JP7342541B2 - ハウス管理システム、ハウス管理装置、ハウス管理方法及びプログラム - Google Patents

ハウス管理システム、ハウス管理装置、ハウス管理方法及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、農作物などの植物を育成するための技術に関し、さらに具体的には、植物を栽培する屋内圃場(以下、ハウスともいう)の管理システム、ハウス管理装置、ハウス管理方法及びプログラムに関する。
従来から、ハウスの管理に係る技術として、個々の農家において管理運用される端末と、これらとネットワークを介して接続されるセンターサーバとを備えるシステムが知られている(例えば、特許文献1など)。特許文献1に記載のシステムでは、個々の農家で取得された、作物収穫量、ハウス内の気候状況などに係る環境データ、空調・調光・潅水などのためのハウス設備に関するデータ(以下、設備データともいう)、植物の育成で消費された消費材に係るデータ(以下、農業運営データともいう)、などの各種データをセンターサーバに集約・蓄積及び分析し、これらのデータを個々の農家において閲覧することが可能になる。
また、生産実績の優れた農家におけるハウス運用のデータ(以下、模範データともいう)、或いは収集・蓄積された各種データをデータマイニングすることによって得られるデータ(以下、理想データともいう)に基づいて、ハウス設備の設定に対応するハウス環境の予測データを表示させ、ハウスの運用方針策定の支援を行う育成管理装置システムも開示されている(例えば、特許文献2)。
特表2019-514145号公報 特開2018-99067号公報
ところで、ハウスを運用するユーザーには、ある期間の自己のハウスの運用実績と、他の期間の自己のハウスの運用実績、或いは、期間の異同を問わず他のハウスの運用実績と、を比較して、自ら検討を行いたいというニーズが存在する。
上記したような従来のシステムにおいても、任意の期間の自己のハウス運営のデータ、或いは他者のハウス運営のデータ、を閲覧することは可能であると考えられるが、これらのデータを比較検討しやすく視覚的にユーザーに示すことはできなかった。例えば、ハウス設備の稼働状態とハウス内で育成される植物の育成状態との関係性を、一定期間にわたって同一の時間軸で比較したい、といった場合には、一のハウスの運用データと、他のハウスの運用データが、数値のみで対比表示されても、特に未習熟者にとっては理解に時間を要することになる。また、ハウス設備の稼働状態とハウス内の植物の育成状態とを、例えばグラフで表示したとしても、複数のハウスに係る運用データのグラフを都度切り換えて表示するのでは、比較作業が困難になる。
本発明は、上記のような実情に鑑みてなされたものであり、植物を栽培するためのハウスに係る複数の運用データの比較検討を、ユーザーが自ら行うことを支援する技術を提供することを目的とする。
前記の目的を達成するために、本発明は以下の構成を採用する。
本発明に係るハウス管理システムは、植物を栽培するハウスを管理するためのハウス管理システムであって、
画像表示手段と、
前記ハウスで栽培される植物の生育に影響を与える事象に係るイベント情報、前記ハウスの環境に係る物理量を含む環境情報、前記ハウス内で栽培される植物の生育に係る生育情報、のうちの少なくとも2つを記録する記憶手段と、
前記記憶手段に記録された情報に基づいて、
少なくとも前記事象の発生の有無を示す軸と時間軸とからなるイベント情報グラフ、
前記ハウスの環境に係る物理量を示す軸と時間軸とからなる環境情報グラフ、
前記植物の生育量を示す軸と時間軸とからなる生育情報グラフ、
のうち少なくとも2つを、共通の時間軸で同時に示すハウス運用分析図を、作成する、ハウス運用分析図作成手段と、
異なる複数の前記ハウス運用分析図を、前記画像表示手段に同時に表示させる、ハウス運用比較補助手段と、を有する。
ここで、「植物の生育に影響を与える事象」には、後述するようにハウス内の環境条件を調節するための設備の稼働状態の変動の他、台風などの気象現象、ハウス内で栽培されている植物に対する農作業(例えば、葉欠き、追肥)なども含まれる。即ち、「イベント情報」には、ハウスに設置された設備の稼働データ、天候(ハウス外部の気象)データ、農作業履歴データ、等が含まれる。
また、「前記ハウスの環境に係る物理量」には、例えば、温度、湿度、照度、二酸化炭素(CO)濃度、土壌水分量(或いは潅水量)、などが含まれる。即ち、「環境情報」には、ハウス内外の温度データ、湿度データ、照度データ、等が含まれる。また、「前記ハウス内で栽培される植物(以下、作物ともいう)の生育に係る生育情報」には、作物の形質(例えば、丈、葉や果実の数、茎の太さなど)データ、光合成量データの他、後述するように作物の収穫量データなども含まれる。また、「植物の生育量」には、作物の丈、葉や果実、茎の太さなどの増加量、光合成量、などが含まれる。なお、「植物の生育量を示す」とは、生育量の値を示すのみならず、作物の形質を示す値が時間軸に沿って複数示されることで、その増減から生育量が認識できることも含む意味である。
また、前記の各グラフにおける時間軸は、所望の期間のものを設定することができ、例えば、日単位、週単位、月単位、年単位などとしてもよいし、作物の収穫までの期単位とすることもできる。
このような構成を有するハウス管理システムによれば、ユーザーはハウス運用に係る異なる複数のデータをグラフにより視覚的に、かつ、一画面で確認することができるので、ハウス運用に係る異なる複数のデータの比較検討を、容易に行うことが可能になる。
また、前記ハウス運用比較補助手段は、異なる複数のハウスに係る前記ハウス運用分析図を、前記画像表示手段に同時に表示させてもよいし、対象となる期間が異なる前記ハウス運用分析図を、前記画像表示手段に同時に表示させてもよい。
ここで、「異なる複数のハウス」とは、異なる複数の農家が運用するハウス、であってもよいし、一の農家が複数運用するうちの異なるハウスであってもよい。また、「対象となる期間が異なる」とは、例えば、今年と昨年(或いは、今期と前期)、今年と一昨年、昨年と一昨年、などとすることができる。
このような構成を有するハウス管理システムによれば、ユーザーは、例えば作物の生育状態、収穫量に差異が生じている異なるハウス、或いは、異なる年度(期)のハウス運用に係るデータを容易に比較検討することができる。
また、前記ハウスは、前記ハウスの環境を調節するための環境調節機構を備えており、
前記記憶手段が前記イベント情報を記憶する場合には、前記イベント情報に前記環境調節機構の稼働状況の変動に係る情報が含まれていてもよい。なお、環境調節機構には、例えば、照明装置、窓(天窓、側窓)、カーテン、換気扇、空調(冷暖房)装置、加湿器、CO発生機、などが含まれる。
このような環境調節機構(以下、設備ともいう)の稼働状況の変動(例えば、ON/OFF、窓・カーテンの開度の変化など)を、作物の生育情報と共通の時間軸で表示することにより、作物の生育に影響を与えた設備に関する分析を容易に行うことができる。また、ハウス内の環境情報と共通の時間軸で設備の稼働状況を表示することにより、設備の不具合を検出することなども可能になる。
また、前記生育情報には、前記植物の収穫量が含まれていてもよい。このような情報と、イベント情報又は環境情報とを共通の時間軸で表示することにより、作物の収穫量を左右する要因について、視覚的に分析を行うことが可能になる。
また、前記イベント情報、前記環境情報、前記生育情報、にはそれぞれ複数の項目に係る情報が含まれており、前記ハウス運用分析図作成手段は、前記の各情報の一部の項目のみを示すグラフを作成してもよい。
ここで、イベント情報、環境情報、生育情報に含まれる複数の項目とは、例えば、既に例示したような項目である。このような構成を有することにより、特に比較検討を行いたい項目を任意に抽出して表示したり、設定に基づいて提案される項目のみを表示させることができ、より効率的に比較検討を行うことが可能になる。
また、本発明は、画像表示手段と、記憶手段と、ハウス運用分析図作成手段と、ハウス運用比較補助手段と、を備え、上記のシステムの少なくとも一部を構成する、ハウス管理装置としてとらえることもできる。
また、本発明に係るハウス管理方法は、
ハウスで栽培される植物の生育に影響を与える事象に係るイベント情報、前記ハウスの環境に係る物理量を含む環境情報、前記ハウス内で栽培される植物の生育に係る生育情報、のうちの少なくとも2つを取得する、情報取得ステップと、
前記取得した情報を記憶する、情報記憶ステップと、
前記記憶された情報に基づいて、少なくとも前記事象の発生の有無を示す軸と時間軸とからなるイベント情報グラフ、前記ハウスの環境に係る物理量を示す軸と時間軸とからなる環境情報グラフ、前記植物の生育量を示す軸と時間軸とからなる生育情報グラフ、のうち少なくとも2つを、共通の時間軸で同時に示すハウス運用分析図、を作成する、グラフ作成ステップと、
異なる複数の前記ハウス運用分析図を、同時に画像表示手段に表示させる、比較画面表示ステップと、を有する。
また、前記比較画面表示ステップでは、異なる複数のハウスに係る前記ハウス運用分析図を、前記画像表示手段に同時に表示させてもよい。
また、前記比較画面表示ステップでは、対象となる期間が異なる前記ハウス運用分析図を、前記画像表示手段に同時に表示させてもよい。
また、前記ハウスは、前記ハウスの環境を調節するための環境調節機構を備えており、
前記情報記憶ステップにおいて前記イベント情報が記憶される場合には、前記イベント情報に前記環境調節機構の稼働状況の変動に係る情報が含まれていてもよい。また、前記生育情報には、前記植物の収穫量が含まれていてもよい。
また、前記イベント情報、前記環境情報、前記生育情報、にはそれぞれ複数の項目に係る情報が含まれており、前記グラフ作成ステップでは、前記の各情報の一部の項目のみを示すグラフを作成してもよい。
また、本発明は、上記の各方法を情報処理装置に実行させるためのプログラム、そのようなプログラムを非一時的に記録したコンピュータ読取可能な記録媒体として捉えることもできる。
また、上記構成及び処理の各々は技術的な矛盾が生じない限り互いに組み合わせて本発明を構成することができる。
本発明によれば、植物を栽培するためのハウスに係る複数の運用データの比較検討を、ユーザーが自ら行うことを支援する技術を提供することができる。
図1は、本発明の適用例に係るハウス管理システムの概略構成を示す模式図である。 図2は、適用例に係るハウス管理システムにおいて行われる処理の一部の流れを例示するフローチャートである。 図3は、適用例に係るハウス管理システムにおいて表示されるグラフの一例を示す図である。 図4は、適用例に係るハウス管理システムにおいて画像表示手段に表示される比較検討画面の一例を示す図である。 図5は、実施形態1に係るハウス管理システムの概略構成を示す模式図である。 図6は、実施形態1に係るハウス管理システムの機能部の構成を示すブロック部である。 図7は、実施形態1に係るハウス管理システムにおいて行われる処理の一部の流れを示すフローチャートである。 図8は、実施形態1に係るハウス管理システムにおいて画像表示手段に表示される比較検討画面の一例を示す図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。
<適用例>
(適用例の構成)
本発明は例えば、図1に示すようなハウス管理システム9に適用することができる。図1は本適用例に係るハウス管理システム9の概略構成を示す概略模式図である。ハウス管理システム9は、作物を育てるハウス900、ハウス管理端末910と、ハウス環境調節機構920と、各種センサ930とを含んで構成される。
ハウス900は、その内部で植物を栽培する屋内型の圃場であり、いわゆるビニールハ
ウスなどが該当するが、材質、サイズなどに特に限定はなく、多様な構造のものを含む。
ハウス管理端末910は、プロセッサ、メモリなどを備えるコンピュータによって構成することができ、後述するハウス環境調節機構920、各種センサ930と情報通信を行い、ハウス900内の環境を制御するとともに、作物の育成に係る情報をユーザーに提供する。具体的には、図1に示すように、制御部911、入力手段(例えば、キーボード、マウス、タッチパネルなど)912、画像表示手段(例えば、液晶ディスプレイなど)913、記憶手段(例えば、ハードディスクドライブ、フラッシュメモリなど)914、通信手段(例えば、LANインターフェースボード、無線通信回路、など)915を、含んで構成される。
記憶手段914には、少なくともハウス900で栽培される植物の生育に影響を与える事象に係るイベント情報と、ハウス900の環境に係る物理量を含む環境情報と、ハウス900で栽培される植物の生育に係る生育情報と、が記憶される。
なお、制御部911は、ハウス管理端末910の制御を司る手段であり、例えばCPU(Central Processing Unit)などで構成され、ハウス900運用に係る機能モジュールとして、ハウス運用分析図作成部9111、ハウス運用比較補助部9112を含んでいる。
ハウス運用分析図作成部9111は、記憶手段914に記憶された情報に基づいて、少なくとも前記事象の発生の有無を示す軸と時間軸とからなるイベント情報グラフと、ハウス900の環境に係る物理量を示す軸と時間軸とからなる環境情報グラフと、作物の生育量を示す軸と時間軸とからなる生育情報グラフとを含む、ハウス900の運用実績に係るハウス運用分析図を作成する。ハウス運用比較補助部9112は、ハウス運用分析図作成部9111が作成したハウス運用分析図を複数、画像表示手段913に同時に表示させる。
ハウス環境調節機構920は、ハウス900内の環境を調節するための種々の設備(例えば、照明装置、天窓、側窓、カーテン、換気扇、空調装置、潅水装置、CO発生機、ミスト発生機、など)である。
センサ930は、ハウス900内の環境に係る様々な物理量(例えば、気温、湿度、照度、CO濃度、など)、作物の生育量を計測するための計測機器であり、ハウス900内の全域が計測可能な場所に、必要な数だけ設置される。
(処理の流れ)
次に、図2を参照して、以上のような構成を有するハウス管理システム9において、ハウス運用の分析を行うための処理の一例について説明する。図2は、ハウス管理システム9が行う処理の一部の流れを示すフローチャートである。
ハウス管理端末910は、各種センサ930によって計測されたハウス900に係る環境情報を、通信手段915を介して取得し(ステップS901)、これを記憶手段914に記憶する(ステップS902)。
また、ハウス管理端末910は、イベント情報を取得し(ステップS903)、これを記憶手段に914に記憶する(ステップS904)。具体的には、ハウス環境調節機構920の稼働に関するデータを通信手段915を介して取得したり、ユーザーが作物に対して行った農作業(例えば、追肥、葉欠き、など)のデータを入力手段912を介してユーザーから取得したりする。
また、ハウス管理端末910は、生育情報を取得し(ステップS905)、これを記憶手段に914に記憶する(ステップS906)。具体的には、作物の収穫量のデータを入力手段912を介してユーザーから取得したり、作物の生育量のデータをセンサ930を介して取得したりする。
そして、ハウス管理端末910は、ユーザーから比較検討画面の表示指示を入力手段912を介して受け付けると(ステップS907)、ハウス運用分析図作成部9111において、対象となる期間が異なる複数のハウス運用分析図を作成する(ステップS908)。なお、どのようなハウス運用分析図をいくつ作成するのかは予め設定されていてもよいし、ユーザーによってその都度指定されるのであってもよい。
図3に、ハウス運用分析図の一例を示す。図3に示すハウス運用分析図は、上から順に、環境情報グラフ、イベント情報グラフ、生育情報グラフを備える構成となっており、X軸が24時間を示す共通の時間軸となっている。また、環境情報グラフのY軸は、ハウス内気温、ハウス外気温、日射量を示しており、イベント情報グラフのY軸は、側窓、天窓、カーテンの開閉状況を示しており、生育情報グラフのY軸は、作物の光合成量を示している。
続けて、ハウス運用比較補助部9112は、画像表示手段913に、ハウス運用分析図作成部9111が作成した複数のハウス運用分析図を同時に表示させ(ステップS909)、一連の処理を終了する。図4に、複数のハウス運用分析図が表示された画面の一例を示す。図4の画面例では、日付の異なる複数のハウス運用分析図が表示される態様を示している。なお、比較対象として、昨年(一昨年)の同日のもの、昨日(一昨日)のもの、などとすることができる。
なお、上記の処理において、ステップS901からS906までの処理は、順序が入れ変わっても構わない。
以上のような本適用例に係るハウス管理システム9によれば、同一画面に表示される複数のハウス運用分析図を比較検討することができ、視覚的にハウス運用に係る情報の分析を行うことができる。これにより、作物の生育状況、ハウスのランニングコストなどの分析を効率的に行うことが可能になる。
<実施形態1>
次に、本発明を実施するための形態の他の例であるハウス管理システム1について説明する。ただし、この実施形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは、特に記載がない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
(システム構成)
図5を参照して、本発明の実施形態に係るハウス管理システムの全体構成について説明する。図5はハウス管理システム1のシステム構成を示す模式図である。図5に示すように、本実施形態に係るハウス管理システム1は、センターサーバ110と、端末装置を備える複数のハウス120とが、通信ネットワークNを介して接続される構成となっている。なお、通信ネットワークNには、例えば、インターネット等の世界規模の公衆通信網であるWAN(Wide Area Network)やその他の通信網が採用されてもよい。また、通信ネットワークNは、携帯電話等の電話通信網、Wi-Fi(登録商標)等の無線通信網を含んでもよい。
センターサーバ110は、一般的なコンピュータにより構成される。すなわち、サーバ装置10は、CPUやDSP等のプロセッサ、読み込み専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)等の主記憶部、EPROM、ハードディスクドライブ(HDD)、リムーバブルメディア等の補助記憶部を有するコンピュータである。なお、リムーバブルメディアは、例えば、USBメモリやSDカード等のフラッシュメモリ、あるいは、CD-ROMやDVDディスク、ブルーレイディスクのようなディスク記録媒体である。補助記憶部には、オペレーティングシステム(OS)、各種プログラム、各種テーブル等が格納され、そこに格納されたプログラムを主記憶部の作業領域にロードして実行し、プログラムの実行を通じて各構成部等が制御されることによって、後述するような、所定の目的に果たす機能部を実現することができる。ただし、一部又は全部の機能部はASICやFPGAのようなハードウェア回路によって実現されてもよい。なお、センターサーバ110は、単一のコンピュータで構成されてもよいし、互いに連携する複数台のコンピュータによって構成されてもよい。
ハウス120は、上述の適用例において説明したのと同様に、種々のハウス環境調節機構、センサ(いずれも図示せず)、及びハウス管理端末121を備える。ハウス環境調節機構、センサについては適用例において既に説明したものと同様であるため、詳細な説明は省略する。
図6に、センターサーバ110及びハウス管理端末121の機能ブロック図を示す。図6に示すように、センターサーバ110は、通信手段111、記憶手段121、制御部113を備える構成となっている。
通信手段111は、センターサーバ110を通信ネットワークNに接続するための通信手段であり、例えばLANインターフェースボードや、無線通信のための無線通信回路を含んで構成される。
記憶手段121は、上述したような、EPROM、HDDなどによって構成され、通信ネットワークNを介して取得する、各ハウス120に係る環境情報、イベント情報、生育情報が記憶される。なお、環境情報、イベント情報、生育情報については、適用例において説明したものと同様であるため、詳細な説明は省略する。
制御部113は、センターサーバ110の制御を司る手段であり、例えば、CPUなどによって構成される。制御部113は、機能モジュールとして、ハウス運用分析図作成部1131を有している。
また、ハウス管理端末121は、通信手段122、画像表示手段123、入力手段124、制御部125を有しており、制御部125がハウス運用比較補助部1251の機能モジュールを備える構成となっている。また、図示しないが、ハウス管理端末121は、ハウス120内に配置されている各種の環境調節機構及びセンサと有線又は無線の通信手段により接続されている。
なお、本実施形態に係るハウス管理端末121は、通信手段122が通信ネットワークNとも接続する点、環境情報、イベント情報、生育情報を記憶する記憶手段を備えない点、及び制御部125が、機能モジュールとしてハウス運用分析図作成部を備えない点、において、適用例に係るハウス管理端末910と異なっている。その他の構成については、適用例に係るハウス管理端末910と同様であるため、詳細な説明は省略する。
(処理の流れ)
以上のような構成を有するハウス管理システム1において、ハウス運用の分析を行うた
めの処理の一例について説明する。図7は、ハウス管理システム1が行う処理の一部の流れを示すフローチャートである。
まず、各ハウス120において、ハウス管理端末121によって、環境情報、イベント情報、生育情報、が取得される(ステップS101~ステップS103)。各情報の取得については、適用例において既に説明したものと同様であるため、ここでの詳細な説明は省略する。
そして、取得された環境情報、イベント情報、生育情報は、ハウス管理端末121から通信ネットワークNを介してセンターサーバ110に送信される(ステップS104)。送信された各情報は、センターサーバ110において記憶手段112に記憶される(ステップS105)。なお、ハウス管理端末121において取得された情報は、所定時間毎にまとめてセンターサーバ110送信されるのであってもよいし、各情報が個別に、随時送信、記憶されるのであってもよい。即ち、ステップS101からステップS105の処理は、必ずしもこの通りの順序でなくともよい。
そして、ユーザーが入力手段124を介して検討画面の表示を指示すると、当該指示が通信ネットワークNを介してセンターサーバ110に送信され、センターサーバ110において当該指示が受け付けられる(ステップS106)。すると、ハウス運用分析図作成部1131が記憶手段112に記憶された情報に基づいて、異なる複数のハウスに係るハウス運用分析図を作成する(ステップS107)。なお、どのようなハウス運用分析図をいくつ作成するのかは予め設定されていてもよいし、ユーザーによってその都度指定されるのであってもよい。
作成されたハウス運用分析図は通信ネットワークNを介して、ハウス管理端末121に送信される(ステップS108)。そして、当該ハウス運用分析図に基づいて、ハウス運用比較補助部1251が画像表示手段123に、異なる複数のハウスに係るハウス運用分析図を同時に表示させ(ステップS109)、一連の処理を終了する。
図8に、本実施形態において複数のハウス運用分析図が表示された画面の一例を示す。図8の画面例では、ハウス120aに係るハウス運用分析図と、ハウス120bに係るハウス運用分析図が重畳して表示される態様を示している。図8に示す画面例では、上段に、環境情報グラフ及び生育情報グラフ、下段にイベント情報グラフを備える構成であり、ハウス内の一日の平均気温が折れ線グラフで、作物の生育情報(例えば草丈、累積収穫量など)が棒グラフで示されている。
以上のような構成を有するハウス管理システム1によると、異なる複数のハウス間でのハウス運用に係る情報を一画面に同時に表示させて、比較検討することが可能になる。これにより、効率的にハウス間の収穫量の違いなどの要因分析を行うことができる。また、センターサーバ110と複数のハウス120とが通信ネットワークNを介して接続されることにより、様々な気象条件下でのハウス運用に係る情報を、集約することができ、ビッグデータの活用による模範的なハウス運用に係るハウス運用分析図を作成してこれとの比較検討を行うことにより、生産性を高めることも可能になる。
<その他>
上記の実施形態は、本発明を例示的に説明するものに過ぎず、本発明は上記の具体的な形態には限定されない。本発明はその技術的思想の範囲内で種々の変形が可能である。例えば、実施形態1において、異なる複数のハウスに係るハウス運用分析図だけでなく、対象となる期間の異なるハウス運用分析図を作成、表示させることも可能である。
また、実施形態1において、ハウス運用分析図作成部をハウス管理端末が有する構成であっても構わないし、センサに通信機能を持たせて、計測したデータをハウス管理端末を介さずに直接センターサーバ110へ送信するような構成としてもよい。
また、画像表示手段も必ずしもハウス管理端末と一体になっている必要はなく、例えば、ハウス管理端末とは別体のディスプレイ装置、携帯情報端末などに、異なる複数のハウス運用分析図を表示させるような構成であっても構わない。
また、ハウス運用分析図の表示例は、あくまで一例であり、表示される、項目、期間、表示態様などは、様々に変形可能であることは言うまでもない。例えば、上記実施形態では、環境情報、イベント情報、生育情報、を取得・記憶し、これに基づいて環境情報グラフ、イベント情報グラフ、生育情報グラフを作成する構成となっていたが、上記各情報のうちの2つの情報に基づいて、対応するグラフ及びハウス運用分析図を作成、表示するのであってもよい。
<付記>
本発明の一の態様は、
植物を栽培するハウスを管理するためのハウス管理システム(9)であって、
画像表示手段(913)と、
前記ハウスで栽培される植物の生育に影響を与える事象に係るイベント情報、前記ハウスの環境に係る物理量を含む環境情報、前記ハウス内で栽培される植物の生育に係る生育情報、のうちの少なくとも2つを記憶する記憶手段(914)と、
前記記憶手段に記憶された情報に基づいて、
少なくとも前記事象の発生の有無を示す軸と時間軸とからなるイベント情報グラフ、
前記ハウスの環境に係る物理量を示す軸と時間軸とからなる環境情報グラフ、
前記植物の生育量を示す軸と時間軸とからなる生育情報グラフ、
のうち少なくとも2つを、共通の時間軸で同時に示すハウス運用分析図を、作成する、ハウス運用分析図作成手段(9111)と、
異なる複数の前記ハウス運用分析図を、前記画像表示手段に同時に表示させる、ハウス運用比較補助手段(9112)と、
を有することを特徴とする、ハウス管理システム(9)である。
また、本発明の他の一の態様は、
ハウスで栽培される植物の生育に影響を与える事象に係るイベント情報、前記ハウスの環境に係る物理量を含む環境情報、前記ハウス内で栽培される植物の生育に係る生育情報、のうちの少なくとも2つを取得する、情報取得ステップ(S901;S903;S905)と、
前記取得した情報を記憶する、情報記憶ステップ(S902;S904;S906)と、
前記記憶された情報に基づいて、少なくとも前記事象の発生の有無を示す軸と時間軸とからなるイベント情報グラフ、前記ハウスの環境に係る物理量を示す軸と時間軸とからなる環境情報グラフ、前記植物の生育量を示す軸と時間軸とからなる生育情報グラフ、のうち少なくとも2つを、共通の時間軸で同時に示すハウス運用分析図、を作成する、グラフ作成ステップ(S908)と、
異なる複数の前記ハウス運用分析図を、同時に画像表示手段に表示させる、比較画面表示ステップ(S909)と、
を有する、ハウス管理方法である。
1、9・・・ハウス管理システム
110・・・センターサーバ
120、900・・・ハウス
121、910・・・ハウス管理端末
113、125、911・・・制御部
1131、9111・・・ハウス運用分析図作成部
1251、9112・・・ハウス運用比較補助部
124、912・・・入力手段
123、913・・・画像表示手段
112、914・・・記憶手段
111、122、915・・・通信手段
N・・・通信ネットワーク

Claims (12)

  1. 植物を栽培するハウスを管理するためのハウス管理システムであって、
    画像表示手段と、
    前記ハウスで栽培される植物の生育に影響を与える事象に係るイベント情報、前記ハウスの環境に係る物理量を含む環境情報、前記ハウス内で栽培される植物の生育に係る生育情報、のうちの少なくとも2つを記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶された情報に基づいて、
    少なくとも前記事象の発生の有無を示す軸と時間軸とからなるイベント情報グラフ、
    前記ハウスの環境に係る物理量を示す軸と時間軸とからなる環境情報グラフ、
    前記植物の生育量を示す軸と時間軸とからなる生育情報グラフ、
    のうち少なくとも2つを、共通の時間軸で同時に示すハウス運用分析図を、作成する、ハウス運用分析図作成手段と、
    異なる複数の前記ハウス運用分析図を、前記画像表示手段に同時に表示させる、ハウス運用比較補助手段と、
    を有しており、
    前記ハウス運用比較補助手段は、少なくとも対象となる期間が異なる前記ハウス運用分析図を、前記画像表示手段に同時に表示させることを特徴とする、ハウス管理システム。
  2. 植物を栽培するハウスを管理するためのハウス管理システムであって、
    画像表示手段と、
    前記ハウスで栽培される植物の生育に影響を与える事象に係るイベント情報、前記ハウスの環境に係る物理量を含む環境情報、前記ハウス内で栽培される植物の生育に係る生育情報、のうちの少なくとも2つを記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶された情報に基づいて、
    少なくとも前記事象の発生の有無を示す軸と時間軸とからなるイベント情報グラフ、
    前記ハウスの環境に係る物理量を示す軸と時間軸とからなる環境情報グラフ、
    前記植物の生育量を示す軸と時間軸とからなる生育情報グラフ、
    のうち少なくとも2つを、共通の時間軸で同時に示すハウス運用分析図を、作成する、ハウス運用分析図作成手段と、
    異なる複数の前記ハウス運用分析図を、前記画像表示手段に同時に表示させる、ハウス運用比較補助手段と、
    を有しており、
    前記生育情報には、前記植物の収穫量が含まれることを特徴とする、ハウス管理システム。
  3. 前記ハウス運用比較補助手段は、異なる複数のハウスに係る前記ハウス運用分析図を、前記画像表示手段に同時に表示させる、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のハウス管理システム。
  4. 前記ハウスは、前記ハウスの環境を調節するための環境調節機構を備えており、
    前記記憶手段が前記イベント情報を記憶する場合には、前記イベント情報に前記環境調節機構の稼働状況の変動に係る情報を含む、
    ことを特徴とする、請求項1から3のいずれか一項に記載のハウス管理システム。
  5. 前記イベント情報、前記環境情報、前記生育情報、にはそれぞれ複数の項目に係る情報が含まれており、
    前記ハウス運用分析図作成手段は、前記の各情報の一部の項目のみを示すグラフを作成する、
    ことを特徴とする、請求項1からのいずれか一項に記載のハウス管理システム。
  6. 前記画像表示手段と、前記記憶手段と、前記ハウス運用分析図作成手段と、前記ハウス運用比較補助手段と、を備え、請求項1からのいずれか一項に記載のハウス管理システムの少なくとも一部を構成する、ハウス管理装置。
  7. ハウスで栽培される植物の生育に影響を与える事象に係るイベント情報、前記ハウスの環境に係る物理量を含む環境情報、前記ハウス内で栽培される植物の生育に係る生育情報、のうちの少なくとも2つを取得する、情報取得ステップと、
    前記取得した情報を記憶する、情報記憶ステップと、
    前記記憶された情報に基づいて、少なくとも前記事象の発生の有無を示す軸と時間軸とからなるイベント情報グラフ、前記ハウスの環境に係る物理量を示す軸と時間軸とからなる環境情報グラフ、前記植物の生育量を示す軸と時間軸とからなる生育情報グラフ、のうち少なくとも2つを、共通の時間軸で同時に示すハウス運用分析図、を作成する、グラフ作成ステップと、
    異なる複数の前記ハウス運用分析図を、同時に画像表示手段に表示させる、比較画面表示ステップと、
    を有しており
    前記比較画面表示ステップでは、少なくとも対象となる期間が異なる前記ハウス運用分析図を、前記画像表示手段に同時に表示させることを特徴とする、ハウス管理方法。
  8. ハウスで栽培される植物の生育に影響を与える事象に係るイベント情報、前記ハウスの環境に係る物理量を含む環境情報、前記ハウス内で栽培される植物の生育に係る生育情報、のうちの少なくとも2つを取得する、情報取得ステップと、
    前記取得した情報を記憶する、情報記憶ステップと、
    前記記憶された情報に基づいて、少なくとも前記事象の発生の有無を示す軸と時間軸とからなるイベント情報グラフ、前記ハウスの環境に係る物理量を示す軸と時間軸とからなる環境情報グラフ、前記植物の生育量を示す軸と時間軸とからなる生育情報グラフ、のうち少なくとも2つを、共通の時間軸で同時に示すハウス運用分析図、を作成する、グラフ作成ステップと、
    異なる複数の前記ハウス運用分析図を、同時に画像表示手段に表示させる、比較画面表
    示ステップと、
    を有しており、
    前記生育情報には、前記植物の収穫量が含まれることを特徴とする、ハウス管理方法。
  9. 前記比較画面表示ステップでは、異なる複数のハウスに係る前記ハウス運用分析図を、前記画像表示手段に同時に表示させる、
    ことを特徴とする、請求項7又は8に記載のハウス管理方法。
  10. 前記ハウスは、前記ハウスの環境を調節するための環境調節機構を備えており、
    前記情報記憶ステップにおいて前記イベント情報が記憶される場合には、前記イベント情報に前記環境調節機構の稼働状況の変動に係る情報を含む、
    ことを特徴とする、請求項からのいずれか一項に記載のハウス管理方法。
  11. 前記イベント情報、前記環境情報、前記生育情報、にはそれぞれ複数の項目に係る情報が含まれており、
    前記グラフ作成ステップでは、前記の各情報の一部の項目のみを示すグラフを作成する、
    ことを特徴とする、請求項から1のいずれか一項に記載のハウス管理方法。
  12. 請求項から1のいずれか一項に記載の各ステップを、情報処理装置に実行させるためのプログラム。
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