり、1回目と2回目と3回目を友人同士で撮影し、4回目を一人で撮影したものである。また、図13(c)のテンプレート44cは、すべて一人でポーズを変えて撮影したものである。
マルチショット撮影を行う場合も、制御部11は、第1及び第2の実施の形態と同様に、被撮影者5のグループ属性を判定し、グループ属性に応じたテンプレートや出力枚数を提示する。
以上説明したように、第2の実施の形態の手順で写真撮影処理を行う場合、撮影の前にグループ属性に応じた出力形態(テンプレートや割り付け)を反映したカメラ画像35が表示(提示)されるので、利用者(被撮影者5)は、撮影前に、提示されたテンプレートや割り付けに合うように立ち位置や姿勢等を直し、その後に撮影を行うことが可能となる。これにより、テンプレートや割り付けに合わないことによる撮影のやり直しを減らすことができ、円滑に撮影を行うことが可能となる。
[第3の実施の形態]
本発明の第1及び第2の実施の形態は、撮影室2及びプリンタ部81を備えるボックス型の写真撮影装置1としたが、例えば、ロボット101を用いた写真撮影システム100にも適用可能である。
図14は、ロボット101を用いた写真撮影システム100のハードウエア構成の例を示す図であり、図15は図14の写真撮影システム100における機能構成図である。
図14に示すように、ロボット101を用いた写真撮影システム100は、ロボット101、カメラ103、コンピュータ104、プリンタ105を備えて構成される。ロボット101とカメラ103は通信接続され、ロボット101によってカメラ103の撮影動作を制御する。またロボット101とコンピュータ104は通信接続される。コンピュータ104はプリンタ105に接続され、プリンタ105の制御部として機能する。ロボット101、カメラ103、コンピュータ104、及びプリンタ105の通信接続の形態は、有線、無線を問わない。
ロボット101は、人との対話が可能なロボットであり、被撮影者5に対し、写真撮影の案内等を行う。またロボット101は、カメラ103による写真の撮影を制御するとともに、撮影した写真を所定の出力形態でプリンタ105にてプリントするための処理を実行する。ロボット101は、対話のための音声認識機能や発話機能を持つ他、対話相手の表情や音声感情、明るさや温度等の周囲の状況を音声・画像認識エンジンや各種のセンサにより読み取ることができる。
ロボット101は、制御部(CPU)、記憶部(ROM、RAM)、タッチディスプレイ(入力部/表示部)102、メディア入出力部、通信I/F、可動部駆動機構、周辺機器I/F部、音声処理部、内蔵カメラ、マイク、センサ、及びスピーカ等を備える。また、ロボット101の頭部、首、肩、腕、腰、脚等に可動部を設け、可動部駆動機構によって、対話や指令の内容に応じたアクションを行わせることも可能となっている。
カメラ103は、所定の撮影空間内を撮影するカメラであり、ロボット101により制御される。カメラ103はロボット101から送信される制御信号に従って被撮影者5の撮影を行い、撮影した画像をロボット101またはコンピュータ104に送信する。なお、ロボット101の内蔵カメラが十分な画質の写真を撮影可能な場合は、カメラ103を省き、ロボット101の内蔵カメラで写真の撮影を行うことも可能である。
コンピュータ104は、ロボット101から送信される指示に従ってプリンタ105による写真の印刷動作を制御するプリンタ制御部104aを有する。
プリンタ105は、コンピュータ104(プリンタ制御部104a)から入力される制御信号に従って、カメラ103により撮影した写真を印刷(出力)する。
図15に示すように、第3の実施の形態の写真撮影システム100において、ロボット101の制御部は、カメラ画像取得部110、属性判定部111、出力形態提示部112を有する。またロボット101の記憶部には、グループ属性テーブル161及び出力形態テーブル162が記憶されている。
カメラ画像取得部110は、カメラ103により被撮影者5が撮影されると、撮影されたカメラ画像35を取得する。
属性判定部111は、第1の実施の形態の写真撮影装置1の属性判定部111と同様に、カメラ画像35に基づいて被撮影者5のグループ属性を判定する。
出力形態提示部112は、第1の実施の形態と同様に、属性判定部111により判定されたグループ属性に応じて推奨する出力形態を被撮影者5に提示する。各グループ属性に対する推奨する出力形態は、出力形態テーブル162に記憶されているものとする。
またロボット101の記憶部には、グループ属性テーブル161及び出力形態テーブル162が記憶されている。グループ属性テーブル161及び出力形態テーブル162は、第1の実施の形態のグループ属性テーブル161及び出力形態テーブル162と同様である(図3、図5参照)。
ロボット101の制御部は、決定された写真の出力形態で写真をプリントするよう、コンピュータ104に制御信号を送信する。コンピュータ104は、受信した制御信号に従って、プリンタ105により出力枚数分の写真を指定された出力形態で印刷する。
次に、図16を参照しながら、第3の実施の形態の写真撮影システム100における写真撮影処理の流れについて説明する。
ロボット101は写真の撮影を希望する被撮影者5が近づくと、被撮影者5を案内し、写真撮影処理を開始する(ステップS301、ステップS302)。写真撮影処理では、ロボット101の制御部は、カメラ103にて撮像されている画像(カメラ画像)をタッチディスプレイ102に表示し、被撮影者5に対してカメラ103を用いた写真撮影を行う旨の対話を開始する。写真撮影を行う場合は、ロボット101は、対話機能等を用いてカメラ103の前に被撮影者5を誘導し、被撮影者5の撮影を行う。カメラ103のシャッターはロボット101の制御により操作することが望ましいが、被撮影者5がシャッターボタンを操作してもよい。カメラ103により撮影された写真(静止画像)は、ロボット101の制御部に送られる。
ロボット101の制御部は、カメラ103にて撮像されている画像(カメラ画像35)を取得し、ロボット101のタッチディスプレイ102に表示する。また、ロボット101の制御部は、カメラ画像35に写り込んでいる人物の数と、各人物の性別、年齢を属性判定部111により推定する。そして属性判定部111は、推定した人数、性別、年齢の組み合わせに基づきグループ属性を判定する(ステップS303)。ステップS303の属性判定処理は、第1の実施の形態と同様に、ロボット101の記憶部に記憶されているグループ属性テーブル161を参照し、人数、性別、年齢の組み合わせに対応づけられているグループ属性を取得すればよい。
属性判定部111により被撮影者5全体のグループ属性が推定されると、次に、出力形態提示部112は、推定されたグループ属性を基に、出力形態テーブル162を参照して出力枚数、用紙への割り付け、合成するテンプレート等の出力形態を決定し(ステップS304)、利用者に提示する(ステップS305)。
ステップS305において、ロボット101の制御部は、例えば図10に示すようなライブビュー画面41をタッチディスプレイ102に表示してもよい。
ステップS305において出力形態を提示した後、制御部は、「修正しますか?」等のメッセージを表示または音声により案内し、利用者(被撮影者5)による修正の入力を受け付ける(ステップS306)。
出力形態の修正を行う場合(ステップS306;Yes)、利用者(被撮影者5)はタッチディスプレイ102を操作して出力形態(枚数、割り付け、テンプレート等)の修正を入力する(ステップS307)。ロボット101は、修正された出力形態(割り付け、テンプレート等)で、出力枚数分の写真をプリントするようコンピュータ104に対し写真画像データ及び制御信号を送る(ステップS308)。コンピュータ104は、ロボット101から送られた制御信号に従って出力枚数分の写真を印刷するようプリンタ105を制御する。プリンタ105は、コンピュータ104から送信された制御信号に従って出力枚数分の写真をプリントし、写真を排出する(ステップS309)。ロボット101は、写真がプリンタで印刷されたことを対話により利用者に伝える。
ステップS306において、修正が不要の場合(ステップS306;No)、制御部はステップS307の修正の手順をスキップし、ステップS308へ移行する。
以上説明したように、ロボット101を利用した写真撮影システム100にも本発明を適用可能である。ロボット101を本発明に係る写真撮影装置として利用することにより、被撮影者5はロボット101の誘導に従って写真撮影を行うことができ、また被撮影者5が指定しなくともロボット101が被撮影者5全体のグループ属性を判断し、グループ属性に応じた出力形態で写真を出力することが可能となる。これにより操作が簡略化されて利用しやすくなり、またアミューズメント施設等における集客力の向上も期待できるようになる。
以上説明したように、本発明により、利用者である被撮影者5が指定しなくとも被撮影者5にとって適切な出力形態で写真を出力可能となり、写真撮影装置の操作が容易となる。また写真の出力時に要していた操作時間や写真シート等を切り分ける時間等が短縮されるため、顧客回転率を向上させることが可能となる。
以上、添付図面を参照して、本発明に係る写真撮影装置等の好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されない。当業者であれば、本願で開示した技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
1………写真撮影装置
2………撮影室
3………椅子
4………ネットワーク
5………被撮影者
10………本体部
11………制御部
12………I/Oコントロール
13………I/F
14………DVD記憶部
15………RAM
16………記憶部
20………ストロボユニット
21………ストロボ
30………デジタルカメラ
35、35a………カメラ画像
40………表示部
41………ライブビュー画面
42、42a〜42f………テンプレート
43a〜43d………カラーバリエーション
44a〜44c………マルチショット撮影用のテンプレートデザイン
50………入室センサ
55………赤外線通信部
60………コインメック
70………操作部
71………操作ボタン
72………タッチパネル
80………出力部
81………プリンタ部
82………通信制御部
83………取出口
100………写真撮影システム
101………ロボット
102………タッチディスプレイ
103………カメラ
104………コンピュータ
104a……プリンタ制御部
105………プリンタ
110………カメラ画像取得部
111………属性判定部
112………出力形態提示部
161………グループ属性テーブル
162………出力形態テーブル
411………ガイダンス
412………撮影タイマ

Claims (10)

  1. 1または複数の被撮影者を撮影する撮影手段と、
    被撮影者全体の属性であるグループ属性を判定する判定手段と、
    前記グループ属性と推奨する出力形態とを対応付けたテーブルを記憶する記憶手段と、
    前記テーブルを参照することにより、前記判定手段により判定されたグループ属性に応じた出力形態を決定し、提示する提示手段と、
    前記撮影手段により撮影された画像を前記出力形態で出力させる出力制御手段と、
    を備えることを特徴とする写真撮影装置。
  2. 前記判定手段は、
    前記撮影手段により撮影された画像から前記被撮影者の人数、性別、及び年齢を認識することにより前記グループ属性を判定することを特徴とする請求項1に記載の写真撮影装置。
  3. 前記提示手段により提示した出力形態に対する修正の入力を受け付ける修正入力手段を更に備え、
    前記出力制御手段は、前記撮影手段により撮影された画像を前記修正入力手段により修正された出力形態で出力させることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の写真撮影装置。
  4. 前記出力形態は、写真の出力枚数であることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の写真撮影装置。
  5. 前記出力形態は、用紙への割り付け方であることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の写真撮影装置。
  6. 前記出力形態は、前記撮影された画像に対して合成するテンプレートであることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の写真撮影装置。
  7. 前記撮影された画像を写真としてプリントするプリンタを備え、
    前記出力制御手段は、前記出力形態に関する情報を前記プリンタへ通知し、前記撮影された画像をプリントさせることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれかに記載の写真撮影装置。
  8. 前記出力制御手段は、前記出力形態に関する情報を当該写真撮影装置とは別体に設けられたプリンタ制御装置へ送信することを特徴とする請求項1から請求項6のいずれかに記載の写真撮影装置。
  9. 1または複数の被撮影者を撮影する撮影手段を備えた写真撮影装置における写真撮影方法であって、
    前記写真撮影装置の制御部が、
    前記撮影手段により前記被撮影者を撮影するステップと、
    被撮影者全体の属性であるグループ属性を判定するステップと、
    前記グループ属性と推奨する出力形態とを対応付けたテーブルを参照することにより、前記判定手段により判定されたグループ属性に応じた出力形態を決定し、提示するステップと、
    前記撮影手段により撮影された画像を前記出力形態で出力させるステップと、
    を含むことを特徴とする写真撮影方法。
  10. コンピュータを、
    撮影手段により撮影された1または複数の被撮影者を含む画像を取得する画像取得手段と、
    被撮影者全体の属性であるグループ属性を判定する判定手段と、
    前記グループ属性と推奨する出力形態とを対応付けたテーブルを記憶する記憶手段と、
    前記テーブルを参照することにより、前記判定手段により判定されたグループ属性に応じた出力形態を決定し、提示する提示手段と、
    前記撮影手段により撮影された画像を前記出力形態で出力させる出力制御手段、
    として機能させるためのプログラム。
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