JP2018136790A - 農業用ハウスの環境制御システム - Google Patents

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Abstract

【課題】多棟制御に特有な機能に対する対応が容易なシステムを提供する。【解決手段】データインタフェース部12は、複数の農業用ハウスそれぞれについて個別のデータテーブルを管理するように構成されている。このデータテーブルは、各農業用ハウスの環境の制御に関する複数種類の情報項目それぞれに、当該情報項目に属するデータの複写の要否を表す情報である複写フラグ情報と、複写先となる他の農業用ハウスを表す情報である複写先情報とが対応付けて記録された構造を有する。データインタフェース部12は、ある農業用ハウスに関するデータテーブルの情報項目に属するデータを更新する際、当該情報項目に複写フラグが対応付けられている場合、複写先情報で表される他の農業用ハウスに関するデータテーブルの対応する情報項目に複写する。【選択図】 図1

Description

本発明は、複数棟の農業用ハウスの環境を制御するように構成された環境制御システムに関する。
ビニールハウスや温室等の農業設備(以下、農業用ハウスともいう)の内部における環境制御を行う環境制御システムが知られている。例えば、特許文献1には、1棟の農業用ハウスの環境制御を行うのに、ユーザインタフェースとしての入出力装置を備える1つの制御装置を用いる事例が記載されている。
特開2015−87100号公報
ところで、2棟以上の農業用ハウスの環境制御を行う場合は、それぞれに別々の制御装置及び入出力装置を設置するか、1つの制御装置及び入出力装置の入出力の割付けを複数棟に分ける必要がある。特に、複数棟の農業用ハウスそれぞれに別々の制御装置及び入出力装置を設置すると設備費用が高くなるため、1つの制御装置及び入出力装置で複数棟の農業用ハウスを一括して制御するシステムを構築する要望が多い。また、従来の1棟のみの制御から複数棟の制御に拡張したいという要望もある。
このような要望に対して、多棟制御に特有な機能に対する対応が容易なシステムを構築することが課題となる。例えば、各棟の環境に関する情報を管理するためのデータベースを拡張する作業や、各棟の制御に関する設定を行う作業に係る作業負担を軽減できることが肝要である。また、複数棟分のデータを視認性よく表示することも肝要である。本開示は、このような課題を解決するためになされたものである。
本開示の一形態に係る環境制御システムは、複数棟の農業用ハウスの環境の制御に関する情報を一括で管理し、各農業用ハウスの内部の環境を調節するものであり、環境情報取得部(11)と、データ管理部(12)と、機器制御部(11)とを備える。なお、この欄及び特許請求の範囲に記載した括弧内の符号は、一つの態様として後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものであって、本開示の技術的範囲を限定するものではない。
環境情報取得部は、複数棟の農業用ハウスに関する環境の状態を表す情報であって、複数棟の農業用ハウスに共通の環境に関する情報と、個々の農業用ハウスごとの個別の環境に関する情報とを含む環境情報を取得するように構成されている。
データ管理部は、複数の農業用ハウスそれぞれについて個別のデータテーブルを管理するように構成されている。このデータテーブルは、各農業用ハウスの環境の制御に関する複数種類の情報項目それぞれに、当該情報項目に属するデータの複写の要否を表す情報である複写フラグ情報と、複写先となる他の農業用ハウスを表す情報である複写先情報とが対応付けて記録された構造を有する。また、データ管理部は、各農業用ハウスのデータテーブルにおける該当の情報項目のデータを更新するように構成されている。
さらに、データ管理部は、ある農業用ハウスに関するデータテーブルの情報項目に属するデータを更新するときに、当該情報項目にデータの複写を要する旨の複写フラグ情報が対応付けられている場合、次のようにする。すなわち、データ管理部は、当該情報項目について更新したデータを、当該情報項目に対応付けられている複写先情報で表される他の農業用ハウスに関するデータテーブルの対応する情報項目に複写するように構成されている。
上述の環境制御システムによれば、農業用ハウスごとに個別のデータも、外部環境のように複数棟で共通のデータも、全ての情報項目のデータを備えるデータテーブルが、それぞれの農業用ハウスごとに管理される。そして、データテーブルに含まれる各情報項目に付与されている複写フラグ情報及び複写先情報に基づいて、複数棟で共通のデータについては、1つの棟のデータテーブルにデータが入力されれば、他の棟のデータテーブルにもデータを複写できるようになっている。このような構成により、データベースの拡張やデータの管理等の係る作業負担を軽減でき、多棟制御に特有な機能に対する対応が容易なシステムを実現できる。
農業用ハウスの環境制御システムの構成を表すブロック図。 データテーブルの構造を表す図。 環境データ更新時の処理の手順を表すシーケンス図。 設定データ変更時の処理の手順を表すシーケンス図。 出力部における画像表示例を表す図。 出力部における画像表示例を表す図。 出力部における画像表示例を表す図。
以下、本開示の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、本開示は下記の実施形態に限定されるものではなく様々な態様にて実施することが可能である。
[環境制御システムの構成の説明]
実施形態における農業用ハウスの環境制御システム1の構成について、図1を参照しながら説明する。環境制御システム1は、複数棟の農業用ハウスの内部における環境を一括して制御する機能を有する。本実施形態における農業用ハウスとは、農作物を栽培するための外部から隔離された空間を有する設備である。農業用ハウスの内部では、栽培の対象となる農作物に応じて、例えば、気温、湿度、日射量、空気中の二酸化炭素濃度等の環境条件を適切に調節する必要がある。環境制御システム1は、複数の農業用ハウスの内部における上記の環境条件を調節するための設備である。なお、本実施形態では、2棟の農業用ハウスを制御対象にした事例について説明する。ただし、本実施形態に限らず、2棟よりも多数の農業用ハウスを制御対象にしてもよい。
図1に例示されるとおり、環境制御システム1には、共通環境を計測するための計測機器2、複数棟の農業用ハウスごとの内部環境を計測するための計測機器3、複数棟の農業用ハウスごとの内部環境を調節するための環境調節機器4が接続されている。
計測機器2は、例えば、屋外の気象(以下、外気象ともいう)のように、複数棟の農業用ハウスにおいて共通の環境の状態を計測するためのセンサ類である。この計測機器2は、例えば、屋外の気温を計測する外気温度センサや、屋外の湿度を計測する外気湿度センサ、風向きを検知する風向センサ、風速を計測する風速センサ、日差しの強さを計測する日射センサ等により具現化される。計測機器2を構成する各センサは、計測した物理量に応じた電気信号を環境制御システム1の制御ユニット10に出力する。
計測機器3は、農業用ハウスの屋内の環境の状態を計測するためのセンサ類であり、個々の農業用ハウスごとに設けられる。この計測機器3は、農業用ハウス内の気温を計測する内気温度センサや、農業用ハウス内の湿度を計測する内気湿度センサ、農業用ハウス内の二酸化炭素濃度を計測するCOセンサ等を含む。計測機器3を構成する各センサは、計測した物理量に応じた電気信号を環境制御システム1の制御ユニット10に出力する。なお、図1の事例では、第1の農業用ハウス(以下、ハウス1)内に計測機器3aが設けられ、第2の農業用ハウス(以下、ハウス2)内に計測機器3bが設けられていることを前提とする。以下の説明において、これらの計測機器3a,3bを特に区別しないで総称する場合には、単に計測機器3と表記する。
環境調節機器4は、農業用ハウスの屋内の環境の状態を調節するための機器類であり、個々の農業用ハウスごとに設けられる。なお、図1の事例では、ハウス1内に環境調節機器4aが設けられ、ハウス2内に環境調節機器4bが設けられていることを前提とする。以下の説明において、これらの環境調節機器4a,4bを特に区別しないで総称する場合には、単に環境調節機器4と表記する。環境調節機器4は、例えば、灌水装置、空調装置、遮光・保温装置、CO発生装置等を含む。
灌水装置は、農業用ハウス内で栽培される農作物に水を注ぎかける装置である。空調装置は、農業用ハウス内の気温及び湿度を調節する冷暖房機能及び除加湿機能を備える装置である。あるいは、暖房装置、冷房装置、除湿機、加湿機がそれぞれ別体の装置として構成されていてもよい。遮光・保温装置は、農業用ハウス内に入射する日光を遮ったり農業用ハウス内を保温するためのカーテンを開閉する装置である。CO発生装置は、農作物による光合成に必要な空気中の二酸化炭素を補うため装置である。環境調節機器4は、上述の各装置の他にも、農業用ハウスの内外の換気を行う換気装置や、農業用ハウス内に空気の流れを形成する送風装置等を含んでいてもよい。
環境制御システム1は、制御ユニット10と、入力部20と、出力部30とを備える。制御ユニット10は、図示しないCPU、RAM、ROM、フラッシュメモリ等の半導体メモリ、入出力インタフェース等を中心に構成された情報処理装置である。制御ユニット10は、例えば、コンピュータシステムとしての機能が集約された汎用のパーソナルコンピュータや専用のコンピュータ等により具現化される。制御ユニット10の機能は、CPUがROMや、半導体メモリ等の非遷移的実体的記憶媒体に格納されたプログラムを実行することにより実現される。
制御ユニット10は、機能の構成要素として、環境制御部11と、データインタフェース部12と、入出力制御部13と、画面管理部14とを備える。なお、制御ユニット10を構成するこれらの要素を実現する手法はソフトウェアに限るものではなく、その一部又は全部の要素を論理回路やアナログ回路等を組合せたハードウェアを用いて実現してもよい。
環境制御部11は、各計測機器2,3から入力された環境データをデータインタフェース部12に出力する。また、環境制御部11は、データインタフェース部12において管理されている各農業用ハウスのデータテーブルに記録されているデータに基づき、各農業用ハウスの環境調節機器4に対する制御内容を決定する。そして、環境制御部11は、決定した制御内容に沿って各農業用ハウスの環境調節機器4を制御し、各農業用ハウス内の温度や、湿度、二酸化炭素濃度、灌水、カーテンによる遮光・保温等の状態を調節する。
データインタフェース部12は、各農業用ハウスに関する環境の状態や、各農業用ハウスの環境の制御に関する設定内容等を表すデータの集合であるデータテーブルを個々の農業用ハウスごとに保持し、各データテーブルにおけるデータの入出力を管理する。具体的には、データインタフェース部12は、データインタフェース部12から入力された各計測機器2,3の環境データを、対応する農業用ハウスのデータテーブルに書き込み、当該農業用ハウスにおけるデータの更新を入出力制御部13に通知する。また、データインタフェース部12は、入出力制御部13から入力された設定データの変更内容に従って、対応する農業用ハウスのデータテーブルを更新し、当該農業用ハウスにおけるデータの更新を入出力制御部13に通知する。
さらに、データインタフェース部12は、ある農業用ハウスのデータテーブルにおける情報項目を更新する際、その情報項目について複写フラグが立っている場合、その情報項目のデータを他の農業用ハウスにデータテーブルにおける対応する情報項目に複写する。そして、データインタフェース部12は、複写先の農業用ハウスにおけるデータの更新を入出力制御部13に通知する。なお、各農業用ハウスに対応するデータテーブルの具体的な内容については、後述する。
入出力制御部13は、データインタフェース部12において管理されているデータテーブルに関する情報の入出力を制御する。具体的には、入出力制御部13は、各農業用ハウスのデータテーブルに記録されているデータの内容を画面管理部14に出力し、画面管理部14によって各農業用ハウスに関する情報が描画された管理画面を表示させる。
また、入出力制御部13は、データインタフェース部12からデータテーブルの更新が通知されると、更新されたデータテーブルの内容を画面管理部14に出力し、当該農業用ハウスに関する管理画面を更新させる。また、入出力制御部13は、入力部20を介して管理者からデータテーブルの設定データに対する変更の指示を受付けると、その変更内容をデータインタフェース部12に通知する。そして、データインタフェース部12からデータテーブルの更新が通知されると、更新されたデータテーブルの内容を画面管理部14に出力し、当該農業用ハウスに関する管理画面を更新させる。
画面管理部14は、各農業用ハウスに関する管理画面を描画・管理し、その管理画面を出力部30のディスプレイ上のグラフィカルユーザインタフェース(すなわち、GUI)として表示させる。具体的には、画面管理部14は、個々の農業用ハウスごとに個別の画面領域を割当てて構成されるウィンドウ内に、各ウィンドウに対応する農業用ハウスのデータテーブルの内容に基づく情報を描画した画像を、管理画面として表示する。
この管理画面に表示される情報には、例えば、環境データ、設定データ、共通表示データ、異常データ等が含まれる。環境データは、外気象及び各農業用ハウスの内気象の状態を表すデータである。設定データは、環境調節機器4の制御や警報等に関する条件を表すデータである。共通表示データは、複数棟の農業用ハウスについて共通に表示される情報を表すデータである。異常データは、農業用ハウス内の環境についての異常を表すデータである。
なお、本実施形態では、画面管理部14において、ハウス1に対応する画面管理部14a、及びハウス2に対応する画面管理部14bといった具合に、個々の農業用ハウスごとに管理画面のウィンドウを管理するウィンドウマネージャが動作する。以下の説明において、これらの画面管理部14a,14bを特に区別しないで総称する場合には、単に画面管理部14と表記する。
また、画面管理部14は、ウィンドウ間の相互作用や、ウィンドウと操作系との相互作用を制御する。具体的には、画面管理部14は、複数の農業用ハウスそれぞれの管理画面のウィンドウを重ねて表示させる。このとき、画面管理部14は、表示対象として指定されている農業用ハウスに対応する管理画面のウィンドウを最前面に表示させ、他のウィンドウをその背後に隠すことで、表示対象のウィンドウを視認可能にする。そして、画面管理部14は、入力部20を介して表示対象のウィンドウを切換える操作を受付けた場合、新たに表示対象として指定された農業用ハウスに対応する管理画面のウィンドウを最前面に描画し、他のウィンドウをその背後に隠すことで、表示対象を切換える。また、画面管理部14は、各農業用ハウスのデータテーブルにおける共通表示データに記録されている異常警告の情報を、全ての管理画面に共通して表示させる。
入力部20は、管理者による操作を入力するための入力デバイスである。入力部20は、例えば、文字等の入力が可能なキーボードや、画面上における位置を指定するポインティングデバイス等で具現化される。出力部30は、画像を表示する出力デバイスである。出力部30は、例えば、液晶型ディスプレイ装置等で具現化される。また、ディスプレイ装置に加えて、音声出力装置を備えていてもよい。なお、入力部20と出力部30とが一体の操作表示端末として構成されていてもよい。
[データテーブルの説明]
データインタフェース部12により保存・管理されるデータテーブルの構造について、図2を参照しながら説明する。このデータテーブルは、制御ユニット10のメモリに格納されており、データインタフェース部12により随時更新される。
図2には、制御対象のハウス1及びハウス2それぞれに対応する2つのデータテーブルが例示されている。なお、制御対象の農業用ハウスが3つ以上である場合、同数のデータテーブルがデータインタフェース部12により保存・管理される。個々の農業用ハウスそれぞれに対応する複数のデータテーブルは、全て同一のデータ構造を有する。図2に例示されるとおり、データテーブルに記録されるデータ内容は、最も大きな分類である大分類と、大分類の下位に属する中分類と、中分類の下位に属する小分類とに分類されている。なお、データテーブルとして最低限必要な情報は、小分類とデータ内容との対応であり、大分類と中分類については省略されていてもよい。
大分類には、環境データ、設定データ、共通表示データ、及び異常データ等の項目が設けられている。大分類の環境データの項目には、各農業用ハウスの内外に関する環境の状態を表すデータが記録される。この環境データには、中分類として、外気象及び内気象の項目が含まれる。
このうち、外気象の項目には、屋外の環境の状態を計測する計測機器2による測定値を表すデータが記録される。なお、屋外の環境は複数の農業用ハウスについて同一であると見なすことができるため、本実施形態では、外気象に分類されるデータは、各農場用ハウスのデータテーブルに共通のデータとして扱われる。外気象の項目には、小分類として外気温度センサ、外気湿度センサ、風向センサ、風速センサ、及び日射センサ等の各種センサの測定値を表す項目が含まれる。
また、内気象の項目には、対応する農業用ハウスの屋内の環境の状態を計測する計測機器3による測定値を表すデータが記録される。すなわち、ハウス1の計測機器3aによる測定値は、ハウス1のデータテーブルの内気象の項目に記録され、ハウス2の計測機器3bによる測定値は、ハウス2のデータテーブルの内気象の項目に記録される。なお、屋内の環境は、個々の農業ハウスごとに個別であるため、各農業用ハウスのデータテーブルにおいて固有のデータとして扱われる。内気象の項目には、小分類として、内気温度センサ、内気湿度センサ、COセンサ等の各種センサの測定値を表す項目が含まれる。
大分類の設定データの項目には、対応する農業用ハウスの環境調節機器4の制御や警報等に関する条件を表すデータが記録される。すなわち、ハウス1の環境調節機器4aに関するデータは、ハウス1のデータテーブルの設定データの項目に記録され、ハウス2の環境調節機器4bに関するデータは、ハウス2のデータテーブルの設定データの項目に記録される。
この設定データの項目には、中分類として灌水制御、除湿制御、加湿制御、CO制御、保温制御、及び警告設定等の項目が含まれる。このうち、灌水制御、除湿制御、加湿制御、CO制御、及び保温制御の各項目には、小分類として、環境調節機器4に含まれる灌水装置、空調装置、遮光・保温装置、及びCO発生装置等の作動を制御する条件を表すデータが記録される。また、警告設定の項目には、対応する農業用ハウス内における温度や湿度、CO濃度等の状態について、異常を警告すべき条件を表すデータが記録される。なお、設定データに含まれる各項目については、個々の農業用ハウスごとに固有の情報として扱われる項目と他の農業用ハウスと共有すべき情報として扱われる項目との両方を含み得る。
大分類の共通表示データの項目には、全ての農業用ハウスに関する管理画面に共通して表示すべき情報を表すデータが記録される。この共通表示データには、中分類として、異常警告等の項目が含まれる。この異常警告の項目には、小分類として、警告すべき異常に関するデータや、フェールセーフ制御に関するデータが記録される。なお、共通表示データに分類されるデータは、各農場用ハウスのデータテーブルに共通のデータとして扱われる。
大分類の異常データの項目には、対応する農業用ハウスについて管理する項目において異常の有無を表すデータが記録される。この異常データの項目には、中分類として、ダイアグノーシス等の項目が含まれる。そして、ダイアグノーシスの項目には、当該農業用ハウス内における気温や湿度、CO濃度等の複数の項目について異常の有無を表すフラグが記録される。
つぎに、上述の環境データ、設定データ及び共通表示データに属する小分類の各項目に対応付けて記録されるデータ内容の構造について説明する。これらの小分類の項目に対応付けて記録されるデータは、全て共通のデータ構造を有する。すなわち、小分類の項目ごとに、データ値、複写フラグ、及びリンク先リストの情報が対応付けて記録されている。
このうち、データ値は、例えば、各センサの測定値や制御に関する設定値等、当該小分類の項目に対応するデータの正味の内容を表す情報である。複写フラグは、対応するデータ値を他の農業用ハウスのデータテーブルにおける対応する項目のデータ値に複写するか否かを表す情報である。この複写フラグは、例えば、「1」又は「0」の数値で表される。この複写フラグにおいて、「1」は複写を有効にすることを表し、「0」は複写を無効にすることを表す。リンク先リストは、データ値を複写する相手先となる他の農業用ハウスの一覧を表す情報である。
データインタフェース部12は、あるデータテーブルにおけるデータ値を更新したとき、そのデータ値に対応する複写フラグが「1」、すなわち複写が有効であることを表している場合、更新したデータ値をリンク先リストで表される他の農業用ハウスのデータテーブルにおける対応する項目に複写する。
このような仕組みにより、例えば、環境データ内の外気象に属する各項目のデータについては、複写フラグを「1」にセットすると共に、他の農業用ハウスをリンク先リストに登録することで、同一のデータ値を複数の農業ハウスの間で相互に共有することができる。これにより、どこか1箇所のデータテーブルにおいてデータ値が更新されるだけで、他のデータテーブルにも同一の更新を反映させることができる。一方、内気象に関する各項目のデータについては、複写フラグを「0」にセットすることで、当該農業用ハウスの固有のデータとして扱うことができる。
また、設定データに属する各項目のデータについては、複数の農業用ハウスの間で共有すべき設定事項には複写フラグを「1」にセットし、固有の設定事項には複写フラグを「0」にセットするといった具合に、データ値の複写の要否を使い分けることができる。このため、データインタフェース部12は、管理者からの指示に応じて複写フラグの内容を変更する仕組みを備える。また、共通表示データに属する各項目のデータについては、複写フラグを「1」にセットすると共に、他の農業用ハウスをリンク先リストに登録することで、ある農業用ハウスに関する異常警告を全ての農業用ハウスの管理画面に表示させることが可能となる。
[環境データ更新時の処理の説明]
制御ユニット10の各部により実行される処理の一例である、環境データ更新時の処理の手順について、図3のシーケンス図を参照しながら説明する。この処理は、データテーブルにおける環境データの内容を自動的に更新するときに行われる処理の一例である。
S10では、環境制御部11が、計測機器2,3の各センサ類から屋外及び各農業用ハウスの屋内の環境に関する測定値を取得する。S11では、環境制御部11は、S10において取得された測定値を環境データとしてデータインタフェース部12に出力する。
S12では、データインタフェース部12が、環境制御部11から出力された環境データに基づいて、各農業用ハウスのデータテーブルを更新する。具体的には、データインタフェース部12は、各センサ類による測定値を、該当する農業用ハウスのデータテーブルにおける環境データの所定の項目のデータ値に記録する。このとき、データインタフェース部12は、更新したデータ値の項目に対応する複写フラグに従って、必要であればデータ値の複写を行う。具体的には、データインタフェース部12は、更新したデータ値の項目に対応する複写フラグが「1」にセットされていることを条件に、当該項目に対応するリンク先リストで表される他の農業用ハウスのデータテーブルの対応する項目に当該データ値を複写する。また、データインタフェース部12は、更新した環境データが設定データの警告設定で表される警告条件に該当する場合には、データテーブルにおける異常警告やダイアグ等の対応する項目について、異常を表す情報を記録する。
S13では、データインタフェース部12は、データテーブルが更新されたことを入出力制御部13に対して通知する。S14では、入出力制御部13は、データインタフェース部12からの更新通知に応じて、ハウス1のデータテーブルの内容をハウス1の画面管理部14aに出力し、ハウス1の管理画面の描画内容を更新させる。また、S15では、入出力制御部13は、データインタフェース部12からの更新通知に応じて、ハウス2のデータテーブルの内容をハウス2の画面管理部14bに出力し、ハウス2の管理画面の描画内容を更新させる。画面管理部14は、入出力制御部13からの指示に応じて、各農業用ハウスに対応する管理画面の画像を描画し、出力部30に表示させる。
[設定データ更新時の処理の説明]
制御ユニット10の各部により実行される処理の一例である、設定データ更新時の処理の手順について、図4のシーケンス図を参照しながら説明する。この処理は、ハウス1のデータテーブルについて、設定データの内容を管理者が変更するときに行われる処理の一例である。
S18では、出力部30に表示されているハウス1の管理画面を通じて入力部20のキーボードから、ハウス1のデータテーブルにおける設定データの変更を表す指示が入出力制御部13に入力される。S19では、入出力制御部13は、入力部20から入力された設定データの変更を表す情報をハウス1の画面管理部14aに出力し、ハウス1管理画面の描画内容を更新させる。
S20では、出力部30に表示されているハウス1の管理画面を通じて入力部20のキーボードから、決定ボタン又は複写ボタンの何れかの操作が入力される。ここでいう決定ボタンとは、変更する設定データの内容を他の農業用ハウスのデータテーブルに複写せずに、設定変更を確定させる操作を入力するためのGUIである。また、複写ボタンは、変更する設定データの内容を他の農業用ハウスのデータテーブルに複写する前提で、設定変更を確定させる操作を入力するためのGUIである。S21では、入出力制御部13は、ハウス1の画面管理部14aにおいて決定ボタン又は複写ボタンの何れか操作が受付けられたことを条件に、設定データの変更をデータインタフェース部12に対して通知する。
S22では、データインタフェース部12が、入出力制御部13から出力された設定データの変更内容に基づいて、各農業用ハウスのデータテーブルを更新する。具体的には、データインタフェース部12は、入出力制御部13から出力された設定データの変更内容に従って、該当する農業用ハウスのデータテーブルにおける設定データの項目のデータ値を変更する。このとき、管理者により決定ボタンが押下されている場合、データインタフェース部12は、更新したデータ値の項目に対応する複写フラグを「0」にセットする。一方、管理者により複写ボタンが押下されている場合、データインタフェース部12は、更新したデータ値の項目に対応する複写フラグを「1」にセットすると共に、対応するリンク先リストに管理者が指定した複写先の農業用ハウスを記録する。
そして、データインタフェース部12は、更新したデータ値の項目に対応する複写フラグに従って、必要であればデータ値の複写を行う。具体的には、データインタフェース部12は、更新したデータ値の項目に対応する複写フラグが「1」にセットされていることを条件に、当該項目に対応するリンク先リストで表される他の農業用ハウスのデータテーブルの対応する項目に当該データ値を複写する。
S23では、データインタフェース部12は、データテーブルが更新されたことを入出力制御部13に対して通知する。S24では、入出力制御部13は、データインタフェース部12からの更新通知に応じて、ハウス1のデータテーブルの内容をハウス1の画面管理部14aに出力し、ハウス1の管理画面の描画内容を更新させる。また、S25では、入出力制御部13は、データインタフェース部12からの更新通知に応じて、ハウス2のデータテーブルの内容をハウス2の画面管理部14bに出力し、ハウス2の管理画面の描画内容を更新させる。画面管理部14は、入出力制御部13からの指示に応じて、各農業用ハウスに対応する管理画面の画像を描画し、出力部30に表示させる。
一方、S26では、環境制御部11が、データインタフェース部12における各農業用ハウスのデータテーブルから、設定データを含む各種情報を取得する。S27では、環境制御部11は、ハウス1のデータテーブルから取得された設定データに従って、ハウス1の環境調節機器4aに対する制御内容を決定し、決定した制御内容に沿ってハウス1の環境調節機器4aを制御する。S28では、環境制御部11は、ハウス2のデータテーブルから取得された設定データに従って、ハウス2の環境調節機器4bに対する制御内容を決定し、決定した制御内容に沿ってハウス2の環境調節機器4bを制御する。
[管理画面の機能の説明]
出力部30に表示される管理画面の機能について、図5〜7を参照しながら説明する。
(1)図5に例示されるとおり、管理画面は、個々の農業用ハウスごとに個別の画面領域を割当てて構成されるウィンドウである。これらのウィンドウは、出力部30のディスプレイ上で機能するGUIとして表示される。これらの管理画面のウィンドウ内に表示される情報には、対応する農場用ハウスのデータテーブルに基づく環境データ、設定データ、共通表示データ、異常データ等が含まれる。
図5の事例では、ハウス1に関する情報がウィンドウ31aに表示され、ハウス2に関する情報がウィンドウ31bに表示されている。これらの複数の管理画面のウィンドウは重ねて表示されており、表示対象として指定されている農業用ハウスに対応する管理画面のウィンドウが最前面に表示され、他のウィンドウはその背後に隠される。このようにすることで、表示対象のウィンドウが視認可能となる。そして、入力部20を介して表示対象のウィンドウを切換える操作を受付けた場合、新たに表示対象として指定された農業用ハウスに対応する管理画面のウィンドウが最前面に移動し、他のウィンドウはその背後に隠される。このようにすることで、表示対象のウィンドウが切換えられる。
(2)図6の事例では、ハウス1の管理画面のウィンドウ32aにおいて、管理者がハウス1に関する設定データを変更する状況を想定している。図6に例示されるとおり、ウィンドウ32aにおいて設定データが変更された場合、複写ボタン33及び決定ボタン34がウィンドウ32a上に表示される。ここで、入力部20を介して複写ボタン33が押下されると、図6に例示されるとおり、ハウス1について変更した設定データを複写する先を指定するためのGUIであるウィンドウ35がポップアップ表示される。
このウィンドウ35には、設定データの複写先を指定するためのチェックボックスが設けられている。管理者により何れかのチェックボックスにチェックが入れられた状態で複写ボタン36が押下されることにより、ハウス1について変更された設定データのデータ値が、複写先に指定された農場用ハウスのデータテーブルの設定データにおける対応する項目に複写される。
(3)図7の事例では、ハウス1に関して異常が発生したことを表す警告が表示されている状況を想定している。図7に例示されるとおり、ハウス1に異常が発生したことを表すメッセージ37が、ハウス1の管理画面のウィンドウ31a、及びハウス2の管理画面のウィンドウ31bの両方に共通して表示されている。このように、各農業用ハウスの異常や警告に関する情報は、全ての農業用ハウスの管理画面のウィンドウに共通して表示されるようになっている。
[効果]
実施形態の環境制御システム1によれば、以下の効果を奏する。
データインタフェース部12によって、農業用ハウスごとに個別のデータ及び複数棟で共通のデータを含む、全ての情報項目のデータを備えるデータテーブルを、それぞれの農業用ハウスごとに管理することができる。
そして、データテーブルに含まれる複写フラグ及びリンク先リストに基づいて、複数棟で共通のデータについては、1つの棟のデータテーブルにデータが入力されれば、他の棟のデータテーブルにもデータを複写できるようになっている。このような構成により、データベースの拡張やデータの管理等の係る作業負担を軽減でき、多棟制御に特有な機能に対する対応が容易なシステムを実現できる。
また、データテーブルにおける設定データを管理者が変更する際、複写ボタン又は決定ボタンを操作する構成を採用したことにより、変更する設定データを他のデータテーブルに複写したり、しなかったりといった対応を容易に行うことができる。このような構成により、管理者によるデータの管理に係る作業負担を軽減できる。
また、各農業用ハウスの管理画面を個々の棟ごとに個別のウィンドウとして構成し、それらを切換えて表示可能にすることにより、複数棟分の管理画面を視認性よく表示できる。さらに、異常警告等の重要な情報については、全ての農業用ハウスの管理画面に共通して表示させることができる。
[特許請求の範囲に記載の構成との対応]
実施形態の各構成と、特許請求の範囲に記載の構成との対応は次のとおりである。環境制御部11が、環境情報取得部及び機器制御部に相当する。データインタフェース部12が、データ管理部に相当する。入出力制御部13が、受付部に相当する。入出力制御部13及び画面管理部14が、表示制御部相当する。出力部30が、表示部に相当する。
[変形例]
上記各実施形態における1つの構成要素が有する機能を複数の構成要素に分担させたり、複数の構成要素が有する機能を1つの構成要素に発揮させたりしてもよい。また、上記各実施形態の構成の一部を省略してもよい。また、上記各実施形態の構成の少なくとも一部を、他の上記実施形態の構成に対して付加、置換等してもよい。なお、特許請求の範囲に記載の文言から特定される技術思想に含まれるあらゆる態様が、本開示の実施形態である。
環境制御システム1を構成要件とするシステム、制御ユニット10としてコンピュータを機能させるためのプログラム、このプログラムを記録した半導体メモリ等の非遷移的実態的記録媒体、データ管理方法等の種々の形態で本開示を実現することもできる。
1…環境制御システム、2…共通環境の計測危機、3,3a,3b…ハウス内の計測機器、4,4a,4b…環境調節機器、10…制御ユニット、11…環境制御部、12…データインタフェース部、13…入出力制御部、14,14a,14b…画面管理部、20…入力部、30…出力部。

Claims (5)

  1. 複数棟の農業用ハウスの環境の制御に関する情報を一括で管理し、各農業用ハウスの内部の環境を調節するように構成された農業用ハウスの環境制御システムであって、
    前記複数棟の農業用ハウスに関する環境の状態を表す情報であって、前記複数棟の農業用ハウスに共通の環境に関する情報と、個々の農業用ハウスごとの個別の環境に関する情報とを含む環境情報を取得するように構成された環境情報取得部(11)と、
    各農業用ハウスの環境の制御に関する複数種類の情報項目それぞれに、当該情報項目に属するデータの複写の要否を表す情報である複写フラグ情報と、複写先となる他の農業用ハウスを表す情報である複写先情報とが対応付けて記録された構造を有するデータテーブルを、前記複数棟の農業用ハウスそれぞれについて管理し、前記環境情報取得部により取得された環境情報に基づいて、各農業用ハウスのデータテーブルにおける該当の情報項目のデータを更新するように構成されたデータ管理部(12)と、
    前記データ管理部により管理される各農業用ハウスのデータテーブルに基づき、各農業用ハウス内の環境を調節する機器を制御する機器制御部(11)とを備え、
    前記データ管理部(12)は、ある農業用ハウスに関するデータテーブルの情報項目に属するデータを更新するときに、当該情報項目にデータの複写を要する旨の複写フラグ情報が対応付けられている場合、当該情報項目について更新したデータを、当該情報項目に対応付けられている複写先情報で表される他の農業用ハウスに関するデータテーブルの対応する情報項目に複写するように構成されている、
    農業用ハウスの環境制御システム。
  2. ある農業用ハウスに関するデータテーブルの情報項目に属するデータを変更する変更指示と、当該情報項目について変更するデータを他の農業用ハウスに関するデータベースに複写するか否かを表す複写指示とを管理者から受付ける受付部(13)を更に備え、
    前記データ管理部は、前記受付部により受付けられた変更指示に基づいて、当該農業用ハウスのデータテーブルにおける情報項目のデータを変更すると共に、前記受付部により当該情報項目のデータを複写する旨の複写指示が受付けられている場合、当該情報項目について変更したデータを、他の農業用ハウスに関するデータテーブルの対応する情報項目に複写するように構成されている、
    請求項1に記載の農業用ハウスの環境制御システム。
  3. 前記受付部は、前記変更指示と、前記複写指示と、当該複写指示によるデータの複写先となる他の農業用ハウスを表す情報である複写先指示情報とを受付けるように構成されており、
    前記データ管理部は、当該情報項目のデータを複写する旨の複写指示が受付けられている場合、当該情報項目について変更したデータを、前記受付部により受付けられた複写先指示情報で表される他の農業用ハウスに関するデータテーブルの対応する情報項目に複写するように構成されている、
    請求項2に記載の農業用ハウスの環境制御システム。
  4. 前記データ管理部により管理されている各農業用ハウスのデータテーブルに基づく情報を、個々の農業用ハウスごとに個別の画面領域を割当てて構成されるウィンドウにそれぞれ描画し、各農業用ハウスに対応するウィンドウを管理者の操作に応じて切換えて表示する態様で所定の表示部(30)に表示させるように構成された表示制御部(13,14)を更に備える、
    請求項1ないし請求項3の何れか1項に記載の農業用ハウスの環境制御システム。
  5. 前記表示制御部は、ある農業用ハウスのデータテーブルにおいて異常を表す情報が記録されている場合、当該農業用ハウスに異常が発生したことを警告する画像情報を、全ての農業用ハウスに関するウィンドウに表示させるように構成されている、
    請求項4に記載の農業用ハウスの環境制御システム。
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